「ヤクト・ドーガ (クェス専用)」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
21行目: 21行目:
 
[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した[[ネオ・ジオン]]軍の[[ニュータイプ]]専用[[モビルスーツ]]。[[ヤクト・ドーガ]]の[[クェス・パラヤ]]専用機で、機体色は赤色をベースに随所に銀色を取り入れたカラーリングとなっており、頭部の角が無いのが特徴。本来は[[シャア・アズナブル|シャア]]用の予備機であったと言われる。
 
[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した[[ネオ・ジオン]]軍の[[ニュータイプ]]専用[[モビルスーツ]]。[[ヤクト・ドーガ]]の[[クェス・パラヤ]]専用機で、機体色は赤色をベースに随所に銀色を取り入れたカラーリングとなっており、頭部の角が無いのが特徴。本来は[[シャア・アズナブル|シャア]]用の予備機であったと言われる。
  
劇中ではクェスの訓練用として与えられた。その後、実戦にも投入され、初陣として[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]と出撃。後方にいた[[クラップ級|クラップ]]を発見し、ブリッジを破壊したが、その直後に反撃を受けて右腕を損傷した。ちなみに、この艦には実の父親の[[アデナウアー・パラヤ]]が乗り込んでおり、クェスは自分の手で父親を殺してしまったのだが、彼女はそのことに気づく事はなかった。<br />その後攻撃を受け中破しており、出撃中のシャアの下にクェスが私服姿で無断出撃した際に乗り捨てに近い形で放棄されている。クェスが[[α・アジール]]に乗り換えた後の行方は不明だった。<br />が、OVA『[[機動戦士ガンダムUC]]』EP7では、破損した右腕を[[ギラ・ドーガ]]のものを使用して修復し、袖付き特有のエングレーピング風装飾を施され、ダークグリーンに変更された本機が登場している。<br />但し、徳間書店の小説版(『ハイ・ストリーマー』)では最初から最後まで本機に搭乗しており(『ハイ・ストリーマー』ではα・アジールは登場しない)、最後は[[チェーン・アギ]]の[[リ・ガズィ]]に撃墜されている(劇場版と同様)。
+
劇中ではクェスの訓練用として与えられた。その後、実戦にも投入され、初陣として[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]と出撃。後方にいた[[クラップ級|クラップ]]を発見し、ブリッジを破壊したが、その直後に反撃を受けて右腕を損傷した。ちなみに、この艦には実の父親の[[アデナウアー・パラヤ]]が乗り込んでおり、クェスは自分の手で父親を殺してしまったのだが、彼女はそのことに気づく事はなかった。<br />その後攻撃を受け中破しており、出撃中のシャアの下にクェスが私服姿で無断出撃した際に乗り捨てに近い形で放棄されている。クェスが[[α・アジール]]に乗り換えた後の行方は不明だった。<br />が、OVA『[[機動戦士ガンダムUC]]』EP7では、破損した右腕を[[ギラ・ドーガ]]のものを使用して修復し、[[袖付き]]特有のエングレーピング風装飾を施され、ダークグリーンに変更された本機が登場している。<br />但し、徳間書店の小説版(『ハイ・ストリーマー』)では最初から最後まで本機に搭乗しており(『ハイ・ストリーマー』ではα・アジールは登場しない)、最後は[[チェーン・アギ]]の[[リ・ガズィ]]に撃墜されている(劇場版と同様)。
  
 
漫画「ネオ・ジオンの亡霊」には本機と同型の機体(同一なのかは不明)が登場しており、クェスを色黒にしたようなニュータイプ少女(名前不明)に操られていたが、本作品自体が主人公の見た幻覚であったとも取れる内容であるため、位置付けは難しい。
 
漫画「ネオ・ジオンの亡霊」には本機と同型の機体(同一なのかは不明)が登場しており、クェスを色黒にしたようなニュータイプ少女(名前不明)に操られていたが、本作品自体が主人公の見た幻覚であったとも取れる内容であるため、位置付けは難しい。

2014年5月8日 (木) 00:36時点における版

MSN-03 ヤクト・ドーガ クェス専用機(Quess's Jagd Doga)

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダムUC

機体概要

アナハイム・エレクトロニクス社が開発したネオ・ジオン軍のニュータイプ専用モビルスーツヤクト・ドーガクェス・パラヤ専用機で、機体色は赤色をベースに随所に銀色を取り入れたカラーリングとなっており、頭部の角が無いのが特徴。本来はシャア用の予備機であったと言われる。

劇中ではクェスの訓練用として与えられた。その後、実戦にも投入され、初陣としてギュネイ・ガスヤクト・ドーガと出撃。後方にいたクラップを発見し、ブリッジを破壊したが、その直後に反撃を受けて右腕を損傷した。ちなみに、この艦には実の父親のアデナウアー・パラヤが乗り込んでおり、クェスは自分の手で父親を殺してしまったのだが、彼女はそのことに気づく事はなかった。
その後攻撃を受け中破しており、出撃中のシャアの下にクェスが私服姿で無断出撃した際に乗り捨てに近い形で放棄されている。クェスがα・アジールに乗り換えた後の行方は不明だった。
が、OVA『機動戦士ガンダムUC』EP7では、破損した右腕をギラ・ドーガのものを使用して修復し、袖付き特有のエングレーピング風装飾を施され、ダークグリーンに変更された本機が登場している。
但し、徳間書店の小説版(『ハイ・ストリーマー』)では最初から最後まで本機に搭乗しており(『ハイ・ストリーマー』ではα・アジールは登場しない)、最後はチェーン・アギリ・ガズィに撃墜されている(劇場版と同様)。

漫画「ネオ・ジオンの亡霊」には本機と同型の機体(同一なのかは不明)が登場しており、クェスを色黒にしたようなニュータイプ少女(名前不明)に操られていたが、本作品自体が主人公の見た幻覚であったとも取れる内容であるため、位置付けは難しい。

ギュネイ・ガス専用機はヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)を参照。

スパロボシリーズにおいて

ギュネイ機に比べ、クェスが自軍に参加する事が多いので自軍機として使用できる場合が多い。しかし、逆襲のシャアシナリオが再現されている場合は、クェスが仲間にならないので中ボスクラスの敵機として登場する。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
クェスではなくプルツーを仲間にした場合に彼女が乗ってくる。まだプルツー用のキュベレイMk-II(赤)が登場していなかったころなので、機体色繋がりであろうか。
第4次スーパーロボット大戦
今回はクェスが持ってくる。貴重なファンネル搭載機である上に他の武装も実弾・ビームときっちり揃っており、即戦力になれる。ジェガンがある場合は二択になる。
第4次スーパーロボット大戦S
第4次と同じ扱いだがファンネルの威力が引き上げられたため、相対的に地位が向上した。
スーパーロボット大戦F完結編
クェスがサザビーと一緒に持って来る。ポセイダルルートのみ使用可能。貴重なファンネル搭載機として、レギュラーを張れる。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
隠しシナリオが増加に伴い登場。量産型とクェス専用機で性能に天と地ほどの差があり、クェス機はボスユニット修正で何とキュベレイ並の強さを誇る。出番的には地味ながら、恐らく歴代最強機。味方ユニット用の没データも存在する。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ルートは限られるが、クワトロがクェスを説得する事で、彼女と共に自軍に加わる。改造が施された状態で手に入る為、メインウェポンのファンネル以外も使いやすい超高性能機。クェスがを覚えない為、愛機がファンネルもマップ兵器も搭載していないカミーユシーブックあたりがこの機体に乗ると思われる。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版に準拠。
第2次スーパーロボット大戦α
敵として登場する。ハマーン休戦ルートでは、ネオ・ジオンとの最終決戦が地上になるため、α・アジールから再びこちらに乗り換えて登場する。原作では破壊されなかったが本作は破壊される。味方ユニット用の没データも存在し、ユニットグラフィックも味方用に修正されている。また、味方版と敵版ではファンネル射出後のモーションが微妙に異なり、敵時では左手でファンネルを誘導するが、味方時ではメガガトリングガンを振ってファンネルを誘導する。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
Zシリーズ初登場。最初は敵として登場するが、果たして…。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦R
序盤のネオジオン抗争ルートでのみ登場するちょい役。何故か雑魚の機体もクェス機のカラーリングとなっている。以後、登場しない。
スーパーロボット大戦D
ギュネイのヤクト・ドーガと共に味方として運用できる珍しいケース。ギュネイ機との合体攻撃「ダブルファンネル」もあるので、MSの中ではそこそこ活躍できる。なお、合体攻撃を使える組み合わせであれば、ギュネイ&クェス以外も合体攻撃を使用可能。

単独作品

新スーパーロボット大戦
今回は純粋に敵機として登場。ギュネイ機に比べると弱く設定されている。また、ギュネイ機はファンネル使用時に彼のカットインが入るが、こちらは入らないなど、少々扱いが悪い。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
クェスを仲間にすると、入手。ただし入手は最終話一歩手前なので旨みはかなり少ない。リンクバトラーの全キャラレベルカンストを目指す場合の底上げにクェスが必要とされるぐらいか。

関連作品

バトルロボット烈伝
クェスが乗り、完全な敵として登場。シャアの部下として2度立ちはだかってくる。
本作にはα・アジール自体が登場しない。

装備・機能

武装・必殺武器

射撃兵装

ミサイル
両肩部のアーマーの裏側に各3発、計6発装備。
メガガトリングガン(ビームガトリングガン)
ビームを発射するガトリングガン。この武器で父のアデナウアーを殺してしまった。ギュネイ機は持っていない。
メガ粒子砲
シールドに4門内蔵している。
ファンネル
両肩部のアーマーに各3基、計6基装備。

格闘兵装

ヒートナイフ付きビームサーベル
接近戦用の武装。その名の通り、サーベルの柄にヒートナイフが付属している。

防御兵装

シールド
左腕に装備する実体盾。メガ粒子砲を内蔵。

合体攻撃

ダブルファンネル
ギュネイ機との合体攻撃。Dのみ使用可能。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「SALLY」
第2次αでは機体・パイロットのクェス共にこのBGMが設定されている。
「BEYOND THE TIME」

関連機体

ヤクト・ドーガ
ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)
ギラ・ドーガ
サザビー

商品情報