「ジャミル・ニート」の版間の差分
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:11話。カリスの駆る[[ベルティゴ]]に苦戦するガロードの戦いを見て、負けられないという思いが強すぎるあまり、空回りしているガロードの戦い方を評して。 | :11話。カリスの駆る[[ベルティゴ]]に苦戦するガロードの戦いを見て、負けられないという思いが強すぎるあまり、空回りしているガロードの戦い方を評して。 | ||
;「何も考えずに走れ!」 | ;「何も考えずに走れ!」 | ||
− | : | + | :第11話タイトル。カリスに完敗し意気消沈しているガロードを無理矢理外に連れ出すジャミル。ジャミルは凍った湖にGコンを投げ捨て、ガロードに取ってくるよう指示する。ガロードはGコンを回収するが、その時氷が割れそうになる。そんなガロードに対してジャミルが叫んだ台詞である。一連のジャミルの叱咤のおかげでガロードは迷いを振り切り、再び走り出した。 |
;「こんな物は、もういらないんだっ!」 | ;「こんな物は、もういらないんだっ!」 | ||
− | : | + | :第19話。ローレライの海にてフロスト兄弟の部隊をGビットを駆使して撃退した後、「戦争の遺物」であるGビットを次々と撃墜していった。根底にあるのはニュータイプを戦いの道具として利用することに対する嫌悪感だろう。 |
;「飛べ、ガロード!」 | ;「飛べ、ガロード!」 | ||
:第31話タイトル。宇宙へあがるガロードを支援したときの台詞。 | :第31話タイトル。宇宙へあがるガロードを支援したときの台詞。 | ||
;「フリーデン発進せよ!」 | ;「フリーデン発進せよ!」 | ||
:第37話タイトル。 | :第37話タイトル。 | ||
+ | ;「こうして、直接顔を合わせるのは初めてだな…!」 | ||
+ | :最終話。[[D.O.M.E.]]内で15年前のライバル、[[ランスロー・ダーウェル]]と初めて顔合わせして。ランスローはガロードやティファを通してジャミルの現状を知っており、互いを認め合った二人は握手を交わした。 | ||
;「こ、こいつ強い……オレと同じ力を持っている」 | ;「こ、こいつ強い……オレと同じ力を持っている」 | ||
:『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』前編より、ライラック作戦を迎撃する中、ランスローと出会う若きジャミル。戦いの中、両者は互いの能力を認識する。 | :『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』前編より、ライラック作戦を迎撃する中、ランスローと出会う若きジャミル。戦いの中、両者は互いの能力を認識する。 |
2014年1月15日 (水) 15:39時点における版
ジャミル・ニート(Jamil Neate)
- 登場作品:機動新世紀ガンダムX
- 声優:堀内賢雄
- 種族:地球人
- 性別:男
- 年齢:30歳
- 身長:180cm
- 体重:74kg
- 髪の色:ブロンド
- 所属:フリーデン
- 役職:フリーデン艦長
- キャラクターデザイン:西村誠芳
フリーデン艦長、元ニュータイプのバルチャー。15年前の戦争でエースパイロットとしてガンダムエックスに搭乗。自分がコントロールするガンダムエックスとGビットによるサテライトキャノンの攻撃が、コロニー落としのきっかけになってしまったことでトラウマとなり、ニュータイプ能力が不安定になった上にコクピット恐怖症になってしまう。
ニュータイプが戦争の道具にされる事が許せず、ニュータイプを保護するために行動する。作品中盤からはコクピットへのトラウマを乗り越え、ガンダムエックス・ディバイダーに乗り込む。仲間の女性が受け継ぐことが多かった前半主人公機を受け継いだ初の男性。
力をほとんど失ったという設定だが、人工ニュータイプであるカリスが駆るベルティゴのビットによるオールレンジ攻撃をニュータイプの力を使わず操縦技術のみで完封するなど、その能力はいまだに高い。
なお、ときた洸一による漫画『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』では15年前の活躍が描かれている。
スパロボシリーズにおいて
前半は艦長、後半はMS乗りとして自軍に参加する事が多い。MS搭乗時はLvは高くないがニュータイプ (X)を持ち、自力でGビットを扱える。また元エースを反映して能力値も高く設定されている。特に艦長の時でもMS搭乗時の能力のままなので、ジャミルが艦長時のフリーデンは戦艦とは思えない命中・回避で敵の攻撃を避けて当てまくる。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 未来の世界の住人として登場。前半はフリーデン艦長、後半はモビルスーツパイロットとして活躍。元エースパイロットらしく高いリアル系寄り能力を持つ。ガンダムXのパイロットとして戦ったことが地球環境荒廃の要因となって…という背景は原作と共通だが、背景設定は原作とはまったく違い、元ムーンレィス所属で環境荒廃させた罪で冷凍刑になっていたとされている。指揮官と、伸びこそよくないがレベルは上がるニュータイプ (X)の能力を持つ。ただし援護は覚えない。精神コマンドも優秀で使い勝手が良い。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 原作通りに途中からMSに搭乗。今回は原作の設定を反映してか、NT技能が1レベル止まりで成長しないが、能力値は元エースなので高水準。てかげんを持つのでマップ兵器を削りだけに使う人は重宝する。Gビットなどを使うためにEセーブを習得するといい。戦闘台詞が新規収録され、中断メッセージでは問答を曲解されると言うコミカルな場面も。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 中盤から参戦。今回エースボーナスを取得するとなんとNT(X)がLv9になり全盛期の力を取り戻す。元々の能力の高さに加え見切りとこのエースボーナスによりトップクラスの回避力を持ちガンダムエアマスターバーストあたりに乗せるとまさにエースとして活躍できる。更に指揮官も持つため周りの味方の能力も底上げできる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- ほぼ原作どおりの設定で過去の世界で登場する。ティファを始め、アムロやファなどNTの保護活動を行っている。最初はフリーデンの艦長だが、コロニー落としの阻止に向かう際にMSパイロットに転向する。ビットやGビットも使用可能で能力が高く、主力として使える。
パイロットステータスの傾向
能力値
前大戦時のエースパイロットなだけあり技量を初め、射撃、命中、回避全てが高い。ただし、リアル系エースのお約束通り防御は低い。
精神コマンド
集中、熱血等を覚える。R、α外伝時は覚醒を覚える為、マップ兵器持ちのガンダムエックス等と相性が良い。
特殊技能(特殊スキル)
参戦当初のα外伝やR時はNT(X)はLv7まで伸びたが、ZではLv1止まりとなった。第2次Z再世編においてはエースボーナスを取得する事により最高のLv9に到達する。
小隊長能力(隊長効果)
Zでは艦長時とパイロット時で能力が変化する。
- Z
- (艦長時)隣接する味方の武器消費EN-10%
(パイロット時)命中率+10%、回避率+10%
固有エースボーナス
- 特殊能力「ニュータイプ (X)」がレベル9になる。
- 第2次Z 再世篇のエースボーナス。エースになると全盛期の力を取り戻したのか一気にレベル1から最高位のレベル9に跳ね上がる。もちろん、レベル急上昇に伴う能力補正も非常に高く、使い勝手に拍車がかかる。
他のNT系パイロット達と違い、敵機を70機撃墜してエースボーナスを獲得すればどれだけジャミルのレベルが低くともNTレベルが最高位になる(逆を言えば、彼をエースにしないといつまでもNTレベルは1のまま)
エースボーナス無しの状態と比較して常時集中状態に等しいほど命中・回避に大幅な補正がかかるので主戦力として使うのであれば、彼の早期のエース育成は必須であろう。
パイロットBGM
人間関係
- ティファ・アディール
- ニュータイプの仲間として、保護する。
- ガロード・ラン
- 未来を期待し、彼を導く。「若いのころ自分を見ているみたいだ」と発言することもあるが、回想場面に登場する15年前のジャミルは、その特徴的なもみあげを除けば風貌がガロードと瓜二つである。
- テクス・ファーゼンバーグ
- 古くからの知り合い。『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』では、旧連邦の軍医としてニュータイプ関連の医療データを集めている時にジャミルと出会った。
- ルチル・リリアント
- 旧連邦時代の上官でニュータイプ。若き日のジャミルの憧れの存在だった。「Lシステム」に組み込まれてしまう。
- サラ・タイレル
- 副官的存在。
- ランスロー・ダーウェル
- 15年前の戦争でライバル関係だった。但し直接の面識は原作終盤までなかった。
- キナ
- 『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』に登場したジャミルの相棒。当時の新型試作機Gファルコン・デルタを操縦し、若きジャミルをサポートするがランスローの操るベルティゴのビット攻撃に若い命を散らす。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 共に地球側のニュータイプ戦士という似たような境遇から、彼にニュータイプとしての意味を問う場面もある。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- Rでは彼や隼人と共にラウンドナイツの中心に。サングラス仲間。ランスローが仲間になった時とまどった際、好敵手が仲間になるのは、これ以上ない頼もしい仲間だと語られる。
- カミーユ・ビダン
- α外伝、RやZなど共演すると、互いに優れたニュータイプ能力を持っていたがそれが原因で悲劇に見舞われた者同士、絡みが多い。特にZではZEUTHで内紛が起こった際に、宇宙世紀史上最高である彼のニュータイプ能力を危険視していた。
アナザーガンダムシリーズ
- シャッフル同盟(ドモン・カッシュ、チボデー・クロケット、ジョルジュ・ド・サンド、サイ・サイシー、アルゴ・ガルスキー)
- Rでは、ニュータイプ研究所の所長であるカロン・ラットにDXのツインサテライトキャノンの砲口を向けられ、捕えられた際にどさくさに紛れて脱走しようとしたが、フロスト兄弟に抹殺されそうになったところを、助けに来た彼らに救出される。また、ジャミル自身も以前から噂のみではあるが、シャッフル同盟についてはある程度知っていたようである。
- ルクレツィア・ノイン
- Rでは、序盤からプリベンターの連絡員兼MSのパイロットとして彼女を同行させていた。
正暦作品
富野作品
- コマンダー・ベルトリー
- Rでは、彼の放った虫メカによってフリーデンに潜入され、動力パイプを食われてしまいダイターン3と共に行動不能に陥ってしまう。
- ゲイン・ビジョウ
- Zでは彼と共にZEUTHアウトサイダー組の中心人物に。また、「ACE3」でも彼やホランドとは盟友同士である。
リアル系
スーパー系
- 神隼人 (OVA)
- Rでは彼やクワトロと共にラウンドナイツの中心に。サングラス仲間。また、「ACE3」でも盟友である。
- 不動GEN
- 第2次Z 再世篇では彼からの依頼を受け、ZEUTH世界の次元歪曲宙域の探索とアイムの追跡調査を行なっていた。後に彼の導きにより、エターナルでアビスを通過してZEXIS世界への転移を果たす。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「月は出ているか?」
- 第1話タイトル。ガンダムエックスが現れたことに驚き、サテライトキャノンが撃てる状況にあるかをクルーに尋ねた言葉。トラウマを持つジャミルは、立ち上がって緊張した様子で問うのだが、何も知らないクルーは「は?」という反応。
- 「作戦は一刻を争う」
- 第4話タイトル。
- 「照準は私が指示する。銃爪(ひきがね)はお前が引け…!」
- 第5話タイトルを含む台詞。MA・グランディーネを倒すため、ガロードにサテライトキャノンのトリガーを預ける。
- 「ガロードは敵と戦っているのではない。あいつはニュータイプという言葉と戦っているんだ」
- 11話。カリスの駆るベルティゴに苦戦するガロードの戦いを見て、負けられないという思いが強すぎるあまり、空回りしているガロードの戦い方を評して。
- 「何も考えずに走れ!」
- 第11話タイトル。カリスに完敗し意気消沈しているガロードを無理矢理外に連れ出すジャミル。ジャミルは凍った湖にGコンを投げ捨て、ガロードに取ってくるよう指示する。ガロードはGコンを回収するが、その時氷が割れそうになる。そんなガロードに対してジャミルが叫んだ台詞である。一連のジャミルの叱咤のおかげでガロードは迷いを振り切り、再び走り出した。
- 「こんな物は、もういらないんだっ!」
- 第19話。ローレライの海にてフロスト兄弟の部隊をGビットを駆使して撃退した後、「戦争の遺物」であるGビットを次々と撃墜していった。根底にあるのはニュータイプを戦いの道具として利用することに対する嫌悪感だろう。
- 「飛べ、ガロード!」
- 第31話タイトル。宇宙へあがるガロードを支援したときの台詞。
- 「フリーデン発進せよ!」
- 第37話タイトル。
- 「こうして、直接顔を合わせるのは初めてだな…!」
- 最終話。D.O.M.E.内で15年前のライバル、ランスロー・ダーウェルと初めて顔合わせして。ランスローはガロードやティファを通してジャミルの現状を知っており、互いを認め合った二人は握手を交わした。
- 「こ、こいつ強い……オレと同じ力を持っている」
- 『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』前編より、ライラック作戦を迎撃する中、ランスローと出会う若きジャミル。戦いの中、両者は互いの能力を認識する。
- 「『ガンダム』?ゴツい名前だなあ。オレの愛機にはもっとエレガントな名前がいいのに」
- 『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』前編の回想場面より。
- 「キナ―――オマエの仇はこのオレが討つ!!このサテライトキャノン装備の、ガンダムXで!!」
「何がこようとオレがたたきつぶす!オレならやれる―――なぜなら―――」
「オレはニュータイプだァ!!」 - 『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』前編ラスト、コロニー落としを実行する宇宙革命軍に対し、サテライトキャノン装備のガンダムXで迎え撃つジャミル。後半の台詞と共に放ったサテライトキャノンが、結果的に後の悲劇を生むことになる。
- 「地球が……こわれてしまう」
「……オレが……オレが撃ったからなのか……」 - 『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』後編より。ジャミルが撃ったサテライトキャノンにより、コロニー落としが強行されてしまう。変わり果ててゆく地球の惨状に、彼はただ愕然とする……
- 「Gコンが動かない――いや俺自身がトリガーを引くことを拒否しているんだ。サテライトキャノンの一発は、歴史を変えてしまうほどのパワーを持っているから……」
「この兵器は使えない……使っちゃいけないものなんだ!」 - 『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』後編より。
スパロボシリーズの名台詞
- 「銃爪(ひきがね)は私が引く!」
- 「う…ぐ……!動け!Gビット!」
- 「この手で、再び銃爪を・・・引くしかないと言うのか・・・!」
- Rより、GXのサテライトキャノン使用時の特殊台詞。
余談
彼のファミリーネーム「ニート」はよくネタにされるが、アルファベットの綴りはNeate。働かない若者を意味するNEETでは綴りが違う。
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