「ガンダム・ステイメン」の版間の差分

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:本作でも能力は振るわず、機体性能ではGP-01と同程度で、武装をやや強くした程度。戦力として数えるのは難しい。
 
:本作でも能力は振るわず、機体性能ではGP-01と同程度で、武装をやや強くした程度。戦力として数えるのは難しい。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WSC}}
 
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2020年9月22日 (火) 17:23時点における版

ガンダム・ステイメン
外国語表記 Gundam Stamen
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン カトキハジメ
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
コードネーム ステイメン(Stamen)
分類 宇宙攻撃用モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 RX-78GP03S
全高 18.0 m
本体重量 41.6 t
全備重量 70.0 t
動力 核融合炉
出力 2,000 kw
スラスター推力

40,000 kg×2
42,000 kg×2
12,000 kg×2

総推力
188,800 kg
180度姿勢変換 0.8sec
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 地球連邦軍
パイロット コウ・ウラキ
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ガンダム・ステイメンは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場メカ

概要

アナハイム・エレクトロニクス社が開発した地球連邦軍の試作型モビルスーツガンダム試作3号機のコア・ユニットと言うべき機体。コードネームは「ステイメン」で、これは花のおしべを意味している。

腰部にテールバインダーを装備しており、運動性を向上させている。また、これを介してアームドベース・オーキスとドッキングするようになっている。腕部はオーキスのコンテナから武器を取り出すために折りたたみ式のフォールディングアームが展開可能となっている。なお、本機も当初はガンダム試作1号機と同様、コアブロックシステムが採用されていたが、運用テスト時に発生した戦闘で大破してしまったため、修復時に全天周囲モニター式のコクピットへ換装されている。ちなみに、前者は「Pスペック」と呼ばれていた。

コウ・ウラキの作中最後の乗機であり、劇中ではオーキスの補給中に発生した戦闘で本機が迎撃に向かっているが、その具体的な戦闘のシーンは描かれていない。また、アナベル・ガトーノイエ・ジールとの戦闘中にソーラ・システムIIの照射に巻き込まれ、オーキスは大破してしまったが、本機はほぼ無傷であった。その後の本機の行方は不明。

ゲームでは試作3号機と比べて性能が大分下がっているような印象があるが、実はΖガンダムを始めとするグリプス戦役期のモビルスーツを遥かに凌駕する高性能を持つ機体である。しかし、それがゲームで反映された事はほとんどないが、α等一部の作品ではνガンダムF91をも上回る運動性が与えられた事もある。ただ、この性能設定には「おかしい」と指摘されることがしばしばあるので、それに配慮しているとも考えられる。

登場作品と操縦者

旧シリーズ等において、性能はガンダム試作1号機Fbと大して変わらないが、これ単体で使用する事はほとんど無く、デンドロビウムに換装(合体?)する事で真価を発揮する。デンドロビウムは一度撃墜されてもステイメンになるので、ステイメンさえ無事なら修理費はとられない為、脱出ポッドとしての意味合いが強い。

近年のシリーズでも基本的にデンドロビウムの脱出ポッドとしての立ち位置ではあるが、機体能力はかなり見直されてきている。『COMPACT2』や『第2次α』ではオーキスが後に登場する為、デンドロビウムにはなれず本機で運用される期間が長い事もある。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
初登場作品。ただし最初からオーキスと合体しており、一度倒されないとステイメンの姿にはならない。
第4次スーパーロボット大戦
中盤にさしかかるあたりでGP01が廃棄された後釜として登場する。GP01から改造データを引継がないので注意(本機からデンドロビウムへは引き継がれる)。デンドロビウムの入手がかなり後半なので、ステイメン状態の期間がシリーズの中でもかなり長いほうである。
入手時点で既に移動力以外は見るべきところは殆どないにも関わらずコウがところどころこの機体に強制乗り換え強制出撃してくるのでちょっと困ったちゃんでもある(しかもその中の一つはあの「栄光の落日」である…)。GP01同様移動力が12もあるので、強化パーツ加速と組み合わせることでアイテム探索には使える。一方、GP01と違ってバルカンを持たないので移動後の対空攻撃ができず、他の味方のてかげんと組み合わせてハイエナさせるにはあまり向かない。
デンドロビウム化後は、撃破されるか分離することでステイメンになり、その際に修理費はかからないという特徴がある。この特徴を生かして、自軍のMS系の中ではHPがトップクラスのデンドロビウムを自爆させるというバーニィの活用が可能。ただしその分ステイメンの修理費用は戦艦並に高いのだが。
デンドロビウムは最終決戦の火星では出撃できないが、ステイメンは使える。しかし、基本がデンドロビウムであるため、そのためにはデンドロビウムにミノフスキークラフトを着けて出撃させてステイメンに分離するという手間な手順を踏む必要がある。…泣けるほど火力が低いので、そこまでして火星に出す必要性など皆無に等しいが。コウは素直に別のMSに乗せたほうがいい。
なおステイメンとしてロボット大図鑑に登録させるためには、デンドロビウムになってからマップ上で一度分離させるか、インターミッション画面で変形させてユニット性能をチェックするかしなければならない。
第4次スーパーロボット大戦S
ステイメン入手時点でロボット大図鑑に登録されるようになった。
スーパーロボット大戦F完結編
ラビアンローズにてデンドロビウムが加入するので、この機体も一緒に入手することになる。最初からデンドロビウムとしての入手なので、この機体自体が活躍する場面はほぼない。あえて分離するかやられるか自爆するかしてデンドロビウムからステイメンにしておかないと図鑑に登録されないので注意しよう。GP01同様、『第4次』ほど移動力が高いわけではなくなってしまった。……とはいえ移動力8は一般MSの中ではトップクラスではあり、12→5と半分以下にされたデンドロビウムよりはだいぶマシではあるが。デンドロビウムを自爆させる戦法をとるならば、ステイメンを見る機会も多くなるだろう。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
機体性能はV2と同等と高めだが、パーツスロット1で武器もこれといったものは無い。デンドロビウム撃墜後の機体として見ればそこそこ優秀なものの、単独の機体として地上で出撃させるほどの価値があるかは微妙なところ。
スーパーロボット大戦α外伝
COMPACT2』と同様にデンドロビウムが地上でも運用できるようになったため、分離するか撃墜されるかしないと出番が無い。決定打は無いがそれなりに戦える、という程度のレベル。
バグで機能していないので意味は無いが、機体の陸適応が何故かBに落とされている。
第2次スーパーロボット大戦α
今作から追加されたロングライフル結構良いため、本機のままでも意外と強い。デンドロビウムが使えるようになるのは中盤以降だが、それまでも戦力として十分通用する。小隊長としてメインで使わないのなら、コストを抑えるためにあえて本機のまま運用するのもアリ。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
基本的には『第2次α』と同じ。今作ではオーキスも同時に入手するのでコストを抑える目的でも無ければわざわざ本機のままで使うことは無いだろうが、加入時にオーキスに関しての情報は全く無いため、デンドロビウム換装可能であることに気付きにくいのが難点。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
本作でも能力は振るわず、機体性能ではGP-01と同程度で、武装をやや強くした程度。戦力として数えるのは難しい。
スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
フォールディングバズーカはデンドロビウムとの共通の武器なので改造しておくと援護攻撃で可能なくらい。しかし機体性能、攻撃力共に心もとないので戦線離脱させた方が良い。
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
珍しく本機のままで運用する期間が長い。シーン1「月からの戦士」にてエル・ビアンノが搭乗して参戦する。コウの援護を生かす為、ガンダム試作1号機Fbクワトロ・バジーナに譲り本機に乗り換えると良い。強化パーツスロットが3なのでV-UPユニットとの相性も良い。シーン5「策謀の宙域」にてデンドロビウムとなる。今作からデンドロビウムが飛行可能。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
強化パーツスロットが1となり、デンドロビウムが飛べるのでほぼ出番はないといっていい。フォールディングバズーカはデンドロビウムとの共通の武器なので改造しておけば一応援護はできるくらいの認識でいいだろう。
スーパーロボット大戦IMPACT
『COMPACT2』では第2部の序盤にエルが搭乗してきたが本作では、その役はガーベラ・テトラに奪われる。能力的には改造段階が低いうえ、元々の機体性能と攻撃力が高くないので戦力としては数えられない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
機体性能はΖガンダムと同等だが武装が貧弱。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
やはりこれと言って取り得のない性能。宇宙Sなのは良いが、あえてこの状態になって戦うこともないだろう。

単独作品

スーパーロボット大戦64
性能も武器もこれと言ったものはなく、無理に戦闘で使う必要はない。
スーパーロボット大戦X-Ω
2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」にてデンドロビウムが登場。システム上分離はできないが、シナリオ内ではコウが分離をし、ステイメンで突撃する場面がある。

装備・機能

武装・必殺武器

基本装備

フォールディングアーム
折り畳み式の可変腕。本機の一の腕内部に内蔵されており、展開することでハサミ型のマニュピレーターを備えた長い多関節腕に変形する。主にコンテナ内部に搭載された携行武器を持ち出す際に使用される。
ビームサーベル
バックパックのサーベルホルダーに1本ずつ、計2本マウントされている。
BAUVA・XBR-M-82-05H ビームライフル
本機の主兵装。ガンダム試作1号機の物と同じ形状で、普段はコンテナ内に格納されている。
フォールディングバズーカ
その名の通り、手持ち式の折り畳み可能なバズーカ。
COMPACT2』ではデンドロビウムと共通の武器なので改造しても損ではない。しないと思うが。
フォールディングシールド
折り畳み可能な実体盾。グリップをフォールディングアームで握り、前腕に接続する方式で装備される。

オプション装備

Blash・XBR-L-83d 大型ビームライフル
「ロングライフル」、「ロングバレルライフル」とも表記される。元々は本機の専用装備でないため、照準精度を高めるための苦肉の策としてアルビオンの主砲のスタビライザーを移している。CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』でガンダム試作1号機Fbが使用した。『第2次α』、『第3次α』では小隊攻撃のフルバーニアン、長距離で威力が高いステイメンで差別化されている。
Baz-85-Gry/Ver.045 ハイパーバズーカ
ジム改やガンダムMk-IIが装備しているものと同型。フォールディングバズーカとは別にアニメのOP中のみ装備。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。
換装
デンドロビウムに換装する。

移動タイプ

サイズ

M

カスタムボーナス

強化パーツスロット+1
A PORTABLE』で採用。

機体BGM

「颯爽たるシャア」
第3次』にて。
「THE WINNER」
第4次』にて。

関連機体

ガンダム試作3号機
アームドベース・オーキスに組み込まれた状態。
ガンダム試作1号機Fb)、ガンダム試作2号機
同じくガンダム開発計画で生まれた兄弟機。
ガーベラ・テトラ
ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンの手に渡った後の姿。
Ζガンダム
漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、ステイメンの腕部にあったフォールディング・アームがΖガンダムの腕部にも内臓されていて、開発ノウハウを引き継ぐ機体となっている。

他作品の関連機体

孫権ガンダム
SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriorsに登場した、ステイメンが演者のキャラ。

余談

  • デザインはカトキハジメ氏が担当しており、本機のテールバインダーは妖精の羽をイメージしたらしい。フォルムのフロントは一年戦争時代のモビルスーツらしく、やや無骨さを強調。テールバインダーを含む背面はグリプス戦役のモビルスーツをモチーフとしているという。つまり、一年戦争グリプス戦役モビルスーツの「中間」を意識してデザインされている。

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