「スーパーロボット大戦F」の版間の差分

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== 難易度 ==
 
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*最初に[[主人公]]のタイプで序盤などルートが変わる。仲間の揃いはスーパー系のほうが良く、スーパー系ではゲシュペンストMk-IIやGディフェンサーを入手できるが、リアル系では『F完結編』まで持ち越される。
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*最初に[[主人公]]のタイプで序盤などルートが変わる。仲間の揃いはスーパー系のほうが良く、特に[[ゲシュペンストMk-II]]はスーパー系では中盤に入手できるが、リアル系では最終話後、つまり『F完結編』まで持ち越される。
 
*難易度はこれまでの作品をプレイしてきた人向けに制作されたこともあり、前後作の『第4次/S』『新』『α』と比較するとかなり高い。それでも『F完結編』ほどではない。
 
*難易度はこれまでの作品をプレイしてきた人向けに制作されたこともあり、前後作の『第4次/S』『新』『α』と比較するとかなり高い。それでも『F完結編』ほどではない。
*本作は前編という扱いのため、登場しない主役機が多く戦力が不足気味。特にMSは主力として使える機体がZガンダムとリ・ガズィ2機の計3機しか登場せず、本作からビームコートの仕様が「無効化」から「軽減」に変更され、またそれを持つポセイダル軍が大半のマップで出現するため、MSメインのプレイはかなり難しい。スーパー系ユニットやオーラバトラー、エヴァンゲリオンを上手く活用せねばならない。
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*本作は前編という扱いのため、登場しない主役機が多く戦力が不足気味。特にMSは主力として使える機体が[[Ζガンダム]]と[[リ・ガズィ]]2機の計3機しか登場せず、本作からビームコートの仕様が「無効化」から「軽減」に変更され、またそれを持つポセイダル軍が大半のマップで出現するため、MSメインのプレイはかなり難しい。スーパー系ユニットや[[ビルバイン]]、[[シャイニングガンダム]]、[[エヴァンゲリオン]]各機を上手く活用せねばならない。
 
*後編の『F完結編』ではゲーム開始早々に難易度が跳ね上がる。そのため、攻撃を当てられないどころか大半が宇宙Bのスーパー系や、主力MSとして使ってきたZガンダムすら2軍落ちしてしまい、『F完結編』にて登場する機体を改めて運用する必要がある。
 
*後編の『F完結編』ではゲーム開始早々に難易度が跳ね上がる。そのため、攻撃を当てられないどころか大半が宇宙Bのスーパー系や、主力MSとして使ってきたZガンダムすら2軍落ちしてしまい、『F完結編』にて登場する機体を改めて運用する必要がある。
  

2015年12月6日 (日) 19:13時点における版

  • 発売日
    • 1997年9月25日(サターン版)
    • 1998年12月10日(プレイステーション版) 
  • 機種:セガサターンプレイステーション
  • 開発:ウィンキーソフト
  • 発売:バンプレスト
  • 定価:6,800円

概要

セガサターンで初めて発売されたスパロボ作品。「旧シリーズ」最終作の『第4次スーパーロボット大戦(『第4次スーパーロボット大戦S』)』をベースにしたリメイク作品であるが、新規参戦作品の追加に伴いシナリオが一新されており、内容的にはほぼ新作と言ってよい。

当初は『第4次』に若干の追加要素(『スーパーロボット大戦α』から『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』への追加要素と同程度とのこと)を加えた程度の作品となる予定で『第4次スーパーロボット大戦プラス』という作品名であったが、追加させるキャラクターの数が増えたことで完全リメイク作品に変更された。

そのため作業量が膨大なものとなってしまい、前後編に分割して制作・発売されることとなった。本作ではその前半部分を収録。後半のシナリオは『スーパーロボット大戦F完結編』に持ち越された。

既存システムと変更点

パラメータの見直し
これまでのシリーズで「近距離・遠距離」だったパイロットの攻撃力及び武器属性が「格闘射撃」に変更。分割販売となった関係でレベルの上限は40となっている。
強化パーツの仕様変更
強化パーツの入手手段がそれまでのマップ上で拾う方式から、特定の敵ユニットを倒すことで獲得できる方式に変更された。
パーツ装備スロットも一律2スロットからユニットごとに1~4スロットの差異が設定されるようになった。
これらは以降のシリーズでも標準仕様となっている。
前後編マップにおける変更点
同一マップに前編・後編が存在するシナリオが初登場。
前編で出撃させたユニットを後編でも出撃させた場合、初期気力が前編終了時に上がった分だけ低下した状態(前編終了時に気力150だった場合後編では50でスタート)になる。ただし、精神コマンドや戦艦による補給などで気力100以下にすれば、後編も気力低下なしで出撃できる。

難易度

  • 最初に主人公のタイプで序盤などルートが変わる。仲間の揃いはスーパー系のほうが良く、特にゲシュペンストMk-IIはスーパー系では中盤に入手できるが、リアル系では最終話後、つまり『F完結編』まで持ち越される。
  • 難易度はこれまでの作品をプレイしてきた人向けに制作されたこともあり、前後作の『第4次/S』『新』『α』と比較するとかなり高い。それでも『F完結編』ほどではない。
  • 本作は前編という扱いのため、登場しない主役機が多く戦力が不足気味。特にMSは主力として使える機体がΖガンダムリ・ガズィ2機の計3機しか登場せず、本作からビームコートの仕様が「無効化」から「軽減」に変更され、またそれを持つポセイダル軍が大半のマップで出現するため、MSメインのプレイはかなり難しい。スーパー系ユニットやビルバインシャイニングガンダムエヴァンゲリオン各機を上手く活用せねばならない。
  • 後編の『F完結編』ではゲーム開始早々に難易度が跳ね上がる。そのため、攻撃を当てられないどころか大半が宇宙Bのスーパー系や、主力MSとして使ってきたZガンダムすら2軍落ちしてしまい、『F完結編』にて登場する機体を改めて運用する必要がある。

演出面

  • ロボットのグラフィックはリアル頭身であった『新』『魔装LOE』とは異なりSDサイズを再び採用。
  • 一部のデモムービーは参戦作品の実際の映像が使われている。ただし、音声はオリジナルのものとは異なる。一部には点滅(いわゆるポケモンショック)になりうる物があるので注意が必要。

話題

  • セガサターン版にはバグが多く、特にフリーズバグはデータセーブ中に発生すると他データを破壊してしまうという悪質なものであった。『F完結編』発売前には一部バグや敵ターンの思考を修正したディスクが出回った。
  • 本作発売前の1997年1月には、バンプレストの親会社であるバンダイとセガサターンの発売元であったセガとの合併が発表された。そのため、本作の発売もその合併計画の一貫であるとの説が上がったが、発売前の5月時点で合併は断念されている。
  • 合併解消の影響か、約1年後にはプレイステーションへの移植版も発売された。サターン版で見かけられたバグが修正され、『完結編』で変更された仕様が統一されている。オープニング戦闘デモも完結編限定キャラの一部を省いて採用された。
    ただしハードが変更されたことでBGMが大きく異なっており、セーブのスピード差のようにサターン版のほうが優れている要素も存在する。
  • 『新スーパーロボット大戦(新)』に引き続き戦闘画面でのフルボイスを採用。代役声優を多数起用していた『新』とは異なり、本作では原則としてオリジナルキャストを採用。そのため、『第4次』に登場したメイン級のキャラクターであってもオリジナルキャストを起用できなかった場合は、そのキャラクターを登場させなかったり、戦闘に参加させなかったりしている。なおこの方針が行われたのは『F』と『F完結編』のみであり、その後の作品では『新』と同じく代役の採用も行う形となった。
  • 後に『F』のシステムを流用した、『第2次スーパーロボット大戦』『第3次スーパーロボット大戦』『スーパーロボット大戦EX』のリメイク作品『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』がリリースされた為、「旧シリーズの完結作として扱われるべきなのは、『第4次』よりも『F』『F完結編』の方である」と見なされる風潮が一部メディアやユーザーからあったが、公式における旧シリーズのシナリオの正統完結作はあくまでも『第4次』となっている。
  • 2011年11月9日には『F完結編』と共にゲームアーカイブスで配信(価格:1,200円)。PSPでも配信に従って『伝説巨神イデオン』『トップをねらえ!』が携帯機初参戦となり、初参戦から約8年たった後作『スーパーロボット大戦MX PORTABLE』で携帯機初参戦を果たした『新世紀エヴァンゲリオン』も含めてこれで本作『F』前編のみの初参戦作品が3作共携帯機に参戦を果たした。
  • 本作が『完結編』との分割リリースとなった影響で本作以前に企画されていた『新スーパーロボット大戦』および『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の続編の制作も打ち切られる事となった。なお『新』続編は設定の再構築を経て『αシリーズ』のベースとなり、『魔装機神』の続編は本作発売の約15年後にプレイステーション・ポータブルで『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』としてようやく日の目を見る形となった。
  • 事前情報ではインターミッションの会話パートで、特定の場面で特定のグラフィックが表示される演出が行われると告知されていた。エヴァ初号機初出撃シナリオで格納庫のエヴァ初号機が表示されることが挙げられ、開発中の画面も公開されていたが、製品版ではカットされてしまった。
  • 版権キャラの顔グラフィックは『リアルロボット戦線』に流用されている。

登場作品

新規参戦は★の3作品。

他、『劇場版マジンガーシリーズ』の機体が登場する。

(※)『伝説巨神イデオン』、『トップをねらえ!』の登場は予告編及びカラオケモードのみ。『真ゲッターロボ (原作漫画版)』『グレートマジンガー』も含めた4作品について、正式参戦は完結編から。
機動戦士ガンダムF91』と『無敵鋼人ダイターン3』についてもサブキャラクターが登場するのみで、主人公の参戦は完結編から。

エヴァンゲリオンの参戦は「純粋に(機械部品のみで構成された)ロボットとは言い切れない」作品の最初の参戦例であると言え、当時は「エヴァはロボットなのか」という議論がファンの間で巻き起こったが、結果として現在のSRWへの幅広い参戦に繋がるきっかけとなったとも言える。

世界観

旧シリーズの世界観

バンプレストオリジナル

登場メカ(オリジナル)

魔装機系については魔装機神の登場メカを参照。

主人公機

基本的に第4次スーパーロボット大戦と同様。
ただし、本作ではゲシュペンストMk-IIが後期主人公機となっており、リアルとスーパーで性能が異なる。スーパー仕様は本作が初登場になる(第4次ではリアル仕様のみ)。 また、ヒュッケバイン及びグルンガストは完結編からの登場となる。

機体名 初登場 備考
ゲシュペンスト(リアル) ヒーロー戦記 リアル系初期機
ゲシュペンスト(スーパー) ヒーロー戦記 スーパー系初期機
ゲシュペンストMk-II(リアル) 第4次 リアル系後継機
ゲシュペンストMk-II(スーパー) 本作 スーパー系後継機
敵勢力機(ゲスト

第4次スーパーロボット大戦で登場したメカに加え、三将軍の専用機が新登場。
また、ゲイオス・グルードゼラニオバラン・シュナイルは完結編からの登場。

機体名 初登場
ガロイカ 第4次
カレイツェド 第4次
グラシドゥ・リュ 第4次
レストレイル 第4次
レストグランシュ 第4次
ライグ・ゲイオス 第4次
オーグバリュー 本作
ビュードリファー 本作
ゼイドラム 本作

登場人物(オリジナル)

魔装機系については魔装機神の登場人物を参照。

主人公

主人公機と同じく、基本的に第4次スーパーロボット大戦と同様。 ただし本作では顔グラフィックが一新されており(旧グラフィックを選択することも可能)、スーパーロボット大戦αで再登場するイルムとリンはこちらのグラフィックがベース。SPが多く精神コマンドが使いやすい。さらにリアル系主人公と恋人はニュータイプ技能を持ち、宇宙世紀MSに乗り換えできる。ゲーム開始時に名前や愛称などプロフィールを任意に設定できるが、今回は誕生日や血液型の組み合わせで特殊技能精神コマンドが変わったりしない。また、声と性格はセット。本作では全員に中の人が同じ版権キャラがいる。スーパー系のみ、声にエコーがかかる。

人物名 性格 初登場
レナンジェス・スターロード まじめでやさしい熱血漢 A 第4次
ミーナ・ライクリング ちょっと変な性格 A 第4次
イルムガルト・カザハラ 理論家だけど異性好き B 第4次
リン・マオ クールでニヒル B 第4次
ヘクトール・マディソン ちょっと変な性格 C 第4次
パトリシア・ハックマン まじめでやさしい熱血漢 C 第4次
アーウィン・ドースティン クールでニヒル D 第4次
グレース・ウリジン 理論家だけど異性好き D 第4次
その他
人物名 初登場
ギリアム・イェーガー ヒーロー戦記
敵勢力(ゲスト

基本的に第4次スーパーロボット大戦と同様。 オリジナルキャラクターではないが、シャピロ・キーツがゲスト側に寝返る点が多少異なる。

人物名 初登場
ゼブリーズ・フルシュワ 第4次
ジュスティヌ・シャフラワース 第4次
グロフィス・ラクレイン 第4次
テイニクェット・ゼゼーナン 第4次

関連記事

ゲーム中データ

分類 記事
全話一覧 全話一覧/F
隠し要素 隠し要素/F・F完結編
精神コマンド 精神コマンド/F・F完結編
強化パーツ 強化パーツ/F・F完結編
特殊能力 特殊能力/F・F完結編
特殊技能 特殊技能/F・F完結編
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/F
中断メッセージ 中断メッセージ/F・F完結編
その他オプション オプション/F

関連用語

ディバイン・クルセイダーズDC
ゲスト

商品情報

ゲーム本体

セガサターン

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攻略本

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その他

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