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+ | この時点でのプログラミングはまだ不完全であり、高熱を発するものには弱いという特徴がある。[[ビーム兵器]]やモビルスーツの高熱には敏感に反応している。その不完全さを利用して[[シーブック・アノー]]の[[ガンダムF91]]は両腕の[[ビームサーベル]]の回転と正確なヴェスバーの発砲、バグを破壊したことによる高熱でコロニー全てのバグを撃退に成功している。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | + | SRWでは初期から[[ラフレシア]]の武装として登場、『COMPACT』から単独ユニットでも登場する。 | |
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+ | *バグはどういうわけか、ネットでは'''「[[ビルギット・ピリヨ|ビルギット]]だけを殺す機械」'''という[[俗語・俗称|通称]]が広まってしまった。 | ||
+ | <!--劇場公開版では一般人が襲われるシーンがカットされて死者がビルギットのみと聞いたけど未確認--> | ||
+ | *2012年に公開されたアメリカ映画『バトルシップ』に登場する[[異星人]]の使用する円盤状の兵器が、「バグに似ている」と視聴者からネタにされることがある。 | ||
+ | **ちなみに、『バトルシップ』の円盤状の兵器は、バグと異なり(なぜか)人間を殺傷せずに機械や建造物の破壊だけを行う代物である。殺戮を目的としたバグと比較すると、人間に優しい(?)兵器である。 | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[[GUNDAM:バグ]] | ||
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2024年10月22日 (火) 19:29時点における最新版
バグ | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン |
富野由悠季(イメージラフ) 石垣純哉(第1稿) 大河原邦男(クリンナップ) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 自律式小型殺人兵器 |
生産形態 | 量産機 |
全長 |
3.9 m 3.0 m(直径) |
本体重量 | 1.6 t |
全備重量 | 3.2 t |
出力 | 750 kW×2 |
スラスター推力 |
375 kg×16
|
装甲材質 | チタン合金炭素繊維複合材 |
開発 | クロスボーン・バンガード |
所属 | クロスボーン・バンガード |
バグは『機動戦士ガンダムF91』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
クロスボーン・バンガードの自律式の無人殺人兵器。
本機は「親バグ」とも呼ばれる。円盤の外周に鋸状の突起が付いた様な形状をしており、人間の体内から排出された二酸化炭素や体温、すなわち「生体反応」を感知してその外周突起で切り刻む攻撃を行う。切り刻みは建造物やモビルスーツの装甲を容易く切り裂いてしまうほどの威力があるが、行動パターンが単純で回避動作もしないので、個々の迎撃は容易。しかし、その膨大な物量に任せて四方八方から襲い掛かってくるバグを全て迎撃しきることは難しく、ビルギット・ピリヨのヘビーガンが捌ききれずにバラバラにされ撃墜されている。
建物など親バグが入れない場所(または入ることが非効率的な場所)には「子バグ」と呼ばれる直径0.6mほどの小型機(こちらは円盤に刃状の突起が付いた物)を射出、侵入させ切り刻みと自爆による攻撃を行う。漫画版においては人体が真っ二つにされる・手足が引き千切れるなど、映画以上にグロテスクな殺戮が描かれている。
ザムス・ガルに秘密裏に搭載されており、運用テストとしてフロンティアIで使用された。
ビルギットの「人間だけを殺す機械かよ!」という台詞が有名だが、別にその他の物を破壊せずに迂回するといったことはしない。インプットされた命令的には「人間がいる可能性のある場所・物全てに攻撃せよ」ということなのだろう。もちろん、友軍であるクロスボーン・バンガードの機体は攻撃しないようにプログラミングされている。
この時点でのプログラミングはまだ不完全であり、高熱を発するものには弱いという特徴がある。ビーム兵器やモビルスーツの高熱には敏感に反応している。その不完全さを利用してシーブック・アノーのガンダムF91は両腕のビームサーベルの回転と正確なヴェスバーの発砲、バグを破壊したことによる高熱でコロニー全てのバグを撃退に成功している。
この無人機による虐殺を無作為の粛正と称したカロッゾ・ロナは「誰の良心も痛めることはない良い作戦」と語っており、機体のテストの結果が良好であれば、バグを月と地球に降下させる予定であったらしい。
『F91』以外の作品に登場するバグ[編集 | ソースを編集]
『機動戦士ガンダムUC』では最終盤で、未来を暗示させる1シーンにおいてバグが登場している。小説版『機動戦士Vガンダム』でもバグと思わしき物体が登場。漫画版・小説版『∀ガンダム』にもバグが登場している。しかも『∀』漫画版では「ハロに偽装する」という悪辣な使われ方がされている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
SRWでは初期からラフレシアの武装として登場、『COMPACT』から単独ユニットでも登場する。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。ラフレシアの武装「バグ」として登場。
- 第2次スーパーロボット大戦G、第3次スーパーロボット大戦、第4次スーパーロボット大戦、第4次スーパーロボット大戦S、スーパーロボット大戦F完結編
- 同じくラフレシアの武装「バグ」として登場。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- ラフレシアの武装「バグ援護攻撃」として登場。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今作ではクロスボーン・バンガードの貴族主義派が木星帝国に付いているため、木星帝国の兵器として登場。
- HPは低く特に苦戦はしないが、幾つかコロニーへの侵入を防ぐシナリオがある。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT
- ユニットとしての初登場作品。SSサイズでオーラバトラー以上の回避性能を持つが、HPは非常に低くバルカンでも撃墜できそうなほど。
- 射程が短いため一ヶ所にまとめやすいので、「必中」+MAP兵器で一掃するといい。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 終盤に登場する。前作と同じく、気力稼ぎ用のユニットに思われるが、回避率や命中率は高いので油断は禁物。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 終盤で大挙してネオジャパンコロニーに襲撃を掛ける。「独立して稼動する兵器」という共通項から、デューク・フリードは円盤獣を想起していた。
- 二軍ユニットの育成に打って付けの存在であるが、油断は禁物。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- ELSを殲滅する目的で射出される。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- エネミー専用ユニット。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 高速チェーンソー
- 外周に24基装備。モビルスーツの装甲すら切り裂くことが可能。
- 体当たり
- 『X-Ω』で使用。チェーンソーを回転させての体当たり。
- レーザートーチ
- 24門を内蔵している。完全版では、フロンティアIに住む父娘をこれで消し炭にするショッキングな描写がある。
- 子バグ
- 内部に3基搭載している小型のバグ。レーザー砲と爆薬、カッターを内蔵しており、親バグ同様切り刻んだりレーザーを発射したり、自爆する事で人間を殺傷する。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ザムス・ガル
- 艦首部(ガル・ブラウ)に搭載しており、合体用の部分から射出する。SRWではザムス・ガルの合体分離機構を再現していないこともあってか、武装には反映されていない。
- ラフレシア
- 原作では搭載していないので、召喚攻撃の一種になる。原作ではそもそも、ガル・ブラウが破壊されてバグが射出できなくなったのでラフレシアが出撃した。
- ピレスロイド
- 『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』に登場した無人殺傷兵器。攻撃方法がそっくりで、バグとの関連がネタになっている。SRWでは『V』と『X』に登場し、『X』では本当にラフレシアと共に現れる回がある。
余談[編集 | ソースを編集]
- バグはどういうわけか、ネットでは「ビルギットだけを殺す機械」という通称が広まってしまった。
- 2012年に公開されたアメリカ映画『バトルシップ』に登場する異星人の使用する円盤状の兵器が、「バグに似ている」と視聴者からネタにされることがある。
- ちなみに、『バトルシップ』の円盤状の兵器は、バグと異なり(なぜか)人間を殺傷せずに機械や建造物の破壊だけを行う代物である。殺戮を目的としたバグと比較すると、人間に優しい(?)兵器である。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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