「リィナ・アーシタ」の版間の差分
Sckwarze Katz (トーク | 投稿記録) |
バルバトス・ゲーティア (トーク | 投稿記録) |
||
31行目: | 31行目: | ||
:ジュドーたちと一緒に乗艦する。 | :ジュドーたちと一緒に乗艦する。 | ||
;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | ||
− | :パイロットとして1ステージだけのスポット参戦を果たす。今のところ声つきでの参戦はこれだけであり、[[ファンネル]]やフィン・ファンネルを使うとちゃんと武器名を叫ぶ。レベルを上げれば補助系の[[精神コマンド]]が充実しているのだが、そこまで育てることはまず無い([[コアブースター]]や[[メタス]]に載せれば不可能では無いが、どちらにしろ1ステージ限りである)。[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ・チルドレン]] | + | :パイロットとして1ステージだけのスポット参戦を果たす。今のところ声つきでの参戦はこれだけであり、[[ファンネル]]やフィン・ファンネルを使うとちゃんと武器名を叫ぶ。レベルを上げれば補助系の[[精神コマンド]]が充実しているのだが、そこまで育てることはまず無い([[コアブースター]]や[[メタス]]に載せれば不可能では無いが、どちらにしろ1ステージ限りである)。[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ・チルドレン]]の面々よりは役に立ちそうなのだが…。命中・回避以外の能力はとても低い。 |
+ | :該当ステージでは強制出撃のジュドーに隣接することで、リィナが乗っている機体にジュドーが入れ替わりで搭乗する。彼はイベントで恐ろしく低性能な無改造の旧ザクに乗っており、敵に囲まれれば撃墜は必須。その上、指定範囲内に敵に侵入されると即敗北が決定する条件の上、かなりの数が殺到するため、実際のところリィナを悠長に戦わせている暇は余りない。残念ながら、クリアを目指すならさっさとジュドーの元へ急行して交代させた方が安全である。 | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === |
2016年10月8日 (土) 23:19時点における版
リィナ・アーシタ(Leina Ashta)
ジュドー・アーシタの妹。
ジュドーは彼女を山の手の学校へ行かせるためにジャンク屋稼業に力を入れていたが、リィナ自身はそのために学校にいかないジュドーの行為をあまり快く思っていない。ジュドーよりよほどしっかりしており、自分がついていないと兄はやっていけないと思っており(ジュドーも自分がついてなくてはと思っているが)、周囲から見ればリィナの方がしっかりしているように見られている。
その後、ジュドー達と共にアーガマに乗るが、第12話でジュドーの危機を救う為にコアベースで出撃。見事危機を救うがコアファイターから投げ出され、ネオ・ジオン所属のグレミー・トトに拿捕される。その後は彼の元でレディとしての教育を受けることになる。また、その中でグレミーの計画やエルピー・プルの素性を知る。後にダカールにてジュドーと再会するも、ハマーン・カーンの銃撃から彼を庇い瀕死の重傷を負う。さらに満身創痍の状態でプルと明確に対立し、あわや殺し合いにまで発展するが、どうにかジュドーが場を収め和解する。しかしその後の戦闘で、彼女が休んでいた小屋にドワッジが墜落し生死不明となる。この出来事はガンダム・チームに衝撃を与え、ジュドーの戦う目的が無くなり、ルー・ルカが離反するキッカケにもなるなど、一行に大きな影を落とすこととなった。後にセイラ・マスに救われていたことが判明し(漫画版ではシャア)、最終回でジュドーと再会する。
ジュドー同様、徐々にニュータイプの素質が開花していき、ハマーン主催の連邦軍高官を集めたパーティでは、会場の人間の嘘や悪意を敏感に感じ取り体調不良に陥った。最終的には遠く離れた場所から交信できるまでになり、彼女の生存に懐疑的だったガンダム・チームに希望を与えることとなった。
登場作品と役柄
大抵はNPCとして登場するが、『F完結編』でスポット参戦だがパイロットとして登場し、COMPACTシリ-ズでは自軍のパイロットとして登場する。おそらく上記の出撃経験が反映されているのだろう。その場合、ニュータイプ技能を持っている。
NPCと考えても比較的存在感はある傾向でプレイヤー部隊に同行するか否かで扱いが大きく異なる。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- スーパーロボット大戦EX
- 人質にされてしまい、一時的にジュドーとシーブックが敵になってしまうことに。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 名前のみ登場。
- スーパーロボット大戦F
- ジュドーたちと一緒に乗艦する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- パイロットとして1ステージだけのスポット参戦を果たす。今のところ声つきでの参戦はこれだけであり、ファンネルやフィン・ファンネルを使うとちゃんと武器名を叫ぶ。レベルを上げれば補助系の精神コマンドが充実しているのだが、そこまで育てることはまず無い(コアブースターやメタスに載せれば不可能では無いが、どちらにしろ1ステージ限りである)。シャングリラ・チルドレンの面々よりは役に立ちそうなのだが…。命中・回避以外の能力はとても低い。
- 該当ステージでは強制出撃のジュドーに隣接することで、リィナが乗っている機体にジュドーが入れ替わりで搭乗する。彼はイベントで恐ろしく低性能な無改造の旧ザクに乗っており、敵に囲まれれば撃墜は必須。その上、指定範囲内に敵に侵入されると即敗北が決定する条件の上、かなりの数が殺到するため、実際のところリィナを悠長に戦わせている暇は余りない。残念ながら、クリアを目指すならさっさとジュドーの元へ急行して交代させた方が安全である。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 部隊には同行せず、アクシズ落としを止めようとするジュドーにエールを送る役割。また、エンディングでのジュドーとの会話では、真田ケン太の見送りにも列席した模様。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 役割としては『第2次α』と同じ。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- レギュラーのパイロットとして登場。高レベルで参加するので、キュベレイMk-IIにでも乗せればそこそこ使える。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 何故かコマンダー・ミレーヌにつかまって、MSに乗せられている。NTレベルが9まで上がる。格闘はMS系トップクラスでガトーと互角、射撃はアムロに次ぐ程、回避もそこそこ。命中・技量・反応は低い。精神コマンドはほぼサポートなのにSPが最低クラスという弱点を持つ。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- パイロットとしては出なくなった。没パイロットデータが存在し、音声もちゃんと付いている(『F完結編』からの流用)。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- パイロットとして登場する。また、「戦闘が日常」であった修羅のフォルカに「戦闘のない日常」というものを教えるという、重要な役割を果たす。本作のヒロイン的存在。『COMPACT2』に続き妙に格闘が高い。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 特定ルートでジュドーの台詞に名前のみ登場。周りの大人の様子がおかしいことを兄に伝えたらしい。このルートではスウィートウォーターの住人であり、大人の様子がおかしかったのはシャアを匿っていたから。
- スーパーロボット大戦MX
- 序盤からジュドー達と同行している為、比較的出番はある。没パイロットデータあり。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 『第3次α』から8年振りの登場。今回はNPC。
- ジュドーがコネクト・フォースにスカウトされたことで、彼女の生活はコネクトが支援してくれている。同行はしないので出番は少ない。
関連作品
- ヒーロー戦記
- プルの面倒を見ている。後に死神博士に誘拐されてしまう。
- 後半ジュドーの家にくると全裸のプルを追い掛け回している。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
本格的に自軍参加するCOMPACTシリーズにおいて、射撃はガンダム系エースクラスに匹敵するほどの高さで、格闘もMS乗りにしてはかなり高い。技量は目も当てられないほど低いが、回避が高くNT能力を有しているため、戦闘要員として使えないこともない。
精神コマンド
サポート用の精神コマンドを豊富に修得する。しかし覚えるのは中盤なので、サポート要員として使う場合はそれまで地道にレベル上げをすることになる。
特殊技能(特殊スキル)
ジュドーの妹だからなのか、NT技能は最高のLv9にまで達する。また、一般人とは思えない彼女の高い攻撃力による援護攻撃は非常に強力である。『COMPACT3』ではがんばり屋を修得する。
人間関係
シャングリラ時代
- ジュドー・アーシタ
- 兄。自分を山の手の学校へ行かせるために、悪友たちと共にジャンク屋稼業や不良行為を重ねている事に頭を悩ませている。
- ビーチャ・オーレグ、エル・ビアンノ、モンド・アガケ、イーノ・アッバーブ
- 兄の友人達で、シャングリラ時代からの知り合い。
エゥーゴ
- ブライト・ノア
- 兄とは違って真面目に接しており、ジュドーらに振り回されるブライトの苦労も理解していた。
- ルー・ルカ
- 12話では共にコア・トップに乗るが、その事でグレミーはルーと間違えてリィナを攫ってしまう。
- カミーユ・ビダン
- 原作では彼が精神崩壊した状態でしか接触していない。スパロボでは、やんちゃばかりをしでかす兄を指導する先輩として頼りにしている。
- ファ・ユイリィ
- 原作では序盤で、盗人になりそうな兄を止めるよう説得を頼む場面がある。しかし、10話ではナーバスになった彼女に八つ当たりされ泣き出してしまう。
- エルピー・プル
- 「妹」という立ち位置が被り、またリィナ自身プルを強化人間と思い込んでの不信感があった為に一時は一触即発までいきそうになった。スパロボではそこまで険悪な関係に至った事はなく、平時は彼女の面倒を見ている。自由奔放な彼女(とその他の居候)に苦労しているらしい事が『第4次』のエピローグで明かされているが。
ネオ・ジオン
- ハマーン・カーン
- 中盤でダカールの連邦議会のパーティーで、彼女の放った銃弾から兄を庇い、大怪我をしてしまう。
- グレミー・トト
- 戦場において偶然拿捕、レディーとして教育をほどこそうとする。
- プルツー
- 原作では絡みはないが、スパロボではプル共々ジュドーのところに居候している状態なので、彼女の面倒も見ている事が『第4次』で明かされる。
- ミネバ・ラオ・ザビ
- 『第4次』において、さらにジュドーが引き取ったので彼女の面倒も見る事に。
- イリア・パゾム
- 原作では絡みはないが、『α』では彼女の乗るハンマ・ハンマに捕えられ人質にされる。その後にプルのキュベレイMk-IIがハンマ・ハンマを撃破した時に爆発に巻き込まれ生死不明となってしまう。
民間人・その他
- セイラ・マス
- 経緯は不明だがダカールでリィナを助け、のちにブライトの元に送り届ける。ジュドーと再会した際、会うことに躊躇するリィナを後押ししている。
- シャア・アズナブル
- 漫画版ではセイラに代わり、リィナを助ける役柄を担当。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- コウ・ウラキ
- 『F』では、彼のニンジン嫌いをキャロットケーキなどで徐々に慣らすなど克服させる方法を色々と考える。
- ウッソ・エヴィン、オデロ・ヘンリーク、ウォレン・トレイス、スージィ・リレーン
- 『α』では、ラビアンローズに避難していた際に、兄たちがリーンホースJr.に搭載されてるリガ・ミリティアの新型のMSを盗んで一儲けしようとする企みを阻止しようと、偶然艦内で出会った彼らに頼み込む。また、あまり年の違わない彼らが戦艦のクルーで、しかもウッソとオデロがパイロットだと知った時には驚きを隠し切れなかった。
リアル系
スーパー系
- エリス・ウィラメット
- 『MX』では彼女をフォローして、ラゴウウィルスに侵されたユニコーン&レオを介抱する。
バンプレストオリジナル
- フォルカ・アルバーク
- 『COMPACT3』で大きな影響を与えた。
- ヒューゴ・メディオ
- 『MX』では発作に苦しむ彼の身体を常々気に掛けており、再三に亘って診察を受けるよう促す。
名台詞
- 「MSで生身の人をやっつけるなんて!卑怯者のやる事じゃない!」
- モンドとともに奪ったバウでゴットンらに対し、バルカン砲を撃ったり、踏み潰そうとしたりして仕返ししようとしたビーチャを責めた際の台詞。確かにそうであるが、以前にもMSで生身の人間に仕返ししようとしたのがいたりする。
- 「こんなの違う!私はこんな大人になる為に生きているんじゃない!」
- 第27話より。ダカールの舞踏会に参加した際、ミネバやハマーンに表面的に媚びを売る地球連邦の大人達の奥底にある卑屈な態度をニュータイプ能力で感じ取った時の台詞。
スパロボシリーズの名台詞
旧シリーズ
αシリーズ
- 「だったら、いっその事クラスを作ったらどうでしょう?」
「でも、勉強は大事よ。お兄ちゃんだって私に学校へ行けって言ってたじゃない」 - 『α』第26話「海からのマレビト」or「紅いエヴァンゲリオン」より、義務教育真っ只中の少年少女が増すロンド・ベル隊の現状を鑑みて発した提案。
- 流石に勉強嫌いのジュドーは難色を示すが、講師役にアスカが名乗りを上げるなど周囲の反応は概ね良好だった。
- 「でも…もし、そうなったら私は笑顔でお兄ちゃんを送り出すから」
- 『第2次α』エンディングより。兄・ジュドーもケン太同様、何処かへ旅立つのでは?という不安を感じつつも、気丈に発した台詞。
- 「前にも言ったじゃない。お兄ちゃんが旅立つ時は笑顔で見送るって」
「私やプルやプルツーの事は気にしないで、銀河の星達を見てきてよ」 - 『第3次α』エンディングより。銀河探査船のクルーとして旅立つジュドーに贈る餞別の言葉。前作エンディングでの遣り取りが、ここで活かされている。
単独作品
- 「そうかなあ…。カミーユさんはともかく、お兄ちゃんは…やっぱり今日は夕食抜きね」
- 『GC(XO)』第35話「レジスタンスの抵抗」より。戦闘中だというのにおちゃらけるジュドーと、そんな彼らの態度に対して癇癪を起こしてがなり立てるカミーユをブライトやベンが良いコンビと称する一方で、呟いた台詞。やはり他の誰よりも長年兄を見てきたリィナには、カミーユに対してはある程度評価しているが、楽天的な性格の兄の方はやはり心配だったのであろう。しかし、この時の2人はどっちも似たり寄ったりである。
余談
- リィナを演じた岡本麻弥氏は前作『機動戦士Ζガンダム』のエマ・シーンを演じている。また、リィナ役はオーディションによるものではなく、スタッフからの指名であった。最終話でエマ役を演じ終えた岡本氏は、偶然次回作のガンダムのキャラクター表に描かれていたリィナを見て「この娘は一体誰が演じるんですか?」と興味本位で聞いてみたところ、スタッフから「この娘は次回から君がやるんだよ」と言われ、ビックリしたと語っている。
- 中盤一時期リィナが行方不明になった理由は、同時期に放映されていた特撮番組『時空戦士スピルバン』及び『超新星フラッシュマン』が偶然にも肉親探しを軸にした物語を展開しており、これらおよび『ΖΖ』のスポンサーであったバンダイが「肉親探しが戦う動機の作品が三つもあっては困る」と三つとも路線変更を指示した為である。
資料リンク
|