「レディ・アン」の版間の差分

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:[[αシリーズ]]では部下。
 
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:[[W]]では彼らと共闘体制をとっており、[[ヴェルター]]を結成する。
 
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2013年8月23日 (金) 13:00時点における版

レディ・アン(Lady Une)

OZの総帥トレーズ・クシュリナーダの副官。

眼鏡を着用した凛とした風貌とを持った厳格な軍人。その態度は高圧的で冷酷非道で、トレーズの理想を実現すると言う目的のためなら手段を選ばない。実際トレーズの命に従いリリーナの父親ドーリアン外務次官暗殺。その後も前線で指揮を取りコロニーを人質に取るなどしてヒイロたちを苦しめる。

ガンダムが宇宙に上がってからは、コロニーを力で支配するのではなく取り込もうというトレーズの考えを実現するため、眼鏡を外した温和な女性の顔でスペースコロニーを懐柔していく。しかしそのために本能的に二重人格者になってしまい。作戦が進むにつれ自分の行動がトレーズの意向と食い違ってきていることに二つの人格の中で葛藤するが、やがてトレーズの意志を真に理解し、囚われたデュオたちの命を救い自らは銃弾を受け意識不明となる。

意識が回復してからは再びトレーズの下に戻り、トレーズ死亡後に世界国家の敗北を宣言。ウイングガンダムゼロガンダムエピオンの戦いを世界に発信した。

終戦後は政府直轄の諜報機関「プリベンター」を発足し、自ら指揮を取る。

登場作品と役柄

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F
スーパーロボット大戦F完結編
原作通りにミサイルでコロニーを脅すほか、聖女バージョンも登場。後半はNPCになる。「トレーズの救出」で乗ってくるフル改造エアリーズがデスサイズより運動性が良く、何とも言えない。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
名前のみ登場。コロスの宣戦布告があったことをロンド・ベルに連絡する。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
DVEはあるが、非戦闘キャラである。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
スーパーロボット大戦α外伝
原作に準じてプリベンターの幹部として以後のαシリーズに登場する。
第2次スーパーロボット大戦α
第3次スーパーロボット大戦α

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
久々にTV版の姿で登場。宇宙ルート第25話のシナリオエンドデモのある場面で、アムロ及びクワトロとアポリー、ロベルトの4人を発見をしたのはレディである。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
プリベンターの長として、ロンド・ベルと協力している。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
スーパーロボット大戦R
スーパーロボット大戦D
非戦闘キャラ。宇宙シナリオの序盤のみ眼鏡で登場。以後は聖女グラフィック。本人いわく、終盤にウイングガンダムで出撃して撃墜されたらしい。
スーパーロボット大戦W
スーパーロボット大戦L
新たに設立された国連傘下のロボット部隊LOTUSの設立者にして幹部の一人。メンバーに出動命令を発しているほかビルドベース光子力研究所などとの折衝や地球連合軍に対する牽制も行っており全編に渡って精力的に活動している。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

単独作品

スーパーロボット大戦64
本作では指揮官系のバックアップキャラがことごとく死亡するため(ブレックスイゴール、トレーズ)終盤のマーチウィンドはバックアップのほとんどを彼女に頼ることになる。アクシズに撃ち込む核ミサイルの用意も彼女が行った。特にOZルートでは中盤にトレーズが戦死した後、地上のほぼ全ての戦力を宇宙に上げてマーチウィンドの支援に回し、地球圏で一通りの決着がついた後はOZを操り覇権を握ろうとするロームフェラ財団を抑えながら、ジュリアやリリーナを支援して地球圏の再生を支え、さらに前述の核ミサイルの用意まで行うとまさに八面六臂の活躍をみせる。

パイロットステータスの傾向

能力値

NPCで、強化されたエアリーズやトーラスで出撃することが多いが、能力値そのものは高い印象はない。

精神コマンド

64
信頼気合挑発脱力自爆

特殊技能(特殊スキル)

64
切り払い

人間関係

トレーズ・クシュリナーダ
彼の理想を実現することを第一に行動するが、トレーズの目指すものが自分と違っていた時には苦悩する。また時に過激になりすぎることをたしなめられることもあった。
ルクレツィア・ノイン
OZ時代は考え方が違いすぎて仲は悪く、レディが言い争いの末に平手打ちを食らわせたり、ノインがトレーズの言葉を借りて皮肉っぽく窘めたこともある。しかしその後二人の目指す道は交わり、プリベンターの一員としてともに戦うようになる。
ドーリアン外務次官
彼を自分たちの目的の為に暗殺する。
リリーナ・ドーリアン
父の敵であるレディの命を狙ったこともあった。その後彼女もレディを平和のために尽力する同志と見なすようになり、和解する。
トロワ・バートン
OZの兵士として潜入したトロワのパイロットしての能力を非常に高く評価していた。ガンダムのパイロットの可能性が疑われていた彼を“良い部下”と称し重宝した理由は特に語られていない。
マリーメイア・クシュリナーダ
真偽はともかく、トレーズの娘である彼女を身を呈して救う。戦後は彼女を引き取った。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

シャア・アズナブル / クワトロ・バジーナ
Aでは彼の部隊入りの為に色々と口利きした。Dでは地球消滅後の彼の行動に感銘を受け、自ら共闘を申し出た。
シーマ・ガラハウ
F完結編「逃亡のソロシップ」で対談するが、変な真似をすれば月面にコロニー落とすと恫喝される。
ハヤト・コバヤシ
αシリーズでは部下。
アムロ・レイアポリー・ベイロベルト
第2次Z 破界篇の宇宙ルート第25話で、クワトロを含む彼ら4名を発見する。
リボンズ・アルマーク
第2次Z 破界篇では一介の私設秘書官らしからぬ重要任務を託される彼の存在を奇異に感じていた。
キラ・ヤマトアスラン・ザラ
第2次Z 再世篇中盤では彼等を伴いフロンティア船団へと赴いた。後に彼らとの対話で、自らが推し進める「懐柔策」がトレーズの意に反するものであった事に気付かされる。

リアル系

レオン・三島
第2次Z 再世篇中盤で彼と短時間ながら会談を行なうが、退席の際にレオンからOZの現状について皮肉られる。これを無言で受け止めていたレディであったが…。

スーパー系

シャピロ・キーツ
F完結編「裏切りの月面都市」のデモで、ゲンドウ・トレーズとの会談に赴く彼の道案内をしたが、レディ自身はシャピロを「トレーズ様の愛する地球を汚しておいて自らは高みの見物を決め込んでいる」と激しく憎悪する。
大河幸太郎ハインリッヒ・フォン・フリーマン
Wでは彼らと共闘体制をとっており、ヴェルターを結成する。
石神邦生
LではLOTUSの発足など序盤から協力し合う。また、「元敵対組織で幹部をしていた経験がある」者同士でもあるため、石神がかつて加藤機関にいた事が発覚した際は弁護している。なお、彼が無理にエレガントに振る舞おうとするのにツッコミを入れたり、彼の奇行に振り回されることも。

名台詞

「私も感謝しよう。お陰でトロワという良い部下を得ることができたのだからな」
トレーズ以外の人間には厳しい言葉をぶつけることの多い、軍人としての彼女がこぼした数少ない感謝の言葉。
「兵士としてはな…。だが、人間として厳しく生きたつもりだ!」
第25話で、ツバロフの「あなたは甘すぎた」という発言に答えて。
「言い訳ならいくらでもできる…。問題はこの暴走を我々だけで止められるかということだ!」
『Endless Waltz』にて。

スパロボシリーズの名台詞

「あの忌まわしい1年戦争以来宇宙からの脅威にさらされ続けた私たちにとって、いまここで行われている人類同士の戦いは、あまりにも無意味に思えるかもしれません。A.C.196年、戦いの歴史の幕が降ろされようとしています。それがいったいどのような結末を迎えるとしても、私たちはそれをこの目に焼きつけなくてはなりません。たとえ……たとえその結果、人類が地球に住めなくなったとしても……」
「……感じますか、この戦いの悲しさを? 見えますか、この戦いの向こうにある平和が? この戦いは皆さんに、いえ、この地球圏に生きる我々人類すべてに突きつけられた、平和への、新しい時代への問題提議なのです。みなさん、目をそらさないでください、耳をふさがないでください。そして……考えてください。この地球圏に平和をもたらすために、みなさんに、我々に、いったい何ができるのかを」
原作のゼロとエピオンの戦闘を放映した際の台詞の64版。シナリオ的にも最終話1つ手前、地球に降下するアクシズを挟んでネオ・ジオンとマーチウィンドの最終決戦(珍しく増援もアクシズから出撃するビグ・ザム3機のみ)となっており、ラストを飾るにふさわしい。νガンダムのアクシズ阻止イベントを起こさないと、この台詞を受けたアークライトの台詞が発生したりする。
「マドモアゼル…とはおっしゃっていただけないのかしら?」
Aジョルジュ・ド・サンドに「レディ・レディ・アン」と呼ばれて発言。この発言のあと、ジョルジュは彼女のことを「マドモアゼル・レディ」と呼ぶようになる。
(センシングマインドの存在よりそちらの方が驚きだ……)
W27話「そして、終わらない明日へ」のIMにて、パピヨン猿頭寺が恋人同士だと麗雄から聞かされて。わからなくもないが。これに限らず、Wでは何かとコメディ色がちりばめられている。

搭乗機体・関連機体

リーオー
トーラス
ウイングガンダム
終盤トレーズを救うために搭乗。

備考

2012年3月6日に声優の紗ゆり氏が他界された為、今後、SRWをはじめとするゲーム等のメディアに『新機動戦記ガンダムW』関連が登場する場合は代役、もしくはライブラリ使用による措置がとられるものと予想される。