暗黒大将軍
暗黒大将軍 | |
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読み | あんこくだいしょうぐん |
外国語表記 | The Great General of Darkness |
登場作品 | |
声優 | |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 人間型戦闘獣 |
性別 | 男 |
身長 | 35 m3,500 cm <br /> |
体重 | 480 t480,000 kg <br /> |
所属 | ミケーネ帝国 |
役職 | 大将軍 |
暗黒大将軍は「マジンガーシリーズ」の登場キャラクター。
概要
ミケーネ帝国の幹部。
元はミケーネの支配者・闇の帝王に敗れたアレス王国の将軍だったが、人間型戦闘獣として再生させられた。弱点ともなる意思を持つ顔は、腹部に位置する。再生後は闇の帝王の忠実な部下となり、ミケーネ王国を征服し、一大ミケーネ帝国の隆盛に貢献した。
現代においても、7つの軍団を率いて地上征服の指揮を執っていた。
SRWでは正々堂々の武人として描かれる事が多いが、原作では「罠を仕掛けたり、人質を取る」といった卑怯な手を普通に使っている。正々堂々というよりは、むしろ「策を弄するのが苦手で力押しになっているだけ」な感もあり、アルゴス長官等が策を持ちかけてきた時には協力している事も多い。
マジンガーZ対暗黒大将軍
初登場作品。闇の帝王が登場しないため、ミケーネ帝国の最高権力者として描かれる。
桜多吾作の漫画版
闇の帝王が名前だけ登場していることから、ミケーネ帝国の高級幹部として描かれている。
また、この頃は七大将軍や諜報軍の設定が固まっていなかった為か、ゴーゴン大公から対等の口を聞かれている。
マジンガーZ
映画版にやや遅れて最終話に登場。戦闘獣グラトニオスとピラニアスを派遣した。
永井豪の漫画版
テレビマガジン連載時の最終回で、両戦闘獣を派遣する程度の出番しかない。ちなみに、このエピソードは『グレートマジンガー』の単行本が出る際、グレートマジンガーが出てきて両戦闘獣を倒す『グレート』連載第1回と同時に収録されることが多い。
桜多吾作の漫画版
マジンガーZとDr.ヘル一派の決戦中に両戦闘獣を派遣し、自分は高みの見物を決め込んでいた。
グレートマジンガー
ミケーネ帝国の軍総司令官を務め、闇の帝王に次ぐ権力者として描かれる。
第31話で自ら出撃し、グレートマジンガーと戦うが、今一歩のところで倒されてしまった。グレートを半壊に追い込んだものの自らもマジンガーブレードを眉間(腹にある本来の顔)に受け、爆死する。
永井豪の漫画版
武人と言うよりは「軍人」として描写されており、人質作戦に肯定的な物言いをする。
ただし、戦闘能力は高く、科学要塞研究所の催眠音波に操られた戦闘獣七体をあっさりと倒した。
桜多吾作の漫画版
『対暗黒大将軍』ではゴーゴン大公から対等の口を聞かれていたが、本作では総司令官として、ゴーゴンより数段高い位にいる。
作中でミケーネ帝国の窮状や、日本侵略に固執する理由…「起伏に富んだ地形が要塞化に打ってつけであること」「微妙な国際的立場の国であり、他の国々を油断させやすいこと」を思索と言う形で言及する。
中盤、自分の知らないところで火山島前線基地建設を進められ、存在すら知らなかった「闇の帝王の直属の部下(地獄大元帥の事と思われる)」に嫉妬する。
ヤヌス侯爵の台頭に危機感を抱き、彼女の初作戦に便乗してグレートマジンガーに決戦を挑む。至近距離からのブレストバーンやサンダーブレークを浴び、半死半生の身になっても鬼気迫る執念で迫り来るその姿は、鉄也を戦慄させた。
マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍
テレビ版と同様、ミケーネ軍の総司令官として登場。
劇中では言及されなかったが、バンダイビジュアルのホームページによると、本作でも闇の帝王に仕える帝国第二位の権力者となっている。マジンカイザーを苦しめたが、仲間を失い怒りに燃える甲児によってカイザーのパンチの猛打を浴び、最後には首をもがれて倒される。
真マジンガー 衝撃! Z編
ラストシーン後を描いた第1話、第2話の冒頭および最終回の最後に登場。
あしゅらの血の儀式によって復活した「ミケーネの神々」の一人であり、現れるなり富士山を一刀両断。ビッグバンパンチがまったく通じないどころか、反撃でマジンガーZを破壊するという凄まじい実力を見せつけたが、『Z編』がそこで終わったためその後の状況は一切不明。また、従来作と違い、マジンガーよりも遥かに巨大な姿(恐らく地獄王ゴードンに匹敵する程)に描かれている。
真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍
やはりミケーネの大幹部として登場。戦闘獣軍団を率いて光子力研究所をほぼ全滅に追いやり、瀕死のマジンガーZの救援に現れたグレートマジンガーと激突する。…が、覚醒し全てを破壊する魔神と化したマジンガーZEROには流石に分が悪く、一度はグレートに手を貸すもののZEROの圧倒的な力の前に倒されてしまった。
次のループ世界においては剣鉄也の好敵手として何度も死闘を繰り広げていたが、闇の帝王との決戦を前にグレートに敗北。
上記の作品に登場した者と異なり、上の頭部の角が独自の物になっている他装備している大剣もデザイン[2]が大きく異なる。またその出自も「ミケーネの戦闘獣をコロシアムで戦い合わせてその頂点に立った者」という独自のものになっている。
作品タイトルにも入っているライバルの割には扱いの軽い所はあったが、『マジンガーZ対暗黒大将軍』という作品の存在…つまり「マジンガーは倒れるが新たな物語が始まる」という可能性の存在は、最終局面において極めて重要な意味を持つことになる。
登場作品と役柄
グレートマジンガーを反映し、厄介な特殊能力はないものの高いHPと攻撃力で押してくる。
スーパー系の地位が低かった『旧シリーズ』では総じて扱いが悪く、リアル系相手には殆ど攻撃が当たらず、一方的にクリティカルを連発され、スーパー系には「必中」無しで攻撃を当てられる敵として典型的な「倒しやすい敵」であった。リアル系優遇が頂点に達した『F』ではあろう事か他作品の引き立て役にされるなど散々な扱いだったのが、近年は見直しにより大幅に地位が向上。 当てやすい事には変わりがないが、HPと防御力が高くまた底力によりHPを削れば削る程、反撃の命中率が上がる他攻撃力も高く、リアル系ユニットなら一撃で落とされる事も珍しくないなど「スーパー系の強敵」としての印象が強い。 シナリオ面でも鉄也とのライバル関係が強調され「正々堂々とした威厳のある武人」としてのキャラクターが定着している。
TV版と比べてOVA版は扱いが悪く、ルート次第では戦えない事もある。
TV・OVA版共にマジンガーZとの直接対決は無かったが、SRWでは兜甲児にも特殊台詞がある。さらに『W』では隙を見せたマジンガーZを一刀両断した。
なお、『真マジンガー 衝撃! Z編』準拠の設定では原作の扱いが扱いなだけになかなか出番が用意されず、『第3次Z時獄篇』『CC』共に主君であるハーデス神がその立ち位置を担っていたが、『BX』にてついに敵ユニットとして登場した。
旧作版設定
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。パッケージイラストにも登場しているが、登場マップはシナリオ「デザートストーム」の1面のみ。
- しかも、ライディーンのゴッドボイスを取得する時には通らないルートなので、出会わなかった人すらいることであろう。ちなみに百鬼帝国の鉄甲鬼を部下に連れているが、特に彼の邪魔をするようなイベントはない。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- シナリオ「コロスとドン・ザウサー」から登場するが、シナリオ的にはタイトル通りコロスの方がメインのため影が薄い。性能は部下である将軍達より遥かに高いのだが、やはり性格:弱気が足を引っ張る。
- スーパーロボット大戦F
- 初めて声がついた。シナリオ「ミーアの決意」と「ロンド・ベル、宇宙へ」に登場。気力次第だが超破壊光線には注意。
- スーパーロボット大戦F完結編
- シナリオ「決戦! 第2新東京市」でネルフを襲撃するが、シンジやアスカからは「古い人」と馬鹿にされ、第5使徒ラミエルに敗れるという、かませ犬扱いにされる。この時は地上に降りた状態で登場するので、A.T.フィールドを破る攻撃力に気を付ければエヴァでプスプス刺せる。
- 「光り瞬く宇宙へ」では剣鉄也や炎ジュンと戦闘前会話はあるものの、ミサトには「あ、そういえばいたっけ、まだ生きてたのねぇ」、さやかには「行動パターンも成長しないのね」と言われ、死亡するなど、シナリオ的には扱いは悪い。
- 余談だが、『F』『F完結編』合わせて3回の打ち上げイベントがあるが、暗黒大将軍はその全てに関わっている(…が、だんだんひどい扱いになっていく)。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 今回は劇場版設定といった方が良いため、シナリオ「マジンガーZ対暗黒大将軍」のみに登場。ルートによってはインターミッションでゴーゴン大公と会話している姿を拝見できる。
- なお、ユニットとしての暗黒大将軍は熟練度が高くないと出てこない。低いと万能要塞ミケロスに乗ってくる。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- HPが激増し撃墜が困難に。取り分け、最強武器である「超破壊光線」の射程が9と大幅に延長されている事に加え、攻撃力も上がっているため初お目見えのグレートマジンガーが返り討ちにされてしまう事も。逃がさずに倒すならやはりダンクーガの断空光牙剣が鉄板だろう。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ゴーゴン大公とともに未来世界にてミケーネ帝国の生き残りとして恐竜帝国の客将となっている。SRWにおける鉄也の地位向上と比例してシナリオの扱いも第○次シリーズと比べて格段に向上した。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 前作と比べて強敵になり、HPが10万を超えている。隊長能力と地形、底力のおかげで非常に堅い。しかし、交戦回数が少なく場合によっては1度しか戦わない。しかも、暗黒大将軍の後任である地獄大元帥ことDr.ヘルの方がやっていることが強烈過ぎてどうにも影が薄い感じは否定できない。
- ゼンガールートだと序盤で一度現れるが、ディープファイルではこの時点で彼を撃墜してしまおうという無茶な挑戦が行われている(結果は当然の如く失敗)。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン4に登場。今回は戦闘獣が不在なので、機械獣と百鬼帝国の百鬼百人衆を従えている。鉄甲鬼の一騎打ちを邪魔して、ゲッターチームを袋叩きにしようとする。ジャブローで最期を迎える。パイロット・ユニット共に攻撃力は一級品だが、命中・回避に難あり。
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 登場は第1部で2度(戦闘するのは1度のみ)、第3部で1度とかなり影が薄い。ただし、第1部で暗黒大将軍がグレートの設計図を盗むことで量産型グレートマジンガー登場フラグが発生したり、また彼の動向如何により第2部のルートが分岐する場合があるので、隠し要素的には秘かに関わりが強い。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 基本的に『COMPACT2』と同様で、これといった見せ場もなく倒される。しかし能力的には十分強敵。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ミケーネ帝国唯一の将として登場し、配下にあしゅら男爵を従えている。
- 戦闘機会は一度しかないが、能力は非常に高く、しかも条件を満たすまで無敵のフラグメントと共に登場するので苦戦必至。接近戦では分が悪いので、スタン武器をうまく使って足止めしながら戦いたい。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 前作に輪をかけて極悪な性能。しかも今回はマジンガーZ&グレートマジンガーの2体だけで暗黒大将軍を倒さねばならないため、一部攻略本では「無改造では手詰まりする」とまで断じられている程で、作中でも屈指の強敵として名を馳せている。
- しかし、マジンガーのファンならば両機共に相当改造されている可能性が高いため場合によっては瞬殺される運命にある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 地獄大元帥と共同で、ミケーネ軍を運営する。
- 声優が同じダンゲル将軍、ヒドラー元帥と共闘するステージが存在する。パイロット・ユニット能力はそれなりに高いが、ユニットの彼と戦うのはルート分岐の一回のみ。その戦いでは根性で回復してくるので、一気に倒すか使用を見越した戦いをしよう。
- スーパーロボット大戦R
- 主君である闇の帝王が登場し、七大将軍をはじめとする部下たちが登場しないため、小物化した印象が強い。
- 無敵要塞デモニカに座乗したり、火山島前線基地に駐在したりと、原作での地獄大元帥の役回りを演じる。また、オリジナル展開としてドラゴノザウルスの飼育をしている。
- そして、最終決戦ではやはりユニットとして登場するも、ゲーム自体の難易度もあり、かなり戦いやすくなっている。また武装やデモニカに乗っているからか、パイロットの暗黒大将軍は格闘より射撃の方が高くなっている。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 今回から腹部の顔ではなく、頭部の顔の方が顔グラフィックに採用されている。しかし、あくまで話ができるのは腹の顔のため、このSRWから始めた人達に誤解されるかもしれない。
- 原作通りミケーネ帝国の将軍としての登場だが、本作では地下勢力の影が薄いため、暗黒大将軍も他の幹部クラスの敵と一まとめに扱われている感が強い。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 敵専用ユニットとして登場。2018年4月のイベント「それぞれの死闘!?」で登場。
関連作品
- シャッフルファイト
- 「あんこくしょうぐん」名義の登場。ザクバランクロイツ四天王の一員として、第4章のステージボスを担う。シャトル発着基地を占領した反乱軍にア・バオア・クーの完成を告げ、彼らの敗北を予言しつつ散る。
- バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
- 魔神族の指揮官の1人として登場。武衆はガンナー。
マジンカイザー版設定
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- ミケーネ帝国自体の扱いが悪く、ルートによっては顔すら出ない。戦うルートでもリクレイマー・自軍部隊の三つ巴になる為、やり方しだいによってはインターミッションでジョナサンに倒された4将軍に続いてリクレイマーに倒される場合もあり得る。
- スーパーロボット大戦W
- 前作より少しマシ程度の扱い。一応、直接戦わないルートでもファイナルダイナミックスペシャルを喰らう姿は見る事が出来る。第2部ではボロボロになりながらもシローの乗るマジンカイザーを助けるため突っ込んだマジンガーZを隙を突いて一刀両断のもとに切り捨てた。
- 相対する際は毎ターン「必中」がかかるのでリアル系は回避系の精神コマンドの使用を強要される。攻撃力も高く、周りの将軍達も纏めて相手をしなければならない上、隠し要素であるマジンガーZの復帰を狙うなら短いターンで1度撃破しなければならない等、ユニット的にはかなりの強敵。
- 主人公に「顔面にボディーブローをお見舞いしてやるぜ!」と言われるシーンも存在。また、TV版を反映してか、原作では面識の無い剣鉄也とのイベント台詞や戦闘前会話が豊富。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- カイルスと激闘を繰り広げるも敗北を喫する。だが、「死闘! 暗黒大将軍再び」にて復活を遂げる。
真マジンガー版設定
『Zシリーズ』ではハーデス神が暗黒大将軍の役割も兼ねていた関係で登場せず、初登場は『BX』となった。また、原作では声が当てられていないが、スパロボではOVA版と同じく飯塚昭三氏が声を担当している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 第37話「降臨!大いなる神の化身!」にて自軍部隊の前に立ちはだかる。原作アニメとは異なる、本作独自の展開で完全決着を迎えることになる。1話のみの登場ながら他敵勢力の首領陣と同格の存在として扱われている。
- マジンカイザーSKL勢との会話イベントも実装。ユニット的にはHPこそ10万に届かないもののサイズ差から来る高い攻撃力とMAP兵器。何より、ボス格3体を相手取った後での出現…と、「中盤の山場」に相応しい強敵。最後は重力炉もろとも、SKLとマジンガーとの合体攻撃で地獄に叩き落とされた。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 敵専用ユニットとして登場。2018年7月のイベント「光の先に」では『真マジンガーZERO』版で登場した。『マジンカイザー』版とは立ち絵は別個のものが用意されている。
- スーパーロボット大戦V
- 初戦でマジンガーZEROに消滅させられたハーデスに代わって実質的なミケーネのボスとなる。本作では『真マジンガー』設定では初となる鉄也との対決が実現。また、かつてはハーデスに従いエンブリヲ率いる人類勢力とも戦っていた過去があり、ラグナメイルとも因縁を持つ。
- 第45話(ナデシコルート)の惑星フェルディナ近海での戦闘で敗北し戦死したかと思われたが辛くも生き延びており、通常・困難どちらのルートでも第51話で地球艦隊・天駆に今度こそ倒されるが、その際に自分の生命を贄として闇の帝王を復活させる(その際、困難ルートの場合は闇の帝王によって暗黒大将軍も復活する)。
- スーパーロボット大戦X
- 第28話より登場。飯塚氏が別の役でも出演しているため、音声が新規収録された。
- 本作では、創界山の秘宝の一つである「龍王の剣」にドアクダーの呪いを施した「邪龍の剣」を自らの力としており、決着となる創界山ルート第45話では圧倒的な闇の力を発揮したが、真の力を発揮した千光の腕輪によってそれを抑えられ、最後は二体の魔神皇帝によって引導を渡された。
装備・機能
武装・必殺武器
- 超破壊光線 / 怪光線
- 目から赤い光を放射する。
- 『真マジンガー』設定では怪光線表記。
- 『第2次α』では全体攻撃。『BX』ではMAP兵器版も所持。
- ダークサーベル / 剣
- 腰の鞘から剣を抜き、切りつける。
- 『真マジンガー』設定では「剣」表記で、最終話の富士山斬りの再現。
- 竜巻
- 剣から竜巻を巻き起こす。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- L
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
- 第4次(S)
- 根性、ド根性、激怒
- F・F完結編
- ド根性、自爆、気合、熱血、必中、ひらめき
- α
- 必中、ひらめき、ド根性、熱血、鉄壁、捨て身
- α外伝、第2次α
- 必中、ひらめき、ド根性、熱血、鉄壁、魂
- V、X
- 根性、不屈、必中、鉄壁、気迫、魂
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次(PS版)
- 切り払いL2
- F・F完結編、64
- 切り払いL3
- α
- 底力、切り払いL3
- α外伝
- 底力、指揮官L4、切り払いL2
- 第2次α
- 指揮官L4、切り払いL6、底力L9、戦意高揚、援護攻撃L3、気力+ (ダメージ)
- IMPACT
- 底力L9、援護攻撃L4
- A(PORTABLE)
- 底力L7、切り払いL4
- R
- 底力L7、防御L2
- J
- 斬り払い、カウンター、底力L9、援護攻撃L4、コンボL4
- W
- 斬り払い、カウンター、気力限界突破、底力L9、援護攻撃L4、マルチコンボL2
- BX
- 底力L9、援護攻撃L3、全体攻撃L3、気力限界突破
- V、X
- 2回行動、底力L6、極、闘争心L3、ガードL3、精神耐性、プレッシャーL3
小隊長能力(隊長効果)
- 命中率+20%、ダメージ-20%
- 『第2次α』で採用。
エースボーナス
人間関係
- 闇の帝王
- 主君。
- 獣魔将軍
- 劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』に登場した副官。
- 7つの軍団
- 自身が率いるミケーネの戦闘獣軍団。
- ゴーゴン大公
- 『マジンガーZ対暗黒大将軍』およびOVA版では直属の部下。『マジンガーZ』および『グレートマジンガー』では、アルゴス長官や七大将軍を挟んで数段下の一将校。
- 『α』では、自身が率いる先遣軍団の参謀として扱う。
- 『α外伝』では、ミケーネ軍の弱体化もあって、名実ともに直属の参謀にして、腹心として扱う。また、幾世紀に渡って共に在った為、現代に比べて強固な信頼関係を築いている。
- 『第2次α』では、七大将軍やアルゴス長官が出て来たため、TV版と同様に「総司令と一将校」という関係に落ち着く。
- アルゴス長官
- 同僚。TV版では互いに不仲だったが、窮地の際には協力し合っていた。
- ヤヌス侯爵
- 新任の諜報軍幹部。グレートマジンガーとの最後の決戦に力を貸してくれる。
- 桜多吾作の漫画版では、彼女に火山島前線基地と、鳥類型戦闘獣軍団の指揮権を持っていかれたことで焦りを感じる。
- 剣鉄也
- 好敵手。お互いを認め合っており、暗黒大将軍の死を彼も悼んだ。OVA版と真版では原作本編での直接対決は叶わなかったが、SRWにおいては対決が実現し、旧TV版に近いやり取りを交わす事もある。
- 兜甲児
- 原作では直接対決は無かったが、OVA版では彼の手によって引導を渡されている。逆に真版では彼を一蹴し、敗北に追い込んでいる。
- 地獄大元帥
- 後任の総司令官。SRWによっては、彼と共同でミケーネ軍を運営する。
- 生田信一郎
- 『R』ではヤヌス侯爵が未登場なため、彼女に代わって生田と闇の帝王の会見に出席する。
- ハーデス神
- 『真マジンガー』における主君。
他作品との人間関係
ダイナミック系
- 帝王ゴール
- 『α外伝』ではゴーゴン大公と共に彼に客将として迎えられている。
- 神隼人
- 『第2次α』では彼から「強大な実力と豪胆な魂を併せ持つ、最強の敵の一人」と、敵対相手にも関わらず高評価を受けた。ウィンキー時代との扱いの差を、如実に示す一場面である。
- ブライ大帝
- 『64』や『A』で共闘。『64』ではお互いを「百鬼の」「ミケーネの」と呼び合っていた。
- 鉄甲鬼
- 『旧シリーズ』では部下。『COMPACT』では、彼とゲッターロボGとの一騎打ちを邪魔する。
- 胡蝶鬼
- 『COMPACT』では部下。
- バット将軍 (OVA)、ガリレイ長官
- 『R』では、同盟先である恐竜帝国の上層部。
- なお、未だ本拠地が無傷な帝国の大将軍が、本土を失って落ちぶれた帝国の将軍にタメ口を聞かれることをどう思っていたのかは不明。
- 海動剣、真上遼
- 『BX』では彼らと甲児の合体攻撃によって引導を渡される。
- キバ
- 『BX』にて、彼が重力炉を暴走させたことで現世に降臨することになる。
スーパー系
- 惣流・アスカ・ラングレー
- 『F完結編』にて、彼女に格好の事等で馬鹿にされてしまう。
- 碇シンジ
- 『F完結編』にて、彼に「昔の人」と評されてしまう。
- 女帝ジャネラ、総統ワルキメデス、ダンゲル将軍
- 『A』では、同盟先であるベガ星連合軍の幹部。『R』では、同盟先であるキャンベル星人の上層部。
- プリンス・ハイネル、ルイ・ジャンギャル、リー・カザリーン
- 『A』では、同盟先であるベガ星連合軍の幹部。『R』では、同盟先であるボアザン帝国地球侵略部隊の上層部。
- エグゼブ
- 『V』では共に「暗黒の使徒」であるが故に互いを同士と認め合ってもいたが、魔のオーラを掻き消され完全に劣勢に陥った彼を即座に見限っている。
- ドアクダー
- 『X』では盟友であり、彼から龍王の剣に呪いをかけた邪龍の剣を受け取る。
- 戦部ワタル
- 『X』では敵でありながら、闇の力が暴走した自分を止めた彼の救世主としての力を見事と評した。
バンプレストオリジナル
- ラリアー
- 『R』にて、キャンベル星人との仲介役である彼のことを、あまり信用していない。
- カズマ・アーディガン
- 前述の通り、彼に珍言を吐かれてしまう。
- ザ・データベースの面々
- 『W』では、太古の昔に彼らと交戦していた。
- ディボーティー
- 『BX』では現世に復活した後、彼女とも共闘してブライティクスと交戦する。
- ジスペル
- 『BX』では、最後の台詞からその存在を知っていたと思われる。
名台詞
TV版
- 「ヤヌス侯爵、その必要は無い! 今の俺に必要なのは地獄の責め苦にも耐えうる勇者の歌だ! ハーッハッハッハッハ…あは…お…おお…ぐふ…ぐああああああああ!」
- TVアニメ版『グレートマジンガー』における断末魔。己の死を悟り、ヤヌス侯爵からの救援の申し出を蹴りつつ高笑いするも、その最中に剣の突き刺さった顔が裂け、苦悶の絶叫に変わるという凄絶なものであった。
- 『α外伝』や『第2次α』でも、決戦シナリオでのDVEとして再現されている。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
α(α for Dreamcast)
- 「そうだ。余がミケーネ帝国・闇の帝王の下で七つの軍団を束ねる暗黒大将軍だ」
「よくぞ我が戦闘獣軍団を打ち破った。その武勇を称えて、余自らがお前達の相手をしてやろう!」 - 第23話極東地区ルート「マジンガーZ対暗黒大将軍」より。戦闘獣軍団の包囲網を突破した甲児達の闘志を称賛しつつ挨拶代わりの「小手調べ」に臨むが、熟練度如何ではミケロスに搭乗したまま戦闘を展開する。
- 「ふはは…やるではないか。いずれ余の軍団とで雌雄を決する時が来るだろう。その時を楽しみにしておれ!」
- 同上。規定値のダメージを受けた事による撤退・完全撃破を問わず、戦闘が終了すると上述の台詞を残して光子力研究所から退却する。
COMPACTシリーズ
- 「…なんと…何という事だ…兜甲児…剣鉄也…! 貴様ら…!」
「む、無念…!」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第12話「明日なき総力戦」に於ける断末魔。善戦空しく敗れ去り、暗黒大将軍はバードス島に散る。
BX
- 「聞け、愚かな人間どもよ! 我が名は暗黒大将軍! ミケーネの神にして、この宇宙を支配する者なり!」
- 第37話「降臨!大いなる神の化身!」における登場時の名乗り(DVE)。
- 「Dr.ヘルよ、この暗黒大将軍自らが地獄に送ってやろう」
- 直後の戦闘イベントで地獄王ゴードンを攻撃した時の戦闘台詞。
- 「ハハハハハ! 相手の姿だけで気圧される者では、我の相手は務まらぬ! 喜ぶがいい! お前はミケーネの神と戦う資格を得た!」
- 第37話「降臨!大いなる神の化身!」における獅子王凱との戦闘前会話。相手の強大さをものともしない勇者王に敬意を表するのだった。
- 「フフ…そうか…。貴様が我の相手をするというのだな…。楽しみたいものよ」
- 同話におけるマジンカイザーSKLとの戦闘前会話。
- 「見事だ…マジンカイザー…我らミケーネが恐れるべきは…ゼウスではなかった…この生命達ならば、奴をも…」
- 同話にて、最期の台詞。自らを打ち倒した髑髏の魔神を讃え、彼らやその仲間達ならば無界の存在をも打倒できると確信するような言葉を遺し、暗黒大将軍は再び地獄へと還っていった。
V
- 「人間よ。名を教えろ」
鉄也「剣鉄也…。マジンエンペラーGのパイロットだ」
「フ…ハーデス様の仇を討とうと戦ったがこのような素晴らしい戦士に出会えたのは僥倖だったな…」
「剣鉄也よ! お前の言葉は勇者の歌だ! それを胸に我は散ろう!」 - 第45話(ナデシコルート)「暗黒の使徒」で地球艦隊・天駆に敗北した際の台詞。良き戦士として認め合い、そして自身を打ち倒した偉大な勇者の言葉とその名を胸に刻み、暗黒大将軍は宇宙に散った。しかし、彼が命の最期の炎を燃やす時は、まだこの時ではなかった。
- 「む、無念…! だが、この無念さが…怒りが、憎しみが、冥府の門を開ける!」
「お前達は…強い…。この俺を倒す程…! だが、それでも勝てぬものがあるのを知るがいい!」
「この地獄の責め苦が、俺に力を与える! オリュンポスの将、暗黒大将軍の生命を捧げる! 開け、冥府の門よ!」 - 第51話「因果の果てに」/「闇より深きもの」にて、死亡する直前の台詞。暗黒の猛将の魂は闇の帝王を冥府より召喚する。
- …が、こんな台詞を言っておきながら闇の帝王の方が絶対に勝てぬものを見てしまうのは何とも不憫である…。
- 何気に東映版の名台詞である「地獄の責め苦」を部分的に引用している。
搭乗機体
余談
- 永井豪氏は『グレートマジンガー』の中でも特に思い入れの強いキャラとして暗黒大将軍を挙げており、武人然とした佇まいや胸部に掲げた老将軍の意匠などは、氏の代表作である『バイオレンスジャック』の名悪役・スラムキングへと継承されているという。
- 『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の映像特典として収録されているダイナミック企画創立25周年記念フィルム『ダイナミックスーパーロボット総進撃!!』に登場する暗黒大将軍は、宿敵グレートマジンガーのみならずゲッタードラゴンや鋼鉄ジーグ、果てはグロイザーX・ゴッドマジンガー・ゴーバリアンといったSRW未参戦ロボットに至るまでズタボロ状態に追い詰める程の凶悪な強さを発揮。最終的には救援に駆け付けたグレンダイザー&真ゲッター1によって粉砕されるとは言え、従来のイメージを覆す無双振りは観る者を慄然とさせた。
脚注
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