「スーパーロボット大戦COMPACT3」の版間の差分

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オリジナル[[主人公]]である[[フォルカ・アルバーク]]のステータスが異常に高く、機体共々単機クリアすら可能な能力のバランスブレイカーとなってしまっている。これは、各[[能力]]値が他キャラクターはウィンキー時代の能力値バランスの中、ただ一人バンプレソフト製の能力値で設定されている為だが、寺田Pによると「パラメーターを打ち間違えた」のが原因である。
 
オリジナル[[主人公]]である[[フォルカ・アルバーク]]のステータスが異常に高く、機体共々単機クリアすら可能な能力のバランスブレイカーとなってしまっている。これは、各[[能力]]値が他キャラクターはウィンキー時代の能力値バランスの中、ただ一人バンプレソフト製の能力値で設定されている為だが、寺田Pによると「パラメーターを打ち間違えた」のが原因である。
  
特殊能力では[[射撃]][[武器]]に効果を発揮する[[オーラバリア]]や[[ステルスマント]]があり、主人公機や[[オーラバトラー]]、[[ガイメレフ]]に代表される[[格闘 (武器属性)|格闘武器]]が強力なユニットが強い。雑魚敵ユニットの能力値設定は他シリーズと比較してかなり異なっており、[[機械獣]]よりも[[モビルスーツ|MS]]の[[HP]]が多く頑丈だったりしている。
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特殊能力では[[射撃 (武器属性)|射撃]][[武器]]に効果を発揮する[[オーラバリア]]や[[ステルスマント]]があり、主人公機や[[オーラバトラー]]、[[ガイメレフ]]に代表される[[格闘 (武器属性)|格闘武器]]が強力なユニットが強い。雑魚敵ユニットの能力値設定は他シリーズと比較してかなり異なっており、[[機械獣]]よりも[[モビルスーツ|MS]]の[[HP]]が多く頑丈だったりしている。
  
 
本作の発売時期のスパロボでは常態仕様であった「クリア後の周回プレイボーナス」も実装されておらず、システム面で旧態化している箇所も見受けられる。
 
本作の発売時期のスパロボでは常態仕様であった「クリア後の周回プレイボーナス」も実装されておらず、システム面で旧態化している箇所も見受けられる。
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== 話題 ==
 
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*本作はスパロボシリーズでは[[スーパーロボット大戦EX|EX]]以来久々に[[宇宙]]マップが登場せず、ユニットの[[地形適応]]は[[空]]・[[陸]]・[[海]]の3種となっている。
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*本作は『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』以来久々に[[宇宙]]マップが登場せず、ユニットの[[地形適応]]は[[空]]・[[陸]]・[[海]]の3種となっている。
 
*CMはスパロボファンがインターネットで『C3』発表を知りその参戦作品のマイナーさに驚くという内容。撮影はバンプレスト社内で出演者も社員という歴代でも群を抜く低予算で制作された。
 
*CMはスパロボファンがインターネットで『C3』発表を知りその参戦作品のマイナーさに驚くという内容。撮影はバンプレスト社内で出演者も社員という歴代でも群を抜く低予算で制作された。
 
**ナレーションは中原茂氏が担当。本作では同氏が担当したキャラが4人もいる。
 
**ナレーションは中原茂氏が担当。本作では同氏が担当したキャラが4人もいる。
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*開発期間は通常の半分の期間となる9ヶ月で開発された『[[α外伝]]』<ref>ケイブンシャ『スーパーロボット大戦α外伝を一生楽しむ本』102頁。</ref>よりも短かった<ref name="記念3">[https://dengekionline.com/articles/109826/ 『スパロボ』30周年を寺田貴信氏が振り返る。継続できたのはファンのおかげ【スパロボ30周年記念連載:3】] 2023年9月24日閲覧。</ref>。その代わり参戦作品は好きに決めてよいことになった<ref name="記念3" />。
  
 
== 登場作品 ==
 
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他、『[[New Story of Aura Battler DUNBINE|聖戦士ダンバインOVA]]』が登場。同作品はこれまで機体や[[シルキー・マウ]]が登場するだけだったが、本作で初めて原作のシナリオが再現される。
 
他、『[[New Story of Aura Battler DUNBINE|聖戦士ダンバインOVA]]』が登場。同作品はこれまで機体や[[シルキー・マウ]]が登場するだけだったが、本作で初めて原作のシナリオが再現される。
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上記の通り、本作の参戦作品は好きに決めてよいことになったため、'''参戦作品を決める会議は歴代作品中最も盛り上がった'''という<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]193回</ref><ref name="記念3" />。
 
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<!-- 本作独自のシステムに関する記事、或いは本作専用の攻略記事 -->
 
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*[[フリーオーダーシナリオシステム]]
 
*[[フリーオーダーシナリオシステム]]
 
== 余談 ==
 
*本作の参戦作品を決める会議は「自分の好きなのを出そうぜ!」という趣旨で行われ、'''歴代作品中、最も盛り上がった参戦作品決めの会議になった'''と[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]193回で寺田プロデューサーの口から明かされている。
 
  
 
== 商品情報 ==
 
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2023年9月24日 (日) 10:23時点における最新版

スーパーロボット大戦COMPACT3
開発元 トーセ
発売元 バンプレスト
対応機種 ワンダースワンカラー
プロデューサー 菊池博
寺田貴信
じっぱひとからげ
ディレクター A.SYOU
シナリオ A.SYOU
キャラクターデザイン 糸井美帆
メカニックデザイン 宝木金太郎
音楽 NAOKO HUJIO
SAMURAI
STUNNER
MASAYUKI TANAKA
発売日 2003年7月17日
価格 4,800円
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スーパーロボット大戦COMPACT3』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「COMPACTシリーズ」の1つ。

概要[編集 | ソースを編集]

ワンダースワンカラーで発売された、COMPACTシリーズ第5作目でありバンプレスト最後のワンダースワン用ソフト。

スーパーロボット大戦D』とほぼ同時期の発売であったため正直影は薄かったのだが、新規参戦作品がユーザー予想外の珍しい作品群であったため話題を呼んだ。

グラフィック面ではカットインにアニメーション効果を入れ、『D』との差別化を計っているとの寺田貴信プロデューサーの談(『D』はカットインが静止画)。

しかし出荷本数が15000本と少なく、中古市場での流通も希少で店舗によっては万単位のプレミアソフトとして扱われており、一般販売されたスパロボ作品の中でも入手難度の高さは一、二を争う。

本作のキャラクターは2007年発売の『スーパーロボット大戦OG外伝』にも登場する。

システム[編集 | ソースを編集]

基本的なシステムは概ね『COMPACT2』を踏襲しているが、パーソナルデータテーブルシステムは不採用としている。

パイロット養成
COMPACTシリーズでは結果的に最初で最後の採用。敵から得られるPPが非常に少なく、仕様として周回引き継ぎがないこともあり活用しにくい。
精神コマンド
獲得PPを倍増させるコマンドとして修行伝授が登場。

難易度[編集 | ソースを編集]

オリジナル主人公であるフォルカ・アルバークのステータスが異常に高く、機体共々単機クリアすら可能な能力のバランスブレイカーとなってしまっている。これは、各能力値が他キャラクターはウィンキー時代の能力値バランスの中、ただ一人バンプレソフト製の能力値で設定されている為だが、寺田Pによると「パラメーターを打ち間違えた」のが原因である。

特殊能力では射撃武器に効果を発揮するオーラバリアステルスマントがあり、主人公機やオーラバトラーガイメレフに代表される格闘武器が強力なユニットが強い。雑魚敵ユニットの能力値設定は他シリーズと比較してかなり異なっており、機械獣よりもMSHPが多く頑丈だったりしている。

本作の発売時期のスパロボでは常態仕様であった「クリア後の周回プレイボーナス」も実装されておらず、システム面で旧態化している箇所も見受けられる。

音楽[編集 | ソースを編集]

版権作品からの選曲が特徴的な『COMPACT』シリーズの中でも、『不滅のマシーン・ゲッターロボ』(ゲッターロボG)、『聖戦士たち』(聖戦士ダンバイン)、『宇宙のジュドー』(機動戦士ガンダムΖΖ)など、特にコアな選曲が多い。

また、ワンダースワンの特徴であるPCM音源によるサンプリングボイスを多用しているのも特徴で、『Zのテーマ』(マジンガーZ)の「ゼェェット!」、『トライアタック!メカンダーロボ』(メカンダーロボ)の「トライアターック!」といった水木一郎氏のシャウトに始まり、『勇者はマジンガー』(グレートマジンガー)や『鎮-requiem-』(ベターマン)のコーラス、『Epistle』(天空のエスカフローネ)のクワイアなども高音質で収録されている。

話題[編集 | ソースを編集]

  • 本作は『EX』以来久々に宇宙マップが登場せず、ユニットの地形適応の3種となっている。
  • CMはスパロボファンがインターネットで『C3』発表を知りその参戦作品のマイナーさに驚くという内容。撮影はバンプレスト社内で出演者も社員という歴代でも群を抜く低予算で制作された。
    • ナレーションは中原茂氏が担当。本作では同氏が担当したキャラが4人もいる。
  • 開発期間は通常の半分の期間となる9ヶ月で開発された『α外伝[1]よりも短かった[2]。その代わり参戦作品は好きに決めてよいことになった[2]

登場作品[編集 | ソースを編集]

新規参戦は★の4作品。

他、『聖戦士ダンバインOVA』が登場。同作品はこれまで機体やシルキー・マウが登場するだけだったが、本作で初めて原作のシナリオが再現される。

上記の通り、本作の参戦作品は好きに決めてよいことになったため、参戦作品を決める会議は歴代作品中最も盛り上がったという[3][2]

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

登場人物[編集 | ソースを編集]

フォルカを除く他の修羅はファーストネームしか登場せず、フルネームは『OG外伝』で明らかになった。

主人公[編集 | ソースを編集]

フォルカ・アルバーク

修羅[編集 | ソースを編集]

フェルナンド
アリオン
マグナス
メイシス
アルティス
アルコ
ミザル
修羅王
修羅兵

登場メカ[編集 | ソースを編集]

主人公[編集 | ソースを編集]

ヤルダバオト
ヤルダバオト (神化)

修羅神[編集 | ソースを編集]

ボフリィ
ハルパス
フラウス
ビレフォール
ビレフォール (神化)
アガレス
アンドラス
ペイリネス
マルディクト
グラシャラボラス
エクスティム
ラハ・エクスティム

用語[編集 | ソースを編集]

修羅
覇気
修羅神

ゲーム中データ[編集 | ソースを編集]

分類 記事
全話一覧 全話一覧/COMPACT3
隠し要素 隠し要素/COMPACT3
精神コマンド 精神コマンド/COMPACT3
強化パーツ 強化パーツ/COMPACT3
特殊能力 特殊能力/COMPACT3
特殊技能 特殊技能/COMPACT3
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/COMPACT3

商品情報[編集 | ソースを編集]

ゲーム[編集 | ソースを編集]

攻略本[編集 | ソースを編集]

脚注 [編集 | ソースを編集]