「ブラン・ブルターク」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
39行目: 39行目:
 
:シナリオ「陽動作戦」のみに登場。ベンと共にアッシマーで登場し、彼のアッシマーが[[デューク・フリード]]に[[円盤獣]]呼ばわりされるイベントがある。
 
:シナリオ「陽動作戦」のみに登場。ベンと共にアッシマーで登場し、彼のアッシマーが[[デューク・フリード]]に[[円盤獣]]呼ばわりされるイベントがある。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:原作では連邦軍だったが、今回は[[ティターンズ]]として登場。シリーズでも珍しくアッシマー以外のMS([[ドーベン・ウルフ]])に搭乗する。今回は1シナリオしか出番が無く、部下のベンの方が活躍シナリオが多い為に影は薄いが、敵としては他の名有りパイロット同様に[[2回行動]]があるので注意したい。しかもMAP上で台詞がほぼないので、下手すると存在に気付かぬまま接近を許す可能性がある。
+
:[[ティターンズ]]として登場。シリーズでも珍しくアッシマー以外のMS([[ドーベン・ウルフ]])に搭乗する。今回は1シナリオしか出番が無く、部下のベンの方が活躍シナリオが多い為に影は薄いが、敵としては他の名有りパイロット同様に[[2回行動]]があるので注意したい。しかもMAP上で台詞がほぼないので、下手すると存在に気付かぬまま接近を許す可能性がある。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
:今回から声が入った。第4次と異なり、地球連邦軍所属として登場。ティターンズの命令で[[ロンド・ベル]]と戦うことになる。ロンド・ベルの投降を受け入れようとしたり、ティターンズのやり方に疑問を抱き反発したりするが、ロンド・ベルに協力的になることはない。連邦軍のユニットを大量に倒してしまうとロンド・ベルを疑うようになるが、この後のストーリー展開に特に変化は無い。スパロボ初の[[一般兵]]のものに比べてかなり強い専用アッシマーに搭乗している。
 
:今回から声が入った。第4次と異なり、地球連邦軍所属として登場。ティターンズの命令で[[ロンド・ベル]]と戦うことになる。ロンド・ベルの投降を受け入れようとしたり、ティターンズのやり方に疑問を抱き反発したりするが、ロンド・ベルに協力的になることはない。連邦軍のユニットを大量に倒してしまうとロンド・ベルを疑うようになるが、この後のストーリー展開に特に変化は無い。スパロボ初の[[一般兵]]のものに比べてかなり強い専用アッシマーに搭乗している。

2019年4月27日 (土) 19:49時点における版

ブラン・ブルターク
外国語表記 Buran Blutarch
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 中村秀利
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
没年月日 宇宙世紀0087年6月
所属 地球連邦軍
役職 スードリキャプテン
軍階級 少佐
テンプレートを表示

ブラン・ブルタークは『機動戦士Ζガンダム』の登場人物。

概要

地球連邦軍の少佐で、強化人間を嫌う生粋の軍人。ガルダタイプの巨大輸送機・スードリのキャプテン。

自ら可変モビルアーマーアッシマーに乗り、ハイザック部隊を指揮、作中においてエゥーゴ及びカラバ所属のアウドムラにしつこく攻撃を仕掛けてくるが、最後はまさかの復活を果たしたアムロ・レイに撃墜されて死亡した。

パイロットとしての技量は非常に高く、近接武器のないアッシマーの弱点をカバーするべく、カミーユ・ビダンガンダムMk-IIの背後に取り付き、バックパックのサーベルラックからビームサーベルを奪い取るという神業をやってのけた。

ティターンズ同様、反スペースノイド・反エゥーゴ的な立場と態度を示している。なおティターンズのことも快く思っていないが、所属するニュータイプ研究所が急遽ティターンズに組み入れられてしまった為、ティターンズ所属に編入される形となっている。ティターンズの軍服を着用しているのはそのため。ティターンズに対する嫌悪はこのような連邦軍内での強引な勢力拡大も背景にあると思われる。

登場作品と役柄

スパロボでもほとんどアッシマーに乗っており、更に一部作品では撃墜台詞もアッシマー専用。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。DC所属。シナリオ「敵要塞を破壊せよ!」のみ登場し、アッシマーに乗る。HPを一定以下にすると撤退する。
第2次スーパーロボット大戦G
DC所属。シナリオ「敵要塞を破壊せよ!」のみ登場し、アッシマーに乗る。
第3次スーパーロボット大戦
シナリオ「陽動作戦」のみに登場。ベンと共にアッシマーで登場し、彼のアッシマーがデューク・フリード円盤獣呼ばわりされるイベントがある。
第4次スーパーロボット大戦S
ティターンズとして登場。シリーズでも珍しくアッシマー以外のMS(ドーベン・ウルフ)に搭乗する。今回は1シナリオしか出番が無く、部下のベンの方が活躍シナリオが多い為に影は薄いが、敵としては他の名有りパイロット同様に2回行動があるので注意したい。しかもMAP上で台詞がほぼないので、下手すると存在に気付かぬまま接近を許す可能性がある。
スーパーロボット大戦F完結編
今回から声が入った。第4次と異なり、地球連邦軍所属として登場。ティターンズの命令でロンド・ベルと戦うことになる。ロンド・ベルの投降を受け入れようとしたり、ティターンズのやり方に疑問を抱き反発したりするが、ロンド・ベルに協力的になることはない。連邦軍のユニットを大量に倒してしまうとロンド・ベルを疑うようになるが、この後のストーリー展開に特に変化は無い。スパロボ初の一般兵のものに比べてかなり強い専用アッシマーに搭乗している。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
「アムロ再び」等のシナリオで、ティターンズ所属として登場。正直このステージの彼は硬すぎるうえにアムロ以外のキャラでは精神コマンドを使っても当たらない場合があるため、彼とアッシマーの強さを久々に感じることができる。その後、リアル系を選んでいるとボチボチ出てきて最後は「Air」にて復活したEVA弐号機に一蹴される…。DC版で追加された新規EDルートではバウンド・ドック(MS形態)に乗り再登場。しかしユニットの地形適応の悪さのお陰で本領を発揮できずまたもやあっけなく瞬殺されてしまう。
スーパーロボット大戦α外伝
アッシマーMA形態に乗る。指揮官技能を持つ為、味方が少ない上に一機でも撃墜されたら即ゲームオーバーの第三話等では必中を使った強力な攻撃で早めに倒したい。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
劇場版で登場。強化人間やエクステンデッドの境遇に同情を抱く場面があり、同じ部隊に配属されたネオとは馬が合っていた。台詞も新規収録されている。序盤の強敵であり、全体的に能力が高めで、攻撃を喰らうと洒落にならない。相手にする時はせめて集中くらいは使うべき。中村秀利氏によるスパロボでの音声新録は本作が最後となった。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
今作ではシステム上アッシマーが無茶苦茶強い。

単独作品

スーパーロボット大戦64
スペシャルズ所属で登場。初交戦時はロザミアではなくフォウを引き連れて登場する。初登場のアウドムラ追撃などのイベントも再現されてはいるが、後は殆ど目立たず、ウッダーと共に退場する。
スーパーロボット大戦V
中村秀利氏は2014年に亡くなった為、ブラン・ブルタークとしては初のライブラリ出演。
原作終了後だが生存しており、連邦軍特殊部隊「Gハウンド」に所属している。乗機はアンクシャ。Gハウンドのメンバーでは唯一自軍に加入せず、光子力研究所の防衛をしていたシーンが最後の出番となった。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

第4次S
根性加速集中気合ひらめき熱血
F完結編α
ド根性加速熱血必中鉄壁ひらめき
α外伝
ド根性加速ひらめき熱血鉄壁
Z
加速必中ひらめきてかげん気合
V
先見集中てかげん信頼分析気合

特殊技能(特殊スキル)

F完結編64
切り払いL5
α
切り払いL3
α外伝
指揮官L2
Z
カウンターL7、指揮官L3、サイズ差補正無視気力+ (命中)
V
指揮官L3、底力L4、見切りL3、ガードL2、サイズ差補正無視L1、EセーブL2

小隊長能力(隊長効果)

命中率+10%/小隊移動力+1
Z』で採用。

固有エースボーナス

地形「」への最終命中率+25%、クリティカル率+50%
V』で採用。

人間関係

ベン・ウッダー
部下。
ロザミア・バダム
オーガスタ研究所より出向してきた強化人間。ブランは強化人間そのものは嫌っているが、その被験者に対してはいくぶん同情的。
ロベルト
ケネディスペースポートで、シャアの片腕である彼を撃墜した。
アムロ・レイ
最終的に彼に墜とされる。
ガディ・キンゼー
原作では絡みが無いが、作品によっては同じ組織に所属する上官になる設定。『F完結編』では所属の違う自分相手に、高圧的に命令する彼を快く思っていなかった。
ジェリド・メサヤザン・ゲーブル
原作では絡みが無いが、スパロボでは一部作品で共闘している。
カクリコン・カクーラーライラ・ミラ・ライラマウアー・ファラオ
αDC)』終盤ではジェリドも加えた上記のメンツを指揮下に置き、NERV本部への総攻撃を敢行するが…。

他作品との人間関係

トロワ・バートン
αDC)』では一時期共闘。続編の『α外伝』でも対戦すると会話イベントがある。
ネオ・ロアノーク
Z』では上司。仲が良い。
スティング・オークレーアウル・ニーダステラ・ルーシェ
『Z』では部下。『ZSPD』では彼らの実践訓練の監督役も務めた。両作とも彼らの境遇に同情を抱いており、親身に接する。
ダグザ・マックールコンロイ・ハーゲンセン
V』では敵対することになるものの、実直な軍人として認め合っている。
レーン・エイム
『V』ではGハウンドの同僚。度々気にかけており、いい兄貴分となっている。

名台詞

TV版

「まあ確実は確実か…。 あまり確実すぎて、ゲームとしての面白みには欠けるがな」
F完結編』ではDVE
「宇宙人は宇宙(そら)にいればよかったんだよ…!」
エゥーゴに対して。
「醜いな」
クワトロの百式に対して。おそらく地上で飛べない機動性の低さについて言ったのだろう。色のことではない・・・はず。
「伊達じゃないんだよ!」
愛機であるアッシマーへの愛着が見受けられる台詞。
「死に土産をいただく!」
ガンダムMk-IIとの戦闘で劣勢となり死を覚悟するが、Mk-IIのバックマウントを取り、相手のバックパックからビームサーベルを引き抜いてトドメを刺そうとした台詞。
「アッシマーがぁぁ!!」
撃墜された時の台詞。ブランと言えばこの台詞、と言っても差し支えない程に有名な一言。

劇場版

「強化人間のロザミアの性能チェックもして、アウドムラの足も止める。シンプルなゲームじゃねえな」
劇場版での初登場時。
「散弾ではなぁ!」
百式のクレイバズーカを頭部に被弾して。カメラアイが割れたものの、動揺することなく余裕の表情を見せる。直後にサブ・カメラアイが3つ起動し、反撃でクレイバズーカを破壊してみせた。
なお、TV版では「散弾ではその程度だな」と比較的落ち着いた台詞回しだった。

スパロボシリーズの名台詞

「な、なんだと!! このアッシマーを円盤獣などと一緒にするな!!」
第3次』「陽動作戦」に於けるデューク・フリードとの戦闘前会話より。デュークからアッシマーを円盤獣呼ばわりされて。確かにMA形態のアッシマーは円盤に見えなくもないが、ブランの気持ちはもっともである。
(ロンド=ベルめ、我々を相手にするのに、なんのためらいも見せなかった…やはり、あいつらは反逆者という事か…)
F完結編』「訣別(後)」にてガディに強要された(反逆者扱いの)ロンド・ベル殲滅に失敗した際、連邦軍側が一定機数以上撃破されていた場合の台詞。ロンド・ベルが必要以上の戦闘を避けるべきだったにも関わらず力を奮い過ぎた結果、反逆者扱いに懐疑的だったブランにさえ敵だと認識されてしまう。ゲーム上の実害やシナリオ変更は特に無いが、今後同じ様なやり方を取ると大変な事になると言うプレイヤーへの警告を意味するのかも知れない。
(正体不明のガンダムに乗り、単機で行動する…どう考えても怪しいが、敵であれば後ろから攻撃するまでだ)
αDC)』(リアル系ルート)第18話「ゼータの鼓動」で、ティターンズの増援として現れたガンダムヘビーアームズを見据えてのモノローグ。味方機と言えど、上層部から詳細を伝えられていないが故の不信感を滲ませる。
「この作戦が成功するかどうかで我々ティターンズの行く末が決まる。各員、奮闘せよ。攻撃開始!」
『α(DC)』第64話「Air」でNERV本部襲撃部隊の指揮を執り、地底湖に潜むEVA弐号機への集中砲火を命じるが…。
「…化け物め!一時撤退、態勢を立て直す!」
直後、再起動した弐号機の逆襲にアッシマーを撃墜され、悪態を吐きつつ撤退する。
「…誰かの都合で戦う事を強要され、それに抵抗しようとすれば精神の自由を奪われる…」
「たまらん話ですな」
ZSPD』より、マッコーネル基地内でネオからエクステンデッドの開発経緯と素性を聞かされ、自由意志を奪われた少年少女達の運命に憐憫の情を寄せる。
「自分はロザミア少尉やフォウ少尉も含めて、強化兵士の存在を快く思っていません」
「ですが、彼ら個人にその責を問うのは無意味だとも思っています」
「そして、軍人として彼らも戦線に立てば、兵士である事に変わりは有りません」
「ですから、自分は彼らを特別視するつもりも有りません」
「上位者として、また僚友として、共に任務を遂行するだけです」
直後、強化兵の類を否定するスタンスを示しつつも彼らに「仲間」として接する事をネオへと告げる。ブランの毅然とした意思表明を聞かされた事で、ネオも幾分か肩の荷が下りたかのように礼を述べた。

搭乗機体

アッシマー
連邦軍が開発した大気圏内用可変MA。ブランの代名詞とも言える機体。

スパロボでの搭乗機

アンクシャ
アッシマーを再設計した後継機。『V』にて搭乗。
元々アッシマーを乗機としていたため、当然の機体選定といえる。
中村秀利氏が故人となっているため「アンクシャが!」という台詞は聞けないのが残念である。