猛虎装孫権ガンダム
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孫権 | |
---|---|
読み | そんけん |
登場作品 | |
声優 | 島崎信長 |
演者 | ガンダム・ステイメン |
デザイン | 寺島慎也 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦UX |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
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異名 | 静かなる猛虎 |
種族 | 三璃紗人 |
性別 | 男 |
所属 | 孫堅軍 → 孫策軍 → 孫権軍 → 轟 |
猛虎装孫権ガンダム(もうこそう そんけん ガンダム)は『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
孫一族の次男にして孫権軍の総大将。三候・虎暁の魂を継ぐ者。
穏やかで心優しい人物。その性格ゆえに戦うことに乗り気ではなく、弱々しい印象があるが、大切なものを守る為なら勇気を振り絞る。父と兄の跡を継いで、一族の当主となり、成長していく。
董卓軍との戦いの後、鎧を新調し、孫権ガンダムから猛虎装(もうこそう)孫権ガンダムとなる。
漫画版[編集 | ソースを編集]
本作の旧シリーズである『BB戦士三国伝』の最終章である戦神決闘編では轟大帝孫権ガンダムとなる。尚、轟大帝のプラモは孫堅ゼフィランサスにすることもできる。
コミックワールド版とケロケロエース版では結末が異なり、コミックワールド版では戦い終えた後、轟の皇帝として即位。ケロケロエース版では劉備、曹操、呂布と共に司馬懿を倒した後、虎となり、天に昇っていったようにも描かれ、エピローグにも姿を見せなかった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。担当声優の島崎信長氏は『魔装機神II』の一般兵役を経て本作でネームドキャラ、および版権スパロボ初出演となる。
- プロローグの赤壁の戦いの場面で初登場し、その後は第6話にて再登場。三侯の中で再登場は最速であり、初めて『UX』の世界の地球人と接触した場面が描かれるSDガンダムが彼(と孫尚香)である。ストーリーでの出番は多く、『鉄のラインバレル』の物語と関わる場面が多い。
- 序盤は中距離格闘機だが、中盤で天玉鎧が追加され遠近問わず戦えるオールラウンダータイプになる。強力なバリア能力の蒼晄壁を持つ防御重視のユニット。「三侯の魂」で防御も高まり、鉄壁も覚えるためSSサイズなのに堅牢な防御力を発揮できる。攻撃力も回避も高いが、劉備や曹操と違い魂を覚えないため最大火力は一歩劣る。
- 武装の傾向が似ている曹操と組むといいだろう。絡みが多いだけにラインバレルともボーナス面で相性が抜群。孫権の方が射程はやや短いが、ラインバレルに射程ボーナスがあるため気にならなくなるだろう。
- 劉備ガンダムや曹操ガンダム同様に主人公格扱いされており、戦闘前会話も多い。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- 牙王剣(がおうけん)
- 孫権が使う剣……なのだが序盤の孫権の性格もあって、使用頻度はさほど多くない。最初は孫策が使用していた。
- 猛虎装となってからは「真牙王剣」に新調している。
- モチーフはステイメンのフォールディングバズーカ。そのため元ネタ同様に折り畳み機能[1]があったが、真牙王剣になるとその機能はなくなった。
- 虎錠刀(こていとう)
- 孫家に代々伝わる、三候の一人「虎暁」の魂が宿ると言われる剣。孫堅、孫策と引き継がれ、最終的に孫権の手に渡った。
- 元ネタは孫権の父・孫堅が演義において使っていたと言われる「古錠刀」。
- 蒼晄楯(そうこうじゅん)
- 背中の武具が合体した楯。
- フォールディングシールドをモチーフしている。
- 『UX』では蒼晄壁使用時に構えるが、演出のみでシールド防御には使ってくれない。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- 双虎破刃(そうこはじん)
- 孫権の奥義。牙王剣に腰部に付いてる蒼い刃を合体させた蒼晄刃(そうこうじん)を、遠隔操作で自在に飛ばし敵を切り裂く技。
- 実はBBWでは一度も使っていない。その為か『UX』でも使用不可。
- コミックワールド版ではこの技で操っている蒼晄刃の峰の上に立って飛行する荒業も披露した。
- 猛虎獣烈覇(もうこじゅうれっぱ)
- 孫家に伝わる奥義。虎型の覇気を飛ばす。
- 王虎轟獣撃(おうこごうじゅうげき)
- 天玉鎧・弩虎と合体し、虎の形を模した覇気をまとい、敵に向かって突撃する。
- 技の名前は、原作漫画版に登場した轟大帝孫権ガンダムが変形した獣神形態における必殺技を元にしている。
- 天玉鎧のモチーフはオーキス。纏った姿はガンダム試作3号機。
- 玉璽は本武装を使用する時のみ弩虎と合体しており、後述の合体攻撃時には出ていなかったりする。
- 蒼晄壁(そうこうへき)
- 蒼晄楯から蒼い覇気を放ち敵の攻撃を防ぐ。試作3号機のIフィールドをモチーフしている。
- 実は原作では一度も破られたことのない不破のバリアだが、BBWでは猛虎装になってからは一度も使っていない。
- 漫画版では自身ではなく敵をバリアで包み込み、その動きを封じる拘束技として使用したこともある。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- 三侯天玉鎧
- 劉備、曹操と共に放つ奥義。神話の三侯の魂に呼応し、蒼龍・弩虎・炎鳳の三形態全ての天玉鎧を一斉に召喚・装着、その力を結集して攻撃をかける。
- 四神天玉鎧
- 上記の技に隠し要素で仲間になる呂布を加えた4人で放つ最終奥義。神話の四英雄の魂に呼応し、蒼龍・弩虎・炎鳳・真武の四形態全ての天玉鎧を一斉に召喚・装着、その力を結集して攻撃をかける。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- HP回復L1
- 三国伝武将の標準装備。ターン毎にHPが回復する。
- EN回復L1
- 同じく標準装備。ターン毎にENが回復する。
- 剣装備
- 同じく標準装備。
- 蒼晄壁
- 全属性のダメージを3000まで無効化するバリア。EN消費10。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- SS
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- UX
-
- 初期段階:装甲値+100 格闘武器+100
- 第二段階:装甲値+125 格闘武器+150 EN+50
- 第三段階:装甲値+150 格闘武器+200 EN+75
- 最終段階:装甲値+200 格闘武器+300 EN+100 スペック低下無効
- 守りを重視するだけに装甲が上がるが、格闘武器ボーナスも最大まで上がるため攻撃力は高い。ENボーナスでENの回復量を上げれるのも強み。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「三璃紗伝説 〜The Brave Legend〜」
- 『UX』で採用。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
三候の中では一番攻撃面が低いが、反対に防御に優れる。実は防御の数値はマスターテリオンすら超える味方パイロット中トップの数値を誇る。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- UX
- 三侯の魂、底力L8、援護攻撃L1、援護防御L2、ガード、全体攻撃L1、指揮L2
- 全体的に防御的で、蒼晄壁と相まってかなり頑丈。ただ、サイズ差ゆえにボスの攻撃は受けきれないことも多いので、援護役にするなら育成は怠りなく。サイズ差補正無視を修得する(もしくは孔明の戦術指揮で付加する)とサイズ差によるダメージ増加がなくなるため、その鉄壁ぶりに磨きがかかる。
- 「三候の魂」があるので火力もそれなり。
人間関係[編集 | ソースを編集]
江東 / 孫権軍 [編集 | ソースを編集]
- 孫堅ゼフィランサス
- 父。家老の長沙四騎衆との絆の証として共通の赤いマフラーをしている。死に際には我が子たち一人一人に声をかけ、孫権には「真の勇気が眠っている」と告げた。長の座と形見となった虎錠刀とマフラーは孫策→孫権に受け継がれていった。
- 旧シリーズでは孫権が轟大帝として覚醒した後、マフラーと同じく、父の愛用していた白虎の鎧と牙王剣・零壱も受け継いでいる。ちなみに孫堅のガンプラは単品では制作されず、轟大帝孫権とのコンバーチブル。BBW仕様のガンプラでは孫堅はリリースされず、轟大帝も未登場だった。
- 孫策サイサリス
- 兄。孫権とは対照的の武闘派。父・孫堅の死後は遺言通りに跡を継いで当主となる。死に際には孫権に「人々を癒す月になれ」と告げた。
- 孫尚香ガーベラ
- 妹。普段は振り回されているが妹の危機を何度も救った。
- 黄蓋グフ
- 孫堅の時代より孫一族を支えてきた長沙四騎衆のリーダー。虎錠刀の管理も務めている。赤壁の戦いにて孫権が築く未来への道を拓くために特攻し、曹操軍の鉄鋼船団を道連れにした。
- 祖茂パワードジム
- 長沙四騎衆の一人。漫画版では虎牢城(原典での虎牢関に相当)の戦いにおいて呂布の攻撃から孫堅を庇って重傷を負い、駆け付けた孫権と孫尚香に看取られながら息を引き取る。アニメ版では最後まで生存。
- 程普ジムカスタム、韓当ジムキャノンII
- 長沙四騎衆の面々。四騎衆は孫一族からは皆「じい」と呼ばれており、孫権の成長を誰よりも期待している。
- 周瑜ヒャクシキ
- 軍師。兄・孫策の幼なじみにして親友。
- 陸遜ゼータプラス
- 周瑜の弟子。妹・孫尚香のお目付け役でもある。
- 太史慈ドム
- 武将。兄・孫策との一騎討ちを通じて軍に加入する。孫策亡き後は孫権に忠義を尽くす。
- 呂蒙ディジェ、甘寧ケンプファー
- 江東強襲水軍。元は憧れの孫策が亡くなったことで荒れていた水賊だったが、孫権に止められる。その戦いで孫権のことを認め、彼を鍛えるという名目で孫権軍に加わる。
- 鄧当ジム
- コミックワールド版に登場する長沙軍の隊長。荊州水軍から追放された呂蒙を見出し、傭兵として雇った。漫画版・アニメ版には未登場。
- 周泰ガンダム、丁奉ガンダム、凌統ガンダム
- 三国伝外伝・武勇激闘録に登場した轟の武将たち。周泰と凌統は命懸けで孫権の命を救うエピソードがある。
劉備軍 [編集 | ソースを編集]
- 劉備ガンダム
- 三侯・龍帝の魂を継ぐ者。一対一で戦った末、曹操軍と戦う為の同盟が成立した。
- コミックワールド版では劉備と尚香が正式に結婚したため、義兄弟にあたる。
曹操軍 [編集 | ソースを編集]
- 曹操ガンダム
- 三侯・雀瞬の魂を継ぐ者。赤壁の戦いにおいて対決する。
呂布隊 [編集 | ソースを編集]
- 呂布トールギス
- 父と兄(漫画版では父と祖茂)の仇。孫策を討たれた直後、仇を討とうとするが、呂布には相手にされなかった。
- 貂蝉キュベレイ
- UXでは呂布にトドメを刺そうとした所で、彼女に呂布を庇われ結果的に貂蝉を斬ってしまう。その光景に孫権は絶叫を上げるしかなかった。
その他 [編集 | ソースを編集]
- 袁術ズサ
- 袁術軍の長。父と兄を「無駄死」と愚弄したことに怒り、天玉鎧を降臨させて討つ。
- 鬼舞虎(キマイラ)
- 孫権よりも前の虎暁にして、蚩尤を封印した伝説の四神の1人。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 早瀬浩一
- UXでは「UX」の地球に転移した後、JUDAが浩一のファクターとしての実力を確かめるべく放ったヒトガタから彼を助けたところで出会い、何かと関わる場面が多く、やがて戦友の間柄となっていく。
- 森次玲二
- UXでは「UX」の地球に転移した後、JUDA本社にて彼からこの世界の『三国志』の存在を聞かされることに。
- 山下サトル
- UXでは自分達の世界とそれまでの経緯を語る孫権たちに『三国志』そのものであると告げ、目を輝かせる。また、孫権たちにこの世界の三国志を読むことを勧める。
- 石神邦生
- UXでは「UX」の世界に転移した自分たちを受け入れてくれた恩人で、彼に深い感謝の念を抱いている。
- 石神がUXに降りかかる様々な悲劇の「運命」や「事象」を知りながらもその態度を崩さず、真意や答えをもはぐらかした際には、怒りの感情と共に問い詰めてしまう場面もあった。彼が落命した場合には、孫権も悲痛な面持ちを浮かべていた。
- 真壁一騎
- UXでは人類同士で戦う事への悩みを抱く一騎に対し、かつて自身も戦う事への迷いを抱いていた事を打ち明け、彼を諭し、勇気づける。
- イルボラ・サロ
- UXでは時として意見が食い違う事こそあれど、イルボラの事を共に戦う仲間として信頼しており、彼がザ・ブーム側に寝返った際には孫権も動揺を隠せなかった。
- 菅原マサキ
- UXではマサキとの初戦にて、浩一を援護して対グラン・ネイドル戦の形勢逆転のきっかけを作る。加藤機関が仲間になった後は、すぐにアルティメット・クロスに馴染めないでいる彼を気遣い、声をかける。
- 早乙女アルト、シェリル・ノーム
- UXではシェリルがアルカトラズ刑務所に収監された際、アルト(と曹操)と共に救出する。
- キバ
- UXでは彼に「根性なし」と侮られるが、孫権は欲望のままに戦いを求めるキバを呂布の同類と断じ、敵愾心を露にする。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ねぇ…どうしても戦わなきゃ駄目? 俺は後ろで応援してるってのはどうかな…」
- BBW初登場時の孫権の台詞。この頃は勇気という言葉とは無縁としか言いようが無いほど臆病な性格だった。
- 「信じる者の為に戦う! これが俺の真の勇気だ!」
- 父と兄を失った後の彼の台詞。
- 「許さない…、許さない! 何時まで経っても三璃紗に平和が来ないのは…袁術! お前のような奴がいるからだあぁぁっ!!」
- 孫堅と孫策を「無駄死」と嘲った袁術に対して、孫権は怒りの咆哮を上げる。
- 彼の意志に応えるかのように袁術が手にした玉璽は孫権の下に渡り――それを触媒として天玉鎧の一つ「弩虎」が天から君臨した…。
- 「……正義ねえ… ―ったく どいつもこいつも 正義― 正義―」
「そんなモノが人の命より大事なことかよ…」 - こちらは漫画版『風雲豪傑編』における初登場時の台詞。「正義」というものから一歩引いた考え方をしていることがよくわかる。
- 曹操「我が部下も貴様の父もみな三璃紗の平和を願って戦い散っていった その想いを無駄にしないためにも我々は戦い続けなければならぬ 違うか?」
「戦は人々を不幸にするだけだ!それでは董卓と同じだろ!!」
曹操「殺戮と犠牲は同じではない 犠牲から目を背けては正義は為しえぬぞ!!」
「そんな正義はクソくらえだっ!!!」 - 同じく『風雲豪傑編』において虎牢城の戦いで大きな被害が出たにも関わらずさらに董卓への追撃をかけようとする曹操に反論して。
なおその被害のいくらかは、父・孫堅や祖茂を失ったことで天玉鎧を纏って暴走した孫権自身の手によるものであったのだが、それ故に自らの力を恐れて戦への忌避感を強めていた。
この後も曹操、孫尚香、そして劉備に説得され、最終的には「これ以上の犠牲を出さないために」と郿宇城での決戦への参加を決意している。
スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「こんな大きな機械に人間が乗って戦っているのか!? この世界は一体どうなっているんだ!?」
- 『UX』初登場シナリオとなる第6話「クロガネと少年と正義の味方」での戦闘前会話。SDガンダム達の世界は基本的に巨大人型兵器は伝説の存在とされているため、驚愕するのもやむを得ない…のだが、生きたガンダムとも言える彼らが言うとどうしてもシュールに感じてしまう。
- 余談だが、ゲーム『SDガンダム GGENERATION WORLD』では孫権もパイロットとして参戦しているので、バーサル騎士ガンダムGP01などのように人型兵器に乗って戦うことが出来たりする。
- 「戦いを恐れて、何が悪い…!」
「恐怖に打ち克つために…自分を奮い立たせることの、どこがくだらない!?」
マサキ「フ…そうやって貴様も、戦いの恐怖から目をそらしてきたのか?」
「違うッ! 目をそらしてきたんじゃない!」
「受け止めたんだ! 大切な家族を…守るためにッ!」 - 『UX』第18話にて、戦いの中で人を傷つけることへの恐怖心をマサキに指摘され動揺する浩一を、グラン・ネイドルの攻撃から蒼晄壁で庇いながら言い放った台詞。呂布の攻撃から孫権を庇って戦死した長兄・孫策の台詞を彷彿とさせる。
- なお、アメリカルートを通った場合、既に合流している曹操がこの台詞に対して「あの震えていた孫家の若虎が侠になったものだ」と心中でつぶやいている。
- 「そんな理想はクソくらえだ!!」
- 『UX』にて、曹操の「犠牲無くして、理想は為し得ぬ!」という言葉に対して反論する。上記漫画版にあったやり取りのアレンジ。
- 「罪もないバジュラたちを操り、女王を弄ぶ外道どもめ!」
- 『UX』第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」より。悪あがきを続ける電脳貴族に対し。
- 「ぐわあああぁぁっ! 俺は始皇帝かあぁぁぁーっ!」
- UXの中断メッセージにて、孫尚香のスイーツを食べた際に腹を下して、水銀が入っていた事を知らされた際のツッコミ。
- 実際に水銀を服用すると腹を下すだけでは済まされないので絶対に真似をしないように。ちなみに始皇帝云々は、彼が不老不死の霊薬として水銀入りの薬を服用していたとされた事から。
- なお、このやり取りを見るに、三璃紗の人々もまた我々人類と同じく食事をする模様。しかしながら、彼等(SDガンダム外伝に登場するMS族にも言える事であるが)は、飲食物をどのようにして摂取するのか気になるところである。
スパロボシリーズの名場面[編集 | ソースを編集]
- 恐怖を超える勇気
- 『UX』18話「流れるは血、失うは涙」にて、グラン・ネイドルのバリアを消滅させる為、突撃する浩一とラインバレル。しかし、その攻撃の裏に潜む「人を傷つけるコトへの恐怖」をマサキに見透かされ、逆にピンチに陥る。とどめを刺されようとしたその時、ラインバレルを守ったのは、孫権の蒼晄壁だった。「戦いを恐れて、何が悪い…!恐怖に打ち克つために…自分を奮い立たせることの、どこがくだらない!?」
- 嘗て戦う事への恐怖を抱いていた彼には、浩一の気持がよく分かった。そして、「大切なものを守る為に恐怖を受け止める」事を浩一に説き、決死の決意でラインバレルを守り続ける孫権。彼の意志に応え、そして「絵美を守る」という約束を守るべく、浩一は絵美、そして皆を守る力を求め、絵美も「早瀬君を守って」とラインバレルに願った瞬間、彼らの思いに応えるように、新たな力である圧縮転送フィールドが発動。グラン・ネイドルのバリアを破壊し、ダメージを与える事に成功した様子を見て、孫権もまた嘗て兄である孫策が守り抜こうとしたものの意味に気付くのだった。
関連形態[編集 | ソースを編集]
- 轟大帝孫権ガンダム
- 『戦神決闘編』での覚醒形態、「碧眼の獣神」。劉備にとっての翔烈帝にあたる姿。
- 名前の由来は史実における孫権の諡号「大皇帝」から。
- プラモデルでは父・孫堅ゼフィランサスとのコンパチになっている。また本キットに付属するマフラーは作中同様に孫策や孫権のキットにも装備させることができる。
- アストレイ孫権ガンダム
- コミックワールド版からの続編『BB戦士三国伝 LEGENDBB』での姿。演者はアストレイブルーフレーム。
なお、2019年より展開されている新シリーズ『三国創傑伝』において、尚香を除く孫一族はアストレイシリーズがモチーフに設定されており、当然孫権もアストレイ(キャラの名義は「孫権ガンダムアストレイ」)。『三国伝 LEGENDBB』と被ってしまっている。一応『創傑伝』の孫権はレッドフレームではあるが。『三国伝 LEGENDBB』はほとんどメディア展開もされないままうやむやになったのでスタッフも無視したのだろうか?
メモ[編集 | ソースを編集]
- 孫権(182~252)は中国後漢末から三国時代の将。呉の皇帝。字は仲謀。諡号は大皇帝。(Wikipedia:孫権 [1] )
- 兄である孫策からは「兵を使って天下を争う事に関しては、お前は俺には及ばない。才能ある人物を重用して国を治める事に関しては、俺はお前には及ばない」と賞され、事実才能有る家臣を数多く抜擢し、地元の有力者と融和を上手く使って善く呉を治めた。また父や兄妹らと同様に武勇に優れており、度々呉の軍勢を打ち破っていた張遼をして「素晴らしい弓馬の腕を持つ」と称されるほどの武術の達人であった。
- しかし晩年は有力者とのいざこざと後継者問題を起こし呉は内部から弱体化。後の西暦280年、西晋に降伏・滅亡することになる。若い頃の名君ぶりと比較される事もあり、晩節を汚した皇帝と評価が割れる。
- 『三国志演義』では蒼い目をした人相で描かれ、「碧眼児」と称される。
- これを受けてか孫権ガンダムもアニメ版では瞳が碧い。
- 旧シリーズの孫権ガンダムの瞳は黒かった。覚醒形態の轟大帝の二つ名は上記の通り「碧眼の獣神」だが、碧いのは孫権と合体する虎型守護獣「虎燐魄」の方だけで孫権の眼は相変わらず黒のまま。アニメで碧くなったのは、恐らくこういった点にファンからツッコミが入ったせいであると思われる。
- これを受けてか孫権ガンダムもアニメ版では瞳が碧い。
- 周瑜の葬儀費を全額自費提供したり、病に伏せた呂蒙を自ら尋ねたり、助言を述べた配下の言葉に涙を流したり……など思慮深い面を持つ人物である反面、時として感情のままに行動する激情家の一面をも併せ持っていた。
- 無類の酒好きであると共にその酒癖が非常に悪かったことでも有名で、正史でもそれに纏わる様々な逸話が伝えられている。
- また孫権ガンダムは虎をモチーフとしているが、史実の孫権も大の虎狩り好きで知られており、あまりに虎狩りを好んでいた為、張昭から「一国の王がそんな危険なスポーツばっかりやらないでください」と叱責された事すらある。
- 三国志における主役の一角なのだが舞台に登場するのが一世代分遅い(孔明より年下)点やその間に活躍した父と兄の人気の高さ、上記の晩年の後継者問題に加え、後に神格化までされた関羽の死にも関わっている為、劉備や曹操と比べると人気はやや劣る。
- 『三国伝』で魏の武将・張遼役がガトー専用ゲルググなのは孫権(⇒GP03)たち呉軍が張遼(⇒ガトー)により、幾度となく、壊滅的打撃を受けた故事に因むと思われる。
- 『SDガンダムワールド三国創傑伝』(SRW未参戦)では孫権を演じるはアストレイレッドフレームで名義は孫権ガンダムアストレイ。父・孫堅を演じるはアストレイゴールドフレームで名義は孫堅ガンダムアストレイ。兄の孫策を演じるはアストレイブルーフレームで名義は孫策ガンダムアストレイ。
- しかし、こちらでは呉(に該当する勢力)のメインが父親の孫堅になっているため(史実や三国伝と異なり、最後まで生存している)に『三国伝』のように中心人物とまではなっていない。
余談 [編集 | ソースを編集]
- 担当声優の島崎信長氏は、ガンダムシリーズ内では後に『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』にてイオク・クジャン役で出演。孫権とイオクは声の他に「名家の御曹司」「初登場時はまだ未熟」といった共通点があるのだが、その後はほとんど正反対と言える人生を歩んでいるのが興味深い。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 伸ばしている時は片刃の長剣、折り畳んでいる時は両刃で幅広の短剣になる。
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