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2016年10月17日 (月) 19:56時点における版
- 外国語表記:Bawoo
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 分類:汎用量産型分離可変モビルスーツ
- 型式番号:AMX-107
- 全高:22.05m
- 頭長高:18.5m
- 本体重量:34.7t
- 全備重量:67.5t
- 質量比:1.66
- 動力:熱核融合炉
- ジェネレーター出力:2,410kw
- スラスター推進力:18,760kg×4
- 姿勢制御バーニア数:16
- センサー有効半径:12,200m
- 装甲素材:ガンダリウム合金
- 開発:ネオ・ジオン
- 所属:ネオ・ジオン軍⇒グレミー軍
- 主なパイロット:グレミー・トト、アリアス・モマ
- メカニックデザイン:出渕裕
概要
機体概要
開発に際してはΖガンダムやΖΖガンダムが参考になっており、外見は特にΖガンダムと類似している。
ΖΖガンダムと同様に機体は上半身と下半身が分離して、それぞれ「バウ・アタッカー」、「バウ・ナッター」に変形する事で大気圏内を飛行可能となる。
朱色に塗装された試作機にグレミー・トトが乗り込んだ。腰部スカートには漢字の「龍」の下に「飛」と書かれたマーキングがされているが、これは一文字で「バウ」と読む。百式と同様に、監督の富野由悠季氏のアイディアである。
後に本機はカラーリングが緑に変更され量産された。基本性能は試作機と変わらないが、分離合体システムが省略されているという説がある(SRWやプラモデルでは変形可能)。少数が量産され、アリアス・モマらが搭乗した。 また、グレミーが反乱を起こした際は灰色のカラーリングの機体が登場している。
構成機体
- バウ・アタッカー
- 分離した上半身が変形する飛行形態。コクピットもこちらに属する。
- ビームライフルやシールドなど、MS形態で使う武器が集中しており攻撃力に優れる。
- バウ・ナッター
- 分離した下半身が変形する飛行形態。コクピットは持たず、バウ・アタッカーから遠隔操作で運用される。
- 武装は無いがペイロードに爆弾等を装備できる。また、遠隔操作でバウ・ナッター自体を質量爆弾として使うという戦法も使われた。
劇中での活躍
グレミー機は最終的にはサハラ砂漠での戦闘でビーチャ・オーレグの百式によって撃墜されている。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦(G)
- グレミー機は量産型よりパラメーターが高いので要注意。スーパー系は攻撃が当たらないので、精神コマンドを使うかガンダム達で遠距離から攻撃しよう。幸い射程は1オンリー。量産型の場合は印象に残るほど強敵ではない。逆にPS版では量産型でもそれなりの射程と硬さを持つため、脆いMSで相手をするのは不利。先にスーパー系かビーム耐性のある機体でHPを削るのがいいだろう。リメイク版の第2次Gでは難易度の低下もあり、量産型より能力の上がっているグレミー機もそこまで怖い相手ではなくなっている。
- 第3次スーパーロボット大戦
- グレミー機と緑の量産機、更に分離形態も登場。登場時期が中盤戦で、こちらも強力なユニットが揃っているのでやっぱり印象に残り辛い。キャラ・スーンなどエースパイロットがよく乗り込んでいる。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- グレミー自身は第3次で戦死しているが、グレミーカラーの機体が量産されて登場(緑の機体は登場せず)。分離形態も登場する。ヤザン隊やシュタイナーが乗ってくることもある。どんぐりの背比べではあるが、ハンマ・ハンマやドライセンなどの並性能のMSの中ではもっとも機体の数値が高い。そのせいか、後半のMAPに場違いにギワザ軍やゲスト軍の戦力としてなぜか登場したりする。
- スーパーロボット大戦F
- 最終局面に登場。メガ粒子砲が痛い。アリアスは緑でなく朱色に乗っている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 中盤戦にかけて登場するが、能力は並。終盤戦にアリアスの緑色機しか登場しなくなる。アリアス機は終盤にも関わらずHP1万以下ででてくるのだが、装甲値が妙に高かったりする。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- グレミー機の朱色のみ登場。今回は分離はしない。グレミーの他、アリアスや一般兵が乗る。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 今回も朱色。同じネオ・ジオン製のザクIIIと同等の性能でまずまずの強さ。
- スーパーロボット大戦α外伝
- αと同じ。ティターンズやムーンレィスが使用する。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 中盤から登場する。グラフィックが第2次Gからの流用と思われ、他作品からの流用、COMPACT描き下ろしのグラフィックのユニットと比べると、少しシルエットが小さくなっている。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- グレミー専用機の一機のみが登場し、一度だけ交戦する。グラフィックが描き直されており、能力も相まってボスの貫禄十分。ガトーを仲間にしたいならイベントで撤退させること。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- グレミー機のみ登場。HPが1万あり、シールド防御で耐久力が増している。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 量産機が登場。ややHPが高い以外平凡な性能になっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 終盤に登場する。これといった特徴がないため、強敵ではない。
- スーパーロボット大戦R
- グレミー機と量産機が登場。
単独作品
- スーパーロボット大戦
- 敵味方とも平凡な性能。台詞はグレミーに対応しており、ΖΖガンダム、Ζガンダム、キュベレイなどと対戦させると、原作を彷彿させる台詞を喋る。
- スーパーロボット大戦64
- 終盤辺りからグレミー用と量産型が出てくる。
- スーパーロボット大戦V
- PVで量産型のバウ・アタッカーが登場。
関連作品
- バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
- 機動族の新兵の1人として登場。カラーはグレミー機だが、名前が「バウー」と誤表記されている。
- ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
- ザコ敵として緑と朱色の両方が登場。グレミー自身は未登場。更なる上位種としてオリジナルの青い機体も登場する。
- リアルロボット戦線
- グレミー機のみが登場。攻略本ではNPCと書かれているが実際は操作可能で、その後も離脱しない。変形はできない。
装備・機能
武装・必殺武器
- バルカン砲
- 第19話「プルとアクシズと」で使用。
- 当初の公式設定には存在しなかった武装だが、後の袖付き機の胸部の左右には2門搭載されており、正式に公式設定の武装となった。
- ミサイル
- 翼部に左右3発ずつ装備。
- 4連装グレネードランチャー
- 両腕に内蔵されている。
- ビームサーベル
- 両腕に2本マウントされている。
- ビームライフル
- ドライセンと共通の規格の携行兵装。
- ビームマシンガン
- ギラ・ドーガと同型のビームマシンガン。袖付き機が使用。
- シールド
- メガ粒子砲を内蔵した実体盾。
- メガ粒子砲
- シールドに5門内蔵されている。袖付き機は廃されている。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
関連機体
- 量産型バウ(袖付き機)
- OVA版『機動戦士ガンダムUC』第7巻に登場。一般機と同様のグリーンカラーだが、イエローの部分がホワイトに変更され、袖付き特有の装飾が施されている。また、他機体と違いバウ・ナッター機首にコクピットを設けた複座機となっている(ナッター機首にコクピットを設置するというのは開発初期にテストされたという設定が存在する為、それを拾い上げて採用したものと思われる)。
- 基本的にはZZに登場したバウと同一のデザインだが、胸や腰サイドアーマーなど一部パーツの形状が下記のリバウと同形状のデザインに変更されている。
- 余談であるが、劇中においてゲッターロボのオープンゲットを彷彿とさせる機体分離をする場面が見られた。SRW未登場。
- リバウ
- 『機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two』に登場するバウの改修機。ネオ・ジオン残党「袖付き」の首魁であるフル・フロンタルの搭乗を前提として、サイコフレームを使用してNT専用機として大改修しており(フロンタルはその後シナンジュを乗機とする為、この機体に乗ることはなかった。その為、この機体に入っているフロンタル機を示す「10S」のマーキングには、全て斜線で消されている)赤を基調としたカラーリングと袖付きの名の由来でもある胸部と手首等へのエングレービング風の装飾に加えて、脚部に可動式のスラスターユニットが追加されているのが外見上の特徴。
- コクピット部周辺とバウ・ナッター機首部にサイコフレームを採用する事で、パイロットの精神波によって分離状態での高度な連携運用を可能としている。これはバウが設計初期に目指していた方向性で、数年の時を経て初期案を実現した機体でもある。SRW未登場。
- Ζガンダム
- 開発の参考になった機体。外見が特に似ている。
- ΖΖガンダム
- 開発の参考になった機体。同じく上半身と下半身が分離・可変する。
- ゾロ
- バウと同じように上半身と下半身が分離・可変するMS。時代はずっと下って『機動戦士Vガンダム』時代の機体。
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