ミケロ・チャリオット
ミケロ・チャリオット | |
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登場作品 | |
声優 | 津久井教生 |
デザイン | 逢坂浩司 |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(ネオ・イタリア) |
性別 | 男 |
年齢 | 20代 |
所属 | ネオ・イタリア |
役職 |
ガンダムファイター マフィアのボス |
ミケロ・チャリオットは『機動武闘伝Gガンダム』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
第1話「Gファイト開始!地球に落ちたガンダム」で登場した、ネオ・イタリアのガンダムファイター。ネロスガンダムに搭乗する。
代表になる前はマフィアのボスをしていた。残忍かつ卑劣な性格で、ファイト前にも子供を人質にドモン・カッシュを亡き者にしようとするなど悪役らしい悪役である。銀色の足という必殺技を持っていたが、「貴様の脚が銀色なら、俺は黄金の指!」とばかりにシャイニングガンダムの必殺技「シャイニングフィンガー」を頭部に食らい、ネロスガンダムの頭部を破壊され失格となる。そのショックによる物か自身の頭髪も白髪化した。その後、代表ファイターであったが故に免除されていたマフィア時代の罪が復活してネオ・イタリア警察に逮捕され、そのまま表舞台から退場となるが…。
その後の決勝大会で、DG細胞に自ら感染して再登場。デビルガンダム四天王の一角「天剣絶刀」を担う。元々が悪人だったためか、DG細胞による凶暴化は見られず、白髪化したはずの髪の色も元に戻っていた。ドモンと再戦となった決勝大会では敗退するも、まさに3度目の正直というべきランタオ島でのバトルロイヤルではドモンを完全に追い詰める。が、立ちふさがったドラゴンガンダム&サイ・サイシーと、ボルトガンダム&アルゴ・ガルスキーのシャッフル同盟タッグによる連携攻撃でヘブンズソード諸共爆散、死亡した。
「最初のエピソードに現れる始まりの敵」ポジションのキャラでありながら、視聴者が存在を忘れかけているであろう中盤から終盤に差し掛かる時点で再登場し、さらなる強敵として主人公の前に立ちはだかるというガンダムシリーズの敵役としては特殊な立ち位置に居るキャラクターと言える。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
相方のチャップマンとは逆に「口から先に生まれた男」という表現が浮かぶほど、SRWではとにかく喋り捲る。そのお陰で、ガンダムファイターとしての実力がイマイチ伝わらないのは、或る意味原作通りと言えるが。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦F完結編
- シナリオ「ドモンの危機!!スーパーモード発動!?」から登場。ガンダムヘブンズソードに乗る。ドモンがギアナ高地で修行する場面から登場するが、その後はほぼ原作通りにランタオ島で最期を迎える。
- 本作では何故か能力値がウォンと殆ど変わらずガンダムファイターらしくもない弱さだが、一応格闘値だけはそこそこ。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦J
- ガンダムヘブンズソードに乗る。戦う機会は2回だけと少ない。初登場時にチャップマンが原作通り死んでから再生された事を教えてくれる。ランタオ島の決戦ではシャッフル同盟と戦闘前会話がある。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。地上編第31話「明鏡止水」から登場。3度に渡りネロスガンダムで襲いかかり、最終話及び隠しシナリオで天剣絶刀ガンダムヘブンズソードに乗るが、2度目の出番の時点でデビル化している。本作の時点から、戦闘台詞のテンションが異様に高い。「ウハハ!ウッハ!ウワーハハハハー!」と狂った様に笑い出す事も。ただし本作では、戦闘時以外の台詞は一切無い。
- 隠しシナリオ「狂気の力」ではゴステロにより蘇生させられている。
- 2022年12月に担当声優の津久井氏が健康上の理由[1]から事実上の声優廃業となったため、以後追加の収録もなく、本作が最後の音声収録となった。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。またおまけマップでは、ヘブンズソードに乗りマスターガンダムの周囲に増援として出現する。
- スーパーロボット大戦MX
- 原作同様にシャッフル同盟に倒されていたが、バーベム財団の陰謀でウルベ、チャップマンとともに蘇った。初登場時、アルテアとの対決に集中していたドモンの隙を突いて奇襲を仕掛け、彼らの電童救出を阻止するという殊勲を挙げている。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「デビルガンダム復活」にて登場。当初からデビル化した姿でガンダムヘブンズソードに乗る。
- その後は明鏡止水によってハイパーモードとなったゴッドガンダムに呆気なく倒され、機体と運命を共にする。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
格闘及び回避・命中は高い。技量は相棒のチャップマンと比べると低い。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- F完結編
- 熱血、加速、根性、気合、かく乱、復活
- なんと復活持ち。『F完結編』での他の習得者はミケロとはおよそかけ離れたキャラクター性の女性5人のみであり、かなりの異彩を放つ。
- MX
- 加速、根性、集中、ひらめき、熱血、覚醒
特殊技能[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
ネオイタリア [編集 | ソースを編集]
- アンドレ(SRW未登場)
- マフィア時代の部下。
- マルコ、ポロー、ソフィア(スパロボ未登場)
- 第12回大会の巻き添えで孤児となった3人組。
- アンドレの件でドモンに助けられた後、ソフィアは今度はミケロに捕らえられてしまうがドモンに再び助けられた。
デビルガンダム軍団 [編集 | ソースを編集]
- 東方不敗マスター・アジア
- 彼の手足として、デビルガンダム四天王の一角を務める。
- ジェントル・チャップマン
- 同じくDG細胞によって復活した、DG四天王の同士。
- ウォン・ユンファ
- 再起させた張本人。
シャッフル同盟 [編集 | ソースを編集]
ガンダムファイター [編集 | ソースを編集]
- マーキロット・クロノス、チャンドラ・シジーマ、ロマリオ・モニーニ(SRW未登場)
- シャッフル同盟に敗退した彼らをシャッフル同盟暗殺組にスカウト。後に3人とも最終バトルロイヤルに進出するも悲惨な最期を遂げる。
- カルロス・アンダルシア(SRW未登場)
- マーキロットたちと一緒にいたことから彼もシャッフル同盟暗殺に誘うも断られた上、ドモンに暗殺のことを教えようとしたことから、口封じとして、カルロスを負傷・リタイアさせる。
その他 [編集 | ソースを編集]
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 暗黒大将軍
- 『F完結編』で共闘。後述の通りロンド・ベルの戦力に鑑みて慎重になっている所を煽る等、決して良好な関係ではなかった。
- ひびき洸
- 『MX』に於ける戦闘前会話では、彼の愛機たるライディーンにゴッドバードへと変形して挑んでくるよう挑発する余裕綽々の態度を執っていた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「来たかぁ…!」
「鳴りやがったぁ、鳴りやがったぜ! 待ちに待ったガンダムファイトのゴングがよぉ!!」 - 1話冒頭、ネオイタリアに落下してくる一筋の光。それがなんであるか把握していたミケロは興奮のあまり手にしたウイスキー瓶を握りつぶし、ガンダムファイトの始まりに狂喜した。
- 「いいか! あの隕石のガンダムファイターは、必ずこの町のどこかにいる!」
「探し出せ!そしてガンダムファイトスタートの、狼煙がわりに血祭りにしてやれぇ!」 - 1話、屋敷の外に出たミケロは、マフィアのメンバーを招集、ガンダムファイターを探し出せと部下達に檄を飛ばす。ガンダムに乗る前に相手を潰す、それがマフィアのボスであるミケロのやり方である。
- 「ふっはっはっはっは!さんざん俺様の部下を可愛がってくれたそうじゃねぇか、えぇ?ネオジャパンのファイターさんよぉ…」
「こいつはお礼をしなくちゃいけねぇやなぁ!この脚でよォォ!!」 - 1話、ガンダムファイトの影響で誰もいなくなったホテルに宿泊しようとやってきたドモン達。しかし、突如轟音と共にホテルの壁が崩れ、そこから姿を現したのは他でもないネオイタリア代表――ネロスガンダムとミケロだった。自分の部下を叩きのめされた仕返しとばかりに、挨拶代わりの蹴りによる衝撃波をドモンに放つ。
- 「えぇい、隠れたか……ならばこの銀色の足でいぶり出してやるぜ!」
「ハァァァァ…チェストォォォォォッ!!」 - 煙幕弾で姿を眩ましたシャイニングガンダムを炙り出そうと放った前期必殺技。この後、ハイテンションになりながらイタリアの街を無差別攻撃する。
- 「知らねェ!知らねェ!そんな奴ァ知らねェ…知らねェよォォォ!」
- シャイニングフィンガーで頭部を掴まれ、ドモンに「この男を知っているか?」とキョウジの写真をモニター越しに突きつけられて。
- 「コ…コックピットは…狙っちゃなんねェェ!」
- 上のやり取りの後、ドモンに「ガンダムファイト国際条約第二条」を問われて。この時に頭髪が白髪化した。
- 「こいつぁ面白ぇ。ガンダムファイターがガン首そろえてグチの言い合いかい」
- 第32話より。ネオホンコンの酒場にて、ドモンに敗北したガンダムファイターたちの前に姿を現し、彼ら(カルロスを除く)をシャッフル同盟暗殺のために利用する。
- 「俺も思っちゃいなかったぜぇ!だがこれはどうだァ!必殺!虹色の脚ィィィ!」
- 「そんな攻撃がまだ通じると思っているのか!」と身構えるドモンに対して放った後期必殺技その1。銀の上位が虹というのも珍しい。
- 「あの時俺は誓ったんだ…。必ず貴様に復讐してやると。例え悪魔に魂を売ってでもなぁ!」
- 決勝大会でのドモンとのガンダムファイト開始前にぶちまけた恨み節。逆恨みも甚だしいが、その顔には憎悪と怒りを強く滲ませている。
- 「へへへ…ヘマしたなあ、チャップマン。だがこの次は、この俺が手伝ってやるよ」
- 第33話前半より。チャップマンが、ネオイングランドのウィリアム殺害現場を目撃したマリアルイゼの始末に失敗したのを見届けて。この後、ジョルジュ及びネオフランス国家元首達にも卑劣な魔の手が迫る事に。
- 「さあてジョルジュよ。おめぇはお嬢さんを殺されたくなかったら、盾となって御守りしなくちゃなぁ?アァッハッハッハー!」
- 第33話後半のガンダムファイト中、決勝大会会場の観客全員を人質にしてマリアルイゼ達を動けなくした上で、その彼女を人質にしてジョルジュに敗北を迫った時の台詞。この悪質極まりない手口にジョルジュも「卑怯な…」と憤る。
- 「地下の秘密格納庫を見た者は、生かしちゃおかねぇッ!」
- 第34話より。潜入したシュバルツと対峙し、ビル街を並走しながら。この後、蹴り技ひとつでビルを斜めに両断する。
- 「言ったはずだァッ!おめぇを倒すためよォォッ!」
- 第42話より。ドモンの「何故、悪魔に魂を売った!?」という問いかけに対しての返答。
- 「ハイパァァァ銀色の脚スペシャァァァァァル!!」
- ハイテンションのミケロを象徴する後期必殺技その2。完全に声が裏返っている。上記の通り銀の上位が虹と珍しかったが、さらに上位で「ハイパー」「スペシャル」を付けて再び銀に戻るというのもそうそう無いだろう。
- SRWでも当然戦闘台詞に採用されているが、『MX』では回避するとシャウトの途中で途切れてしまう。
- 「こいつら、死ぬつもりかァッ!?」
- 自分と刺し違えてでも立ち向かってくる、サイ・サイシーとアルゴの覚悟を目の当たりにして戦慄する。この後、グラビトンハンマーを下半身に巻き付けられて地面に叩きつけられ、頭部にフェイロンフラッグを突き立てられ、機体もろとも爆散する。
- 「なんですか?金ですか!?金の話ならいくらでも………」
- 漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』第1話クライマックスより。シャイニングフィンガーでネロスガンダムの頭部を鷲掴みにされ、恐怖のあまり口走った珍言。この他にも「頭部は破壊しないで---っ!!」だの「頭がもうっ壊れますぅぅぅっ!!」だの、ビビり捲くった命乞いを連発する島本版ミケロのヘタレ具合が笑いを誘う。
スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ガンダムファイトぉ~? かはっ! バカめ、そんな下らん競技など、とっくの昔に忘れたなあ。今の俺は、デビルガンダム様の忠実な下僕。そして、ドモン=カッシュ!! 貴様に対する復讐鬼よ!!」
- 『F完結編』「ドモンの危機!!スーパーモード発動!?」にて、「ガンダムファイトで決着をつけたはずだ」と言うドモンに対する返答。余談だがミケロもチャップマンも、原作で「デビルガンダム様」と呼んだ事は1度もない。
- 「うるせぇっ! わかったよ!退けばいいんだろうが!」
- 同話にて、「今のドモン達を倒す意味がない」という理由で撤退を促すチャップマンに「ドモンが怖いのか」と煽られた際の返答。チャップマンを追い込むか撃破した場合だと「弱すぎてつまんねぇ」だの「倒すのは簡単」だのと好き放題抜かして去って行くが、こちらの場合は痛い所を突かれて明らかに余裕を無くしている。
- 「くくくくく・・・・いいんだぜ、怖いなら帰っても」
- 『F完結編』「ソラと大地のケモノ」より。ロンド・ベルの打ち上げ作業を偵察していた際の、暗黒大将軍への挑発。大した度胸である。
- 「誰だ! こんな状況で打ち上げなどしねぇって言ったのは!」
- 上述のやり取りの後に、チャップマンが「戦闘中に打ち上げはしないだろうから、じっくり攻めれば良い」と場を治めたものの、その読みが見事に外れて打ち上げを許してしまっての台詞。さしものチャップマンも返す言葉が無かった。ロンド・ベルに地上側と宇宙側で分断を強いらせた事から妨害はできたと言えなくも無いが、結果的には地上側の戦力増強やミケロ達含むDC地上軍の滅亡が早まる事となった。
- 「う、ウソだ…俺は無敵、無敵だぁぁぁぁぁぁぁっ!」
- 『F完結編』「悪魔と呼ばれたガンダム」での今際の台詞。…なのだが設定ミスなのか、初登場シナリオでの被撃墜時でもこの台詞である[2]。
- 「得意のゴッドバードで来てみろよ!どっちが大空を舞う鳥に相応しいか教えてやるぜ!」
- 『MX』第32話(『MX PORTABLE』では第33話)地上ルート「奈落の底への招待状」に於ける洸との戦闘前会話。ミケロのリクエスト通りに、ゴッドバードでフィニッシュを飾るのも一興。
- 「来やがれ! てめえをマスター・アジアやシュバルツと同じ所へ送ってやるぜェェッ!!」
- 『MX』第50話(『MX PORTABLE』では第51話)「勝利者達の挽歌」での決戦時、上述の台詞でドモンを挑発するも、彼から雑魚の戯言とばかりに即、「笑止!!」と一蹴される。
- 「ふ、ふざけるなァァ!!DG細胞は無敵!無敵のはずだァ!!」
「ギャアァァァァァァァア!!!」 - 同話に於ける断末魔。丁重に哀悼の意を捧げられた相方と異なり、最期までDG細胞に依存し続けた見苦しさをアルゴから罵られ、再び冥府へと堕ちて逝く。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
脚注 [編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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