「ホワイトベース隊」の版間の差分
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2024年9月19日 (木) 16:21時点における最新版
ホワイトベース隊とは、『機動戦士ガンダム』に登場する部隊。
概要[編集 | ソースを編集]
強襲揚陸艦ホワイトベースと同艦に搭載されたガンダムをはじめとした「V作戦」の機動兵器を中核とした地球連邦軍の別働隊。
ジオン公国軍のサイド7への攻撃によって多くの正規軍人であるクルーが死亡した事で、士官候補生や民間人を中心とした異例の部隊となっており、一年戦争終結までに各地を転戦して驚異的な戦果を挙げた。一部では、「ニュータイプ部隊」とも呼ばれている。
当初は地球連邦軍内での所属が決まっていなかったが、地球連邦軍の本部であるジャブロー到着後に第13独立部隊所属となった[1]。
一方で、ホワイトベース隊は地球連邦軍において良くも悪くも目立つ存在である故に、敵であるジオン公国軍から狙われる事が多かった。それはジャブローにいた時にも変わらず、地球連邦軍の高官の一人であるゴップ(SRW未登場)からは「永遠に厄介者」と煙たがられている。
ジオン公国軍を欺く為の危険な任務を背負わされた「地球連邦軍の囮専門部隊」と評すべきホワイトベース隊であったが、彼等の存在があったからこそ、地球連邦軍の主力部隊がジオン公国軍への大反抗作戦である「星一号作戦」の準備を整えて実行させる余裕が生まれた事には間違い無い。
一年戦争終結後、ホワイトベース隊は地球連邦軍の伝説的な存在となったが、一方でその力を警戒されており、アムロ・レイが幽閉同然の扱いを受けたのをはじめ、連邦軍内では冷遇された。
登場作品[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦
- プレイヤー部隊の名称。ただし、本編に登場する原作の面子はブライトとアムロのみでフラウはセーブ画面のみの登場で本編未登場(ファがオペレーターを担当しているので本当にホワイトベース隊にいるのかも怪しい)、ミライはショップ店員として登場する。
- 余談だが、母艦がアーガマやラー・カイラムに替わっても、「ホワイトベース隊」である。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 『第2次』と同様だが、最後の母艦はリーンホースJr.になる。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 途中でロンド・ベルとなるまでのプレイヤー部隊の名称。本作では原作の面子も初期メンバーに多く名を連ねている。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 本編の約10年前に存在しており、マジンガーZやゲッターロボ等も参加していた事が語られている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 序盤の第3話「連邦軍機動兵器、始動!」以降(母艦がガンドールである第21話~第27話を除く)のプレイヤー部隊の名称。原作の面子は、ほぼ全員揃っている。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 一年戦争が再現されており、ホワイトベースが母艦となるステージも多数存在する都合上、出番は多い。
- 一方、『機動戦士ガンダム』原作で死亡したリュウ・ホセイ、スレッガー・ロウ、マチルダ・アジャンは登場しない。
- サブミッション等で第08MS小隊と共に行動する事が多く、共にコネクト・フォースへ出向となり、自軍へ正式加入となる。後には実質的にクリスチーナ・マッケンジーやカミーユ・ビダン達も含められている模様。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 第39話「新たなる宇宙」にて登場し、自軍部隊であるカイルスに参加する。
- スーパーロボット大戦30
- 『T』同様、本編の10年前に存在しマジンガーやゲッターが参加、GGGとも共闘していた事が語られている。
人物[編集 | ソースを編集]
ホワイトベースクルー[編集 | ソースを編集]
SRW未登場のクルーが多数存在するため、ここではSRWに登場済みの人物を列挙する。
正規軍人 [編集 | ソースを編集]
- パオロ・カシアス
- 本来予定されていたホワイトベースの艦長。しかし、ジオン公国軍の強襲で重傷を負ってしまい、艦長の任務をブライトに託した。
- ブライト・ノア
- 士官候補生だったが、パオロの負傷後にホワイトベースの艦長の任を引き継ぎ、ホワイトベース隊の指揮官となる。
- リュウ・ホセイ
- モビルスーツのパイロット候補生で、コアファイターやガンキャノンを操縦している。敵部隊の残党との戦闘中に特攻を仕掛け、死亡した。
- オスカ・ダブリン、マーカー・クラン
- ホワイトベースのオペレーター。
- スレッガー・ロウ
- ジャブローから宇宙に上がる際に補充された地球連邦軍の軍人。Gファイター[2]のパイロットになるが、ソロモン攻略戦で戦死した。
サイド7からの避難民 [編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ
- 主人公。民間人だったが、成り行きでガンダムを動かした事によって徴用され、そのパイロットとなる。
- カイ・シデン
- 民間人だったが、ホワイトベースに避難した事が切っ掛けでガンキャノンのパイロットになる。
- ハヤト・コバヤシ
- 民間人だったが、ホワイトベースに避難した事が切っ掛けでガンタンクのパイロットになる[3]。
- セイラ・マス
- 民間人だったが、ホワイトベースに避難した事が切っ掛けでホワイトベースの通信士になる。後に、Gファイター[2]のパイロットへと転属した。
- ミライ・ヤシマ
- 民間人だったが、ホワイトベースに避難した事が切っ掛けでホワイトベースの操舵手になる。スレッガー曰く「ホワイトベースのお袋さん」。
- フラウ・ボゥ
- 民間人だったが、ホワイトベースに避難する。パイロットに転属したセイラの後を受けて通信士になる。
- カツ、レツ、キッカ
- 避難民としてホワイトベースに収容された戦災孤児達。
関連人物[編集 | ソースを編集]
- レビル将軍
- 地球連邦軍の対ジオン反抗作戦「V作戦」の主導者。個人的に、ホワイトベース隊を援助している。階級は大将。
- マチルダ・アジャン
- 地球連邦軍補給部隊の隊長。ホワイトベース隊に何度も補給物資を輸送している。なお、アムロ達ホワイトベース隊の男性クルーにとっては、憧れの女性であった模様。階級は中尉。
- リード
- 地球連邦軍巡洋艦サラミスの艦長だったが、艦を撃墜されホワイトベース隊に保護された際には一時期、ブライトに代わって隊の指揮を執っていた事がある。階級は中尉。
他作品の関連人物[編集 | ソースを編集]
- 兜甲児
- 『T』、『30』の本編約10年前に参加。
- 竜馬によると「さやか以外の女にちょっかいを出していた」らしい。
- 流竜馬 (OVA)、神隼人 (OVA)、巴武蔵 (OVA)
- 『T』、『30』の本編約10年前に参加。
- 獅子王凱
- 『30』の本編約10年前に共闘。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- V作戦
- ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの三種の最新鋭のモビルスーツおよび母艦ホワイトベースの開発計画。
- アークエンジェル隊
- 『機動戦士ガンダムSEED』における主人公が所属する部隊。正規軍人の戦死にともなって現地において民間人出身のクルーを補充する等、ホワイトベース隊をオマージュしている。
脚注[編集 | ソースを編集]
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