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− | + | 様々な戦艦のパーツを継ぎ接ぎして改修された艦であるが、以前のリーンホースに比べて火力やモビルスーツ積載能力が大幅に向上しており、単独での大気圏突入・離脱が可能と最新艦艇に比肩する高性能を誇る機動戦艦へ性能向上を果たした。 | |
− | リガ・ミリティアの新たな旗艦として運用されたが、[[エンジェル・ハイロゥ]] | + | リガ・ミリティアの新たな旗艦として運用されたが、[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦にてリグ・コンティオの攻撃を受け中破。左舷エンジンを切り離し、若いクルーたちを退艦させた後にモトラッド艦隊に対して[[特攻]]を仕掛ける。特攻を阻止しようと敵MS部隊の攻撃を受けて艦に残った艦長以下の老人たちは全滅するも、敵艦への激突を成功させ、両艦が引き起こした大爆発が周囲のモトラッド艦隊も巻き込み艦隊を全滅させた。 |
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− | + | 改修前のリーンホースは長らく未参戦扱いが続き、『Vガンダム』系の自軍[[母艦]]はこの艦のみという状態だった。『D』では『Vガンダム』がシナリオの軸にもかかわらず、[[タワー]]に半ば立場を奪われてしまい、この艦すら登場しない。 | |
− | 艦首にビームラムを持っており、リアル系では稀有な[[射程]]1が死角にならない母艦。とはいえ、艦が戦力にならなかった頃の作品では命中率も威力もたかが知れているが。[[宇宙世紀|UC系列]] | + | 艦首にビームラムを持っており、リアル系では稀有な[[射程]]1が死角にならない母艦。とはいえ、艦が戦力にならなかった頃の作品では命中率も威力もたかが知れているが。[[宇宙世紀|UC系列]]では後発で、自軍の母艦としてはもっとも優秀な性能を持つはずなのだが、ゲーム中ではラー・カイラムへの繋ぎとして登場する事もある。その為にゴメスではなくブライトが艦長を務める事も。 |
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− | :[[ブライト・ノア]]が最後に乗る[[戦艦]]。[[MAP兵器]]と強力なビームラムを併せ持つが、最終面には出撃できない。またメガ粒子砲の燃費が悪化しているため、使いすぎると両武装用のENが枯渇する恐れも。 | + | :初登場作品。[[ブライト・ノア]]が最後に乗る[[戦艦]]。[[MAP兵器]]と強力なビームラムを併せ持つが、最終面には出撃できない。またメガ粒子砲の燃費が悪化しているため、使いすぎると両武装用のENが枯渇する恐れも。 |
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− | : | + | :香港・宇宙ルートでリガ・ミリティアの戦艦として[[ロベルト・ゴメス|ゴメス]]が乗ってくるが、合流とともにブライト搭乗艦となる。[[BGM]]が「STAND UP TO THE VICTORY」であるため、違和感が激しい。 |
− | : | + | :[[第7使徒イスラフェル]]と戦うシナリオ『EOTの島』で、このリーンホースJr.でイスラフェル(分離前)を倒す事で、[[熟練度]]ボーナス(EVA零号機でも入るが本機の方が+2とボーナス値が多い)と[[資金]]ボーナスが入る。このときは作戦参謀の[[葛城ミサト|ミサトさん]]も驚き顔だった。 |
− | :具体的には、[[熱血]]をかけた[[碇シンジ|シンジ]]と[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]でHPを削り、[[綾波レイ|レイ]]の[[脱力]]で[[気力]] | + | :具体的には、[[熱血]]をかけた[[碇シンジ|シンジ]]と[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]でHPを削り、[[綾波レイ|レイ]]の[[脱力]]で[[気力]]を100未満に下げた後、ビームラムでトドメを刺すと良い。なお、[[使徒]]は[[HP回復]](小)を持つ為、以上の行動は同一[[ターン]]に行なうこと。 |
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:宇宙編において自軍の初期の戦艦として登場。ゴメスが乗る。 | :宇宙編において自軍の初期の戦艦として登場。ゴメスが乗る。 | ||
− | :MAP兵器も付いているのだが、「老朽艦」という設定で、途中[[ラー・カイラム]]と入れ替わる形で離脱する。'''性能的には[[ラー・カイラム]] | + | :MAP兵器も付いているのだが、「老朽艦」という設定で、途中[[ラー・カイラム]]と入れ替わる形で離脱する。'''性能的には[[ラー・カイラム]]よりも高いのだが……'''。 |
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− | : | + | :ゴメスのエースボーナスを取得すれば気力140以上で毎ターン「加速」がかかり攻撃力も上昇するなど、使い勝手が一気に向上する。高いサポート能力と高い戦闘力を両立する、非常に優秀な戦艦である。 |
+ | :欠点は折角の前線に出やすい運用スタイルであるにもかかわらず、ゴメスが[[指揮官]]技能を持たないこと。コマンダーターミナルは最優先で装備させてやりたいところ。他にも、ゴメスがデフォルトで[[パーツ供給]]を持つため、消費系の強化パーツを装備させるのも良い。パーツ供給は補給装置で味方に隣接することとも好相性。 | ||
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:[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦の最終局面。[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]の[[リグ・コンティオ]]のヴァリアブル・ビーム・ランチャーによってリーンホースの左メインエンジンが損傷し、満身創痍の艦を艦長の[[ロベルト・ゴメス|ゴメス]]がクルー達に退艦命令を出す。そして、左メインエンジンを切り離した後に老人達と[[ジン・ジャハナム]]を残して「行っていいぞ、ゴメス艦長!」と[[ジン・ジャハナム]]の命令で一部の老人は左腕が破損し損傷したガンイージに搭乗、それを砲台として、ビームシールドを張りながらモトラッド艦隊に[[特攻]]を仕掛ける。 | :[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦の最終局面。[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]の[[リグ・コンティオ]]のヴァリアブル・ビーム・ランチャーによってリーンホースの左メインエンジンが損傷し、満身創痍の艦を艦長の[[ロベルト・ゴメス|ゴメス]]がクルー達に退艦命令を出す。そして、左メインエンジンを切り離した後に老人達と[[ジン・ジャハナム]]を残して「行っていいぞ、ゴメス艦長!」と[[ジン・ジャハナム]]の命令で一部の老人は左腕が破損し損傷したガンイージに搭乗、それを砲台として、ビームシールドを張りながらモトラッド艦隊に[[特攻]]を仕掛ける。 | ||
:艦隊と[[モビルスーツ]]部隊の猛攻を受けながらも突き進み、最後は艦橋を破壊されつつも最高速度で向かってる戦艦が止まるはずもなく、アドラステアの艦長が回避を命令したときには既に遅く、旗艦アドラステアにビームラムを直撃させてリーンホースJr.と共に大爆発。周囲にいたモトラッド艦隊を全滅させた。 | :艦隊と[[モビルスーツ]]部隊の猛攻を受けながらも突き進み、最後は艦橋を破壊されつつも最高速度で向かってる戦艦が止まるはずもなく、アドラステアの艦長が回避を命令したときには既に遅く、旗艦アドラステアにビームラムを直撃させてリーンホースJr.と共に大爆発。周囲にいたモトラッド艦隊を全滅させた。 | ||
− | :''' | + | :「'''老人や大人達が我が身を犠牲にして、若者や子供達の為に未来を切り拓く'''」、「'''給料泥棒とすら比喩された艦長達が人生の最後で『敵艦隊を全滅させる』という大功績を残して戦死'''」という感動&熱い名場面でもあるが、作中のそれまでの描写を考えると(戦争勝利に貢献したとはいえ)'''「散々子供(小学生位の年齢の子供もいる)に戦争をさせていた大人達が、自己満足で勝手に『死に逃げ』していく<ref>戦後のことを考えたら、諸々の処理を任せられる大人たちが全員いなくなるのはよろしくない(一応[[マーベット・フィンガーハット|マーベット]]は生き残ったが彼女もまだ若く、その上無理をさせてはいけない妊婦である)。</ref>'''<ref>ついでに言うなら戦闘能力を喪失しかけた急造鑑が集中砲火を浴びながらも止まらず特攻を果たし、しかも相手艦隊を丸ごと巻き込み爆散というのも都合の良すぎる展開ではある。ただ特攻後、シャクティがエンジェル・ハイロゥにて祈りを捧げ光があふれるシーンが爆散までの間に存在するため、サイキッカー達の力により爆発の威力が相手艦隊を丸ごと巻き込むまでに強化されていた可能性もある。</ref>'''」'''というシーンでもあり、必ずしも味方を正義と肯定しないVガンダムと言う作品の奥深さを感じさせるシーンである。 |
:ただ、この攻撃でザンスカール側はズガン艦隊以外の戦力を失い、連邦とリガ・ミリティアの決定的な優勢が確保されたのも事実である。ズガン中将もジャンヌダルクの特攻で戦死し、指揮官を失ったザンスカールは連邦に投降の申し入れを行う事になり、最終局面における決定打の一つになった。 | :ただ、この攻撃でザンスカール側はズガン艦隊以外の戦力を失い、連邦とリガ・ミリティアの決定的な優勢が確保されたのも事実である。ズガン中将もジャンヌダルクの特攻で戦死し、指揮官を失ったザンスカールは連邦に投降の申し入れを行う事になり、最終局面における決定打の一つになった。 | ||
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2024年10月13日 (日) 00:15時点における最新版
リーンホースJr. | |
---|---|
外国語表記 | Reineforce Jr.[1] |
登場作品 | |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦G |
SRWでの分類 |
機体 母艦 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙戦艦 |
全長 | 502 m |
全幅 | 148 m |
動力 | 核融合炉 |
素体 | リーンホース |
開発 |
リガ・ミリティア アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | リガ・ミリティア |
主な搭乗員 |
|
概要[編集 | ソースを編集]
カイラスギリー攻防戦にて大破したリーンホースとガウンランド、並びにザンスカール帝国から鹵獲したスクイード1を組み合わせてラビアンローズⅣで改修して完成した戦艦。形としては上艦艇部がリーンホース、下艦艇部がスクイードで構成されている。
様々な戦艦のパーツを継ぎ接ぎして改修された艦であるが、以前のリーンホースに比べて火力やモビルスーツ積載能力が大幅に向上しており、単独での大気圏突入・離脱が可能と最新艦艇に比肩する高性能を誇る機動戦艦へ性能向上を果たした。
リガ・ミリティアの新たな旗艦として運用されたが、エンジェル・ハイロゥ攻防戦にてリグ・コンティオの攻撃を受け中破。左舷エンジンを切り離し、若いクルーたちを退艦させた後にモトラッド艦隊に対して特攻を仕掛ける。特攻を阻止しようと敵MS部隊の攻撃を受けて艦に残った艦長以下の老人たちは全滅するも、敵艦への激突を成功させ、両艦が引き起こした大爆発が周囲のモトラッド艦隊も巻き込み艦隊を全滅させた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
改修前のリーンホースは長らく未参戦扱いが続き、『Vガンダム』系の自軍母艦はこの艦のみという状態だった。『D』では『Vガンダム』がシナリオの軸にもかかわらず、タワーに半ば立場を奪われてしまい、この艦すら登場しない。
艦首にビームラムを持っており、リアル系では稀有な射程1が死角にならない母艦。とはいえ、艦が戦力にならなかった頃の作品では命中率も威力もたかが知れているが。UC系列では後発で、自軍の母艦としてはもっとも優秀な性能を持つはずなのだが、ゲーム中ではラー・カイラムへの繋ぎとして登場する事もある。その為にゴメスではなくブライトが艦長を務める事も。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。ブライト・ノアが最後に乗る戦艦。MAP兵器と強力なビームラムを併せ持つが、最終面には出撃できない。またメガ粒子砲の燃費が悪化しているため、使いすぎると両武装用のENが枯渇する恐れも。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 香港・宇宙ルートでリガ・ミリティアの戦艦としてゴメスが乗ってくるが、合流とともにブライト搭乗艦となる。BGMが「STAND UP TO THE VICTORY」であるため、違和感が激しい。
- 第7使徒イスラフェルと戦うシナリオ『EOTの島』で、このリーンホースJr.でイスラフェル(分離前)を倒す事で、熟練度ボーナス(EVA零号機でも入るが本機の方が+2とボーナス値が多い)と資金ボーナスが入る。このときは作戦参謀のミサトさんも驚き顔だった。
- 具体的には、熱血をかけたシンジとアスカでHPを削り、レイの脱力で気力を100未満に下げた後、ビームラムでトドメを刺すと良い。なお、使徒はHP回復(小)を持つ為、以上の行動は同一ターンに行なうこと。
- ブライトがラー・カイラムに乗り換えた後、選択肢によっては終盤のソロモン攻略戦でヘンケンのアーガマと共にゴメスが乗って援護に来る。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 他の戦艦と同様に攻撃力が飛躍的にアップ。主砲は威力が高く弾数も20と多いため、継戦能力ではラー・カイラムを上回っている。ブライトの乗り換えがもったいないかも?
- スーパーロボット大戦α外伝
- ゴメス艦長が乗る。序盤はスポット参戦だが、終盤難易度「難」で進めた場合、最終話一つ前のシナリオで正式加入。性能的に他の自軍戦艦と見劣りするため、使われることはない。
- 『30』が出る以前は、最終話で本艦を使用できる数少ない作品の一つだった。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 宇宙編において自軍の初期の戦艦として登場。ゴメスが乗る。
- MAP兵器も付いているのだが、「老朽艦」という設定で、途中ラー・カイラムと入れ替わる形で離脱する。性能的にはラー・カイラムよりも高いのだが……。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場する。
- スーパーロボット大戦30
- 『α外伝』以来実に20年ぶりの参戦。ゴメスが艦長。ほぼ空白期間だったとはいえ、無条件でゴメスが乗ったまま最終回まで行けるのは今作が初だったりする。
- 序盤の宇宙ルートでは、改修前のリーンホースもマップアイコンとして登場する。原作と異なり、カイラスギリー攻防戦時に既にこの状態で参戦。
- ボイスがあるのはゴメスだけだが、サブパイロットが4人いる(ジャハナム・オーティス・ロメロ・レオニード)。
- 本作ではオリジナル設定だった各種武装が無くなった為、武装数は減少したが、代わりに初期強化パーツスロット3に加え補給装置持ち、サブパイロットの補助精神コマンドにも優秀なものが揃っているなど、サポート役にもなれる艦になった。
- もちろん、攻撃的な運用も健在であり、特にビームラムは強力なP武器を所持する戦艦が他に存在せず、本艦のみの強みである。メガ粒子砲とビームラムには特攻回を意識したカットインも入る。
- ゴメスのエースボーナスを取得すれば気力140以上で毎ターン「加速」がかかり攻撃力も上昇するなど、使い勝手が一気に向上する。高いサポート能力と高い戦闘力を両立する、非常に優秀な戦艦である。
- 欠点は折角の前線に出やすい運用スタイルであるにもかかわらず、ゴメスが指揮官技能を持たないこと。コマンダーターミナルは最優先で装備させてやりたいところ。他にも、ゴメスがデフォルトでパーツ供給を持つため、消費系の強化パーツを装備させるのも良い。パーツ供給は補給装置で味方に隣接することとも好相性。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 2連装対空機関砲
- 左右側面に装備。牽制、対ミサイル用。
- メガ粒子砲
- 前面に2連装砲を6基装備。メイン武装。
- うち、4基はアレキサンドリア級ガウンランドからの移植で、残る2基はスクイードのもの。
- ビームシールド
- 艦首に装備。
- ビームラム
- 艦首ビームシールドを前方に展開して突撃する。使用したのは2回。1回目はスペースコロニーの最も強固な隔壁。2回目は最後の最期におけるアドラステアとの特攻時に。
その他[編集 | ソースを編集]
- ミサイルランチャー
- 艦底部から発射する。設定には存在しない。
- ハイパー・メガ粒子砲
- MAP兵器。設定には存在しない。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- LL
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 「ビームラム」の攻撃力+400、射程+1。
- 『30』で採用。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「STAND UP TO THE VICTORY」
- 前期OPテーマ。『30』ではDLC適用時は原曲となる。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対アドラステア
- エンジェル・ハイロゥ攻防戦の最終局面。クロノクルのリグ・コンティオのヴァリアブル・ビーム・ランチャーによってリーンホースの左メインエンジンが損傷し、満身創痍の艦を艦長のゴメスがクルー達に退艦命令を出す。そして、左メインエンジンを切り離した後に老人達とジン・ジャハナムを残して「行っていいぞ、ゴメス艦長!」とジン・ジャハナムの命令で一部の老人は左腕が破損し損傷したガンイージに搭乗、それを砲台として、ビームシールドを張りながらモトラッド艦隊に特攻を仕掛ける。
- 艦隊とモビルスーツ部隊の猛攻を受けながらも突き進み、最後は艦橋を破壊されつつも最高速度で向かってる戦艦が止まるはずもなく、アドラステアの艦長が回避を命令したときには既に遅く、旗艦アドラステアにビームラムを直撃させてリーンホースJr.と共に大爆発。周囲にいたモトラッド艦隊を全滅させた。
- 「老人や大人達が我が身を犠牲にして、若者や子供達の為に未来を切り拓く」、「給料泥棒とすら比喩された艦長達が人生の最後で『敵艦隊を全滅させる』という大功績を残して戦死」という感動&熱い名場面でもあるが、作中のそれまでの描写を考えると(戦争勝利に貢献したとはいえ)「散々子供(小学生位の年齢の子供もいる)に戦争をさせていた大人達が、自己満足で勝手に『死に逃げ』していく[2][3]」というシーンでもあり、必ずしも味方を正義と肯定しないVガンダムと言う作品の奥深さを感じさせるシーンである。
- ただ、この攻撃でザンスカール側はズガン艦隊以外の戦力を失い、連邦とリガ・ミリティアの決定的な優勢が確保されたのも事実である。ズガン中将もジャンヌダルクの特攻で戦死し、指揮官を失ったザンスカールは連邦に投降の申し入れを行う事になり、最終局面における決定打の一つになった。
主な艦載機[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- リーンホース(クラップ級巡洋艦)
- 改修元となった艦。
- スクイード、ガウンランド(アレキサンドリア級重巡洋艦)
- これらの艦のパーツも用いて改修された。
余談[編集 | ソースを編集]
- 小説版では特攻を仕掛けるまでは同様だが、敵との接触が早すぎて脱出用の小型ランチが船内に残っている状態で崩壊しつつあるエンジェル・ハイロゥのリング・スクラップの結界に取り込まれている。
- アニメ版では、様々な戦艦のパーツを組み合わせた「継ぎ接ぎ戦艦」だが、小説版では地球連邦軍の主力艦艇として多数の同型艦が存在している。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ MECHANIC|機動戦士Vガンダム 2022年1月10日閲覧。
- ↑ 戦後のことを考えたら、諸々の処理を任せられる大人たちが全員いなくなるのはよろしくない(一応マーベットは生き残ったが彼女もまだ若く、その上無理をさせてはいけない妊婦である)。
- ↑ ついでに言うなら戦闘能力を喪失しかけた急造鑑が集中砲火を浴びながらも止まらず特攻を果たし、しかも相手艦隊を丸ごと巻き込み爆散というのも都合の良すぎる展開ではある。ただ特攻後、シャクティがエンジェル・ハイロゥにて祈りを捧げ光があふれるシーンが爆散までの間に存在するため、サイキッカー達の力により爆発の威力が相手艦隊を丸ごと巻き込むまでに強化されていた可能性もある。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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