キャラ・スーン
キャラ・スーン(Chara Soon)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 声優:門間葉月(原作・SRW)、山下亜矢香(Gジェネ魂)
- 種族:地球人
- 性別:女
- 年齢:23歳
- 生年月日:U.C.0065年7月2日
- 身長:162cm
- 体重:54kg
- 血液型:AB型
- 趣味:ヘビーメタル・ロック
- 特技:モビルスーツの操縦
- 好物:ステーキ
- 所属:ネオ・ジオン軍
ネオ・ジオンの士官。マシュマーの失態の為に監視役として派遣された。
パイロットとしての実力も高くR・ジャジャに乗って戦ったりもしたが、彼の失脚後はゴットンを部下としてエンドラの艦長に就任。しかしムーンムーンでエゥーゴの捕虜となってしまい、人手不足からか脱出するまで洗濯などをやらされる羽目になる(本来なら捕虜に労働を強いる事は、南極条約違反である)。エル・ビアンノにおっぱいオバケと呼ばれるほど胸が大きく、時にはこれを女の武器としてジュドーやブライト、マシュマー、ゴットン相手に有効活用していた。
脱出後、月の作戦でのゴットンの死もあり本国に送還されて強化人間となり、ギーレン兄弟を従えてハマーンの側として再登場、艦隊戦指揮の他ゲーマルクに乗って活躍したが、グレミーが率いるプルクローン達との戦いで戦死した。
長髪をそれぞれ左右で赤と金に染め、青のルージュを引くなどの独特な濃いメイクを施しているので見た目はファンキーだが、言動は割とまとも。しかしモビルスーツに乗ると興奮してトランス状態になると言う妙な癖を持っており、一度乗ったが最後ハチャメチャな言動を繰り返しつつライフルやサーベルを振り回したり、他のモビルスーツに抱きついたりと大暴走する。よって本人は「疲れるから嫌い」と、モビルスーツに乗るのを嫌がっていた。強化後はその癖は態を潜めたようだが、今度は露出の上がった衣装を纏い鞭を振り回すなどして「猫目のキャラ」と呼ばれ恐れられており、違った意味で危ない人になっていた。
『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』でも登場、当時17歳の民間人。アクシズのモウサで独立戦争再開の嘆願書を作るために署名を集めていたり、後に実施された兵力増強政策に伴うパイロット採用試験に一般公募で参加したりしている。なお、その際の受付担当はゴットンだった。またこの時マシュマーと知り合い「あたしの夢は、MS乗りになって連邦のガンダムっていうヤツをぶっ潰すことさ!」と抱負を語っている。
とにかく、色んな意味で危ない女性であるが、言動こそエキセントリックではあるものの、同じく派手めな女性パイロットであるネーナ・トリニティやジェリル・クチビのような戦争や殺人を嬉々として楽しむような残忍さや狡猾さはあまり無い。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦(G)
- DC所属。最終面ではラカンと共にゲーマルクで登場する。マシュマーとの絡みは皆無。監視役として派遣される前、と言う事なのだろうか。
- 第3次スーパーロボット大戦
- DC所属。初登場はシーマや黒い三連星の部隊の増援としてで、マシュマーの監視役として彼と共に原作同様の漫才そのものの会話をしながら登場。その後バウに乗って出撃、件の危ない興奮状態もきっちり再現され、シーマには呆れられていた。後に捕虜になり、洗濯させられるイベントもある。その後、敵で出てくるがジュドーで説得可能でゲーマルク共々仲間入りする。歴代で最も扱いの良い作品なのではないだろうか。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- ノイエDCに所属。第3次ではジュドーに説得されて仲間となったのが正史として採用されているのだが、その後の連邦の腐敗を目の当たりにして愛想が尽きノイエDCに参加した事が登場時のジュドーとの会話で明らかになる。第3次で仲間となり、同じ様な経緯でノイエDCに参加し、敵となったガトーはルート次第で仲間になるのだが、彼女は説得不可。R・ジャジャは登場しているが彼女の登場が遅い為か乗ってくれず、ゲーマルクでのみの登場。
戦闘デモではゲーマルクでダイターン3と戦っており、マザーファンネルを使って攻撃するのだが、反撃でサンアタックを受け、ダイターンクラッシュで撃墜されている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 今回は普通に敵として登場。ジュドーとのイベントもない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- ネオ・ジオン所属。今回はアクシズの防衛戦第一波の指揮官として、グレミーの残したニュータイプ部隊を率いゲーマルクに乗って登場。撃墜すると死亡するので、ほぼ一話限りの登場。ジュドーとの個別会話等もなく、マシュマーとの絡みも全くなし、と寂しい限り。
- スーパーロボット大戦R
- ネオ・ジオン所属。ハマーンらと共にルート分岐でしか戦う機会がない。
単独作品
- スーパーロボット大戦リンクバトラー
- スーパーロボット大戦64
- アクシズ所属。独立軍ルートでは銀河帝国との決戦でアクシズからの援軍としてR・ジャジャに乗りマシュマーと共にスポット参戦する。その後フラグを立てておくと終盤にゲーマルクに乗って援軍として登場し仲間になる。マシュマー&ザクIII改との二択だが、パイロット能力は大差ないものの、機体性能に関してはゲーマルクがかなり勝っているため、キャラの方を選択する人が多いだろう。
パイロットステータス設定の傾向
強化前と強化後で別データが用意されている場合と、データは1つだけでレベルが上昇することで強化人間技能を修得する場合がある。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「サイレントヴォイス」
人間関係
ネオ・ジオン
- マシュマー・セロ
- 同僚。監視役という立場もあり、左遷を恐れる彼をいいように翻弄する。とはいえ、仲間としての意識は強く、後にマシュマーが戦死した際は仇を取ろうとした。
- ゴットン・ゴー
- 元はマシュマーの部下だったが、マシュマーの下艦により部下になる。TV版ではゴットンを振り回しつつもそこそこ良好な関係であるが、小説版では2人して駆け落ちして軍を抜ける、というすごい展開に…。
- ハマーン・カーン
- 主君。後半は強化されたとはいえ、彼女に対する強い忠誠心を持っていた。
- ニー・ギーレン
ランス・ギーレン - 部下兼監視役。彼らを振り回しつつもある程度の信頼関係を築いて最後まで共に戦った。
- ラカン・ダカラン
- 後半は敵同士として交戦した。
- グレミー・トト
- 当初は部下。後に敵同士となる。
エゥーゴ
- ジュドー・アーシタ
- お気に入り? 年下の男の子。ジュドーの方も彼女に振り回されつつも最後まで敵対するのは好ましく思わず、キャラの死には少なからず衝撃を受けていた。
- エル・ビアンノ
- ジュドーに乳を押し付けたりするキャラを快く思わず、オッパイオバケと罵倒する。
- ビーチャ・オーレグ、モンド・アガケ
- 一時的に部下だった。
- ルー・ルカ
- エルと同様にキャラの行動に呆れ返り、年増呼ばわりした。
- ブライト・ノア
- 21話では自分の豊満な胸をブライトに押し付けて誘惑しようとした。
- ファ・ユイリィ
- 原作では会う場面が無いが、第3次では洗濯女としてこき使うファに反発して貧乳呼ばわりした。
他作品との人間関係
名(迷)台詞
- 「胸が苦しい! もう死ぬ、死んじゃうぞー!」
- R・ジャジャに乗って大興奮しトランス状態の彼女が発した数多い危険な台詞の一つ。これを受けてマシュマー・セロには「勝手に死ね!」と呆れられる。この後にも「あたしの魂は宇宙を駆ける魂!」等と、一歩間違えば電波な言動を繰り返していた。
- 「マシュマーはそう語った。以上、レポーターはキャラ・スーンでした」
- 11話でハンマ・ハンマに新武装が装備されてΖ打倒に意気込むマシュマーの言葉を勝手にレコーダーに録った際の台詞。
- 「女って…複雑だから…」
- MSに乗りたくないといいながら、エンドラにR・ジャジャを持ってきてMSのパイロットをやっている事にマシュマーが突っ込んだ時に返答。これに対してマシュマーはお前が複雑なんだと突っ込む。
- 「おだまり!この人は私の大事な人なんだからね!指一本触れさせないよ!」
- 16話にて、アーガマを強奪しに艦内へ潜入してきたゴットンと遭遇し、ブライトと対峙して。小説版でのハッピーエンドを暗示するかのような台詞である。
- 「いつまでものんきに洗濯女やってる訳にはいかないんだよ!」
- 21話でトーレスの幼なじみであるセシリア(SRW未登場)を人質にアーガマから脱出しようとした際の台詞。
- 「若い男はいいねえー。スベスベしてさー」
- 強化後の台詞。
- 「ハマーン様、私をゲーマルクで出撃させてください。プルツーを取り逃がした汚名挽回をしたいのです」
- 43話より。ジェリドと同様に誤った使い方をしてしまっている。
- 「言ったろ! あたしは、キャラ・スーン…!」
- 死に際の台詞。
搭乗機体
- R・ジャジャ
- 初期の搭乗機。
- ゲーマルク
- 後期の搭乗機。
- ガザD
- 14話で一時的に搭乗。
- ガンダムMk-II
- 第21話で一時的に搭乗。セシリアを人質にして脱走する。なお、途中で降りたためMk-IIがネオ・ジオンに奪われる事はなかった。
資料リンク
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