「ザンジバル級機動巡洋艦」の版間の差分
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2023年4月8日 (土) 10:39時点における版
ザンジバル級機動巡洋艦 | |
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外国語表記 | Zanzibar class[1] |
登場作品 | |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 機動巡洋艦 |
生産形態 | 量産艦 |
全長 | 255 m |
全高 | 70.5 m |
全幅 | 221.8 m |
全備重量 | 24,000 t |
推進機関 | 熱核ロケットエンジン×4 |
搭載可能MS数 | 諸説有り |
開発 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍 |
主な搭乗員 |
ランバ・ラル マ・クベ シャア・アズナブル |
ザンジバル級機動巡洋艦は「ガンダムシリーズ」に登場する軍艦の艦級。
概要
ジオン公国軍が建造した大気圏内外で運用可能な機動巡洋艦。ただし建造数はあまり多くなかったようで、配備されるのは概ね特殊部隊限定。
ジオン軍が建造した戦艦の中では唯一、単独での大気圏への突入および大気圏内での飛行が可能である。また、船体後部にブースターを装着し、カタパルトとの併用すれば大気圏離脱も可能。宇宙および地球での航行が可能である敵艦ペガサス級強襲揚陸艦と対になるような性能となっている。
ただしミノフスキークラフトは搭載しておらず、大気圏内では一般的な航空機と同様に翼とリフティングボディによる揚力とジェットエンジンで飛行する。垂直離着陸能力の有無など航空艦としてはペガサス級には及ばない部分も多く、大気圏内での使い勝手はさほど良くはなかったとも言われている。
戦闘面に関してはムサイと同様に正面戦闘に特化した構造をしており、前方に集中した火力とマゼラン級の大口径メガ粒子砲やホワイトベースのミサイルも受け付けない頑強な前面装甲を併せ持ち、大艦巨砲主義時代の産物であるマゼラン級に一方的に撃ち勝てるほど。反面、側面や後方は滅法弱くサラミスの中口径メガ粒子砲に撃沈される事もあった。
モビルスーツ搭載数は6機、3機+MA2機、9機、12機と諸説ある。発進用カタパルトは装備されていない。
劇中での様相
当初はランバ・ラルが地球へ降りる際に使用し、偶然遭遇した敵艦ホワイトベースと交戦している。
終盤ではキシリア・ザビがア・バオア・クーから脱出する為に乗り込んだが、発進する直前に現れたシャア・アズナブルが放ったバズーカの砲弾によってブリッジを破壊され(この時に、キシリア死亡)、直後に連邦艦隊の砲撃で撃沈された。
同型艦
- ザンジバル
- ネームシップだが、詳細不明。一説ではランバ・ラルの乗艦とも、キシリア・ザビの乗艦とも言われる。
- マダガスカル
- マ・クベの乗艦。地球から脱出する際に使用。
- ラグナレク
- シャア・アズナブルの乗艦。ホワイトベースの追撃の為に乗艦している。最終的にはア・バオア・クー攻防戦の前哨戦となる地球連邦軍艦隊とキシリア艦隊の会戦でホワイトベースにより撃沈される。
- ケルゲレン
- 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場。病院船として負傷兵を乗せて宇宙へ脱出しようとするが、ギニアス・サハリンの先制攻撃の報復としてジム・スナイパーからの攻撃を受け、撃沈した(一方、小説版では生還)。
- 余談だが、この時ケルゲレンに搭乗していた無名の女性オペレーターは、ファンから「ケルゲレン娘」という愛称が付けられている。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- ドレンが乗る。イベントのみの登場で、戦う事はできない。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。DCおよびノイエDCの戦力として登場。
- スーパーロボット大戦F
- DCが運用。
- スーパーロボット大戦F完結編
- DCが運用。初期HP20600だが、これでも一年戦争当時の艦にしては頑張っている。
- ちなみに、落とす資金はアレキサンドリアと同額…というか、同艦がタフさの割に安過ぎる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α(DC)
- マ・クベやハモンが乗艦。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- ギニアス・サハリンが乗艦。シナリオ「強襲」ではアイナのアプサラスIIの隣に出現。彼女の援護を活用してくる上に撤退HPが高いので倒し辛い。出現場所にゲッター2を埋めておくなどして隣接させないようにすれば、ある程度対処しやすくなる。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 主にランバ・ラル隊保有艦、マ・クベの乗艦、シャア・アズナブルの乗艦が登場。ラル隊のザンジバルは終盤まで生き残り、クラウレ・ハモンを艦長としてホワイトベース隊の前に幾度も立ちはだかる。
- また、ジャブロー攻防戦後、負傷兵を乗せたケルゲレンに相当するザンジバルが登場するが、撃墜するとアイナが仲間にならなくなるので要注意。
- 『XO』ではジオンとの最終決戦時にハモンによる「ザンジバル特攻」イベントが発生する。ホワイトベースに隣接されるとゲームオーバーな上に何回か回復するので厄介。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 主にマ・クベやハモン、ガルマの乗艦として登場。J型ミサイルの攻撃力が高いので食らわない様に注意。
関連作品
装備・機能
武装・必殺武器
- 2連装メガ粒子砲
- 本艦上部に設置された主砲。
- SRWでは主に「メインメガ粒子砲」名義で実装。『GC』では「主砲」名義だがビーム兵器扱いでは無い。
- 偏向型メガ粒子砲
- 艦の前方に4基内蔵。
- SRWにおける「サブメガ粒子砲」はこちらと思われる。
- 2連装砲
- ブリッジの下部に3基、艦の後部に2基、計5基装備。
- 『GC』では「機関砲」名義で各部砲塔で弾幕を張る演出となっており、それ以前のSRWにおける「120ミリ機関砲」もこれと思われる。
- J型ミサイル発射管
- 超大型ミサイル。両側面に1門ずつ装備。
移動タイプ
サイズ
- LL
対決・名場面
- ザンジバル、追撃!
- 第31話より。ジャブローを発ったホワイトベースが囮部隊と気付きながらも追撃を仕掛けるシャア。互いに全火砲を撃ち合う激しい砲撃戦となる。ブライトはホワイトベースを回頭させ主砲とガンタンクの攻撃を加えるが、怯む事なく突っ込んでくるその戦い方に相手がシャアだと確信する。擦れ違い様にスレッガーが撃った主砲の一撃でダメージは与えられたが、ザンジバルにはそのまま逃げられてしまった。
関連機体
- ザンジバル改
- 船体後方にカーゴベイユニットが増設された改良型。カーゴベイユニットはMS用の格納庫・カタパルトデッキ・パイロット用居住区で構成され、MS運用能力の大幅な強化を目的としている。キマイラ隊の旗艦「キマイラ」が特に有名。SRW未登場。
- ザンジバルII
- 発展改良型。大幅な武装変更によって原型よりも効率的な武装配置となり、艦前方部にカタパルトデッキを増設したことで、MS運用能力も強化されている。SRW未登場。
- リリー・マルレーン
- 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。ザンジバルII級に属する艦で、シーマ・ガラハウ率いるシーマ艦隊の旗艦。ガンダム試作3号機の攻撃で撃沈している。SRW未登場。
余談
- SRWでは名前が混同されがちな皇帝とは特別な関係は無いが、『機動警察パトレイバーシリーズ』の原作者であるゆうきまさみ氏は1980年代に自作パロディ漫画内で「ザンジバルで逃げるザンバジル」というネタを披露していた。
脚注
- ↑ WORLD|機動戦士ガンダム公式Web 2022年1月9日閲覧。
商品情報
資料リンク
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