「クロノクル・アシャー」の版間の差分
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:第34話より。 | :第34話より。 |
2021年10月16日 (土) 10:35時点における版
クロノクル・アシャー | |
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外国語表記 | Cronicle Asher |
登場作品 | |
声優 | 檀臣幸 |
デザイン | 逢坂浩司 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦G |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(スペースノイド) |
性別 | 男 |
年齢 | 20歳 |
所属 | ザンスカール帝国 |
役職 | パイロット⇒モトラッド艦隊司令長官 |
軍階級 | 大尉 |
クロノクル・アシャーは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。
概要
ザンスカール帝国女王、マリア・ピァ・アーモニアの実弟であり、シャクティ・カリンの叔父にあたる人物。生粋のスペースノイドであり、地球の埃を嫌って白い防塵マスクを着用しているのが特徴。
物語の序盤、カサレリアにてモビルスーツシャッコーのテストを行っていたが、ウッソ・エヴィンに自らの機体を奪われるという手痛い失態を犯し、以後彼との因縁が深まってゆく。
その後リガ・ミリティアのアジトに乗り込んでオイ・ニュング伯爵の拉致に成功、女王マリアの実子であるシャクティを本国に連れ帰るなどの功績を立て、モトラッド艦隊の司令に就任するなどの出世コースを歩み始めた。
本来は他人への気遣いができる優しい人間であり、また潔癖症とも言えるほどに真面目な人物であった。しかし、出世コースに進んでから野心が彼の性格を歪めてしまったようで、モトラッド艦の地ならしによる虐殺を容認しつつも人質作戦は認めないなど、司令官としての一貫性を欠く行動を取るようになる。また、「女王の弟」という扱いづらい肩書きのせいで周囲からは陰で疎んじられ、自身もその立場に不満を抱いている。
最終決戦のエンジェル・ハイロゥ戦においてはリグ・コンティオを駆りウッソと戦うも敗れ、姉の名を呼びながら最期を遂げる。その死に様はウッソのV2ガンダムに乗機リグ・コンティオを破壊された後、機体のコクピットから投げ出され、空中を浮遊するエンジェル・ハイロゥのブロックに頭部から激突して死亡するという悲惨なものだった。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初参戦。DC所属。
- ファラやカテジナと違い、顔グラフィックはマスクを付けた1種類しか存在しない。故に宇宙でもマスク顔で登場する。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 最序盤からコンティオに搭乗。素人同然でいきなり戦うウッソのことを考えてほしいものである。
- その後はアドラステア、エンジェル・ハイロゥ落下後の最終戦ではリグ・コンティオに乗る。敵としては押しが弱いので、一撃で葬られることも。
- ちなみに、最終戦でカテジナ撃墜前にクロノクルを落とすと、カテジナに奇跡がかかる。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- オールドタイプの中では一流と呼べる能力値だが、リグ・コンティオに乗るまで真価を発揮できないのが辛い。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 地上ルートだと序盤から戦う機会が多い。
- フラグを満たすと、なんとエンジェル・ハイロゥ戦後にカテジナと共に仲間にできる(乗機はリグ・コンティオ)。能力は決して悪くないものの、集中も必中も覚えないため、回避が高い後半の敵相手には苦戦を強いられ、さらにニュータイプパイロットが多い中で数少ないオールドタイプのためファンネル搭載機が使えない。
- 「敵時と味方時の能力が一緒のパイロットは、敵時にもボーナスポイントを引き継ぐ」という今作の仕様上、序盤から戦う機会のある彼にボーナスポイントを振り分けると2周目以降がきつくなるという難点がある。特に前述の「命中補正精神が無い」という弱点を補うため素の命中値を強化したりするとひらめきや不屈無しでは安心して戦えなくなってしまう。とはいえ、仲間にできるという事実だけで快挙とも言えるので、カテジナ共々戦列に加えて活躍させてあげたい。
- なお、ルイーナ打倒後の地球において、地球で虐殺を繰り返したモトラッド艦隊の司令だったクロノクル(とカテジナ)は何らかの制裁を受けたのでは、と推測するユーザーは多く、アンソロジーでもその点を描いた作品がある(尤も、似たような立場のグラキエースは特にお咎めなしなので、その辺りを見逃してもらった可能性もある)。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 概ねシナリオは再現されているが、原作よりは扱いが優遇されている。
- リグ・コンティオの強さと合わせて強敵の一人。ニュータイプ技能も持つ。シナリオ「狂気の力」ではゾンビ兵として蘇る。
- 本作から声が入ったが、以降新録をする事なく檀臣幸氏が2013年10月に死去したため、当作品が最初で最後のスパロボ参加となった。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SRサポートユニット。
- スーパーロボット大戦30
- 宇宙ルート序盤からコンティオに搭乗して現れる。ライブラリ出演だが、本作から「Gジェネシリーズ」にて収録した音源も使用されているのが確認されている。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
サポートアビリティ
- 女王マリアの弟
- SR。回避率大アップ。
人間関係
ザンスカール帝国
- カテジナ・ルース
- 拉致した後、恋人の関係になるが、出会いはお互いを不幸にしたようだ。
- マリア・ピァ・アーモニア
- 実の姉。なお、クロノクルが軍に入った理由は、彼女を守るためらしい。
- アルベオ・ピピニーデン
- 士官学校時代の先輩だが、クロノクルの方が昇進が早く、部下に。彼の実行した人質作戦には「見下げ果てた先輩だ!」と怒りを隠せなかった。
リガ・ミリティア
- ウッソ・エヴィン
- 何度も戦う。漫画版では、最後は宿敵同士として激しい死闘を繰り広げ、彼を死の寸前にまで追い込んだ。
- シャクティ・カリン
- 姪。姉と共に心配している。
- クロノクルの彼女に対する思いやりや心配は本物だが、己の野心のための駒として見ている面もあることを見透かされ、歪んだ叔父と思われてしまう。
- フランダース
- シャクティの愛犬。最初は警戒されていたが、手懐けてしまい、後に出会った時も声をかけていた。
- オイ・ニュング
- リガ・ミリティアのヨーロッパ抵抗組のリーダー。スパイとして侵入した際に捕虜にする。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 『D』では戦いに敗れ、捕虜になった際にウッソと彼に説得され、共に戦ってくれるように頼まれた。
- シーマ・ガラハウ
- 『α』では彼女に、女王の弟であることを嘲笑されてしまう。
- リリーナ・ドーリアン
- 『D』ては彼女との交渉に応じ、彼女の心意気を認め、いくつかの条件を飲む。
リアル系
スーパー系
- ロジャー・スミス
- 『D』でリリーナと共に交渉に参加。クロノクルは彼の交渉術があまり信用できないらしい。
- ジェイソン・ベック
- 『D』でピピニーデンがゴズ共々彼を送りつけてきたのだが、散々な目に遭わされた。
バンプレストオリジナル
- ジョシュア・ラドクリフ
- 『D』で地上ルートを通ると彼と因縁ができる。
名台詞
TV版
- 「これだ。よくもまあ、こんな地球にマスク無しでいられるな!」
- 第1話より。砂埃が舞う地球の環境に辟易して防塵マスクを装着した際の台詞。ちなみに、クロノクルの側にいた兵士は平然としていた。
- 「貴様らに地球を汚す権利はない!」
- 第2話より。シャッコーのコックピットの中で、ウッソと初対決(?)した際に。
- 「トイレはそこじゃないぞ」
- 第5話より。寝ぼけたスージィが通路で用を足そうとして、気遣って付き合う。スパイとして入り込んだ先でこんなことをしているあたり、人が良い。
- 「ここから……早く逃げなさい」
- 同上。基地が攻撃され、瓦礫からシャクティとスージィを庇った際の台詞。子供相手でも丁寧に言うところが、やはりクロノクルの人間性を感じさせる。
- 「ビームローターを使わずにこれほどの機動性を持ってるとは…!」
「この操作性の軽さ。これならひょっとすると子供でも操縦できるかもしれない…子供…?」
「このモビルスーツが大量生産されるようになったら、リガ・ミリティアの存在も無視できなくなるな」 - 第9話より。奪取したVガンダムの試運転を行い、その性能を高く評価していた。
- 「片足では機体もパワーも安定しないのなら、足を捨てる!」
「くっ、どうすればいいんだ!?」 - 同上。オリファーの駆るボトムファイターに片足を破壊され、ブーツをパージしようとVガンダムのマニュアルを開くが諦め機体を乗り捨てる。
- SRWでは乗り換えても問題なくブーツを外すことができるので心配は不要である。
- 「パイロット、死ねよっ!」
- 第26話より。サイド2の港ブロックにて、マリアを盾にして脱出を図ろうとするウッソ達のためにペギーのガンイージが抵抗。港への被害を出さないためにコンティオのビームサーベルでガンイージのコックピットを貫いた際の台詞。
- SRWでは戦闘台詞に採用されている。
- 「地球上だ。ホコリは感じるな」
- 第34話より。
- 「胸糞の悪い……! もうあの男を先輩などと思わん!」
- ピピニーデンがゴズ・バールに命じてウッソの母親を人質に取るという卑劣な作戦を実行したのを見て、嫌悪感と共に吐き捨てる。……が、クロノクルは既に「地球クリーン作戦」で多くの非戦闘員を虐殺するというピピニーデン以上の非道に手を染めているので、説得力はない。
- 「お前のような少年に何がわかる! 女王の弟にされてしまって、カガチなどとも戦わなければならなくなったこの私の苦しみが!」
- 第51話より。「あなたの弱さがカテジナさんを迷わせた」とウッソに責められた時の反論。
- カテジナをはじめとする周囲に翻弄され続け、生来の優しさゆえにそれらを捨てることもできずに追い詰められたクロノクルの心情が伺える。
- 「全てが分かった、ウッソ・エヴィン……キールームのシャクティと共に、我らを排除しようという魂胆! だから私にも見える!」
- ウッソとの最終決戦時に。
- 「やったなッ!! 白いヤツッ!」
- 最終決戦時。ウッソのV2とすれ違いざまに「光の翼」によって乗機のリグ・コンティオが大きく刻まれてしまった際に。クロノクルはすぐに機体を立て直そうとするが……
- 「ば、馬鹿な。私は…こんなところで止まる訳にはいかないのだ」
- 上記の直後にウッソからビームサーベルで追撃され、乗機のリグ・コンティオの下半身を失い、上半身も中破してしまった際の台詞。
- 自身の敗北が信じられずに動揺するが、既に機体は制御する術を失い、カテジナの絶叫を尻目にエンジェル・ハイロゥのリングを転げ落ちていく。
- 「姉さん、マリア姉さん……。助けてよ……マリア姉さん……」
- 上記の続きにして、最後の台詞。大破して転がり落ちた衝撃でコクピットハッチが開いてしまい、そのまま機体から投げ出され、自由落下している最中に。姉の幻影を見て、そのまま助けを求めるように両手を差し出す。そして、エンジェル・ハイロゥのブロックに頭部を叩きつけられて死亡してしまうのであった。
- 今際に助けを求めたのは愛しあったはずのカテジナではなく、実の姉であった。この事実は、クロノクルの死を感じ取ったカテジナの精神を更に不安定にさせていく。
- また、マリア当人は生前、「生者が死者に助けを求めてはならない」と口にしていたにも関わらず、その弟がこんな発言と共に死んでいったのは、皮肉としか言い様がない…。
- 余談だがこのシーンの直後にCMのアイキャッチが入るため、実際に見るとかなりインパクトが強い。クロノクルの顔面アップから「ゴッ」と鈍い音が響いた直後にクロノクルが画面から喪失し、そのままエンジェル・ハイロゥの壁が映し出され続け、「テテテテー」とアイキャッチのSEが入るという演出となっている。初見では何が起こったのか分かりにくく、Vガンダムの死亡シーンでも非常に印象的なシーンとなっている。
漫画版
- 「安心しろ‥子どもは相手にせん」
「わたしがしかえししたいのはリガ・ミリティア‥Vガンダムのパイロットにだ!!」 - 第2章「ウッソの旅立ち」より。ウッソ達の家を見つけて押し入った際、ウッソが前回自分をシャッコーから突き落とした少年だと気付き、彼から「仕返しにきたってわけか!?」と問われての返答。
- 乗機から突き落とされたのを笑顔で不問にする辺りはアニメ版同様優しい一面が垣間見えるのだが、仕返ししたい相手のことを無関係(と、この時は思っていた)な相手の前で怒りの形相で語るのがちょっと大人気ない。
- ウッソは彼の言う「仕返ししたい相手」が自分であるという事実がバレないように祈るも……。
- 「ほう‥き‥きさまがガンダムの‥わたしはこんな子どもに二度にわたって愚ろうされたわけだ‥」
「おぼえておけ! ウッソ・エヴィン!! 今日からおまえはザンスカール帝国のおたずね者だ! 死ぬまで逃げられんからなーっ わはははは」 - 直後、ウッソ達を救うべく乱入してきたマーベットが嬉々としてVガンダムのパイロットがウッソであるという事実をバラしてしまい、怒りの炎を燃え上がらせる。
- かくしてウッソの願いは見事に味方の手によって打ち砕かれ、クロノクルはこの時からウッソ打倒に心血を注ぐようになるのであった……。
- (ね‥ねえさんが‥‥)「‥‥死んだだと?」
「う‥うう‥‥」
「うわああああ」
「ワアアアア ヒイイイイ ウワアアアン」 - 第10章「
最終兵器 光臨す!!」より。姉マリアの悲報を聞いて号泣。この直後、血の涙を流す「復讐の竜」と化し、戦場に飛び立った。 - あまりの有様に、部下もやや引き気味。
- 「星さえもくだく我がドッゴーラのバリアーアタック! くらええい!」
- 同上。ウッソとの最終決戦において。エンジェル・ハイロゥの外壁を壊しV2ガンダムを掴み出した後、体当たりでとどめを刺そうとする。が、その時……。
- この技を繰り出す瞬間、クロノクルの瞳には獣の数字「666」が浮かんでいた。
- 「ねえさんが死にカガチも死んだ! ザンスカール帝国はもう おしまいだ!!」
「だがウッソ・エヴィン きさまだけは‥‥殺す!!」 - 第11章(最終章)「新たなる
出発 」より。ウッソを救うべく突撃を敢行したハンゲルグを葬り、ウッソに襲いかかりながら。もはやウッソへの妄執のみで動くクロノクルは、エンジェル・ハイロゥが壊れるのも気にせず暴れ回る。 - 「このドッゴーラ改は全身をバリア・コーティングしているのだ どんな攻撃もうけつけん!」
「このドッゴーラ改は‥‥」
ウッソ「わっ!」
「全身がビームそのものなのだ!」 - V2アサルトガンダムの攻撃をものともせず、勝ち誇るように言い放った台詞なのだが……作者はガンダム世界のビームについて大変な思い違いをしているようだ。
- 「オ‥レは‥もう‥‥ダメだ‥‥」「だが‥きさま‥‥‥も‥道連れ‥‥だ!!」
「バリア・エネルギーをすべて開放した‥‥いっしょに死ねええ!」 - 「電子レンジに入れられたダイナマイト」になりながらも、クロノクルはまだ生きていた。もはや崩壊寸前のドッゴーラ改でV2を羽交い絞めにし、道連れにしようとする。
迷台詞
小説版
- 「あの色が、カテジナの色か……」
- 第5巻(309ページ)より。ゴトラタンが発進する際に、カテジナの股間の××××の色を思い出しながら発した台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「まさか真ドラゴンなどというものが、現存しているとはな。いや、OZやリガ・ミリティアがそちらに戦力をとられているからこそ、我々もやりようがあるということか…」
- 『D』地上ルート「飛ばせ鉄拳!ダブルマジンガー!」より。本作では「早乙女の反乱」によって地上がゲッター線汚染で荒廃しているという設定のためか、世代外れかつ事件の影響を直接被ることはなかったコロニー育ちのクロノクルにも、元凶となった真ドラゴンの名は知れ渡っていたようである。
- 「…すまん、カテジナ。このような状況で生き残ったからには、私は、女王マリアの弟としてではなく、私個人として自らの有り様を、地球に対して、自分に対して、示さねばならん。君に対してもだ」
「そのために、たとえウッソ・エヴィンやブルー・スウェアと一緒であろうとも、地球圏を守るという戦いには、参加しなければならない。…つきあってもらえるか」 - 『D』の終盤、ブルー・スウェアに加わって戦う事を決意し、それをカテジナに打ち明けて。その姿に、ヘタれてしまった原作終盤の彼の面影は無い。
- 「私が散々苦しめられたこの攻撃を、貴様も味わうがいいっ!!」
- 『D』におけるV2ガンダムの光の翼使用時の台詞。しかしながら、原作では彼がV2と交戦したのは最終決戦時のみ。分離攻撃で苦しめられたのを思い出しているのであろうか。
搭乗機体
- シャッコー
- テストパイロットとして搭乗していたが、ウッソに奪われてしまう。ここから二人の因縁が始まる。
- ゾロ
- 赤いカラーリングで塗装されたクロノクル専用の機体。SRW未登場。
- なお、クロノクルは別に量産カラーの機体にも搭乗している(Vガンダムを奪った際、逆にウッソに奪われた)。
- トムリアット
- ジブラルタル戦で使用。
- ゾロアット
- 宇宙に上がったリガ・ミリティアと交戦。
- コンティオ
- 試作の機体で放棄されたものを彼が完成させ、同一機による小隊を編成した。
- 漫画版ではデザインこそ同じものの、「ビヒモス」という名前になっている[1]。
- リグ・コンティオ
- 最終搭乗機。コンティオの後継機で、作中最強クラスのMS。
- アドラステア
- モトラッド艦隊司令になったとき与えられた最新鋭艦。通称「バイク戦艦」。
- Vガンダム
- 奪取した際に搭乗。
- ドッゴーラ改
- 漫画版における最終搭乗機。
余談
- ウッソ・エヴィン役の阪口大助氏と、カテジナ・ルース役の渡辺久美子氏は、『機動戦士Vガンダム』で一番好きなキャラクターにクロノクル・アシャーを挙げている。
- 所謂“仮面キャラ”である事やその名前から、ウッソにとってのシャア・アズナブルのようなライバル的存在になるべく設定されていたはずであった…が、クロノクル自身の優柔不断さが災いし、また部下であるカテジナ・ルースの強烈なキャラに完全に存在を食われてしまった事もあって、最終的にライバルとも呼べない「ただの敵」へと成り下がってしまった。その役どころは『機動戦士Ζガンダム』のジェリド・メサに近いものがあると言えよう。
- 『コミックボンボン』で連載された岩村俊哉氏の漫画版ではラスボス的存在として登場する。終始ウッソのライバルとしての立ち位置を保っていたが、最終決戦では姉マリアの悲報を聞き、部下の前で子供のように号泣。血の涙を流す「復讐の竜」と化し、マリアの仇を討つためにドッゴーラ改で出撃するものの、ウッソの秘策によって敗れる(そもそも、ウッソはマリアを殺していないので、クロノクルの勘違いだったりするのだが)。だが、完全に死んではおらず、死の間際までウッソを道連れにしようとする等、原作と比べものにもならない程の執念深さを見せた。また、漫画版にはカテジナが登場しない事もあって、兎に角インパクトは強い。
- 富野由悠季総監督による小説版では、クロノクルはマリアの死に気付かず、分解しつつあるエンジェル・ハイロゥのリングのぶつかりあう中をカテジナと連携してウッソを追い詰めるものの、ウッソに気を取られていたせいでリングに挟まれて死亡する。
脚注
資料リンク
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