「スーパーロボット大戦GC」の版間の差分

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*発売日:[[発売日::2004年12月16日]]
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{{ゲーム
*機種:[[機種::ゲームキューブ]]
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| 読み =
*開発:{{開発 (作品)|エーアイ}}{{開発 (作品)|アトリエ彩}}
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| 外国語表記 =
*発売:バンプレスト
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| シリーズ =
*定価:8,190円(税込)
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| 原作 =
*CERO区分:全年齢対象
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| シリーズ前作 =
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| 発売元 = バンプレスト
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| プロデューサー = {{プロデューサー|寺田貴信}}<br />じっぱひとからげ<br />菊池博
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| ディレクター = 赤羽仁<br />三谷一弘
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| シナリオ = 蒼田昇三
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| キャラクターデザイン = [[スタッフ:田口栄司|田口栄司]]
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| メカニックデザイン = [[スタッフ:大河原邦男|大河原邦男]]
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| 音楽 = 太田修司<br />nkis
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| 主題歌 =
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| 発売日 = [[発売日::2004年12月16日]]
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| 最新バージョン =
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| 配信開始日 =
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| 配信終了日 =
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| 価格 = 8,190円(税込)
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| CERO区分 = 全年齢対象
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| コンテンツアイコン =
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| 初登場SRW =
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| 初クレジットSRW =
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『'''スーパーロボット大戦GC'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[スーパーロボット大戦64]]』以来の任天堂据え置き機用タイトル。[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]に続き、戦闘画面はフル3Dとなった。戦略マップは2Dで構成される。単独作品だが、全体の雰囲気やゲームバランスの取り方などは携帯機シリーズに近いものがある。
+
『[[スーパーロボット大戦64]]』以来の任天堂据え置き機用タイトル。『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]』に続き、戦闘画面はフル3Dとなった。戦略マップは2Dで構成される。単独作品だが、全体の雰囲気やゲームバランスの取り方などは携帯機シリーズに近いものがある。
  
 
[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]は[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]と[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]が中心となっており、特にファーストは序盤において[[一年戦争]]の展開を再現している(これが意外に長いために「'''一年戦争地獄'''」と揶揄されることも)。また、[[マジンガーシリーズ]]と[[ゲッターロボシリーズ]]が初めて両方ともOVA版となっていたり、[[J9]]三部作が揃い踏みしていたり、一部から参戦は考え物とされた『[[絶対無敵ライジンオー]]』が参戦してファンを驚かせた。
 
[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]は[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]と[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]が中心となっており、特にファーストは序盤において[[一年戦争]]の展開を再現している(これが意外に長いために「'''一年戦争地獄'''」と揶揄されることも)。また、[[マジンガーシリーズ]]と[[ゲッターロボシリーズ]]が初めて両方ともOVA版となっていたり、[[J9]]三部作が揃い踏みしていたり、一部から参戦は考え物とされた『[[絶対無敵ライジンオー]]』が参戦してファンを驚かせた。
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後に『[[スーパーロボット大戦XO]]』として[[Xbox360]]に移植され、オリジナルの設定の一部改変やサブシナリオなどの追加が行われている。
 
後に『[[スーパーロボット大戦XO]]』として[[Xbox360]]に移植され、オリジナルの設定の一部改変やサブシナリオなどの追加が行われている。
  
また、GCの次世代ハードである[[Wii]]でもプレイ可能である。
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また、[[ゲームキューブ]]の次世代ハードである[[Wii]]でもプレイ可能である。
  
 
== 新システム ==
 
== 新システム ==
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;[[狙い撃ち]]
 
;[[狙い撃ち]]
 
:新[[特殊技能]]。持っているだけで、常にサイズ差を無視して全部位への攻撃が可能。
 
:新[[特殊技能]]。持っているだけで、常にサイズ差を無視して全部位への攻撃が可能。
;[[精神コマンド]][[狙撃]]
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;[[精神コマンド]][[狙撃]]
 
:一度だけ、サイズ差を無視して全部位への攻撃が可能になった。
 
:一度だけ、サイズ差を無視して全部位への攻撃が可能になった。
 
;HPの回復手段
 
;HPの回復手段
 
:部位ダメージ制の採用に伴い、仕様が変更。BODYは従来通り回復可能だが、それ以外の部位は回復方法が限定される。
 
:部位ダメージ制の採用に伴い、仕様が変更。BODYは従来通り回復可能だが、それ以外の部位は回復方法が限定される。
 
;[[援護攻撃]]・[[援護防御]]
 
;[[援護攻撃]]・[[援護防御]]
:今回は導入初期のように、『援護』技能1つで両方が使用可能。ただし、一部キャラは援護攻撃しかできない。
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:今回は導入初期のように、「援護」技能1つで両方が使用可能。ただし、一部キャラは援護攻撃しかできない。
 
;[[信頼補正]]
 
;[[信頼補正]]
 
:マップ上での行動(援護、[[合体攻撃]])によって、各パイロットの各作品グループとの信頼度が上昇。隣接時に[[命中]]率と[[回避]]率に補正がかかるようになる。
 
:マップ上での行動(援護、[[合体攻撃]])によって、各パイロットの各作品グループとの信頼度が上昇。隣接時に[[命中]]率と[[回避]]率に補正がかかるようになる。
 
;[[スキルパーツ]]
 
;[[スキルパーツ]]
:パイロットに装備するタイプ。[[D]]とほぼ同じ。
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:パイロットに装備するタイプ。『[[D]]』とほぼ同じ。
 
;[[精神コマンド]]の消費[[SP]]
 
;[[精神コマンド]]の消費[[SP]]
 
:個別制が採用されている。
 
:個別制が採用されている。
 
;[[ショップ]]
 
;[[ショップ]]
:Dと同じく、不要な強化パーツやスキルパーツを売却可能。
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:『D』と同じく、不要な強化パーツやスキルパーツを売却可能。
  
 
== 難易度 ==
 
== 難易度 ==
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*発売時に購入者特典として、[[ゲームボーイアドバンス|ファミコンミニ]]版『[[第2次スーパーロボット大戦 (ファミコンミニ)|第2次スーパーロボット大戦]]』が抽選で配布された。
 
*発売時に購入者特典として、[[ゲームボーイアドバンス|ファミコンミニ]]版『[[第2次スーパーロボット大戦 (ファミコンミニ)|第2次スーパーロボット大戦]]』が抽選で配布された。
 
*今回の[[バンプレストオリジナル]]は[[カンジ・アカツキ|主人公の苗字]]、機体のデザインなど、アトリエ彩が開発に関わっていた『サンライズ英雄譚』シリーズのオリジナル『[[機甲武装Gブレイカー]]』と共通する部分がある。[[BGM]]についても同シリーズから流用されたものが多数ある。
 
*今回の[[バンプレストオリジナル]]は[[カンジ・アカツキ|主人公の苗字]]、機体のデザインなど、アトリエ彩が開発に関わっていた『サンライズ英雄譚』シリーズのオリジナル『[[機甲武装Gブレイカー]]』と共通する部分がある。[[BGM]]についても同シリーズから流用されたものが多数ある。
**この事が理由で『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]』ではGCのオリジナルロボットは味方側は[[ソウルガンナー]]が一切登場しない事と敵側も登場メカに大きな変更が加えられる事が寺田プロデューサーの口から明かされている。
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**この事が理由で、『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]』では『GC』のオリジナルロボットは味方側は[[ソウルガンナー]]が登場せず、敵側も登場メカに大きな変更が加えられている。
 
**『[[熱血!必中!ボイス・スパログ!]]「ムーン・デュエラーズ篇」第3回』によると、リアル系主人公機はサンライズ側が、スーパー系主人公機はバンプレスト側がそれぞれ権利を持っているとのこと。
 
**『[[熱血!必中!ボイス・スパログ!]]「ムーン・デュエラーズ篇」第3回』によると、リアル系主人公機はサンライズ側が、スーパー系主人公機はバンプレスト側がそれぞれ権利を持っているとのこと。
*大小問わず、非常に[[バグ (ゲーム)|バグ]]が多い。XOに移植されるにあたり、ほぼ全て修正されている。
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*大小問わず、非常に[[バグ (ゲーム)|バグ]]が多い。『XO』ではほぼ全て修正されている。
 
*[[DVE]]はかなり少なく、各作品のラスボス格が敵を迎える時と[[スーパーロボット]]の[[合体]]イベント程度。
 
*[[DVE]]はかなり少なく、各作品のラスボス格が敵を迎える時と[[スーパーロボット]]の[[合体]]イベント程度。
  
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終盤で『[[超獣機神ダンクーガOVA]]』(God Bless~)の展開が一部再現される。『[[機動戦士ガンダム]]』については劇場版の要素も取り入れられている。
 
終盤で『[[超獣機神ダンクーガOVA]]』(God Bless~)の展開が一部再現される。『[[機動戦士ガンダム]]』については劇場版の要素も取り入れられている。
  
また、『[[ガンダムシリーズ]]』が宇宙世紀作品のみで構成されており、据置機完全新作としては『[[第4次スーパーロボット大戦]]』以来(ただし『第4次』発売時点まで、既に全話放送終了の宇宙世紀以外を舞台にする作品は存在しない)。
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また、「[[ガンダムシリーズ]]」が宇宙世紀作品のみで構成されており、据置機完全新作としては『[[第4次スーパーロボット大戦]]』以来(ただし『第4次』発売時点まで、既に全話放送終了の宇宙世紀以外を舞台にする作品は存在しない)。
 
<!-- == 世界観 == -->
 
<!-- == 世界観 == -->
  
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;主人公機
 
;主人公機
 
:男女に関わらず、リアル系かスーパー系を選択できる。
 
:男女に関わらず、リアル系かスーパー系を選択できる。
:{| class="wikitable"
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:;[[ソウルガンナー]]
|-
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::リアル系初期機。
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
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::リアル系後継機。
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:::ソウルランサーの変形形態。
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::スーパー系初期機。
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::ソウルランサーの変形形態
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=== 登場人物(オリジナル) ===
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:主人公は男女のどちらか一方を選択。その他の人物については主人公の別に関わり無く登場する。
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=== 登場人物(オリジナル) ===
 
;主人公及び関連人物
 
:男女のどちらか一方を選択。その他の人物については主人公の別に関わり無く登場する。
 
:尚、リメイク作品のXOでは女性主人公の名前が「[[赤月光珠]]」に変更されているが、本作では男女ともに同名の「[[赤月秋水]]」である。
 
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;敵勢力([[ガディソード]])
 
:ジーク、サリーについては後にガディソードを離反する。
 
:ジーク、サリーについては後にガディソードを離反する。
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== 関連記事 ==
 
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;C.U.B.E
 
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:XOでは「XENON」に変名されている。
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:『XO』では「XENON」に変名されている。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==

2019年1月26日 (土) 14:05時点における版

スーパーロボット大戦GC
移植版 スーパーロボット大戦XO
開発元 エーアイ
アトリエ彩
発売元 バンプレスト
対応機種 ゲームキューブ
プロデューサー 寺田貴信
じっぱひとからげ
菊池博
ディレクター 赤羽仁
三谷一弘
シナリオ 蒼田昇三
キャラクターデザイン 田口栄司
メカニックデザイン 大河原邦男
音楽 太田修司
nkis
発売日 2004年12月16日
価格 8,190円(税込)
CERO区分 全年齢対象
テンプレートを表示

スーパーロボット大戦GC』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。

概要

スーパーロボット大戦64』以来の任天堂据え置き機用タイトル。『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』に続き、戦闘画面はフル3Dとなった。戦略マップは2Dで構成される。単独作品だが、全体の雰囲気やゲームバランスの取り方などは携帯機シリーズに近いものがある。

宇宙世紀ガンダムシリーズファーストガンダムΖΖが中心となっており、特にファーストは序盤において一年戦争の展開を再現している(これが意外に長いために「一年戦争地獄」と揶揄されることも)。また、マジンガーシリーズゲッターロボシリーズが初めて両方ともOVA版となっていたり、J9三部作が揃い踏みしていたり、一部から参戦は考え物とされた『絶対無敵ライジンオー』が参戦してファンを驚かせた。

後に『スーパーロボット大戦XO』としてXbox360に移植され、オリジナルの設定の一部改変やサブシナリオなどの追加が行われている。

また、ゲームキューブの次世代ハードであるWiiでもプレイ可能である。

新システム

部位ダメージ制
HPが最大で4つの部位に分かれるようになり、攻撃時に敵の部位を指定するようになった。損傷・大破時にはステータス低下の影響を受ける。従来のHPに相当するのはBODY。
捕獲
BODY以外の全部位を破壊した敵一般兵の乗るユニットを、自軍の戦艦で捕獲できるようになった。自軍で運用・売却・強化パーツ変換のいずれかが可能。
サブシナリオ
本筋とは関係ないマップ。必ずしも通らなくてもよいが、繰り返しプレイすることができるので、全滅プレイをせずとも資金経験値を稼げる。また、サブシナリオをプレイしないと加入しないユニットや追加武装なども存在する。
スキルエースシステム
従来のエースシステムに、技能ポイント制やパイロット養成などの要素を加えたもの。

主な既存システムと変更点

サイズ差補正
サイズが敵より2段階以上大きい機体はBODYしか狙えなくなり、一部の武器が使えなくなる。逆に2段階以上小さい場合は、BODYへの攻撃が他の全部位を破壊するまで行えない。この仕様により、従来の作品以上にサイズ差が重要視されるようになった。
狙い撃ち
特殊技能。持っているだけで、常にサイズ差を無視して全部位への攻撃が可能。
精神コマンド狙撃
一度だけ、サイズ差を無視して全部位への攻撃が可能になった。
HPの回復手段
部位ダメージ制の採用に伴い、仕様が変更。BODYは従来通り回復可能だが、それ以外の部位は回復方法が限定される。
援護攻撃援護防御
今回は導入初期のように、「援護」技能1つで両方が使用可能。ただし、一部キャラは援護攻撃しかできない。
信頼補正
マップ上での行動(援護、合体攻撃)によって、各パイロットの各作品グループとの信頼度が上昇。隣接時に命中率と回避率に補正がかかるようになる。
スキルパーツ
パイロットに装備するタイプ。『D』とほぼ同じ。
精神コマンドの消費SP
個別制が採用されている。
ショップ
『D』と同じく、不要な強化パーツやスキルパーツを売却可能。

難易度

熟練度が存在しないので、ゆっくりプレイ可能。全体的に見て難易度はそれほど高い方ではないが、部位システムにより小さいサイズのユニットが主力だと戦艦系の敵を撃墜しづらい。また後半には倒しても復活するボスが多くいるため、やや攻略に手間がかかる。

演出面

戦闘画面はフル3Dとなった他、任天堂ハードでは初めて戦闘シーンがフルボイスになった。

本作の時点ではパイロットのカットインが存在せず、部位が破壊されても演出上は変化がなかった。

話題

登場作品

新規参戦は★の5作品。

隠し機体としてOVA作品『絶対無敵ライジンオー 陽昇城カラクリ夢日記』の「巨大からくり雷神王」が登場しており、「20周年記念特製ブックレット」では参戦作品欄に『陽昇城カラクリ夢日記』が記載されている。

終盤で『超獣機神ダンクーガOVA』(God Bless~)の展開が一部再現される。『機動戦士ガンダム』については劇場版の要素も取り入れられている。

また、「ガンダムシリーズ」が宇宙世紀作品のみで構成されており、据置機完全新作としては『第4次スーパーロボット大戦』以来(ただし『第4次』発売時点まで、既に全話放送終了の宇宙世紀以外を舞台にする作品は存在しない)。

バンプレストオリジナル

登場メカ(オリジナル)

本作のオリジナルメカのデザインは全て大河原邦男氏が担当し、ソウルセイバー(スーパーソウルセイバー)、アラウンザー以外の機体はサンライズインタラクティブが著作権を持っている。

主人公機
男女に関わらず、リアル系かスーパー系を選択できる。
ソウルガンナー
リアル系初期機。
ソウルランサー
リアル系後継機。
ソウルランサー/F
ソウルランサーの変形形態。
ソウルセイバー
スーパー系初期機。
ソウルセイバーFF
ソウルセイバーFG
ソウルセイバーGF
ソウルセイバーGG
スーパーソウルセイバー
スーパー系後継機。
スーパーソウルセイバーFF
スーパーソウルセイバーFG
スーパーソウルセイバーGF
スーパーソウルセイバーGG
ヘッドセイバー
ソウルセイバー、スーパーソウルセイバーの分離形態。
セイバーブースター
スーパーソウルセイバーの分離形態その2。
ヘッドセイバーブースター
ヘッドセイバーとセイバーブースターの合体形態。
敵勢力機(ガディソード
クラウドハーケンクロイツ・ヴァールハイトについては味方機としても運用可能。
クラウドハーケン
クラウドハーケン/F
クラウドハーケンの変形形態。
クロイツ・ヴァールハイト
ガーディアル・ブラッド
オーダイ
アラウンザー

登場人物(オリジナル)

主人公及び関連人物
主人公は男女のどちらか一方を選択。その他の人物については主人公の別に関わり無く登場する。
尚、主人公の名前は男女どちらでも「赤月秋水」だが、リメイク作品の『XO』では女性主人公の名前が「赤月光珠」に変更されている。
赤月秋水
男性主人公。
赤月光珠(赤月秋水)
女性主人公。
フェアリ・ファイアフライ
赤月瑞雲
川西陣風
敵勢力(ガディソード
ジーク、サリーについては後にガディソードを離反する。
ジーク・アルトリート
サリー・エーミル
レジアーネ・ヨゼフィーヌ
ヴォート・ニコラウス
ヘルルーガ・イズベルガ
UNKNOWN

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ゲーム中データ

分類 記事
全話一覧 全話一覧/GC
隠し要素 隠し要素/GC
精神コマンド 精神コマンド/GC・XO
強化パーツ 強化パーツ/GC・XO
特殊能力 特殊能力/GC・XO
特殊技能 特殊技能/GC・XO
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/GC

関連用語

最上重工
主人公の父親が経営する重機メーカー。
異次元同盟
C.U.B.E
『XO』では「XENON」に変名されている。

余談

何故か本作では単体ユニットの攻撃力の最大値が軒並み6150で統一されており、それを上回るユニットは僅か2機であり、しかもその2機はテキサスマックボスボロットである。主役機ではないどころかボスボロットに至っては本来ギャグ要員である。