機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
ナビゲーションに移動
検索に移動
- 1989年3月25日 ~ 8月25日発売。各月25日に1巻ずつ、全6巻
- 初参戦スパロボ:第3次スーパーロボット大戦(1993年)
- 第2次スーパーロボット大戦(1991年)に機体のみ参戦
概要
ガンダムシリーズ初のOVA作品。『機動戦士ガンダム』本編とは直接関係ないサイドストーリー。また、パイロットにならない民間人が主役となった唯一の映像作品でもある。サイド6リボー・コロニーに住む一人の少年の視点から一年戦争を描いており、戦争の悲惨さをまざまざと見せている。
SRWにおけるガンダム作品の中でも特に古参でありながら、しっかりと原作が再現された事は殆ど無い不遇の作品である。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/第3次
- メカ&キャラクターリスト/EX
- メカ&キャラクターリスト/第4次
- メカ&キャラクターリスト/F
- メカ&キャラクターリスト/F完結編
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT2
- メカ&キャラクターリスト/α
- メカ&キャラクターリスト/IMPACT
- メカ&キャラクターリスト/GC
- メカ&キャラクターリスト/XO
- メカ&キャラクターリスト/OE
サイド6の住人・連邦軍
- アルフレッド・イズルハ
- 通称・アル。サイド6に住む少年。
- クリスチーナ・マッケンジー
- 通称・クリス。アルの「隣のお姉さん」。ガンダムNT-1(アレックス)のテストパイロット。
ジオン軍
- バーナード・ワイズマン
- 通称・バーニィ。アルと友達になる青年。サイクロプス隊配属の新兵。
- シュタイナー・ハーディ
- サイクロプス隊隊長。ズゴックEのパイロット。
- ガブリエル・ラミレス・ガルシア
- サイクロプス隊隊員。バーニィに先輩風を吹かせている。
- ミハイル・カミンスキー
- サイクロプス隊隊員。ケンプファーのパイロット。酒が好きでスキットルを携帯している。
- アンディ・ストロース
- サイクロプス隊隊員。第1話冒頭で戦死してしまう。
- キリング
- ジオン軍中佐。ガンダム破壊任務のために、サイクロプス隊をサイド6リボー・コロニーに潜入させた。
- 物語終盤には開発中のガンダムを核ミサイルでスペースコロニーごと破壊しようと企て、それに異を唱えた上官のルーゲンス(SRW未登場)を殺害したことからもわかるように、目的を達成させるためならば非道な手段をも厭わない人物である。SRW未登場。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/第3次
- メカ&キャラクターリスト/EX
- メカ&キャラクターリスト/第4次
- メカ&キャラクターリスト/F
- メカ&キャラクターリスト/F完結編
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT2
- メカ&キャラクターリスト/α
- メカ&キャラクターリスト/IMPACT
- メカ&キャラクターリスト/GC
- メカ&キャラクターリスト/XO
- メカ&キャラクターリスト/OE
地球連邦軍
- NT-1アレックス
- アムロ・レイ用に開発されたマグネットコーティングを施し追従性を向上させた最新型MS。しかし、アムロが搭乗することはなかった。
- トロイホース
- スカーレット隊の母艦。
SRW未登場
- 量産型ガンキャノン
- 読んで字のごとくガンキャノンの量産型。
- ジム・スナイパーII
- ジムコマンド
- ジムコマンド宇宙戦仕様
- ジム寒冷地仕様
ジオン公国軍
- ザク改
- ジオン軍量産型MS。SRWではバーニィが味方に加わるため頻繁に自軍に加入する。
- リック・ドムII
- ジオン軍量産型MS。SRWでは黒い三連星がよく乗る。
- ゲルググJ
- ジオン軍量産型MS。狙撃型とも呼ばれ、射撃精度が高い。
- ズゴックE
- ジオン軍水陸両用MS。「E」は試験型という意味。
- ハイゴッグ
- ジオン軍水陸両用MS。長い腕と爪が特徴。
- ケンプファー
- ジオン軍強襲型MS。本作オリジナルのMS。
- グラーフ・ツェッペリン
- ジオン軍の戦艦。
主題歌とBGM
- 「いつか空に届いて」
- (作詞・作曲:椎名恵、編曲:戸塚修、歌:椎名恵)
- オープニングテーマ。戦闘には向かない曲調であるが、SRWではアレンジが加えられCOMPACT2やIMPACTで戦闘BGMに採用された。IMPACTではかなりのアレンジが加えられている。
- 「遠い記憶」
- (作詞・作曲:椎名恵、編曲:戸塚修、歌:椎名恵)
- エンディングテーマ。
登場作と扱われ方
シリーズ最初期では宇宙世紀ガンダムシリーズの一翼として、エピソードはほぼ再現されないながらもレギュラー格であったが、大抵の場合はいるだけ参戦で活躍する事は皆無であった。バーニィがザクマニアっぷりを発揮する事が主な役割。ストーリー重視となったα以降は、時代設定の都合やあまり参戦向きでない作品色が影響してか参戦が少なくなっている。
ジオン軍サイドのMSは多数登場するが、連邦軍サイドのMSはほとんど登場しない。場合によってはバーニィが獅子奮迅の活躍をしたり、ノリス・パッカードの味方フラグに関わる事もあるが、どちらにしてもSRWにおいて活躍するのは主にバーニィで、クリスはほぼ脇役的な扱いに納まっている事が多い。
だが、いるだけ参戦であるからこそバーニィが生き残り、自軍に加わる事が出来ている側面もある。原作の再現と悲劇の回避、どちらが幸せなのか。……まあ、SRWにおいて、この二つが両立される事はよくある事だったりするのだが。
GC(XO)においてようやくサイクロプス隊やアルの登場、それに伴うエピソードの再現が行われたことで、不遇もいくらか解消されたと言える。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 参戦作品に名を連ねてはいないが、ズゴックEとハイゴッグが登場する。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 正式に参戦。
- スーパーロボット大戦EX
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- スーパーロボット大戦F
- スーパーロボット大戦F完結編
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 第1話でバーニィを説得できるイベントがある。強化パーツ・V-UPユニットの登場により、アレックス等でも前線で戦えるようになる。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- バーニィの説得イベントがなくなり、初めから自軍にバーニィが加入している。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 序盤からクリスとバーニィが自軍に。原作は終わっているが会話での出番や隠し要素があるため、キャラクターはそれほど影が薄くない。第08MS小隊との絡みがある。本作でもV-UPユニットによりアレックスは有力な機体となる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- スーパーロボット大戦IMPACT
- クリス、バーニィ共に隠しユニットに関わるイベントが用意されている。第1部序盤でバーニィのザクオタクの設定が再発している。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- フラグを満たさないとバーニィが自軍に加入しない。本作以後のαシリーズには未参戦。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- クリスとバーニィの能力が大幅に底上げされた。特にクリスに至ってはコウ・ウラキと並ぶノーマルパイロット最強クラスに。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- 一年戦争がピックアップされたことで久しぶりの参戦となり、原作再現(ザクⅡ改vsアレックスなど)も行われたが当然フラグを立てていればバーニィは生存する。今作にてようやくアルフレッド・イズルハが初登場しストーリーに絡む。
- スーパーロボット大戦XO
- アレックスとザクII改に合体攻撃が初めて実装された。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 一年戦争準拠の設定で登場。第一章からバーニィ以外のサイクロプス隊が登場、アレックスを積んだシャトルを襲撃し、護衛についていた第08MS小隊と小隊対決を繰り広げる。バーニィとクリスの参戦は少し先になる。
用語
各話リスト
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
---|---|---|---|---|
第1話 | 戦場までは何マイル? | ズゴックE、ハイゴッグ、ジム寒冷地仕様 ザク改、ジムコマンド |
||
第2話 | 茶色の瞳に映るもの | ゲルググJ、リック・ドムII ジムコマンド宇宙戦仕様 |
||
第3話 | 虹の果てには? | |||
第4話 | 河を渡って木立を抜けて | ケンプファー、NT-1アレックス 量産型ガンキャノン、ジム・スナイパーII |
||
第5話 | 嘘だといってよ、バーニィ | |||
第6話 | ポケットの中の戦争 |
主要スタッフ
- 制作
- サンライズ
- 監督
- 高山文彦
- キャラクターデザイン
- 美樹本晴彦
- メカニックデザイン
- 出渕裕
- 音楽
- かしぶち哲郎
余談
- 本作の登場モビルスーツ(MS)は1stガンダムのMSを出渕裕氏がリファインしたものであって、当初は先述したとおり直接な関連性はないものとされていた。だが後付けで「統合整備計画」という設定がつくられ、1stガンダムのMSのバリエーションであると訂正されて現在に至る。
- 『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場するガンダムタイプ(通称EW版)はこれとよく似た沿革をもつが、発展系統に組み込まれなかった点が異なる。
商品情報
DVD
その他
資料リンク
リンク
|