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=== 劇中での様相 === | === 劇中での様相 === | ||
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− | + | またU.C.0153年頃はクラップを指して「戦艦クラス」「宇宙戦艦」と複数名から呼ばれるシーンがあるが、連邦軍内部で艦種識別が変更されているのかは不明。 | |
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:引き続き、[[地球連邦軍]]の主力巡洋艦。大気圏内で活動しているから、後期型か? | :引き続き、[[地球連邦軍]]の主力巡洋艦。大気圏内で活動しているから、後期型か? | ||
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+ | :クラップ級のリーンホースと[[スクイード]]、[[アレキサンドリア級重巡洋艦]]ガウンランドを組み合わせて改修した艦。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
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2024年10月11日 (金) 12:10時点における最新版
クラップ級巡洋艦 | |
---|---|
外国語表記 | Clop Class[1] |
登場作品 | |
デザイン | 増尾昭一 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙巡洋艦 |
生産形態 | 量産艦 |
全長 | 292 m |
全幅 | 133 m |
動力 | 熱核融合炉 |
搭載可能MS数 | 6機 |
開発 | ヴィックウェリントン社 |
所属 | 地球連邦軍 |
クラップ級巡洋艦は「ガンダムシリーズ」に登場する軍艦の艦級。
概要[編集 | ソースを編集]
機体概要[編集 | ソースを編集]
宇宙世紀0090年頃に就役し、以降は地球連邦軍の主力巡洋艦として機能した宇宙艦艇。
旧来の巡洋艦では新造予定のラー・カイラム級戦艦に付随できる速度性能の確保が難しく、またグリプス戦役と第1次ネオ・ジオン抗争の影響で戦闘艦が消耗していたため、サラミス改級の後継艦として建造される事になった。
ラー・カイラム級と同じヴィックウェリントン社で開発され、基本部分も同一のパーツで建造されており、「小型化したラー・カイラム」と言うべき外見をしている。モビルスーツデッキとカタパルトデッキを1基備えている他、ブリッジも通常用と戦闘用の2つがある。
同型艦[編集 | ソースを編集]
- クラップ
- 『逆襲のシャア』に登場。ネームシップ。
- ルナツーに投降した振りをしていたネオ・ジオン艦隊に攻撃され、クェス・エアのヤクト・ドーガによってブリッジの片方を破壊されたが、撃沈は免れた。その後にやってきたロンド・ベル隊に被害報告をしている。
- ラー・カイム
- 『逆襲のシャア』に登場。ロンド・ベル隊所属。
- ラー・キェム
- 『逆襲のシャア』に登場。ロンド・ベル隊所属。名称についてはラー・ギエム、ラー・ケイムとする資料もある。
- ラー・チャター
- 『逆襲のシャア』に登場。ロンド・ベル隊所属。最終決戦でラー・カイラムの盾となって轟沈している。
- ラー・エルム
- 『逆襲のシャア』に登場。ロンド・ベル隊所属。
- ウンカイ
- 『機動戦士ガンダムUC 戦後の戦争』に登場。シナンジュ・スタインの輸送任務に就いていたが、シナンジュを強奪したフロンタルにより、後始末として撃沈された。
- ラー・デルス
- 『機動戦士ガンダムUC 戦後の戦争』に登場。上記のウンカイの護衛についていたが、ウンカイ共々、撃沈された。
- キャロット
- 『小説版 機動戦士ガンダムUC』1巻と8巻に登場。ロンド・ベル隊第2群所属。クシャトリヤと交戦したスターク・ジェガンとジェガンD型の母艦だった。その後、ロンド・ベル隊第3群に所属し、トライスターと共にガランシェールの追跡を行うものの、フロンタル率いる部隊に遭遇した末、撃沈されている。OVA版のガランシェール追跡の場面では艦名不明のクラップ級が同じ役割を担っている。
- テネンバウム
- 『小説版 機動戦士ガンダムUC』8巻に登場。ロンド・ベル隊第3群所属。キャロット共々、撃沈された。
- ダマスカス
- 『機動戦士ガンダムNT』に登場。「不死鳥狩り」を行うシェザール隊の母艦。
- スペース・アーク(SRW未登場)
- 『機動戦士ガンダム F91』に登場。クラップ級を改装した練習艦。全長を小型化し、放熱板が撤去されているがレイアウトはほぼクラップと同様。資料によってはスペース・アーク級と説明されていることもある。
- リーンホース
- 『機動戦士Vガンダム』に登場するスペース・アークと同じ近代改修艦。同じくスペース・アーク級とされることもある。艦長はロベルト・ゴメス。地球連邦軍の所属だが、リガ・ミリティアに協力している。
劇中での様相[編集 | ソースを編集]
第2次ネオ・ジオン抗争時にはロンド・ベル隊の主力艦艇として配備されている。ルナツー駐留艦隊や連邦軍88艦隊もサラミス改級巡洋艦で主力として運用されているため、クラップ級はまだあまり配備が進んでいない模様。
U.C.0123年のコスモ・バビロニア建国戦争でも連邦軍の主力艦として運用されており、多数の艦がクロスボーン・バンガードと交戦した。基本的にはやられ役だが、隠れていたクラップが出現と同時に艦砲の一斉発射を行い、モビルスーツの小隊を殲滅するなど活躍するシーンもある。
U.C.0153年のザンスカール戦争でも連邦軍の主力艦として運用されている。同時期に配備されていたラー・カイラム同様、既に一番艦の就役から60年近く経っており、完全に旧式化している(もっとも更に旧式な艦船であるサラミス改も主力艦として運用されているため、古い戦艦というイメージは別の意味で付きづらい)。ビームシールドやミノフスキークラフト搭載等の近代化改修が図られており、性能は向上している。
またU.C.0153年頃はクラップを指して「戦艦クラス」「宇宙戦艦」と複数名から呼ばれるシーンがあるが、連邦軍内部で艦種識別が変更されているのかは不明。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。『逆襲のシャア』シナリオの再現と共に登場する地球連邦軍の主力巡洋艦としてのポジション。リアル系女ルート第1話は、これに乗ったベラ・ロナらがバビロニア・バンガードを奪うため戦いを挑むところから始まる。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 引き続き、地球連邦軍の主力巡洋艦。大気圏内で活動しているから、後期型か?
- 三輪長官もこれに乗ってきたが、ジェネシスにより諸共宇宙の塵となった。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z(時獄篇 / 天獄篇)
- ユニットアイコンのみの登場。サイガスやカティの乗艦として使われる等、今作の連邦軍では最も普及している母艦のようだ。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- ユニットアイコンのみの登場。
- スーパーロボット大戦T
- やはりユニットアイコンのみの登場。Mr.ゾーンも初登場時はこれに乗っている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- ユニットアイコンのみの登場。ルナツー艦隊として多数登場するが、投降した振りをしていたネオ・ジオン艦隊に攻撃され全滅する。なお原作のルナツー艦隊はサラミス改級が主なので、原作よりもサラミス改級からクラップ級への世代交代が進んでいるようだ。
- また3章Part5ではオットー・ミタスがラー・チャターの名前を口にしており、原作と違い轟沈は避けて健在のようである。
- スーパーロボット大戦30
- ユニットアイコンのみの登場。艦隊の一員としてラー・カイラム級に率いられている。本作では既にラー・カイラム級が普及しているらしく、味方NPCはそちらに乗っているので出番は少ない。リーンホースもユニットアイコンのみとして初参戦。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
ゲームでは機関砲、ミサイル、メガ粒子砲(主砲)の三種類。
- 連装メガ粒子砲
- 艦首側面に2基装備。ラー・カイラムの物と同一の主砲。
- ミサイルランチャー
- 艦首先端に発射管を6門装備。『逆襲のシャア』ではこれでクェスのヤクト・ドーガを中破させた。
- 『αシリーズ』では長射程の全体攻撃でありながらP属性付きという意外な高性能武器になっている。
- 対空機銃
- 船体各所に14基装備。初期型では単装式12基+連装式2基だったが、後に全て連装式に改装された。
- 対空ミサイル
- 艦後方に2基装備。
- ダミー発射管
- バルーンダミーを射出する。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
- 空
- ミノフスキークラフトにより、大気圏内を飛行可能。
サイズ[編集 | ソースを編集]
- 2L(LL)
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ラー・カイラム
- クラップ級と同時期に建造された地球連邦軍の主力戦艦。クラップ級を大型化したような外見で、基本部分も同一のパーツで設計されている。
- ネェル・アーガマ
- アーガマの後継艦。『UC』の時代には、クラップ級のパーツを使用してネェル・アーガマの改修が行われている。
- リーンホースJr.
- クラップ級のリーンホースとスクイード、アレキサンドリア級重巡洋艦ガウンランドを組み合わせて改修した艦。
余談[編集 | ソースを編集]
- 伝説巨神イデオンにも同名の艦が存在する。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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