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しかし、母星が滅ぶという緊急事態により焦っていたELSは、人類が個体ごとに独立した意識を持っている、という生態への理解に欠けたまま融合を実行。個々の人間を「殺された」人類はELSを侵略者と誤解し、攻撃行動に出る。ELSはこの攻撃を「脳量子波を伝播することができる粒子を散布している。これは即ち対話の場作りである」とさらに誤解し、人類の攻撃行動を模倣したことで戦線が拡大してしまった。人類とELSとの間に起こった戦いは、どちらが一方的に悪いと言う問題ではなく、「全く異なるコミュニケーション体系を持つ者同士の相互不理解が招いた悲劇」だったと言える。 | しかし、母星が滅ぶという緊急事態により焦っていたELSは、人類が個体ごとに独立した意識を持っている、という生態への理解に欠けたまま融合を実行。個々の人間を「殺された」人類はELSを侵略者と誤解し、攻撃行動に出る。ELSはこの攻撃を「脳量子波を伝播することができる粒子を散布している。これは即ち対話の場作りである」とさらに誤解し、人類の攻撃行動を模倣したことで戦線が拡大してしまった。人類とELSとの間に起こった戦いは、どちらが一方的に悪いと言う問題ではなく、「全く異なるコミュニケーション体系を持つ者同士の相互不理解が招いた悲劇」だったと言える。 | ||
− | 最終的に、[[刹那・F・セイエイ|刹那]] | + | 最終的に、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]がELSの中枢でクアンタムバーストを実行し情報交換を行ったことでELSの誤解を解き、ELSもまた地球人類が「個」という概念を持つことを理解し、人類への融合や攻撃行動の模倣が止んだことで戦いは終結した。「個」という概念を理解して以降のELSは、地球人との共存の形として「相手の意識や肉体を残したままの融合」を求めるようになった。もちろん、相手の承諾を得ない限りはは融合はしないという前提つきでである。個を維持したままELSと融合した人間は脳量子波での対話が可能になるため、イノベイターに近い存在となる。 |
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+ | しかしこの一件で地球、人類に多大な被害が出たため<ref>地球連邦軍については7割が壊滅状態と判明している。</ref>、[[ブルーコスモス|ELS殲滅を掲げる人類至上主義の団体]]が結成され、ELSと融合した人間の抹殺、疑似イノベイターの製造など過激な行為を行っていき、それが新たな戦乱の始まりとなった。[[ソレスタルビーイング]]の武力介入はまだ続く事になる… | ||
それから50年後の[[西暦]]2364年。ELSと共生関係にある人間や、人間とELSが共同で操作するMS「サキブレ」等も登場し、長い年月の末に地球人とELSは外宇宙へと飛び立つことになった。 | それから50年後の[[西暦]]2364年。ELSと共生関係にある人間や、人間とELSが共同で操作するMS「サキブレ」等も登場し、長い年月の末に地球人とELSは外宇宙へと飛び立つことになった。 |
2021年9月21日 (火) 16:48時点における版
ELS | |
---|---|
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦UX |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
---|---|
分類 | ELS |
所属 | ELS |
ELSとは、『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』に登場する生物。
概要
金属の姿をした地球外生命体。名称の由来は地球外変異性金属体の英訳『Extraterrestrial Livingmetal Shapeshifter』の頭文字から。ガンダムシリーズの映像作品において、初めて明確に登場した「異星人」に相当する存在(厳密に言うと「人」ではないため、劇中では「異星体」と呼称されている)である。
自在に融合や分離を行うことができ、それゆえに『個』としての意思がなく種族全体で意識を共有している、という地球の生命体とはかけ離れた生態をしている。個体間の意識の共有には脳量子波を使用しており、他種族へのコミュニケーション手段としても脳量子波を使おうとするため、イノベイターや超兵といった脳量子波を強く発する生命体に惹かれやすい。
活動するにはある程度の体積が必要で、体積が一定以下(概ね成人男性程度)になると活動を停止する。しかしその状態でも死んだわけではなく、別の個体と融合して体積が増せば活動を再開するため、殲滅するのは至難の業である。
また、大きな特徴として、ELS同士以外でも有機物・無機物を問わず融合でき、融合したモノの能力を模倣する能力を持つ。劇中ではGNドライヴ[Τ]搭載機と融合し、GN粒子さえ再現してみせた(ちなみに、ELSが擬態したMSや戦艦等が放つビームの色は紫色になっているが、これは視聴者に分かりやすいようにという演出である)。ミサイルさえも起爆前に取り込まれて逆に自分に返ってくる為、人類側はミサイルの類は命中する直前に起爆させるという手法を取っていた。同じ理由でガガの特攻も有効となりえない為、ガガキャノンに改修されている。 人間が融合された場合、姿形は人間を模倣するものの人間の意識は残っていないため、融合された人間は事実上死亡する。
その融合能力と不死性、圧倒的な物量により地球を壊滅寸前にまで追い込むが、実際にはELS自身に人類と敵対する意思は全くなかった。彼らの母星は主星の白色矮星化とそれによって発生した惑星状星雲に飲み込まれて滅亡寸前であったため、自身の形成した巨大コロニー(超大型ELS)に乗り込んで母星を離れ、宇宙を放浪中に偶然遭遇した者達へ助けを求めていただけの要救助者であった。人類や兵器と融合し模倣するのも、異文化と一つになろうとする彼らなりのコミュニケーションの一環であった。
しかし、母星が滅ぶという緊急事態により焦っていたELSは、人類が個体ごとに独立した意識を持っている、という生態への理解に欠けたまま融合を実行。個々の人間を「殺された」人類はELSを侵略者と誤解し、攻撃行動に出る。ELSはこの攻撃を「脳量子波を伝播することができる粒子を散布している。これは即ち対話の場作りである」とさらに誤解し、人類の攻撃行動を模倣したことで戦線が拡大してしまった。人類とELSとの間に起こった戦いは、どちらが一方的に悪いと言う問題ではなく、「全く異なるコミュニケーション体系を持つ者同士の相互不理解が招いた悲劇」だったと言える。
最終的に、刹那がELSの中枢でクアンタムバーストを実行し情報交換を行ったことでELSの誤解を解き、ELSもまた地球人類が「個」という概念を持つことを理解し、人類への融合や攻撃行動の模倣が止んだことで戦いは終結した。「個」という概念を理解して以降のELSは、地球人との共存の形として「相手の意識や肉体を残したままの融合」を求めるようになった。もちろん、相手の承諾を得ない限りはは融合はしないという前提つきでである。個を維持したままELSと融合した人間は脳量子波での対話が可能になるため、イノベイターに近い存在となる。
しかしこの一件で地球、人類に多大な被害が出たため[1]、ELS殲滅を掲げる人類至上主義の団体が結成され、ELSと融合した人間の抹殺、疑似イノベイターの製造など過激な行為を行っていき、それが新たな戦乱の始まりとなった。ソレスタルビーイングの武力介入はまだ続く事になる…
それから50年後の西暦2364年。ELSと共生関係にある人間や、人間とELSが共同で操作するMS「サキブレ」等も登場し、長い年月の末に地球人とELSは外宇宙へと飛び立つことになった。
ELSの分類
- ELS(小型)
- MSよりもサイズは小型。
- ELS(大型) / ELS(中型)
- ガデラーザや戦艦クラスの大きさを持つ。『第3次Z天獄篇』では「中型」表記。
- ELS(超大型) / ELS(大型)
- 直径約3000kmの巨大さ(月と同規模の大きさ)を誇る。『第3次Z天獄篇』では「大型」表記。
- ELS GN-X IV
- ELSの擬態したGN-X IV。「ELSジンクス」とも呼ばれる。オリジナルと細かい点で差異があるが、性能は同等であったため地球連邦軍を苦しめた。
- ELSアスカロン
- 飛行機に擬態したELSの一部がアリオスガンダム アスカロンを侵食して擬態。オリジナルに侵蝕したものとELSが再現した機体の2体が登場し、後者は飛行形態に擬態していた。レオ・ジークとデル・エルダの乗るティエレンチーツーが交戦し、2体が融合している隙を突いて撃破。
- ELSガデラーザ
- ガデラーザに擬態したELS。最終決戦の最終防衛ラインに出現した。映画には登場していないが設定上は登場していたという扱いで、漫画版や外伝作品にも登場している。
- ELSガガキャノン
- ガガキャノンに擬態。文字資料にのみ登場。
- ELSバイカル級
- バイカル級航宙巡洋艦に擬態したELS。他の擬態に比べやたらと再現度が高い。地球連邦軍艦隊に大打撃を与えた。
- ELSダブルオー
- 漫画版に登場。ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型に擬態したELS。
- 脚本初期段階ではこの機体が登場する予定だったらしく、グラハムがELS GN-X IVに対して「ガンダムタイプ」と発言するのはこの名残らしい。
- 広義にはオリジナル・擬似問わず太陽炉を搭載したMSをガンダム扱いし、更にGN-X IVはガンダムの技術を多分に利用しているので間違った発言ではない。
登場作品と操縦者
『Gジェネ』シリーズのような擬態能力(文字通りランダムで味方機に擬態する)は無いものの、侵食能力は条件付きの即死攻撃として再現され、回避と射程が低い味方ユニットにとっては危険な相手。
実体武器を使うのも浸食されて危険なのだが、演出上仕方ない事とはいえミサイルや格闘も通用するどころか、直接突撃しても問題はない。
元々本質的に敵対存在ではないという事もあり、最終決戦=対話成立後は何らかの形で自軍に協力してくれる事が多い。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今回は登場しないが、第8話「戦うボーイ・ミーツ・ガール」のウィスパード覚醒デモにて、単語が確認できる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 序盤の終わり頃から登場。新地球皇国が脳量子波を放つ人物を監禁していたため最終決戦は皇国が倒れた後の第50話。ロージェノムや御使いからは「蠢く金属」と呼ばれている。バアルに母星を滅ぼされ、宇宙を放浪していた。そのため、宇宙怪獣には明確な攻撃の意思を見せている。
- 武器の特殊効果「侵食」によって気力を10下げられ、戦闘終了時に80以下であれば撃墜扱いとなる(演出上は撤退だが、修理費はしっかり取られるので注意、また、単分離を持つ機体も分離せず即撤退する)。とにかく、リアル系は運動性を強化して当たらないようにする。スーパー系および母艦クラスは元々避けるよう機体ではないので前線には出ないほうが良い。
- ただし、バサラの「歌」で気力を上げることによって相当楽な相手になる。
- 今回の最終決戦はユニット化した超大型ELSと戦う(ただし、最終目標は別の宇宙怪獣を撃破)事となり、和解後は対バアルや御使いの作戦に参加する。対話と同時に宇宙怪獣の移動重力源がブラックホール化して地球圏が飲み込まれるという絶体絶命の危機に瀕したのだが、対話終了後それをELS達が取り込んで吸収・無力化して惨事を防いで見せた(この際には原作のラスト同様に花の姿の集合体となっている)。
- 後述のように生態が類似しているバジュラとは早々に相互理解および共生することが出来ており、人類に加勢する際は連合軍を結成しているなどのクロスオーバーを見せている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。様々な形状・サイズの個体が敵として出現する。第24話「A wakening」にて初交戦。
- 攻撃時に敵のENを減少させる特殊能力を持ち、この効果でENが0になったユニットは撃墜される。単体ではさほど脅威ではないが、原作同様とにかく大量に出現する(一部のマップでは無限増援)上にパイロットの命中と機体の照準値が高く、集中攻撃を受けるとリアル系ユニットでも危険。また、必殺武器やバリアでENを浪費するとその分落とされやすくなるため、ELSが出現するマップではEN管理に特に気をつける必要がある。射程は全体的に短めだが、高い移動力に任せて凄まじい勢いで群がってくるため、遠くにいても油断はできない。HPが高く回避能力の低い戦艦にとってはフェストゥムに並ぶ天敵とも言える。
- 弱点は、ENを持たず魔術で動くデモンベインには融合が通じないこと。高いHPに惹かれて集まってきたところを反撃で一網打尽にできる。また、スキルパーツがかなり入手困難ではあるものの、ELSジンクスを除けばどの個体も撃ち落とし可能な武装しか持たないため「銃の名手」のスキルを持つユニット相手には何もできない。銃の名手以外のメンバーも撃ち落とし出来るように、森次やグラハムを戦術指揮官にする方法もあり。
- スーパーロボット大戦BX
- 第29話「再会、そして別れ」のステージで初交戦する。そして、ヴェイガンとの決着が付いた後の第43話「Trailblazer」で対話が行われる。このステージは木星圏であるが、今作には『勇者王ガオガイガー』が参戦しているためザ・パワーの影響を受けており、何と登場するELS全てが初期気力200となっている。もっとも、上限値を振り切ったのではなくスタート値が200になっているため、250まで上がる。が、イベントを進めれば通常の上限である150まで落ちる。
- 弱点は『UX』から相変わらず、銃の名手には手も足も出ない上、またもMP持ちのガンダム族達に融合できなかったりするが、こちらは小サイズ・低HPなので流石に改造・育成が行き届いていなければ普通に撃墜されかねない。
- 実は、「ELSの母星には境界の力を繋ぎとめる守護点があったが、母星が滅びを迎えた事で守護点は解放されてしまい、境界の力が不安定化する一因となった」「母星を再生させるのに必要な技術・知識の習得の為の旅の途中でザ・パワーを手に入れたが、使い方が分からなかった為、その知識を求めて太陽系にやって来た」というバンプレストオリジナル及び『ガオガイガー』とのクロスオーバーがある。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- ヤマトルート第43話でようやく登場。今作では地球ではなくガミラス本星に出現、三つ巴の戦いを繰り広げる。おそらくは旅の途中で大マゼラン銀河に辿り着いたのだと思われるが、刹那達が西暦世界の出身であるのに対し、ELSは新正暦世界に登場する。元から別世界の種族だったのか、何らかの方法で次元転移してきたのかは不明。
- その後、第48話で刹那の対話に応じ和解。第49話ではデスラーによる第二バレラス落下の際に第二バレラスに取り付き落下速度を低下させる等、地球艦隊・天駆に協力してくれる。また、その後のELSの花も、ガミラス本星の衛星軌道上に咲く事になる。
- 登場の遅さ・出番の少なさから影の薄い印象は否めないが、地味に第48話は大ガミラス帝星滅亡の危機。刹那が居なかった場合、ガミラスとELSは泥沼の戦いに突入し、そのままガミラス本星が巨大ELSに飲み込まれていたであろう事は想像に難くない。
- 「ELS」の名称は、ティエリアが便宜上部隊内での識別名として命名している(そのため、ガミラス側は第50話シナリオデモでのヒス以外はELSとは一切呼ばない)。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「A wakening」にて本格的に登場し、結果的にカイルスと激戦を繰り広げてしまう。その後、刹那のダブルオークアンタで対話を果たした。
- その直後に朗利がN2兵器でELSを滅ぼそうとしたが金本に止められ、未遂に終わっている。
装備・機能(小型)
武装・必殺武器
- 融合
- 接触した物体に侵食し、金属化させてしまう能力。
- トドメ演出として「相手を融合した後後続の群れが巻き込んで通過」というデモがあるが、EN0での特殊撃墜限定。
- 侵食
- 『第3次Z天獄篇』『V』では、こちらの名称。
- 専用の特殊効果「侵食」は「命中すると気力が10低下し、気力が80を下回ると被撃墜扱いで強制的に撤退」という仕様。
- R系特殊効果のため精神耐性は無効の上、バリア貫通も持つためバリアも効かない[2]。
- なお、『第3次Z天獄篇』では「SOLアーマー」(オールキャンセラー)で、『V』では「サポートGNドライブ」、「フルコートアーマー」(共にR系特殊効果を無効化)で気力低下を防ぐ事が出来る。
特殊能力
- HP回復L1
- EN回復L1
- 融合L1
- 『UX』『BX』では「攻撃命中時に機体のENを最大ENの(融合Lv×10)%減少させ、機体のENが0になれば撃墜扱いになる」という脅威の攻撃方法となっている。
- ボーナスないし戦術指揮効果の「スペック低下無効」でも防げないため、バリアでダメージ0(回避扱い)にできない回避能力の低いスーパー系や母艦にとっては天敵ともいえる。
- 反面、ENに代わってMPを持つ鬼械神やガンダム族に対してはこの効果はもたらせず、普通にダメージを与えるだけに留まる。また、両作共に撃ち落としで回避可能であるため、「銃の名手」持ちにも完全に無力。
移動タイプ
サイズ
- M
装備・機能(中型)
武装・必殺武器
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- L
パイロットステータス
特殊スキル
関連人物
- 刹那・F・セイエイ
- 純粋種のイノベイター。ELSと対話しようと試みる者。
- 最終的には対話を果たしELSの母星へ旅立ち、50年後地球に帰還した時の刹那の肉体はELSと融合し、イノベイターもELSも、そしてハイブリッド・イノベイターすら超える新たな種へと進化していた。
- デカルト・シャーマン
- 純粋種のイノベイター。刹那と異なり、ELSに対してはあまり良い印象を抱いていなかった。最終的にELSに取り込まれて死亡する。
- スカイ・エクリプス
- リボンズと同型(塩基配列パターン0026タイプ)のイノベイド。GNドライヴ生産のために有人探査船エウロパに乗船し、任務達成後は機密保持のために死亡。
- エウロパの残骸とともに放置されていたスカイ・エクリプスの遺体をELSが侵食し、地球に降ったELSの破片が彼の姿をとる。TV版でしか『00』の物語を追っていない視聴者には、ELSによる擬態をリボンズのコピーと勘違いされた(もっとも、それを狙ったミスリードでもあるが)。
- ちなみに、スカイ・エクリプスに擬態したELSはその後飛行機に擬態し、レオのアスカロンと交戦して撃墜され、その残骸はルイスと沙慈の前に現れるが、刹那によって爆破され機能停止する。また、漫画版では、刹那の乗ったバイクに轢かれるシーンがある。
- アーミア・リー
- 地上に落下して自宅のドアに擬態したELSに侵食される。左半身が金属化して昏睡状態になる。その後は地球連邦軍の施設に収容されていたが、刹那とELSの対話が成功して覚醒。無事に回復し、ハイブリッド・イノベイターになった。エピローグの西暦2364年時には外宇宙航行艦「スメラギ」の艦長に就任。
- クラウス・グラード
- 元カタロン幹部の経歴を持つ連邦政府議員。ELSに侵食されて昏睡状態に陥っていたアーミアの様子を目撃している。
- なお、老年期になってイノベイターに覚醒した模様で、エピローグの西暦2364年時には外宇宙航行艦「スメラギ」の最高責任者となっている。
- レオ・ジーク(レナード・ファインズ)
- 公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I 2314』(SRW未参戦)の主人公。かつては人類革新連盟の超兵機関に所属していた不完全な超兵。
- ソレスタルビーイングの別働隊「フェレシュテ」でガンダムマイスターとして行動しELSと交戦。 最終決戦でELSに取り込まれかけるも、間一髪で刹那の対話が成功し生還する。融合時に義手になっていた左腕も再生した。
- エピローグの西暦2364年時にはサキブレのパイロットになる。とある惑星で未知の生命の発見という偉業を果たす。
- NO PILOT
- ELSに融合され乗っ取られた機体のパイロット表記で、無人操縦の状態を表現している。
- 『UX』の時点ではELSにしかなかったため『00』出典だと思われがちだが、厳密にはバンプレストオリジナルキャラクター(?)で、『BX』ではELS以外の勢力に乗っ取られている等の場合も該当。
他作品の関連人物
- ヒイロ・ユイ
- Zシリーズでは彼の乗機に搭載されたゼロシステムがソレスタルビーイングによって生み出されたものだというクロスオーバー設定で、刹那たちイノベイターとは別の形でイオリアの希望が形となった「革新者」である。
- 『第3次Z天獄篇』では刹那のELSとの対話の際に同行し、ゼロシステムをリンクさせた彼がELSたちの膨大な「雑音」を処理することを担い、刹那がELSと対話ができるよう協力した。そのため、ヒイロはZシリーズにおいてELSと人類との対話を実現させてくれた立役者の一人である。
- 獅子王凱
- 『BX』では彼がザ・パワーと同化した両親からELSの大群の到来を知らされる。ザ・パワーの危険性をELSに伝えようと思うも、その手段を自らには講じられない為、刹那にそれを託すことに。
- アベルト・デスラー
- 『V』ではELSに向けて第二バレラスのデスラー砲を発射してしまい、ELSの敵対心を加速させてしまう。
関連機体
- エウロパ
- 木星の近くを漂っていた有人探査船(船籍番号9374)。1stシーズン第17話冒頭部分に登場していた。劇場版では、機密保持のための自爆で朽ち果てていたオリジナルにELSが侵食・擬態したことで原形に近い形で修復され、地球にやって来たことから物語が始まる。
- 地球への落下コースを取るエウロパは、地球連邦軍の艦隊に攻撃された後にガデラーザによって破砕されるも破片の一部は地上へと落下して、それが侵食した機械が勝手に動きだす等の怪異事件が世界各地で起きている。
- 一方、宇宙に残った破片は融合して再度復元され、ソレスタルビーイングと交戦しラファエルガンダムが撃破した。なお、スカイ・エクリプスの遺体はこの中に存在していた。
- ガルムガンダムE
- ガルムガンダムとELSが融合した機体。ELSに取り込まれる寸前で刹那による対話が成功したことで誕生した。レオ・ジークがこの機体を駆りイノベイターと彼らを敵視する旧人類の戦争に介入する姿が確認されている。
- フォン専用ガンダムアストレアTYPE-F
- ガルムガンダムEと同様の経緯で融合に成功したが、こちらはフォン・スパークの「賭け」でわざとELSの攻撃を受け、機体だけが侵食されるよう対策を施しつつ持ち堪えた。
- サキブレ
- 宇宙探査用のワークローダー。頭部にELS用のコクピットが設置されている。
- ELSクアンタ
- ダブルオークアンタとELSがさらなる相互理解のために融合した機体。
他作品の関連機体
- リーブラ
- SRWでは接点が無いが、プレイステーション・ポータブル用ソフト『SDガンダム G GENERATION OVERWORLD』では融合して「ELSリーブラ」となる。
- リボーンズガンダム
- SRWでは接点が無いが、ニンテンドー3DS用ソフト『ロストヒーローズ2』では上述のスカイ・エクリプスの役割を担い、ELSが擬態したリボーンズガンダムが登場する。
- タイタン変動重力源
- 『第3次Z天獄篇』では、この個体が発生させようとしたブラックホールを抑えるべく、花の形になった。
関連用語
- 脳量子波
- ELSがコミュニケーションに使用。大小を問わないならば、人間すべてが持っている。
- 超兵
- 先天的もしくは後天的処置によって強化された人間。彼らは脳量子波を植え付けられたとされるが、実際には元々持っている脳量子波が強化されたものである。
- イノベイター
- GN粒子によって肉体が変革した人類。強力な脳量子波を発し、脳量子波を用いてのコミュニケーションが可能。
- ニュータイプ
- スパロボでは宇宙世紀世界においてイノベイターと同様とされている存在。共演するニュータイプ達は皆ELSの脳量子波を感知はできている。
- バジュラ、フェストゥム、コーラリアン、イマージュ
- 他作品における、ELSに似た特性を持つ種族。人類とはかけ離れた姿の異種族、種族全体で群体を構成している、人類とコミュニケーションが可能という共通点がある。
- このうち、バジュラ、フェストゥムとは『UX』で共演。終盤ではフェストゥムと共にバジュラ本星へ自軍部隊の援護に駆けつける一幕も。
- バジュラとは『第3次Z天獄篇』でも共演し、こちらでも似た者同士で相互理解し共存できていて、終盤では連合軍を結成して人類に加勢してくれる。
- 第二バレラス
- 『V』では、この施設を巻き込んで花の形になっている。
脚注
資料リンク
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