「カラミティガンダム」の版間の差分

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:同時期に開発された兄弟機。
 
:同時期に開発された兄弟機。

2024年5月21日 (火) 05:14時点における最新版

カラミティ
外国語表記 CALAMITY GUNDAM[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 大河原邦男
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 GAT-X131
全高 18.26 m
重量 81.48 t
装甲 トランスフェイズ装甲
開発 アズラエル財団傘下の国防連合企業体(デトロイト
所属 地球連合軍
パイロット オルガ・サブナック
テンプレートを表示

カラミティガンダムは『機動戦士ガンダムSEED』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

地球連合軍が開発したモビルスーツ新型Gの1機。「Calamity」とは「災い、災禍」を意味する。

全身に多数の火器を持ち、長距離からの圧倒的な火力支援が目的で造られている。

トランスフェイズ装甲を採用し、省電力化したエネルギーリソースのほとんどを火器の充実に回したことで、バスター以上の火力が実現できた。しかし、バスター同様に格闘用の兵装は装備していないので、接近戦が弱点[2]

また、接近戦を挑まず、後方から戦局を見渡す事が出来る機体特性から、指揮官機としての機能も備える。もっとも、オルガ・サブナック達のチームはチームワークが希薄だった為、指揮官機として充分な働きをしたとは言い難い。

大気圏内での飛行は不能だが、水上ホバー移動する事が可能。しかも新型Gの中では重量が一番軽く、レイダーの背部に乗って出撃する事も多かった。ただし、レイダーを駆るクロト・ブエルは鬱陶しがっていた。

オルガが搭乗する試作機は完全な砲戦仕様となっているが、フレーム自体は最もスタンダートな100フレームである。万能機開発計画「リビルド1416プログラム」の対象の機体でもあり、比較的簡易な改修・調整で様々な装備にできるように設計されている。

劇中での活躍[編集 | ソースを編集]

オーブ解放作戦で初めて実戦投入され、ボアズ攻略戦や第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦でも圧倒的な火力で多数の敵機を葬った。

最終的にはミーティア装備のジャスティスのビームソードによって撃破されている[3]

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。射程に穴が無く、気力制限無しに撃ってくる全体攻撃「スキュラ」が厄介。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦J
長射程と高火力の武装を持ち、トランスフェイズ装甲もあるため、防御力も高い。
また、マップ兵器版の「スキュラ」を頻繁に撃ってくる傾向があるので、ドミニオンのマップ兵器と続けて撃たれると厄介。ただし、ホバーが無いので地上マップでは他の二機より遅れてくるほか、水中に誘導すれば射程に穴ができ、反撃不可の状態にすることも可能。
スーパーロボット大戦W
ホバーが追加された以外は、『J』の時と同じ仕様。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
第26話「覚悟ある再会」のボスユニットとして登場。パイロットはオルガ・サブナック
スーパーロボット大戦X-Ω
敵ユニットとして登場。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
胸部に内蔵されたビーム砲。イージスの物と同一。
125mm 2連装高エネルギー長射程ビーム砲「シュラーク」
背部に2門装備されたビーム砲。出力は元より連射性にも優れる。なお、エネルギー供給はバックパック内の大容量ジェネレーターから行われる。
337mmプラズマサボット・バズーカ砲「トーデスブロック」
本機の携行武装。プラズマ化した弾丸を撃ち出すため、通常のバズーカ以上の破壊力がある。
シールド
本機専用の装備。ザフトローラシア級の装甲部材が参考にされ、高い対弾性がある。対ビームコーティング処理も施されていると思われるが、それを言及する資料は無いため、不明[4]
また、シールドの先端は接近戦時の打突武器として使用される。
実は、HDリマスター版でシーンが追加されるまで、原作で一度も盾として使われた事が無かった。追加シーンではパーフェクトストライクガンダムのシュベルトゲベールによる攻撃を弾き、接近戦にもつれ込むのを防いでいる。
115mm 2連装衝角砲「ケーファー・ツヴァイ」
シールドに直付けされたビーム砲。主に中近距離で使用される。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

盾装備、銃装備
シールド防御撃ち落としを発動。
TP装甲

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

ホバー

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

関連機体[編集 | ソースを編集]

ソードカラミティ
近接戦闘を重視した換装機ないし改修機。
ブラウカラミティ(SRW未登場)
『DESTINY ASTRY R』に登場するMS(SRW未登場)。カラミティの2倍の武装というコンセプトで開発されており、実際にカラミティの各武装を2体分装備している。
エールカラミティ (SRW未登場)
『ECLIPSE』に登場するMS(SRW未登場)。航空戦用機となっている。
バスター
前身となった機体。
ストライク
「リビルド1416プログラム」における類似コンセプト機。前述通りソード仕様エール仕様のカラミティ改修機も存在しており、砲戦型の本機は「ランチャーカラミティ」といったところ。
フォビドゥンレイダー
同時期に開発された兄弟機。

余談[編集 | ソースを編集]

  • カラミティガンダムは、パイロットであるオルガ・サブナックを演じた涼平(現・小田井涼平)氏が特撮番組『仮面ライダー龍騎』にて仮面ライダーゾルダの変身者・北岡秀一を演じていたので、ガンダムゾルダネタにされる事がある
    • ちなみに、仮面ライダーゾルダも「砲撃戦が得意」「スーツの色が緑」「頭部にV字アンテナが有る」等、カラミティガンダムと似通った点が多い。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. バンダイ 1/144 カラミティガンダム、パッケージより。
  2. 一応、盾や近距離での運用にも使用可能な短砲身のビーム砲を装備する等、バスターと比較して対応可能になっている。
  3. ちなみに、ミーティア装備のフリーダムとジャスティスの合体攻撃「コンビネーション・ソード」は、この時の攻撃が元ネタである。
  4. HDリマスター版ではパーフェクトストライクシュベルトゲベール受け止めるシーンが追加されている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]