魂
魂は、精神コマンドのひとつ。
概要
一度だけ、自分の攻撃の最終ダメージが大幅に増加する。同系の「熱血」の上位コマンドと言え、増加量は基本的には『α』以前では3倍、それ以降は2.5倍または2.2倍。『無限のフロンティア』や『リンクバトラー』では2倍となっている。漢字1文字なので略称も同じ。
攻撃が外れても効果は消える為、「必中」あるいは「集中」と併用し、確実に命中する状態で使う事が望ましい。援護攻撃の援護を行う側や、小隊攻撃、支援攻撃へ参加している時は、かけていても発動しない。その代わり精神効果も消えない。
マジンパワー(ダイザーフルパワー)や野生化など、最終ダメージを底上げする特殊能力や特殊技能は、「熱血」や「魂」とも効果が重複する。だがこれらの技能や能力を持つユニットは、ゲームバランスとの兼ね合いから、ダメージアップ系精神修得が「熱血」までになることが多いため、「魂=最強」の図式は必ずしも成立しない。しかし、一部作品ではアタッカーやラムダ・ドライバなど「魂」と最終ダメージアップ効果を重複可能な場合があり、この場合驚異的なダメージを叩き出す。
初期の作品はリアル系の戦闘向けパイロットはこれがあるかどうかで価値が決まる程だった。クリティカルと効果が重複するかどうかは、作品ごとに異なる。詳しくはクリティカルの項を参照。
エフェクトは「熱血」の炎やオーラの色が青色になったもので全作品統一されている。
登場作品
GBA版OGシリーズや『COMPACT3』には登場していない。また、精神コマンドがレベル制の『NEO』・『OE』では代わりに「熱血」が最大レベルで攻撃力2.5倍になる。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- SP消費50、最終ダメージ3倍。使用時の画面エフェクトは「青い熱血」。「熱血」と併用してもダメージは6倍にはならず、「熱血」が無駄になるだけ。また「奇跡」の効果の1つにもなっている。
- 新スーパーロボット大戦(スペシャルディスク)
- SP消費50。効果も『第4次』と同じ…と思いきや、かけた状態で敵の攻撃に防御か回避を選択しても効果は消える。即ち「攻撃(反撃)する・しない」に関係なく、直後の戦闘にしか効果がない。
- スーパーロボット大戦α以前
- SP消費60で最終ダメージ3倍が基本。リアル系のパイロットならばエマなどの脇役でも所持している事があった。
- この当時はダメージ計算式が緩め、特に気力による補正が凄まじいため、ダメージが非常に高くなる事が多かった。またその関係で(奇跡も含めて)「習得するキャラとしないキャラの格差」が激しかった時期でもある。効果が1.5倍だった時期のクリティカルと重複する作品ならなおさら。逆に装甲と気力が高い相手には、最強武器を使ってもダメージが「30」に抑えられることもあった。
- スーパーロボット大戦α外伝以後
- SP消費60で最終ダメージ2.5倍が基本。本作からダメージ計算式が改められたため、変更後の初期作品では使用前後共にダメージが低かったが、それ以降は攻撃力そのもののインフレや各種補正もあって、最終ダメージが3倍の時以上に大きいケースもある。
- 所持者が主人公やライバル、それに相当するキャラクターに絞られるようになったが、効力の減少で若干習得格差は収まった。敵パイロットは精神コマンドを使用出来ない都合上、習得基準は『α』以前と同じになっており、「偵察」等で敵のステータスを参照すると、魂が多く見られる。熱血共々、基本的に作品が進むごとに習得レベルが上昇しているのも特徴の一つ。
- 『α外伝』では精神コマンドを敵のボスが乱発するが、その中に「魂」も含まれているため、そちらを剥がすために「ひらめき」をかけて攻撃するのも、重要な戦法の一つだった。
- スーパーロボット大戦A / スーパーロボット大戦IMPACT
- 熱血の効果が1.5倍止まりなので、消費に対する効果が他作品以上に強力だが、ニュータイプ・強化人間は誰一人として「魂」を覚えず(例外は「奇跡」があるアムロ、フォウ(Aのみ登場)。アムロはPSP版では「魂」に)、オールドタイプはほとんどのキャラが覚える。特に『A』では宇宙世紀以外のリアル系は習得者が非常に少なく、スポット参戦のシュバルツと隠しキャラクターのマイヨくらいだったが、PSP版で条件付きながらガイが追加された。
- スーパーロボット大戦R
- 本作以降携帯機シリーズの主人公がデフォルトで覚えなくなった(周回プレイ時精神コマンドエディットのある場合は取得可能)。
- スーパーロボット大戦MX
- 最終ダメージを2.5倍。消費SPは50~60。本作では「熱血」ともどもクリティカルと効果が重複する。更にアタッカーやリベンジまで上乗せ可能。主人公のヒューゴ・メディオはサーベラス選択時のみ習得。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- OGシリーズでは、本作よりツイン精神専用で初登場。SP消費は両パイロット70で固定。ここぞという時しか使えないが、ツイン精神版はツインユニットの両パイロットに効果がある為、その威力は絶大。そして、その特性は「「熱血」を覚えないパイロット」がダメージを稼ぐという点でも重要で、ラーダなどが大いにお世話になる。また、所持する側に集中力を付ければ、両者の消費SPが56になる為、所持者には集中力は欠かせない。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 『OGS』でもそうだが、ツインユニットの両パイロットに効果があるので、一気にダメージを与える事が出来る。しかも、レベルに関係なく使用可能なので、HPが一定値以下で撤退する敵を仕留めるのに有効。使用する武器の攻撃力にもよるが、ツインユニットを組んだ援護攻撃を付ければ、ほぼ確実に仕留める事が可能。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 今作ではシングル専用に(ツインで使えるキャラがスポット参戦するが、合流不可)。習得者はカイ、カチーナ、リョウトの3名のみ。リョウトを除き統率持ちでもあるためマキシマムブレイクを発動させるときにはほぼ必ずお世話になるであろう。
- スーパーロボット大戦W
- バグにより、2周目以降の主人公機ヴァルガード、ヴァルザカードが「熱血」と重複させる事ができる。なお、どれだけ射撃や格闘を上げても最大ダメージは65535。
- スーパーロボット大戦Z
- 消費SPはパイロットによるが45~65位。ロジャー・スミス、クライン・サンドマンなど、スーパー系の使い手も増えた。しかし、精神コマンドの枠が減ったこともあって、「熱血」「愛」「勇気」のいずれかと両立するパイロットは皆無に等しい(例外は「勇気」と両立するゲイナー・サンガと、「愛」が両立するサンドマン)。また、アスランやハリーなどの主役級に近い立場や実力を持つメインキャラクターであっても、「魂」を所持するキャラクターが減ってしまった。ただしキラは「魂」を所持している。そんな中で『交響詩篇エウレカセブン』のレントンは「魂」を持たないが、ホランドは持つという逆転現象も起きている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z
- 精神コマンドの最大習得数が従来と同じく6つに戻されたので、「魂」習得者は強化された。『再世篇』では従来通り、リアル系主人公は大抵所持している。『破界篇』に比べ、強力なMAP兵器持ちやAB・CB込で攻撃力が増加するリアル系主人公機が増えているので下手なスーパーロボット以上に猛威をふるう。ちなみに本作の雑魚敵である次元獣は「魂」を最終的に習得する。
- スーパーロボット大戦K
- 消費SPは60。やはりリアル系主人公の所持者が多いが、変わった所ではヤッサバ・ジンも持つ。またスーパー系では草薙剣児と司馬宙も持っているが、鋼鉄ジーグは銅鐸パワーを持ち、合体攻撃鋼鉄神ジーグが『K』中最高の攻撃力を誇る為、育て上げれば10万以上のダメージを叩き出す。
- スーパーロボット大戦L
- 基本『K』と同じ仕様だが、バグか否か本作のみ援護攻撃の際も効果が発動し、しかもその場合効果は無くならないため、ボス相手での配置が重要になった。習得者はやはりリアル系に多いが、剣児、宙に加えシンジやイクサー2も習得するため、合体攻撃でかなりのダメージを叩きだせる。
- 今作から『BX』にかけては、SP成長率の関係で最大SPが全体的に抑えられている関係で、攻撃系精神を使いにくくなっている。
- スーパーロボット大戦UX
- 仕様は『K』と同じで2.5倍。消費SPは50。
- 早瀬浩一やエイサップ・鈴木が習得しない一方、同作品内でも別キャラクター(森次玲二やシンジロウ・サコミズ)が習得するコトも。また「魂」を最初に習得するキャラクターも登場する(後述)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z
- マキシマムブレイクとの兼ね合いのためか、最終与ダメージが2.2倍に下げられている。
- また精神枠が無印『Z』同様に5つ、かつ「闘志」の採用によって習得者が減った。
- 『時獄篇』のみ強化パーツ「奇跡の欠片」を使えば、誰でも1マップに1度だけ使用可能。『天獄篇』ではソーラリアンのDコマンド「フルミラクル」で奇跡の欠片と同様の効果を得られるが、ソーラリアンの参入時期の関係上使用できるのはゲーム終盤のうえZクリスタルを最大GRADEまで進化させることが必要。
- なお、熱気バサラの歌はダメージ以外は熱血同様の効果になる。
- スーパーロボット大戦BX
- 『第3次Z』同様、ダメージ倍率が2.2倍に下がっている。
- ただし、リアル系でも10段階改造で最強武器の攻撃力が6000を越える程度には最大攻撃力が高くなっている他、インスパイアシステムで格闘や射撃を多少は強化できる関係で、倍率低下の影響はそこまで大きくない。
- 今作では「熱血」(「勇気」「愛」も含む)と「魂」を同時習得するキャラクターが、2周目以後エディット出来るヨウタ以外存在しないこともあり、「魂」=「熱血」の上位互換という図式は崩れ相互互換という形になっている。
- スーパーロボット大戦V
- 『第3次Z』、『BX』同様のダメージ倍率2.2倍。
- エクストラアクション「スマッシュヒット」との併用で2.75倍に出来る。更にTACカスタマイズのGRADE3「クリティカルブースト」を併用すれば3.08倍になるため、往年の3倍魂を擬似的に再現することが出来るようになった。
- また、精神コマンドが6枠に戻ったため、『第2次Z』同様「熱血」と「魂」を同時に習得出来るパイロットが出現した。
- 「熱血」と共に使用する事により、トロフィー「燃え上がる熱き魂」の取得できる。通常のプレイではジュドーやヤマト等の複数乗りのユニットが対象となる。実際のプレイでは精神ポイントの無駄遣いにも等しいので、クリア直前に精神ポイントが余っている時か、事前にクイックセーブをしておき、取得したらソフトリセットを行うのがベターだろう。
- スーパーロボット大戦X
- ダメージ倍率2.2倍。「クリティカルブースト」が「レンジブースト」に変更されたため「スマッシュヒット」併用時の2.75倍が最大値になった。
- スーパーロボット大戦T
- ダメージ倍率2.2倍。強化パーツ「鋼の魂」に「1マップにつき、1回のみ魂をかける」効果がついた。
- 他精神との複合まで視野に入れると、「奇跡の証」でも他の精神コマンドと一緒に「魂」を付与することが出来る。
- スーパーロボット大戦30
- ダメージ倍率2.2倍。『T』同様に「鋼の魂」および「奇跡の証」が存在する他、AOSアップデートで交換できる「VXTの結晶」でも同効果を得られる。
- また、2021年11月のアップデートで追加されたミッション「CONGRATULATION 30th!!」クリアで獲得できる「スーパーロボット大戦の魂」、および2022年4月20日に追加されたエキスパンションパックで追加されたミッションで獲得できる「獣戦機隊エンブレム」「示現流極意」の効果でも同効果を得られる。
- Magicカスタマイズ/TACマネージメントによる熱血・魂の消費SP軽減が無くなったためか、消費SP面でいえばリアル系の主役級は大体が消費SPが45に緩和されており(リアル系に限れば例外もある)、精神コマンド単体で見た場合のSP効率の悪さが緩和されて使いやすくなった。なお、スーパー系の場合は従来通り消費SP50~55と、多少重めに設定されている。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- リアルタイム制のため、「一定時間、攻撃力大アップ」という効果になっている。効果表記は同様だが、「魂+」という精神も存在。またゴジラと神崎すみれ専用のものとして、「魂」と同効果で名称違いの「憤怒」がある。
- VSバトルでは1ターン、与えるダメージが45%アップ。こちらでは「魂+」は明確な上位精神として効果が異なり、自身および隣接ユニットに同様の効果を与える。
- スーパーロボット大戦DD
- 次の攻撃時、与ダメージが1.6倍になる。使用可能回数は1。
- 他の与ダメージ補正精神とは重複しないが、「怒涛」を代表格とした「攻撃力」自体への補正をかける精神とは共存できる。それもあってなのか、従来シリーズより大幅に倍率が落ちている(熱血なども同様)。
- 本作では装備しているユニットが習得範囲に関わらず精神を使用できるようになるユニットパーツが存在する為、「魂」の習得格差は緩い方。そのユニットパーツ精神が昇格されることで強化される「魂+」も存在し、こちらは倍率が1.7倍に強化される。
- 『II』以降の魔装機神シリーズ
- 『II』で「魂」が初登場し、以降のシリーズにも登場。6つ目の精神コマンドが選択式の自由枠であるため、全キャラが習得可能。元々攻撃力が上がり易いシステムも相まって、鍛え上げた機体ならば数万単位のダメージを平然と叩きだす。更に攻撃力アップ系のスキルを重複が可能になった『III』と『F』ではポゼッション魔装機神の最強必殺技は10万以上のダメージを優に叩きだす。
- スーパーロボット大戦リンクバトラー
- 次の「攻撃・格闘・射撃」の攻撃力を2倍。「熱血」・底力と効果は重複しない。
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 次の自分の攻撃が全てダメージ2倍になるが、CRITICALは出なくなる。コンボを外して強制回避されるとその時点で効果が切れるので、繋ぎは安定性重視が無難。有栖零児が最初から習得し、消費SPは65。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 前作と同じ効果。前作同様、有栖零児が最初から習得しているほか、アレディ・ナアシュも習得する様になった。消費SPは100に激増。戦闘終了後にSPが回復するようになったため雑魚戦では使いやすくなったが、零児・アレディともに最大SPが少ない(装備強化なしではLv.99でも500未満)ため、ボス戦では連発できず、使いどころが重要。
- 真・魔装機神 PANZER WARFARE
- 消費SP32。1回だけ敵に与えるダメージを3倍にできるほか、切り払い・せり合いを無効化できる。なお熱血と両方習得できる者はいない。
主な使用者
主人公やリアルロボット系のエース級パイロットが覚えていることが多い。スーパーロボット系で習得する場合は、作中でリアル系作品の登場人物との交流が多かったり一人乗りだったり攻撃力アップ系の特殊技能などを持っていなかったりするパイロットが多い。
ダイナミック作品
- デューク・フリード
- 『UFOロボ グレンダイザー』の主人公。グレンダイザーにマジンパワーなどがない分を埋めるための措置的な形で覚えることがある。
- 鋼鉄ジーグ
- 『第3次α』で習得。前作『第2次α』でいまいちだった火力を補うように、「魂」を習得できるようになった。
- 『K』『L』では与ダメージに補正が入る特殊能力「銅鐸パワー」の実装、新ジーグとの合体攻撃追加、と更に火力が上がっている。
- 草薙剣児
- もう一人のジーグも「魂」持ち。おまけにこちらは「鋼鉄神ジーグ」も使用可能であり、その火力は初代ジーグ以上…どころか作中最高格。まさに問答無用情け無用。『DD』で再参戦した際もきっちり習得する。
- 剣鉄也
- 『V』でエースボーナスを獲得すると熱血が変化する。状況によっては最大ダメージがZEROを上回る。
その他スーパー系
- 破嵐万丈
- 『無敵鋼人ダイターン3』の主人公。高い格闘能力と必殺武器サン・アタックの威力も相まって、マジンパワーや野生化の実装前はほぼ最強のスーパー系だった。その後も「魂」を習得することが多く、爆発力は健在。
- PSP版『A』ではエースボーナスによってクリティカルと重複するようになるため、最強クラスの破壊力を発揮。『X-Ω』ではボイス対応のパイロットパーツを装備することで上位種の「魂+」を習得する。
- キリー・ギャグレー
- どういうわけか、主人公でもないサブパイロットにも関わらず『第4次』で習得。同作未登場のゴーフラッシャー・スペシャルがメカに魂を与えていた事を考えると「魂をかけてゴーフラッシャー・スペシャルを再現しろ」という意味かもしれない(事実、一部攻略本ではキリーが「魂」を覚えることについて「これでゴーフラッシャー・スペシャルの完成である」と評していた)。
- ギジェ・ザラル
- イデオンのサブパイロット。『F完結編』では「必中」も持っておりイデオンソードやイデオンガンに魂をかけた攻撃に耐えられるユニットはほとんど存在せず、まさに「因果地平の彼方に吹き飛ばす」を体現した機体となる。強力すぎたためか、『第3次スーパーロボット大戦α』では残念ながら持っていない。
- 碇シンジ
- EVA初号機のパイロット。初参戦の『F』以降非常に高確率で所持。「エヴァンゲリオンには母親の魂が組み込まれている」という設定のためか、他のエヴァのパイロットも習得することがある。
- クライン・サンドマン(ジーク・エリクマイヤー)
- ゴッドΣグラヴィオンのパイロット。消費SPは65。コストがやや割高だが、ソルグラヴィオンにも引けを取らない大ダメージを叩き出せる。しかも愛までも一人で併せ持つ。『第2次Z』では魂は無くなった。
- ロジャー・スミス
- ビッグオーのパイロット。Zシリーズでは必ず習得する。
- ゴーグ
- ゼノンの魂を宿しているからか習得。この「ゼノンの魂」も与ダメージ上昇の専用スキルとなっており、全地形適応Sの合体攻撃も獲得すれば一撃の威力は随一となる。
- ヴァン
- 『K』での愛に代わり『T』『30』にて習得。ヴァン自身の「魂」の叫びとも、エレナの「魂」が宿ったともとれる。
- 素の最高火力は他の合体攻撃や一部の最強技に譲るが、YII・オーバーフロウ・エースボーナスを魂と併せる事で作中最強火力を実現する。
- また、『T』ではガン×ソードシナリオ最終話の気力300化、機体改造・強化パーツ・エクストラアクションなどを駆使すればさらに火力は上がるので、その状態でバースデイに「神は裁き」を食らわせ、ヴァンがカギ爪の男に抱いている「怒り」をダメージの大きさで表現することも一興である。
ガンダムシリーズ
- カミーユ・ビダン
- 作品によっては覚えないこともあるが、ある意味で原作作品において「魂」の破壊力を体現した人物。
- コウ・ウラキ
- 初採用である『第4次』や『F』の時点で覚える事が出来た。主題歌の「蒼く輝く炎」に掛けたか?
- 刹那・F・セイエイ
- 『第2次Z』では、自身のエースボーナスも相まって対象機には絶大なダメージを叩き出す。武器改造による強化や、カスタムボーナスによる格闘武器の威力の底上げも期待できるので、まさに一線級の活躍が期待できる。
- 呂布トールギス
- 彼の口癖「魂ィィィィィ!」にちなんでかイベントで「魂」(序盤から)、仲間になった際の精神コマンド1つ目も「魂」、挙句の果てに体力半分以下で1回だけ自動的に「魂」がかかると言う、正に「魂」尽くしの侠。
- ガロード・ラン
- (ツイン)サテライトキャノンの強力さもあり、長い間習得しなかったが、『第3次Z天獄篇』において習得。
- ツインサテライトキャノンの使い勝手が改善された事もあり驚異的な殲滅力を誇る。
- フリット・アスノ
- 『機動戦士ガンダムAGE』全体の主人公ということでか、或いは死者の魂に救われたような描写からか、『BX』では息子と孫を差し置いて「魂」を習得する。とはいえ『BX』の魂は倍率2.2倍のため、息子や孫の「熱血」との差は少ない。
- パイロットとして登録されるのは最終盤になってからだが、威力9999(内部処理的には10000オーバー)という、ぶっ飛んでいるにも程がある攻撃力のプラズマダイバーミサイルに「魂」を乗せられるので、その威力は想像に難くない。
- マクギリス・ファリド
- 『30』にて、エースボーナスで「熱血」が「魂」に変化する。「アグニカ・カイエルの魂」を後から手に入れることの再現だろうか。
その他リアル系
- マイヨ・プラート
- 『機甲戦記ドラグナー』のエースパイロットで、影の主役。主役であるはずのケーン・ワカバがバランスの関係か習得できない『A』ですら習得している(ケーンも『A(PORTABLE)』以外は習得している)。ドルチェノフが口にした「ギガノス魂」の本来の体現者であるためか。
- テンカワ・アキト
- 『機動戦艦ナデシコ』の主人公で、『R』以降習得。アキトは劇場版では「熱血」が不相応になっているケースも多いため、劇場版名義で「熱血」と同時習得するのは『DD』のみで、それ以外は「魂」のみを習得する。
- ダイゴウジ・ガイ
- ガイの生存する作品では、アキトの相棒として強力な合体攻撃であるダブルゲキガンフレアを使用できるというのも大きな魅力。そのバランス調整か、『A』ではアキト共々覚えられないが、『A PORTABLE』ではエースボーナスにより「熱血」から置き換わるようになった。『R』以降は普通に習得する。
- 相良宗介
- 『フルメタル・パニックシリーズ』の主人公。「魂」の習得に加え、乗機のARX-7 アーバレストには最終ダメージを最大1.5倍にするラムダ・ドライバがあり、合体攻撃のウルズ・ストライクまで完備。『J』・『W』共にSサイズとは思えない壮絶な火力を見せる。『第3次Z時獄篇』に参戦した時は諸々の仕様変更によって、従来よりは弱体化したがなおも強力。
- テッカマンブレード(ブラスターテッカマンブレード)
- Dボゥイがテックセットした姿。ただでさえ高破壊力の(ハイコートorブラスター)ボルテッカに「魂」がつくともう手に負えない。相羽ミユキが生き残ると、テッカマンレイピアとの合体攻撃ダブル・ボルテッカも使える。『W』ではボルテッカ系にサイズ差補正無視が加わり、テッカマンイーベルやテッカマンアキとの合体攻撃までもが追加され、更に猛威を振るう。
- シンジロウ・サコミズ
- リーンの翼の小説版主人公で、OVA版の主人公であるエイサップ・鈴木君を差し置いての習得。リーンの翼が吸った命の羽の力を表しているのだろう。
- 敵である時にも一度だけ使用し、その状態でオウカオー (ハイパー化)のハイパーオーラフレイムソードなぞまともに食らえばオーバーキルもいいところではあるが、使用条件が、しなくてもいい説得をしてそれに失敗する、というものであり物好き以外はまず拝む事は無い。
- エルネスティ・エチェバルリア
- 『ナイツ&マジック』の主人公。「ロボットオタクの魂」を異世界で爆発させたことからの習得か。「ロボットオタクの魂」は、名前そのままに全く別の強化パーツとしても実装されている。
- 自分専用のスキルに騎操士共通スキルと、火力倍率の上昇するスキルを複数持っているため、これに魂を合わせることでこちらも恐ろしい火力を叩きだす。
バンプレストオリジナル
- リュウセイ・ダテ
- 『超機大戦SRX』の主人公。SRXの最終必殺技「天上天下一撃必殺砲」ことハイパー・トロニウム・バスターキャノンに魂がついたときの攻撃力はまさに圧巻。OGシリーズ開始以降は習得しないようになったが、『DD』では例外的に習得。『α』では、相棒のライや条件次第でサブパイロットになるヴィレッタも習得する。
- ブラッド・スカイウィンド&カーツ・フォルネウス
- スーパーロボット大戦64のスーパー系男主人公&ライバル。同作品の主人公とライバルは、味方時サブパイロットになるアイシャを除き全員が魂を覚えるのだが、この2名には作中屈指の攻撃力を誇る合体攻撃が存在するため、2回行動に魂と合体攻撃で理論上はとんでもないダメージが出る。
- リョウト・ヒカワ
- 『スーパーロボット大戦α』の主人公8人は誕生日設定で誰でも習得可能だが、OGシリーズにおけるスーパーロボット大戦α主人公8人のうち習得するのは彼だけである。
- カイ・キタムラ
- ツイン精神として所持。『OGS』や『OG外伝』におけるボスキラーの代表格。高い能力と合わせて、主に自軍の火力が整わない序盤にお世話になるだろう。『第2次OG』では単独版になり終盤にならないと習得できなくなったが、アタッカーと統率を持っており、やはり単機での火力はトップクラス。
- カチーナ・タラスク
- カイと同じくボスキラーの代表作であり、運用方法も全く同じ。『第2次OG』以降も全く同じだが、カイと決定的に違う点は「アタッカー」を習得してないという点のみ。
- フォルカ・アルバーク
- ツイン精神として所持。ヤルダバオト (神化)と合わせて、死角の無い強さを持つ。
- ドゥバン・オーグ
- 専用BGMの名前が「うつろな魂」なのだが、『第2次OG』では習得しておらず、『OGMD』のスポット参戦時に「熱血」から差し替わる形で習得する。ソロで動かす場合はともかく、アリエイル・オーグとツインを組む場合はエースボーナスの関係で使う機会はあまりないかもしれない。
- 有栖零児
- 『NAMCO x CAPCOM』の主人公。『無限のフロンティア』では「奇跡」を持つ楠舞神夜、特殊技能で「魂」が発動するKOS-MOSを除けば、本作唯一の主人公側の「魂」使い(『EXCEED』ではアレディ・ナアシュも習得するが)。魂を使わないとダメージが意外と伸び悩む。SPが少なく、多用するには最大SPを上げる装備が必要。
- アルマ・クルツ・カーリナ
- 『真・魔装機神 PANZER WARFARE』のヒロイン。同作で魂を習得する唯一のパイロットである。
同じ効果を含む要素
精神コマンド
特殊技能
- ブラッドダンサー
- HPが10%以下になると30%の確率で発生(『EXCEED』では50%)。KOS-MOSが習得するが、KOS-MOSは同条件で発動する特殊技能が多いので狙って発動させるのは困難。
- 修羅の魂
- 呂布トールギスの味方時固有スキル。HP50%以下で1度だけ魂がかかる。
- ゼロ (コードギアス)のエースボーナス
- エースボーナスを取得し、気力150以上で数多くの精神コマンドの中からランダムに1つが選ばれ、その中の1つに「魂」が存在する。効果自体は強力だが、ランダム性が高いのが玉に瑕。
- ゼルガードのドグマ「魂魄のPRODIG」
- ファクトリーのMagicカスタマイズを最終段階まで解放する事で、周囲3マス以内にいる味方ユニット1機(自機を含む)に「魂」「気迫」「ダイレクトアタック」「スマッシュヒット」をかける事ができる。習得に大量のTacPが必要で、1マップ1回という制限こそあるものの、魂を習得しないキャラにも魂+αを付与できるという非常に強力な効果となっている。また周回プレイ時は序盤から使用することもできる。
- 炎神レイアースの専用コマンド「願い」
- 上記の「魂魄のPRODIG」と全く同じ効果。ただしこちらはユニット指定のため、使用距離を選ばない。一方でイベント修得のため、使用できるのは終盤に限られる。
- 獅子王凱のエースボーナス(『T』『30』)
- 気力150以上で勇気使用時に魂がかかる。強敵への有効打になり、決意によってExCを簡単に増やせるのでマルチアクションと組み合わせ、HPが高めの敵を連続して仕留める事も出来る。『T』と『30』では微妙に発動条件が異なるが、有用性自体は変わらない。
その他
- 羅刹の拳
- アルクオンの支援効果。セットしたキャラに毎ターン10%の確率で発生。アルクオンの支援参入は物語後半であるが、支援効果はかなり強力である。
- 魂プリン
- 『EXCEED』に登場するアイテム。使用者に「魂」がかかる。2周目以降、ファッティ・ヘンゼルで1個40000Gで購入可能。