「ラカン・ダカラン」の版間の差分
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2013年10月28日 (月) 22:19時点における版
ラカン・ダカラン(Rakan Dahkaran)
- 登場作品:機動戦士ガンダムΖΖ
- 声優:大林隆介(大林隆ノ介名義での作品もある)
- 種族:地球人(スペースノイド)
- 性別:男
- 年齢:中年
- 所属:ネオ・ジオン軍
- 階級:大尉
- 役職:隊長
- キャラクターデザイン:北爪宏幸
『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場したネオ・ジオンの隊長。一年戦争時代を生き抜いてきた歴戦の勇士で、オールドタイプながらも確かな腕を持つ熟練のパイロットで、ニュータイプや強化人間とも対等に渡り合える技量の持ち主。反面、自己中心的で冷酷な面も併せ持っており、ダブリンのコロニー落としの際には、生身の人間をモビルスーツで殺すという暴挙を行い、グレミー側についた際にも自身の機体に識別カラーで塗装し直す事を断固拒否している。
マシュマー、キャラ、グレミーら序盤のガンダムZZのギャグテイストを持ち合わせぬ無骨なキャラクターである。ドライセン、ザクIII、ドーベン・ウルフと登場するたびモビルスーツに乗り換えてジュドーを苦しめてきた。
物語終盤、グレミー・トトの反乱に『地球の支配権を得る』事を条件に加担し、ドーベン・ウルフのみで構成された「スペースウルフ隊」の隊長として、マシュマー・セロを倒すなどの功績を挙げるが、最終的にはジュドー・アーシタによって撃破され、戦死した。ジュドーと3度対戦するが、ラカンはジュドーを「子供」と見ておらず、形やジュドーはラカンをただの鬱陶しい敵とした見ていない。ラカン自身が撃墜された瞬間、ニュータイプが戦場を影響する存在であることを最期まで認めなかった。
スパロボでも主な搭乗機はドライセン、ザクIII、ドーベン・ウルフ。中でも、スパロボではドーベン・ウルフの印象が強い。『C.D.A』でもチョイ役で出ている。
登場作品と役柄
実はマシュマー・セロよりも登場作品が多い。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- DC所属。第14話「宇宙へ…」で初登場。オールドタイプのはずなのに、第25話「ラストバタリオン再び」ではヤクト・ドーガに、最終面「暁の死闘」ではゲーマルクに乗ってなぜかファンネルも使ってくる。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- DC所属。今回もゲーマルクに乗り、キャラ・スーンと共にビアン・ゾルダークのロイヤルガード状態。
- 第3次スーパーロボット大戦
- DC所属。ドライセンやドーベン・ウルフに乗ってくる。シナリオ「アクシズは燃えて」では第2次同様ゲーマルクに乗りファンネルも使う。
- スーパーロボット大戦EX
- カークス軍にヤザン共々傭兵として雇われ、味方NPCとして登場。乗機は二人ともドーベン・ウルフ。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- ノイエDC所属。
戦闘デモではドライセンに乗ってダイモスと戦っており、反撃の必殺烈風正拳突きで撃墜されているのが印象的だが、ゲーム本編では分岐ルートの二つのシナリオしか戦わない為に影が薄い。 - スーパーロボット大戦F
- DC所属。ロンデニオンを占拠してロンド・ベルを罠にはめようとするが、マシュマーが人質を取る作戦に嫌悪を示し、人質を解放したため、作戦が失敗する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- DC所属。ドライセン、ザクIII、ドーベン・ウルフの順に乗ってくる。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- ドーベン・ウルフに乗って何度か登場する。台詞は戦闘時以外ない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- グレミーと共に登場する。ドーベン・ウルフの性能が抑え目なので、そこまで苦戦はしない。その上フラグ次第では登場しないので、あまり印象には残らない。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 出番的にはリメイク前とほぼ同じ、終盤のフィフス・ルナ戦のみの登場だが、乗機の堅さが増しているので十分強敵。防御レベルも高く、頻繁に切り払いを発動する。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- ネオ・ジオンの残党として登場する。打倒アーガマ隊の目的のためEX以来にヤザンと手を組む。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ハマーン率いるアクシズの兵として登場するがグレミー離反後は彼についてギレン側へ。ドライセン、ザクIII、ドーベン・ウルフの順に乗ってくる。最終決戦ではキシリアが提案した停戦協定を受け入れず、離反した。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- ステータスがかなりアップした。ドーベン・ウルフ乗り替え後はエース級のニュータイプでも手こずらされる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- アクシズに出戻り。ハマーン休戦ルートに行っても、シャア側についてしまう。ちなみに彼の小隊名は『スペースウルフ隊』となっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 原作同様にネオ・ジオン所属。グレミーと共に、マリーメイア軍の襲撃後のジャブローにネオ・ジオンの尖兵として攻め込んでくるのだが、これ以降は全く登場しない。
明らかに死亡したとわかるグレミーと異なり、撃墜時に特に台詞はないのだが……どうやら彼もここで戦死したらしい。登場マップはとにかく多数の撃墜時イベント等が立て続けに発生する為、死亡会話すらない彼はとにかく影が薄く、グレミー共々不遇な扱いとなっている。 - スーパーロボット大戦R
- 原作同様にネオ・ジオン所属。Aでの不遇を晴らすかのように地上での部隊指揮官として序盤から頻繁に登場、フロスト兄弟や五飛と共同戦線を張ったりしており、会話でもいろいろと出番が多い。乗機は前半はドライセン、後半からドーベン・ウルフ。今回はグレミー共々、ネオ・ジオンと運命を共にする。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 原作再現でグレミー側に付くが、印象は薄い。ドーベン・ウルフは相変わらず強いので要注意。
- スーパーロボット大戦GC
- ジオン軍のハマーン一派として登場。今回は最後までザクIII。
- スーパーロボット大戦XO
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 『GC』から9年振りの登場。第3章クリア後のサブミッション「コーディネイター」でザクIIIに乗っている。
人間関係
- ハマーン・カーン
- 主君。当初は忠誠を誓っていたが、終盤に反旗を翻した。
- グレミー・トト
- ハマーン・カーンに対して反乱を起こした男。ラカンは『地球の支配権を得る』事を条件に彼の反乱に加担した。内心では青二才と甘く見る事も。
- プルツー
- 同じグレミー派の仲間。ラカンは彼女の資質を認めており、割とウマが合っていた。
- マシュマー・セロ
- 作中にて彼を倒すことになる。SRWではグレミーの反乱が起きない事もある為、共闘するシナリオもある。
- ジュドー・アーシタ
- 敵。ラカン自身は終止子供と侮っていた。
- ヤザン・ゲーブル
- 原作で共演の機会はなかったが、SRWでは2回ほど手を組んでいる。
他作品との人間関係
- アムロ・レイ
- Rではオルタネイティブ社に軟禁された彼の監視役。また、第3次でのOPデモでは彼と戦っている。
- 張五飛
- Rでは同僚。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト&オルバ・フロスト)
- Rでは同僚。後述にある通り、彼らに対して痛烈な皮肉を浴びせる。
- キラ・ヤマト、アスラン・ザラ
- OEにて、作戦の邪魔をしに来た彼らと対決。コックピットを狙わないキラを見て「それならば付け入る隙がある」と判断する。
名台詞
- 「フフフ…今日はいい日だ…」
- このキャラが登場する時によく言う台詞。この時の乗機はドライセン。
- 「ダブリンは晴れているか?」
- ダブリンへのコロニー落とし妨害への出撃前の台詞。この時の乗機はザクIII。
- 「腐りきった地球連邦の人間どもに、絶望という言葉があることを思い知らせてみせましょう、ハマーン様」
- ダブリン市民の救助の為に向かったエゥーゴを妨害する為に出撃した際の台詞。この時点ではハマーンに忠実な職業軍人としての側面が強い。
- 「外に伸びる道路は全て塞げ!コロニーの餌になる鼠は多い方がいい!」
- コロニー落としから逃げる多数のダブリン市民を逃がさない為にTV局のヘリや橋を破壊した際の台詞。この後も避難民を乗せた病院船を破壊する等非道な行為を行っており、後にコロニー落としで多数の犠牲者を出した事を悔いていたマシュマーとは対照的で悪役としてのイメージが強い。もっとも連邦側自体も口減らしの為にコロニー落としを市民にわざと教えず、腐敗した描写が強いのだが。
- 「何の光?!」
- マシュマーがハマーンへの忠誠を叫びつつ散華した際、不可思議な光が辺りに広がった。これはその現象に対する叫び。富野節である。
- 「馬鹿な!?あれには子供が乗っているんだぞ!」
- ジュドーに撃墜される直前の台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ドーベンウルフが…パワー負けするのか!」
- 原作にないセリフで、HPを大きく減らされると喋ってくれる。
- 「マシュマー、何をやっている! 貴様一人でこの大部隊を相手にするつもりか!? 危ないのであれば、素直に救援を頼め!」
- 第4次でマシュマーの援軍に駆けつけた際の台詞。原作を考えれば割と良好な関係に見える。
- 「馬はもともと臆病な動物だというぞ。お前たちが途中で逃げ出すことの多いのはそのせいか」
- Rにおいてシャギア・フロストが「私の愛馬は凶暴です」と言った直後に彼らフロスト兄弟に浴びせた痛烈な皮肉。
- 「馬鹿な!?あれにはカエルが乗っているんだぞ!」
- OEでケロロ軍曹に撃墜されたときの台詞。
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