「ガンダムシュピーゲル」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
ネオドイツの神出鬼没な[[モビルファイター]]、[[シュバルツ・ブルーダー]]の機体。頭部はドイツ陸軍の鉄兜をモチーフとしている。
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ネオドイツ代表・神出鬼没の覆面[[ガンダムファイター]]、[[シュバルツ・ブルーダー]]が駆る[[モビルファイター]]。頭部はドイツ陸軍の鉄兜をモチーフとしている。
  
ゲルマン流忍術を使用して戦う。優れた適応能力で、あらゆる条件下で最大の力を発揮出来る。「シュピーゲル」とは鏡を意味し、その名のとおり周囲の風景に同化する[[忍者]]のような機体である。
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シュバルツのゲルマン流忍術をトレースして戦う。そのため武装も苦無や投網等の忍具をモチーフとしている。また優れた適応能力を誇り、あらゆる条件下で最大の力を発揮出来る。「シュピーゲル」とはドイツ語で「鏡」を意味し、その名のとおり周囲の風景に同化する[[忍者]]のような機体である。
  
 
ランタオ島での最終決戦で[[キョウジ・カッシュ]]の魂を食らい暴走を続ける[[デビルガンダム (第2形態)]]を止めるべく、単身突撃。デビルガンダムの猛攻の前に四肢を吹き飛ばされるが、シュバルツは大破寸前に脱出し、デビルガンダムのコックピットに到達。それを見届けたかのように爆炎の中に消えた。
 
ランタオ島での最終決戦で[[キョウジ・カッシュ]]の魂を食らい暴走を続ける[[デビルガンダム (第2形態)]]を止めるべく、単身突撃。デビルガンダムの猛攻の前に四肢を吹き飛ばされるが、シュバルツは大破寸前に脱出し、デビルガンダムのコックピットに到達。それを見届けたかのように爆炎の中に消えた。
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自軍に本格参戦して使用できるシリーズは少ない。スポット参戦、もしくはイベントのみの場合が多く、[[シュバルツ・ブルーダー|シュバルツ]]共々[[スパロボ補正]]を受ける事が少ない不遇な機体。
 
自軍に本格参戦して使用できるシリーズは少ない。スポット参戦、もしくはイベントのみの場合が多く、[[シュバルツ・ブルーダー|シュバルツ]]共々[[スパロボ補正]]を受ける事が少ない不遇な機体。
  
自軍に参戦した場合は[[合体攻撃]]こそないもののバランスのいい武器と[[分身]]を持つ優良な機体である。
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自軍に参戦した場合は[[合体攻撃]]こそないもののバランスのいい武器と[[分身]]を持つ優良な機体。しかし武器の射程が総じて短いのと、切り払い対象の武器がそこそこあるのが玉に瑕ではある。
 
 
ただ、近年のスパロボの傾向を考えると、(格闘系の機体なので当然とも言えるが)武器の射程が総じて短いのと、切り払い対象の武器がそこそこあるのが玉に瑕ではある。
 
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
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:シナリオ「[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の陰謀」において味方として[[スポット参戦]]する。削り役を任せたくなる火力を持つが、シュバルツの[[技量]]値が非常に高いので[[クリティカル]]発生を前提にダメージを計算した方が良いかも知れない。
 
:シナリオ「[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の陰謀」において味方として[[スポット参戦]]する。削り役を任せたくなる火力を持つが、シュバルツの[[技量]]値が非常に高いので[[クリティカル]]発生を前提にダメージを計算した方が良いかも知れない。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
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:中盤で味方増援として登場し、以後[[ロンド・ベル]]に加入するが、イベントで永久離脱するので[[改造]]・育成はしない方がいい。
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:中盤で味方増援として登場し、以後[[ロンド・ベル]]に加入するが、イベントで永久離脱してしまう。[[改造]]・育成はせず、削りとしての運用に留めておいた方がいい。
:それ以前にシュバルツが命中系の[[精神コマンド]]を覚えない上、本作は敵機体の性能インフレが激しいため、『F』仕様の機体性能でしかないシュピーゲルでは活躍できない。しかもシュツルム・ウント・ドランクは[[切り払い]]対象である。シュバルツの能力値が鬼なので、当たりさえすれば大ダメージを与えられるのだが。
+
:シュバルツ自体は恐ろしく強いのだが、敵機体の性能インフレが激しい本作において、『F』仕様の機体性能でしかないシュピーゲルでは活躍させにくい。ファティマとミノフスキークラフトを装備し、運動性の低さと対空攻撃手段をフォローしておこう。幸いにも地上ルートではMSやオーラバトラーを相手にする機会が殆どなく、機械獣や戦闘獣ばかりのため、命中率や敵の[[切り払い]]を気にする必要はない。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:本作ではシュバルツ&キョウジが忍者繋がりで[[飛影]]に救助され、条件を満たしていた場合に限り第3部から使用可能となる<ref>救出イベントは条件を満たしていたか否かに関わらず必ず発生するため、キャラ自体は死亡しない。</ref>
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:本作ではシュバルツ&キョウジが忍者繋がりで[[飛影]]に救助され、条件を満たしていた場合に限り第3部から使用可能となる<ref>救出イベントは条件を満たしていたか否かに関わらず必ず発生するため、キャラ自体は死亡しない。</ref>。確実に仲間にしたければシュバルツを敵と戦闘させなければいい。高い運動性に[[分身]]、燃費が良く比較的強力な武器、シュバルツ本人の強さや特殊技能「[[忍者]]」により、かなりの高性能…と言うよりGガン系機体では改造込みで最強と言っても遜色ない性能になっている。戦闘アニメーションも総じて良く動き、シュバルツ共々歴代で一番扱いが良いかもしれない。
:確実に仲間にしたければシュバルツを敵と1回も戦闘させなければ大丈夫。
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:初期状態では[[ゴッドガンダム]]と比べると[[運動性]]と[[限界反応]]が多少上回る以外では劣るが、[[移動力]]が8と非常に高く、[[改造]]段階が最大'''12'''と高め(ゴッドは8段階)なことからフル改造時は全性能で上回り、更にはパーツスロット3なので、改造を施せば最終ステージを含むほとんどのステージを単騎クリア可能なほど強い。最強武器のシュツルム・ウント・ドランクは[[EN]]消費40攻撃力4000越え、フル改造比では[[ゴッドガンダム]]の天驚拳より少し低い程度の攻撃力と十分に高く、しかもV-UPユニットも活用できる範囲。但し致命的な問題として、終盤では雑魚を含む、敵の切り払いにすこぶる弱い(特に隠しステージは雑魚すら防御持ちばかり)のに、シュバルツが必中を覚えない(奇襲はある)。閃き・集中すらないので改造しなければ使い勝手は悪い。アイアンネット(最弱武器)が切り払い対象外なのでこれを活用したいが、射程3までしかなく8発のみ、また最長射程5と短めなので反撃が難しい。
:高い運動性に[[分身]]、燃費が良く強力な武器、シュバルツの特殊技能「[[忍者]]」によりかなり高性能、と言うよりGガン系機体では最強と言っても遜色ない性能になっている。
 
:初期状態では[[ゴッドガンダム]]と比べると[[運動性]]と[[限界反応]]が多少上回る以外では劣るが、[[移動力]]が8と高く、何より[[改造]]段階が最大'''12'''と非常に高い(ゴッドは8段階)ことからフル改造時は全性能で上回り、更にはパーツスロットも3あるため、フル改造を施せば最終ステージを含むほとんどのステージを単騎クリア可能なほど強い。必殺技のシュツルム・ウント・ドランクは[[EN]]消費40で、フル改造すると[[ゴッドガンダム]]の天驚拳よりやや低い程度の威力になる。隠しステージ含む終盤では、(雑魚を含む)敵の切り払いによってシュツルム・ウント・ドランクを当てにくくなるが、幸いにもアイアンネットが切り払い対象外なのでこれを活用しよう。
 
:総じて本作ではシュバルツ共々歴代で一番扱いが良いと言えるだろう。
 
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}
 
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:完全なスポット参戦。その分強いが、コイツに撃墜数と[[経験値]]をやる訳にはいかないので、削り役囮役に徹することに。
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:第8話の分岐で地上ルートを選ぶと、打ち上げイベント後に[[スポット参戦]]。以降登場する第17話ギアナ高地ルートおよび第19話ではイベント戦闘で出番が終了してしまうため、ルート限定かつ1話しか使用できないレア機体。流石に経験値は積極的に与えられないため、削り役兼囮役に徹することになる。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
::立場はほぼA同様。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』から戦闘アニメが多く流用されている本作だが、当機は『MX』に出ていないので『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』のものがベースにアレンジされている。
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::[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』から戦闘アニメが多く流用されている本作だが、当機は『MX』に出ていないので『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』のものがベースにアレンジされている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}
 
:スポットどころかイベントユニット。そもそも『Gガンダム』という作品自体の扱いが悪い。
 
:スポットどころかイベントユニット。そもそも『Gガンダム』という作品自体の扱いが悪い。
  
=== VXT三部作​ ===
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=== VXT三部作 ===
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
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:[[ブロッケン伯爵]]の[[特殊戦闘台詞]]で[[ブロッケン伯爵#戦闘台詞|名前のみ言及]]。
 
:[[ブロッケン伯爵]]の[[特殊戦闘台詞]]で[[ブロッケン伯爵#戦闘台詞|名前のみ言及]]。
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==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 
;シュピーゲルブレード
 
;シュピーゲルブレード
:両腕に装備された刃。普段は肘の後ろに伸びており、有事においてトンファーのように展開する、本機の主要武器。
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:両腕に装備された刃。普段は肘の後ろに伸びており、有事においてトンファーのように展開する、本機の主要武器。ネオドイツ製ながら日本刀の鍛造ノウハウが採り入れられており、思いの外鋭い切れ味を誇る。
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:『IMPACT』では二度斬りつけた後、シュバルツの「'''どうした!どうした!どうしたぁ!!'''」の烈帛とともに滅多斬りにし、蹴りで間合いを離してからトドメの二刀を放つという凝ったアニメーションとなっている。
 
;アイアンネット
 
;アイアンネット
:腕から網を発射して相手を絡める。実はシャイニングフィンガーをも押さえつけられる。
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:腕から金属網を発射して相手を絡める。ピンク色に光っているため一見ビームネットに見えるが、これは表面に施された対ビームコーティングによるもので、実態は名称通り鋼鉄ないしはそれ以上の強度の金属製であり、シャイニングフィンガーをも押さえつけられる。敵機を絡めた後に高圧電流を通電させて追撃することも可能で、SRWではこの通電攻撃が採用されている。
:P属性で有射程の武器となっている。
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:P属性で有射程の武器となっており、シュピーゲルの武器で唯一切り払いの対象にならない。
 
;メッサーグランツ
 
;メッサーグランツ
:ナイフ(くない)を連続して投げ付ける。
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:爆薬が内蔵された苦無手裏剣。
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:旧シリーズでは苦無の表現が難しかったのか黄色い光弾を投射しており、'''無限に撃てる'''。
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:『IMPACT』では数発を投げた後に両手指に挟んだ苦無を「'''それそれそれそれぇ!!'''」のシュバルツの烈帛とともに無数に投げる。命中して爆発する寸前、苦無が山のように突き刺さりハリネズミの如き姿となった敵機が一瞬映される。
 
:本機の最大射程武器。『X-Ω』ではシューター版の通常攻撃。
 
:本機の最大射程武器。『X-Ω』ではシューター版の通常攻撃。
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;シュツルム・ウント・ドランク
 
;シュツルム・ウント・ドランク
:シュピーゲルブレードを展開し、機体が独楽のように回転して相手に体当たりする技。
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:シュピーゲルブレードを展開し、片脚立ちから機体を独楽のように高速回転させて突撃、相手を斬り刻む必殺技。
:なおこの語は[[ドイツ語]]で「疾風怒涛」を意味し、一般的には18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動を指す。
 
 
:他のMFに比べて必要気力が少なめなのが特徴。
 
:他のMFに比べて必要気力が少なめなのが特徴。
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:なおこの語は[[ドイツ語]]で「疾風怒涛」を意味し、一般的には18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動を指す。「シュツルム」と「シュトゥルム」で表記揺れがあり、劇中の発音や古い資料・ゲームでは「シュツルム」が多いが、近年のゲームなどでは「シュトゥルム」となっている場合もある。SRWでは一貫して「シュツルム」と表記。
 
:ちなみにときた洸一版の漫画では「シュトゥルム・エクスプロズィオーン」という名称がつけられていた(後の復刻版では上記の名称に変更されている)。
 
:ちなみにときた洸一版の漫画では「シュトゥルム・エクスプロズィオーン」という名称がつけられていた(後の復刻版では上記の名称に変更されている)。
 
;メッサーグランツ(コンボ)
 
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:[[切り払い]]を発動。
 
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;[[分身]]
 
;[[分身]]
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:忍者ガンダムならではの能力。原作でも幾度か披露している。
 
;[[隠形]]
 
;[[隠形]]
:[[新スーパーロボット大戦|新]]のみの能力。
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:[[新スーパーロボット大戦|新]]』のみ採用。実質上の[[分離|単分離]]であり、パイロットの[[シュバルツ・ブルーダー]]自身が生身で戦闘を継続する。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
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=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;[[分身]]発生率+10%
 
;[[分身]]発生率+10%
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
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:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。ただし、上述したようにスポット参戦限定のため活かせる場面がない。
  
 
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==

2024年11月8日 (金) 00:54時点における最新版

ガンダムシュピーゲル
外国語表記 Gundam Spiegel[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 新スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルファイター
生産形態 ワンオフ機
型式番号 GF13-021NG
全高 16.3 m
重量 7.3 t
動力 核融合炉
装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
レアメタルハイブリッド多層材
バトルポイント
22.31
速さ
24.06
攻撃力
26.62
守備力
24.58
索敵能力
23.02
適応能力
29.16
総計
149.75
開発 ネオドイツ
所属 ネオドイツ
ガンダムファイター シュバルツ・ブルーダー
テンプレートを表示

ガンダムシュピーゲルは『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

ネオドイツ代表・神出鬼没の覆面ガンダムファイターシュバルツ・ブルーダーが駆るモビルファイター。頭部はドイツ陸軍の鉄兜をモチーフとしている。

シュバルツのゲルマン流忍術をトレースして戦う。そのため武装も苦無や投網等の忍具をモチーフとしている。また優れた適応能力を誇り、あらゆる条件下で最大の力を発揮出来る。「シュピーゲル」とはドイツ語で「鏡」を意味し、その名のとおり周囲の風景に同化する忍者のような機体である。

ランタオ島での最終決戦でキョウジ・カッシュの魂を食らい暴走を続けるデビルガンダム (第2形態)を止めるべく、単身突撃。デビルガンダムの猛攻の前に四肢を吹き飛ばされるが、シュバルツは大破寸前に脱出し、デビルガンダムのコックピットに到達。それを見届けたかのように爆炎の中に消えた。

なお、設定上言及されていないが、デビルガンダム (第1形態)との交戦後はパイロットと同様に、DG細胞によって修復されたのではないかとの説もある。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

自軍に本格参戦して使用できるシリーズは少ない。スポット参戦、もしくはイベントのみの場合が多く、シュバルツ共々スパロボ補正を受ける事が少ない不遇な機体。

自軍に参戦した場合は合体攻撃こそないもののバランスのいい武器と分身を持つ優良な機体。しかし武器の射程が総じて短いのと、切り払い対象の武器がそこそこあるのが玉に瑕ではある。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦F
シナリオ「DCの陰謀」において味方としてスポット参戦する。削り役を任せたくなる火力を持つが、シュバルツの技量値が非常に高いのでクリティカル発生を前提にダメージを計算した方が良いかも知れない。
スーパーロボット大戦F完結編
中盤で味方増援として登場し、以後ロンド・ベルに加入するが、イベントで永久離脱してしまう。改造・育成はせず、削りとしての運用に留めておいた方がいい。
シュバルツ自体は恐ろしく強いのだが、敵機体の性能インフレが激しい本作において、『F』仕様の機体性能でしかないシュピーゲルでは活躍させにくい。ファティマとミノフスキークラフトを装備し、運動性の低さと対空攻撃手段をフォローしておこう。幸いにも地上ルートではMSやオーラバトラーを相手にする機会が殆どなく、機械獣や戦闘獣ばかりのため、命中率や敵の切り払いを気にする必要はない。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦IMPACT
本作ではシュバルツ&キョウジが忍者繋がりで飛影に救助され、条件を満たしていた場合に限り第3部から使用可能となる[2]。確実に仲間にしたければシュバルツを敵と戦闘させなければいい。高い運動性に分身、燃費が良く比較的強力な武器、シュバルツ本人の強さや特殊技能「忍者」により、かなりの高性能…と言うよりGガン系機体では改造込みで最強と言っても遜色ない性能になっている。戦闘アニメーションも総じて良く動き、シュバルツ共々歴代で一番扱いが良いかもしれない。
初期状態ではゴッドガンダムと比べると運動性限界反応が多少上回る以外では劣るが、移動力が8と非常に高く、改造段階が最大12と高め(ゴッドは8段階)なことからフル改造時は全性能で上回り、更にはパーツスロット3なので、改造を施せば最終ステージを含むほとんどのステージを単騎クリア可能なほど強い。最強武器のシュツルム・ウント・ドランクはEN消費40攻撃力4000越え、フル改造比ではゴッドガンダムの天驚拳より少し低い程度の攻撃力と十分に高く、しかもV-UPユニットも活用できる範囲。但し致命的な問題として、終盤では雑魚を含む、敵の切り払いにすこぶる弱い(特に隠しステージは雑魚すら防御持ちばかり)のに、シュバルツが必中を覚えない(奇襲はある)。閃き・集中すらないので改造しなければ使い勝手は悪い。アイアンネット(最弱武器)が切り払い対象外なのでこれを活用したいが、射程3までしかなく8発のみ、また最長射程5と短めなので反撃が難しい。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
第8話の分岐で地上ルートを選ぶと、打ち上げイベント後にスポット参戦。以降登場する第17話ギアナ高地ルートおよび第19話ではイベント戦闘で出番が終了してしまうため、ルート限定かつ1話しか使用できないレア機体。流石に経験値は積極的に与えられないため、削り役兼囮役に徹することになる。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
MX』から戦闘アニメが多く流用されている本作だが、当機は『MX』に出ていないので『IMPACT』のものがベースにアレンジされている。
スーパーロボット大戦J
スポットどころかイベントユニット。そもそも『Gガンダム』という作品自体の扱いが悪い。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦T
ブロッケン伯爵特殊戦闘台詞名前のみ言及

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
初登場作品。スポット参戦だが、隠しマップ「狂気の力」でも仲間になる。当作品のみ「隠形」という特殊能力があり、撃墜されると生身のシュバルツになる。
(ガンダムシュピーゲルだけの問題ではないが)中盤のデスアーミー軍団と戦うシナリオで、射程が短いため、敵のターンでは回避→反撃不能(または、メッサーグランツで少し削るだけ)が頻発するので、時間を大いに浪費するのが難点と言えば難点。回避や防御を選択すれば良いと思うかもしれないが、その時、(シュバルツが第3勢力扱いのため)反撃コマンドの選択は不可能となっている。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
ルートによっては、最後まで仲間にいる。……のだが、ギアナ高地編で一旦離脱すると、再度仲間に来る際は前回の改造が無駄になっているので育てる人は注意したい。
スーパーロボット大戦X-Ω
2018年3月のイベント「サクラ大戦 帝都遙かなり」にて実装。SSRファイター。チーム全体に強力なバフを与えるアビリティ「覆面の裏に隠された心」が魅力。
アリーナでは、ファイターバフの「ゲルマン流忍術」と、自身と1マス後方の味方を強化する「覆面の裏に隠された心」で味方を支援するサポート役。貴重なファイターバフ持ちであるが非大器ゆえ性能自体は並であり防御面も分身とEXアビリティ「隠密」によるステルス能力が頼りとなる。
2019年9月のイベント「我道」では報酬ユニットとしてSSRシューターが追加。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘 / シュピーゲルストライク
格闘を行う。
旧シリーズでは「シュピーゲルストライク」名義。現在では「格闘」の名称で実装されている。

武装[編集 | ソースを編集]

シュピーゲルブレード
両腕に装備された刃。普段は肘の後ろに伸びており、有事においてトンファーのように展開する、本機の主要武器。ネオドイツ製ながら日本刀の鍛造ノウハウが採り入れられており、思いの外鋭い切れ味を誇る。
『IMPACT』では二度斬りつけた後、シュバルツの「どうした!どうした!どうしたぁ!!」の烈帛とともに滅多斬りにし、蹴りで間合いを離してからトドメの二刀を放つという凝ったアニメーションとなっている。
アイアンネット
腕から金属網を発射して相手を絡める。ピンク色に光っているため一見ビームネットに見えるが、これは表面に施された対ビームコーティングによるもので、実態は名称通り鋼鉄ないしはそれ以上の強度の金属製であり、シャイニングフィンガーをも押さえつけられる。敵機を絡めた後に高圧電流を通電させて追撃することも可能で、SRWではこの通電攻撃が採用されている。
P属性で有射程の武器となっており、シュピーゲルの武器で唯一切り払いの対象にならない。
メッサーグランツ
爆薬が内蔵された苦無手裏剣。
旧シリーズでは苦無の表現が難しかったのか黄色い光弾を投射しており、無限に撃てる
『IMPACT』では数発を投げた後に両手指に挟んだ苦無を「それそれそれそれぇ!!」のシュバルツの烈帛とともに無数に投げる。命中して爆発する寸前、苦無が山のように突き刺さりハリネズミの如き姿となった敵機が一瞬映される。
本機の最大射程武器。『X-Ω』ではシューター版の通常攻撃。

必殺技[編集 | ソースを編集]

シュツルム・ウント・ドランク
シュピーゲルブレードを展開し、片脚立ちから機体を独楽のように高速回転させて突撃、相手を斬り刻む必殺技。
他のMFに比べて必要気力が少なめなのが特徴。
なおこの語はドイツ語で「疾風怒涛」を意味し、一般的には18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動を指す。「シュツルム」と「シュトゥルム」で表記揺れがあり、劇中の発音や古い資料・ゲームでは「シュツルム」が多いが、近年のゲームなどでは「シュトゥルム」となっている場合もある。SRWでは一貫して「シュツルム」と表記。
ちなみにときた洸一版の漫画では「シュトゥルム・エクスプロズィオーン」という名称がつけられていた(後の復刻版では上記の名称に変更されている)。
メッサーグランツ(コンボ)
『X-Ω』シューター版の必殺スキル。アイアンネットで敵の動きを止めてからメッサーグランツを投げつける。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動。
分身
忍者ガンダムならではの能力。原作でも幾度か披露している。
隠形
』のみ採用。実質上の単分離であり、パイロットのシュバルツ・ブルーダー自身が生身で戦闘を継続する。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

分身発生率+10%
A PORTABLE』で採用。ただし、上述したようにスポット参戦限定のため活かせる場面がない。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「FLYING IN THE SKY」
前期オープニング。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

シャイニングガンダム
新宿でのデビルガンダム軍団との戦闘が終わって間もない頃、自分の未熟さを認められないドモンは、シュバルツにガンダムファイトを申し込む。だが、ファイトは終始、シュピーゲルのペースであり、シャイニングの切り札であるスーパーモードも発動できず、シュバルツの情けで中断された。
マスターガンダム
ギアナ高地での戦い。怒りのスーパーモードの隙を突き、ドモンにトドメを刺そうとした東方不敗だったが、その一撃はシュバルツに阻まれる。手刀の直撃をコクピットに受けながらもマスターガンダムの腕一本を奪うがダメージは大きく、シュバルツも戦闘不能になってしまう。
ゴッドガンダム
決勝リーグで負け無し同士の最終戦にしてデスマッチ。レイン不在によるゴッドの整備不良から優位に立つが、ドモンとレインの和解による応急修理に時間を与える。必殺技同士の激突の末、石破天驚拳の前に敗北した上、時限爆弾の爆発でさらなるダメージを負うことに。
デビルガンダム
ランタオ島での戦いにおいて、デビルに向かっていくシュピーゲルであるが、デビルの弾幕で爆散してしまう。しかし、寸前のところで脱出したシュバルツはデビルのコクピットに辿り着くとキョウジを羽交い絞めにし、デビルの動きを抑え込むことに成功。ドモンに勝機を与えた。

関連機体[編集 | ソースを編集]

カイザーガンダム(SRW未登場)
第7回大会で優勝したネオ・ドイツ代表MF。ガンダムシュピーゲルは本機の後継機にあたる。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. モビルファイター紹介、機動武闘伝Gガンダム、2022年2月10日閲覧。
  2. 救出イベントは条件を満たしていたか否かに関わらず必ず発生するため、キャラ自体は死亡しない。

資料リンク[編集 | ソースを編集]