「クラップ級巡洋艦」の版間の差分
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2021年11月23日 (火) 22:15時点における版
クラップ級巡洋艦 | |
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外国語表記 | Clap Class |
登場作品 | |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙巡洋艦 |
生産形態 | 量産艦 |
全長 | 292 m |
全幅 | 133 m |
動力 | 熱核融合炉 |
搭載可能MS数 | 6機 |
開発 | ヴィックウェリントン社 |
所属 | 地球連邦軍 |
クラップ級巡洋艦は「ガンダムシリーズ」に登場する軍艦の艦級。
概要
機体概要
宇宙世紀0090年頃に就役し、以降は地球連邦軍の主力巡洋艦として機能した宇宙艦艇。
旧来の巡洋艦では新造予定のラー・カイラム級戦艦に付随できる速度性能の確保が難しく、またグリプス戦役と第1次ネオ・ジオン抗争の影響で戦闘艦が消耗していたため、サラミス改級の後継艦として建造される事になった。
ラー・カイラム級と同じヴィックウェリントン社で開発され、基本部分も同一のパーツで建造されており、「小型化したラー・カイラム」と言うべき外見をしている。モビルスーツデッキとカタパルトデッキを1基備えている他、ブリッジも通常用と戦闘用の2つがある。
同型艦
- クラップ
- 『逆襲のシャア』に登場。ネームシップ。
- ルナツーに投降した振りをしていたネオ・ジオン艦隊に攻撃され、クェス・エアのヤクト・ドーガによってブリッジの片方を破壊されたが、撃沈は免れた。その後にやってきたロンド・ベル隊に被害報告をしている。
- ラー・カイム
- 『逆襲のシャア』に登場。ロンド・ベル隊所属。
- ラー・キェム
- 『逆襲のシャア』に登場。ロンド・ベル隊所属。名称についてはラー・ギエム、ラー・ケイムとする資料もある。
- ラー・チャター
- 『逆襲のシャア』に登場。ロンド・ベル隊所属。最終決戦でラー・カイラムの盾となって轟沈している。
- ラー・エルム
- 『逆襲のシャア』に登場。ロンド・ベル隊所属。
- ウンカイ
- 『機動戦士ガンダムUC 戦後の戦争』に登場。シナンジュ・スタインの輸送任務に就いていたが、シナンジュを強奪したフロンタルにより、後始末として撃沈された。
- ラー・デルス
- 『機動戦士ガンダムUC 戦後の戦争』に登場。上記のウンカイの護衛についていたが、ウンカイ共々、撃沈された。
- キャロット
- 『小説版 機動戦士ガンダムUC』1巻と8巻に登場。ロンド・ベル隊第2群所属。クシャトリヤと交戦したスターク・ジェガンとジェガンD型の母艦だった。その後、ロンド・ベル隊第3群に所属し、トライスターと共にガランシェールの追跡を行うものの、フロンタル率いる部隊に遭遇した末、撃沈されている。OVA版のガランシェール追跡の場面では艦名不明のクラップ級が同じ役割を担っている。
- テネンバウム
- 『小説版 機動戦士ガンダムUC』8巻に登場。ロンド・ベル隊第3群所属。キャロット共々、撃沈された。
- ダマスカス
- 『機動戦士ガンダムNT』に登場。「不死鳥狩り」を行うシェザール隊の母艦。
- スペース・アーク
- 『機動戦士ガンダム F91』に登場。クラップ級を改装した練習艦である。資料によっては「クラップ級」となっていたり「スペース・アーク級」となっていたりする。クラップ級はラー・カイラム級と同じく艦底部にある二枚の巨大な放熱板が特徴的だが、本艦は省略されている。
- ガンダムF91を搭載しており、レアリー・エドベリが艦長代理となってフロンティアIを脱出した。SRW未登場。
- リーンホース
- 『機動戦士Vガンダム』に登場するスペース・アークと同じ近代改修艦。艦長はロベルト・ゴメス。地球連邦軍の所属だが、リガ・ミリティアに協力している。
- ロンドンデリー駐屯地よりリガ・ミリティアに派遣された連邦軍軍艦の1つで、艦級はスペース・アーク級とも[1]。スペース・アークと同じく艦底部の放熱板が省略されている。
- 作中ではウッソらカミオン隊と合流し、リガ・ミリティアの戦力の中核として各地を転戦した。後にカイラスギリー攻防戦にて大破したものの、鹵獲したスクイード1とのニコイチ改修にて(同じく攻防戦で大破したアレキサンドリア級ガウンランドのパーツも用いられているとも)リーンホースJr.へと改修される。
- 『30』でユニットアイコンのみ登場。
劇中での様相
第2次ネオ・ジオン抗争時にはロンド・ベル隊の主力艦艇として配備されている。
U.C.0123年のコスモ・バビロニア建国戦争でも主力艦として運用されており、多数の艦がクロスボーン・バンガードと交戦した。基本的にはやられ役だが、隠れていたクラップが出現と同時に艦砲の一斉発射を行い、モビルスーツの小隊を殲滅するなど活躍するシーンもある。
U.C.0153年のザンスカール戦争でも主力艦として運用されている。同時期に配備されていたラー・カイラム同様、既に一番艦の就役から60年近く経っており、完全に旧式化している(もっとも更に旧式な艦船であるサラミス改も主力艦として運用されているため、古い戦艦というイメージは別の意味で付きづらい)。ビームシールドやミノフスキークラフト搭載等の近代化改修が図られており、性能は向上している。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 逆襲のシャアシナリオ再現と共に初登場。地球連邦軍の主力巡洋艦としてのポジション。リアル系女ルート第1話は、これに乗ったベラ・ロナらがバビロニア・バンガードを奪うため戦いを挑むところから始まる。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 引き続き、地球連邦軍の主力巡洋艦。大気圏内で活動しているから、後期型か?
- 三輪長官もこれに乗ってきたが、ジェネシスにより諸共宇宙の塵となった。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z(時獄篇 / 天獄篇)
- ユニットアイコンのみの登場。サイガスやカティの乗艦として使われる等、今作の連邦軍では最も普及している母艦のようだ。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- ユニットアイコンのみの登場。
- スーパーロボット大戦T
- やはりユニットアイコンのみの登場。Mr.ゾーンも初登場時はこれに乗っている。
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- ユニットアイコンのみの登場。ルナツー艦隊として多数登場するが、投降した振りをしていたネオ・ジオン艦隊に攻撃され全滅する。なお原作のルナツー艦隊はサラミス改級が主なので、原作よりもサラミス改級からクラップ級への世代交代が進んでいるようだ。
- スーパーロボット大戦30
- ユニットアイコンのみの登場。艦隊の一員としてラー・カイラム級に率いられている。本作では既にラー・カイラム級が普及しているらしく、味方NPCはそちらに乗っているので出番は少ない。リーンホースもユニットアイコンのみとして初参戦。
装備・機能
武装・必殺武器
ゲームでは機関砲、ミサイル、メガ粒子砲(主砲)の三種類。
- 連装メガ粒子砲
- 艦首側面に2基装備。ラー・カイラムの物と同一の主砲。
- ミサイルランチャー
- 艦首先端に発射管を6門装備。
- 『αシリーズ』では長射程の全体攻撃でありながらP属性付きという意外な高性能武器になっている。
- 対空機銃
- 船体各所に14基装備。
- 対空ミサイル
- 艦後方に2基装備。
- ダミー発射管
- バルーンダミーを射出する。
特殊能力
移動タイプ
- 空
- ミノフスキークラフトにより、大気圏内を飛行可能。
サイズ
- 2L(LL)
関連機体
- ラー・カイラム
- クラップ級と同時期に建造された地球連邦軍の主力戦艦。クラップ級を大型化したような外見で、基本部分も同一のパーツで設計されている。
- ネェル・アーガマ
- アーガマの後継艦。『UC』の時代には、クラップ級のパーツを使用してネェル・アーガマの改修が行われている。
- リーンホースJr.
- クラップ級のリーンホースとスクイード、アレキサンドリア級重巡洋艦ガウンランドを組み合わせて改修した艦。
余談
- 伝説巨神イデオンにも同名の艦が存在する。
脚注
- ↑ 小説版ではアレキサンドリア級。
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