「ハヤト・コバヤシ」の版間の差分
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2024年5月23日 (木) 06:44時点における版
ハヤト・コバヤシ | |
---|---|
外国語表記 | Hayato Kobayashi[1] |
登場作品 | |
声優 |
鈴木清信(TV版) 檜山修之(劇場版Ζ) |
デザイン |
安彦良和(1st・Ζ) 北爪宏幸(ΖΖ) |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日系人) |
性別 | 男 |
生年月日 | 宇宙世紀0064年 |
年齢 |
15歳(初代) 23歳(Ζ) 24歳(ΖΖ) |
没年月日 | 宇宙世紀0088年10月31日 |
身長 | 150 cm(初代) |
所属組織 |
民間人 ⇒ 地球連邦軍 カラバ(Ζ、ΖΖ) |
所属部隊 | ホワイトベース隊 |
趣味 | 柔道(二段) |
ハヤト・コバヤシ「ガンダムシリーズ」の登場人物。
概要
機動戦士ガンダム
ホワイトベースクルーの一人。
元々は民間人でサイド7にてアムロ・レイの家の近所に住んでいた。
サイド7襲撃後はホワイトベースに避難し、主にガンタンクのパイロットを務めた(映画版『III』ではガンキャノンに乗り換えている)。
作中においては自分よりも圧倒的な実力を持ち、フラウ・ボゥとも仲の良いアムロに対してやや嫉妬心を持ち、劣等感を抱くこともあったが、後半はフラウといい関係になっていった。
機動戦士Ζガンダム、それ以降
『機動戦士Ζガンダム』ではフラウと結婚して、ホワイトベースに乗っていたカツ達三人の孤児を引き取り、閑職の戦争博物館館長を務めていたが、その裏ではエゥーゴの地上に置ける支援組織であるカラバに所属し、エゥーゴを支援した。ファーストで見られた気弱な面は払拭され、三児の父としてカラバの幹部として堂々たる立派な大人に成長を遂げている。
『機動戦士ガンダムΖΖ』においてもジュドー・アーシタ達を支援したが、ラカン・ダカランの乗るザクIIIの攻撃で自身の乗るドダイを撃墜され死亡した。
当然ながらホワイトベース隊の生き残りにとっては惜しまれる死別だった模様で、その後の『逆襲のシャア』『UC』にはアムロやブライトが素性を隠して活動する際に「ハヤト・コバヤシ」の偽名を使っている描写がある。
登場作品と役柄
初代設定で登場する作品が少ない為、『Ζ』以降のカラバ幹部としての出番が多く(『αシリーズ』のようにプリベンター所属設定の時もある)、基本的には原作同様に後方支援や指揮官的ポジションが多く、相方的存在のカイよりも出番が多い。
基本的にアムロ、ブライトとの会話は多いが、『ΖΖ』での死亡イベントは再現されない為、ジュドーとの絡みは少ない。カツの登場作品では会話ぐらいはあるものの、ブライト親子のようにプレイヤーの同部隊で活躍できる展開は今のところ無い。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。初代の設定で第1話から登場し、ジムに搭乗。カツが登場するのもあってか、途中でヘンケンの部隊に編入され、それ以降は登場しない。
- PS版では音声を初収録。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- カイ同様『機動戦士Ζガンダム』時の姿になっており、原作同様にカラバの幹部。老けたことになる。
- マップ「ビヨン・ザ・トッド」にのみ登場し、補給物資を届けに来たと語るが、実際には資金も強化パーツも増えていない(SガンダムがあるとEx-Sガンダムにパワーアップする)。
- カツとの会話は無い。
- スーパーロボット大戦F完結編
- こちらではカツとの会話がある。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作同様にカラバに所属。
- スーパーロボット大戦α外伝
- カラバがプリベンターに統合された為、プリベンターの幹部格となっているが、出番は序盤の月ルート第4話冒頭にてレディ・アンと会話している場面のみとなっている。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 『α外伝』に引き続きプリベンターの幹部として登場。中盤ではネオ・ジオンの地球降下の情報を伝える。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- トウジやケンスケの消息を探したり、クルーゼの過去を調べたりしていた。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 劇場版の設定で登場する非戦闘キャラ。時々、ガルダ級に乗って出てくる事がある(アウドムラは登場しない)。νガンダムやニルヴァーシュのボードなどを届けてくれる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 最終話「果て無き世界」にて、ベルトーチカやカイと共に、Z-BLUEを見守る群衆の中に確認できる。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- アウドムラの艦長として登場。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 劇場版『Ζ』設定。本作では唯一檜山氏のボイスが収録されている。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- ファーストの設定。今回は最後までパイロットとして使える。鈴木氏の音声も新規収録されている。努力持ちなのでレベルが上がりやすく、中盤まではGファイターに乗せて成長が遅れたパイロットのレベル上げに励むのもいい。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- ガンタンクのパイロット。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第一章より参戦。ガンタンクが強く、リュウは元々登場しないので、必然的に活躍する。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『Ζ』設定。アウドムラの艦長。
関連作品
- リアルロボット戦線
- ファースト版の設定で、ガンキャノンに乗り第一話から味方パイロットとして登場するが、ルート確定後に絶対に戦死する。リュウは死なないのに…。
- 後にシャアルートでは『Ζ』版の姿でも登場するが非戦闘員扱いで、しかもすぐフェードアウトしてしまう。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- 防御
- 『OE』で採用。ダメージ20%軽減。
艦長スキル
- アムロ・レイの戦友
- R。味方全体の移動速度アップ。
サポートアビリティ
- アウドムラ艦長
- R。戦艦搭載中、味方全体の移動速度アップ。
人間関係
機動戦士ガンダム
家族等
- フラウ・ボゥ(フラウ・コバヤシ)
- 幼なじみ。1st当初はアムロと親しくしていた事がハヤトのアムロに対する嫉妬の一因になっていたが、後半はフラウに認められるようになり、一年戦争後には夫婦となった。
- カツ・ハウィン(カツ・コバヤシ)
- 一年戦争後、養子に取る。『Ζ』の頃にはハヤトにとって実子同然の存在となっている。
- レツ・コ・ファン(レツ・コバヤシ)
- 一年戦争後、養子に取る。
- キッカ・キタモト(キッカ・コバヤシ)
- 一年戦争後、養女に取る。
- 母親(SRW未登場)
- 1st第1話でハヤトと共に避難しているシーンがあるが、それきり登場せず、台詞などでも触れられていない。
- アムロが母親と再会するエピソードでも話題に上らず、またハヤトもジオン軍を「リュウさんを殺した敵」としか呼ばないため、彼女の去就は今もって不明である。
ホワイトベース隊
- アムロ・レイ
- 仲間。ただ、ファーストの時は実家を軍の立ち退かされた経緯等から軍技術者の息子であるアムロを快く思わず、嫉妬心を抱いて良好な関係とも言えなかったが、『Ζ』では信頼関係にあった。ノベライズ版『ΖΖ』ではハヤトの死に居合わせており、一年戦争以来の戦友のあっけない死に落胆する事に。
- ブライト・ノア
- 上官。
- カイ・シデン
- 仲間。年上なのでファーストではさん付けで呼んでいるが、『Ζ』ではタメ口。TV版『Ζ』では手紙で、劇場版では直接出会ってクワトロがシャアである事を彼に知らされる。
- リュウ・ホセイ
- 仲間。一年戦争では、操縦システムが複座式だった初期型のガンタンクへ、共に搭乗する事が多かった。
ジオン軍
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 小説版ファーストでは彼に引導を渡された。『Ζ』では、仲間だが序盤では素性を隠し偽名を使ってエゥーゴのパイロットに甘んじている彼に詰め寄った。また、彼が正体を明かした後は、10年20年かけてでも地球連邦政府の首相になるべきだと、信頼していた様子(結局、彼がそれに応えることは無かったが)。
機動戦士Ζガンダム
エゥーゴ
- カミーユ・ビダン
- 頼もしい部下だが、序盤では彼の無茶ぶりに厳しく咎める事もあった。『ΖΖ』では、精神崩壊を起こし人事不省となった彼の姿に、亡きカツの面影を見ていた。
- ファ・ユイリィ
- 『Ζ』時代には面識はないが、『ΖΖ』にてカミーユを介護する彼女に、自分がアウドムラからアーガマに来るまでに使った飛行機を譲る。
カラバ
- ベルトーチカ・イルマ
- 部下。しかし、トラブルメーカーである彼女の行く先々で起こす騒動ぶりに頭を痛めていた様子であった。
ティターンズ・地球連邦軍
その他
- ステファニー・ルオ
- 彼女にドダイや燃料を補給してもらった。
機動戦士ガンダムΖΖ
エゥーゴ
- ジュドー・アーシタ
- 中盤で彼のピンチを救う。
- ルー・ルカ
- 原作ではちょっとばかり面識があった程度だが、『第2次α』以降のαシリーズではプリベンターの部下。
- シャングリラ・チルドレン(ジュドー・アーシタ、ルー・ルカ、エル・ビアンノ、ビーチャ・オーレグ、モンド・アガケ、イーノ・アッバーブ)
- 仲間。
ネオ・ジオン
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
その他ガンダムシリーズ
- レディ・アン
- 『αシリーズ』では上司。『SC2』でも共にAフォースの中心人物となっている。
- マリュー・ラミアス
- 『SC2』では共にAフォースの中心人物になる。
- ラウ・ル・クルーゼ
- 『第3次α』では彼の過去を調べ上げ、レポートにまとめてアムロ達に送っている。
リアル系
- ブルーノ・J・グローバル
- 『SC2』では共にAフォースの中心人物になる。
- 工藤シン
- 『SC2』ではクワトロと共に自分達のやり方がキナ臭いと思いながらも彼を交渉材料にA3とエゥーゴ・カラバの同盟を結ぶ。
- アクセル・サーストン
- 『Z』では彼からニルヴァーシュのボードを受け取る。
スーパー系
- 葛城ミサト
- 『SC』では共にシースの中心人物となる。
- 鈴原トウジ、相田ケンスケ、洞木ヒカリ
- 『第3次α』では彼らを探し出し、彼らとシンジの再会に一役買った。
- 葉月考太郎
- 『SC2』では共にAフォースの中心人物になる。
- 巴武蔵 (OVA)
- 『30』では一年戦争時代、彼とともにアムロに柔道技を伝授したと語られている。
名台詞
- 「カイからの手紙にはこう書いてありました。リーダーとしての器があるのにリーダーになろうとしないシャアは卑怯だと。モビルスーツのパイロットに甘んじている彼は、自分で自分を貶めているのです」
- ハヤト「馬鹿野郎っ!」
カツ「ごめんなさい、父さん!で、でもね…僕、見えない敵が見えたんだ…!ホントだ!」
ハヤト「黙れ!それが何だと言うんだ!一度ぐらいの偶然で、それがお前の才能だと思うのは軽率だ!」 - 『Ζ』第15話で無断出撃したカツに対し、ハヤトは父親として息子を修正する。しかし、カツは自分のした事について反省するどころか、話を逸らそうと弁解をした為に、2度目の修正を行い、叱責した。
- 「いや、こいつの甘さは許す訳にはゆかない!一人の身勝手さが、時には部隊を全滅させる事がある!それは許せないんだ!」
- 同上にて。「見えない敵が見えていたのは一応本当です」と語ったカミーユに対して、ハヤトはそれを否定する。一年戦争にて否応なしに修羅場を潜り、戦争で生き残ることの厳しさを誰よりも理解しているからこそ、事態を甘くみていたカツを父親としてはもとより、軍人として見過ごすことはできなかった。
- 「敵の呼吸に合わせろ!無闇に撃っても当たらんぞ!」
- 『Ζ』第38話より、カミーユとクワトロを宇宙に帰す直前に襲撃してきたティターンズ残党に応戦した際、特技である柔道の経験を活かした発言でアウドムラクルーに対して檄を飛ばす。
- 「前から聞いていたけど、今度こそ子供達とフラウに話さなければいけないな…」
- 『ΖΖ』第35話でハヤトがアーガマに訪れた際、今は亡きカツが使っていた部屋を訪れ、唯一残っていた家族の写真を見やりながら呟く。血が繋がらないながらも強い親子の絆があった事、そして失ってしまった故の苦悩が窺える。
- 「聞こえる…カツ……」
- 『ΖΖ』での辞世の句。彼が今わの際に思ったのは、息子の事だった…。
迷台詞
- カイ「ミサイル撃ってきたらどーすんだよ?」
ハヤト「補給中ですので撃ってこないと思います!」
カイ「撃ってきたらどーすんだよ?」
ハヤト「分かりません!」 - 第3話「敵の補給艦を叩け!」より。この時点でのハヤトとカイの想像のギャップといったら…。
- 「僕にだってやれるんだ!」
スパロボシリーズの迷台詞
- ブライト「ハヤト…? ハヤトか! 変わったな…見違えたよ」
ハヤト「まあ、年相応に、貫禄が出て来たってとこですかね」 - 『第4次』より。初代準拠の15歳顔だった『第3次』からわずか数か月でΖ時代の顔へと急成長した。元が童顔だった分、変化の激しさはアムロ以上である。年相応とは一体…… ただ、第3次には養子のカツも15歳の姿で登場しており、アムロの顔も(PS版では)Ζ準拠であることを考えると、「15歳のハヤトが第4次で急激に老けた」というよりはむしろ「23歳のハヤトが第3次で異様に童顔だった」と言った方が適切かもしれない。
主な搭乗機体
- ガンダム
- 第14話で搭乗。戦闘ではなく、ガンダムの左腕下部に取り付けられた時限爆弾を取り外すために動かした。
- ガンキャノン
- TV27話及び劇場版で搭乗。ちなみに『Ζ』でハヤトが館長を務める戦争博物館ではガンキャノンが展示されているが、彼が使用した109号機ではなく、カイが使用した108号機である。
- Gファイター
- 23話で搭乗。
- ボール
- 『THE ORIGIN』で搭乗。
- アウドムラ
- 『Ζ』及び『ΖΖ』にて艦長を務める。
スパロボでの搭乗機体
余談
- 小説版では民間人ではなく最初から軍人(階級は少尉)。終盤ニュータイプとして覚醒し、ア・バオア・クーで活躍したが、シャア専用リックドムに撃墜され死亡した。
- 「柔道経験がありキャタピラ型の機体に搭乗」という巴武蔵を彷彿とさせる特徴を持つが、砲戦機体であるガンタンクではその特技を生かす事は出来なかった。
脚注
資料リンク
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