「コンティオ」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
31行目: 31行目:
 
[[ザンスカール帝国]]の[[ベスパ]]が[[ゾロアット]]の後継機として開発した[[モビルスーツ]]。
 
[[ザンスカール帝国]]の[[ベスパ]]が[[ゾロアット]]の後継機として開発した[[モビルスーツ]]。
  
このコンティオ最大の特徴は武装で、両肩に[[オールレンジ攻撃#有線式メガ粒子砲|有線式のショットクロー]]を装備し、相手の死角から変則的な攻撃を行うことが出来る。胴体部には3連装ビーム砲を内蔵し、3本の[[ビーム兵器]]を収束束ねることができる。このビーム砲の仕様によりコクピットは背部あり、頭部下部(コクピットブロックをヘルメットを被せる形)に存在する。
+
このコンティオ最大の特徴は武装で、両肩に[[オールレンジ攻撃#有線式メガ粒子砲|有線式のショットクロー]]を装備し、相手の死角から変則的な攻撃を行うことが出来る。胴体部には3連装ビーム砲を内蔵し、3本の[[ビーム兵器]]を収束束ねる事ができる。このビーム砲の仕様によりコクピットは背部あり、頭部下部(コクピットブロックをヘルメットを被せる形)に存在する。
  
 
[[カイラスギリー]]攻防戦にて[[クロノクル・アシャー]]大尉が試作機3機のうちの1号機に搭乗し、[[リガ・ミリティア]]のモビルスーツ部隊と交戦した。
 
[[カイラスギリー]]攻防戦にて[[クロノクル・アシャー]]大尉が試作機3機のうちの1号機に搭乗し、[[リガ・ミリティア]]のモビルスーツ部隊と交戦した。
  
帝国本国に帰還の際には先行量産機を含む4~7機になるコンティオ戦隊をクロノクル自身が隊長を務めて演習や交戦を繰り返すも、その操縦系は複雑なものとなり、効果的に使うにはパイロットにもかなりの熟練が要求された。作中では相手を追い詰めても撃墜には至らず、最もコンティオを使いこなしたクロノクル自身も敵機を一度も落とすことは叶わずに被弾、自身の機体はリガ・ミリティアが奪取したカイラスギリーのビッグキャノンのビーム砲を逸らすための爆発に使用された。
+
帝国本国に帰還の際には先行量産機を含む4~7機になるコンティオ戦隊をクロノクル自身が隊長を務めて演習や交戦を繰り返すも、その操縦系は複雑なものとなり、効果的に使うにはパイロットにもかなりの[[技量|熟練]]が要求された。作中では相手を追い詰めても撃墜には至らず、'''最もコンティオを使いこなしたクロノクルでさえも敵機を一度も落とす事は叶わずに被弾'''し、自身の機体はリガ・ミリティアが奪取したカイラスギリーのビッグキャノンのビーム砲を逸らすための爆発に使用された。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
44行目: 44行目:
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[ジュピトリアン]]の戦力として登場する。クロノクルの他[[アルベオ・ピピニーデン|ピピニーデン]]、[[ゴッドワルド・ハイン|ゴッドワルド]]、[[ゴズ・バール|ゴズ]]、[[カテジナ・ルース|カテジナ]]と名のあるパイロットがよく乗っていて印象に残る。序盤から登場するため大した性能ではないのだが終盤にも出てくる。
+
:[[ジュピトリアン]]の戦力として登場する。クロノクルの他[[アルベオ・ピピニーデン|ピピニーデン]]、[[ゴッドワルド・ハイン|ゴッドワルド]]、[[ゴズ・バール|ゴズ]]、[[カテジナ・ルース|カテジナ]]と名のあるパイロットがよく乗っていて印象に残る。序盤から登場するため大した性能ではないのだが、終盤にも出てくる。
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
::HPが高く意外なしぶとさを見せるが攻撃力は平凡で苦戦はしない。
+
::HPが高く意外なしぶとさを見せるが、攻撃力は平凡で苦戦はしない。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:前作で壊滅したジュピトリアンから[[ティターンズ]]や[[マリーメイア軍]]が徴収して利用している。性能は並。未来世界でも[[ムーンレィス]]が使用するほか、上位機種の[[リグ・コンティオ]]が登場。
+
:前作で壊滅したジュピトリアンから[[ティターンズ]]や[[マリーメイア軍]]が徴収して利用している。性能は並。未来世界でも[[ムーンレィス]]が使用する他、上位機種の[[リグ・コンティオ]]が登場。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
64行目: 64行目:
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;胸部ビーム砲
 
;胸部ビーム砲
:胸部に3門内蔵しており、集束させることも可能。
+
:胸部に3門内蔵しており、集束させる事も可能。
 
;ビーム内蔵式ショットクロー
 
;ビーム内蔵式ショットクロー
:両肩に装備された多機能兵装で、メガ粒子砲、ビームサーベル、ビームクローとして使用可能。有線式で、本体から切り離す事でオールレンジ攻撃も可能。
+
:両肩に装備された多機能兵装で、メガ粒子砲、ビームサーベル、ビームクローとして使用可能。有線式で、本体から切り離す事で[[オールレンジ攻撃]]も可能。
:有線式という特徴上、高速で動き回るモビルスーツの武器としては相性が悪く、撃墜に至らず決め手に欠く場面が多かった。
+
:'''有線式という特徴上、高速で動き回るモビルスーツの武器としては相性が悪く'''、撃墜に至らず決め手に欠く場面が多かった。
 
;[[ビームシールド]]
 
;[[ビームシールド]]
 
:ゾロアットの物を流用しており、左腕の側面から発生させる。
 
:ゾロアットの物を流用しており、左腕の側面から発生させる。
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
:本機専用の特別品で、ワイヤーで飛ばすこともできる。
+
:本機専用の特別品で、ワイヤーで飛ばす事もできる。
 
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]
 
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]
 
:携帯火器。
 
:携帯火器。
89行目: 89行目:
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[リグ・コンティオ]]
 
;[[リグ・コンティオ]]
:コンティオの強化発展機。最大の特徴は両肩のショットクローをオプション装備にしたことによる。
+
:コンティオの強化発展機。最大の特徴は、両肩のショットクローをオプション装備にした事による。
 
;コンティオ(試作機)
 
;コンティオ(試作機)
 
:その名の通り、コンティオの試作型。基本的な仕様は量産型と同じだが、ビームシールドが手首から発生するようになっている点が異なっている。SRW未登場。
 
:その名の通り、コンティオの試作型。基本的な仕様は量産型と同じだが、ビームシールドが手首から発生するようになっている点が異なっている。SRW未登場。
96行目: 96行目:
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[小説|小説版]]ではクロノクルの最終搭乗機になっており、『コミックボンボン』に連載された漫画版では、「コンティオ」という名の機体は登場しないが、代わりに「'''ビヒモス'''」というそっくりな機体が登場している。
+
*[[小説|小説版]]では[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]の最終搭乗機になっており、『コミックボンボン』に連載された[[漫画|漫画版]]では、「コンティオ」という名の機体は登場しないが、代わりに「'''ビヒモス'''」というそっくりな機体が登場している。
*「コンティオ」という機体名は、'''決して逆さから読んではいけない'''ことでネタ的に有名である(一応、ラテン語で「民衆・集合」という意味がある)。
+
*「コンティオ」という機体名は、'''決して逆さ読みしてはいけない'''事でネタ的に有名である(一応、[[ラテン語]]で「民衆・集合」という意味があるのだが)。
*『Vガンダム』制作当時鬱状態だった富野監督は当初スポンサーや上層部への嫌がらせを込めて'''コンマオ(これも逆さ読み厳禁)'''と名付けたが、その意図に気づいた周りのスタッフが富野監督を何とかなだめて今の形になったとか。
+
**『Vガンダム』制作当時鬱状態だった富野由悠季監督は、当初スポンサーや上層部への嫌がらせを込めて機体に'''コンマオ(これも逆さ読み厳禁!)'''と名付けたのだが、その意図に気づいた周りのスタッフが富野監督を何とかなだめた結果、機体名がコンティオに決定したという逸話が有る。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2020年2月15日 (土) 22:22時点における版

コンティオ
外国語表記 Contio
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 宇宙戦用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 ZM-S14S
頭頂高 16.1 m
本体重量 10.9 t
全備重量 21.8 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 5,960 kW
スラスター推力

21,410 kg×2
16,960 kg×2
8,500 kg×2

総推力
93,740 kg
アポジモーター 38
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
開発 ベスパ
所属 ザンスカール帝国
パイロット クロノクル・アシャー
テンプレートを表示

『コンティオ』とは『機動戦士Vガンダム』の登場メカ

概要

ザンスカール帝国ベスパゾロアットの後継機として開発したモビルスーツ

このコンティオ最大の特徴は武装で、両肩に有線式のショットクローを装備し、相手の死角から変則的な攻撃を行うことが出来る。胴体部には3連装ビーム砲を内蔵し、3本のビーム兵器を収束束ねる事ができる。このビーム砲の仕様によりコクピットは背部あり、頭部下部(コクピットブロックをヘルメットを被せる形)に存在する。

カイラスギリー攻防戦にてクロノクル・アシャー大尉が試作機3機のうちの1号機に搭乗し、リガ・ミリティアのモビルスーツ部隊と交戦した。

帝国本国に帰還の際には先行量産機を含む4~7機になるコンティオ戦隊をクロノクル自身が隊長を務めて演習や交戦を繰り返すも、その操縦系は複雑なものとなり、効果的に使うにはパイロットにもかなりの熟練が要求された。作中では相手を追い詰めても撃墜には至らず、最もコンティオを使いこなしたクロノクルでさえも敵機を一度も落とす事は叶わずに被弾し、自身の機体はリガ・ミリティアが奪取したカイラスギリーのビッグキャノンのビーム砲を逸らすための爆発に使用された。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦G
DCの戦力として登場する。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ジュピトリアンの戦力として登場する。クロノクルの他ピピニーデンゴッドワルドゴズカテジナと名のあるパイロットがよく乗っていて印象に残る。序盤から登場するため大した性能ではないのだが、終盤にも出てくる。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
HPが高く意外なしぶとさを見せるが、攻撃力は平凡で苦戦はしない。
スーパーロボット大戦α外伝
前作で壊滅したジュピトリアンからティターンズマリーメイア軍が徴収して利用している。性能は並。未来世界でもムーンレィスが使用する他、上位機種のリグ・コンティオが登場。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
クロノクルやザンスカール兵が乗ってくる。

単独作品

新スーパーロボット大戦
宇宙編で登場。ネームドパイロットではゴズが乗る。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。

装備・機能

武装・必殺武器

胸部ビーム砲
胸部に3門内蔵しており、集束させる事も可能。
ビーム内蔵式ショットクロー
両肩に装備された多機能兵装で、メガ粒子砲、ビームサーベル、ビームクローとして使用可能。有線式で、本体から切り離す事でオールレンジ攻撃も可能。
有線式という特徴上、高速で動き回るモビルスーツの武器としては相性が悪く、撃墜に至らず決め手に欠く場面が多かった。
ビームシールド
ゾロアットの物を流用しており、左腕の側面から発生させる。
ビーム・サーベル
本機専用の特別品で、ワイヤーで飛ばす事もできる。
ビーム・ライフル
携帯火器。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

関連機体

リグ・コンティオ
コンティオの強化発展機。最大の特徴は、両肩のショットクローをオプション装備にした事による。
コンティオ(試作機)
その名の通り、コンティオの試作型。基本的な仕様は量産型と同じだが、ビームシールドが手首から発生するようになっている点が異なっている。SRW未登場。
ビヒモス
漫画版に登場したコンティオそっくりの機体。SRW未登場。

余談

  • 小説版ではクロノクルの最終搭乗機になっており、『コミックボンボン』に連載された漫画版では、「コンティオ」という名の機体は登場しないが、代わりに「ビヒモス」というそっくりな機体が登場している。
  • 「コンティオ」という機体名は、決して逆さ読みしてはいけない事でネタ的に有名である(一応、ラテン語で「民衆・集合」という意味があるのだが)。
    • 『Vガンダム』制作当時鬱状態だった富野由悠季監督は、当初スポンサーや上層部への嫌がらせを込めて機体にコンマオ(これも逆さ読み厳禁!)と名付けたのだが、その意図に気づいた周りのスタッフが富野監督を何とかなだめた結果、機体名がコンティオに決定したという逸話が有る。

商品情報

資料リンク