キンケドゥ・ナウ
キンケドゥ・ナウ | |
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外国語表記 | Kinkedou Now |
登場作品 | |
声優 | 辻谷耕史 |
本名 | シーブック・アノー |
種族 | 地球人(スペースノイド) |
性別 | 男 |
年齢 | 28歳 |
所属 | クロスボーン・バンガード |
概要
宇宙世紀0133年、地球侵攻を目論む木星帝国に対抗して再結成された、クロスボーン・バンガードのエースパイロットで、クロスボーン・ガンダムX1を駆る。その正体はかつてのコスモ・バビロニア建国戦争において活躍したレジスタンスのパイロット、「シーブック・アノー」。
クロスボーン・バンガード再結成を決めた恋人のセシリー・フェアチャイルドに、キンケドゥ・ナウと名乗ったものである。彼女はその真意を察しきることはできなかったようだが、作中の台詞からするにトビア・アロナクスの立てた予想通りといったところか。
シーブック=キンケドゥであるのはその容姿やベラ・ロナとの関係はもちろん、「歴史の教科書にも載っていたレジスタンスのパイロット」という言及、F91部隊を見て「懐かしい」と発言(その他回想で何度かF91が登場している)等、物語の初めから細かく暗示されている。それにもかかわらず、彼自身は周りから徹底的に「キンケドゥ・ナウ」として扱われ、物語後半でベラが名前を叫ぶまで一度も「シーブック・アノー」とは明示されず、その名前を呼んだのも結局ベラだけであった。この辺りは、敵味方から「シャア・アズナブル」として扱われることが多かったクワトロ・バジーナとは対照的といえる。
かつての優等生も10年の時を経てワイルドな宇宙海賊の雰囲気とともに大人の男としての風格を身に付けたようで、全編を通して主人公・トビアを教え導く良き兄貴分として描かれた。あるいは『クロスボーンガンダム』のもう一人の主人公とも。潜入工作・白兵戦もこなすなど、生身で戦う術も一級品である上、MSの操縦技術にも更に磨きがかかり、不利な状況においても奇策を用いた戦法で敵を撃破していく。これはクロスボーン・ガンダムの特性を活かしたものが多く、キンケドゥによってクロスボーン・ガンダムはその真価を発揮したと言っても過言ではない。
物語後半、木星側に寝返ったザビーネ・シャルとの激闘でコクピットをビームサーベルで貫かれてしまい(つまり、コクピットに風穴があいている)、その状態で地球に蹴り落とされるのだが、劇中で「コクピットを貫いたビームサーベルが僅かに機体中央から横にずれている」という描写がされており、右腕を失うほどの重傷を負いながらも致命傷は避けることができた(とはいえ、横にずれているのもよく見ると若干程度のものであり、コックピットに直撃を喰らっていることには変わりはないのだが…)。更にビームシールドを用いて大気圏突入に成功、傷の治療と義手装着手術を受け(明確に描写されていないが、漂流する彼をサナリィが救出・治療したことが示唆されている)、意識不明の状態から目覚めて僅か5日足らずで戦線に復帰する、という奇跡を成し遂げる(さすがに無茶していたらしく、再会したトビアが驚きのあまり肩を掴んだ際に痛がっており、かなり疲労した様子を見せている)。
キンケドゥの行動理念の根幹を成しているのは「ベラ(あるいはセシリー)のため」という強い意志であり、そのためならば戦争に加担することも汚れ仕事を引き受けることも厭わず、また腕を失ったことすら受け入れてみせるなど、最後までその信念は揺らぐことはなかった。相当彼女にぞっこん、もしくは一途なのが見て取れる(しかしそのセシリーとは、彼女がベラ・ロナを名乗って艦長をやりだしてからは何もなかった辺り、相変わらず真面目でもある)。「愛する人のために自分の全てを懸ける」その生き方は弟分であるトビアに多大なる影響を与え、後の彼の人生の指針となった。
エピローグで「シーブック・アノー」に戻り、「セシリー・フェアチャイルド」に戻ったベラと共に地球の緑の中へ消えた。 その後はセシリーと結婚し、パン屋を開業。 『スカルハート』の時点では既に一人目の子供が産まれ、『鋼鉄の七人』ではセシリーが二人目を妊娠するなど幸福な人生を送っており、その姿を陰ながら見たトビアは、復活した木星帝国との戦いに助っ人として来てもらうことを断念する。 後にザンスカール戦争の裏側を描いた『ゴースト』(SRW未参戦)でも登場し、型落ちしているクロスボーン・ガンダムでザンスカール帝国のMSを圧倒するなど、微塵も衰えていない実力を見せ付けた。
余談ではあるが、作中でのベラのシャワーシーンにて、ベラはシャワーに潜り込んだ人物を勝手にキンケドゥと決めつけている(実際に潜り込んだのはベルナデット)。そう決めつけられるということは、過去にセシリーのシャワーを覗いたことがあったのだろうか? 映画はともかく、小説版『F91』では、シーブックは一応年齢相応にスケベな一面もあるということが描かれているので、あり得ないこともないような気はするのだが……
登場作品と役柄
『クロスボーン・ガンダム』の初登場は第2次αだが、それ以前に発売された『スーパーロボット大戦F完結編』でもジャガイモの皮むきシーンがシナリオデモで扱われたり、キンケドゥの名がシーブックのキャラクター事典に伏字で記されている。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- キンケドゥとしては初参戦なのだが、『α』にてシーブックとして参戦したため、顔見知りには正体がバレバレ。作中の経過時間と設定年齢に凄まじい差が生じているが、「色々あって老けた」の一言で解決している。原作では徹底して「キンケドゥ=シーブック」という事は明言しなかったというのに、キャラ辞典では初っ端から正体を書かれていたりする。
- アイビスを主人公に選ぶと、第1話で登場以降、アイビスとの絡みが多い。また、原作を再現して、3種類も顔グラフィックとカットインが用意されている。ただし、負傷した顔を包帯で隠しているバージョンだけはキャラ辞典に登録されない。なお、「ノーマルスーツを着た」最終回verのキンケドゥは本作が初出である。αナンバーズの名付け親という役柄も担当した。
- 地球へ落下して奇跡の生還をした後にアムロから「よく無事だったな」との問いに「何も自分が初めてではない」と言っている。これは『機動戦士ガンダム』にてアムロも大気圏突入を体験している(もちろん、彼の場合は半壊した機体ではないが)からで、アムロも「そうだったな」と返している。ただ、元々大気圏突入の機能が備わっていたガンダムに対して、緊急避難的にビームシールドを代用して突入したあたりは流石である。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 参戦作品の都合上、名前こそ出てこないが、前作終了後に原作通りセシリーと共にパン屋になっていることが、居候をしていたアラドによって言及されている。また部隊名がαナンバーズなのに名付け親であった彼がいないため、封印戦争時の味方は時々彼のことを気にしている。
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 外見は原作最終話Verの右目に傷があるものになっており、時系列的にも木星戦役後となるが、原作と異なり、ガミラスの侵攻等もあって再びキンケドゥを名乗り、自発的に行動を開始してトビア達と合流する。また、音声の新規収録がされている他、カットインが『F91』を思わせる絵柄となっている。
- 『F91』の主人公だった為か、主人公扱いされており、主要なボス敵との戦闘前会話はほぼ用意されている。
- 最初は量産型F91に乗るが、中盤からX1改・改に乗る事になる。能力面では初期機体との相性からか、若干だが射撃の方が高く、さらにヒット&アウェイを持っている。とは言え、数値の差はごくわずかのため、格闘型機体でも長射程機体でも問題なく活躍できる。ただ、後述のエースボーナスを生かすならやはり格闘型の機体に乗せたいところ。参戦時期の早さや能力から後輩たちの機体に乗せ換えるプレイヤーが多く、「過去のシーブックとしての参戦時にF91を取られ続けた反動」とか「海賊らしく(後輩のガンダムを)いただいていく」などと言われたりも。
- 木星戦役後の本職がパン屋であることから、シナリオデモでは仲間達に自分が焼いたパンを振る舞うシーンもある。
パイロットステータスの傾向
能力値
シーブックのものとは違い格闘重視の能力で、自軍でもトップクラスの高さ。ベテランエースという風格が出たせいか技量も高い。射撃、回避は初期値では高いのだが、成長タイプが格闘系・万能ということで伸び悩んでしまうのが難点。『V』では上記のように若干ながら射撃の方が高くなっている。
精神コマンド
- 第2次α
- 集中、ひらめき、加速、気合、熱血、魂
- 戦闘に便利な精神コマンドを取りそろえる。成長タイプにより回避が伸び悩むので、そこは集中でフォローしたいところ。
- V
- 不屈、集中、直感、分析、狙撃、魂
- 同作のトビアと違い、オーソドックスなラインナップ。狙撃は射程の短いクロスボーンガンダム向き。
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次α
- ニュータイプL8、シールド防御L3、切り払いL5、強運
- さすがに主人公格であるためニュータイプLvの伸びは良い。コックピットを刺された上に半壊したクロスボーン・ガンダムで大気圏突入してもなお生存したからか強運を覚える。
- V
- ニュータイプL9、底力L7、ヒット&アウェイ
小隊長能力(隊長効果)
- クリティカル率+10%、命中率+10%
- 第2次αでの能力。
固有エースボーナス
パイロットBGM
- 「クロスボーン・ガンダム」
- メインBGM。『第2次α』では『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズ版をベースにアレンジされたものが使われている。
- 『V』では『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』シリーズ版が使用されている。
- 「F91ガンダム出撃」
- ガンダムF91に搭乗している時はこちら。
人間関係
- ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)
- 宇宙海賊クロスボーン・バンガードのリーダーで、キンケドゥの恋人。母艦となるマザー・バンガードの艦長でもある。
- トビア・アロナクス
- 弟分。キンケドゥの誘いに応じ、クロスボーン・バンガードのメンバーに名を連ねた。後にキンケドゥから『全て』を受け継ぐこととなる。
- ウモン・サモン
- 仲間。ハッタリも多いが、そのキャリアに裏打ちされた実力を持つベテランパイロット。
- ザビーネ・シャル
- 旧クロスボーン・バンガードのエース。最初は手を組んでいたが、後に決別して宿敵となり死闘を繰り広げる。
- クラックス・ドゥガチ
- 木星帝国の首魁。キンケドゥたちが倒すべき最終目標。
- ギリ・ガデューカ・アスピス
- 木星帝国死の旋風隊一員で年若いニュータイプ兵。一時はキンケドゥを追い詰めたこともあったが、技量と経験に勝る彼に敗北を重ねる。
- ハリソン・マディン
- 地球連邦軍所属。木星帝国の謀略により、お互い顔を知らないまま対決。結果としてキンケドゥに敗北したものの、互いの腕前を認め合う。最終決戦ではキンケドゥを援護する。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 『第2次α』では『α』以来の再会を喜んでいた。また大気圏突破から重傷を負いながらも生還した際には上述のやり取りをする。『V』においてはキンケドゥにとって100年前の人物となる。トビア達がアムロの亡霊とも言える存在に苦戦していた際、ヤマトとともに救援に現れて共にこれを撃破した。後に(別世界の存在ではあるが)本物のアムロと出会う。
- ジュドー・アーシタ
- 本名時代の旧シリーズでは一緒に戦うことが多かったニュータイプ仲間。『第2次α』にて、『α』以来の再会を果たした際には「老けた?」などと言われてしまう。
- ビルギット・ピリヨ
- かつての戦友。『クロスボーン』本編時にはビルギットが既に死亡していたが、『第2次α』では再会することができた。
- ドレル・ロナ
- カロッゾの二の舞になろうとしている彼を説得した。
- コウ・ウラキ、デュオ・マックスウェル、カトル・ラバーバ・ウィナー
- 『第2次α』では彼らとともに芋や人参の皮剥きを担当した。
- シャア・アズナブル
- 『第2次α』では他のガンダム系主人公らと同様に彼を否定し、戦闘中の特殊な台詞も用意されている。
- 偽名を名乗って新たな活動を行い、後継者たるニュータイプを見出し、途中で行方不明になるという点で共通している両者であるが、復帰後に採った道は全くの正反対であり、シャア自身もそれを暗示した言葉を言っている。
- フル・フロンタル
- 『V』では彼と初めて交戦した際、かつて戦った仮面の男を想起している。
スーパー系
- 流竜馬
- 『V』ではエンケラドゥスにて出会って以来、付き合いの長い戦友となる。西暦世界にて木蓮に囚われた際、他の仲間を救うために彼や古代進ともに脱出した。竜馬が隼人や弁慶と合流できた際は、張り詰めることの多かった彼が笑顔になれたことを喜んだ。
- 神勝平
- 『V』DLC「月光の照らす未来」では、自分の生命を捨てるかのような無謀な戦い方が目立つ彼の危険性を指摘した。
リアル系
- ヤマトクルーの面々
- 『V』では地球を救うため、彼らとともにイスカンダルを目指す。同じ新西暦世界出身ということもあり、基本的に一緒にいることが多い。本編の描写から、戦闘時以外はヤマトに乗艦しているようだ。
- ガミラス軍
- 『V』では、遊星爆弾によって地球を死の星へ変えた彼らに対して怒りを燃やす。特殊戦闘台詞も存在する。
バンプレストオリジナル
- アイビス・ダグラス
- 『第2次α』では、序盤から常に親身になって彼女をサポートし続けた。
- アラド・バランガ
- 『第2次α』のED後から『第3次α』の間まで、居候していた。
- イーグレット・イング
- 漫画『ロストチルドレン』での居候。
- 叢雲総司
- 『V』では同じ新西暦世界の出身であり、ヤマトクルーの面々と同じく一緒にいるシーンが多い。ソウジも木星戦役の英雄でもあるキンケドゥに対しては、軽口を叩きつつも信頼と敬意を寄せている。
- 如月千歳
- 総司と基本的な立ち位置は同じ。彼女もまた信頼の厚い戦友となる。
名台詞
- 「おまえのとるべき道は2つある。ひとつは何も聞かずに地球へ帰り、全てを忘れ、貝のように口をつぐむ事……。そしてもうひとつは、われらと共に……真実に立ち向かうことだ!」
- 木星帝国の真実を知り、殺されそうになったトビアを救った直後、トビアに投げかけた言葉。この言葉をきっかけに、トビアはクロスボーン・バンガードに参加した。
- 続編である『ゴースト』『ダスト』(いずれもSRW未参戦)でも類似した台詞が登場しており、『クロスボーン』シリーズのお約束とも言える流れになっている。
- 『第2次α』ではDVEで再現。
- 「おれはそんなベラの力になると決めた。それが独善でも偽善でも、おれには関係ない! たとえ自分のしていることで地獄に落ちようとも――おれは彼女を守り続ける! それだけだ!」
- 帝国基地への潜入中、木星圏、そして戦争の現実を目の当たりにしてしまい、それまで積み重ねてきた「敵を殺さないのはただの独善なのではないか」という疑問を爆発させてクロスボーン・バンガードのやり方を非難したトビアに対し、キンケドゥがベラの過去と、彼女が不殺を貫き闘い続けようとする理由を説明した上で、最後に返した言葉。
- ベラを庇うように自らの想いを切々と語る様は、トビアの心を動かし、認識を改めさせた。
- 「自分の命すら大事だと思えないから人の命を奪うっ! なぜ部下の命をすらたやすく切り捨てる男が、人類すべてのことを考えられると思う! 死を強いる指導者のどこに真実があるっ! ねごとを言うな!」
- 帝国の基地に侵攻した際、基地自爆寸前になお、自爆阻止を阻もうとする木星の兵士達に向かって。
- 「マシンがよくても、パイロットが性能をひき出せなければ!」
- 連邦軍のF91部隊を相手取った際に。エースとしての貫録を感じさせる、そして試作機の性能を限界まで引き出したキンケドゥだからこそ言える台詞である。ゲームに登場した際もよく口にしている。
- 「あんたが初めてだぜ! おれにクロスボーンのシールドを使わせたのはっ!」
- そして上の直後の対ハリソン戦にて。キンケドゥ、そしてその相手をしたハリソン双方の腕の良さを如実に表した言葉。
- 「そして…俺達の切り札はクロスボーン・ガンダムなんだ! 奇跡を見せてやろうじゃないか!」
- 最終決戦前、「この状況をひっくり返せる奇跡的な切り札があるとは思えない」と嘆くバーンズに対して。『第2次α』では「奇跡を~」の部分のみDVE。
- 「おれは――まだ、キンケドゥ・ナウだからな……。行かなくちゃ……。セシリー・フェアチャイルドを取り返さなくちゃいけない……おれに――とってははじめからそのための戦いだった。木星帝国なんかどうでもよかったのかもしれない――だけど、戦争は終わらせなくちゃいけない――彼女が戻ってこれないから……」
- 最終決戦前、「シーブック」に行かないでほしいと告げるベラに対して。
- 「おまえが――最も支配者にふさわしいと言った女性はな――支配など正しいとは思っていない! 支配をよしとしない者が最も支配者にふさわしいのなら、それを望む者は支配にふさわしくはないことになる。貴族主義ははじめからまちがっていたんだよ……ザビーネ」
- ライバル、ザビーネ・シャルの今際の際にて。
- 「そうだな……俺は、山道を歩いて、雨露をすすって、好きな女を抱いて……もう一度じっくり考えてみるさ……。もともと人間が何だったのかを。そのための時間はいくらでもあるから」
- エピローグにて、トビアにこれからどうするのかと訊ねられて。
- 「……おかえり、セシリー」
- 最終話にて、「シーブック」と呼ぶベラに対して返す。本当の意味でF91の物語が終わったことを象徴する台詞。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「ビームライフルでは、駄目か……!」
- 『F91』の時代と同じ台詞。ガンダムF91のヴェスバー使用時の台詞。
- 「なんとぉーっ!」
- 『F91』の時代と同じ台詞。機体のHPが少なくなった時の台詞。『V』ではヴェスバーなどの使用時の台詞。
- 「鉄仮面の亡霊め!!」
- 『第2次α』にて、カロッゾ・ロナの亡霊としてのラフレシアとの特殊戦闘台詞。
- 「人間だけを殺す機械など!」
- 同じく『第2次α』にて、バグとの特殊戦闘台詞。
- 「クワトロ大尉!地球を潰すことに何の意味があるっ!?」
- 『第2次α』におけるシャアとの特殊戦闘台詞。
- 「セシリーのため…俺は何度でもキンケドゥになる!」
- 『V』の汎用台詞。
- 「あの戦いが終わっても、帝国は何も変わっちゃいない!」
- 『V』の対木星帝国特殊戦闘台詞。
- 「ガミラス…! 決して許さない!」
- 「地球にしたことのツケは必ず払わせる!」
- 「地球人はまだ健在だ! それを教えてやる!」
- 『V』の対ガミラス軍特殊戦闘台詞。
- 「悪くない武器だな、トビア!」
- 『V』にて、X1改・改及びX1フルクロスのピーコック・スマッシャー、ムラマサ・ブラスター使用時の台詞。
シナリオデモ
- 「流石に、マジンガーZやコン・バトラーVにドクロマークを付けるわけにはいかないだろう?」
- 『第2次α』アラド編第20話「ミッション・イミテイション」orアイビス編第19話「勇の戦い」より。甲児や豹馬に「海賊をやるなら誘って欲しかった」と言われた時に返した台詞。まんざらでも無さそうな甲児にデュオは「それで鎌を付けたら機械獣だぜ」とツッコミを入れていたが、後年本当にドクロのついたマジンガーが参戦することになる。
- 「木星圏のガミラスを倒しても、それで事が済んだわけじゃない」
- 「人類の生まれた星…地球が滅んでいくのをこの木星から眺めるだけなんてのは我慢ならないからな」
- 『V』第4話「木星戦線、異常あり」エンドデモにて、トビアとともにヤマトに乗艦し、イスカンダルへ向かう決意をした際の台詞。
- 「こんな状況だからな。少しでも動けるものは誰かのために自分にできる事を見つけるべきだ」
- 「俺達も、そう生きる…。それが終わるまで、彼女はベラ・ロナで俺はキンケドゥ・ナウだ」
- 上記と同じく第4話の台詞。浮遊大陸のガミラス前線基地を壊滅させたものの、未だ地球は瀕死の状態であり、またガミラスの影響が強かった木星圏の人々も非常に不安定な状況下に置かれたままである。自分の為すべきことを為す為、彼と彼の愛する女性は再び「宇宙海賊」として戦うことを決意する。
- 「91年ぶりに新造されたガンダムに乗ってたんだ。少しは詳しくもなるさ」
- 『V』ソウジ編第8話「大宇宙の墓場」」orチトセ編第8話「ガミラスの使者」より。刹那とトビアとの対話の中、ガンダムについて語った時、主人公に「ガンダムマニア」or「ガンダム好き」と聞かれての返答。
- 「あの箱は、絶望であり、希望でもあった…。地球と宇宙がわかり合う事が出来た時にそれは初めて戦争を終わらせる力になるんだ」
- 『V』宇宙ルート第38話「託された未来」にて、ラプラスの箱を評して。新正暦世界では箱の使い方を誤ってしまったが故に、空白の10年を生み出してしまった。しかし、宇宙世紀世界ではバナージとフロンタルが和解し、共に箱に臨んだ。そして、箱を開けないという選択肢を取った。恐らく、宇宙世紀世界はこれから全く違う道を歩んでいくのだろう。
- 「俺達の獲物にピッタリだな」
- 『V』シークレットシナリオ「長き旅路を支えるもの」より。補給物資が不足気味でかつ精鋭ともいえるガミラス総統親衛隊と戦闘に入る。普通なら激戦を覚悟するものだが前職の「宇宙海賊」の血が湧だつのだった。
- ちなみにこの台詞と同時に「クロスボーン・ガンダム」が流れる。
- 「食べる…という生きていく上で当たり前の行為に触れていたかったんだ」
- 『V』ヤマトルート第45話「人の生きる意味」にて、パン屋になった理由を問われての回答。『自分が焼いたパンを若いパイロットに振る舞い、“命”について語る』というのは『ゴースト』(SRW未参戦)を意識したシーンとも見える。
- 「では、別れの挨拶は海賊らしく、俺がいただいていく!じゃあな、みんな!」
- 『V』中断メッセージにて、他人の名言を「いただき」つつ。
搭乗機体
スパロボでの搭乗機体
余談
- 辻谷氏は『GジェネレーションF』の収録の際、「キンケドゥ=シーブック」である事を収録現場で教えてもらったとの事で、「知っていればもっと役作りが出来た」と漏らしている。
資料リンク
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