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カタログスペックではリーオーとほぼ同等の能力を有する事になっているが、同等の能力を有した機体が空を飛べるという事は「制空権の確保」を意味しており、広範囲への迅速な作戦展開や、編隊を組む形での3次元機動等が可能であった点は、戦術的においてかなりのアドバンテージとなっている為に、実際の戦闘力はリーオー以上であったと言える。この為、特に制限が無く各陣営に大量に配備されているリーオーと異なり、基本的にスペシャルズ(OZ)がほぼ独占しており、それ以外の組織には意図的に配備数が抑えられていた。 | カタログスペックではリーオーとほぼ同等の能力を有する事になっているが、同等の能力を有した機体が空を飛べるという事は「制空権の確保」を意味しており、広範囲への迅速な作戦展開や、編隊を組む形での3次元機動等が可能であった点は、戦術的においてかなりのアドバンテージとなっている為に、実際の戦闘力はリーオー以上であったと言える。この為、特に制限が無く各陣営に大量に配備されているリーオーと異なり、基本的にスペシャルズ(OZ)がほぼ独占しており、それ以外の組織には意図的に配備数が抑えられていた。 | ||
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:しかし正式加入までが長い上に[[飛行]]可能なこと以外に別段特筆すべき点がなく、とても主力となり得る様な性能ではない。更にチェーンガンが何故か[[ビーム兵器]]であるため、[[ヘビーメタル|HM]]に弾かれたりと散々である。しかも、愛を持って改造しても『F完結編』で永久離脱する。加入時点で[[二軍|倉庫番]]確定。 | :しかし正式加入までが長い上に[[飛行]]可能なこと以外に別段特筆すべき点がなく、とても主力となり得る様な性能ではない。更にチェーンガンが何故か[[ビーム兵器]]であるため、[[ヘビーメタル|HM]]に弾かれたりと散々である。しかも、愛を持って改造しても『F完結編』で永久離脱する。加入時点で[[二軍|倉庫番]]確定。 | ||
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:4連装のミサイルポッド。 | :4連装のミサイルポッド。 | ||
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:第4話で[[シェンロンガンダム]]を撃墜するためにエアリーズが2体がかりで撃とうとしたが、発射する前に返り討ちにされた上にビーム砲を強奪されてOZの輸送船の撃破に使われてしまった。 | :第4話で[[シェンロンガンダム]]を撃墜するためにエアリーズが2体がかりで撃とうとしたが、発射する前に返り討ちにされた上にビーム砲を強奪されてOZの輸送船の撃破に使われてしまった。 | ||
2024年4月19日 (金) 18:59時点における最新版
エアリーズ | |
---|---|
外国語表記 | Aries[1] |
登場作品 | |
デザイン | 石垣純哉 |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 空戦型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | OS-07AMS |
全高 | 16.9m |
重量 | 8.0t |
装甲材質 | チタニュウム合金 |
アビリティレベル |
|
開発 | OZ(ロームフェラ財団) |
所属 |
OZ 地球圏統一連合 |
主なパイロット |
ルクレツィア・ノイン ゼクス・マーキス ワーカー ミュラー |
エアリーズは『新機動戦記ガンダムW』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
黄道十二星座の「牡羊座」の名を冠する空戦特化型のモビルスーツ。
物語の序盤、リーオーやトラゴスと共にスペシャルズ(OZ)の主力機として活躍する。
機体概要[編集 | ソースを編集]
本機はOZが軍備の質的向上を目指し開発したモビルスーツの一つで、リーオーの空戦特化型の位置づけとなっており、機体の形式番号からも陸戦特化型のトラゴスと並行して開発が行われた事が伺われる。ロームフェラ財団のセイス・クラーク技師が開発を担当し、背部にはトールギスの流れを汲む大型のフライトユニットを装着し、熱核ロケット・ジェットエンジンを採用。脚部を折り畳む簡易変形機能による飛行形態をとなる事で、増槽等を破棄し戦域を全速で離脱するジェット戦闘機に対しても遥か後方から軽々と追いつく程の優れた機動性を獲得すまでに至っている。基本武装は実弾式の携行機関砲である「チェーンライフル」で、他にも翼下に懸架可能な「ミサイルポッド」も有し、これらの威力は決して高いとは言えないものの、同時使用が可能である為、総合的に見ればリーオーよりも高い火力を発揮可能となっている。しかし、汎用性の低さ(大火力兵器が使用できない、カスタマイズができない)、リーオー以下の陸戦能力、通常装備なら一瞬で高高度まで急上昇可能だが重武装を搭載すると過重量から急上昇が不可能になる等、特化型故の弱点も有しており、宇宙用ビーム砲(後にトーラスの標準装備として採用される事になる「ビームカノン」の原型)を一度使おうとした際も、2機のエアリーズによる運用で無ければ使用出来ない程であった。
カタログスペックではリーオーとほぼ同等の能力を有する事になっているが、同等の能力を有した機体が空を飛べるという事は「制空権の確保」を意味しており、広範囲への迅速な作戦展開や、編隊を組む形での3次元機動等が可能であった点は、戦術的においてかなりのアドバンテージとなっている為に、実際の戦闘力はリーオー以上であったと言える。この為、特に制限が無く各陣営に大量に配備されているリーオーと異なり、基本的にスペシャルズ(OZ)がほぼ独占しており、それ以外の組織には意図的に配備数が抑えられていた。
「ガンダム」が登場するまでの軍備で、陸のトラゴス、空のエアリーズ、海のキャンサーの一角を担った。しかし、主戦場が宇宙に移行していき、更には本機にも匹敵する空戦能力を備え宇宙でも運用可能なトーラスが活躍する様になってからは、徐々に生産も行われなくなっていき、その地位を譲る事になっている。
機体色は、黒(OZ一般機)、モスグリーン(OZ指揮官機)、灰青(地球圏統一連合)が確認されている。
劇中の様相 [編集 | ソースを編集]
物語の序盤より既に活躍しており、その高い空戦能力や機動性からも連合、スペシャルズ(OZ)内では最高クラスの性能を持ったモビルスーツとして扱われていた。しかし、敵対するコロニーの送り込んだガンダムのターゲットとしてはリーオーと同レベルに分類される機体でしかない代物として扱われ、機動性に優れるとは言えガンダムやトールギスとの機動性の差にはほぼ成す術が無く、特にガンダニュウム合金を採用しているガンダムを相手には、攻撃の殆どが通用しておらず、リーオーやトラゴスと同様にやられメカの烙印を押される事になっている。しかし、OZのオペレーション・デイブレイクの際には、その機動力で連合軍のリーオー部隊を圧倒しており、分かり辛いがその時はゼクス・マーキスもエアリーズに搭乗して出撃している。
物語の中盤では、ルクレツィア・ノインの教え子であるミュラーが搭乗。部下の搭乗する僚機のエアリーズと共に地球圏統一連合軍の制圧作戦を担っているが、降伏した無抵抗の兵士達を相手に「粛清」としてモビルスーツの武装で攻撃する等、増長の極みに達する形で虐殺を展開しているが、それを止めようとしたゼクスの横槍によって僚機がやられた事に逆上したミュラーは、ゼクスのトールギスに特攻に近い形で無謀な攻撃を仕掛けるも、ビームサーベルを装備していたトールギスに真っ二つにされる形で返り討ちとなり、ミュラーも戦死した。後半に差し掛かると、OZがデルマイユ派とトレーズ派に分裂し、財団主導でモビルドールの生産が本格化。オペレーション・ノヴァ以降にてビルゴが大量配備されると、かつて地球圏統一連合のリーオーを圧倒したトレーズ派のエアリーズも太刀打ち出来る戦力ではなくなり、急速に旧式化した。
ガンダムのパイロットでは、自らの戦う意義を見失っていたカトル・ラバーバ・ウィナーが、迷いを吹っ切った際にOZから強奪。リーオーでビルゴ部隊と戦い窮地に追い込まれたヒイロ・ユイの元に駆けつけ、同じく駆けつけてきたルクレツィア・ノイン率いるサンクキングダム軍から受け取ったウイングガンダムのバスターライフルでビルゴを撃退するという予想外な活躍を見せている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
リーオーやトーラスと比べるとSRWへの参戦率は低め。『Endless Waltz』に登場していないことが響いている。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦F
- 本作には統一連合の灰青カラーのみ登場する。
- ノイン機が中盤でスポット参戦し、後半でロンド・ベルに加わる他NPCとしても登場。
- しかし正式加入までが長い上に飛行可能なこと以外に別段特筆すべき点がなく、とても主力となり得る様な性能ではない。更にチェーンガンが何故かビーム兵器であるため、HMに弾かれたりと散々である。しかも、愛を持って改造しても『F完結編』で永久離脱する。加入時点で倉庫番確定。
- おまけにPS版では設定ミスにより加入時点でフル改造済(=それ以上強化できない)なのに能力値は無改造状態というあんまりな仕打ちを受けている。幸い完結編に移行すればちゃんとフル改造状態の能力になるが、ほどなくして離脱するのは変わらず。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 引き続き自軍に在籍しているが、唯でさえ微妙な性能(『F』から多少強化されてはいる)を有しているのに敵のインフレがどんどん進むのでとても戦力には勘定できない。おまけに本作序盤は宇宙マップが続くのに宇宙B。そして地上へ降りる前にノイン共々永久離脱する。余りにも不遇。
- ノイン機離脱後にレディ・アンが乗ってNPCとして参戦するマップもある。このレディ機は基本性能の高い強化仕様だが、武器はノイン機と同じであるため総合的な強さはお察しである。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 序盤ゼクスが数機引き連れてくる。それ以降も度々登場するが中盤を過ぎたあたりで見なくなる。なお、今回はノインが最初からトーラスに乗っているため、彼女には乗ってもらえない。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 敵ユニットとして、一般機とモスグリーンの指揮官機が登場。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 一般機のみ登場。アレックスとミュラーも搭乗するが、イベントのみで戦闘はしない。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。なぜか原作で使用していないビームサーベルやビームライフルを持つ。出番は宇宙編第23話のみで性能も低い。敵増援として登場するため、リーオーをV2ガンダムのマップ兵器版光の翼でまとめて撃墜すると、登場しない可能性もあり、ロボットデータに登録されないことに注意。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦リンクバトラー
- 中距離武器で地道に削る事もできるが、根本的に火力が低く、直撃でも余り大きいダメージを与えられない為、今一使い辛いが、運用次第では戦力にならない事もない。『64』本編では正式入手できないのに登場している珍しい機体。
- スーパーロボット大戦64
- 『W』の原作再現が多いため、やっと普通に敵として出てくる。ただしトラゴスがいるのにリーオーがいないという妙な選出。ダメージが高めの仕様のため、運動性が多分リーオー代わりのマラサイより高い事と相まってちょっと鬱陶しい。原作の様に無改造の「ガンダム」単機で突っ込んでいくとあっさり撃墜される。後半、トレーズ・クシュリナーダ邸での防衛戦ではヒイロ搭乗のエアリーズがスポット参戦、しっかり改造されており活躍してくれる。
関連作品[編集 | ソースを編集]
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- チェーンライフル
- 標準携行火器。特筆すべき点は無い。
- 本来は実弾式のライフルなのだが『F』では何故かビーム兵器扱いで、ビームコートやオーラバリアに弾かれてしまう。
- ちなみにチェーンライフルという名称自体は造語だが、実在する銃火器に外部動力と機関部をチェーンで繋いで動作させる「チェーンガン」というものが存在する。恐らくはこのチェーンガン方式を駆動に採用したライフル銃ということなのだろう。名前の似たキングゲイナーの「チェンガン」とは由来が異なる(あちらは「チェーンソー」から)。
オプション装備[編集 | ソースを編集]
- ミサイルポッド
- 4連装のミサイルポッド。
- 宇宙用ビーム砲
- その名の通り、宇宙での使用を前提とした火器であり、地上で撃つと十分な放熱ができずに故障してしまう。後に改良されてトーラスのビームカノンとして完成するため、そもそもエアリーズ用の装備として作られたものではない可能性がある。SRW未登場。
- 第4話でシェンロンガンダムを撃墜するためにエアリーズが2体がかりで撃とうとしたが、発射する前に返り討ちにされた上にビーム砲を強奪されてOZの輸送船の撃破に使われてしまった。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- ミュラーによる連合軍残党の虐殺劇
- OZの二級特尉であるエリートパイロット、ミュラーの搭乗した機体は、1話限りであるが、「ブルーエンジェル」のコードネームで、教官であるルクレツィア・ノインを上回る活躍を同僚のアレックスの駆るキャンサーと共に見せている。OZに抵抗を続ける連合軍が降伏意思を見せても、「粛清」と称して攻撃を繰り返す残虐非道さを見せつけており、まさにOZの負の面を強調させていたが、最後は逆上してゼクスのトールギスに攻撃を仕掛けた結果、ビームサーベルで真っ二つにされて返り討ちに遭うという、あっけない最後を迎えた。
- バスターライフル使用
- 地球に降りたヒイロはOZトレーズ派とともにリーオーでなおも戦い続ける。戦場で孤立したところをカトルのエアリーズが駆け付け、ノインとサリィが落としてくれたウイングガンダムのバスターライフルを一緒に使って敵を殲滅、危機を脱した。なお想定されていない大火力の武器の使用であるが、発射の反動による故障などは無いようである。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- リーオー
- 本機開発の技術の下地となっている。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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