スーパーロボット大戦X
スーパーロボット大戦X | |
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読み | スーパーロボットたいせんエックス |
開発元 | B.B.スタジオ |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
対応機種 |
プレイステーション4 プレイステーション・ヴィータ Nintendo Switch |
プロデューサー |
じっぱひとからげ 寺田貴信 佐竹伸也 最上頌平 |
ディレクター |
安斎誠 名倉正博 |
シナリオ | 名倉正博 |
キャラクターデザイン |
高河ゆん 八房龍之助 中島和恵 |
メカニックデザイン |
浅井真紀 八房龍之助 藤井大誠 |
主題歌 | 「鋼のWarriors」 |
発売日 |
2018年3月29日(PS4/PSV) 2020年1月10日(Switch/Steam) |
価格 |
PS4 通常版
PS4 期間限定版
PSV 通常版
PSV 期間限定版
Switch 通常版
Switch 期間限定版
Steam 通常版
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CERO区分 | C(15歳以上) |
『スーパーロボット大戦X』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。
概要
2017年12月11日に配信された「鋼の年末スパロボ感謝祭&忘年会」にて正式発表された。
B.B.スタジオ開発の前作『V』に引き続き、PS4/PSVのマルチプラットフォームとなっている。また『V』に引き続き、限定版「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」が発売される。継続して参戦している作品の楽曲は、『V』と異なる選曲もある。
制作チーム及び一部参戦作品は『V』と共通するものの、続編というわけではなく、本作単独でストーリーが完結することが事前アナウンスされている。
『V』同様に初回生産分には「初回4大特典」を入手できるプロダクトコードが封入されており、更にダウンロード版のみ「ダウンロード版購入プレゼントX」が追加される。
2020年2月7日現在、最新バージョンはVer.1.05。
2019年にNintendo SwitchおよびSteam配信によるPCへの移植が発表され、2020年1月10日にリリースされた。
システム
既存システムと変更点
エクストラアクションやスキルプログラムによるパイロット養成など、基本システムの多くは『V』を踏襲したものとなっている。
- エクストラアクションの変更点
- 既存の4種に加えて、1戦闘だけEN・弾数を無消費で攻撃できる「トリックアタック」が追加(消費ExC:3)。
- エクストラオーダーの変更点
- 既存の4種に加えて、周囲4マス内の全ての自軍ユニットの能力値を1ターン上昇(格闘・射撃・回避+10、防御+15)させる「周辺指揮」が追加(消費ExC:2)。効果が10回まで重複する。
- 合体攻撃の変更点
- 本作では、合体攻撃の構成ユニットが最低1機でも出撃していれば、一部を除いて合体攻撃の使用が可能。ただし、その際の攻撃力は全機出撃時よりも減少する。
- また、構成ユニットを2機以上出撃させた状態で1機が撃墜された場合、従来通りに使用不可能となる。
- 特殊スキルの変更点
- 修理技能と補給技能が新スキル「レスキュー技能」へ統合された。その他の新スキルとして「先制攻撃」「ラッキースター」「ExCボーナス」が登場。
- 他方、『V』に存在した「プロテクション」は不採用となっている。また、下記のMagicカスタマイズとの兼ね合いからか、「集中力」も不採用となっている。
- また、特殊スキルの並び替えができるようになった。
- その他、各能力上昇のプログラム生成に必要なTacPが100から250に激増した。
- 精神コマンドの変更点
- 新規コマンドとして、使用者のエクストラカウントを5上昇させる「決意」が登場。他方、シリーズの常連コマンドであった「ド根性」が不採用となった。
- ファクトリーの変更点
- TacPカスタマイズは「Magicカスタマイズ」に変更。GRADEが全6段階となり、GRADE3に特定の精神コマンドの消費SPを割合で下げるカスタマイズが、GRADE5に武器攻撃力を上げるカスタマイズが追加された(『V』におけるGRADE3は4、GRADE4は6に繰り上げ)。
- 『V』で猛威を奮った「クリティカルブースト」は削除され、替わって「レンジブースト」が追加されている。
- 武器改造度の変更点
- 上述したMagicカスタマイズとの兼ね合いからか、『V』と比べ改造による武器の攻撃力上昇度が低められている(10段階改造時の合計が-400)。なおそのためか、『V』から継続登場のユニットに関しては一部(主役級の必殺武器など)基礎攻撃力が高められている。
- 難易度設定の変更点
- 新たに高難易度の「エキスパートモード」が追加。「OGシリーズ」のEXハードモードと違い、改造や養成は制限を受けない。また、SRポイント獲得条件が一律「リトライをせずにステージをクリアする」に変更される。
- 周回プレイの変更点
- キャラのスキル習得状況をTacPに返還し直すか、返還しないままにするかを選べるようになった[8]。
- カスタムサウンドトラック機能の変更点
- 収録曲に限り、主にサビ部分となるあらかじめ設定された地点から途中再生する事が可能になった(最初から再生か途中から再生の二択。個別、全体の設定も可能)。再生の開始地点は途中からになるがループ自体は普通に曲の始めに戻る形になる。
- エースの変更点
- 獲得資金補正が従来の1.2倍から1.1倍に下げられた。
新システム
- ドグマ
- 主人公機のみ実行可能な個別コマンド。Magicカスタマイズの各GRADE開放ごとにマップ中1種類ずつ(計6種)を使用できる。
演出面
- 戦闘アニメ演出についてはカットインを重視した方針がとられており、『スーパーロボット大戦F』などで試みられた原作シーンを再現したムービーカットインを本作において再び採用している。『F』のように原作映像をそのまま取り込むのではなく、原作映像をベースにゲーム用に一から描き起こしたものとなっており、続く『スーパーロボット大戦T』でも同様の方式が引き継がれている。
難易度
『V』同様のシステムであり、基本となるスタンダードモードでの難易度はそれほど高くはない。大ボスの耐久力も『第3次Z』程ではなく、全滅の憂き目にあうこともないだろう。但し1周目からエキスパートモードを選択したりすると、おもに命中・回避の面で苦戦続きとなる。本作ではルート分岐による部隊分割が常に同じなため、メインで進むルートを固定すれば自然と育成する機体・パイロットも約半分になる。主力ユニットをある程度決めて育てれば相対的に難易度は下がる。
移植版における変更・留意点
- 楽曲
- 限定版「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」は、Nintendo Switchのダウンロード版のみの期間限定販売となる。収録楽曲はPS4版・PS Vita版と同一。
- Nintendo Switch版は機種の特性上、エディットBGMに非対応。また限定版と通常版はセーブデータに互換性が無いので注意。
- DLC
- PS4・PS Vita版では別途有料配信されていたボーナスシナリオ全20話は、最初からソフト本体に含まれる。2020年2月7日に周回プレイ支援パックが追加された。
- 購入特典
- PS4・PS Vita版にあったオリジナルテーマは廃止され、「美しき秘宝X」(強化パーツ「Xクリスタル」、資金50000、TacP500)が早期購入特典として追加された。
参戦作品
★は新規参戦、●は機体のみ参戦。
- 無敵鋼人ダイターン3
- 聖戦士ダンバイン
- ●聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- ●機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
- 機動戦士ガンダムF91
- ●機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- ★ガンダム Gのレコンギスタ
- ★魔神英雄伝ワタル
- 勇者特急マイトガイン
- コードギアス 反逆のルルーシュR2
- ★バディ・コンプレックス
- ★バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-
- クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
- ●マジンカイザー(オリジナル版)
- 真マジンガー 衝撃! Z編
- ●真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍
- 天元突破グレンラガン
- 劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇
- ★ふしぎの海のナディア
機体のみ参戦する作品のうち、『New Story of Aura Battler Dunbine』・『鋼鉄の7人』はキャラクターも登場する。また、『マジンカイザー(オリジナル版)』・『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』は、『X』発表時は機体のみの参戦作品とされていたが[9]、その後は通常の参戦作品として扱われている[10][11]。
バンプレソフト時代を含めてB.B.スタジオ製の版権スパロボ作品では初めて、ゲッターロボシリーズが不参戦となった。
『ベルトーチカ・チルドレン』・『マジンカイザー(オリジナル版)』は参戦作品一覧に記載されるのは初だが、新規参戦作品には入っていない。
また、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』よりマサキ・アンドーとサイバスターがゲストとして登場する。早期購入特典を適用している場合は、序盤から使用可能となる。
「鋼の年末スパロボ感謝祭&忘年会」では、タイトルにXの付く作品がないことを指摘されていた[12]。これも『V』同様、参戦作品が決まってからタイトルが付いたという事情が明かされている。
プレミアムアニメソング&サウンドエディションのみ『新機動戦記ガンダムW』『コードギアス 反逆のルルーシュ』名義の楽曲が収録される。
参戦作品の選出については、従来作品と比較してバンダイナムコエンターテインメント側の意向によるものが多い[13]。
世界観
世界観/Xを参照。
バンプレストオリジナル
登場人物
『スーパーロボット大戦V』と同じく男女選択制を採用しており、選ばなかった方の主人公も登場する。一部の人物の苗字が宝石になっている。
オリジナル主人公のキャラクターデザインは『機動戦士ガンダム00』のキャラクター原案も手掛けた漫画家の高河ゆん氏が担当する。
- イオリ・アイオライト
- 男主人公。担当声優は新井良平氏。
- アマリ・アクアマリン
- 女主人公。担当声優は佐藤聡美氏。
- ホープス
- 主人公のパートナーとなる魔法生物。担当声優は野田圭一氏。キャラクターデザインは中島和恵氏。
- セルリック・オブシディアン
- 魔従教団の法師を務めている青年。担当声優は真殿光昭氏。キャラクターデザインは八房龍之助氏。
- キールディン・エンデ
- 魔従教団の現時点の最高権力者である導師を務めている老人。キャラクターデザインは八房龍之助氏。
- 術士
- 魔従教団の構成員。
- 魔獣エンデ
- 本作のラストボス。魔従教団の信仰する「智の神エンデ」の正体である高次元生物。担当声優は田中秀幸氏。キャラクターデザインは斉藤和衛氏。
登場メカ
- ゼルガード
- 本作の主人公機。デザインは浅井真紀氏。
- ゼルガード・ミラー
- ホープスが作り出したゼルガードのコピー。
- ワース・ディーンベル
- セルリックが乗るディーンベルのカスタム機。デザインは八房龍之助氏。
- ディーンベル
- ワース・ディーンベルの原型機。
- ルーン・ゴーレム
- 魔従教団が使役するゴーレム。
用語
- アル・ワース
- 本作に登場する、智の神エンデが守護する異世界。
- 魔従教団
- イオリとアマリが所属する、アル・ワースの法と秩序を守る集団。
- ドグマ
- アル・ワースにおける魔法の概念。アル・ワースに満ちる「オド」と呼ばれる物質を用いて発現させる。
- オート・ウォーロック
- 魔従教団の機動兵器。
楽曲
歌:JAM Project
- オープニングテーマ
-
- 「鋼のWarriors」
- エンディングテーマ
-
- 「The Oath~夜明けの誓い~」
関連記事
ゲーム中データ
分類 | 記事 |
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世界観 | 世界観/X |
全話一覧 | 全話一覧/X |
隠し要素 | 隠し要素/X |
精神コマンド | 精神コマンド/X |
強化パーツ | 強化パーツ/X |
特殊能力 | 特殊能力/X |
特殊技能 | 特殊技能/X |
エースボーナス | エースボーナス/X |
メカ&キャラクターリスト | メカ&キャラクターリスト/X |
ライブラリ (オプション) |
オプション/X |
中断メッセージ | 中断メッセージ/X |
ネタバレ | ネタバレ/X |
話題
- 『V』に引き続き、スパロボファンの著名人を起用したプロモーション企画が実施されている。今回の人選は、大相撲の振分親方(元・高見盛関)。
- また、序盤のプレイ動画(ダイジェスト)も公開されている。
- 『V』では制作されなかった3DCGによるオープニングムービーデモが復活。ただし約1分程のショートデモであり、参戦作品の機体は登場しない。
- 次回作にあたる『スーパーロボット大戦T』がプレイステーション4/Nintendo Switchへとプラットフォームを変更したため、本作がシリーズ最後のPSVita向けタイトルとなった。
脚注
- ↑ パッケージ・ダウンロード
- ↑ パッケージ・ダウンロード、5月31日まで生産・配信
- ↑ パッケージ・ダウンロード
- ↑ パッケージ・ダウンロード、5月31日まで生産・配信
- ↑ パッケージ・ダウンロード
- ↑ ダウンロード、4月30日まで配信
- ↑ ダウンロード、発売日の価格は8360円(税込)
- ↑ クリア時点のキャラ限定であり途中で離脱するキャラは離脱する際に自動で返還される。
- ↑ 『スーパーロボット大戦X』期間限定生産版『プレミアムアニメソング&サウンドエディション』が同時発売 早期購入4大特典も判明 2020年4月18日閲覧。
- ↑ スーパーロボット大戦X 参戦作品 2020年4月18日閲覧。
- ↑ 『スーパーロボット大戦X』有料DLC“周回プレイ支援パック”の配信が開始。ボーナスシナリオ“見えない暗雲”と“見えない悪意を越えて”が追加 2020年4月18日閲覧。
- ↑ 厳密には、「クロスボーン・ガンダム」シリーズのタイトルロゴには大きく「X」が用られている。
- ↑ 『週刊ファミ通』2017年12月28日号
外部リンク
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