ベルナルド・モンシア
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ベルナルド・モンシア | |
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外国語表記 | Bernard Monsha |
登場作品 | |
声優 | 茶風林 |
デザイン | 川元利浩 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 28歳 |
所属組織 | 地球連邦軍 → 地球連邦軍 / ティターンズ |
所属部隊 | 不死身の第4小隊 → アルビオン隊 |
軍階級 | 中尉 |
概要
『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。不死身の第4小隊の一員。
作中においてはGP02追撃の任を受けたアルビオン隊の所属となる。流石に一年戦争を生き抜いたベテランパイロットだけあって腕前はしっかりしたものがある。
ただし、性格が傲慢かつ尊大でスペースノイドを「宇宙人」と呼び、敵の捕虜に対して腹いせに暴行を加えるなど素行面に問題がある。このあたりの事情が問題視されたのか、バニング戦死後の部隊指揮官は同じ階級のベイトが担当することとなる。
ガンダム試作1号機と一目惚れしたニナ・パープルトンの事で、コウ・ウラキとはいがみ合いが絶えなかったが、後半は一応認めるようになった。デラーズ紛争後はティターンズに所属となる。
ティターンズ崩壊後は「ドナルド」という偽名を名乗りティターンズ残党と共に火星に潜伏している。
ボンボン版の漫画ではバニングの代わりに隊長を務め、OVA版より人柄の良い印象が強い。最期はシーマ・ガラハウに撃墜されて戦死した。
登場作品と役柄
原作よりはまともな性格で、意外と面倒見がいい場面も存在する(前述のボンボン版に近い)。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初出演作品だが、スポット参戦。トリントン基地のパイロットで、原作の乗機であるジム・カスタムではなくネモに搭乗している。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 『第3次』シナリオに登場。SFC版同様にスポット参戦だが、しっかり音声収録が行われている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 既に音声が収録されているためか、ベイトやアデルをさしおいてバニングとともに登場。今回から正式に自軍パイロットとして使える。
- 原作と違い、ガンダム強奪の時点でトリントン基地所属で自軍入りするが、コウや獣戦機隊に対して原作同様に偉そうな態度をとったために忍に「ヒゲオヤジ」と罵倒される。なお、序盤は確かに強いが後半は倉庫確定。中盤、女性ばかりのシュラク隊に興味を示すが相手にされず、怒りの矛先をウッソに向けるという大人気ない場面も。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 原作とは異なり、ティターンズに反感を持っている。極東支部ルートではイルムの策による演技とはいえ、スカル小隊をコウやリュウセイと共に迎え撃つ役割で敵として登場する。
- 未来世界に飛ばされた後はコウやキース、洸を率いて指揮を執り、素人のソシエやメシェーの訓練を受け持つなど案外、面倒見のいい一面を見せる。今作ではコウより初期値では技量値が1高い。他にも格闘が上がりやすく援護も2まで上がり、精神コマンドも優秀なので他ではできない働きもできる。ただし回避が低いのが欠点。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 未だガンダムに執着しており、アラドとの模擬戦でGP02に乗っている。ある意味念願が叶った瞬間だが、直後に強奪される。脱力を覚えるのが強み。調子の戻ったアイビスに「中尉の腕じゃ敵機は撃墜できても女の子は落とせない」と揶揄されていた。台詞が新規収録。また、中断メッセージにも登場。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 基本的な能力は『第2次α)と同じ。「コーディネイターなんだからこうでねいとな」とのオヤジギャグを飛ばしている。前作同様、脱力と幸運を覚える優秀な小隊員。『第2次α』に続き、カットインがあったり、コウが出ていないのに一人だけ中断メッセージに出ていたりと、変な所で優遇されている。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次(PS版)
- シールド防御L4、切り払いL4
- α
- シールド防御L9、切り払いL5
- α外伝
- 援護L2、シールド防御L4、切り払いL2
- 第2次α、第3次α
- 援護攻撃L2、援護防御L2、シールド防御L4
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
人間関係
- サウス・バニング
- 隊長。尊大な性格であるモンシアが敬愛する数少ない人物で、彼の死に号泣していた事からも強い信頼関係があった事が察せられる。バニングの方もモンシアの問題行動に悩まされつつも信頼していた。
- アルファ・A・ベイト
- 同僚。モーラと張り合ったりと共に問題行動を起こす事もしばしば。
- チャップ・アデル
- 同僚。ベイトとは違って真面目であるので、無茶苦茶な行動に呆れたり、抑え役になったりしている。
- コウ・ウラキ
- 後輩。前述の理由でとにかくコウに対し、何かにつけ突っかかって嫌味を言うが、最終的には認めるところもあった。
- 一方、ボンボン版ではコウに対して時には厳しい態度を取りつつもその成長を見守る良き先輩として描かれ、最後はコウを庇って戦死した。
- チャック・キース
- 後輩。コウ同様にヒヨッコ扱いをしているが、宇宙戦の指導もしていたりする。
- ニナ・パープルトン
- 彼女に一目惚れし、常に「ニナさん」と呼ぶ。結果的にはこれがコウとの対決に繋がる事に。
- モーラ・バシット
- 彼女の部下にも手を出した事や、ニナに対するアプローチを邪魔されて邪険に扱われている為に仲が悪い。
- シーマ・ガラハウ
- ボンボン版では彼女との戦闘で戦死する。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- ビルギット・ピリヨ
- 『α』では嘗て部下だった設定。流石にビルギットもモンシアの性格を苦手としてたようである。
- ウッソ・エヴィン
- 『α』では、模擬戦で負けたのを根に持ち、彼のモビルスーツに搭載されてるハロのせいにして、執念深く再戦を申し込んだ。
- シュラク隊(ジュンコ・ジェンコ、ヘレン・ジャクソン、マヘリア・メリル、ケイト・ブッシュ、ペギー・リー、コニー・フランシス)
- 『α』の分岐ルートで共闘。シュラク隊が女ばかりの部隊と言う事で喜んでいたが、モンシアの女好き振りは早々にバレてしまい、彼女らに呆れられる事に。
- バスク・オム
- 『α外伝』ではバニングを人質にとり、配下につかせる。モンシアから激しく嫌悪されており、「タコハゲ」と罵倒される。
正暦作品
- ロラン・セアック
- 『α外伝』では、マウンテンサイクルに埋まったフラットを発掘するシーンから遭遇するなど縁が深い。また、ローラ・ローラとしての姿を見た時には、あまりの美人ぶりに気を取られたりもしている。
- ソシエ・ハイム、メシェー・クン
- 『α外伝』では、彼らにMSのパイロットとしての戦闘技術を教育するが、コンピュータを知らなかったり、要求してくる水準の高さに思いのほか苦戦していた。
- グエン・サード・ラインフォード
- 『α外伝』では、彼の頼みによりムーンレィスが主催するパーティに招待される。モンシア自身は「パーティ自体は嫌いではないが、上流階級の人間に求められるマナーのような堅苦しいものは大嫌い」とぼやいていた。
その他ガンダムシリーズ
- ゼクス・マーキス、ルクレツィア・ノイン
- 『α』は、キースやウッソとの模擬戦中にシーマ隊に遭遇した際、ジオン部隊の追撃中である彼らと共闘する。
- アサギ・コードウェル、マユラ・ラバッツ、ジュリ・ウー・ニェン
- 『第3次α』では彼女達に後述のオヤジギャグを呆れられる。
スーパー系
- 藤原忍
- 『α』では共にトリントン基地所属だが、作中ではやっぱり二人の性格上仲が悪く、初っぱなから忍にヒゲオヤジだのヒゲのオッサンだのと暴言を吐かれ、喧嘩していたが最終的には収まった。
- 結城沙羅
- 『α』序盤でジャブロールートを選択した場合は、アーガマ隊の救援へと駆け付けた際に彼女とシャピロの裏切り行為の件を持ち出して厭味を漏らした挙句、「今度裏切りやがったら後ろから撃つぜ」と吐き棄てる憎まれ役を担うが、これに激昂した忍から「ヒゲオヤジ」と罵倒される事に。
バンプレストオリジナル
- アラド・バランガ
- 『第2次α』では新米の彼に宇宙戦のレクチャーをしている。
- アイビス・ダグラス
- 『第2次α』では「敵機は撃墜できても女の子は落とせない」と揶揄される。彼女の普段の服装(おへそ丸出し)が「目の保養になってる」とのたまって睨まれる事も…。
- ツグミ・タカクラ
- アイビスの「恋愛の手ほどき相手」に立候補するも、保護者(?)である彼女からダメ出しを喰らい、激昂。
- エルマ
- 『第3次α』ではモンシアのセクハラ疑惑について検索を行い、彼を大いに狼狽させた。モンシア曰く「エル吉」。
名台詞
- 「その性格もいい! キミはボクの理想の女性だ…」
- 第3話でニナに出会って一目ぼれした際の台詞。しかし、モーラに邪魔される羽目に。
- 「今そこで殺られたって聞いたんで、地下の霊安室を探しちまいましたよ」
- 第3話より。前話の戦闘で負傷したバニングと医務室で再会した際のブラックジョーク。こんなジョークが言える辺り、二人の信頼関係が窺える。
- ……が、後にこれが現実になる事を、バニングとモンシア自身は想像も付かなかっただろう。
- 「へへっ! どこだ、宇宙人めぇ! たっぷりかわいがってやるぜ!」
- 第4話で出撃した際の台詞。キースからはスペースノイドだと即座に突っ込まれている。アースノイドとスペースノイドの壁が感じられる。
- 「うおおおおぉぉぉ~っ!」
「大尉~っ! くそぉ~っ!」
「うおぉっ、大尉~…ううう…」 - バニングの死に号泣した際の台詞。
- 「条約違反だってか!? 綺麗事で済まねえ事ぐらいわかってんだろ!」
- 第8話でデラーズ・フリートの捕虜に拷問を加えて情報を聞き出そうとしたのをコウに咎められた際の台詞。
- 先述のスペースノイド侮蔑発言といい、デラーズ紛争終結後にモンシアが配属されることになる(悪い意味での)ティターンズらしさを感じさせる発言である。
- 「こんな数字じゃねェーッ!! おまえにはパイロットにいちばん大事なものがたりねェーんだ」
- ボンボンの漫画版より。コウとガンダム搭乗を巡って揉めた際、最近は良いデータを出していると抵抗するコウに対しての台詞。
- 当作でのモンシアは頑固なベテランパイロットでありつつも、原作と比べて後輩に対して面倒見の良い面が目立つ。
- 「せっかくの飲み会に遅れちまったか……」
「へへっ、馬鹿言うな。俺は不死身だぜ」 - 『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』(SRW未参戦)より。顔に包帯を巻き、杖をつきながら酒場に現れた際に酒場のマスターとのやり取りの台詞の一部。
- デラーズ紛争から8年後、グリプス戦役から3年後のU.C.0091年、「ドナルド」という偽名を用いて火星に潜伏する彼はいったいどんな心境だったろうか…。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
旧シリーズ
- 「なんだあ!? 誰が1号機を動かしてる!?」
「あの若造が!! オレも出る! キース、おまえも来い!」 - 『第3次』「ガンダム強奪」より、味方増援として現れる際の台詞。
αシリーズ
- 「チッ!ただでさえ獣戦機隊とかいう、名ばかり豪勢なヒヨッ子共がいるってのによ!」
「てめえら、俺の足を引っ張るんじゃねえぞ!」 - 第11話(南アタリア島ルート)「ガンダム強奪」で、GP-02強奪という非常事態に対する苛立ちを獣戦機隊へとぶつけるが、「ヒヨッ子」のリーダーから返す刀で「うるせえ、ヒゲオヤジ!」と罵倒される事に。
- 「ジャジャ馬だろうが何だろうが羨ましい…俺の小隊は、野郎ばかりだってのに」
- 第21話宇宙へ向かうルート「ホンコン・シティ」より。「美人部隊」であるシュラク隊の話題に喰い付いた際、隊長のオリファーから「ジャジャ馬揃い」と釘を刺されるも意に介さず鼻の下を伸ばす…が、すかさずバニングから気の緩みようを一喝される羽目に。
- 「おおっ!あれが噂の美人部隊かい!?」
- 同上。訓練を終え、ホンコン・シティに駆け付けてきたシュラク隊の登場を目の当たりにしての一言。この上なく嬉しそうである。
- 「ふう~、ようやく人が住んでいそうな所に出てきたか…キース、ナビシステムの方はどうだ?」
- 第14話「招かれざる客」より。ネオ・グランゾンの爆発に巻き込まれ未来世界に飛ばされた後に、コウ、キース、洸、マリの計5名で、ノックスの街に辿り着いた時の台詞。未来に飛ばされてから道なき道を切り開いて苦労を重ねてきたかが、モンシアの台詞からうかがえる。
- 「よし…ウラキ、洸。朝になったらライディーンの腹ン中に入ってるバイクでその街に行って来い」
「ああ、そこで情報を集めろ。その間、俺達はこの周辺を調べておく」 - 上の台詞の後、モビルスーツが土の中から発掘されている事などから自分達のいた新西暦の時代ではないと気付くも、現状を判断するにはまだ提供情報が足りないと判断し、洸とコウにスパーカーでノックスの街へ行って情報収集を行ってこいと命じた台詞。この辺りは不死身の第4小隊で長い間バニング隊長の下でやっていただけあり、指揮の執り方もバニングに似ており、普段はおちゃらけてるようでもモンシアもやる時はやる男なのだというのが分かる。
- 「馬鹿言え! ガンダムにあんなヒゲがあるかよ! 仮にあれがアンテナだとしてもふつうは額についてるもんなんだよ!」
- 上記の台詞の後、原作通りにディアナ・カウンターの襲撃で石像の中にあった∀ガンダムが起動した時に、コウが∀ガンダムをトリコロールのカラーリングからガンダムタイプなんじゃないかと漏らした時に返した怒号。これは本来なら額にある筈のマルチブレードアンテナが顎に付いてヒゲのようなインパクトのある外見を見た、『∀ガンダム』放送当時の視聴者の意見を代弁しているにも見える。
- 「んな所でデモもストライキもあるか!」
「しかしもカカシもねえんだよ!」 - 上記の台詞の後、コウが「けど、あのトリコロールカラーはガンダム系のデモンストレーション用のものだ」という台詞に対し、上の台詞で怒鳴った後に「しかし!」となおも食い下がってきたため下の台詞でがなって黙らせた親父ギャグ2連発。これには傍で見ていた洸もドン引きして閉口せざるを得なかった。この場面でディアナ・カウンターの使用していたのが「カカシに似たMS」だったのは偶然だろうか。
- 「少しはオンナらしく『きゃーっ!』とか『いやん!』とか言ってみろってんだ!」
- 第34話冒頭のアイビス編追加場面より。小馬鹿にされた腹いせにアイビスへと吹っ掛けた無理難題。
- 「地面に叩き墜としてやるぜ、赤い彗星さんよぉ!」
- 遂に自分達と袂を分かってネオ・ジオンの総帥となり、『逆襲』してきたシャアとの特殊戦闘台詞。
- 元々スペースノイドを快く思っていなかっただけでなく、彼がいつか自分達の下を離れ敵対するであろうとモンシアも感づいていたのか、地球潰しは絶対にさせまいと息巻く。
- 「ジオンなんてのは、もう時代遅れなんだよ!」
「略してジオンってな!……わかんないか、うん……」
「時代遅れで"時遅ん"なんだ!……違うかぁ、まぁいいや!」 - 対ネオ・ジオン兵の回避台詞。画面に表示されている台詞は一行目の部分だけなのだが、回避し終わった後も二行目以降の台詞を長々と喋る。本人のアドリブだろうか?
- 「まあ、コーディネイターなんだからこうでねいとな」
- 第47話宇宙ルート「ヒトの見た夢」より。バクゥを見て、「コーディネイターのセンスがわからない」と悩むジュドーとルーの横で放った親父ギャグ。女性陣からは、呆れられてしまう。またマユラ曰く「開戦から数ヶ月・・・(言わないように)何とかもたせてきたのに・・・」とのこと。
- αシリーズで年を重ねているとはいえ、モンシアは一応28歳設定であるのだが…(ちなみにアムロやムウよりも年下である…)。
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