「デストロイガンダム」の版間の差分

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*分類:戦略装脚機動要塞[[可変モビルスーツ]]
 
*分類:戦略装脚機動要塞[[可変モビルスーツ]]
 
*型式番号:GFAS-X1('''G'''ressorial '''F'''ortress '''A'''rmament '''S'''trategic - e'''X'''perimental)
 
*型式番号:GFAS-X1('''G'''ressorial '''F'''ortress '''A'''rmament '''S'''trategic - e'''X'''perimental)
*全高:56.30m
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*[[全長一覧|全高]]:56.30m(MS形態)
*頭頂高:38.07m
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*頭頂高:38.07m(MA形態)
 
*本体重量:404.93t
 
*本体重量:404.93t
 
*[[動力]]:不明(おそらくバッテリー)
 
*[[動力]]:不明(おそらくバッテリー)
*装甲:不明(VPS説とTP説がある)
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*装甲:不明([[ヴァリアブルフェイズシフト装甲|VPS]]説と[[トランスフェイズ装甲|TP]]説がある)
 
*開発:アドゥカーフ・メカノインダストリー社
 
*開発:アドゥカーフ・メカノインダストリー社
 
*所属:[[地球連合軍]]
 
*所属:[[地球連合軍]]
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防御面でも[[VPS装甲]](ただし、これは後付設定のようで、劇中でも矛盾する場面がある。また、メディアによって[[TP装甲]]と表記が混在している)と[[陽電子リフレクター]]により、強固な防御力を持つ。
 
防御面でも[[VPS装甲]](ただし、これは後付設定のようで、劇中でも矛盾する場面がある。また、メディアによって[[TP装甲]]と表記が混在している)と[[陽電子リフレクター]]により、強固な防御力を持つ。
  
可変機構も搭載されており、背部の円盤型バックパックを上半身に被り、下半身を180度回転させ、脚部を鳥の脚のように変形させて[[モビルアーマー]]形態になる。バックパックの底面には高出力ホバースラスター4基が内蔵され、それで移動する。滞空も可能だが、運動性はほぼ皆無。ちなみに、変形はコクピット手前のスイッチを押すだけで可能となっている。
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可変機構も搭載されており、背部の円盤型バックパックを上半身に被り、下半身を180度回転させ、脚部を鳥の脚のように変形させて[[モビルアーマー]]形態になる。バックパックの底面には高出力ホバースラスター4基が内蔵され、それで移動する。滞空も可能だが、運動性はほぼ皆無。ちなみに、変形はコクピット手前のスイッチを押すだけで可能となっている。なお、MS形態は[[サイコガンダム]]に、MA形態は[[ビグ・ザム]]に酷似している。
  
 
この機体を操るパイロットは適正により選別され、高度な火器管制システムを操るには卓越した状況判断能力や体力が求められることから、ステラやスティングのような強化された人間「生体CPU([[エクステンデッド]])」によって運用される。戦闘時でもある程度の冷静さを保っていたスティングがブーステッドマンのような凶暴性を剥き出しにして戦っていた点などから、この機体の操縦には相当の強化措置が必要なことが示唆されている。
 
この機体を操るパイロットは適正により選別され、高度な火器管制システムを操るには卓越した状況判断能力や体力が求められることから、ステラやスティングのような強化された人間「生体CPU([[エクステンデッド]])」によって運用される。戦闘時でもある程度の冷静さを保っていたスティングがブーステッドマンのような凶暴性を剥き出しにして戦っていた点などから、この機体の操縦には相当の強化措置が必要なことが示唆されている。
  
モビルスーツ形態の外観は圧倒的な威圧感を持つものの、実は機動力も防御力もモビルアーマー形態の方が高く、死角もない。生産コストの面や構造の複雑化による最悪な整備性の問題から考えるにこれほどの機体に可変機構を導入する必要は無い筈だが、[[ザムザザー]]や[[ゲルズゲー]]には無かった可変機構を今更導入した理由は永遠の謎である。作劇上の理由でいえば、この機体に最初に登場するステラが[[Ζガンダム]]のフォウのオマージュであり、デストロイはサイコガンダムのオマージュだからだと思われる。
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モビルスーツ形態の外観は圧倒的な威圧感を持つものの、実は機動力も防御力もモビルアーマー形態の方が高く、死角も無い。生産コストの面や構造の複雑化による最悪な整備性の問題から考えるにこれほどの機体に可変機構を導入する必要は無い筈だが、[[ザムザザー]]や[[ゲルズゲー]]には無かった可変機構を今更導入した理由は永遠の謎である。作劇上の理由でいえば、この機体に最初に登場する[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]が『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]のオマージュであり、デストロイガンダムはサイコガンダムのオマージュだからだと思われる。
  
MS形態は[[サイコガンダム]]、MA形態は[[ビグ・ザム]]に酷似している。また劇中では100m近くあるような巨体で描写されているが(バクゥを足で踏み潰す等)、実際には通常のモビルスーツの2倍程度とそこまで大きくない。
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=== 劇中での活躍 ===
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原作では膠着状態の戦況を打開すべく、[[ロード・ジブリール]]の命令により[[ネオ・ロアノーク]]率いる[[ファントムペイン]]に1機配備され、ステラが搭乗。その火力で[[ヨーロッパ]]各地の都市に配備された[[ザフト]]の[[モビルスーツ|MS]]部隊ごと街を殲滅。ベルリンに上陸するまで、多くの都市を薙ぎ払った。[[キラ・ヤマト|キラ]]の[[フリーダムガンダム|フリーダム]]が現れると、その圧倒的な防御力でハイマット・フルバーストすら防ぎ、攻撃を続ける。
  
=== 劇中での活躍 ===
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そんな中、[[シン・アスカ|シン]]の[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]も現れ、乱戦となるが、ネオからパイロットがステラと知らされたシンの説得で戦闘を中断し、心を通わせる。しかし、偶然目に入ったキラのフリーダムの姿(フリーダムから禍々しいオーラが迸っていた)に錯乱し、再び攻撃しようとする。結局、最後は胸部のスーパースキュラにフリーダムのビームサーベルを突き刺され、行き場を失ったエネルギーが暴発し、コクピット付近に誘爆を起こしながら機能を停止した。
原作では膠着状態の戦況を打開すべく、[[ロード・ジブリール]]の命令により[[ネオ・ロアノーク]]率いる[[ファントムペイン]]に1機配備され、ステラが搭乗。その火力で[[ヨーロッパ]]各地の都市に配備された[[ザフト]]の[[モビルスーツ|MS]]部隊ごと街を殲滅。ベルリンに上陸するまで、多くの都市を薙ぎ払った。[[キラ・ヤマト|キラ]]の[[フリーダムガンダム|フリーダム]]が現れると、その圧倒的な防御力でハイマット・フルバーストすら防ぎ、攻撃を続ける。そんな中、[[シン・アスカ|シン]]の[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]も現れ、乱戦となるが、ネオからパイロットがステラと知らされたシンの説得で戦闘を中断し、心を通わせる。しかし、偶然目に入ったキラのフリーダムの姿(フリーダムから禍々しいオーラが迸っていた)に錯乱し、再び攻撃しようとする。結局、最後は胸部のスーパースキュラにフリーダムのビームサーベルを突き刺され、行き場を失ったエネルギーが暴発し、コクピット付近に誘爆を起こしながら機能を停止した。
 
  
 
その後、ヘブンズベース攻略戦において、5機が出撃。その内の1機にはスティングが搭乗していたが、全機が[[デスティニーガンダム|デスティニー]]、[[レジェンドガンダム|レジェンド]]、インパルスに撃破されている。また、[[レクイエム]]攻防戦でも3機が出撃しているが、やはりデスティニーとレジェンドに撃破されている。
 
その後、ヘブンズベース攻略戦において、5機が出撃。その内の1機にはスティングが搭乗していたが、全機が[[デスティニーガンダム|デスティニー]]、[[レジェンドガンダム|レジェンド]]、インパルスに撃破されている。また、[[レクイエム]]攻防戦でも3機が出撃しているが、やはりデスティニーとレジェンドに撃破されている。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:今回は[[モビルスーツ|MS]]形態のみで、武装も3つだけ。全方位[[マップ兵器]]のネフェルテムと、[[全体攻撃]]のスーパースキュラが主兵装。ステラとスティング機はHP5万越えとさすがに高い。弱点はマップ兵器のネフェルテムが射程2~6という点。また、攻撃と防御手段がENに依存しているため場合によっては木偶の棒状態に。ステラ絡み([[隠し要素/Z]]参照)イベントでは[[セツコ・オハラ|セツコ編]]では[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の[[サイコガンダム]]を先に落としてから、デストロイを[[シン・アスカ|シン]]に倒させることで概ねステラ仲間フラグとザフトポイントが立つ条件となる。第3軍の別動隊に撃墜されないよう注意したい。原作通り量産されているが、原作のように一撃とはいかない。しかし、この頃には単なる雑魚となっているだろう。
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:今回は[[モビルスーツ|MS]]形態のみで、武装も3つだけ。全方位[[マップ兵器]]のネフェルテムと、[[全体攻撃]]のスーパースキュラが主兵装。ステラ機とスティング機はHPを5万越えと流石に高い。弱点はマップ兵器のネフェルテムが射程2~6という点。また、攻撃と防御手段がENに依存しているため場合によっては木偶の棒状態に。
:尚、本作品では[[黒歴史]]の遺産のひとつとなっており、終盤には[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]の手で[[サイコガンダム]]と共に大量に投入される。このデストロイガンダムは[[AI|自律回路]]で動作している。
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:ステラ絡み([[隠し要素/Z]]参照)イベントでは[[セツコ・オハラ|セツコ編]]では[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の[[サイコガンダム]]を先に落としてから、デストロイを[[シン・アスカ|シン]]に倒させることで概ねステラ仲間フラグとザフトポイントが立つ条件となる。第三軍の別動隊に撃墜されないよう注意したい。原作通り量産されているが、原作のように一撃とはいかない。しかし、この頃には単なる雑魚となっているだろう。
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:なお、本作品では'''「デストロイガンダムが[[黒歴史]]の遺産の一つ」'''という設定で、終盤には[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]の手で[[サイコガンダム]]と共に大量に投入される。このデストロイガンダムは[[AI|自律回路]]で動作している。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:[[アイム・ライアード]]と[[リボンズ・アルマーク]]の暗躍により第2次Zの世界に持ち込まれ、OZによって「悪魔のガンダム」として運用された(大方、周辺の被害を「ガンダム」のせいにすればいいと思ったのだろう)。今作では他のZ参戦組のガンダムシリーズ敵と同じく、[[モビルドール]]化されて登場する。機体性能は特に高いということもないが、射程が長いので注意が必要。また、今作のモビルドールは歴代最強クラスの強さかつ援護防御持ち、さらにまとめて大量に出てくるうえにそのほとんどがバリア持ちと鬱陶しい事この上ない。何故か宇宙空間で運用されている、改修したのか。
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:[[アイム・ライアード]]と[[リボンズ・アルマーク]]の暗躍により[[ADW|『第2次Z』の世界]]に持ち込まれ、OZによって「悪魔のガンダム」として運用された(大方、周辺の被害を「ガンダム」のせいにすればいいと思ったのだろう)。
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:今作では他の『Z』参戦組のガンダムシリーズ敵と同じく、'''[[モビルドール]]化されて登場する'''。機体性能は特に高いということもないが、射程が長いので注意が必要。また、今作のモビルドールは歴代最強クラスの強さかつ援護防御持ち、さらにまとめて大量に出てくるうえにそのほとんどがバリア持ちと鬱陶しい事この上ない。何故か宇宙空間で運用されている。改修したのか。
 
:なお、「ガンダム」の名を冠しているため、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エースボーナス]]の対象となるので、刹那を当てれば非常に楽に倒せる。
 
:なお、「ガンダム」の名を冠しているため、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エースボーナス]]の対象となるので、刹那を当てれば非常に楽に倒せる。
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
 
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
:今回は[[ファントムペイン]]がビショットに随行するため、[[ゲア・ガリング]]と共にヨーロッパを薙ぎ払う展開に(ビショットが原作で暴れまわったのも主にヨーロッパなので、実は両方にとって原作通り)。ステラ搭乗機は耐久力が非常に高い上、必殺武器であるアウフプラールドライツェーンの射程と威力が半端ではなく、非常に恐ろしい機体となっている。スティング率いるデストロイ部隊は、本作ではヘブンズベースではなく[[月|月面]][[ダイダロス基地]]に配備されており、そこで戦うことになる。原作を反映してか耐久力は抑えられているものの、必殺武器の恐ろしさは変わらないので、[[脱力]]持ちがいないと非常に苦しい。
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:今回は[[ファントムペイン]]がビショットに随行するため、[[ゲア・ガリング]]と共にヨーロッパを薙ぎ払う展開に(ビショットが原作で暴れまわったのも主にヨーロッパなので、実は両方にとって原作通り)。
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:ステラ搭乗機は耐久力が非常に高い上、必殺武器であるアウフプラールドライツェーンの射程と威力が半端ではなく、非常に恐ろしい機体となっている。スティング率いるデストロイ部隊は、本作ではヘブンズベースではなく[[月|月面]][[ダイダロス基地]]に配備されており、そこで戦うことになる。原作を反映してか耐久力は抑えられているものの、必殺武器の恐ろしさは変わらないので、[[脱力]]持ちがいないと非常に苦しい。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
:[[ベルリン]]でステラとスティングが乗る。先にステラを撃墜するとスティング達は撤退してしまうので、パーツが欲しいならステラは後回しにしたほうがいい。その後、19話でもスティングが乗って登場する。その後は[[擬態獣]]に乗っ取られたり[[イディクス]]による複製機扱いで雑魚として出てくる。
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:[[ベルリン]]でステラとスティングが乗る。先にステラを撃墜するとスティング達は撤退してしまうので、パーツが欲しいならステラは後回しにしたほうがいい。
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:その後、第19話でもスティングが乗って登場する。その後は[[擬態獣]]に乗っ取られたり[[イディクス]]による複製機扱いで雑魚として出てくる。
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:Kとほぼ同じ扱いだが、地球連合軍の戦力としても何度か登場する。スティング機以外は強さの割に獲得資金がやたら少ない。今回も[[擬態獣]]に乗っ取られるが、まだ数が揃っていない時期だったらしく本作では擬態獣仕様は1機のみとなっている。その後、[[GreAT]]が無人機仕様にしたのち量産して使用してくる。全体的に武器攻撃力が高いため、MSに強い[[ラッシュバード]]で相手取ろうとするとサイズ差もあって簡単に[[ラプラスウォール]]を抜かれてしまうので、注意が必要。
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:『K』とほぼ同じ扱いだが、地球連合軍の戦力としても何度か登場する。スティング機以外は強さの割に獲得資金がやたら少ない。
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:今回も[[擬態獣]]に乗っ取られるが、まだ数が揃っていない時期だったらしく本作では擬態獣仕様は1機のみとなっている。その後、[[GreAT]]が無人機仕様にしたのち量産して使用してくる。
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:全体的に武器攻撃力が高いため、MSに強い[[ラッシュバード]]で相手取ろうとするとサイズ差もあって簡単に[[ラプラスウォール]]を抜かれてしまうので、注意が必要。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;1580mm複列位相エネルギー砲「スーパースキュラ」
 
;1580mm複列位相エネルギー砲「スーパースキュラ」
 
:胸部に内蔵された3連装ビーム砲。[[イージスガンダム|イージス]]などに装備されたスキュラの発展型。MS形態でのみ使用可能。
 
:胸部に内蔵された3連装ビーム砲。[[イージスガンダム|イージス]]などに装備されたスキュラの発展型。MS形態でのみ使用可能。
:Zでは[[全体攻撃]]であり、他の武装とともに一斉射する。
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[全体攻撃]]であり、他の武装とともに一斉射する。
 
;両腕部飛行型ビーム砲「シュトゥルムファウスト」
 
;両腕部飛行型ビーム砲「シュトゥルムファウスト」
: 両腕部のビーム砲。前腕を分離して、誘導兵器として使用する。腕の部分は陽電子リフレクターを展開して防御力を高める事が出来る。この機能により射出した腕が破壊される事は殆ど無い。また、大気圏内を単独で飛行可能な出力を持っているので、地上での使用も可能である。MS、MA形態どちらでも使用可能。
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: 両腕部のビーム砲。前腕を分離して、誘導兵器として使用する。腕の部分は陽電子リフレクターを展開して防御力を高める事が出来る。
:Kでは接近戦用の武器。
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:この機能により射出した腕が破壊される事は殆ど無い。また、大気圏内を単独で飛行可能な出力を持っているので、地上での使用も可能である。MS、MA形態どちらでも使用可能。
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:『[[スーパーロボット大戦K|K]]』では接近戦用の武器。
 
;MJ-1703 5連装スプリットビームガン
 
;MJ-1703 5連装スプリットビームガン
 
:両手の指全てに1門ずつ内蔵されているビーム砲。指を曲げた状態でも撃てる。
 
:両手の指全てに1門ずつ内蔵されているビーム砲。指を曲げた状態でも撃てる。
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:背部ユニットに内蔵されたミサイルランチャー。
 
:背部ユニットに内蔵されたミサイルランチャー。
 
;熱プラズマ複合砲「ネフェルテム503」
 
;熱プラズマ複合砲「ネフェルテム503」
:背部ユニットの円周部に計20門内蔵されているビーム砲。全周囲攻撃が可能。主にMA形態でのみ使用する。MS形態でも使用できない事は無いが、バックパックを背部に直接背負う形になっているため攻撃範囲は著しく狭まる。一応対空迎撃程度には使える。
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:背部ユニットの円周部に計20門内蔵されているビーム砲。全周囲攻撃が可能。
:全方位[[マップ兵器]]。Zでは[[射程]]2~6。
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:主にMA形態でのみ使用する。MS形態でも使用できない事は無いが、バックパックを背部に直接背負う形になっているため攻撃範囲は著しく狭まる。一応、対空迎撃程度には使える。
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:全方位[[マップ兵器]]。『Z』では[[射程]]2~6。
 
;高エネルギー砲「アウフプラール・ドライツェーン」
 
;高エネルギー砲「アウフプラール・ドライツェーン」
 
:背部ユニットに計4門装備されているビームキャノン。本機最強の武装で、その威力は一撃で都市を壊滅させられる程。バックパックを笠のように被り、胴体部分をぐるりと180°回転させてMA形態に変形した後、なぎ払うようにレーザーを放って攻撃。
 
:背部ユニットに計4門装備されているビームキャノン。本機最強の武装で、その威力は一撃で都市を壊滅させられる程。バックパックを笠のように被り、胴体部分をぐるりと180°回転させてMA形態に変形した後、なぎ払うようにレーザーを放って攻撃。
:Zでは[[全体攻撃]]。
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:『Z』では[[全体攻撃]]。
 
;陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」
 
;陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」
 
:背部ユニット先端に1基、両腕に2基内蔵された光学防御兵装。広範囲にエネルギーシールドを張る。MA形態では機体のほぼ全域に展開でき、防御力が大幅に高まる。
 
:背部ユニット先端に1基、両腕に2基内蔵された光学防御兵装。広範囲にエネルギーシールドを張る。MA形態では機体のほぼ全域に展開でき、防御力が大幅に高まる。
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=== [[サイズ]] ===
 
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;L
 
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:劇中では100m近くあるような巨体で描写されているが([[全長一覧|全高]]11.07mの[[バクゥ]]を足で踏み潰す等)、実際のデストロイガンダムは通常の[[モビルスーツ]]の2倍程度の大きさ(MS形態が56.30mで、MA形態が38.07m)である。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[サイコガンダム]]とは違いプラモ化はされておらず、完成品玩具のみとなっている。
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*その巨体故か、デストロイガンダムは[[サイコガンダム]]と異なってプラモ化されておらず、完成品玩具のみとなっている。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2016年10月16日 (日) 17:46時点における版

GFAS-X1 デストロイガンダム(Destroy Gundam)

アドゥカーフ・メカノインダストリー社が開発した、地球連合軍の巨大モビルスーツ。デストロイは「破壊」の意。

機体概要

OSは「Gigantic Unilateral Numerous Dominating AMmunition(巨大制圧火器集約要塞)」が採用されている。

単機での対要塞攻略・殲滅を主眼において開発されており、全身に破壊力のある武器を多数装備している。

防御面でもVPS装甲(ただし、これは後付設定のようで、劇中でも矛盾する場面がある。また、メディアによってTP装甲と表記が混在している)と陽電子リフレクターにより、強固な防御力を持つ。

可変機構も搭載されており、背部の円盤型バックパックを上半身に被り、下半身を180度回転させ、脚部を鳥の脚のように変形させてモビルアーマー形態になる。バックパックの底面には高出力ホバースラスター4基が内蔵され、それで移動する。滞空も可能だが、運動性はほぼ皆無。ちなみに、変形はコクピット手前のスイッチを押すだけで可能となっている。なお、MS形態はサイコガンダムに、MA形態はビグ・ザムに酷似している。

この機体を操るパイロットは適正により選別され、高度な火器管制システムを操るには卓越した状況判断能力や体力が求められることから、ステラやスティングのような強化された人間「生体CPU(エクステンデッド)」によって運用される。戦闘時でもある程度の冷静さを保っていたスティングがブーステッドマンのような凶暴性を剥き出しにして戦っていた点などから、この機体の操縦には相当の強化措置が必要なことが示唆されている。

モビルスーツ形態の外観は圧倒的な威圧感を持つものの、実は機動力も防御力もモビルアーマー形態の方が高く、死角も無い。生産コストの面や構造の複雑化による最悪な整備性の問題から考えるにこれほどの機体に可変機構を導入する必要は無い筈だが、ザムザザーゲルズゲーには無かった可変機構を今更導入した理由は永遠の謎である。作劇上の理由でいえば、この機体に最初に登場するステラが『機動戦士Ζガンダム』のフォウのオマージュであり、デストロイガンダムはサイコガンダムのオマージュだからだと思われる。

劇中での活躍

原作では膠着状態の戦況を打開すべく、ロード・ジブリールの命令によりネオ・ロアノーク率いるファントムペインに1機配備され、ステラが搭乗。その火力でヨーロッパ各地の都市に配備されたザフトMS部隊ごと街を殲滅。ベルリンに上陸するまで、多くの都市を薙ぎ払った。キラフリーダムが現れると、その圧倒的な防御力でハイマット・フルバーストすら防ぎ、攻撃を続ける。

そんな中、シンインパルスも現れ、乱戦となるが、ネオからパイロットがステラと知らされたシンの説得で戦闘を中断し、心を通わせる。しかし、偶然目に入ったキラのフリーダムの姿(フリーダムから禍々しいオーラが迸っていた)に錯乱し、再び攻撃しようとする。結局、最後は胸部のスーパースキュラにフリーダムのビームサーベルを突き刺され、行き場を失ったエネルギーが暴発し、コクピット付近に誘爆を起こしながら機能を停止した。

その後、ヘブンズベース攻略戦において、5機が出撃。その内の1機にはスティングが搭乗していたが、全機がデスティニーレジェンド、インパルスに撃破されている。また、レクイエム攻防戦でも3機が出撃しているが、やはりデスティニーとレジェンドに撃破されている。

他にも、未参戦作品だが『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ⊿アストレイ』にも登場しており、ファンフェルト・リア・リンゼイが乗っているが、ターンデルタの攻撃で撃墜されている。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
今回はMS形態のみで、武装も3つだけ。全方位マップ兵器のネフェルテムと、全体攻撃のスーパースキュラが主兵装。ステラ機とスティング機はHPを5万越えと流石に高い。弱点はマップ兵器のネフェルテムが射程2~6という点。また、攻撃と防御手段がENに依存しているため場合によっては木偶の棒状態に。
ステラ絡み(隠し要素/Z参照)イベントではセツコ編ではフォウサイコガンダムを先に落としてから、デストロイをシンに倒させることで概ねステラ仲間フラグとザフトポイントが立つ条件となる。第三軍の別動隊に撃墜されないよう注意したい。原作通り量産されているが、原作のように一撃とはいかない。しかし、この頃には単なる雑魚となっているだろう。
なお、本作品では「デストロイガンダムが黒歴史の遺産の一つ」という設定で、終盤にはグエンの手でサイコガンダムと共に大量に投入される。このデストロイガンダムは自律回路で動作している。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
アイム・ライアードリボンズ・アルマークの暗躍により『第2次Z』の世界に持ち込まれ、OZによって「悪魔のガンダム」として運用された(大方、周辺の被害を「ガンダム」のせいにすればいいと思ったのだろう)。
今作では他の『Z』参戦組のガンダムシリーズ敵と同じく、モビルドール化されて登場する。機体性能は特に高いということもないが、射程が長いので注意が必要。また、今作のモビルドールは歴代最強クラスの強さかつ援護防御持ち、さらにまとめて大量に出てくるうえにそのほとんどがバリア持ちと鬱陶しい事この上ない。何故か宇宙空間で運用されている。改修したのか。
なお、「ガンダム」の名を冠しているため、刹那エースボーナスの対象となるので、刹那を当てれば非常に楽に倒せる。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
今回はファントムペインがビショットに随行するため、ゲア・ガリングと共にヨーロッパを薙ぎ払う展開に(ビショットが原作で暴れまわったのも主にヨーロッパなので、実は両方にとって原作通り)。
ステラ搭乗機は耐久力が非常に高い上、必殺武器であるアウフプラールドライツェーンの射程と威力が半端ではなく、非常に恐ろしい機体となっている。スティング率いるデストロイ部隊は、本作ではヘブンズベースではなく月面ダイダロス基地に配備されており、そこで戦うことになる。原作を反映してか耐久力は抑えられているものの、必殺武器の恐ろしさは変わらないので、脱力持ちがいないと非常に苦しい。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
ベルリンでステラとスティングが乗る。先にステラを撃墜するとスティング達は撤退してしまうので、パーツが欲しいならステラは後回しにしたほうがいい。
その後、第19話でもスティングが乗って登場する。その後は擬態獣に乗っ取られたりイディクスによる複製機扱いで雑魚として出てくる。
スーパーロボット大戦L
『K』とほぼ同じ扱いだが、地球連合軍の戦力としても何度か登場する。スティング機以外は強さの割に獲得資金がやたら少ない。
今回も擬態獣に乗っ取られるが、まだ数が揃っていない時期だったらしく本作では擬態獣仕様は1機のみとなっている。その後、GreATが無人機仕様にしたのち量産して使用してくる。
全体的に武器攻撃力が高いため、MSに強いラッシュバードで相手取ろうとするとサイズ差もあって簡単にラプラスウォールを抜かれてしまうので、注意が必要。

装備・機能

武装が多く、原作では全ての武装が使用されているが、ゲームで再現するのは難しいので、殆どがオミットされている。

武装・必殺武器

75mm自動近接防御システム「イーゲルシュテルン」
頭部に4門内蔵された対空防御機関砲。MS形態でのみ使用可能。
200mmエネルギー砲「ツォーンMk2」
頭部に内蔵されたビーム砲。レイダーのツォーンの改良型。MS形態でのみ使用可能。
1580mm複列位相エネルギー砲「スーパースキュラ」
胸部に内蔵された3連装ビーム砲。イージスなどに装備されたスキュラの発展型。MS形態でのみ使用可能。
Z』では全体攻撃であり、他の武装とともに一斉射する。
両腕部飛行型ビーム砲「シュトゥルムファウスト」
両腕部のビーム砲。前腕を分離して、誘導兵器として使用する。腕の部分は陽電子リフレクターを展開して防御力を高める事が出来る。
この機能により射出した腕が破壊される事は殆ど無い。また、大気圏内を単独で飛行可能な出力を持っているので、地上での使用も可能である。MS、MA形態どちらでも使用可能。
K』では接近戦用の武器。
MJ-1703 5連装スプリットビームガン
両手の指全てに1門ずつ内蔵されているビーム砲。指を曲げた状態でも撃てる。
Mk.62 6連装多目的ミサイルランチャー
背部ユニットに内蔵されたミサイルランチャー。
熱プラズマ複合砲「ネフェルテム503」
背部ユニットの円周部に計20門内蔵されているビーム砲。全周囲攻撃が可能。
主にMA形態でのみ使用する。MS形態でも使用できない事は無いが、バックパックを背部に直接背負う形になっているため攻撃範囲は著しく狭まる。一応、対空迎撃程度には使える。
全方位マップ兵器。『Z』では射程2~6。
高エネルギー砲「アウフプラール・ドライツェーン」
背部ユニットに計4門装備されているビームキャノン。本機最強の武装で、その威力は一撃で都市を壊滅させられる程。バックパックを笠のように被り、胴体部分をぐるりと180°回転させてMA形態に変形した後、なぎ払うようにレーザーを放って攻撃。
『Z』では全体攻撃
陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」
背部ユニット先端に1基、両腕に2基内蔵された光学防御兵装。広範囲にエネルギーシールドを張る。MA形態では機体のほぼ全域に展開でき、防御力が大幅に高まる。

特殊能力

盾装備
シールド防御を発動する…のだが、Z本編では見られない。ZSPDで見られる。
陽電子リフレクター
モビルアーマー状態で展開するバリア。モビルスーツ状態では腕から。
変形
MA形態から、MS形態へと変形する。

移動タイプ

MA形態時は対空飛行可能。MS形態時はのみ。

サイズ

L
劇中では100m近くあるような巨体で描写されているが(全高11.07mのバクゥを足で踏み潰す等)、実際のデストロイガンダムは通常のモビルスーツの2倍程度の大きさ(MS形態が56.30mで、MA形態が38.07m)である。

関連機体

ビグ・ザム
上記の様にMA形態のフォルムが似ている。
サイコガンダム
上記の様にMS形態のフォルムが似ている。パイロットも含め、本機体の元ネタ。

余談

  • その巨体故か、デストロイガンダムはサイコガンダムと異なってプラモ化されておらず、完成品玩具のみとなっている。

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