ガルマ・ザビ
ガルマ・ザビ | |
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外国語表記 | Garma Zabi |
登場作品 | |
声優 | 森功至 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 20歳 |
出身 | サイド3 |
所属 | |
役職 | 司令官 |
軍階級 | 大佐 |
ガルマ・ザビは『機動戦士ガンダム』の登場人物。
概要
人物
ジオン公国公王デギン・ソド・ザビの末子。ザビ家の御曹司であり、士官学校首席という能力、また美男子ということもあってジオン国民の間で人気が高い。
親の七光りに見られがちな傾向もあるが、軍の指揮官としての能力もそれなりに優れており、自らが指揮官を勤めていた地球の北米戦線では、モビルスーツの力に過度な期待と信頼を寄せていたジオン軍人達と異なり、航空戦力であるドップや陸戦兵器であるマゼラアタックといった大気圏内や局地での戦闘を意識した構成でホワイトベースに最初の戦いを挑む等、慎重かつ冷静に状況を見た作戦で挑もうとしている。
来歴
一年戦争ではジオン軍地球方面軍司令官として北米に進駐しているが、その権限は北米方面軍に限られていた。
TV版第6話で、ホワイトベースとガンダムを追って降下してきたシャアを歓待する。しかし、戦時下で大規模なパーティを催し、ニューヤーク市長の娘・イセリナ・エッシェンバッハと恋仲になるなど、危機感のなさが表面化していた[1]。その後、ホワイトベース隊との戦闘で、戦果を焦るあまりに、シャア・アズナブルの策謀にかかってホワイトベースにガウの背後を向けることになり、戦死を遂げる(TV版第10話)。その死は長兄ギレンによって政治的に利用された。
兄弟の中で最も仲が良かったとはいえ、次兄ドズル・ザビからその才能を惜しまれ、指揮官ながらもドップに搭乗して前線に出る勇猛さなど決して無能ではないのだが、シャアに「坊やだからさ…」と看破されたとおり、育ちの良さ故によるお人好し振りや優しさと詰めの甘さが、ガルマの命取りであったといえなくもない。
漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』において、一説では「E計画」を極秘に進行させたのもガルマだと言われている(ただし、あくまでトビア達の推測であり、作中ではその事に触れられそうになった元ジオン軍の老人シーナ・カッツィユキーが「オフィシャルではございませんぞ」と発言している)。
キャラクターの総評
前述の通り、自ら前線に出る勇猛さを持ち、国葬などの描写を見るにギレンの煽動を抜きにしても国民や軍人などから一定の支持があったと見え、イセリナという存在があったとは言え制圧地域と良好な関係を築くことに成功するなど政治的手腕も悪くはないように見えるなど、ぼっちゃん描写に隠れているものの中々に優秀なのではないかと思わせられる。
また、末子という事もあって兄弟仲の悪いザビ家において唯一どの人物とも決定的な軋轢が無い人物でもあり、そう言った意味でも特別な人物である。冷酷なギレンですらガルマからは一定の親近感を持っており、ギレンもデギンの意を汲んだとはいえガルマを軍司令部参謀部付を配属先に選択するなどの配慮をしており、無関心でも積極的に嫌ってはいない事が窺える。ガルマを謀殺したシャアでさえもガルマを友人として見ていた事は本当であったという意見も多く、能力・人脈共に生きてさえいれば確実に有能な人物になっていたと目する視聴者の声も少なくない。
その半面でガルマの存在はそうした家族間の緩衝剤となっていた側面があり、その死は復讐を始めてしまったシャアの退路を断ち、ギレンの謀略による国葬で戦争を加速させる等、一年戦争のその後の流れを決定付けた。さらに、ガルマは『機動戦士ガンダム』という作品のみならず宇宙世紀そのものの流れを決定付けた人物であるとも言える。
登場作品と役柄
原作において印象に残るキャラだが、肝心の出典作品の参戦頻度も災いし、スパロボにおいては参戦する事が極端に少ない。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- DC所属。前線基地のダカールをシャアと共に防衛している他、ホンコン・シティで戦闘獣やメカザウルスを引きつれ援軍に現れる。その時の乗機はザクIII。
- 第3次スーパーロボット大戦
- DC所属。序盤でガルマ専用ザクに乗って戦う。ガウではなくケンプファーだが、原作同様の特攻イベントがある。
- なお、ガウは『第4次』からの登場なので、ガルマは乗れず。ちなみに第1話の増援の際、既にシャアが撃墜されていると後述の台詞を言う。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作通りの経緯で一年戦争で戦死しており、ザビ家四兄弟で唯一登場しない。
- ジオン軍と交戦する際、クワトロがララァと彼の名を述懐しているので、αシリーズにおいては、シャアにとってガルマは復讐を別にすれば「良い友人だった」という解釈と思われる。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- イセリナとのやり取りが再現された。出番はとにかく短く、「ガルマ出撃す」の次のステージが「ガルマ死す」。さらに音声の新規収録もされていない。
- 今回も特攻イベントがあり、原作通りガウで行う。また、クロスオーバーとして、ギニアス・サハリンのアプサラス計画のバックアップもしていた。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 本作ではザンジバルに搭乗。ニューヤークでの戦闘が省略されているので、ユーザーには既に『GC』(『XO』)同様謀殺されたと思われたが、今回はシャアが「地球が外からの侵略に晒されている中復讐している場合ではない」と空気を読んだため、その後も健在。第3話ではシャアと共同してとある連邦の軍事設施を襲撃する。
- 艦長キャラだが二連撃持ち、こちらの母艦にとっては非常に危険な相手(戦艦全武装が対艦属性付きの為)。
- キシリアのように新生ジオンを設立することはないが(そもそもドズルは戦死している)、ジオンと終戦した後も健在のままである。あるステージのシナリオデモでは、クワトロ(シャア)との会話が用意された。
関連作品
- ヒーロー戦記
- 序盤にシャアと共に現れる。中盤では戦争が始まる事で意気込んでおり、その戦争で戦死したことが終盤シャアの口から語られる。本作ではシャアが謀殺した訳では無い模様。
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- デギン・ソド・ザビ
- 父親。末子のガルマを最も可愛がっていた。それ故にガルマの死の報を聞いたときは、持っていた杖を使者の前で取り落とし、言葉を失うほどの衝撃を受けた。
- デギンはガルマの葬儀は密やかに執り行うことを希望していたのだが、ギレンの意向によりその願いは叶う事はなかった。この件を契機にギレンとデギンの対立は深まっていくことになる。
- 安彦良和氏の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、「軍人より学者の方が適している」と心を痛めているシーンもあり、兄弟全員が猛々しい中でガルマの優しい気性を好んでいた。また、老いてからできた子であることも溺愛に繋がったと思われる描写もある。
- ギレン・ザビ
- 長兄。ガルマの死を政治の道具として利用した。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では一定の配慮をしている場面もあり、決して嫌ってはいなかったのだろう。
- キシリア・ザビ
- 姉。ガルマの上官でもある。兄妹の中ではガルマが一番好き…というより、ガルマ以外の兄弟とはそもそも関係が良好ではない。
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではデキンですら切り捨てる程に冷酷さが際立っている彼女だが、シャアとの諮問では「姉としてあの子の最後が知りたい」と話したり、シャアがガルマの謀殺が確定したながらも彼を利用する事を決めた際に自らを「悪い姉」と呟いている事から少なくともガルマには一定の家族愛があったことを窺わせる。
- ドズル・ザビ
- 最も親しい三兄。「いずれは自分をも率いることが出来る将軍になる」とガルマに対して期待をかけていただけにその死の衝撃は大きく、ガルマを守り切れなかったシャアの処刑を主張している(なお、デギンの裁量によりシャアは左遷に止まった)。
- その後もガルマの仇討ちの為、ホワイトベース隊にランバ・ラルなどをぶつける。
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では溺愛振りが本編以上に凄まじい事になっている。しかし、父からは余り愛されず、ガルマ以外の兄弟は皆冷酷であるため、彼にとって結婚するまでは最も家族愛を示せる存在だったのかもしれない。
- サスロ・ザビ
- 次兄。宇宙世紀0068年に爆弾テロで暗殺された。ガルマとは絡みが無く兄弟仲は不明だが、爆弾テロに巻き込まれたドズルの名を叫びながら動揺したのに対してサスロの名は出てこなかった為、あまり親しくなかったのかもしれない。
- ゼナ・ザビ
- 三兄ドズルの妻。本編では接触はなかったが、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では士官学校時代の同級生だったという意外な接点が描かれた。旧姓は「ミア」。
- シャア・アズナブル
- 士官学校時代の同期。岡崎優氏の漫画版では指まで絡め合わす程の仲であり、ガルマは死の直前まで彼を親友だと思っていた。
- また、シャア自身にとってもかけがえの無い友であったが、彼は復讐の方を選択した…が、ただ空しさに支配されただけであった。
- イセリナ・エッシェンバッハ
- 恋人。ガルマが功を焦ったのは、彼女との結婚をザビ・エッシェンバッハ両家に認めてもらうためだった。
- SRWや劇場版、『THE ORIGIN』では再現されてないが、TV版ではガルマが戦死した次の回のエピソードにて、イセリナは彼の弔い合戦に参加し、命を落としてしまう。彼女の死は、敵パイロットであるアムロに衝撃を与えている。
- ダロタ
- 部下。ガルマ戦死後に彼を慕っていた将兵らを取り纏め、勧誘したイセリナを旗印に据えてホワイトベース隊に独断での弔い合戦を挑んだが、敗れて戦死。
他作品との人間関係
- ギニアス・サハリン
- 『GC(XO)』では当初ガルマの麾下という設定で、また彼によるアプサラス計画のバックアップも行っていた。
- アイナ・サハリン
- 『GC(XO)』にて、兄の支援者ということもありガルマの開くパーティに出席する。
- トビア・アロナクス / ハリソン・マディン
- ガルマが進めたとされる「E計画」の産物が『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』において彼らを窮地に追い込むことに。今のところSRWでの共演は無い。
名台詞
- 「よう、なんだい? 赤い彗星」
- 第5話にて友人であるシャアとの通信回線越しの会話より。記念すべきガルマ初登場時の台詞。
- 階級や家の違いを越えてシャアとはフランクな間柄である事が察せられる台詞である。
- 「シャアの言う通りかもしれん。今までの地球連邦軍の戦艦とはまったく桁が違うようだ」
- 同じく第5話にてジオン公国軍を撃破してきた地球連邦軍の最新型戦艦ホワイトベースを実際に目の当たりにしての感想。
- 敵戦力を軽視しないあたり、ガルマがけっして凡庸な人物ではない事をうかがわせる。
- 「笑うなよ。兵が見ている」
- 第6話にて。ホワイトベース隊を討つことによる功績を立てるチャンスをくれたシャアとの会話から。
- この時、ガルマは右手の中指で自身の髪の毛をからませながら上記の台詞を喋っている。それ故に視聴者の印象に残りやすく、ガルマを代表する名台詞の一つになっている。
- なお、ガルマはシャアのことを親友だと思っていたのだが、一方のシャアは心中にてガルマを謀殺する機会を狙っていたのであった。
- 「連中は虫が好かん」
- 第10話より。ニューヤーク市内で行われているパーティで、シャアに零した愚痴。連中というのはゴマすりをしているニューヤークの権力者達のこと。
- イセリナの事もあり、比較的アースノイドに理解のあるガルマだが、流石にこの種の人間には好意的ではない。
- 「それで聞き届けてもらえねば、私もジオンを捨てよう」
- 同上。家を捨ててでも恋を成就させようとするイセリナに対し、ガルマは手柄を立て父デギンを説得した上でその気持ちに応えようとする。しかしお互いの気持ちが報われる事はなく、恋は悲恋へと変わっていく…
- 「シャア! 謀ったな、シャア!」
- 同上。シャアの策謀によって窮地に追い詰められてしまい、シャアからの通信でその窮地が彼の仕業である事を知って叫んだ言葉。
- 「私とてザビ家の男だ。無駄死にはしない!」
- もはや戦死からは逃れられないと悟ったガルマは、取り乱さずに敵艦ホワイトベースへ最後の攻撃を掛けることを決意する。そして…。
- 「ジオン公国に栄光あれぇぇぇぇぇ!!」
- ガウをホワイトベースに向けて特攻させた時の最期の台詞。
- ちなみに、先の作品に登場したとあるキャラクターが自身の死に際に、ガルマの最期の台詞と同様の趣旨の発言をしている。
- 「二ヶ月ほどの内に一度ジオンに帰ります。ですが、父上。その前に必ず一つ大戦果を上げてご覧にいれますよ」
「『親の七光りで将校だ元帥だ』などと国民に笑われたくはありませんからね。では、お目にかかる日を楽しみにしております」 - 第12話にて。父親であるデギンが視聴していたガルマの遺言と言うべきビデオメッセージ。
- 上記のメッセージからは、血縁によって高い地位を得た事にけっして甘んじず、それに相応しい実績を挙げようと努力するガルマの真摯さがうかがえる。
- もっとも、その生真面目さが結果的に彼自身を死に追いやってしまったのは、皮肉としか言えない…。
- 「待ちたまえ! 失礼なヤツだな、キミは」
- 「どうしてボクの計算のジャマをしたんだ? そんなにまでして目立ちたいのか!?」
- 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』における士官学校でのガルマとシャアの初接触。
- 授業で飛行時間を求めることのできる数式の回答で名乗り出たガルマだったが、途中で計算に詰まってしまい、シャアが呟くように手助けを行った。しかし、ガルマは恥をかかされたと思い、取り巻きを連れてシャアを威嚇した際の発言。
- しかし、シャアは取り巻きを鋭い視線のみで圧倒し、ガルマにはしっかりと謝罪を行ったため、ガルマの呆気に取られてしまう。その後も座学・実技で凄まじい成績を誇るシャアにガルマは対抗意識を燃やしていく。
- 「笑えよ おかしいだろ……キミを出し抜こうとしてこうなった…最低だ…」
- 「ザビ家の面汚しだ…学校に帰ったら、みんなに言いふらすといい…」
- 同漫画の士官学校での長距離行軍実習の際にシャアを出し抜きたいがために本来行軍を停止する降雨タイムでも無理に先に進もうとして崖から転落。そして、大の字で動けなくなているところをシャアに見つかってしまった際に。
- 元々ナイーブかつ負けず嫌いな性格だったこともあり、かなり自虐的な精神状態に陥っていたが、シャアはガルマが雨に濡れないように雨宿りを作り、怪我を治療。脱落を嫌うガルマの肩を貸し続けながら真夜中に一緒に帰還を果たした。
- この一件以来、ガルマはシャアを深く信頼し、友人関係を築いていくことになる。尤もシャアがガルマに近づいたのはザビ家に対する復讐の足掛かりにするためであり、特に本作では密かにガルマを見下していたことが顕著に描写されているだけにやるせない。
- 「シャア わたくしはよい友をもった……」
- 『冒険王』で連載された岡崎優氏の漫画版での台詞。シャアとお互いの指を絡めて友情を確かめ合っているが、どう見てもゲイ的な印象を受けてしまう。さらに一人称が「わたくし」になっている事とドロドロした背景が余計に内容を濃くしている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「赤い彗星も地に堕ちたものだな…」
- 『第3次』での第1話での増援の際にシャアが撃墜されている場合の台詞の一部。
- 原作ではキシリアやジャミトフが言っている台詞である。
- 「ディバイン・クルセイダーズに栄光あれぇぇぇぇ」
- 『第3次』における特攻時の台詞で、原作の台詞のアレンジヴァージョン。PS版ではしっかり原作のやりとりからDVE。
- 「フフ…以前のマスクも似合っていたが…。そのサングラス姿もなかなか様になっているぞ」
- 『OE』第6章にてクワトロと通信で会話した際に。
- 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で描かれた士官学校時代はマスクではなくサングラスであるため、読者からすれば少々妙な台詞とも言える。
搭乗機体
- ガルマ専用ザク
- 専用機であるが、本編では一度も搭乗していない。出典はMSVから。F型を改修したFS型で、頭部にバルカン砲を装備。
- ドップ
- 本編での搭乗機で、茶色の専用カラーリングがされている。
- ガウ
- 本編で特攻を行なった空中空母。ジオン特有の空力無視設計に漏れず、大量のエンジンで無理やり飛ばしている。
スパロボでの搭乗機体
余談
- キャラクターデザインを行った安彦良和氏にとって思い入れのあるキャラクターである。
- 美形キャラクターであり、シャア・アズナブルと共に(特に女性ファンからの)人気があった。実際に第10話にてガルマが戦死した際にはサンライズにカミソリ入りの手紙が送りつけられたり、中には葬儀を執り行ったファンもいたという(同様のエピソードは『六神合体ゴッドマーズ』のマーグにも存在)。
- ジオン兵からの人気も非常に高く、漫画『機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』では、ある老兵視点からのガルマの印象が語られており、当初はザビ家の「七光り司令官」として嫌っていたが、自分たちと同じ兵器で共に戦闘に参加し、戦闘後も末端兵士達への労いや配慮を忘れない優しさを示したため、歴戦の老将兵達が感激し、「この方となら戦える」と心酔していったとの事。なお、本作では赤の他人がガルマに成り済ます形で間接的に利用されている。
- OVA版『機動戦士ガンダムUC』第4巻では、森功至氏が声を担当するダイナーの老主人が、客であるオードリーとの会話でシャア・アズナブルについて言及する場面があり、一種のメタ的なファンサービスとなっている[2]。
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではザビ家の兄弟の年齢が容姿に合わせて軒並み10歳程上乗せされているが、ガルマのみ元々老け顔では無かった事もあって3歳上乗せされるだけで済んでいる。
- そもそも10歳も年齢を上乗せすると設定上士官学校の同期(=同年代)であるシャアも30代ということになってしまうので当然と言えば当然ではある。
- ちなみにこれによって一つ上のキシリアとですら12歳差と言うかなり年の離れた姉弟になっており、長男のギレンに到っては22歳差と最早ガルマがギレンの子であってもおかしくない程の年齢差となっている(一応上乗せによりギリギリ23歳になっているので実際にはあり得ないが…)。
脚注
資料リンク
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