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ネオ・ジオンの総帥たる[[シャア・アズナブル]]からの信用が厚く、[[ルナツー]]奇襲作戦では[[指揮]]を任されていた。ナナイ自身もニュータイプの素養が有ったようだが、前線での際立った活躍は無い。 | ネオ・ジオンの総帥たる[[シャア・アズナブル]]からの信用が厚く、[[ルナツー]]奇襲作戦では[[指揮]]を任されていた。ナナイ自身もニュータイプの素養が有ったようだが、前線での際立った活躍は無い。 | ||
− | + | プライベートにおいても一人の女性としてシャアを愛しており、公私にわたって彼を陰ながらサポートする存在であった。中には「シャアに取り入ったおかげで、あの地位に付いた」と陰口を叩く者もいたが、もちろんナナイの実力は本物である。 | |
− | + | 『逆襲のシャア』後の作品には登場しておらず、消息は不明。 | |
=== 語られる過去 === | === 語られる過去 === | ||
北爪宏幸氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にも登場しており、'''当時14歳の眼鏡っ娘'''だった。[[ジオン公国]]の首都「ズムシティ」近郊にある、かつてフラナガン博士の使っていたラボで手伝いをしているが、元々はニュータイプ被験者として訓練に参加していた<ref>なお、初顔合わせの場面では[[シャア・アズナブル]]、ナナイ・ミゲル、[[ハマーン・カーン]]、ナタリー・ビアンキ(『C.D.A. 』におけるシャアの恋人的ポジション)、[[ララァ・スン]](回想シーンに登場)と…'''「シャアを巡る女性達オールスターズ」'''な顔ぶれが揃っている。</ref>。 | 北爪宏幸氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にも登場しており、'''当時14歳の眼鏡っ娘'''だった。[[ジオン公国]]の首都「ズムシティ」近郊にある、かつてフラナガン博士の使っていたラボで手伝いをしているが、元々はニュータイプ被験者として訓練に参加していた<ref>なお、初顔合わせの場面では[[シャア・アズナブル]]、ナナイ・ミゲル、[[ハマーン・カーン]]、ナタリー・ビアンキ(『C.D.A. 』におけるシャアの恋人的ポジション)、[[ララァ・スン]](回想シーンに登場)と…'''「シャアを巡る女性達オールスターズ」'''な顔ぶれが揃っている。</ref>。 | ||
− | ことぶきつかさ氏の漫画『デイ・アフター・トゥモロー~[[カイ・シデン]] | + | ことぶきつかさ氏の漫画『デイ・アフター・トゥモロー~[[カイ・シデン]]のレポートより~』でも、元々はニュータイプ研究所の被験者だったが、施設縮小のあおりを受けて研究者側へ変わっている。そのため[[ゲーツ・キャパ]]、[[ロザミア・バダム]]とは知り合い。また、当時はジャーナリストでありながら[[カラバ]]協力のためにデータ回収を行っていたカイ・シデンとも遭遇している。 |
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:行方不明になる前のシャアから[[ラプラスの箱]]や[[コロニーレーザー]]の情報を教えられており、ラプラスを起ち上げる際に活用していた。 | :行方不明になる前のシャアから[[ラプラスの箱]]や[[コロニーレーザー]]の情報を教えられており、ラプラスを起ち上げる際に活用していた。 | ||
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:[[強化人間]]。NT研究所の所長として彼の調整も担当している。 | :[[強化人間]]。NT研究所の所長として彼の調整も担当している。 | ||
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:北爪宏幸氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。実兄で[[ニュータイプ]]。 | :北爪宏幸氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。実兄で[[ニュータイプ]]。 | ||
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**[[プレイステーション|PS]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、ディスクをCDプレイヤーで再生すると聞ける警告メッセージのドラマ内にて'''「ナナイと話していると思ったら、突如ハマーンへと豹変する」'''というネタに近いやり取りも存在する。 | **[[プレイステーション|PS]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、ディスクをCDプレイヤーで再生すると聞ける警告メッセージのドラマ内にて'''「ナナイと話していると思ったら、突如ハマーンへと豹変する」'''というネタに近いやり取りも存在する。 | ||
− | *『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[主人公]]である[[ウッソ・エヴィン]] | + | *『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[主人公]]である[[ウッソ・エヴィン]]は、母親の[[ミューラ・ミゲル]]がナナイと同じ「ミゲル」姓である事から、「ウッソはナナイ(と[[シャア・アズナブル|シャア]])の孫あるいは曾孫」だという説も根強く囁かれたが、「ミゲル」のスペルが異なるので無関係である(ナナイは「Miguel」、ミューラは「Miggell」)。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == |
2021年12月30日 (木) 11:58時点における版
ナナイ・ミゲル | |
---|---|
外国語表記 | Nanai Miguel |
登場作品 | |
声優 | 榊原良子 |
デザイン | 北爪宏幸 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 24歳前後 |
所属 | ネオ・ジオン軍 |
役職 | 戦術士官 |
軍階級 | 大尉 |
ナナイ・ミゲルは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の登場人物。
概要
ギュネイ・ガスを強化したニュータイプ研究所の所長にして、ネオ・ジオン軍の戦術士官。
ネオ・ジオンの総帥たるシャア・アズナブルからの信用が厚く、ルナツー奇襲作戦では指揮を任されていた。ナナイ自身もニュータイプの素養が有ったようだが、前線での際立った活躍は無い。
プライベートにおいても一人の女性としてシャアを愛しており、公私にわたって彼を陰ながらサポートする存在であった。中には「シャアに取り入ったおかげで、あの地位に付いた」と陰口を叩く者もいたが、もちろんナナイの実力は本物である。
『逆襲のシャア』後の作品には登場しておらず、消息は不明。
語られる過去
北爪宏幸氏の漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にも登場しており、当時14歳の眼鏡っ娘だった。ジオン公国の首都「ズムシティ」近郊にある、かつてフラナガン博士の使っていたラボで手伝いをしているが、元々はニュータイプ被験者として訓練に参加していた[1]。
ことぶきつかさ氏の漫画『デイ・アフター・トゥモロー~カイ・シデンのレポートより~』でも、元々はニュータイプ研究所の被験者だったが、施設縮小のあおりを受けて研究者側へ変わっている。そのためゲーツ・キャパ、ロザミア・バダムとは知り合い。また、当時はジャーナリストでありながらカラバ協力のためにデータ回収を行っていたカイ・シデンとも遭遇している。
その他
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』では「メスタ・メスア」という名前で登場する。
登場作品と役柄
『逆襲のシャア』が再現される機会は割と多いが、ナナイはそれほど出演していない。初期の作品ではレウルーラの艦長扱いになっている場合が多かったが、現在ではライルやヒル・ドーソンにその座を譲り、NPC止まりとなっている場合が多い。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- クワトロが仲間でなければ、シナリオ「魔装機神」にNPCとして登場する。旧シリーズでは逆シャアの原作再現が無い為、ナナイの出番はここだけ。
- この時はDCを離れたシャアの仲間として登場するのだが、ララァも一緒にいる。旧シリーズには以後ララァ共々登場しないため、シャアを廻る「女の戦い」がどうなったのかは不明。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 榊原氏のボイスを収録。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ルート次第でアクシズに監禁されたクワトロにサザビーをくれる。また、敵として登場してもクワトロをぶつければ撤退する。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- レウルーラの艦長として登場。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 本作でのネオ・ジオンは、ハマーンやフロンタルといった司令官クラスの人間がいる為かシャアの補佐役に徹しており、レウルーラには乗らず敵として戦う機会は無い。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- シャアがZ-BLUEに合流してからはソレスタルビーイング号に留まり、参謀役を務めた。また、マリーダの再調整を担当したのがナナイである事が示唆されている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 隠しシナリオの逆襲のシャアシナリオに登場。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 終盤でクワトロと密会するシーンがある。顔・名前は伏せられているが、この時点で彼を「大佐」と呼んでいた。その後は『COMPACT2』同様、隠しシナリオの逆襲のシャアシナリオに登場する。倒すとゲームオーバーになるので無視しよう。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 原作終了設定。行方不明のシャアの意志を継ぎ、アクシズを拠点にミネバ等と共に「ラプラス」の一員として活動。
- 行方不明になる前のシャアからラプラスの箱やコロニーレーザーの情報を教えられており、ラプラスを起ち上げる際に活用していた。
- スーパーロボット大戦T
- 声なしのNPC。レウルーラの艦長はライルに譲った。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 宇宙編で登場するが、非戦闘員。シャアは敗北後バルマー帝国に同行し地球を去ったが、ナナイがどうなったのかは語られない。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SRサポートユニット。
- スーパーロボット大戦DD
- 第1章Part2より登場。
- スーパーロボット大戦30
- NPC。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- ダメージ-10%
- 『第2次α』で採用。
サポートアビリティ
- ニュータイプ研究所長
- SR。命中率、回避率アップ。
人間関係
- シャア・アズナブル
- 表向きには上官であるが、裏ではシャアの愛人と言える存在となっている。
- ギュネイ・ガス
- 強化人間。NT研究所の所長として彼の調整も担当している。
- クェス・パラヤ
- シャアの近くにいるという事で敵視される。ナナイの方もクェスを「あんな小娘」と罵っている。
- ジョルジョ・ミゲル
- 北爪宏幸氏の漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。実兄でニュータイプ。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- カミーユ・ビダン、エマ・シーン
- 『α』では、ハマーンによってアクシズに監禁されていた彼らを自身の手引きによって解放した。
- 『V』ではシャアの遺志を受けて、カミーユをラプラスへと招き入れる。
- ハマーン・カーン
- 中の人が同じであり、しかも同じ男性を愛した関係である。『第2次α』のハマーン受入ルートではシャアに尽くして死んだ事を羨まれていた。
- 再度の共演となる『第3次Z』では、最終的には共にシャアを支える事となった。
- フル・フロンタル
- 「シャアの再来」と呼ばれる男。『第3次Z時獄篇』ではシャアから彼の正体を探るように依頼されていた。
- ミネバ・ラオ・ザビ
- ザビ家の末裔。『第3次Z』『30』では共にシャアを支えた。
- 『V』では、彼女をラプラスへと招き入れる。
- マリーダ・クルス
- 『第3次Z天獄篇』では、彼女の再調整を担当した。
リアル系
- イネス・フレサンジュ
- 『V』では、ボソンジャンプでアクシズにジャンプしてきた彼女を保護する。
スーパー系
- ひびき洸
- 『α』では、ハマーンによってアクシズに監禁されていた彼等を自身の手引きによって解放した。
- ロム・ストール
- 『IMPACT』ハードルートでは、ナナイも彼の前口上へ驚愕のリアクションを取るハメに…。
名台詞
- 「アムロ・レイは、優しさがニュータイプの武器だと勘違いしている男です。女性ならそんな男も許せますが、大佐はそんなアムロを許せない…」
- アムロとシャアとの関係をナナイなりに評して。
- 「大佐の…大佐の命が…吸われていきます…」
- 「アクシズ・ショック」の光を見ての台詞。『第2次α』では、決別ルートでの最期の台詞。
- 「ああ…大佐が……」
- シャアが死亡あるいは行方不明になった際の台詞。第2次ネオ・ジオン抗争終結後、ナナイはどうなったか不明。
迷台詞
- 「ですが、大佐にはこのナナイがおります」
「こんな小娘放っといて、私とアダルトな時間を過ごしましょう」
「私がララァの代わりにママァになってあげますわ」 - 『フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式PV「【RTA風】逆シャア解説PV【ゆっくりクェス】」より。公式によって宣伝用にパロディ化された「だいたいあっている」作品の解説動画。
そのため、シャアの人物紹介にあたって、上記のようなクセのある解説がクスリと笑えると評判になった[2]。この台詞を受けてクェスからは「年増なだけでしょ」とチクリと言われて…?
スパロボシリーズでの名台詞
- 「もはや…ここまでか…。総員、脱出せよ!」
- 『第2次α』より。ハマーン休戦ルートでの最期の台詞。
- ミネバ「私とハマーンとあなた…。シャアの側にいた女三人…ことごとく、あの男と対する事になるとはな」
「それぞれの立場はありますが、私もハマーンも、これが自然な事だと考えております」
ミネバ「私も同じだ」 - 『第3次Z天獄篇』第44話「宿命を越えて」より。
搭乗機体
- レウルーラ
- 作戦参謀として乗艦しているが、SRWでは艦長扱いされる場合が多い。
SRWでの搭乗機体
余談
- ナナイはハマーンとは声優(CV:榊原良子氏)が同じ事から、「ナナイはハマーンと同一人物」という流言が流れた事もある(当然ながら半ば声優ネタに近い)。
- 『機動戦士Vガンダム』の主人公であるウッソ・エヴィンは、母親のミューラ・ミゲルがナナイと同じ「ミゲル」姓である事から、「ウッソはナナイ(とシャア)の孫あるいは曾孫」だという説も根強く囁かれたが、「ミゲル」のスペルが異なるので無関係である(ナナイは「Miguel」、ミューラは「Miggell」)。
脚注
資料リンク
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