「ガンダム試作1号機」の版間の差分
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
98行目: | 98行目: | ||
:通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器で[[ジム・カスタム]]、ジム改(SRW未登場)等も使用しているもの。アニメ第2話で使用。 | :通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器で[[ジム・カスタム]]、ジム改(SRW未登場)等も使用しているもの。アニメ第2話で使用。 | ||
:『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。 | :『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。 | ||
+ | ;Blash・XBR-L-83d 大型ビームライフル | ||
+ | :CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』にて[[ガンダム試作1号機Fb]]が使用。本来は試作1号機の専用装備でないため、照準精度を高めるための苦肉の策として[[アルビオン]]の主砲のスタビライザーを移している。 | ||
+ | :『DD』でビーム属性のSSR必殺技として登場。「ロングレンジ・ビーム・ライフル」表記。ビームライフルとマシンガンで牽制し、ビームサーベルで突貫。サーベルを突き刺したまま距離を取り、ロングレンジ・ビーム・ライフルで狙い撃つ。技名に反して、クロスレンジな構成となっている。 | ||
+ | :メインアビリティは「スタビライザーNN28」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値、ロングレンジ・ビーム・ライフルの必殺技威力が増加する。斬撃・ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。ロングレンジ・ビーム・ライフル発動前に「決意」が発動する。気力140以上の時、全ての攻撃の与ダメージが増加し、戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・運動性を減少させる。サブアビリティは「HP・射撃プラス(バランス)」。 | ||
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== |
2024年11月2日 (土) 07:15時点における最新版
ガンダム試作1号機 | |
---|---|
別表記 | GP-01 |
登場作品 | |
デザイン | 河森正治 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
コードネーム | ゼフィランサス |
分類 | 地上用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | RX-78GP01 |
全高 | 18.0 m |
本体重量 | 39.7 t |
全備重量 | 65.0 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,790 kw |
スラスター推力 |
42,000 kg×2 12,000 kg×2
|
180度姿勢変換 | 0.9sec |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
内蔵機体 | コアファイターII |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | コウ・ウラキ |
ガンダム試作1号機は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場メカ。同作品の前半の主役ロボットである。
概要[編集 | ソースを編集]
アナハイム・エレクトロニクスが開発した地球連邦軍の試作型モビルスーツ。コードネームは「ゼフィランサス」で、この名の由来である花の花言葉は「清い愛」。
「ガンダム開発計画」によって製造された3機のガンダムのうちの1機で、装備換装による汎用性の向上をコンセプトとしている。そのため、3機の中ではRX-78-2ガンダムの特徴を最も色濃く受け継いでいる。四肢の駆動系には新設計の物が採用されており、これは後にムーバブルフレームの基礎ともなった。
RX-78-2ガンダムと同様にコアブロックシステムを採用しており、本体はクラブ・ワークス事業部が、搭載される「FF-XII(あるいはFF-X7II)コアファイターII」はハービック社が開発を担当している。RX-78-2ガンダムに採用されているバーティカル・イン・ザ・ボディとは異なる方式「ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ」によって、本体とコアファイターIIはドッキングするようになっている。この方式によりコアファイターIIのバックパックスラスターやビームガン(ビームサーベル)が直接使用でき、より無駄が無くなった[1]。
劇中での様相[編集 | ソースを編集]
本機はテストのためにアルビオンに搭載されたが、トリントン基地にてアナベル・ガトーに強奪されたガンダム試作2号機を追撃するためにテストパイロットのコウ・ウラキが搭乗。以後、彼がパイロットを務める事となった。物語序盤はコウの未熟もあり精彩を欠く動きも多かったが、モンシアとの模擬戦やジオン残党軍との戦いなどを経て少しずつ動きは洗練されていく。
しかしその後、宇宙へ上がった直後に発生した戦闘でシーマ・ガラハウのゲルググMと地上用装備のままで交戦。満足に動くことも出来ないまま集中攻撃を受けて大破してしまう。後に月面にて宇宙戦高機動仕様のガンダム試作1号機Fbへと改修された。
本編におけるオプションは実質的に陸戦装備のみであり、他のオプションが登場する事はなかった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
試作1号機Fbと比べ登場回数は少なく、登場した場合もFbへの改修は比較的早期に発生するため使用可能な期間は短いという不遇な機体。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。コウと共に加入するが、ルートによってはミデアが撃墜されると入手不可能になってしまう。二つのビーム兵器を持っているので弾数には余裕がある。なお、宇宙に行く際にGP-01Fbへ改修される[2]が、改造は引き継がないので注意したい。
- PS版でも扱いは同じだが、改造は引き継がれるようになっている。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- DISC2の「バーチャルスタジアム」では、収録部隊「オールガンダム」に所属している。搭乗者は何故かキース。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 原作通りの登場。性能はあまり高くないが、ライフルが空陸AでCT補正+20と他機のものより少し良い。宇宙に上がって早々に大破したためガンダム試作1号機Fbへ改修される[3]。
- 分離、撃墜でコアファイターIIに変化。バグによりパーツスロット2以下に装備したものはコアファイターIIでは一部しか機能しないので、装備するものに注意したい。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 今回は最初からFb状態のため登場しないが没ユニットデータが存在。グラフィックは『α』のものと同じ。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- 当作でもあくまで繋ぎの機体であるため性能も全体的に低め。原作通り宇宙での戦闘で大破させられ、その後Fbに強化。
- 余談だが本作ではグリプス戦役終了後の世界で、更にΖΖガンダムがすでに存在する中ガンダム開発計画が行われたというかなり珍しい経歴を持つ。
- 設定的に強くなりそうだが、序盤から登場するゲームバランスの問題か性能はかなり低め。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 2024年9月のイベント「第3次スーパーロボット大戦ANOTHER PART1」にて参戦。バランスタイプ。『A PORTABLE』以来16年振りの参戦になる。
- なお、2024年8月23日の「生スパロボチャンネル」にて、フルバーニアンへの強化はされず、そのままデンドロビウムへの乗り換えが行われる予定であると言及されている。フォースインパルス以来となる、既に乗り換え予定のある機体の実装であり、参戦時点で既に短命による二軍化の宿命を背負っているためか、ほぼ同時期に実装されたブリキ大王の期間限定参戦と比較して参戦時のガシャのピックアップが明らかに盛られており、共闘の特効が本機にのみ振られている、当時最強格のHi-νガンダムとナイチンゲールの合体攻撃「ダブル・ファンネル」の復刻も兼ねてのガシャ、など異常な程に差がついてしまっている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
基本装備[編集 | ソースを編集]
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門内蔵。
- ビームサーベル
- ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。
- 『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「コードネーム「ゼフィランサス」」で、攻撃力・照準値が増加する。サブアビリティは「照準値アップI」。
- BAUVA・XBR-M-82-05H ビームライフル
- ボウワ社が開発した携行兵装。エネルギーパック方式が採用されている。また、敵のビームサーベルを防御するための小型ビームサーベル「ジュッテ」を内蔵している。
- 『DD』ではビーム属性のSR必殺技。メインアビリティは「狙い撃ちII」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップII」。
- RX・Vsh-023F/S-04712 シールド
- 独自の伸縮構造を持った本機の専用シールド。ルナ・チタニウム合金製。耐ビームコーティング処理が施されているため、数発のビーム攻撃を防げるようになっている。また、裏にはビームライフルの予備マガジンを装備することが可能となっている。
- 劇中ではグリップを握る方式と、前腕に接続する方式の2パターンが描かれている。
オプション装備[編集 | ソースを編集]
- 90mmマシンガン
- 通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器でジム・カスタム、ジム改(SRW未登場)等も使用しているもの。アニメ第2話で使用。
- 『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。
- Blash・XBR-L-83d 大型ビームライフル
- CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』にてガンダム試作1号機Fbが使用。本来は試作1号機の専用装備でないため、照準精度を高めるための苦肉の策としてアルビオンの主砲のスタビライザーを移している。
- 『DD』でビーム属性のSSR必殺技として登場。「ロングレンジ・ビーム・ライフル」表記。ビームライフルとマシンガンで牽制し、ビームサーベルで突貫。サーベルを突き刺したまま距離を取り、ロングレンジ・ビーム・ライフルで狙い撃つ。技名に反して、クロスレンジな構成となっている。
- メインアビリティは「スタビライザーNN28」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値、ロングレンジ・ビーム・ライフルの必殺技威力が増加する。斬撃・ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。ロングレンジ・ビーム・ライフル発動前に「決意」が発動する。気力140以上の時、全ての攻撃の与ダメージが増加し、戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・運動性を減少させる。サブアビリティは「HP・射撃プラス(バランス)」。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- ビーム・ライフル連射
- 『DD』でビーム属性のSSR必殺技として登場。相手の背後に回って90mmマシンガンをマガジンの残弾全て撃ち出した後、前面に回ってビーム・ライフルを三連射する。ビーム・ライフルの三回目の発射時はガンダムのビーム・ライフルを撃つ場面を再現している。
- メインアビリティは「教育型コンピューター」で、MAP兵器以外の最大射程が増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。自分が敵ユニットを撃墜する毎に、攻撃力・照準値が増加し斬撃・ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「タイプ強化IV・照準値(バランス)(コウ・ウラキ)」。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- シールド防御時のダメージが80%減になる。
- 『A PORTABLE』で採用。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダム試作0号機(SRW未登場)
- ガンダム開発計画の機体全ての原型にあたる機体。
- ガンダム試作1号機Fb
- 宇宙戦高機動仕様。
- ガンダム試作2号機、ガンダム試作3号機(ステイメン)
- 同じくガンダム開発計画により生まれた兄弟機。
- ガーベラ・テトラ
- ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンに流れた末の姿。
- パワード・ジム(SRW未登場)
- 本機のバックパック等の試験機。
余談[編集 | ソースを編集]
- 以前は「(ガンダム)GP01(ゼフィランサス)」と表記される事が多かったが、近年では「ガンダム試作1号機」が多くなった。それに伴い、他の機体もそれに準じた名称で呼ばれるようになっている。
- 本機は陸戦用装備となっているが、原作の前期オープニングでは宇宙空間で普通に戦闘を行っている。
- 漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』ではガンダム試作2号機を護衛するバディ機としての設定が追加され、同機の最終装甲と同様の対核処理を施されたチョバムアーマー(NT-1アレックスと同じデザインで頭部にもゴーグル状のフェイスガードを装備している)を当初は装備していた。しかし、地上での運用にはデッドウェイトになるため最初の運用後に強制パージされた。その他、水中型の「アクア装備」や、支援機であるGファイターIIと合体したGアーマーIIも登場している。
脚注[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
- プラモデル
- フィギュア・書籍
資料リンク[編集 | ソースを編集]
|