「ロラン・セアック」の版間の差分
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− | : | + | :シナリオ上[[∀ガンダム]]で強制出撃する機会が多々あるが、上記の通りあまり避けない上に撃墜が[[敗北条件]]の場合も多いため何かと危なっかしい。[[必中]]、[[ひらめき]]を持つため削りに参加するだけに止めるか、使うなら普段から[[∀ガンダム]]に乗せての運用に慣れておきたい。イベントでローラ・ローラとして出撃する際は[[技量]]が少し下がる。違和感が気になるのだろうか? |
+ | :クロスオーバーでは、[[恐竜帝国]]が大気改造を通して人類絶滅を狙っていることに戦慄し、人類同士の戦争以上にその存在を危惧するシーンや、[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]が[[キエル・ハイム|キエル]]に変装していたことが皆に露見する前に知った[[流竜馬|竜馬]]との交流やゲッターチームの救出、洗濯出撃の際に[[ミリア・ファリーナ・ジーナス|ミリア]]や[[兜甲児|甲児]]との絡みがある。 | ||
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:この一言でシンは攻撃をやめ、[[ハリー・オード|ハリー]]と自分と共に[[ゼラバイア]]の迎撃に向かった。 | :この一言でシンは攻撃をやめ、[[ハリー・オード|ハリー]]と自分と共に[[ゼラバイア]]の迎撃に向かった。 |
2018年8月21日 (火) 04:57時点における版
ロラン・セアック | |
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外国語表記 | Rolan Cehack |
登場作品 | |
声優 | 朴璐美 |
デザイン | 安田朗 |
偽名 | ローラ・ローラ |
種族 | 地球人(ムーンレィス) |
性別 | 男 |
生年月日 | 正暦2328年11月2日 |
年齢 | 15歳 → 17歳 |
所属 | ムーンレィス → ハイム家 → ミリシャ |
概要
月の下層階級出身の少年。ムーンレィスの地球降下が人体に与える影響の調査の為に地球に降りる。
2年後のムーンレィスの地球降下の際、復活した“∀ガンダム”に搭乗した事から地球側として戦う事になってしまった。
性格は至って温厚で、優しく、明るく、朗らかな人柄の持ち主。ガンダム主人公としては、褐色の肌、声優が女性、複雑な過去が無い(正確には「劇中で描かれていない」)、特殊能力が特に無い、第1話でガンダムに乗らない(『機動戦士Vガンダム』で、富野監督がやりたかった演出だが当時は結局断念した)など今までに無いタイプ。
度々、「ローラ・ローラ」として女装を披露したのも印象深い。女装した主人公の前例であるジュドー・アーシタのそれとは違い、正体さえ知らなければ、誰が見ても女性と見紛う程の美しさである。
余談だが、洗濯及び乾燥をしたり、本来は多目的武器庫である胸部マルチパーパスサイロに動物を入れて運搬するなど、一風変わった使い方で∀を運用している。第50話でギム・ギンガナムに対して「∀はホワイトドールと言われて、人々に崇められてきた物なんです。その本体が機械であれば、使い方次第ではみんなの為にだってなります!」と言っている事からも分かるように、∀を「兵器」としてではなく「機械・道具」として捉えているのだろう。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。演じる朴璐美氏は今作がスパロボ初参加で、CMナレーションも担当している。原作のイベントを多く再現しておりDVEも多い。
- 回避がやや低いものの初期能力は格闘を筆頭に全体的に高く、援護もL1だが覚え、精神コマンドも非常に優秀。だが成長タイプの影響でSP以外は能力が伸びず、(能力傾向や精神コマンドが似通った)「ウッソやハリーで十分」という場面が多い。一応ウッソに無い援護、ハリーに無いひらめき、両者以上のSP、そしてソシエとの信頼補正で差別化はできる。ただ信頼補正はソシエの能力が低いため、積極的な活用は難しい。
- シナリオ上∀ガンダムで強制出撃する機会が多々あるが、上記の通りあまり避けない上に撃墜が敗北条件の場合も多いため何かと危なっかしい。必中、ひらめきを持つため削りに参加するだけに止めるか、使うなら普段から∀ガンダムに乗せての運用に慣れておきたい。イベントでローラ・ローラとして出撃する際は技量が少し下がる。違和感が気になるのだろうか?
- クロスオーバーでは、恐竜帝国が大気改造を通して人類絶滅を狙っていることに戦慄し、人類同士の戦争以上にその存在を危惧するシーンや、ディアナがキエルに変装していたことが皆に露見する前に知った竜馬との交流やゲッターチームの救出、洗濯出撃の際にミリアや甲児との絡みがある。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 原作通りのイベントで、ディアナを守っていく。
- 今回も主人公としては能力(初期値)は並。しかし、成長パターンが大器晩成型のため、レベルが上がるに連れて爆発的に能力が伸びる。能力以外の面で恵まれており、援護攻撃・援護防御は双方ともL4まで覚え、特殊技能にSP回復、精神コマンドに魂と気迫を持つ。強力な単体攻撃がないため援護攻撃の価値は薄れるが、気迫を持つためやはり∀ガンダムとの相性はいい。
- 今回もローラとして出撃する事があるが、『α外伝』とは異なり能力値は同じ。
- 本人のアムロやシンなどのガンダム系主人公との援護同士の掛け合いが収録されており、楽しみは増えている。今作では戦闘中、ミリシャの制服を愛用しているようだ。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 中盤にハリーやソシエ、ガロード達ガンダムXの面々と共に次元震に巻き込まれ、自軍に加入。今回は月光蝶が使用できないのが痛い。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 本作ではしばらくの間カットインでミリシャの制服を着ていたが、第33話からカットインが白いパイロットスーツ仕様に変更される。今作ではイベントでローラ・ローラの姿が見られる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 『時獄篇』では不参戦だったが今作で復帰を果たす。音声は新録があり、中断メッセージも2つある。最短は分岐ルートの第10話「蠍の毒、蝶の毒」。序盤から∀ガンダムの月光蝶が使用できるので、マップ兵器に特化した特殊スキルであるEセーブ・ヒット&アウェイ・戦術待機、養成に余裕があればシングルアタックで全体攻撃の月光蝶攻撃力アップを図ろう。月光蝶を即解禁した決意といい、ソシエやディアナと別れ、戦士としてどこか気持ち吹っ切れたロランが見られるのが本作の特徴というべきか。最たる例がDトレーダーで購入できる強化パーツ「FB隊員証」(援護攻撃・防御共にレベル3以上で入手)を最短で手に入れられることかもしれない…。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 現在の所、実装されている∀ガンダムではいずれもミリシャのパイロットスーツ姿。
パイロットステータス
能力値
ガンダム系主人公だが、能力は平凡。回避が低いのが難点だが、攻撃面は射撃・格闘どちらもこなせる。愛機∀ガンダムの最強武器が格闘なため養成するなら格闘重視がよい。ただし、成長パターンが大器晩成型のため最終的には非常に能力が高くなる。
精神コマンド
集中、必中、ひらめき(または直感)、魂があるため通常戦闘もMAP兵器、援護攻撃とどれもこなせるため∀ガンダムのパイロットとして申し分なし。また、ロランの大人しく優しい性格を反映してかてかげんを覚える傾向にあるが、技量が高くないため実用には耐えない。
特殊技能(特殊スキル)
援護攻撃Lvが成長する。また、Zシリーズでは貴重なSP回復を所持しており、毎ターン集中使用できるので回避の低さを補いつつ命中率をあげられる。
- α外伝
- 援護L1、シールド防御L3、切り払いL2
- 月光蝶による援護攻撃が強力
- Z
- 援護攻撃L4、援護防御L4、ブロッキング、SP回復
- 第2次Z破界篇
- 援護攻撃L3、援護防御L2、ブロッキング、SP回復
- 第2次Z再世篇、第3次Z天獄篇
- 援護攻撃L3、援護防御L2、SP回復、ガード
小隊長能力
固有エースボーナス
- 自軍フェイズ開始時にSP5回復
- 『第2次Z(破界篇、再世篇)』でのボーナス。
- 効果はSP回復と重複するため、毎ターンSPが15回復する。集中の消費SPが同じであり毎ターンかけられる。
- 出撃時、SPが最大値になる。
- 『第3次Z天獄篇』のボーナス。開幕で気迫を使って月光蝶の解禁を早める戦法が取りやすくなる。また、真化融合による最大SP上昇の恩恵が表に出やすい。
人間関係
- キース・レジェ
- 一緒に地球に降下した仲間。パン屋を営む事になる。
- フラン・ドール
- 一緒に地球に降下した仲間。報道の道へ進む。
- ソシエ・ハイム
- ギャバン亡き後、ロランに恋心を抱くが、哀しいフラれ方をした。
- キエル・ハイム
- 雇用下にさっきまで敵だった! でも、同じ人間だ!」
「たとえ顔も名前を知らなくても、この人達だって命があって、この世界で生きているんだ!」 - ガルナハンでの戦いで、戦う意思が無くなった連邦の兵士達に無差別に攻撃するシンを止めさせて、彼からは「連邦はムーンレィスにとっても敵」と言われても、動もせずに放った台詞。
- この一言でシンは攻撃をやめ、ハリーと自分と共にゼラバイアの迎撃に向かった。
- 「あなたは自分のしている事がわかっているのですか!?こんなやり方で戦いを止めると言うなら、僕はあなた達と戦います!血を流す意味がわからない人達を僕は絶対に認めません!!」
- 戦闘力を奪う中途半端なやり方をするキラに対し、珍しいほどロランが激怒した台詞。温厚で真面目で優しいロランがここまで怒って言い放つと、余計に痛烈に響く気がする。
- 「主張したい事や主義が違う以上、戦いが起きるのは仕方のない事かもしれません…でも…! あの人達は状況に関係なく、目の前で戦いが起こったら無差別に攻撃してくる! そんな人達を僕は信用することは出来ません…!」
- 戦闘後、去って行ったアークエンジェルに対してロランがいった台詞。
- (キラ達の行動に問題があったのは否めないものの)温厚なロランが辛辣にここまで誰かを否定するのは、原作ではありえないとも言えるが、ロランがキラ達の行いを「人の命を大事にしない」と受け取ったもとれる。
- 「何を言ってるんですか、あの人は…?」
- 『Z』第46話「混迷の中の正義」より。ユウナの「ジブリールはオーブにはいない」という余りにもお粗末な返答にアポロ共々呆然として。
- 「その前に君は人間だ! 僕達の友達なんだ!!」
- 『Z』の原作ルートでシンと対峙した時の台詞。あくまでもザフトの軍人として戦おうとしたシンに対し、友人として彼を止めようとするロランの真摯さが窺える。
- 「レントンに勝平、ジロンにゲイナー、それに僕達とガロード達…そんな世界にどうして僕達、ZEUTHは飛ばされてきたんだ…」
- 『第2次Z破界篇』地上ルート第26話「集う力」より。レントンの姿がTV版と変わらなかったため、ロランは劇場版のレントンであることに気付いていない。
- 「生命の意味が分からない人と僕達は戦います!」
- 『第2次Z破界篇』終盤で発したズール皇帝への糾弾。異世界であっても彼のスタンスは変わらない。
- 「ソシエお嬢さん…。ホワイトドールから離れてください」
「ホワイトドールの封印を解きます!」
「ディアナ様…。僕は二度とあれを使わないと決め、今日まで封印してきました」
「でも、僕は…! みんなを救うために月光蝶を使います!」 - 第2次Z再世篇第33話より。地上に落下するピラーの破片から人々の命を救うために、ロランは禁忌の力である月光蝶の封印を解いたのであった。
- 「もうやめてください! 何の為にあなたが戦ってきたかを忘れてしまったんですか!あなたはフィアナさんのためにこれまで戦ってきたんじゃありませんか!」
- 『第2次Z再世篇』のフロンティア船団ルートにおいて、ワイズマンの後継者になろうとする(フリをしている)キリコとの戦闘前会話。
- 「わかるよ!」
「優しい心を持った人が、自分達以外の全てを攻撃するような怪物になる筈が無い!」 - 『第2次Z再世篇』終盤で「人類とインベーダーが同族である」と嘯くコーウェン&スティンガーを否定した渓に追従し、心無き化物を糾弾する。
- 「黒歴史!?」
- 『第3次Z天獄篇』宇宙ルート第18話「禁断の惑星」にて、会話中にADWにおいてスラングとしての黒歴史が使われていた事に驚いた(『第2次Z再世篇』でエスターが黒歴史を暴露した際にロランは居合わせていなかった)。
- 「刻は未来に進むんです。僕達が望みさえすれば」
- 『第3次Z天獄篇』45話「虹の彼方に」より。
搭乗機体
余談
- ガンダムシリーズで最初に女性声優が演じた主人公である。
- 演じた朴氏は当初、キエル・ハイム/ディアナ・ソレルのオーディションを受けに来たが、いきなりロランの台詞も言うことになったので面食らったという。
- 富野監督は最初からロラン役の候補として彼女を呼んでいた。その理由は『∀ガンダム』の主役を演じられる者を探していた頃に舞台で活躍していた朴氏と出会い、『ブレンパワード』で実力があるかどうかを見極め、見事お眼鏡にかなった為である。本人がこれを知ったのは放映から数年後のことであったという。
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