スーパーロボット大戦T
スーパーロボット大戦T | |
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開発元 | B.B.スタジオ |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
対応機種 |
プレイステーション4 Nintendo Switch |
プロデューサー |
寺田貴信 最上頌平 |
キャラクターデザイン | 西E田 |
メカニックデザイン | 天神英貴 |
主題歌 | 「Tread on the Tiger's Tail」 |
発売日 | 2019年3月20日 |
CERO区分 | C(15歳以上対象) |
『スーパーロボット大戦T』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。
概要
2018年11月19日配信の「生スパロボチャンネル」にて正式発表された。平成最後のスパロボ作品となる。
プレイステーション4・Nintendo Switchとのマルチプラットフォームであり、異なるメーカーのプラットフォーム間によるマルチタイトルは本作がシリーズ初となる。また、Switch版はシリーズ初の同プラットフォーム向けタイトルにして、据え置き型ゲーム機単独での版権作品並びに任天堂製据置型ゲーム機でのリリースも『スーパーロボット大戦NEO』以来となる[1]。
2019年4月2日時点、シリーズで最も海外[2]での販売本数が多いタイトルとなった事が寺田貴信プロデューサーより明かされた[3]。
後述のキャッチコピーにも謳われる通りタイトルの「T」はTerra=地球の意であり、タイトルロゴにも地球が描かれている。詳細は下記の""話題""を参照のこと。
システム
エクストラアクションやTacP(タックポイント)養成システムなど、基本システムは『V』『X』を踏襲したものとなっている。
新システム
- サポーターコマンド
- 非戦闘系キャラクター用の新システム。精神コマンドの亜種で、キャラクターごとに設定されたサポーターコマンドを個別コマンド「サポーター」によって発動させる。使用には専用の「S-SP」を消費する。
- シナリオが進むと強化される物や、特定のマップ限定(複数の物もある)のサポーターも存在する。
既存システムと変更点
- パイロット養成の変更点
- スキルルートが廃止され、『V』『X』にてルートを経る必要があった汎用スキルを直接生産できるようになった。名称についても『X』までのスキルプログラムから「スキルラーニング」へと変更されている。
- ファクトリーの変更点
- 「サイドプラン」に名称が変更。サブオーダーもこちらに内包される形となった。
- 部隊強化系システムは本作では「TACマネージメント」の名称となっている。
- 1週目はほぼ「TacPゲイン」一択となっていたゲイン系は削除。代わりにサブオーダーの人数を一人増やす〇〇アドバンスとなった。その為、TacPが若干稼ぎにくくなった。
- サブオーダーの変更点
- 直前のシナリオで出撃したキャラクターも選択することが可能になった他、TACマネージメントやシナリオ進行で参加人数を増やすことができ、最大で32人+1人まで参加することが出来るようになった。
- また特定の条件を満たすことで「スペシャルオーダー」が発生し、1名のみ通常のオーダーより高いボーナスを得られる。スペシャルオーダーは発生タイミングで実行せず次回以降のインターミッションへ繰り越すことも可能だが、複数発生した場合は一度実行しないと次のオーダーへ移れない点に注意。
- インターミッションの変更点
- サイドプランの他、サポーターコマンドを閲覧できる「サポーターリスト」が追加。
- 精神コマンドの変更点
- 根性の習得者が『X』と比べて三分の二になった。また『V』『X』で(ド根性を含めて)習得していた一部のパイロットは、別の精神コマンドに変更されている。
- 特殊スキルの変更点
- ラッキースターがレベル制となり、L2で毎ターン幸運がかかるように(要気力130以上)。他方、先制攻撃は突撃の効果が削除され下方修正。
- エースボーナスの変更点
- 従来作と比べて、複合型に変更された習得者が大幅に増えた。そのため、2周目以降特定の精神コマンドや特殊スキルを習得するまで死にボーナスだった習得者が大幅に減った。また、本作では敵のレベルが全体的に高く、それに応じて撃墜数も多いため、終盤はザコ敵を含めたすべての敵がエースボーナスを獲得している。
- エディットBGMの変更点
- カスタムサウンドトラック機能についてはプラットフォームの特性上Switch版では非実装であり、本作においてはPS4版のみの機能となっている。
- その他の変更点
参戦作品
★は新規参戦。☆は機体のみの参戦。
- 無敵ロボ トライダーG7
- 聖戦士ダンバイン
- 聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- ☆機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- ☆機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
- ☆機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- 機動武闘伝Gガンダム
- 装甲騎兵ボトムズ
- ☆装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー
- 装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル
- 勇者特急マイトガイン
- 勇者王ガオガイガー
- ★カウボーイビバップ
- トップをねらえ!
- 劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
- 真ゲッターロボ 世界最後の日
- 劇場版 マジンガーZ / INFINITY
- ★わが青春のアルカディア 無限軌道SSX
- ★魔法騎士レイアース
- ガン×ソード
- ★楽園追放 -Expelled from Paradise-
『ガン×ソード』は初の音声付き参戦。『New Story of Aura Battler DUNBINE』は『COMPACT3』以来となるシオン・ザバとラバーン・ザラマンドが参戦し、『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』は期間限定参戦だった『X-Ω』を経て正式参戦となる。
他、『ゲッターロボ大決戦!』から真ゲッタードラゴン、「オーラ・ファンタズム」からヴェルビン、SRWオリジナルからゲシュペンストが参戦する。
プレミアムアニメソング&サウンドエディションのみ『機動戦艦ナデシコ』『ゲッターロボ大決戦!』『グレートマジンガー』名義の楽曲が収録される。
参戦作品の選出については、国内外のアンケートにおける参戦希望の意見を強く反映したものになっている事が『週刊ファミ通』2019年1月3日号掲載のインタビューにて語られている。
世界観
世界観/Tを参照。
バンプレストオリジナル
登場メカ(オリジナル)
- ティラネード
- 本作の主人公機。デザインは天神英貴氏。
- ティラネード・レックス
- ティラネードが得た戦闘データをもとに改修を施された強化型。
- ティランド
- ティラネードの量産型。
- ゲシュペンスト
- 本作のスペシャル参戦ロボ。サブ主人公が搭乗。
- キャリアクス
- ティラネードをサポートする統合戦術支援機。
- ゼグード
- 様々な用途で使用される汎用機。
- イービットα / イービットβ / イービットγ
- イーファスΣ / イーファスΩ
- アールオール
- アーピエス / アーピエス・アート
- ダイガイアン1号 / ダイガイアン2号
登場人物(オリジナル)
『スーパーロボット大戦V』『スーパーロボット大戦X』と同じく男女選択制を採用。選ばなかった方の主人公も前述2作同様に登場し、そちらはゲシュペンストのパイロットとなる。オリジナル主人公のキャラクターデザインは西E田氏が担当する。
VTXユニオン・特務三課
- サイゾウ・トキトウ
- 男主人公。担当声優は草尾毅氏。
- サギリ・サクライ
- 女主人公。担当声優は庄司宇芽香氏。
- ラミィ・アマサキ
- ティラネードのコ・パイロット。担当声優は加隈亜衣氏。
- メリル・スパンナ
- 技術部第一課から特務三課へ転属した女性社員。キャリアクスの火器管制担当。担当声優は相沢舞氏。
- エイミス・アーネスト
- 総務から特務三課へ転属した女性社員。キャリアクスの索敵と機体監理を担当。担当声優は大空直美氏。
- ヒロスケ・アマサキ
- 特務三課課長でラミィの父。キャリアクスの機長兼操縦担当。担当声優は天神英貴氏。
UND
- ルーディー・ピーシーザルト
- UND幹部。キャラクターデザインは八房龍之助氏、担当声優は永島由子氏。
- ワシールモン・ラズエルソン
- ラグナヤル・ディンハーリッシュ
- シゲイル・セイゴ / ロニー・マーブック / ポール・ダルジュ
- UNDにスカウトされた地球人達。シゲイルは元VTX社員でもある。
その他
- ダイマ・ゴードウィン
- VTXユニオン社長。
- エイム・プレズバンド
- 政治団体「暁の会」代表。
- 秘書
- VTXユニオンの社長専属秘書。
- タカハシ / サイトウ / ワタナベ
- VTX社員。
用語
- 新宇宙暦
- 本作の暦・年号。
- 黄金の時代
- 黄昏の時代
関連記事
ゲーム中データ
分類 | 記事 |
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世界観 | 世界観/T |
全話一覧 | 全話一覧/T |
隠し要素 | 隠し要素/T |
精神コマンド | 精神コマンド/T |
強化パーツ | 強化パーツ/T |
特殊能力 | 特殊能力/T |
特殊技能 | 特殊技能/T |
エースボーナス | エースボーナス/T |
メカ&キャラクターリスト | メカ&キャラクターリスト/T |
ライブラリ (オプション) |
オプション/T |
中断メッセージ | 中断メッセージ/T |
ネタバレ | ネタバレ/T |
話題
- 寺田Pは「Tは自分を連想させる」としてこれまでスパロボのタイトルに用いるのを避けていたが、本作でついに使用されることとなった。生スパロボチャンネルの視聴者コメントでは、案の定本作タイトルと寺田Pを絡めたコメントが数多く見られた。
- 本作の「命を懸けて護るべき故郷―それは、地球(TERRA/テラ)だ。」というキャッチフレーズも、その傾向に拍車をかけている。
- そもそも寺田Pは冗談のつもりで仮タイトルとして「スーパーロボット大戦T」を提案したのだが、逆に社内からは「ついに寺田がスパロボのタイトルにTを使った」と本気に捉えられてしまい、正タイトルとして採用されてしまったとのこと。
- なお、公式サイトのURLは上記のキャッチコピーをもじったものになっているのだが、「https://sorewaterada.suparobo.jp/」…「それはTERRAだ」ではなく「それは寺田」になっている。
- 主人公機のティラネードについても、初期の名称案は「ティラネーダ」だったとのこと。
- 今作では何かと女に因果をもつ男性キャラクターが多い。女を殺された復讐のために、女性を恋慕していたり、あるいは当てどなく探していたりなど多様に渡る。同様に、女性キャラクターも自分や他者の愛に悩み葛藤するケースが顕著。今までの作品にあった恋愛事情とは異質で深い模様が見て取れる。
- 会話などでの歌詞ネタを過去シリーズと比較して、多く見かける傾向にある。
資料リンク
脚注
- ↑ B.B.スタジオ開発のスパロボ作品としても初の任天堂製プラットフォーム向けタイトルであり、バンプレソフト時代を含めた場合『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』以来となる。
- ↑ 台湾、香港、韓国等の東アジア地域で展開されている。
- ↑ 『スパロボOGラジオ「うますぎWAVE」第639回』(2019年4月2日配信)より。
- ↑ ムービー再生機能自体は『第2次α』以来の実装となる。
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