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2013年6月10日 (月) 19:43時点における版
RGM-89 ジェガン(Jegan)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダムUC(未参戦)
- 機動戦士ガンダム F90
- 機動戦士ガンダム F91
- その他のガンダム作品
- 分類:汎用量産型モビルスーツ
- 型式番号:RGM-89
- 全高:20.4m
- 頭頂高:19.0m
- 本体重量:21.3t
- 全備重量:47.3t
- 動力:核融合炉
- ジェネレータ出力:1,870kw
- スラスター総推力:48700kg
- センサー有効半径:14200m
- 姿勢制御バーニア数:12
- 装甲材質:チタン合金ハイセラミック複合材
- 開発:アナハイム・エレクトロニクス社
- 所属:地球連邦軍
- 主なパイロット:ケーラ・スゥ、ハサウェイ・ノア、エリク、マーク、ベルフ・スクレット、アンナフェル・マーモセット、ロンド・ベル兵、連邦兵
機体概要
UC0090年代の地球連邦軍の主力量産型モビルスーツ。ジムシリーズとネモの設計が統合され、開発・生産をアナハイム・エレクトロニクス社が担当している。従来のジムシリーズより遥かに高性能で、運動性や機動性に優れる。装甲もガンダリウム合金並みの強度があるなど、主力機として申し分ない性能を誇る。この機体の優秀さから「ジムシリーズ」に代わる「ジェガンシリーズ」として地球連邦軍内で運用され続けることになる。
劇中での活躍
ロンド・ベルの主力MSとして登場し、新生ネオ・ジオンの主力MSのギラ・ドーガと対立。のちにケーラ・スゥの最初の愛機として活躍した。後半にてハサウェイ・ノアが無断で本機に乗り込んで出撃したが、終戦後、連邦軍によって収容されている。終盤では、無数の本機とジムIIIと敵軍のギラ・ドーガが、νガンダムと共に地球に落下するアクシズを押し戻す為に援護した。
その後のジェガン
3年後のラプラス戦争と30年以上後のオールズモビル戦役、コスモ・バビロニア建国戦争にも使用。だがコスモ・バビロニア建国戦争にて、既に旧機体である為、クロスボーン・バンガードの小型MSには成す術もなくやられてしまった。なお、シャアの反乱以後の操縦桿は一時期採用のアーム・レイカーは廃止され、通常のコントロールレバーへと戻された。
余談
『逆襲のシャア』公開当初は「ガンダムと互角の性能」という設定だった(当時の設定ではガンダムの性能は現在より遥かに高く、グリプス戦役時代のMSでも並ぶものは少ないという感じだったため、今から見ると失笑物のこの謳い文句でも箔付けになった)。
……が、後のOVA作品などで一年戦争中にもガンダムと互角(あるいは上回る性能)の量産機が多数存在していたことになった為、現在ではこの設定は抹消されているものと思われる。
スパロボシリーズにおいて
地球連邦軍の主力機として一般兵等が搭乗する事が多いが、基本的にはやられメカの一角を占めるという事が多い。
自軍だと流石にガンダムの名を冠した機体には敵わないが、なんだかんだでジム系では最強クラスの性能であり、改造次第でそれなりに使える作品もある。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 中盤辺りで気づいたら入手している。もう少し入手が早ければ使える能力なだけに惜しい。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 補給物資、またはケーラ・スゥが持ち込む。登場時期が早いこともあり、中盤までは十分使える。が、ザク改と選択で廃棄するイベントがあり、更にクェスを仲間入りさせた場合はヤクト・ドーガとの二択もある(その際にはクェスに「何これジェガン? まだこんなダッサイの使ってんの?」等と言われる。そして置き場がないという理由からジェガンを捨てないとヤクト・ドーガが手に入らない、その際も「ジェガンはポイね」とあんまりなことを言われる)。
その後もロザミアが勝手に持ち出して破壊されてしまうイベントが発生する場合もあり、最後まで自軍にあるのは稀である。
なお、攻略本や攻略サイトなどでは、ロザミアが勝手に出撃するイベント時のMS候補にジェガンが含まれていないことが多いが、ジェガンも候補である。また、「『悲しい記憶(太平洋ルート)』で入手できる」と誤表記している本やサイトも多い。 - 第4次スーパーロボット大戦S
- 第4次と同じ扱い。入手にまつわる誤表記も同じである。
- スーパーロボット大戦F
- 補充物資とかヘビーガンが出ない代わりでビルギットの乗機として加入したりなど、ルートにもよるがザク改以上に妙にジェガンをやたら入手することになる。しかし、Fにおいてはラスト登場の百式を除いてΖガンダム、リ・ガズィ、スーパーガンダムに次ぐ性能を誇る(火力だけならスーパーガンダムと互角)ので、序盤はエース級が乗り回し、後半はお気に入りのMSパイロットが乗り回す。実弾系兵器や射程のあるP兵器を持っているのもポイント高い。おそらくジェガンに最もお世話になるスパロボだろう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 不要なユニットを下取りに出すイベントにおいて、性能がよくなくても思い入れのあるユニットやユニットのバリエーションを残したい場合に、数があるジェガンが犠牲に下取られることになりやすい。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- コンテナから入手できる。初期値は雑魚そのものだが改造段階が高く、たっぷり資金を投入すれば化ける。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 前半に味方となるケーラとビルギットが乗ってくる。強力なMSが序盤からどんどん揃うので強制出撃時以外出番はない。作中イベントでまたしても衝撃のアルベルトに粉砕されたり、強化兵の操るベルガ・ギロスに蹂躙されたりとやられメカ的な扱いを受けているのも納得の低性能ユニット。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第6話の旧ロンド・ベル隊救出シナリオで、熟練度が「難」だと増援のアムロが乗ってくる。あとはカツのデフォルト搭乗機となる。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 前作にはいなかったが、復活した。おそらく前作のヘビーガンの代理と思われる。ビームライフル(連射)がΖΖガンダムのハイメガキャノンを除けば、UCガンダム系で唯一の移動後攻撃可能な全体攻撃なので、意外と使いやすい。序盤のステージを少ないターンで攻略したい時には重宝する。スペシャルモードではフル改造で脅威の高性能機になる。連邦軍のモビルドールやレプリジン等として敵ユニットとしても登場する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 序盤から使用可能。性能は低いが、ケーラの乗っていた機体を改造しておくと、フォウ・ムラサメのジェガンあるいはガンダムMk-IIIに引き継がれるので第20話の攻略が少し楽になる。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- スーパー系主人公の場合は序盤にルーが、リアル系主人公の場合は序盤後期にエマが自軍に加わる際に乗ってくる。中盤に入りかかる頃でコウも初登場時に乗っているが、こちらは入手できない。また、ゲリラの乗るジェガン(とザク)が衝撃のアルベルトに素手で粉砕されるイベントがある。
装備・機能
武装・必殺武器
- バルカン砲
- 頭部右側に装備。ガンダムMk-IIのバルカンポッドを小型化、固定化したもの。地味な武器だが、ギラ・ドーガをシールドごと蜂の巣にするほどの威力を有する。
- ハンドグレネード
- 手投げ式のグレネード弾。左腰に3個装備。
- ミサイルランチャー
- シールド内に2連装の発射口を2基内蔵している。『UC』の時代では発射口が4連装に強化されている。
- ビームサーベル
- 右腰に装備。本機の唯一の格闘武器。
- ビームライフル
- 本機のメインウェポン。取り回しを重視した短銃身型となっている。
第3次αでは、ビームライフルを連射するパターンアタックが全体攻撃として採用されている。ハサウェイはこの武器でクェスを殺したリ・ガズィを撃墜、同時にチェーンを殺してしまった。なお、小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)では、シャアを倒そうとしたハサウェイのミスでα・アジールを撃墜し、自分自身でクェスを殺してしまった。 - ハイパー・バズーカ
- 小説版(『逆襲のシャア べルトーチカ・チルドレン』)のカセットブック版で使用。この武器で、クェスのα・アジールを撃墜してしまった。
- シールド
- シールド内にミサイルランチャーを内蔵。ミサイルを増加したシールドが数年先のジェガンに装備されている(『UC』、『F91』)。なお、64では衝撃のアルベルトにシールドごと(シールド防御発動)粉砕されていた。
特殊能力
移動タイプ
機体BGM
- 「MAIN TITLE」
- メイン戦闘BGMとして数多くの作品で扱われている。
関連機体
ジムと同様にジェガンの系列機は非常に多い。ここでは、スパロボに登場した機体だけを記載する。
未登場の機体については「ガンダムwiki - ジェガン」を参照されたし。
- ジム
- ジェガンの原点とも言える機体。量産機として優秀だった為、多くの後継機に恵まれた。
- ネモ
- グリプス戦役時に登場。
- ジムIII
- ジムの正統な後継機。
- ヘビーガン
- ジェガンを小型、スケールダウンした機体。
商品情報
資料リンク
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