「ガンダムエックス・ディバイダー」の版間の差分
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:『X-Ω』では通常攻撃に採用。 | :『X-Ω』では通常攻撃に採用。 | ||
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− | ::[[宇宙革命軍]] | + | ::ディバイダ―の内部に格納されている対MS用多連装ビーム砲。元々は[[宇宙革命軍]]が開発した戦闘車両に装備されていた。手持ちの状態でシールドを展開すると19連装(三連装の発射機×三基×左右一対+中央部砲門)の多連装ビーム砲に早変わりする。劇中では、バックパック装着時のコネクタでもある中央部砲門を除いた18門の砲門からビームを斉射する拡散連射や、全砲門を使用して発射するビームカッター等多彩な発射モードを有する。 |
::しかし、SRWではこれらの発射モードの変更は採用されていない。 | ::しかし、SRWではこれらの発射モードの変更は採用されていない。 | ||
::『X-Ω』では「ディバイダー」名義で必殺スキルに採用。 | ::『X-Ω』では「ディバイダー」名義で必殺スキルに採用。 | ||
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:水中用にキッドが用意した実弾兵器。アニメ本編の物は水中専用に魚雷型砲弾を発射する仕様に改造されている。 | :水中用にキッドが用意した実弾兵器。アニメ本編の物は水中専用に魚雷型砲弾を発射する仕様に改造されている。 | ||
− | : | + | :再世篇で他のゲーム作品同様通常型のバズーカとしてSRW登場を果たしたが、素のGXでも使用可能な点がSRWオリジナルの仕様となっている。ゲームでの通常版が一般認知されて以降に出たHGAWのプラモでは多種類の弾を発射するバズーカと言う後付け設定が為された。 |
;X-グレネーダー | ;X-グレネーダー | ||
:戦艦のミサイルの弾頭を改造した柄付き手榴弾型の投擲武装。左腰部に2個専用ラッチを付けてマウント可能。劇中では使用しておらず(一応パイロン(SRW未登場)が同じデザインの手榴弾を使用してはいる)、1/100HGプラモデルに付属している。 | :戦艦のミサイルの弾頭を改造した柄付き手榴弾型の投擲武装。左腰部に2個専用ラッチを付けてマウント可能。劇中では使用しておらず(一応パイロン(SRW未登場)が同じデザインの手榴弾を使用してはいる)、1/100HGプラモデルに付属している。 |
2021年5月18日 (火) 16:18時点における版
ガンダムエックス・ディバイダー | |
---|---|
外国語表記 | Gundam X-Divider |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α外伝 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | サテライトシステム搭載型モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | GX-9900-DV |
全高 | 17.1 m |
重量 | 7.7 t |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
原型機 | ガンダムエックス |
改修 |
キッド・サルサミル フリーデンメカニックチーム |
所属 | フリーデン |
乗員人数 | 1名 |
パイロット | ガロード・ラン ⇒ ジャミル・ニート |
ガンダムエックス・ディバイダーは『機動新世紀ガンダムX』の登場メカであり、中盤の主役機。
概要
カリス・ノーティラスのベルティゴとの戦闘で中破したガロード・ランのガンダムエックスを、キッド・サルサミルがジャンクパーツで改修した物。
基本的には大破したサテライトキャノンを廃したガンダムエックスに追加装備を施したものであり、MS本体はサテライトシステムの代わりに追加されたバックパック以外はほぼ同形状。バックパックユニットは「大型ビームソード2本のホルダー兼追加スラスターユニット」「大型実体盾・ディバイダーのコネクト部分」「エネルギーポッド」を装備しており、エネルギーポッドは1本につき12時間の稼働が可能となる。リフレクター展開時の「X」の姿は失われたが、バックパックにマウントしたビームソードと下部に伸びるエネルギーポッドが「X」の形状を織りなしている。
シールドバスターライフルも破壊されたため、メイン射撃武装には戦艦の連装メガ粒子砲を改造して拵えた「ビームマシンガン」と大型の実体盾「ディバイダー」を装備した。ディバイダーは盾としての防御はもちろん、内蔵されたビーム砲での攻撃を行ったり、両端に装備したスラスターを使用して手持ち状態での突撃・背部に装着して機動性を向上させる事も可能なマルチ兵装である。
ガンダムエックスは「戦略兵器」であるため、必要になる・使用できる局面が限られる大火力兵器を搭載していたが、バルチャー稼業にとっては過剰火力かつデッドウェイトとして負担になる部分が大きかったため、キッドは武装換装の計画を立ててパーツの確保を行っていた。そのため戦線復帰も早く、汎用性が増した事で総合的な戦闘力は上昇したと言える。
劇中では引き続きガロードが搭乗し、ガロードがガンダムダブルエックスに乗り換えてからはジャミル・ニートが専用機として乗り込んだ。
なお、本機のGコンはガロードがダブルエックスに乗り換えた際に引き継がれており、それ以後はGコン無しでも起動出来る様にコクピットが通常の連邦MS仕様コクピットに改修されている。
登場作品と操縦者
状況を選ばず使える高威力のディバイダーがあるので使い勝手が良い。また機体性能も若干上がる。
原作では上述の通りサテライトキャノンが修復不可なまでに破壊されてしまった上、過剰火力なので修復する必要性も欠けていたため、元に戻す事ができない完全な改造であるが、SRWでは原作で"(本来は)換装装備として考案した"という設定を流用してサテライトキャノン装備型と換装式になっている。
フラッシュシステムはそのまま搭載されているため、条件を満たせば、武装にGビットが追加される場合も多い。劇中ではハモニカ砲はビームカッター等多彩な発射モードを有していたがSRWでは基本的に全砲門を使用した拡散放射のみを採用している。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 中盤に原作通りにGXの損傷、修理イベントを経て登場。本作では、キッドがΖガンダムのフライング・アーマーやVダッシュガンダムのダッシュパーツを参考に、ディバイダーを作成したという設定。難易度が高いと月が出ていない事が多いため、ガロードを使うプレイヤーにはよく使われる。
今回は「ディバイダー」名義のハモニカ砲は長射程でENを20しか消費しない割に攻撃力が3400でフル改造時4600と、今回武器フル改造で化ける機体ですら4000が平均の中、高い攻撃力を誇り、P属性武器のビームマシンガンも攻撃力が高い。機体性能も強化され、移動力は5から7にまで上がる。ガロードにとっては、ダブルエックスよりもこちらのほうが相性が良いかもしれない。ガッツを利用してクリティカル率を引き上げれば、マジンカイザーと並ぶ本作の無双ユニットして活躍できる。 - 今回はGビットが追加されてもこの形態では使用できないが、GXのものは気力制限有り消費EN40、ハモニカ砲とフル改造時の攻撃力は同じなので、射程以外は特に問題にはならない。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ランドルートの第1話から登場。途中でサテライトキャノン装備型に換装できるようになり、今回はα外伝と同様、月が出ていない時にはよく使われていると思われるが、ディバイダーの方が条件による制限に振り回されず、使い勝手が良いので、換装が面倒ならこのままでも良い。攻撃のディバイダーがP兵器の全体攻撃になっており必要気力も110と使いやすい。必要気力120で月の制限もないGビットも追加されれば、これまで出来なかった長射程かつ高威力の単体攻撃も可能になる為、更に使い勝手が良くなる。ただし、ENの消費量は少し多めになるので、EN改造を優先するか、EN回復及び向上の強化パーツを装備しておくと、EN切れの問題を解消できる。パイロットは、ガロードかジャミルがお勧めだが、全体攻撃を有効的に使い、機体のガス欠も起こさない為に、集束攻撃とEセーブを覚えさせておきたい。改造や強化パーツ、パイロットのスキルによっては、終盤まで十分使える機体となる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 破界篇では不参加だったが、ゲーム後半にてジャミルが搭乗し自軍と合流。今回はサテライトキャノンと換装しても能力値が変化しないので気軽に換装できるようになった。ディバイダーの射程が短くなっているがその分高威力・低燃費となっており射程を伸ばすとかなり強力。更にそこそこ長射程・高火力なバズーカも追加され隙の無い機体となっている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- NPCでマップアイコンのみの登場。最終話で地球を守る軍勢にその姿を確認できる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- シナリオ「俺の声が聞こえるか!」でガロードが乗って強制出撃し、以後使用可能。今回、月に関しての制限が無くなったので、サテライトキャノンがターンさえ掛ければ回数制限なしで使えるようになっており、α外伝と比して使われなくなった。グラフィックはホバーリングモードが基本で、ディバイダーは一部の演出時のみ手持ちとなる。ガンダムエックスとの差別化のためか、地形適応が空A陸Bとなっている(ガンダムエックスは空B陸A)。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 「ガンダムXディバイダー」表記でパイロットはジャミル。2019年10月のイベント「僕らが出逢った理由」の報酬ユニット。SSRシューター。
- 2020年9月のイベント「並行世界大冒険であります!」にて大器型SSRブラスターが追加。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- ブレストバルカン
- 胸部に左右2基4門内蔵。ガンダムエックスの物と同じ。
- 大型ビームソード
- バックパックに2本マウントされている。1本は元々サテライトキャノンに内蔵されていた物だが、2本目の出自はスペアだった物なのか、キッドの自作なのかは不明。ビームの減衰する水中戦時、敵にグリップ部を接触させて発生するビーム刃で刺突する方法で用いた事もある。
- ビームマシンガン
- 戦艦の2連装メガ粒子砲を改造した携行射撃武装。単射と連射の選択(ただし台詞での描写は無い)が可能。
- またZシリーズ以降、ビームソード使用時にリアスカートにマウントする様になったが、これは原作の仕様には無くトイのGFFの仕様が初出である。
- 『X-Ω』では通常攻撃に採用。
- ディバイダー
- 本機の主兵装となるマルチ兵装。試作型展開式シールドの基本フレームに対MS用多連装ビーム砲と、モビルアーマー用の大型スラスターを組み合わせている。通常は手持ちのみの実体盾として使用されるが、手持ち状態でも端に装着された大型スラスターを展開し引っ張られる事で、盾のまま補助推進装置として活用出来る。更にバックパックに装着する事でMS本体側の出力も使って飛行能力を強化するホバーリングモードにもなる。
- ハモニカ砲
- ディバイダ―の内部に格納されている対MS用多連装ビーム砲。元々は宇宙革命軍が開発した戦闘車両に装備されていた。手持ちの状態でシールドを展開すると19連装(三連装の発射機×三基×左右一対+中央部砲門)の多連装ビーム砲に早変わりする。劇中では、バックパック装着時のコネクタでもある中央部砲門を除いた18門の砲門からビームを斉射する拡散連射や、全砲門を使用して発射するビームカッター等多彩な発射モードを有する。
- しかし、SRWではこれらの発射モードの変更は採用されていない。
- 『X-Ω』では「ディバイダー」名義で必殺スキルに採用。
オプション装備
- ハイパーバズーカ
- 水中用にキッドが用意した実弾兵器。アニメ本編の物は水中専用に魚雷型砲弾を発射する仕様に改造されている。
- 再世篇で他のゲーム作品同様通常型のバズーカとしてSRW登場を果たしたが、素のGXでも使用可能な点がSRWオリジナルの仕様となっている。ゲームでの通常版が一般認知されて以降に出たHGAWのプラモでは多種類の弾を発射するバズーカと言う後付け設定が為された。
- X-グレネーダー
- 戦艦のミサイルの弾頭を改造した柄付き手榴弾型の投擲武装。左腰部に2個専用ラッチを付けてマウント可能。劇中では使用しておらず(一応パイロン(SRW未登場)が同じデザインの手榴弾を使用してはいる)、1/100HGプラモデルに付属している。
- ゲーム作品ではリアルロボッツファイナルアタックにてプラモと同じGXDVが装備していた。
召喚攻撃
- Gビット
- ガンダムエックスと同性能の無人モビルスーツ。フラッシュシステムにニュータイプがアクセスすることで起動し、遠隔操作を行う。劇中ではジャミルがルチル・リリアントの力を借りる事で使用していた。
- SRWでは条件を満たすと使用可能になる。
合体攻撃
- ツインGビット
- ガンダムダブルエックスとの合体攻撃。Rのみ使用可能。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- マップ兵器及び射程1以外の全ての武器の射程+1
- 『第2次Z再世篇』で採用。
機体BGM
- 「DREAMS」
対決・名場面
- 対フロスト兄弟
- 仲間のピンチを救うべく、改修を終えたばかりで慣らしもしていないままでの初陣となったが、焦ったオルバをシャギアが庇って負傷したことから、兄弟は撤退する。
- 対ベルティゴ
- フォートセバーンに潜入活動中のガロードに代わり、コクピット恐怖症を克服したジャミルが乗って出撃。ガロードの見ている前でビットを丁寧に迎撃していき、ガロードにビット攻略の自信を付けさせる。ガロードが乗り込んだ後の戦闘でもビット迎撃に成功し、ビームサーベル同士の白兵戦も制した。
- 対パトゥーリア
- 仲間の後押しを受け、コクピットに肉薄し、カリスを救出する。
- Gビット起動
- Gビット回収のために送り込まれた新連邦の増援に対し、ジャミルはルチルの協力を得て、Gビットを起動。増援を撃墜していく。戦い終えた後、ジャミルはGビットを破壊し海中に沈め、簡単には利用できない様にした。
関連機体
- ガンダムダブルエックス
- GXDVが現地改修の汎用性強化形とすればこちらは基本性能と戦略砲撃火力を強化した正当進化形の機体。
商品情報
資料リンク
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