「第4次スーパーロボット大戦S」の版間の差分
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− | + | また、ストーリーの時系列は『第2次G』→『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』→『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』→『第4次S』(本作)に変更されている<ref>説明書より。</ref>。 | |
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− | *[[スタッフ:寺田貴信| | + | *[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]氏は本作の製作準備のために『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』の開発に関わっていた<ref>勁文社『スーパーロボット大戦 エンサイクロペディア DC戦争編』252頁。</ref>。 |
*オリジナルキャラクターの[[マサキ・アンドー|マサキ]]と[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の[[声優]]に起用された[[声優:緑川光|緑川光氏]]と[[声優:子安武人|子安武人氏]]は、当時放送中であった『[[新機動戦記ガンダムW]]』でも同じ[[ヒイロ・ユイ|主役]]と[[ゼクス・マーキス|ライバル]]を演じていたため話題になった。 | *オリジナルキャラクターの[[マサキ・アンドー|マサキ]]と[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の[[声優]]に起用された[[声優:緑川光|緑川光氏]]と[[声優:子安武人|子安武人氏]]は、当時放送中であった『[[新機動戦記ガンダムW]]』でも同じ[[ヒイロ・ユイ|主役]]と[[ゼクス・マーキス|ライバル]]を演じていたため話題になった。 | ||
*本格的なオープニングムービーが初めて実装されたが、登場するのは作品タイトルに反してリアルロボット系のみである。また、本作中には登場していない[[ザク|ザクII]]と[[ドラムロ]]([[トッド・ギネス|トッド]]機)がムービー内で登場している。 | *本格的なオープニングムービーが初めて実装されたが、登場するのは作品タイトルに反してリアルロボット系のみである。また、本作中には登場していない[[ザク|ザクII]]と[[ドラムロ]]([[トッド・ギネス|トッド]]機)がムービー内で登場している。 |
2023年7月8日 (土) 13:35時点における版
第4次スーパーロボット大戦S | |
---|---|
シリーズ | 旧シリーズ |
原作 | 第4次スーパーロボット大戦 |
開発元 | ウィンキーソフト |
発売元 | バンプレスト |
対応機種 | プレイステーション |
プロデューサー | 寺田貴信 |
シナリオ | 阪田雅彦 |
音楽 | 三垣敦史 |
発売日 | 1996年1月26日 |
価格 | 6,800円 |
『第4次スーパーロボット大戦S』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「旧シリーズ」の1つ。
概要
『第4次スーパーロボット大戦』のPS移植版であり、同機で発売された最初のSRW作品でもある。「S」は「SCRAMBLE」の頭文字。
一部のパイロットにキャラクターボイスが導入されたほか、シナリオの追加やバランス調整などが行われている。開発は『第2次G』(および『魔装機神』)と平行しており、『第2次G』が『第2次』の完全作り直しとなったしわ寄せで、本作は原作とそれほど変わらない内容となった[1]。
また、ストーリーの時系列は『第2次G』→『第3次』→『EX』→『第4次S』(本作)に変更されている[2]。
話題
- 寺田貴信氏は本作の製作準備のために『第4次』の開発に関わっていた[3]。
- オリジナルキャラクターのマサキとシュウの声優に起用された緑川光氏と子安武人氏は、当時放送中であった『新機動戦記ガンダムW』でも同じ主役とライバルを演じていたため話題になった。
- 本格的なオープニングムービーが初めて実装されたが、登場するのは作品タイトルに反してリアルロボット系のみである。また、本作中には登場していないザクIIとドラムロ(トッド機)がムービー内で登場している。
- 収録BGMが増加しており、使用箇所が一部変更されている。
- ディスクの読み込みが随所で発生するため、SFC版と比べテンポの悪さは否めない。また、SFC版よりBGMのクオリティが低い面もある。
- トラック2にCM曲が収録されているため、CDプレイヤーなどで聴くことができる。ただし、ゲームデータが収録されているトラック1を再生すると機器が故障する恐れもあるので注意が必要。
- PS2ではマップ上の動作が極端に遅くなるため、快適なプレイは不可能になっている。
- 2011年7月6日にはPlayStation Storeのゲームアーカイブスで配信された(価格:1,000円)。
主な変更点
システム等
- マップ開始時の演出がカットされている。
- 一部のマップの内容が変更されている。
- BGM切り替わりの簡略化
- 自ターンでは戦闘終了後にマップBGMへ戻らず、次の切り替わりまで直前の戦闘で使われたBGMが流れ続ける。
- 敵ターンの間はマップBGM固定になり、戦闘でBGMが切り替わらない。
加入・離脱等
- 機体の強制(選択)廃棄は無くなったものと存続のものが混在しており、選考基準は不明。
- ダンクーガかコン・バトラーVの永久離脱選択が無くなり、どちらも最後まで同行する。
- ヤンロンとテュッティの加入が早くなり、シュウら加入時の永久離脱(リューネ含む)が無くなった。
- ゴーショーグンとサイバスターが正式加入前に一時的に部隊に同行する。
能力関連
- 加入機体(NPCは除く)の武器改造は全て無改造状態に変更。
- マップ途中で操作ユニットに変化した場合は、変化と同時に武器改造のみが無改造状態に戻る。
- 機体や武器の性能、機体とパイロットの地形適応などの調整。
その他
- ターン数による分岐の条件ターン数が変更。
- マップ上のアイテム配置場所が変更。
- 特殊誕生日の設定が一部変更。
- 中断メッセージが一新。
登場作品
登場作品については『第4次』と同様。
- 機動戦士ガンダム
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダムF91
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- UFOロボ グレンダイザー
- ゲッターロボ
- ゲッターロボG
- 真ゲッターロボ (原作漫画版)
- 無敵鋼人ダイターン3
- 無敵超人ザンボット3
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- 闘将ダイモス
- 超獣機神ダンクーガ
- 勇者ライディーン
- 戦国魔神ゴーショーグン
- 聖戦士ダンバイン
- 重戦機エルガイム
上記の他に「劇場版マジンガーシリーズ」『ガンダム・センチネル』から機体が、『New Story of Aura Battler DUNBINE』から機体とキャラクターが登場する[6]。
世界観
バンプレストオリジナル
『第4次スーパーロボット大戦』と同様。
なお、魔装機系については「魔装機神の登場メカ」及び「魔装機神の登場人物」を参照。
ゲーム中データ
分類 | 記事 |
---|---|
全話一覧 | 全話一覧/第4次S |
隠し要素 | 隠し要素/第4次S |
精神コマンド | 精神コマンド/第4次 |
強化パーツ | 強化パーツ/第4次 |
特殊能力 | 特殊能力/第4次 |
特殊技能 | 特殊技能/第4次 |
メカ&キャラクターリスト | メカ&キャラクターリスト/第4次 |
中断メッセージ | 中断メッセージ/第4次S |
商品情報
プレイステーション
攻略本
コミックス
脚注
リンク
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