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劇中では俗に'''種割れ'''と呼ばれるエフェクトとともにSEED状態となることが多い。見分ける特徴として、SEED状態となった人物は瞳が割れた種と同じ色になり、また虹彩が失われる。[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]]、[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[ラクス・クライン]]、[[シン・アスカ]]の5名がSEEDを持っていることが現在までに判明している。 | 劇中では俗に'''種割れ'''と呼ばれるエフェクトとともにSEED状態となることが多い。見分ける特徴として、SEED状態となった人物は瞳が割れた種と同じ色になり、また虹彩が失われる。[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]]、[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[ラクス・クライン]]、[[シン・アスカ]]の5名がSEEDを持っていることが現在までに判明している。 | ||
− | + | 発現後は各種感覚が飛躍的に強化され、特に動体視力・反射能力が顕著。この影響が大きく現れている2名の内、シンは「DESTINY」序盤において、半壊した[[インパルスガンダム|インパルス]]で[[ザムザザー]]の猛攻を掻い潜って撃破し、空中換装の後敵艦隊を単機で壊滅させるという神業を披露。カガリは第2次[[ヤキン・ドゥーエ]]戦において本人の[[技量]]からは到底成し得ない戦闘を見せたが、隙を突かれて[[フォビドゥンガンダム|フォビドゥン]]に捕捉された([[デュエルガンダム|デュエル]]の援護がなければ墜とされていた)。 | |
主に強い感情、とくに怒りによって発現する場合が多いが、そのケースでは大抵の場合隙を突かれてピンチに陥っている。 | 主に強い感情、とくに怒りによって発現する場合が多いが、そのケースでは大抵の場合隙を突かれてピンチに陥っている。 | ||
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また、今のところ発現が確認されているのは全員が10代中盤~後半の若者であり、20代以降の成人でSEEDを発現した者は確認されていない。 | また、今のところ発現が確認されているのは全員が10代中盤~後半の若者であり、20代以降の成人でSEEDを発現した者は確認されていない。 | ||
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+ | :シンとアスランは特定イベント後に発動可能になり、キラとラクスは最初から持っている。なお、本作ではカガリは[[NPC]]扱いなので、自軍パイロットとして使いSEEDを発動させることはできない。 | ||
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− | : | + | :『機動戦士ガンダムSEED』第30話「閃光の時」で初めて発現。キラも[[トール・ケーニヒ|トール]]を失った怒りからかSEEDを発現させて遂にキラとアスランの最初で最後の全力勝負である。なお、DESTINYではアスランの精神的な迷いがあったためか、本編序盤~中盤までは発現できなかった。 |
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− | :SEED所持者では唯一の[[ナチュラル]] | + | :SEED所持者では唯一の[[ナチュラル]]。『機動戦士ガンダムSEED』第49話で[[M1アストレイ]]に搭乗していた[[アサギ・コードウェル|アサギ]]と[[ジュリ・ウー・ニェン|ジュリ]]が撃墜された時に発現。 |
;[[ラクス・クライン]] | ;[[ラクス・クライン]] | ||
− | : | + | :『機動戦士ガンダムSEED』第49話でいつの間にか発現していた。[[指揮官]]なので、戦闘では特に意味はない。 |
;[[シン・アスカ]] | ;[[シン・アスカ]] | ||
− | :『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] | + | :『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』より登場。ただし、今なお何故彼がSEEDの力を所持していたかは不明。本編第13話ではこの状態が発現した時、自分がどのような感覚でいたかを[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]に話す。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | + | *一部では「ホラー演出」と言われる事もある。目からハイライトが消えて(俗に『レ◯プ目』などと呼ばれる)顔グラが怖くなるのが原因だろう。 | |
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2013年10月11日 (金) 19:12時点における版
SEED(Superior Evolutionary Element Destined-factor)
ガンダムシリーズの一作を指す場合は『機動戦士ガンダムSEED』の項を参照。
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する概念で、訳としては「優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子」が一般的である。
このため何か特殊な遺伝子のようなものとも考えられるが、これはあくまで作中でマルキオ導師が提唱しているだけで実証はされていない。SEEDに関しては、福田己津央監督が「火事場の馬鹿力のようなもの」と発言するなど設定が統一されておらず、補完が待たれる。小説版では「これが発現した者は、人類として一つ上のステージに進む」と言われている。また最近では「あの目は人間性の喪失を絵で表現した結果」なる設定も福田監督から公開された。
劇中では俗に種割れと呼ばれるエフェクトとともにSEED状態となることが多い。見分ける特徴として、SEED状態となった人物は瞳が割れた種と同じ色になり、また虹彩が失われる。キラ・ヤマト、アスラン・ザラ、カガリ・ユラ・アスハ、ラクス・クライン、シン・アスカの5名がSEEDを持っていることが現在までに判明している。
発現後は各種感覚が飛躍的に強化され、特に動体視力・反射能力が顕著。この影響が大きく現れている2名の内、シンは「DESTINY」序盤において、半壊したインパルスでザムザザーの猛攻を掻い潜って撃破し、空中換装の後敵艦隊を単機で壊滅させるという神業を披露。カガリは第2次ヤキン・ドゥーエ戦において本人の技量からは到底成し得ない戦闘を見せたが、隙を突かれてフォビドゥンに捕捉された(デュエルの援護がなければ墜とされていた)。
主に強い感情、とくに怒りによって発現する場合が多いが、そのケースでは大抵の場合隙を突かれてピンチに陥っている。
主人公勢の活躍などからコーディネイターのみが持つ技能のように思われがちだが、上記のとおりナチュラルであるカガリも持っているため、コーディネイターだけに発現するものでは無い。恐らく、遺伝子操作の結果SEED因子が発現しやすい状態になっているのだと思われる。
また、今のところ発現が確認されているのは全員が10代中盤~後半の若者であり、20代以降の成人でSEEDを発現した者は確認されていない。
既存の概念だと、機動武闘伝Gガンダムのスーパーモードが近い。
採用作品
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 最初は技能欄が「????」となっており、イベント時のみSEED状態が発現する。自由に発現するようになるのはフリーダム・ジャスティスへの乗り換え以後である。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- シンとアスランは特定イベント後に発動可能になり、キラとラクスは最初から持っている。なお、本作ではカガリはNPC扱いなので、自軍パイロットとして使いSEEDを発動させることはできない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)
- 原作再現は前作で終了しているため登場時から所持。ただしパイロットとして登場するのはキラ、アスラン、シンの3名。ラクスは破界篇ではNPCで、再世篇でパイロットに復帰する。カガリは登場しない。
単独作品
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦W
- スーパーロボット大戦K
- 今作では全員が最初から所持(ただし、アレックス時のアスランは使えない。火力が一気に高くなる。これでのお陰で、SEEDチーム中、ステータスが低いカガリやラクス(彼女はコーディネイター補正が入るので元々ステータスが高くなるが)ですら主力として数えられるほど。
- スーパーロボット大戦L
- シンが序盤のイベント後に、他の4人は最初から所持。
- シンは原作通り初発現のイベントまで能力を持ってない扱いにされているのに、アスランは原作DESTINY序~中盤では精神的な迷いから発現できてなかったにも関わらず、序盤からいきなり普通に発現するため驚いたプレイヤーも多く、「最初から迷いが全くないアスラン」(実際のシナリオでは迷いまくってたが)と評された。
採用作品別効果
スパロボでは効果が安定していないが、作品が進むにつれ強化される傾向にある。特殊技能としてコーディネイターが採用されている作品では、カガリを除き相乗効果で更なるステータスアップが見込める。Zシリーズにおける最終補正については見切りと敵専用である極の中間の効果となっており、養成で見切りを取得させることで擬似的に極の再現が可能となる。
作品 | 効果 | 気力条件 | 特殊技能『コーディネイター』 |
---|---|---|---|
第3次α | 最終ダメージ1.1倍 | 140以上 | 不採用 |
最終命中率・最終回避率+10% | |||
J | 全ステータス+10 | 120以上 | 採用 |
W | 全ステータス+10 | 130以上 | 採用 |
Z | 最終ダメージ1.1倍 | 130以上 | 不採用 |
最終命中率・最終回避率・クリティカル率+20% | |||
K | 最終ダメージ1.25倍 | 130以上 | 採用 |
命中率・回避率+10% | |||
L | 最終ダメージ1.1倍 | 130以上 | 不採用 |
命中率・回避率+20% | |||
第2次Z | 最終ダメージ1.1倍 | 130以上 | 不採用 |
最終命中率・最終回避率・クリティカル率+20% |
なおラクスのSEEDは、アニメ本編では指揮官と言う立場上あまり戦闘には関係していなかったが、ゲームでは「戦艦と言うユニットのパイロット」になる都合上、他のMSと同様の効果がある。
主なパイロット
- キラ・ヤマト
- 『機動戦士ガンダムSEED』第11話「目覚める刃」で初めて発現。ストライクに搭乗していた時は戦闘スタイルが一転するのが印象的。その戦い方をバルトフェルドも「バーサーカー」と評している。第35話「舞い降りる剣」以降は任意に発現させているようだ。
- アスラン・ザラ
- 『機動戦士ガンダムSEED』第30話「閃光の時」で初めて発現。キラもトールを失った怒りからかSEEDを発現させて遂にキラとアスランの最初で最後の全力勝負である。なお、DESTINYではアスランの精神的な迷いがあったためか、本編序盤~中盤までは発現できなかった。
- カガリ・ユラ・アスハ
- SEED所持者では唯一のナチュラル。『機動戦士ガンダムSEED』第49話でM1アストレイに搭乗していたアサギとジュリが撃墜された時に発現。
- ラクス・クライン
- 『機動戦士ガンダムSEED』第49話でいつの間にか発現していた。指揮官なので、戦闘では特に意味はない。
- シン・アスカ
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』より登場。ただし、今なお何故彼がSEEDの力を所持していたかは不明。本編第13話ではこの状態が発現した時、自分がどのような感覚でいたかをルナマリアに話す。
余談
- 一部では「ホラー演出」と言われる事もある。目からハイライトが消えて(俗に『レ◯プ目』などと呼ばれる)顔グラが怖くなるのが原因だろう。
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