「マーベット・フィンガーハット」の版間の差分

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== 名台詞 ==
 
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;「結局ウッソが前で私が殿…」
 
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:[[カイラスギリー]]攻防戦において、オリファーから「マーベットには殿をやってもらう」という命令を受け。気を抜いた直後に敵機に隙を突かれて撃墜寸前でオリファーに救われた。戦略における「殿(しんがり)」とはトップに次ぐ実力者、戦況全体を見渡せる視野の広さ、万が一の奇襲やを護衛する役目など多い。オリファーがそれを実践しており、ウッソやシュラク隊辺りは不適格である。のちに子を宿すことになり、自然と殿を守る役目を補っていく。
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:第21話より。[[カイラスギリー]]攻防戦において、オリファーから「マーベットには殿をやってもらう」という命令を受け。気を抜いた直後に敵機に隙を突かれて撃墜寸前でオリファーに救われた。戦略における「殿(しんがり)」とはトップに次ぐ実力者、戦況全体を見渡せる視野の広さ、万が一の奇襲やを護衛する役目など多い。オリファーがそれを実践しており、ウッソやシュラク隊辺りは不適格である。のちに子を宿すことになり、自然と殿を守る役目を補っていく。
 
;「私、あなたの子供を生むわ」
 
;「私、あなたの子供を生むわ」
 
:第28話より。[[オリファー・イノエ|オリファー]]との結婚には内心戸惑いを感じつつも、この一言で結婚に同意した。その後、マーベットの行動は思わぬ安らぎへと繋がる。
 
:第28話より。[[オリファー・イノエ|オリファー]]との結婚には内心戸惑いを感じつつも、この一言で結婚に同意した。その後、マーベットの行動は思わぬ安らぎへと繋がる。

2021年7月31日 (土) 20:19時点における版

マーベット・フィンガーハット
外国語表記 Marbet Fingerhat
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 白石文子
デザイン 逢坂浩司
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人アースノイド
性別
年齢 20歳代
所属 リガ・ミリティア
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マーベット・フィンガーハットは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。

概要

リガ・ミリティアのパイロット。褐色の肌の女性。

Vガンダムテストパイロットだったが、負傷した為にウッソ・エヴィンに機体を託す。シュラク隊の隊長のオリファー・イノエとは恋人同士であり、後に結婚するのだが、女性ばかりで構成された同隊のメンバーに嫉妬する一面も見せた。特にジュンコ・ジェンコとは女同士で火花を散らし合っていた(原因は全てウッソなのだが)。

シュラク隊のメンバーやオリファーの死を乗り越え、やがて彼女はリガ・ミリティアのモビルスーツパイロットを引っ張っていく存在へと成長する。ウッソにとって姉の様な存在であるが、オリファーの子供を宿した辺りから後方支援をメンバーらに任して、積極的な戦線への参加はしなくなっている。

最後まで生き残り、カサレリアでウッソら戦いを共にした少年少女達と日々を過ごしながら、子が生まれるのを心待ちにしている。

漫画版では、穏やかな性格をしているテレビ版と異なって、序盤は破天荒な面が目立っており、ウッソがVガンダムのパイロットである事を負かされたクロノクル・アシャーにあっさりバラしてリガ・ミリティアに身を寄せざるを得ない様にしたり、オデロ・ヘンリークと喧嘩になった際は、止めるどころか銃を乱射して「いいぞ、やれやれー!」と煽ったりもしている。一方で、ウッソが再三に渡ってVガンダムを壊しているのに激怒し日本刀を振り回していたオリファーを止めたりもしている。なお、テレビ版とは対照的に戦いも最後までパイロットとして参戦しているが、終戦後の描かれるラストではオリファーとの間に出来た子を無事に出産しており、「オリファーJr.」を名付けている。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦G
初出演作品。能力はそこそこで気合を早めに覚えるなど使い勝手がいいが、熱血を覚えないのが痛い。代わりに信頼といった補助系のコマンドを覚えるので、メタスホワイトアークに乗せるといいだろう。 ちなみに本作では名前の表示欄が区切り文字含めて13文字しかないので、合計14文字ある彼女は一部特殊フォント(Gガンダムの武器名のシャイニングフィンガーと共用)で描画されている。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
初登場時はVガンダムのコアファイターに乗っているがすぐにガンイージに乗り替える。その後はホワイトアークを経て最終的にはVダッシュガンダムがデフォルトユニットとなる。能力は二流だが加入時点で幸運を覚えているので序盤の資金稼ぎに役立つ。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
信頼に代わり鉄壁を習得。余談だが、なぜかVガンダム系のパイロットは今回信頼を削除されているケースが多い。
スーパーロボット大戦α外伝
ホワイトアークのパイロットとして第1話から登場。相変わらず能力は低いが、射撃が人並み程度にまで上がり鉄壁を覚えるようになったため、序盤では戦力として使えないことも無い。『α』同様に最初から幸運があるので序盤での資金稼ぎに役立つが、戦力としてもサポートとしても微妙なため最終的には他の補助に優れたパイロットにホワイトアークを持っていかれがち。
オリファーが出ないからだろうか、を忘れた。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
能力ははっきり言って大したことないが、回避しづらいバランスにおいて不屈鉄壁持ちで、さらに必中も覚えるため、意外と強い。スキルスロットが4つなのもいい感じ。また、Vガンダムルートを進んだ場合は最初期の幸運持ちなので、資金稼ぎの面においても重要。ストーリーでは、オリファーと結婚式を挙げる。
顔グラフィックが1種類しかないため、結婚式でも厳しい表情のままであり、4コマでもネタにされている[1]

単独作品

新スーパーロボット大戦
今作から声が収録された。担当声優の白石文子氏も本作がスパロボシリーズ初参加。最初はNPCとしてカミオンに乗る。宇宙に上がってからパイロットとして登録。サポート系精神コマンドを多く覚えるが、火力上昇系精神コマンドが気合しかなく、宇宙適応Bなので育てづらい。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦X-Ω
SRサポートユニット。

パイロットステータス

精神コマンド

「幸運」持ちなのは、死者が多い『Vガンダム』にて最後まで生き残ることができたからだろうか。「愛」はオリファーに対してのものだろう。

第2次G
気合ひらめき必中信頼手加減
気合信頼集中激励必中
α
ひらめき幸運信頼必中熱血
α外伝
ひらめき幸運鉄壁必中熱血激励
D
不屈幸運鉄壁必中熱血激励

特殊技能(特殊スキル)

切り払いL4シールド防御L4
αDC版
シールド防御L7切り払いL6
α外伝
シールド防御L4切り払いL2援護L3
D
底力L5シールド防御斬り払い援護攻撃L3援護防御L3指揮L1コンボL3

サポートアビリティ

遺された生命
SSR。WAVEが進むごとにHP回復。

人間関係

オリファー・イノエ
上司であり、恋人。彼を失った後は、彼の遺志を尊重して生き残った。
ウッソ・エヴィン
当初彼の実力に驚き、不本意ながらも彼にVガンダムを譲り渡すこととなる。漫画版では、マーベットのせいでクロノクルとの因縁が始まってしまう。
ジュンコ・ジェンコ
戦友であり、恋のライバル
オデロ・ヘンリーク
オリファーが育てたパイロットとして面倒を見るが、彼らを囮にするような戦い方をして自己嫌悪に陥ることも。
トマーシュ・マサリク
オリファーが育てたパイロット。
カテジナ・ルース
序盤で面識あり。会話はほとんどない。
ファラ・グリフォン
マーベットのお腹の子が勝利の鍵になった。

他作品との人間関係

ジュドー・アーシタエルピー・プル
α外伝』では、未来世界に飛ばされた際彼らと行動を共にしていた。
ルクレツィア・ノイン
D』では戦友同士。
エルチ・カーゴ
『α外伝』では、素性を隠した自分が正体不明なのにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされた。
ボス
『D』にてマーベットが投げたブーケをキャッチしてしまい大変な目に遭う。
『D』では彼に勇気付けられる場面も。

名台詞

「結局ウッソが前で私が殿…」
第21話より。カイラスギリー攻防戦において、オリファーから「マーベットには殿をやってもらう」という命令を受け。気を抜いた直後に敵機に隙を突かれて撃墜寸前でオリファーに救われた。戦略における「殿(しんがり)」とはトップに次ぐ実力者、戦況全体を見渡せる視野の広さ、万が一の奇襲やを護衛する役目など多い。オリファーがそれを実践しており、ウッソやシュラク隊辺りは不適格である。のちに子を宿すことになり、自然と殿を守る役目を補っていく。
「私、あなたの子供を生むわ」
第28話より。オリファーとの結婚には内心戸惑いを感じつつも、この一言で結婚に同意した。その後、マーベットの行動は思わぬ安らぎへと繋がる。
「タイヤが空を飛ぶな!」
ゲドラフの異様な光景から、発した軽蔑ともいえる印象。
「鈴を鳴らさないで!」
ファラ・グリフォンゲンガオゾに向かって。撃墜される寸前「一つの命に二つの命」を感じ取ったファラは気が動転、ここからウッソの怒りの奇策がファラを追い詰める。

迷台詞

「めいどのみやげにおしえてあげるわ かれこそがVガンダムの天才パイロットウッソ・エヴィンくんよ!!」
「そうよ! あんたは十三歳の子どもにコテンのパーにやられちゃったのよ――ほーほほほ」
『コミックボンボン』版第2章「ウッソの旅立ち」での迷言。
この発言のせいでウッソザンスカール側からお尋ね者扱いになり、リガ・ミリティアに身を寄せざるを得なくなる。酷い話である。
「あたしの出番はどーなっとんじゃいな!」
漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』での台詞。本作のマーベットは初期のカテジナの人気やウッソの腕に嫉妬する性格破綻者となっている。
なお、『トップをねらえ!』のドラマCD「トップをねらえ! 音楽大図鑑」には出演声優の一言セリフを収録しているボーナストラックがあるのだが、なぜか白石氏のセリフはこれが採用されている。

搭乗機体

Vガンダム
本来のテストパイロット。序盤に怪我をしてウッソに席を譲ることになる。
その後ポイントDDで別の機体を受領したが、宇宙に持って上がったのは一機のみ。
Vガンダムヘキサ
リーンホース合流以降に改装。
地球クリーン作戦への対応中にウッソとオデロ達によってVガンダムへと再改装されるが、整備中に別の機体を使用していたことも。
ガンイージ
アメリア政庁からの脱出時に搭乗。
ガンブラスター
ホワイトアット
ハイランドの事件で鹵獲したゾロアットを塗り替えたもの。
ホワイトアーク

余談

  • 担当声優である白石文子氏は2002年に引退しており、以降の「Gジェネシリーズ」などのゲーム作品では木村亜希子氏が代役として起用されている。

脚注

  1. 光文社『スーパーロボット大戦D 4コマギャグバトル』P45より。