「ジョン・コーウェン」の版間の差分

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:その後は登場せず、岡長官がガンダム試作2号機の件でコーウェンが罷免される事を予測し、ティターンズ幹部の面々の会話でコーウェンを失脚させる手筈は整った云々が出てきている事からガンダム試作2号機の件で失脚した可能性が高い。
 
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2024年9月20日 (金) 17:43時点における最新版

ジョン・コーウェン
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 渡部猛
デザイン 川元利浩
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 中年
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 第3地球軌道艦隊
役職 司令
軍階級 中将
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ジョン・コーウェンは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍中将。

地球連邦宇宙軍第3地球軌道艦隊司令を務め、ガンダム開発計画の責任者となる。原作では現場の将兵達への理解がある良識的な軍人として描かれているが、核兵器運用を主としたガンダム試作2号機の開発を命じた張本人にして武闘派の軍人である。

星の屑作戦ではコロニー落としを防ぐ為、ガンダム試作3号機を投じてまで事態の収拾を図るが、当時の上司たるジーン・コリニー提督(大将)と、穏健派ジャミトフ・ハイマンにより作戦指揮を剥奪される。最終的には一連の責任を負わされ、ジャミトフ一派により排斥された。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。ロンド・ベルの庇護者として登場。ストーリー中盤でティターンズの野望を察知して自身の身に何かあった際はエゥーゴのブレックスを頼れとの通信を送った。
その後、地上に現れたドレイク軍と交渉に向かう最中、大西洋で乗っていたミデアが爆発して行方不明となり、以後登場しなくなる
なお、カイによると「遺体は見つかっていないが、機体がバラバラで絶望的」で、以後の会話では完全に故人として扱われる。おそらく、ティターンズおよびティターンズと裏で手を組んだドレイク軍によって暗殺されたものと思われる
SRW初の「原作で死ななかったのにSRWでは必ず死ぬ版権キャラ」第1号である。なお第2号は三輪長官
スーパーロボット大戦F
『第4次』と同じくロンド・ベル寄りの連邦軍幹部として登場。
スーパーロボット大戦F完結編
ティターンズによってロンド・ベル反乱の責任を問われて失脚するが、本作では暗殺されずに終わり、ティターンズの衰退後に復帰し、エンディングでブライトと共にロンド・ベル解散の役目を担う。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
トリントン基地司令という立場で登場。岡長官イゴールと同じく反ティターンズの立場にあり、アーガマ隊をガンダム試作2号機奪還の任務に就かせて正規軍に編入した。
その後は登場せず、岡長官がガンダム試作2号機の件でコーウェンが罷免される事を予測し、ティターンズ幹部の面々の会話でコーウェンを失脚させる手筈は整った云々が出てきている事からガンダム試作2号機の件で失脚した可能性が高い。
なお、コーウェンは以降のαシリーズ作品には登場せず(一方、岡やイゴールは後のαシリーズ作品にも登場している)、階級が(原作の中将ではなく)准将へと格下げになっている等、扱いは悪い。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦DD
2024年9月のイベント「第3次スーパーロボット大戦ANOTHER Part1」より登場。シナリオNPC。

人間関係[編集 | ソースを編集]

エイパー・シナプス
部下。
ジャミトフ・ハイマン
彼の謀略により失脚。
SRWにおいては既にティターンズ総帥となっており、完全な政敵。
ジーン・コリニー
SRW未登場の地球連邦軍大将(提督)で、上司。コーウェン直属のアルビオン及びエイパー・シナプスの行動にも不快感を示しており、結果的にシナプスの独断専行が事態を混迷させたとしてコーウェンを拘束。シナプスを粛正・処刑させた。
バスク・オム
部下であるが、ジャミトフ派へ転じる。
SRWにおいては完全な政敵。
オサリバン
原作では、これといった絡みはない。
漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では、ガンダム開発計画において、利害の一致関係から互いに利用し合う形で、内密に計画を共に進める仲であった事が描かれている。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ブレックス・フォーラ
第4次』ではティターンズ台頭で身の危険を感じ、ロンド・ベル隊の行く末を案じたコーウェンが「ロンド・ベル隊に頼れ」と言った相手。
共に反ジャミトフという立場であるが、原作の宇宙世紀作品においてはどういう関係であったかは不明。
ブライト・ノア
F』『第4次』では部下で、『第4次』においてはブライトのロンド・ベル隊復帰に尽力し、彼を含めたロンド・ベルの面々に後事を託す。『α』でも協力者の立ち位置を担う。
アムロ・レイ
『第4次』ではブライト不在の中でロンド・ベルの指揮を執る彼を支援した。
トレーズ・クシュリナーダ
『F』では協力関係にあり、ティターンズの台頭で窮地に陥ったコーウェンを救った。
岡防衛長官
『α』では共にティターンズの創設に反対して反ティターンズの立場をとった。
シャピロ・キーツ
『α』では部下。シャピロ自身はコーウェンの方針に内心反発していた。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

秘書
『第4次』に登場した女性秘書。ブライトとの通信シーンに登場し、不在であるコーウェンからのメッセージを託した。
出番はその1シーンのみで個人名も存在しないが、専用の顔グラフィックが用意されていた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

OVA版[編集 | ソースを編集]

「戦争は終わったんだよ…。だが、あれ一発でまた何千万もの人が死ぬ。あれは使ってはならん兵器なのだ…」
第3話「出撃アルビオン」より。シナプス艦長と通信した際の締めの台詞。
もっとも、使ってはならん兵器」の開発を主導した責任者は他ならぬコーウェンなのだが。
ただし試作2号機が核装備を施されたのは、一年戦争においてジオン公国側が核兵器の使用を含めた南極条約違反行為を散々行ったことに対する抑止力としての面もあるため、コーウェンの思想が必ずしも異端というわけではない。
ちなみに核兵器の「開発・保有」までであるなら南極条約では認められている[1]
「一年戦争の教訓を活かした敵ながら見事なコロニー落としだ」
コロニーが地球に迫る中での地球連邦軍最高司令部「ジャブロー」の司令室で、呟いた一言。
良し悪しはともかく、「敵の行動が巧妙な物だった」と素直に褒め称えている。
「間に合わん。提督は何を考えている……」
上記の司令部で連邦軍の地球静止軌道艦隊の配置を見て。
連邦軍の地球静止軌道を守護する地球軌道艦隊がコロニー落下の阻止限界点を過ぎ去った場所に集結していてはコロニー落下阻止は不可能だったため、ジーン・コリニー大将の行動に不信感を持ったのだろう。実際はソーラ・システムが準備されていたが、コーウェンは知らなかった模様。
「て、提督」
ジャミトフ「フッ、完璧な囲みは敵に死力を尽くさせますからな」
「貴様などには聞いておらんッ! 提督、何をお考えです。いや、この状況を何に利用しようとしているのです。一刻も早く地球軌道艦隊を前面に……」
コロニー落とし阻止のためにジーン・コリニーの執務室に乗り込んだ際に。コリニー提督がシーマ・ガラハウと通話している姿を目撃して絶句。
ジャミトフの発言を無視してコリニーに地球軌道艦隊の全面展開による正攻法を主張するが、直後にジャミトフによって銃口を突きつけられ……
「ジャミトフ、貴様……。時間が無いのです。おかしな企みなどされず、攻撃を……何をする、放せッ! 提督! もう時間がないんだッ!」
ジャミトフに銃口を突き付けられても、臆することなくコリニーの説得を試みようとするが、今度は二名の警備兵により強引に室内から摘まみ出されてしまう。
この時には既にコリニーにはソーラ・システムによるコロニー破壊のプランがあったため、コーウェンの主張は煩わしいだけだった様だ。
「…この一撃こそ、歴史を変える」
最終話「駆け抜ける嵐」より。落ちゆくコロニーを見つめて呟いた台詞。
このコーウェンの言葉通り、デラーズ・フリートが挙行した「星の屑作戦」を契機に、ティターンズの台頭という形で歴史は進んでいく事になる…。

漫画版[編集 | ソースを編集]

「むぅ…AHA(アトミックヘヴィーアーマー)ジム・C(カスタム)の使用を…許可する」
戦術核を持って…事態を収拾する!!」
夏元雅人氏の漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』より。デラーズ・フリートのコロニー落としを止めるべく、切り札として何とアトミックバズーカを装備しているジム・カスタムを発進させる
AHAジム・Cとは、ある意味ガンダム試作2号機の母体となった機体であり、実はガンダム開発計画以前からザクⅠの核バズーカを研究発展していた事が明るみに出てしまうが、事態は一刻を争う状態だったので、なりふり構わず出し惜しみ無く使用している。もっとも上記の通り、核兵器の研究・開発だけなら(かなりアウト寄りではあるが)一応セーフではある。
本編ではあまり触れられなかった、コーウェンの負の部分を掘り下げた台詞である。

SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ミデア
第4次』にて(ただしセリフの中のみ)。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. デラーズは演説で試作2号機の存在を南極条約違反だとしたが、これは条約の(恐らく意図的な)曲解である。そしてデラーズ率いるデラーズ・フリートはこれを強奪した後に自分たちが使用するという明確な条約違反行為を行っている。

資料リンク[編集 | ソースを編集]