「神勝平」の版間の差分

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== 神勝平(Kappei Jin) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[無敵超人ザンボット3]]
+
| 読み = じん かっぺい
*[[声優]]:大山のぶ代(TV版)、坂本千夏(SRW[[代役]])
+
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|無敵超人ザンボット3}}
*種族:地球人(ビアル星人の末裔)
+
| 声優 = 大山のぶ代<br />{{代役 (登場作品別)|坂本千夏|大山のぶ代|無敵超人ザンボット3}}(SRW[[代役]])
*性別:男
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}
*所属:[[神ファミリー]]
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
*[[年齢]]:12歳
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
<!-- *身長:---cm -->
+
}}
<!-- *体重:---kg -->
 
*キャラクターデザイン:安彦良和
 
  
[[無敵超人ザンボット3]]』の[[主人公]]。ザンバード([[ザンボエース]])、及び[[ザンボット3]]のメインパイロット。<br />[[神北兵左衛門]]によって睡眠学習を受けさせられており、ザンバードの操縦をマスターすると同時に、戦闘に対する恐怖心を取り除かれている。
+
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[種族::地球人]](ビアル星人の末裔)
 +
| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 年齢 = [[年齢::12]]
 +
| 所属 = {{所属 (人物)|神ファミリー}}
 +
}}
 +
'''神勝平'''は『[[無敵超人ザンボット3]]』の[[主人公]]
  
[[ガイゾック]][[地球]]を襲うまでは、駿河湾の港町で網元の次男坊として育つ。地元では札付きの悪ガキで、バイクを無免許運転したり、[[香月真吾|香月]]と過激なケンカをくりひろげたりしていた。<br />子供ゆえデリカシーに欠ける言動が多く、何かと生意気に見られがちな問題児ではあるが、自分に非がある場合は憎まれ口で本心を隠しつつ自省するなど、素直になれないだけで本質的には困った人を放っておけない人情家である。
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== 概要 ==
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ザンバード([[ザンボエース]])、及び[[ザンボット3]]のメインパイロット。[[神北兵左衛門]]によって睡眠学習を受けさせられており、ザンバードの操縦をマスターすると同時に、戦闘に対する恐怖心を取り除かれている。
  
守るべき対象である地球人から、「[[神ファミリー]]こそ災いの元凶」と徹底的に批難され苦悩するが、戦いを通して徐々に人々からの信頼を勝ち得ていき、戦士として、人間として大きく成長を遂げてゆく。<br />
+
正体はビアル星人の子孫だが、[[ガイゾック]][[地球]]を襲うまでは、駿河湾の港町で網元の次男坊として育つ。地元では札付きの悪ガキで、バイクを無免許運転したり、[[香月真吾]]と過激なケンカを繰り広げたりしていた。子供ゆえデリカシーに欠ける言動が多く、何かと生意気に見られがちな問題児ではあるが、自分に非がある場合は憎まれ口で本心を隠しつつ自省するなど、素直になれないだけで本質的には困った人を放っておけない人情家である。
親しい友人や仲間、そして肉親までも失いつつ[[ガイゾック]]との最終決戦に勝利し[[地球]]へと帰還。[[コンピュータドール第8号]]との対話で自己の存在意義を揺さぶられ、心に深い傷を負った勝平は出迎えた[[香月真吾|香月]]や[[ミチ]]らが見守る中、静かに目を覚ます。
 
  
=== スパロボシリーズにおいて ===
+
ガイゾックとの戦いでは当初は荒っぽさが災いして、守るべき対象である地球人の住む町にも被害を与えてしまい「[[神ファミリー]]こそ災いの元凶」という顰蹙を買う一因にもなってしまった。戦うことの重大さを知ってからは、人々の信頼を勝ち得ていき、香月やブスペアとも和解することができた。
  
 +
最終的にはガイゾックに勝利するも、そこに至るまでの過程で[[アキ]]や同じ神ファミリーの何人かを喪った上、[[コンピュータドール第8号]]との対話でガイゾックの真実を知らされたことで、勝利の喜びなどないまま、地球に帰還。心に深い傷を負いながらも、香月や[[ミチ]]、先に脱出させられた母親たちや幼年組、和解した人々に出迎えられた。
 +
 +
== 登場作品と役柄 ==
 
主人公としては年少である為、弟分的な立ち位置で描かれることが多く、同年代のキャラクターとの絡みも多い。
 
主人公としては年少である為、弟分的な立ち位置で描かれることが多く、同年代のキャラクターとの絡みも多い。
  
TV版の勝平を演じた大山のぶ代氏による音声収録は現在のところ行われておらず、音声が無い作品での参戦がしばらく続いた後に、[[代役]]として坂本千夏氏が起用されて現在に至っている。<br />大山氏が音声収録を行わない理由について公式に明かされたことはなく、出演ギャラが高額である、代表作とも言える『ドラえもん』以外の声はあてない方針をとっている(勝平には当てはまらないが、ドラえもんのような声でというオファーはすべて断っていたことは大山氏自身が明かしている)、残酷な描写が存在する『ザンボット3』を嫌っている、といった諸説がある。ただし『ザンボット3』を嫌っているという説については、最終回における後述のアドリブ台詞の存在や、自身で後年に印象に残った役として勝平を挙げるなどしており、否定的な見方をされている。近年では『ダンガンロンパ』シリーズの出演などで声優業を再開しており、今後『ザンボット3』が再参戦した際に大山氏が勝平の音声を収録する可能性はある。
+
=== [[旧シリーズ]] ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 +
:初登場作品。原作の再現の為か、複数系のスーパー系にしては幸運持ちがいないので、とどめ役を任せにくい難点があるものの、スーパー系では比較的[[2回行動]]が早い。睡眠学習仕込みで実戦経験に乏しいためか技量が低く、宇宙太の[[てかげん]]が活かせないことに加え、ザンボット3の無消費武器(グラップ、ブロー、カッター)の中では、ザンボットブローのクリティカル補正が30%と極めて高いだけに惜しい。
 +
:エンディングでは、催眠学習効果が切れて、普通の生活に戻るが相変わらず勉強そっちのけで遊んでいる。
 +
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 +
::他作品の主役級のキャラに声が付いた中で、明確な事情で音声収録が行えなかった[[デューク・フリード]]と共に声が付かなかったため、様々な憶測を呼んだ。
 +
::当時出演のオファーを行ったが大山のぶ代氏が何らかの理由があり辞退されていた事を、大山のぶ代氏逝去の際に寺田氏がX(旧Twitter)で言及している。<ref>https://x.com/TakanobuTerada/status/1844607481596813452</ref>
  
== 登場作品と役柄 ==
+
===[[Zシリーズ]]===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 +
:歴代で最もイベントが多い。音声も大幅に新規収録されている。地元の人から迫害され、友達が[[人間爆弾]]にされるなど、『ザンボット』関連の会話やイベントなどの描写に結構な量が充てられている。条件次第では人間爆弾イベントを回避できる。ifストーリーはスパロボの醍醐味でもあるので、なんとかこのイベントを回避させてあげたいものである。フラグ未成立の場合、アキが死亡するシナリオでのイベント後は戦闘セリフが専用の物になる。
 +
:[[スポット参戦]]とはいえザンバードに搭乗できるのは『[[スーパーロボット大戦64|64]]』以来。
 +
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク}}
 +
::
 +
:
 +
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]({{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇}} / {{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇}})
 +
:『破界篇』中盤の暗黒大陸ルートで、[[ZEUTH]]組の先陣を切って登場する。直前までアキ達と釣りを楽しんでいたとの台詞から、前作で彼女が爆死を免れたルートが正史となっている事が窺える。
 +
:また、ガイゾックとの戦いで乗り越えた経験で、親しかった人を失った人物に対して励ます気遣いが見られる。
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 +
:『ザンボット』が不参戦のため登場しないが、序盤で竹尾ワッ太により「気の強い鉄砲玉」とその存在を示唆する発言が確認されている。
 +
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 +
:兄貴分である万丈と共に復帰参戦。また、再び音声が新規収録された。第8話Aで自軍に合流する。旧ZEUTHの一部と共に翠の地球で[[サイデリアル]]と戦っていた。
 +
:中央大陸ルート第26話「輝け、僕らの星」では[[ギルター・ベローネ|ギルター]]の策略で民衆から迫害された『Z』時代のトラウマを刺激されるも、駆けつけた香月達に救われる一幕がある。
 +
:内部データではパイロットリストの一番上に位置しており、DLCで出てきた場合は気力108から始まる(撃墜数が同じ場合は内部リストの上から優先してトップ扱いされるのと、デフォルトで戦意高揚を持っているため)。
 +
:能力的には普通のスーパー系だが、三人乗りのくせに[[気合]]+、[[加速]]、[[勇気]]とスーパー系必須の精神コマンドを一人で持っているのが困りもの。加速くらいは宇宙太に譲っても良かったのでは?
  
=== 旧シリーズ ===
+
===COMPACTシリーズ===
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
:初出演作品。原作の再現の為か、複数系のスーパー系にしては幸運持ちがいないので、とどめ役を任せにくい難点があるものの、スーパー系では比較的二回行動が早い。睡眠学習仕込みで実戦経験に乏しいためか技量が低く、宇宙太の[[てかげん]]が活かせない。<br/>EDでは、催眠学習効果が切れて、普通の生活に戻るが相変わらず勉強そっちのけで遊んでいる。
+
:途中で抜けるため育成不要。活躍は第2部で。
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}
:他作品の主役級のキャラに声が付いた中で、明確な事情で音声収録が行えなかった[[デューク・フリード]]と共に声が付かなかったため、様々な憶測を呼んだ。
 
 
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
 
:途中で抜けるため育成不要。活躍は二部で。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
 
 
:主力のスーパー系となる。ザンボットの分離形態では「若い反射神経」が必要とされるという設定からか、[[NT]]系エースクラスと同等の[[反応]]値を誇る。[[ド根性]]、[[気合]]、[[熱血]]を必修する。
 
:主力のスーパー系となる。ザンボットの分離形態では「若い反射神経」が必要とされるという設定からか、[[NT]]系エースクラスと同等の[[反応]]値を誇る。[[ド根性]]、[[気合]]、[[熱血]]を必修する。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
 
:シーン3にて[[ガイゾック]]との決戦が用意されている。第2部から能力の変化はなく、精神コマンドも[[ド根性]]、[[気合]]、[[熱血]]を担当する。
 
:シーン3にて[[ガイゾック]]との決戦が用意されている。第2部から能力の変化はなく、精神コマンドも[[ド根性]]、[[気合]]、[[熱血]]を担当する。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:[[代役]]として坂本千夏が声を担当。シナリオ的にはあまり悪ガキっぽさや口の悪さは強調されておらず、「元気で威勢のいい少年」という印象が強い。他作品のキャラにも「○○の兄ちゃん(姉ちゃん)」と懐く事が多い。今回[[ザンボット3]]が単体での火力が乏しく、[[合体攻撃]]を持たない為軽視されがちだが、勝平が[[援護攻撃]]により使い勝手が劇的に向上する。近距離にはムーン・アタックで、遠距離ではイオン砲の援護攻撃で活躍する。惜しむらくはイオン砲を使うのに[[射撃]]が高くない事か。
+
:音声初収録。[[代役]]として坂本千夏氏が声を担当(坂本氏も今作でスパロボ初参加となる)。シナリオ的にはあまり悪ガキっぽさや口の悪さは強調されておらず、「元気で威勢のいい少年」という印象が強い。他作品のキャラにも「○○の兄ちゃん(姉ちゃん)」と懐く事が多い。今回[[ザンボット3]]が単体での火力に乏しく、[[合体攻撃]]を持たない為軽視されがちだが、勝平が[[援護攻撃]]を覚える事により使い勝手が劇的に向上する。近距離にはムーン・アタックで、遠距離ではイオン砲の援護攻撃で活躍する。惜しむらくはイオン砲を使うのに[[射撃 (能力)|射撃]]が高くない事か。また、スーパー系の中では珍しく宇宙と地上の地形適応が両方Sなのもポイント。[[気合]]を覚えるのがやや遅いため[[闘争心]]や[[シャッフル同盟 #関連用語|シャッフルの紋章]]の使用を推奨。雑魚戦で使いやすいグラップ・コンビネーションがすぐ解禁できるようになるのも利点。『A』に続き[[幸運]]を覚えるが習得レベルが非常に高く、通常プレイで覚えるのは最終話付近になると思われる。
 +
:迫害や人間爆弾、仲間の戦死といった悲劇的な要素はバッサリカットされているため、メンバー3人そろって生還する。
  
=== Zシリーズ ===
+
===携帯機シリーズ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
:シナリオが歴代で最もイベントが多い。地元の人から迫害され、友達が[[人間爆弾]]にされるなど、かなりザンボットの会話やイベントなどがある。条件次第では人間爆弾イベントを回避できる。ifストーリーはスパロボの醍醐味でもあるのでなんとか、このイベントを回避させてあげたいものである。また[[ZEUTH|ゼウス]]が二つに分かれ戦わされた際、バルディオス以外のキャラでは、一番ひどい言葉を[[マリン・レイガン|マリン]]に浴びせてしまう(後述)。スポットとはいえザンバードに搭乗できるのは64以来。
+
:最終回まで生き残ったからか、最後に[[幸運]]を覚える。今回は「若い反射神経」が必要とされるという設定は生かされておらず[[反応]]は平凡。他の能力も[[格闘 (能力)|格闘]]以外ぱっとせず、サポート回数も1止まりと不遇な能力。ダイターン3との連携を前提に運用しよう。
;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 +
::[[幸運]]を使うと[[不屈]]も追加される、「不幸」なエースボーナスが付いた。『IMPACT』では見送られた音声付き合体攻撃が実装されている。
 
:
 
:
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[破界篇]]/[[再世篇]])
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
:破界篇中盤の暗黒大陸ルートで、[[ZEUTH]]組の先陣を切って登場する。直前までアキ達と釣りを楽しんでいたとの台詞から、前作で彼女が爆死を免れたルートが正史となっている事が窺える。
+
:現代編では「ザンボット3操縦者で唯一の生き残り」として名前のみ登場。何処かで荒事から遠い生活を送っている模様。
:また、ガイゾックとの戦いで乗り越えた経験で、親しかった人を失った人物に対して励ます気遣いが見られる。
+
:過去編では小学生同士、[[出雲銀河]]など電童のメンバーと絡む事が多い。[[幸運]]はなくなったが、[[覚醒]]を覚える。射撃値は低めなので追加武器のイオン砲を選んでもらえないことが多い。
:次作『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』では未参戦のため登場しないが、序盤で竹尾ワッ太により「気の強い鉄砲玉」とその存在を示唆する発言が確認されている。
 
 
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
:最終回まで生き残ったからか、最後に[[幸運]]を覚える。今回は「若い反射神経」が必要とされるという設定は生かされておらず[[反応]]は平凡。他の能力も[[格闘]]以外ぱっとせず、サポート回数も1止まりと不遇な能力。ダイターン3のとの連携を前提に運用しよう。
 
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
 
:[[幸運]]を使うと[[不屈]]も追加される、「不幸」なエースボーナスが付いた。声優は代役の坂本千夏が引き続き担当している。IMPACTでは見送られた音声付き合体攻撃が実装されている。
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
 
:現代編では「ザンボット3操縦者で唯一の生き残り」として名前のみ登場。何処かで荒事から遠い生活を送っている模様。<br />過去編では小学生同士、[[出雲銀河]]など電童のメンバーと絡む事が多い。[[幸運]]はなくなったが、[[覚醒]]を覚える。射撃値は低めなので追加武器のイオン砲を選んでもらえないことが多い。
 
  
=== 単独作品 ===
+
===VXT三部作===
;[[スーパーロボット大戦64]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
:[[リンクバトラー]]をリンクすると参戦。そのため、序盤からザンボットと共に仲間にする事も可能。[[破嵐万丈|万丈]]との合体技もあり、宇宙適性もA(当時は地形適応 宇宙Bのスーパー系が多かった。)なのでステージを選ばず活躍できる。
+
:序盤の日本帰還ルート第16話「消えない傷跡」から参戦。周囲からはもう十分過ぎるほど戦ったとして日々を暮らして欲しいと願ったが、危機を前に勇気を振り絞って立ち上がる。[[ガイゾック]]によって睡眠学習を解除されているため心中不安を抱えていながら戦っている場面が有る。
=== その他の作品 ===
+
:加速の消費SPが全習得者で最も低い'''10'''なので、今作のスーパーロボット勢では足回りが良い(他の習得者は乗機が空を飛べない[[マイトガイン]][[ボス]]、[[ブラックマイトガイン]]、[[碇シンジ]]、加入が遅い[[神隼人 (OVA)|神隼人]]、[[グレートマイトガイン]][[]]で更に消費SPも全員'''20'''と多い)。
;[[バトルロボット烈伝]]
+
:相変わらず[[射撃 (能力)|射撃]]が[[格闘 (能力)|格闘]]よりも一回り低いが、上述の低コストの加速に加え、宇宙太の[[狙撃]]と[[突撃]]のおかげで、ザンボット3のイオン砲の使い勝手は良好。消費ENこそ多いものの、[[移動力]]+[[射程]]による攻撃範囲の広さと、武器攻撃力自体の高さで強力な攻め手になる。
:隠しキャラ。[[ファンネリア・アム|アム]]達3人が水浴びに来た湖の西側で登場。ザンボット単機でゲルスター帝国と戦い続けていた。最初はこちらを帝国の戦力と疑って生意気な態度を取っていたが、オペレーターのエミーに一喝されて降参。以後は彼女に懐いて自軍入りする。ザンボット3は強力なユニットだが、勝平の素早さが低いため中々行動順が回ってこない。
 
  
== パイロットステータスの傾向 ==
+
===単独作品===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 +
:『[[リンクバトラー]]』をリンクすると参戦。そのため、序盤からザンボットと共に仲間にする事も可能。[[破嵐万丈|万丈]]との合体技もあり、宇宙適性もA(当時は地形適応 宇宙Bのスーパー系が多かった)なのでステージを選ばず活躍できる。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:2020年5月のイベント「月と星が輝く夜」期間限定参戦。ザンボットのメインパイロット。
 +
:イベントやユニットシナリオでは原作終了後の扱いで、心に大きな傷を負った状態で登場する。
  
=== [[能力|能力値]] ===
+
==パイロットステータス==
睡眠学習で鍛錬を積んだからなのか、[[格闘]]以外の数値は低い傾向にある(Zでは、成長パターンのおかげでかなり能力が高くなる)。[[防御]]もスーパー系にしては頼りない数値で、[[技量]]に至っては主役キャラの中でもかなり低い部類に入る。そのため、[[クリティカル]]ヒットを喰らいやすく、打たれ弱い。近年の作品なら、[[パイロット養成]]が可能なため防御や技量を上げるなどして、防御面の不安さをなくすような育成も視野に入る。また、パイロット養成が出来ない頃はザンボットがイオン砲を使用できても[[射撃]]が低いため有効に活用できなかった。
+
===[[能力|能力値]]===
 +
睡眠学習で鍛錬を積んだからなのか、[[格闘 (能力)|格闘]]以外の数値は低い傾向にある(『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では、成長パターンのおかげでかなり能力が高くなる)。特に[[技量]]に至っては主役キャラの中でもかなり低く、敵の[[クリティカル]]や[[再攻撃]]には注意が必要であり、[[スーパー系]]にしては打たれ弱い。[[射撃 (能力)|射撃]]も低いせいでイオン砲の威力を引き出せない時期もあった。近年の作品なら、[[パイロット養成]][[防御]]や技量を補強し打たれ弱さを克服する手もある。
  
=== [[精神コマンド]] ===
+
===[[精神コマンド]]===
主に[[熱血]]と[[気合]]の担当となる。気合ばかり使いすぎると熱血に回すSPが無くなってしまう点には注意がいる。
+
主に熱血と気合担当。進軍に役立つ加速を覚える作品も多い。[[気力]]を別の要素で補い熱血の使用回数を増やすのが適切か。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:[[ド根性]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[気合]]、[[覚醒]]、[[愛]]
+
:'''[[ド根性]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[気合]]、[[覚醒]]、[[愛]]'''
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
+
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:[[気合]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[覚醒]]、[[挑発]]
+
:'''[[ド根性]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[絆]]'''
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
:[[ド根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[鉄壁]]、[[挑発]]、[[覚醒]]
+
:'''[[ド根性]]、[[気合]]、[[加速]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[勇気]]'''
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
 +
:'''[[ド根性]]、[[気合|気合+]]、[[加速]]、[[勇気]]、[[]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
:[[ド根性]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[幸運]]
+
:'''[[ド根性]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[幸運]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
:[[ド根性]]、[[鉄壁]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[幸運]]
+
:'''[[ド根性]]、[[鉄壁]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[幸運]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
:[[ド根性]]、[[不屈]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[覚醒]]
+
:'''[[ド根性]]、[[不屈]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[覚醒]]'''
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
+
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
:[[ド根性]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[]]
+
:'''[[ド根性]]、[[気合]]、[[加速]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[勇気]]'''
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
+
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
:[[ド根性]]、[[気合]]、[[加速]][[友情]]、[[熱血]]、[[勇気]]
+
:'''[[気合]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[覚醒]]、[[挑発]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
 +
:'''[[ド根性]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[鉄壁]]、[[挑発]]、[[覚醒]]'''
 +
;[[X-Ω]]
 +
:'''[[ド根性]]、[[気合]]、[[加速]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
 +
::'''[[友情]]、[[熱血]]、[[勇気]]+'''
  
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
===[[特殊技能]](特殊スキル)===
 
底力は高いレベルまで育つ傾向にある。イオン砲のある作品では援護攻撃がかなり役立つ。
 
底力は高いレベルまで育つ傾向にある。イオン砲のある作品では援護攻撃がかなり役立つ。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:[[底力]]
+
:'''[[底力]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 +
:'''[[底力]]L9、[[闘争心]]、[[気力+ (命中)]]'''
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇|第3次Z 天獄篇]]
 +
:'''[[底力]]L7、[[反骨心]]、[[戦意高揚]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
:[[底力|底力L9]][[援護攻撃|援護攻撃L2]][[援護防御|援護防御L2]]
+
:'''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2'''
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
:[[底力|底力L7]][[切り払い|切り払いL7]]
+
:'''[[底力]]L7、[[切り払い]]L7'''
 
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
 
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:[[底力|底力L7]][[切り払い|切り払いL7]][[援護防御|援護攻撃L3]]
+
:'''[[底力]]L7、[[切り払い]]L7、[[援護防御]]L3'''
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
:[[底力|底力L7]][[防御|防御L1]][[援護攻撃|援護攻撃L1]][[援護防御|援護防御L2]]
+
:'''[[底力]]L7、[[防御]]L1、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L2'''
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
+
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
:[[底力|底力L9]][[闘争心]]、[[気力+ (命中)]]
+
:'''[[底力]]L7、[[反骨心]]、[[気力+系技能|気力+(DEF)]]'''
  
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
+
===[[小隊長能力|隊長効果]]===
 
;小隊全員に「[[気力+ (ダメージ)]]」の効果
 
;小隊全員に「[[気力+ (ダメージ)]]」の効果
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]での隊長効果。
+
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。何気に[[ジ・エーデル・ベルナル|ラスボス]]のものと同一の効果だが、意味合いは間違いなく別だろう。
  
=== [[エースボーナス|固有エースボーナス]] ===
+
===[[エースボーナス]]===
 
;「[[幸運]]」をかけると「[[不屈]]」も同時にかかる
 
;「[[幸運]]」をかけると「[[不屈]]」も同時にかかる
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]でのエースボーナス。ステータス画面でのかかっている精神コマンドの簡略表示が「不幸」になるというネタ交じりのもの。
+
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。ステータス画面でのかかっている精神コマンドの簡略表示が「'''不幸'''」になるというネタ交じりのもの。彼のSPは[[気合]]や[[熱血]]といった戦闘用精神に使われることが多く、幸運も恵子が[[祝福]]を使えるので有効性に関しては今一つ。
 
;反撃時の与ダメージ1.2倍
 
;反撃時の与ダメージ1.2倍
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]でのエースボーナス。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の下位互換だが、有効に使えば強力には変わりない。防御面は[[神北恵子|恵子]]の鉄壁でごまかせるし、[[射程]]も[[高性能レーダー]]等で補える。威力・燃費共に良好なグラップ・コンビネーションの射程が1しかないのが実に痛い。
 +
;敵対する軍勢のフェイズ時に与ダメージ1.2倍、最終被ダメージ0.9倍
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。『第2次Z』でのものに被ダメージ軽減が追加されたが、流石にこの程度の軽減率では鉄壁要らずとは行かない。しかも『天獄篇』では恵子が鉄壁を忘れてしまっている。
 +
:元の武器性能と反撃戦法との噛み合わなさも相変わらずだが、新スキルの反骨心と絡めれば与ダメージが更に増える。
  
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
+
==パイロットBGM==
 
;「行け!ザンボット3」
 
;「行け!ザンボット3」
 
:オープニングテーマ。
 
:オープニングテーマ。
  
== 人間関係 ==
+
==人間関係==
 
;[[神源五郎]]
 
;[[神源五郎]]
 
:父。
 
:父。
 
;[[神花江]]
 
;[[神花江]]
:母。
+
:母。最後まで生き残った唯一の家族。
 
;[[神一太郎]]
 
;[[神一太郎]]
:兄。
+
:兄。最期は弟を助けるため、その命を犠牲にする。
 
;[[神梅江]]
 
;[[神梅江]]
 
:祖母。
 
:祖母。
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:ガールフレンド。最後まで勝平を想いつづける。
 
:ガールフレンド。最後まで勝平を想いつづける。
  
== 他作品の人間関係 ==
+
==他作品との人間関係==
=== スーパー系 ===
+
===スーパー系===
==== [[無敵シリーズ]] ====
+
====[[無敵シリーズ]]====
 
;[[破嵐万丈]]
 
;[[破嵐万丈]]
:勝平に対するよき兄貴分であり、憧れの存在。
+
:同じ無敵シリーズの主人公。勝平の初出演作である『第4次』で早くも共演するが、シナリオ「あしゅら男爵の最期」で突入メンバーに選ばれず、不満を漏らすシーンしか絡みがなかった。
 +
:もっとも同シナリオは一定ターン内に脱出しなければならないので、実は万丈よりも[[加速]]を使えるザンボットチームの方が突入に向いていたりするのだが。
 +
:以後のシリーズでは勝平に対するよき兄貴分であり、憧れの存在として描かれている。
 
;[[竹尾ワッ太]]
 
;[[竹尾ワッ太]]
:[[第2次Z]]における親友。初対面時はいがみ合うも、直ぐに意気投合する。
+
:[[第2次Z]]』における親友。初対面時はいがみ合うも、直ぐに意気投合する。
 
;[[柿小路梅麻呂]]
 
;[[柿小路梅麻呂]]
:第2次Z 破界篇EDにて[[竹尾ゼネラルカンパニー]]の特別社員となった事で立場上、上司になったワッ太へ普段のようにタメ口で会話しようとするも、柿小路専務から口やかましく注意される。
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』EDにて[[竹尾ゼネラルカンパニー]]の特別社員となった事で立場上、上司になったワッ太へ普段のようにタメ口で会話しようとするも、柿小路専務から口やかましく注意される。
  
==== ダイナミック系 ====
+
====ダイナミック系====
 
;[[兜甲児]]
 
;[[兜甲児]]
 
:兄貴分として彼を慕っているのだが、時折彼のオツムを容赦なく馬鹿にする場面もチラホラ。
 
:兄貴分として彼を慕っているのだが、時折彼のオツムを容赦なく馬鹿にする場面もチラホラ。
 +
;[[炎ジュン]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]』の「[[サンドマン杯]]」では彼女とダブルスを組むが、猪突猛進な傾向が強い自身の戦法を徹底的に戒められた上に一切の反論も許されなかった事で、流石の勝平も萎縮してしまう。
 
;[[デューク・フリード]]
 
;[[デューク・フリード]]
:[[IMPACT]]では「宇門の兄ちゃん」と呼んで懐いていたが、[[Z]]ではみんなに憎しみで戦ってはいけないと言われ、カッとなりきつく当たってしまう。
+
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では「宇門の兄ちゃん」と呼んで懐く。
;[[兜甲児 (真マジンガー)]]、[[弓さやか]]、[[流竜馬 (OVA)]]、[[神隼人 (OVA)]]
+
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではみんなに憎しみで戦ってはいけないと言われ、カッとなりきつく当たってしまう。
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]では自分達の世界の彼らについて言及しようとするも、「[[平行世界]]のマナー」を思い出し話を打ち切る。
+
;[[兜甲児 (真マジンガー)]]、[[弓さやか]]、[[ゲッターチーム]]
 +
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では自分達の世界の彼らについて言及しようとするも、「[[平行世界]]のマナー」を思い出し話を打ち切る。
 +
;[[剣鉄也 (真マジンガー)]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では師弟関係を結び、舞人と共に彼の特訓を受ける。それだけに彼を信頼し慕っていたため、鉄也が一時的に敵に回った際にはショックを受けた。
 +
:余談だが、[[剣鉄也|別世界の彼]]も含めて鉄也とは『第4次』以来かなりの回数共演しているが、シナリオ上でまともに絡んだのは『V』が初めてである。
 +
;[[流竜馬 (OVA)]]
 +
:『V』では鉄也と関わりが深い者同士として親交がある。鉄也が敵に回り落ち込んでいた際には彼に檄を飛ばされ、鉄也を信じ続けると同時に敵対したときは戦うことを決意する。その後は鉄也に代わり[[神隼人 (OVA)|隼人]]、[[車弁慶 (OVA)|弁慶]]と共に勝平と舞人を鍛える。
 +
 
 +
====ガイナックス系====
 +
;[[タカヤノリコ]]
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』にて共闘。
  
==== その他のスーパー系 ====
+
====その他のスーパー系 ====
 
;[[三輪防人]]
 
;[[三輪防人]]
:[[A]]にて[[ザンボット3]]を接収しようとした彼を迷惑がっていた。さらに、最後には「協力したくなくなる」と皮肉を言う。
+
:[[スーパーロボット大戦A|A]]』にて[[ザンボット3]]を接収しようとした彼を迷惑がっていた。さらに、最後には「協力したくなくなる」と皮肉を言う。
 
;[[藤原忍]]
 
;[[藤原忍]]
:[[IMPACT]]での喧嘩相手。彼相手に宇宙太とタッグを組んで舌戦を繰り広げる。大人げの無い言動へ冷静にツッコミを入れる事も多い。
+
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』での喧嘩相手。彼相手に宇宙太とタッグを組んで舌戦を繰り広げる。大人げの無い言動へ冷静にツッコミを入れる事も多い。
 
;[[出雲銀河]]
 
;[[出雲銀河]]
:[[R]]での同年代の友人。
+
:[[スーパーロボット大戦R|R]]』での同年代の友人。
 
;[[ロジャー・スミス]]
 
;[[ロジャー・スミス]]
:[[Z]]ではわりと親しいが、例の敵対イベントの時にへぼ[[ネゴシエイター]]呼ばわりした。と言うか、普段から微妙に彼のエセ紳士ぶりを小馬鹿にしている気がしないでもない。
+
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではわりと親しいが、敵対時にへぼ[[ネゴシエイター]]呼ばわりした。と言うか、普段から微妙に彼のエセ紳士ぶりを小馬鹿にしている気がしないでもない。
 
;[[紅エイジ]]
 
;[[紅エイジ]]
:[[Z]]では脱走した彼を捜す為に、彼の靴下の臭いを[[千代錦]]に嗅がせる。
+
:『Z』では脱走した彼を捜す為に、彼の靴下の臭いを[[千代錦]]に嗅がせる。
 
;[[天空侍斗牙]]
 
;[[天空侍斗牙]]
:[[Z]]では自分と同じような境遇にあった彼に同情する場面も。
+
:『Z』では自分と同じような境遇にあった彼に同情する場面も。
 
;[[クライン・サンドマン]]
 
;[[クライン・サンドマン]]
:[[Z]]では中盤で彼の正体が[[異星人]]であった事と(事故とは言え)2つの星を滅亡に追いやってしまった過去を知った際には、不幸な事故だったと理解しつつも彼にきつく当たってしまうが、万丈の助言ですぐに和解する(きつく当たった原因は自分が[[異星人]]の子孫という理由で迫害を受けたことや、[[人間爆弾]]を目の当たりにしたことで一時的に[[異星人]]に憎しみを抱いていたからだとも言えるが…)。
+
:『Z』では中盤で彼の正体が[[異星人]]であった事と(事故とは言え)2つの星を滅亡に追いやってしまった過去を知った際には、不幸な事故だったと理解しつつも彼にきつく当たってしまうが、万丈の助言ですぐに和解する(きつく当たった原因は自分が[[異星人]]の子孫という理由で迫害を受けたことや、[[人間爆弾]]を目の当たりにしたことで一時的に[[異星人]]に憎しみを抱いていたからだとも言えるが…)。
;[[マリン・レイガン]]
 
:[[Z]]での例の仲間割れイベントの際に、彼に後述の罵声を浴びせてしまう。
 
 
;[[テラル]]
 
;[[テラル]]
:[[Z]]にて[[人間爆弾]]の件もあってかブッチャーとは正反対の性格である彼に対しても不信感を抱いていたが、後に和解している。
+
:『Z』にて[[人間爆弾]]の件もあってかブッチャーとは正反対の性格である彼に対しても不信感を抱いていたが、後に和解している。
 +
;[[旋風寺舞人]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて旋風寺コンツェルンで原作の戦いを終えたザンボットを預かって整備していた。勝平の再起を信じて、恐怖に怯える彼にザンボットがある工場のキーカードを手渡す。
 +
;[[ホイ・コウ・ロウ]]
 +
:『V』にて、[[パオズー]]内に人質をとって攻撃する卑劣なやり方を「ガイゾックと同じ」と糾弾する。
 +
;[[ショーグン・ミフネ]]
 +
:『V』ではザンボットをつけ狙う彼を敵視している。ただ、ザンボットを褒めてくれている事実に関しては嫌な想いはしていない模様(43話b「紫色の悪意」のファクトリーシナリオにて)。
 +
;[[ゴーカイレッド|ゴーカイレッド / キャプテン・マーベラス]]
 +
:『X-Ω』の期間限定参戦イベント「月と星が輝く時」にて共演。崖から足を踏み外した時に彼に出会い、親しくなった兄貴分。原作終了後で心に深い傷を負っていた勝平に、彼なりに親身に接してくれたことで、勝平が立ち直るきっかけになった。
  
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
+
===[[ガンダムシリーズ]]===
 
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
 
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
:あろうことか、[[第4次]]で彼を「おっちゃん」呼ばわりする。あらゆる作品で[[シャア・アズナブル|シャア]]にそんな事を言ったのも勝平くらいのものだろう。しかしシャアはこの勝平の失礼極まりない言葉を笑って済ませている。IMPACTの逆襲のシャアルートで敵対した際は地球潰しを行おうとする彼を「ガイゾックと同じ」と怒りをぶつける。
+
:あろうことか、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』で彼を「おっちゃん」呼ばわりする。あらゆる作品で[[シャア・アズナブル|シャア]]にそんな事を言ったのも勝平くらいのものだろう。しかしシャアはこの勝平の失礼極まりない言葉を笑って済ませている。
 +
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』の逆襲のシャアルートで敵対した際は地球潰しを行おうとする彼を「ガイゾックと同じ」と怒りをぶつける。
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では、CCA時代の彼が味方にいるという特殊な状況で「カッコ付けてる」「人間、髪型を変えると変わる」と評していた。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:[[Z]]にて自分達の存在意義に悩んでいたところを彼に諭された。
+
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて自分達の存在意義に悩んでいたところを彼に諭された。
 +
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では彼の思想に賛同しかける。
 +
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では(東方不敗参入時のみ)ガイゾックとの決着後に、自らの経験を踏まえたうえで「自信を持て。お前のしたことはつまらぬ事ではない!」と激励を受ける。
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
:[[R]]では、寄りによって[[ガイゾック]]との交渉に赴いた彼女に呆れた。まあ、気持ちはわかる。
+
:[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、寄りによって[[ガイゾック]]との交渉に赴くという自殺行為同然の行動を取った彼女に呆れた。まあ、気持ちはわかる。
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:[[Z]]での兄貴分。
+
:『Z』での兄貴分。
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:[[Z]]にてキラ達の見境のない行動に他の面々同様激怒しており、アウトサイダー組の変貌を、あろうことかキラ達のせいにするという、理不尽さを見せる。
+
:『Z』にてキラ達の見境のない行動に他の面々同様激怒しており、アウトサイダー組の変貌を、あろうことかキラ達のせいにするという、理不尽さを見せる。
 +
;[[キンケドゥ・ナウ]]
 +
:『V』のボーナスシナリオ「月光の照らす未来」で勝平の戦法の危うさを指摘する。また彼に対しては父親的なニュアンスで親しみを込めて「おっちゃん」と呼んでいる。(苦言を呈されたため心中では兄ちゃんと言い直した)
  
=== リアル系 ===
+
===リアル系===
 +
;[[テンカワ・アキト]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではかつて共闘した戦友同士で、慕っている。本編では[[火星の後継者]]の襲撃時に彼に命を救われているほか、ガイゾックとの戦いであまりに過酷な思いをしたことからアキトからも「これ以上戦う必要はない」と気を遣われている。
 
;[[白鳥ユキナ]]
 
;[[白鳥ユキナ]]
:[[R]]では和平の使者に相応しくない攻撃的な態度を「生意気な奴」と評する。
+
:[[スーパーロボット大戦R|R]]』では和平の使者に相応しくない攻撃的な態度を「生意気な奴」と評する。
 
;[[オルソン・D・ヴェルヌ]]
 
;[[オルソン・D・ヴェルヌ]]
:[[Z]]で勝平に「おっちゃん」呼ばわりされた。さすがにクワトロとは違って傷ついていた。
+
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で勝平に「おっちゃん」呼ばわりされた。さすがにクワトロとは違って傷ついていた。
;[[レントン・サーストン]]、[[ホランド・ノヴァク]]
+
;[[レントン・サーストン]]
:Zでは、対立した際に、自分の方が2歳も年下であるにも拘らず、レントンをガキ呼ばわりしている。[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]では彼らとの対話で、自分達が[[平行世界]]に飛ばされてきた事を知る。
+
:『Z』では対立した際に、'''自分の方が2歳も年下である'''にも拘らず、レントンをガキ呼ばわりしている。『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では彼らとの対話で、自分達が[[並行世界]]に飛ばされてきた事を知る。
 
;[[早乙女アルト]]
 
;[[早乙女アルト]]
:第2次Z 破界篇では、初対面時に彼を「姉ちゃん」呼ばわりする。勝平曰く「あんまり美人だったんで間違えちまったぜ」。
+
:『第2次Z破界篇』では、初対面時に彼を「姉ちゃん」呼ばわりする。勝平曰く「あんまり美人だったんで間違えちまったぜ」。
 +
;[[ハザード・パシャ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部|COMPACT2第3部]]』では彼に丸め込まれそうになる。
 +
;[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ]]
 +
:『V』では彼をボンクラ呼ばわりしている。
  
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
+
===[[バンプレストオリジナル]]===
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
:[[IMPACT]]では彼を「無愛想」と評しながらも、割と懐いている様子。特に[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]が行方不明になって以降、何かと彼を励ます事が多い。
+
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼を「無愛想」と評しながらも、割と懐いている様子。特に[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]が行方不明になって以降、何かと彼を励ます事が多い。
 
;[[セツコ・オハラ]]
 
;[[セツコ・オハラ]]
 
:[[人間爆弾]]によって[[浜本]]が死んでしまった際、彼女に励まされる。
 
:[[人間爆弾]]によって[[浜本]]が死んでしまった際、彼女に励まされる。
211行目: 281行目:
 
:最終決戦の際、彼女に「お前を迫害した者達を私が罰してやってもいいのだぞ」と言われるも、勝平は「俺達は誰の事も恨んじゃいねえ」と強く否定した。
 
:最終決戦の際、彼女に「お前を迫害した者達を私が罰してやってもいいのだぞ」と言われるも、勝平は「俺達は誰の事も恨んじゃいねえ」と強く否定した。
 
;[[ジ・エーデル・ベルナル]]
 
;[[ジ・エーデル・ベルナル]]
:[[Z]]での最終決戦の際、勝平達に対して[[コンピュータドール第8号]]と同じく戦いが報われる事は無いと言い放ち嘲笑うが、勝平はそれに強く否定した。
+
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での最終決戦の際、勝平達に対して[[コンピュータドール第8号]]と同じく戦いが報われる事は無いと言い放ち嘲笑うが、勝平はそれに強く否定した。
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
:セツコに対して行った所業や[[デンゼル・ハマー|デンゼル]]、[[トビー・ワトソン|トビー]]を殺害した彼を激しく憎んでいる。それは[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]でも同様であり、中盤の暗黒大陸ルートでは怨敵であるアサキムに協力しなければならない状況に憤りを隠せないでいた。
+
:セツコに対して行った所業や[[デンゼル・ハマー|デンゼル]]、[[トビー・ワトソン|トビー]]を殺害した彼を激しく憎んでいる。それは『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』でも同様であり、中盤の暗黒大陸ルートでは怨敵であるアサキムに協力しなければならない状況に憤りを隠せないでいた。
 +
;[[ギルター・ベローネ]]
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では、彼が民衆を煽ることで戦闘不能に追い込まれそうになるが、駆けつけた香月達に救われる。
 +
 
 +
==名台詞==
 +
;「行くぜーい! コイツで死んじまえっ!」
 +
:第6話より。父・[[神源五郎|源五郎]]の乗った船を沈めたメカブーストに放った一言。[[司馬宙|過激な]][[ヒイロ・ユイ|セリフ]]にも思えるが、この1話前でメカブーストの戦いで民間人に死者を出し、支援をしようとしても避難民から泣き喚かれるという悲痛な現状を慮ればこうもなるだろう。
 +
;「俺だって一生懸命メカブーストと戦ってるんだ!ザンボットの運転は難しいんだよ!俺は毎日ろくに寝ないで覚えたりしてんのに、香月の奴は俺のそんな苦労ちっとも知らないで…!」
 +
:第6話より。半年ぶりに再会できた父を拘束し、人質同然の扱いをした香月がどうしても許せなかった。
 +
;「いししし…!」<br />「え~とぉ、その…えーっ…!」<br />「まいった、まいった…」
 +
:第18話より。アキを保護し彼女に着替えをさせるためにいったん出て行くも、覗こうとしたためにドアの向こうで待ち伏せしていたアキにヘルメットで叩かれた際のやり取り。この前後のことを思うと微笑ましいやり取りであった。
 +
;「アキ、お前は何のために生まれてきたんだ? ガイゾックに追っかけられ…殺されるために?」
 +
:第18話より。残忍卑劣な[[ガイゾック]]の手によって[[人間爆弾]]にされた末に死んでいったアキ。かつての彼女との楽しい日々を思い出し、勝平は涙を流しながら呟く。
 +
;勝平「[[ザンボット3]]にしても[[キング・ビアル]]にしても、地球の戦闘メカとは違うことくらい知ってるんでしょ?」<br />野崎「ああ、それぞれのメカを運転する人の精神と反応する仕掛けがあることは知っている。だから、戦闘の専門家に」<br />勝平「メカブーストの闘いを一番よく知っているのは俺達なんだ! 地球上の武器があっと言う間にやられても、俺達は戦い抜いた。これは、戦闘の専門家にとって、絶対的条件なんですよ!」
 +
:第20話より。軍人とのやり取り。このエピソードは最終話の後に制作された為か、富野節全開の台詞回しである。
 +
;「…[[神北兵左衛門|じいちゃん]]…[[神源五郎|父ちゃん]]…[[神梅江|ばあちゃん]]…俺達、やったよね…ちゃんと戦ったんだよね…[[神江宇宙太|宇宙太]]、[[神北恵子|恵子]]、[[神一太郎|一兄ちゃん]]…」<br />「…俺達、くだらないことなんか…しなかったよなあ…なあ、[[アキ]]…」
 +
:第23話(最終話)より。[[コンピュータドール第8号]]の詰問を論破できなかった勝平は、ガイゾックとの戦いで死んでいった人々に問いかける。
 +
;「…こ、怖いよ…と、父ちゃん…」<br />「''…寒い…さ、寒いよ、父ちゃん…''」
 +
:'''2行目の台詞が、神勝平役を演じた[[声優]]・大山のぶ代氏によるアドリブ'''。震えながらに言うこの台詞が、この後に続くシーンをより引き立てる。
  
== 名台詞 ==
+
==スパロボシリーズの名台詞==
;勝平「ザンボット3にしてもキング・ビアルにしても、地球の戦闘メカとは違うことくらい知ってるんでしょ?」<br/>野崎「ああ、それぞれのメカを運転する人の精神と反応する仕掛けがあることは知っている。だから、戦闘の専門家に」<br/>勝平「メカブーストの闘いを一番よく知っているのは俺たちなんだ!地球上の武器があっと言う間にやられても、おれたちは戦い抜いた。これは、戦闘の専門家にとって、絶対的条件なんですよ!」
 
:20話にて、軍人とのやり取り。この回は最終回の後に制作された為か、富野節全開の台詞回しである。
 
;「…じいちゃん…父ちゃん…ばあちゃん…俺たち、やったよね…ちゃんと戦ったんだよね…宇宙太、恵子、一兄ちゃん…」<br />「…おれたち、くだらないことなんか…しなかったよなあ…なあ、アキ…」
 
:『[[無敵超人ザンボット3|ザンボット3]]』の最後を締めくくった、勝平の台詞。[[コンピュータドール第8号]]の詰問を論破できなかった勝平が、死んでいった人々に問いかける。
 
;「…こ、怖いよ…と、父ちゃん…」<br />「…寒い…さ、寒いよ、父ちゃん…」
 
:2行目が件のアドリブ。震えながらに言うこの台詞が、この後に続くシーンをより引き立てる。
 
  
== スパロボシリーズの名・迷台詞 ==
+
===戦闘台詞 ===
 +
;「アキ! お前のカタキは取るからな!」
 +
;「お前らああああっ!!」
 +
;「ちきしょう…!ちきしょおおっ!!」
 +
;「必ず俺が倒すからな…!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第42話「終章開幕」にて、アキが人間爆弾イベントによって死亡した後の戦闘台詞。
  
=== 旧シリーズ ===
+
===旧シリーズ===
;「何なのさ、このかっこう…幕張にでも行くのかよ!?」
+
;アキ「かっぺーっ!!」<br />勝平「へへっ、オレ様の活躍、見てくれたか?」
:[[第4次]]9話「ザンボット3登場」より。家族総出でパイロットスーツに着替えさせられての第一声。『第4次』発売の時点で、既にコミケの開催地は幕張から晴海に移っているのだが(PS版『[[第4次S]]』発売年の1996年夏より有明となった)…。
+
:『第4次(S)』第9(Sでは10)話「ザンボット3登場」ににおける勝平の台詞。
 +
;勝平「な…何だと、このやろ!! 人が黙って聞いてりゃ調子にのりやがって!!」<br />宇宙太「よせ、勝平!!」<br />恵子「アキさん…だったわよね? おじいさん達はどうしたか知らない?」<br />アキ「さあ…あたしも、戦闘にまきこまれて、逃げるので精一杯だったの…」<br />勝平「なあ、アキ、アキならわかってくれるよな? オレ達が地球のために戦ってるんだって」<br />アキ「…ごめんなさい、勝平…あたし…」<br />勝平「そ…そんな、アキ、おまえまでオレ達が…」
 +
:『第4次(S)』第12(Sでは13)話「ガイゾックの恐怖」における勝平の台詞。香月に対して喧嘩を売られたが、それは勘違いだった。
 
;「なんか知らないけどさ、男のくせにウジウジしてんじゃないよ、おっちゃん。オレ達がいいって言ってんじゃんか。素直になりなって」
 
;「なんか知らないけどさ、男のくせにウジウジしてんじゃないよ、おっちゃん。オレ達がいいって言ってんじゃんか。素直になりなって」
:[[第4次]]にて一度ロンド・ベルを離れた事を気にして、ロンド・ベルとの合流を断ろうとしていた[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]への台詞。おっちゃん呼ばわりされたクワトロだが笑って済ませており、むしろ勝平のこの発言でロンド・ベルへの合流を決める。
+
:『第4次(S)』第24(Sでは25)話「エゥーゴとの接触」にて一度ロンド・ベルを離れた事を気にして、ロンド・ベルとの合流を断ろうとしていた[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]への台詞。おっちゃん呼ばわりされたクワトロは「言いたい事をいうな」と苦笑するが、「それが若いっていうことなの」と追い打ちをかける勝平。原作及び『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』で[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に殴られた際、クワトロが内心思ったのと同じセリフである。勝平のこの発言でクワトロはロンド・ベルへの合流を決めるのだった。
 
+
;勝平「星型の…あざ!? ま…まさか…!?」<br />香月「お、おい、勝平!?」<br />勝平「う、うそだろ!? アキが…そんな…」<br />アキ「フンフンフン…?」<br />勝平「!? ア…アキ─────ッ!!」<br />所員「な、何だ!? あ、君っ!! いかん! 危険だ!!」<br />勝平「離せっ!! 離してくれっ!! あの中に、アキが…アキが…アキ─────ッ!!」<br />甲児「ひ…ひでえ事しやがる…」<br />さやか「人間爆弾…そんな…」<br />万丈「勝平の部屋のブロックを取り外すぞ」<br />勝平「…香月、あれが、アキのいた部屋だ…アキは…アキは…あの部屋で……」<br />香月「…勝平…」<br />勝平「アキ…お前は何のために生まれて来たんだ…ガイゾックに、人間爆弾にされるためかよ…」<br />ベルトーチカ「オオサカシティに、ガイゾックが出現しました!」<br />勝平「…でやがったな、ガイゾック…キラー=ザ=ブッチャー…許さねえっ!!」
=== COMPACTシリーズ ===
+
:『第4次(S)』第34(Sでは35)話「人間爆弾の恐怖」開始前における勝平の台詞。人間爆弾にされたアキの事を知らされてショックを受ける。その後、ガイゾックへの復讐に誓う。
;「人の星ぶっ潰して叶う願いなんてよ、叶っちゃいけねえんだよ!」
 
:[[IMPACT]]で「ディオレの間」での最終決戦に敗れ、[[ディラド]]の悲願が叶わなかった事を呪う[[ケイム]]への反論。
 
;「俺達が…誰かに感謝されたいから戦っているだと…?望んでいる戦い…誰かが喜んでくれる戦い?」<br />「ふざけやがって…戦争なんて、無いのがいいに決まってるんだ」<br />「あんなのが居なけりゃ、元々戦ってなんかいねえよ…!」<br />「誰が好きで戦争なんかするかよ!そんな損得で人殺しが出来る奴ら…許せねぇんだよぉっ!」
 
:ブッチャーに自身の戦う意味を否定され、延々と引き摺っていた勝平がバンドック胴体部突入直前、抑え切れぬ激情をブチ撒ける。
 
;「なんだよ!こんなんじゃあガイゾックと同じじゃねえかよっ!」
 
:[[IMPACT]]「逆襲のシャア」ルートにて、[[アクシズ]]落下による地球人類の粛清を宣言する[[シャア・アズナブル|シャア]]へ、ストレートに怒りをぶつける。
 
 
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;「フン、一人で生意気言うからだ。いい気味だぜ」
 
:[[R]]にて初めて[[データウェポン]]を手に入れて増長していた[[出雲銀河|銀河]]が[[アルテア]]に苦戦した直後の台詞。
 
;「おい、このカブト虫みたいなの、地球に持ってけないかな?」
 
:Rにて、他の[[ラウンドナイツ]]のメンバーが[[GEAR戦士電童 (TV)|ガルファ本星]]の大自然に驚嘆するなかでの一言。この直後に[[神北恵子|恵子]]に「やめなさいよ」と制止されてしまう。昆虫に目が行くあたりが少年らしい。
 
  
=== [[Zシリーズ]] ===
+
===Zシリーズ===
;「へぇ、俺なんて立派過ぎて胡散臭く感じるけどよ!」
+
;「絶対にお前の事、守ってやるからな! だから、大船に乗った気でいろよ!」
:[[Z]]で、[[クライン・サンドマン|サンドマン]]の私設部隊であったことに対する率直な感想。率直に言いすぎである。
+
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』セツコ編第33話周辺警戒ルート「星が輝く時」における[[浜本]]との和解。それもつかの間浜本は[[人間爆弾|爆死]]してしまう。
;「洗ってない靴下を千代錦に嗅がせたら泡を吹いて倒れちまった。」
+
;「浜本ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
:[[紅エイジ|エイジ]]が脱走した話で。[[千代錦]]は不憫である。
+
:同上。シナリオエンドデモにて[[浜本]]が[[人間爆弾|爆死]]した際の叫び。ちなみに原作では叫びはなく、ただ泣く事しかできなかった。
;「絶対にお前の事を守ってやるからな!大船に乗った気でいろよ!」
 
:[[浜本]]との和解。それもつかの間浜本は[[人間爆弾|爆死]]してしまう。
 
;「浜本ぉぉぉぉぉー!!」
 
:Zにて[[浜本]]が[[人間爆弾|爆死]]した際に叫んだ。ちなみに原作では叫びはなく、ただ泣く事しかできなかった。
 
 
;「セツコ姉ちゃん…。俺…姉ちゃんの気持ちがわかったぜ…」<br />「俺も強くなる…。強くなって、絶対にガイゾックの奴らをこの手で叩き潰してやる…!」
 
;「セツコ姉ちゃん…。俺…姉ちゃんの気持ちがわかったぜ…」<br />「俺も強くなる…。強くなって、絶対にガイゾックの奴らをこの手で叩き潰してやる…!」
:[[Z]]での[[人間爆弾]]イベントの後、かつて自分と同じく憎い相手によって親しい仲間を殺されながらも、それを乗り越えて強く成長した[[セツコ・オハラ|セツコ]]のようになりたいと決意した。
+
:『Z』セツコ編第34話周辺警戒ルート「この星は誰のもの」より。[[人間爆弾]]イベントの後、かつて自分と同じく憎い相手によって親しい仲間を殺されながらも、それを乗り越えて強く成長した[[セツコ・オハラ|セツコ]]のようになりたいと決意した。
;「うるせえ!あんたの顔なんて見たくねえよ!」
+
;「うるせえ! あんたの顔なんて見たくねえよ!」
:Zにて[[デューク・フリード|デューク]]に怒鳴った台詞。酷い言い方に聞こえるが、人間爆弾イベントの後であるせいかカッとなるのも無理もなかった。そのためにデュークは距離を離れ、アウトサイダー組との合流を決意する。
+
:『Z』セツコ編第34話周辺警戒ルート「この星は誰のもの」にて[[デューク・フリード|デューク]]に怒鳴った台詞。酷い言い方に聞こえるが、人間爆弾イベントの後であるせいかカッとなるのも無理もなかった。そのためにデュークは距離を離れ、アウトサイダー組との合流を決意する。
;「S-1星人のくせに!!」
+
;「なあ、オルソンのおっちゃん…。俺、よくわからないんだけどよ…」
:[[カイメラ]]の策略でもう一方のゼウスと戦った際、[[マリン・レイガン|マリン]]に浴びせた罵声。
+
:『Z』第42話「終章開幕」より。特異点や時空修復などに関して、難しいので[[オルソン・D・ヴェルヌ|オルソン]]に質問した際に。ちなみにオルソンはまだ20代半ば(おまけに勝平は[[桂木桂|桂]]を「兄ちゃん」と呼んでる事もあって)なので、当然勝平のこの言葉に傷ついた。『Z』の勝平はどうも口の悪さが目立つ。…もっとも、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では[[出雲銀河|小学生]]に[[剣鉄也|オッサン呼ばわりされた10代]]も居たし、『[[第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では(上記の通り『第4次』の勝平の「おっちゃん」呼びは笑って済ませてたのに)[[クロウ・ブルースト|20代]][[シャア・アズナブル|オッサン呼ばわりされて傷ついた赤い彗星]]も居た。
;「なあ、オルソンのおっちゃん…。俺、よく分からないんだけどよ…」
+
;「俺…万丈の兄ちゃんみたいにやれねぇよ…。俺は自分じゃ輝けねえ…」<br />「月は…やっぱり、太陽の光を受けて光るしか出来ねえんだよ…」
:特異点や時空修復などに関して、難しいので[[オルソン・D・ヴェルヌ|オルソン]]に質問した際に。ちなみにオルソンはまだ20代半ば(おまけに勝平は[[桂木桂|]]を「兄ちゃん」と呼んでる事もあって)なので、当然勝平のこの言葉に傷ついた。Zの勝平はどうも口の悪さが目立つ。…もっとも、[[MX]]では[[出雲銀河|小学生]][[剣鉄也|オッサン呼ばわりされた10代]]も居たが。
+
:同上。結果的に[[アキ]]を死なせてしまい激しく落ち込む彼に[[破嵐万丈|万丈]]が厳しい言葉を放った際の台詞。何でもできる万丈への憧れと対比して、自分はいつも厳しい現実に打ちのめされているという勝平の本音が垣間見える一幕。
 +
;「またな、アキ…。俺…必ずお前に平和をプレゼントするぜ」
 +
:同上。こちらは[[アキ]]生存ルートのもの。[[ポゥ・エイジ|ポゥ]]が持ってきた冷凍睡眠装置で眠りに就く前の[[アキ]]に対して掛けた言葉。
 
;「格好いいな、兄ちゃんは!俺が困っている時に颯爽と表れてズバッと言ってくれてよ!」
 
;「格好いいな、兄ちゃんは!俺が困っている時に颯爽と表れてズバッと言ってくれてよ!」
 
:[[クライン・サンドマン|サンドマン]]が異星人だと知って暴言を言ってしまい自己反省している際、[[破嵐万丈|万丈]]に言われた際の台詞。万丈に対して尊敬の念を抱いているようだ。
 
:[[クライン・サンドマン|サンドマン]]が異星人だと知って暴言を言ってしまい自己反省している際、[[破嵐万丈|万丈]]に言われた際の台詞。万丈に対して尊敬の念を抱いているようだ。
;「またな、アキ…。俺…必ずお前に平和をプレゼントするぜ」
 
:Zにて[[ポゥ・エイジ|ポゥ]]が持ってきた冷凍睡眠装置で眠りに就く前の[[アキ]]に対して掛けた言葉。
 
 
;「ど、どうしちまったんだよ、ジュリィの兄ちゃん!?」
 
;「ど、どうしちまったんだよ、ジュリィの兄ちゃん!?」
:Zにて[[風見博士]]の裏切り後唐突に「…殺す」と言い出した[[ジュリィ野口|ジュリィ]]に狼狽して。
+
:『Z』第52話ミネルバ一時残留ルート「黒歴史の真実」より。[[風見博士]]の裏切り後唐突に「…殺す」と言い出した[[ジュリィ野口|ジュリィ]]に狼狽して。
;「こわ…い…怖いよ…」<BR/>「け、けどよ……きっと浜本やアキ達は、もっと怖い思いをしたんだ……だから……だからよ!」<BR/>「ガイゾック! お前なんかに負けるもんか! 負けるもんかよぉぉぉっ!!」<BR/>「うわああああっ! ザンボット・コンビネーションッ!!」<BR/>「俺は神勝平だ! あんな奴に負けてたまるかよ!」
+
;「お前ら!勝手な事ばかり、言ってんじゃねえ!」<BR />「''生きたくても生きられなかった奴もいるんだぞ!'' それを…それを!」<BR />「そんなのは八つ当たりだ!今は自由に生きられるはずなのに、こんなつまんない事しやがって!」<BR />「生きてるんだったら、その命を大事にしやがれよっ!!」
:Z56話後半ステージにて。第8号に睡眠学習装置の効果を消されて恐怖心が蘇るも、それをも凌駕するガイゾックへの怒りと持ち前のド根性によって復活。ザンボット3へと再合体し、反撃を開始する。
+
:『Z』第52話ミネルバ一時残留ルート「黒歴史の真実」より。[[フロスト兄弟]]との戦闘前会話。人間爆弾にされた人たちが目の前で爆死した姿をみた勝平だからこそいえる。この台詞はかなり重く、現実世界でも通用する台詞である。
;「俺は恐怖にも、お前の言葉にも負けねえ!」<BR/>「見ててくれ、アキ、浜本! 俺は絶対に負けねえぞ!」
+
;「こわ…い…怖いよ…」<BR />「け、けどよ……きっと浜本やアキ達はもっと怖い思いを…したんだ…だから…だからよ…!」<BR />「ガイゾック! お前なんかに負けるもんか! 負けるもんかよぉぉぉっ!!」<BR />「うわあああっ! 行くぞ、ザンボット・コンビネーション!!」<BR />「俺は神勝平だ! あんな奴に負けてなるかよ!」
:
+
:『Z』第55話「永遠に輝け、僕らの星よ」より。第8号に睡眠学習装置の効果を消されて恐怖心が蘇るも、それをも凌駕するガイゾックへの怒りと持ち前のド根性によって復活。ザンボット3へと再合体し、反撃を開始する。
;「うるせえっ! 負けたんなら、とっとと消えろ!」<br>「お前の話なんか、これっぽっちも聞く気はねえよ!!」<br/>「無意味でなんかあるものかよ! 俺達は……俺達は!!」
+
:実は「うわあああっ! 行くぞ、ザンボット・コンビネーション!!」の部分は[[DVE]]が収録されていたが、残念ながら陽の目を見る事はなく[[没データ]]となってしまった。
:Zより。第8号を撃破した後、なおも言いつのろうとするガイゾックの親玉を遮って吼える。
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;「俺は恐怖にも、お前の言葉にも負けねえ!」<BR />「見ててくれ、アキ、浜本! 俺は絶対に負けないぞっ!」
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:同上。第8号との戦闘前会話より。ちなみにこの時の勝平は第42話と同様に気力200固定となっているが、台詞はこのステージ専用のものになっている。
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;「うるせえっ! 負けたんなら、とっとと消えろ!」<br>「お前の話なんか、これっぽっちも聞く気はねえよ!!」<br />「無意味でなんかあるものかよ! 俺達は……俺達は!!」
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:同上。第8号を撃破した後、なおも言いつのろうとするガイゾックの親玉を遮って吼える。
 
;「最後まで気持ち悪い奴だったな…」
 
;「最後まで気持ち悪い奴だったな…」
:[[シュラン・オペル|シュラン]]の最期の後に言ったセリフ。そりゃあんなにレーベンの名前を聞かされていればそう言いたくもなる。直後、[[破嵐万丈|万丈]]と[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]がかなり意味深な発言をしてくれる。
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:『Z』第59話セツコ編「黒の世界」orランド編「塗りつぶされる明日」より。[[シュラン・オペル|シュラン]]の最期の後に言ったセリフ。そりゃあんなにレーベンの名前を聞かされていればそう言いたくもなる。直後、[[破嵐万丈|万丈]]と[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]がかなり意味深な発言をしてくれる。
 
;「そ、それは…その…」
 
;「そ、それは…その…」
:ZSPDのエピソード3にて。ジュンに戦闘スタイルを注意されたシーン。さすがの勝平も素直に従った。
+
:『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]』グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」に於ける初戦闘時の[[戦闘前会話]]より。ジュンに戦闘スタイルを注意されたシーン。さすがの勝平も素直に従った。
;「だけどよ! 俺は浜で[[アキ]]や[[香月真吾|香月]]たちと釣りをしてたんだぜ!」
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;「だけどよ! 俺は浜で[[アキ]]や[[香月真吾|香月]]たちと釣りをしてたんだぜ!」
:第2次Zの初登場時、時空震動によって暗黒大陸へと飛ばされた際、巻き込まれる直前のことを語る。<br />この台詞から、アキは生存していることが正史となっていることがわかる。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』の初登場時、時空震動によって暗黒大陸へと飛ばされた際、巻き込まれる直前のことを語る。この台詞から、アキは生存していることが正史となっていることがわかる。
 
;「くそっ…! くそぉぉぉっ! あのアサキムを助ける事になるとはよ」<br />「あいつはデンゼルのおっちゃんとトビーの兄ちゃんの仇なのに!」
 
;「くそっ…! くそぉぉぉっ! あのアサキムを助ける事になるとはよ」<br />「あいつはデンゼルのおっちゃんとトビーの兄ちゃんの仇なのに!」
:第2次Zの中盤でアサキムと一時的に共闘するハメになった場面より。前作でアサキムがセツコの仲間を殺害した事、セツコ自身に対して行った数々の非道極まりない所業を顧みれば、彼がアサキムとの共闘を頑なに拒否するのは当然であるといえる。
+
:『第2次Z破界篇』第27話地上ルート「呪われし放浪者」より。アサキムとの一時的な共闘を余儀なくされた際に発したセリフ。前作でアサキムがセツコの仲間を殺害した事、セツコ自身に対して行った数々の非道極まりない所業を顧みれば、彼がアサキムとの共闘を頑なに拒否するのは当然であるといえる。
;「…それしかねえんだよ…悲しい時は悲しむしかねえ…」<br />「でも、それで終わっちゃ駄目なんだ。きっと、シモンの兄ちゃんもそれにいつか気付く…」
+
;「…それしかねえんだよ…。悲しい時は悲しむしかねえ…」<br />「でも、それで終わっちゃ駄目なんだ。きっと、シモンの兄ちゃんもそれにいつか気付く…」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]で[[カミナ]]を失った[[シモン]]の心情を察しながらも、彼の復活を信じて発した台詞。カミナを失ったシモンの姿をかつて人間爆弾で死んだ親友の浜本を失った自分に重ねていたのかもしれない。上述の発言に[[クロウ・ブルースト|クロウ]]は勝平もまた、過酷な運命を背負ってきた事を悟る。
+
:『第2次Z破界篇』第33話「天を突く命」より。[[カミナ]]を失った[[シモン]]の心情を察しながらも、彼の復活を信じて発した台詞。カミナを失ったシモンの姿をかつて人間爆弾で死んだ親友の浜本を失った自分に重ねていたのかもしれない。上述の発言に[[クロウ・ブルースト|クロウ]]は、勝平もまた過酷な運命を背負ってきた事を悟る。
;「俺の父ちゃんが言ってたぜ。どん底に落ちたら、後は這い上がるだけだって」
+
;「俺の父ちゃんが言ってたぜ。どん底に落ちたら、あとは上るだけだって」
:第2次Z 破界篇中盤で、借金が倍増したクロウに掛けた慰めの言葉。
+
:『第2次Z破界篇』第31話「対決!マーズとマーグ!」より。借金が倍増したクロウに掛けた慰めの言葉。
;「くそっ…!ゲッターロボと戦うことなんて二度と無いと思ってたのによ!」
+
;「くそっ…! ゲッターロボと戦うことなんて二度と無いと思ってたのによ!」
:第2次Z 破界篇にて[[量産型ゲッタードラゴン|ゲッターロボG]]との戦闘前台詞。前作での仲間割れを示した小ネタ。
+
:『第2次Z破界篇』にて[[量産型ゲッタードラゴン|ゲッターロボG]]との戦闘前台詞。前作での仲間割れを示した小ネタ。
;「やったぜ俺の大好物だ!」
+
:ちなみに[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|続編]]でも[[ブラックゲッター|ゲッターロボ]]と戦うことになる。
:第2次Z 破界篇のエンディングで、[[砂原郁絵|郁絵]]から差し出されたおやつのドラ焼きを見た時の台詞。勝平の本来の声優である大山のぶ代氏の[[声優ネタ|代表作]]が元ネタである。
+
;「やったぜ! 俺の大好物だ!」
;「この野郎! やっていいことと悪いことがあるだろうが!」
+
:『第2次Z破界篇』のエンディングより。[[砂原郁絵|郁絵]]から差し出されたおやつのドラヤキを見た時の台詞。勝平の本来の声優である大山のぶ代氏の[[声優ネタ|代表作]]が元ネタである。さらに言えば『トライダーG7』第8話にてワッ太が同様の反応をしていたため、結果的に声優ネタに昇華されたというところだろうか。
:再世篇32話「奪われた鉄人」で、[[ブランチ]]が搭乗する[[ブランチロボ5号]]に爆弾が搭載されているのを明かし、[[自爆]][[特攻]]を強要する[[ゲシュタルト]]の姿に[[人間爆弾]]作戦を実行した[[ガイゾック]]の姿を重ね激昂する。
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;「この野郎! やっていいことと悪いことがあるだろうが!」
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第32話「奪われた鉄人」で、[[ブランチ]]が搭乗する[[ブランチロボ5号]]に爆弾が搭載されているのを明かし、[[自爆]][[特攻]]を強要する[[ゲシュタルト]]の姿に[[人間爆弾]]作戦を実行した[[ガイゾック]]の姿を重ね激昂する。
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;(父ちゃん…。俺達のやってきた事は、つまらない事じゃなかったよね…)<br />(だから俺…戦うよ。つらくても、怖くても…)
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』中央大陸ルート第26話「輝け、ぼくらの星」の戦闘終了後。香月、アキ、ミチ…多くの人々の笑顔を守り抜き、かつてガイゾックに否定された地球の人々の心を証明してみせた。
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;「俺…宇宙の真理ってのはもっと楽しいもんだと思っていたが、この星を見ると、そうは思えねえな」
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:『第3次Z天獄篇』第60話「永遠へ」より、[[惑星エス・テラン]]に生命が全く感じられない様子を目の当たりにして。
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;「さて、どう戦いぬくかな? へへ…聞いてくれたかい、爺ちゃん? 俺、立派になっただろ…?」
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:『第3次Z天獄篇』『V』の中断メッセージ。元々は彼の祖父である兵左衛門の決め台詞で、『第3次Z時獄篇』の発売年である2014年に他界した声優である永井一郎氏に向けてのメッセージとも取れる。
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===COMPACTシリーズ===
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;「人の星ぶっ潰して叶う願いなんてよ、叶っちゃいけねえんだよ!」
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:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。「ディオレの間」での最終決戦に敗れ、[[ディラド]]の悲願が叶わなかった事を呪う[[ケイム]]への反論。
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;「俺たちが…誰かに感謝されたいから戦っているだと…!? 望んでいる戦い…誰かが喜んでくれる戦い? ふざけやがって…戦争なんて、ないのがいいに決まってるんだ。あんなのがいなけりゃ、もともと戦ってなんかいねえよ…!」<br />「誰が好きで戦争なんかするかよ! そんな損得で人殺しが出来る奴ら…許せねぇんだよぉっ!」
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:『IMPACT』第3部銀河決戦篇シーン3B自由選択ステージ終了後のインターミッションより。ブッチャーに自身の戦う意味を否定され、延々と引き摺っていた勝平がバンドック胴体部突入直前、抑え切れぬ激情をブチ撒ける。
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;「なんだよ! こんなんじゃあガイゾックと同じじゃねえかよっ!」
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:『IMPACT』隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。[[アクシズ]]落下による地球人類の粛清を宣言する[[シャア・アズナブル|シャア]]へ、ストレートに怒りをぶつける。
  
== 余談 ==
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===携帯機シリーズ===
世界を守る為に戦っても人々に迫害されたり、[[アキ|好きになった女の子]]が[[人間爆弾]]になったり、親族のほとんどが死んだりする等、その薄幸ぶりは同じくアニメ史上でも不幸な主人公として知られる[[Dボゥイ]]といい勝負である。ちなみにこの2人、好きな女性の名前が同じという共通点も有る。
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;「ガイゾックとか…そういう連中も…入れなくなる…」
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:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」にて[[デビルガンダム]]による地球再生と防衛を主張する東方不敗に対する台詞。
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;「…なんとなくわかるよ。だけどさ! それを認めたら…!」
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:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』第36話「運命に向かう者たち」or「メン・オブ・デスティニー」にて、ブッチャーが爆死した後の、ガイゾックの言う悪しき考えについてロンド・ベルが考えてしまいそうな流れになった際の台詞。その場は[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]が割って入ってカラ元気で場を静めてくれたものの、その後ユリカが言っていたように、そのままブッチャーの言い分を認めてしまえば、もう戦えなくなってしまうことを勝平は感じていたのだろう。
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;「まったく、無茶もいいとこだよ。ガイゾックが和平交渉なんかに応じるもんか!」<br />リリーナ「しかし、私は」<br />「甘いんだよ、外務次官さんはさ!」
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:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』第8話「バンドック現る!」のシナリオエンドデモにて、[[ガイゾック]]との和平を望まんとする[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]に対する恫喝の台詞。
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:自らが掲げる完全平和の「理想」故にガイゾックをどこかで信じたいというリリーナと、ガイゾックは和平など端から望めない存在であるという「現実」を知る勝平の、互いの意識の溝を垣間見させる一幕。
 +
;「フン、一人で生意気言うからだ。いい気味だぜ」
 +
:『R』第9話「炸裂!バイパーウィップ」にて初めて[[データウェポン]]を手に入れて増長していた[[出雲銀河|銀河]]が[[アルテア]]に苦戦した直後の台詞。
 +
;「おい、このカブト虫みたいなの、地球に持ってけないかな?」
 +
:『R』第35話「嵐の海」にて、他の[[ラウンドナイツ]]のメンバーが[[GEAR戦士電童 (TV)|ガルファ本星]]の大自然に驚嘆するなかでの一言。この直後に[[神北恵子|恵子]]に「やめなさいよ」と制止されてしまう。昆虫に目が行くあたりが少年らしい。
  
テレビ本編で勝平を演じた大山のぶ代氏が『ドラえもん』でネコ型ロボットのドラえもんを演じたように、スパロボで代役を務める坂本千夏氏も『サイボーグクロちゃん』でサイボーグ猫のクロちゃんを演じると、両声優は機械仕掛けの猫を演じたという共通項がある。
+
===VXT三部作===
<!-- == 商品情報 == -->
+
;「一人で戦うなんて、そんなの悲しすぎるじゃねえかよ! 俺も…俺達、神ファミリーもみんなに嫌われて、俺達だけで戦ってたけど、[[テンカワ・アキト|アキト]]の兄ちゃんやみんなに助けてもらった! だから、俺は…! 今度は俺が兄ちゃんを助けるんだ!」
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->
+
;「怖くなんかあるかよ! あの時の俺の悲しい気持ちを誰かに味わわせるぐらいなら、どんな恐怖にだって痛みにだって耐えてやる!!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』日本ルート第16話「消えない傷跡」にて、「ガイゾックがいなくなった今、お前が戦う必要は無い」と勝平を遠ざけようとするアキトに対して。これにより睡眠学習が途切れたことによる恐怖を乗り越え、再び戦うことを決意する。
  
== 話題まとめ ==
+
===単独作品===
<!-- *[[namazu:神勝平]] (全文検索結果) -->
+
;「もちろん…俺だってザンボット3に乗って、たた…」<br />「た…たた…っ…たたか…」
 +
:『X-Ω』期間限定イベント「月と星が輝く夜」第2話「傷ついた戦士」。ガイゾックが去ってなお人類の敵が現れる中、勝平が戦わないことでいつ戦うんだと詰め寄る民衆に対して。母親以外の家族を喪い、睡眠学習の効果まで切れた勝平に、戦うという選択を宣言しきることができず、言葉に詰まってしまう。
 +
;女「私はあの戦いのせいで…神ファミリーのせいで家族を失ったのよ…!」<br />女「''今さら戦わずに逃げようなんて、絶対に許さないわよ…!''」<br />勝平「…!」<br />勝平「ご、ごめん…」<br />勝平「ごめんよぉぉぉぉぉっ!」
 +
:上記の後。それを民衆は詰り、人類の敵が存在するというのに勝平ばかりを責め立てる理不尽な民衆の中、'''家族を喪った勝平に対して最も心無い言葉を浴びせられてしまった'''結果、勝平はそれに耐えることが出来ず、その場を逃げ出してしまう…。その後もこの女性の言葉は、勝平を苛む深い心の傷となってしまう。
 +
;勝平(だ、誰だ…?)<br />勝平(どうしよう…また…さっきみたいに何か言われたら…)<br />ゴーカイレッド「怪我はどんな具合だ、坊主」<br />勝平(…? 俺を…知らない…? ''気付いていないのか…?'')
 +
:同イベント第3話「海賊との出会い」。逃げ出した末に崖から落ちてしまったところ、[[ゴーカイレッド]]ことキャプテン・マーベラスと出会って。己が神勝平だと分かっている人間は身内以外全員勝平を責めてくるのが自然であると、勝平自身が思ってしまっている、あまりに追い詰められた精神状態にまで陥っていたが、幸運なことにマーベラスは事情すら知らない遠い世界の人物だった。
 +
;勝平「…どっちも、怖い。どっちも怖いけど…俺が、一番怖いのは…」<br />勝平「俺が…死んだ時のことなんだ」<br />ゴーカイレッド「………」<br />勝平「俺が死んだら、母ちゃんは…どうなるんだ?」<br />ゴーカイレッド「…!」<br />勝平「家族がみんな死んで、最後に残った俺まで死んじまったら…! 母ちゃんが今よりも、もっと追い詰められる…!」<br />勝平「今だって俺がいないとこだと、父ちゃんや一兄ちゃんの名前を呼んでひとりで泣いていることだってあるんだ!」<br />勝平「俺、母ちゃんをこれ以上悲しませたくねえ…! 母ちゃんをひとりぼっちにさせたくねえ! 母ちゃんを傍で支えてえんだよ!」
 +
:同イベント第7話「浮かび上がる月」。[[星銃士ビスマルク|ビスマルク]]チームの面々に戦うことを促され、それに頷くことができなかった後の話。戦いで守れないのが怖いのか、死ぬのが怖いのか、とマーベラスに聞かれた際の答えであり、自分のことより母のことが気がかりになっている、家族を喪った後という局面だからこその勝平の苦悩。しかし…。
 +
;(俺は…)<br />(俺は…!)<br />「俺は戦うぞ! 宇宙太! 恵子!」
 +
:同イベント第8話「決行! 脱走作戦」。街の人々が攫われた中、マーベラスに助けられた自分達以外にも置き去りにされていた少女の姿を見て、勝平は遂に戦うことを決意する。既にビスマルクチームの作戦で脱出していた宇宙太や恵子の戦う中、合体の解除されてしまった[[ザンボエース]]に乗り込んで現れた際の台詞。第2話では言えなかった「戦う」という台詞を、遂に口に出す事が出来た瞬間である。
 +
;「………」<br />「別にいいよ。気にしていねえからさ」<br />「いいんだって!」<br />「そんなことよりさ…生きていてくれたことの方がうれしいんだよ」
 +
:同イベント第10話「集う仲間たち」。戦いを終えた際、第2話で心無い言葉を浴びせてきた民衆が謝罪に現れた時の対応。この言葉で勝平は水に流し、その姿に民衆は自らの言葉を悔い、戦ってくれた勝平に感謝するのであった…。
 +
;ゴーカイレッド「よかったじゃねえか、『坊主』」<br />勝平「坊主じゃないっての。俺の名前は勝平…神勝平さ!」
 +
:同話。上記の後、駆け付けた花江も勝平の再起を喜んでくれた際に、マーベラスからの言葉に自分の名前を返す。初対面では自分の名前を伝えることすら恐れていた勝平だったが、遂に自信を持って名乗ることができるまでになり、マーベラスは満足そうに一言…'''「いい名前じゃねえか」'''。
  
== 資料リンク ==
+
==スパロボシリーズの迷台詞==
<!-- *[[一覧:神勝平]] -->
+
;「何なのさ、このかっこう…[[海浜幕張|幕張]]にでも行くのかよ!?」
 +
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』第9(Sでは10)話「ザンボット3登場」より。家族総出でパイロットスーツに着替えさせられての第一声。『第4次』発売の時点で、既にコミケの開催地は幕張から晴海に移っているのだが(PS版『[[第4次S]]』発売年の1996年夏より有明となった)…。
 +
;「格闘!」
 +
:『第4次』で[[ザンボエース]]搭乗時の[[格闘]]戦での戦闘台詞。武器名をそのまま叫ぶパターンの多いザンボエースやザンボット3だが、それがただの格闘にも適用された結果がこれかもしれない。
 +
;「ぬふふふ…どらどら、何か御用はありませんか…と」
 +
:『第4次(S)』第34(Sでは35)話「人間爆弾の恐怖」より。原作同様アキの着替えを覗こうとした際の台詞。テキストだけのために台詞で表現したと思われるが、「どらどら」という一節が何かを連想させてしまう。
 +
;「やったか!?」
 +
:グラップ・コンビネーションのシメとなる戦闘台詞。「やってない」のがお約束で相手の生存フラグになる事の多い台詞だが、SRWでは普通にトドメを刺す事も可能。
 +
;「ちょ、ちょっと、ばあちゃん! 何だよ、その宇宙の何でも屋みたいな服は!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』セツコ編第5話「目覚めの日」より。戦闘服に着替えさせられる際に。戦闘服が安彦良和氏が挿絵を手掛けた小説『クラッシャージョウ』にデザインそのままで流用された事への小ネタ。
 +
:ちなみに勝平は『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』にて、[[竹尾ゼネラルカンパニー|別の宇宙の何でも屋]]と共演する。
 +
;「へえ…俺なんて立派過ぎて、逆に胡散臭く感じるけどよ」
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』セツコ編第6話「超重神降臨」より。アースガルツが[[クライン・サンドマン|サンドマン]]の私設部隊であったことに対する率直な感想。率直に言いすぎである。ひかるからも注意されたが、サンドマンは「そう簡単に信用を得られるとは思っていない」とさほど気に留めていなかった。
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;「エイジの兄ちゃんを捜すために兄ちゃんの匂いのついてるものをブリギッタに出してもらったんだけどよ…洗ってない靴下を千代錦に嗅がせたら、泡吹いて倒れちまったんだ」
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:『Z』第33話「星が輝く時」にて[[紅エイジ|エイジ]]が脱走した際に。[[千代錦]]は不憫である。ちなみにエイジの名誉のために言っておくと、「[[野原ひろし|靴下が]][[ナブール・ハタリ|臭い]]」のは『Z』[[オリジナル設定]]である。
  
== リンク ==
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==搭乗機体==
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;[[ザンボエース]]
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:;[[ザンボット3]]
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==脚注==
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2024年10月11日 (金) 14:34時点における最新版

神勝平
読み じん かっぺい
登場作品 無敵超人ザンボット3
声優 大山のぶ代
坂本千夏(SRW代役
デザイン 安彦良和
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(ビアル星人の末裔)
性別
年齢 12歳
所属 神ファミリー
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神勝平は『無敵超人ザンボット3』の主人公

概要[編集 | ソースを編集]

ザンバード(ザンボエース)、及びザンボット3のメインパイロット。神北兵左衛門によって睡眠学習を受けさせられており、ザンバードの操縦をマスターすると同時に、戦闘に対する恐怖心を取り除かれている。

正体はビアル星人の子孫だが、ガイゾック地球を襲うまでは、駿河湾の港町で網元の次男坊として育つ。地元では札付きの悪ガキで、バイクを無免許運転したり、香月真吾と過激なケンカを繰り広げたりしていた。子供ゆえデリカシーに欠ける言動が多く、何かと生意気に見られがちな問題児ではあるが、自分に非がある場合は憎まれ口で本心を隠しつつ自省するなど、素直になれないだけで本質的には困った人を放っておけない人情家である。

ガイゾックとの戦いでは当初は荒っぽさが災いして、守るべき対象である地球人の住む町にも被害を与えてしまい「神ファミリーこそ災いの元凶」という顰蹙を買う一因にもなってしまった。戦うことの重大さを知ってからは、人々の信頼を勝ち得ていき、香月やブスペアとも和解することができた。

最終的にはガイゾックに勝利するも、そこに至るまでの過程でアキや同じ神ファミリーの何人かを喪った上、コンピュータドール第8号との対話でガイゾックの真実を知らされたことで、勝利の喜びなどないまま、地球に帰還。心に深い傷を負いながらも、香月やミチ、先に脱出させられた母親たちや幼年組、和解した人々に出迎えられた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

主人公としては年少である為、弟分的な立ち位置で描かれることが多く、同年代のキャラクターとの絡みも多い。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。原作の再現の為か、複数系のスーパー系にしては幸運持ちがいないので、とどめ役を任せにくい難点があるものの、スーパー系では比較的2回行動が早い。睡眠学習仕込みで実戦経験に乏しいためか技量が低く、宇宙太のてかげんが活かせないことに加え、ザンボット3の無消費武器(グラップ、ブロー、カッター)の中では、ザンボットブローのクリティカル補正が30%と極めて高いだけに惜しい。
エンディングでは、催眠学習効果が切れて、普通の生活に戻るが相変わらず勉強そっちのけで遊んでいる。
第4次スーパーロボット大戦S
他作品の主役級のキャラに声が付いた中で、明確な事情で音声収録が行えなかったデューク・フリードと共に声が付かなかったため、様々な憶測を呼んだ。
当時出演のオファーを行ったが大山のぶ代氏が何らかの理由があり辞退されていた事を、大山のぶ代氏逝去の際に寺田氏がX(旧Twitter)で言及している。[1]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
歴代で最もイベントが多い。音声も大幅に新規収録されている。地元の人から迫害され、友達が人間爆弾にされるなど、『ザンボット』関連の会話やイベントなどの描写に結構な量が充てられている。条件次第では人間爆弾イベントを回避できる。ifストーリーはスパロボの醍醐味でもあるので、なんとかこのイベントを回避させてあげたいものである。フラグ未成立の場合、アキが死亡するシナリオでのイベント後は戦闘セリフが専用の物になる。
スポット参戦とはいえザンバードに搭乗できるのは『64』以来。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 / 再世篇
『破界篇』中盤の暗黒大陸ルートで、ZEUTH組の先陣を切って登場する。直前までアキ達と釣りを楽しんでいたとの台詞から、前作で彼女が爆死を免れたルートが正史となっている事が窺える。
また、ガイゾックとの戦いで乗り越えた経験で、親しかった人を失った人物に対して励ます気遣いが見られる。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
『ザンボット』が不参戦のため登場しないが、序盤で竹尾ワッ太により「気の強い鉄砲玉」とその存在を示唆する発言が確認されている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
兄貴分である万丈と共に復帰参戦。また、再び音声が新規収録された。第8話Aで自軍に合流する。旧ZEUTHの一部と共に翠の地球でサイデリアルと戦っていた。
中央大陸ルート第26話「輝け、僕らの星」ではギルターの策略で民衆から迫害された『Z』時代のトラウマを刺激されるも、駆けつけた香月達に救われる一幕がある。
内部データではパイロットリストの一番上に位置しており、DLCで出てきた場合は気力108から始まる(撃墜数が同じ場合は内部リストの上から優先してトップ扱いされるのと、デフォルトで戦意高揚を持っているため)。
能力的には普通のスーパー系だが、三人乗りのくせに気合+、加速勇気とスーパー系必須の精神コマンドを一人で持っているのが困りもの。加速くらいは宇宙太に譲っても良かったのでは?

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
途中で抜けるため育成不要。活躍は第2部で。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
主力のスーパー系となる。ザンボットの分離形態では「若い反射神経」が必要とされるという設定からか、NT系エースクラスと同等の反応値を誇る。ド根性気合熱血を必修する。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
シーン3にてガイゾックとの決戦が用意されている。第2部から能力の変化はなく、精神コマンドもド根性気合熱血を担当する。
スーパーロボット大戦IMPACT
音声初収録。代役として坂本千夏氏が声を担当(坂本氏も今作でスパロボ初参加となる)。シナリオ的にはあまり悪ガキっぽさや口の悪さは強調されておらず、「元気で威勢のいい少年」という印象が強い。他作品のキャラにも「○○の兄ちゃん(姉ちゃん)」と懐く事が多い。今回ザンボット3が単体での火力に乏しく、合体攻撃を持たない為軽視されがちだが、勝平が援護攻撃を覚える事により使い勝手が劇的に向上する。近距離にはムーン・アタックで、遠距離ではイオン砲の援護攻撃で活躍する。惜しむらくはイオン砲を使うのに射撃が高くない事か。また、スーパー系の中では珍しく宇宙と地上の地形適応が両方Sなのもポイント。気合を覚えるのがやや遅いため闘争心シャッフルの紋章の使用を推奨。雑魚戦で使いやすいグラップ・コンビネーションがすぐ解禁できるようになるのも利点。『A』に続き幸運を覚えるが習得レベルが非常に高く、通常プレイで覚えるのは最終話付近になると思われる。
迫害や人間爆弾、仲間の戦死といった悲劇的な要素はバッサリカットされているため、メンバー3人そろって生還する。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
最終回まで生き残ったからか、最後に幸運を覚える。今回は「若い反射神経」が必要とされるという設定は生かされておらず反応は平凡。他の能力も格闘以外ぱっとせず、サポート回数も1止まりと不遇な能力。ダイターン3との連携を前提に運用しよう。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
幸運を使うと不屈も追加される、「不幸」なエースボーナスが付いた。『IMPACT』では見送られた音声付き合体攻撃が実装されている。
スーパーロボット大戦R
現代編では「ザンボット3操縦者で唯一の生き残り」として名前のみ登場。何処かで荒事から遠い生活を送っている模様。
過去編では小学生同士、出雲銀河など電童のメンバーと絡む事が多い。幸運はなくなったが、覚醒を覚える。射撃値は低めなので追加武器のイオン砲を選んでもらえないことが多い。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
序盤の日本帰還ルート第16話「消えない傷跡」から参戦。周囲からはもう十分過ぎるほど戦ったとして日々を暮らして欲しいと願ったが、危機を前に勇気を振り絞って立ち上がる。ガイゾックによって睡眠学習を解除されているため心中不安を抱えていながら戦っている場面が有る。
加速の消費SPが全習得者で最も低い10なので、今作のスーパーロボット勢では足回りが良い(他の習得者は乗機が空を飛べないマイトガインボスブラックマイトガイン碇シンジ、加入が遅い神隼人グレートマイトガインで更に消費SPも全員20と多い)。
相変わらず射撃格闘よりも一回り低いが、上述の低コストの加速に加え、宇宙太の狙撃突撃のおかげで、ザンボット3のイオン砲の使い勝手は良好。消費ENこそ多いものの、移動力射程による攻撃範囲の広さと、武器攻撃力自体の高さで強力な攻め手になる。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
リンクバトラー』をリンクすると参戦。そのため、序盤からザンボットと共に仲間にする事も可能。万丈との合体技もあり、宇宙適性もA(当時は地形適応 宇宙Bのスーパー系が多かった)なのでステージを選ばず活躍できる。
スーパーロボット大戦X-Ω
2020年5月のイベント「月と星が輝く夜」期間限定参戦。ザンボットのメインパイロット。
イベントやユニットシナリオでは原作終了後の扱いで、心に大きな傷を負った状態で登場する。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

睡眠学習で鍛錬を積んだからなのか、格闘以外の数値は低い傾向にある(『Z』では、成長パターンのおかげでかなり能力が高くなる)。特に技量に至っては主役キャラの中でもかなり低く、敵のクリティカル再攻撃には注意が必要であり、スーパー系にしては打たれ弱い。射撃も低いせいでイオン砲の威力を引き出せない時期もあった。近年の作品なら、パイロット養成防御や技量を補強し打たれ弱さを克服する手もある。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

主に熱血と気合担当。進軍に役立つ加速を覚える作品も多い。気力を別の要素で補い熱血の使用回数を増やすのが適切か。

第4次S
ド根性熱血必中気合覚醒
Z
ド根性気合加速熱血
第2次Z
ド根性気合加速友情熱血勇気
第3次Z天獄篇
ド根性気合+加速勇気
IMPACT
ド根性加速狙撃熱血気合幸運
AA PORTABLE
ド根性鉄壁気合熱血信頼幸運
R
ド根性不屈気合熱血信頼覚醒
V
ド根性気合加速友情熱血勇気
リンクバトラー
気合鉄壁熱血ド根性覚醒挑発
64
ド根性熱血気合鉄壁挑発覚醒
X-Ω
ド根性気合加速
パイロットパーツ装備時
友情熱血勇気

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

底力は高いレベルまで育つ傾向にある。イオン砲のある作品では援護攻撃がかなり役立つ。

第4次S
底力
Z
底力L9、闘争心気力+ (命中)
第3次Z 天獄篇
底力L7、反骨心戦意高揚
IMPACT
底力L9、援護攻撃L2、援護防御L2
A
底力L7、切り払いL7
A PORTABLE
底力L7、切り払いL7、援護防御L3
R
底力L7、防御L1、援護攻撃L1、援護防御L2
V
底力L7、反骨心気力+(DEF)

隊長効果[編集 | ソースを編集]

小隊全員に「気力+ (ダメージ)」の効果
Z』で採用。何気にラスボスのものと同一の効果だが、意味合いは間違いなく別だろう。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

幸運」をかけると「不屈」も同時にかかる
A PORTABLE』で採用。ステータス画面でのかかっている精神コマンドの簡略表示が「不幸」になるというネタ交じりのもの。彼のSPは気合熱血といった戦闘用精神に使われることが多く、幸運も恵子が祝福を使えるので有効性に関しては今一つ。
反撃時の与ダメージ1.2倍
第2次Z』で採用。カミーユの下位互換だが、有効に使えば強力には変わりない。防御面は恵子の鉄壁でごまかせるし、射程高性能レーダー等で補える。威力・燃費共に良好なグラップ・コンビネーションの射程が1しかないのが実に痛い。
敵対する軍勢のフェイズ時に与ダメージ1.2倍、最終被ダメージ0.9倍
第3次Z天獄篇』『V』で採用。『第2次Z』でのものに被ダメージ軽減が追加されたが、流石にこの程度の軽減率では鉄壁要らずとは行かない。しかも『天獄篇』では恵子が鉄壁を忘れてしまっている。
元の武器性能と反撃戦法との噛み合わなさも相変わらずだが、新スキルの反骨心と絡めれば与ダメージが更に増える。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「行け!ザンボット3」
オープニングテーマ。

人間関係[編集 | ソースを編集]

神源五郎
父。
神花江
母。最後まで生き残った唯一の家族。
神一太郎
兄。最期は弟を助けるため、その命を犠牲にする。
神梅江
祖母。
千代錦
飼い犬。一緒にザンボエースに乗り込む。
神江宇宙太
いとこ。ザンブルのパイロット。
神北恵子
いとこ。ザンベースのパイロット。
香月真吾
喧嘩相手。一時は彼からの恨みを買い苦悩するが、後に和解し良き理解者となる。
アキ
ガールフレンド。勝平は照れながらもアキのことが気になっている。
ミチ
ガールフレンド。最後まで勝平を想いつづける。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

スーパー系[編集 | ソースを編集]

無敵シリーズ[編集 | ソースを編集]

破嵐万丈
同じ無敵シリーズの主人公。勝平の初出演作である『第4次』で早くも共演するが、シナリオ「あしゅら男爵の最期」で突入メンバーに選ばれず、不満を漏らすシーンしか絡みがなかった。
もっとも同シナリオは一定ターン内に脱出しなければならないので、実は万丈よりも加速を使えるザンボットチームの方が突入に向いていたりするのだが。
以後のシリーズでは勝平に対するよき兄貴分であり、憧れの存在として描かれている。
竹尾ワッ太
第2次Z』における親友。初対面時はいがみ合うも、直ぐに意気投合する。
柿小路梅麻呂
第2次Z破界篇』EDにて竹尾ゼネラルカンパニーの特別社員となった事で立場上、上司になったワッ太へ普段のようにタメ口で会話しようとするも、柿小路専務から口やかましく注意される。

ダイナミック系[編集 | ソースを編集]

兜甲児
兄貴分として彼を慕っているのだが、時折彼のオツムを容赦なく馬鹿にする場面もチラホラ。
炎ジュン
ZSPD』の「サンドマン杯」では彼女とダブルスを組むが、猪突猛進な傾向が強い自身の戦法を徹底的に戒められた上に一切の反論も許されなかった事で、流石の勝平も萎縮してしまう。
デューク・フリード
IMPACT』では「宇門の兄ちゃん」と呼んで懐く。
Z』ではみんなに憎しみで戦ってはいけないと言われ、カッとなりきつく当たってしまう。
兜甲児 (真マジンガー)弓さやかゲッターチーム
第2次Z破界篇』では自分達の世界の彼らについて言及しようとするも、「平行世界のマナー」を思い出し話を打ち切る。
剣鉄也 (真マジンガー)
V』では師弟関係を結び、舞人と共に彼の特訓を受ける。それだけに彼を信頼し慕っていたため、鉄也が一時的に敵に回った際にはショックを受けた。
余談だが、別世界の彼も含めて鉄也とは『第4次』以来かなりの回数共演しているが、シナリオ上でまともに絡んだのは『V』が初めてである。
流竜馬 (OVA)
『V』では鉄也と関わりが深い者同士として親交がある。鉄也が敵に回り落ち込んでいた際には彼に檄を飛ばされ、鉄也を信じ続けると同時に敵対したときは戦うことを決意する。その後は鉄也に代わり隼人弁慶と共に勝平と舞人を鍛える。

ガイナックス系[編集 | ソースを編集]

タカヤノリコ
第3次Z天獄篇』にて共闘。

その他のスーパー系[編集 | ソースを編集]

三輪防人
A』にてザンボット3を接収しようとした彼を迷惑がっていた。さらに、最後には「協力したくなくなる」と皮肉を言う。
藤原忍
IMPACT』での喧嘩相手。彼相手に宇宙太とタッグを組んで舌戦を繰り広げる。大人げの無い言動へ冷静にツッコミを入れる事も多い。
出雲銀河
R』での同年代の友人。
ロジャー・スミス
Z』ではわりと親しいが、敵対時にへぼネゴシエイター呼ばわりした。と言うか、普段から微妙に彼のエセ紳士ぶりを小馬鹿にしている気がしないでもない。
紅エイジ
『Z』では脱走した彼を捜す為に、彼の靴下の臭いを千代錦に嗅がせる。
天空侍斗牙
『Z』では自分と同じような境遇にあった彼に同情する場面も。
クライン・サンドマン
『Z』では中盤で彼の正体が異星人であった事と(事故とは言え)2つの星を滅亡に追いやってしまった過去を知った際には、不幸な事故だったと理解しつつも彼にきつく当たってしまうが、万丈の助言ですぐに和解する(きつく当たった原因は自分が異星人の子孫という理由で迫害を受けたことや、人間爆弾を目の当たりにしたことで一時的に異星人に憎しみを抱いていたからだとも言えるが…)。
テラル
『Z』にて人間爆弾の件もあってかブッチャーとは正反対の性格である彼に対しても不信感を抱いていたが、後に和解している。
旋風寺舞人
V』にて旋風寺コンツェルンで原作の戦いを終えたザンボットを預かって整備していた。勝平の再起を信じて、恐怖に怯える彼にザンボットがある工場のキーカードを手渡す。
ホイ・コウ・ロウ
『V』にて、パオズー内に人質をとって攻撃する卑劣なやり方を「ガイゾックと同じ」と糾弾する。
ショーグン・ミフネ
『V』ではザンボットをつけ狙う彼を敵視している。ただ、ザンボットを褒めてくれている事実に関しては嫌な想いはしていない模様(43話b「紫色の悪意」のファクトリーシナリオにて)。
ゴーカイレッド / キャプテン・マーベラス
『X-Ω』の期間限定参戦イベント「月と星が輝く時」にて共演。崖から足を踏み外した時に彼に出会い、親しくなった兄貴分。原作終了後で心に深い傷を負っていた勝平に、彼なりに親身に接してくれたことで、勝平が立ち直るきっかけになった。

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

シャア・アズナブルクワトロ・バジーナ
あろうことか、『第4次』で彼を「おっちゃん」呼ばわりする。あらゆる作品でシャアにそんな事を言ったのも勝平くらいのものだろう。しかしシャアはこの勝平の失礼極まりない言葉を笑って済ませている。
IMPACT』の逆襲のシャアルートで敵対した際は地球潰しを行おうとする彼を「ガイゾックと同じ」と怒りをぶつける。
第3次Z天獄篇』では、CCA時代の彼が味方にいるという特殊な状況で「カッコ付けてる」「人間、髪型を変えると変わる」と評していた。
カミーユ・ビダン
Z』にて自分達の存在意義に悩んでいたところを彼に諭された。
東方不敗マスター・アジア
A』では彼の思想に賛同しかける。
R』では(東方不敗参入時のみ)ガイゾックとの決着後に、自らの経験を踏まえたうえで「自信を持て。お前のしたことはつまらぬ事ではない!」と激励を受ける。
リリーナ・ドーリアン
R』では、寄りによってガイゾックとの交渉に赴くという自殺行為同然の行動を取った彼女に呆れた。まあ、気持ちはわかる。
シン・アスカ
『Z』での兄貴分。
キラ・ヤマト
『Z』にてキラ達の見境のない行動に他の面々同様激怒しており、アウトサイダー組の変貌を、あろうことかキラ達のせいにするという、理不尽さを見せる。
キンケドゥ・ナウ
『V』のボーナスシナリオ「月光の照らす未来」で勝平の戦法の危うさを指摘する。また彼に対しては父親的なニュアンスで親しみを込めて「おっちゃん」と呼んでいる。(苦言を呈されたため心中では兄ちゃんと言い直した)

リアル系[編集 | ソースを編集]

テンカワ・アキト
V』ではかつて共闘した戦友同士で、慕っている。本編では火星の後継者の襲撃時に彼に命を救われているほか、ガイゾックとの戦いであまりに過酷な思いをしたことからアキトからも「これ以上戦う必要はない」と気を遣われている。
白鳥ユキナ
R』では和平の使者に相応しくない攻撃的な態度を「生意気な奴」と評する。
オルソン・D・ヴェルヌ
Z』で勝平に「おっちゃん」呼ばわりされた。さすがにクワトロとは違って傷ついていた。
レントン・サーストン
『Z』では対立した際に、自分の方が2歳も年下であるにも拘らず、レントンをガキ呼ばわりしている。『第2次Z破界篇』では彼らとの対話で、自分達が並行世界に飛ばされてきた事を知る。
早乙女アルト
『第2次Z破界篇』では、初対面時に彼を「姉ちゃん」呼ばわりする。勝平曰く「あんまり美人だったんで間違えちまったぜ」。
ハザード・パシャ
COMPACT2第3部』では彼に丸め込まれそうになる。
ジュリオ・飛鳥・ミスルギ
『V』では彼をボンクラ呼ばわりしている。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

キョウスケ・ナンブ
IMPACT』では彼を「無愛想」と評しながらも、割と懐いている様子。特にエクセレンが行方不明になって以降、何かと彼を励ます事が多い。
セツコ・オハラ
人間爆弾によって浜本が死んでしまった際、彼女に励まされる。
シュラン・オペル
「最後まで気持ち悪い奴だったな…」(勝平・談)。万丈は「大人になったら彼の気持ちがわかる」と言うが、正直、わからない方が幸せなような気がしないでもない。
エーデル・ベルナル
最終決戦の際、彼女に「お前を迫害した者達を私が罰してやってもいいのだぞ」と言われるも、勝平は「俺達は誰の事も恨んじゃいねえ」と強く否定した。
ジ・エーデル・ベルナル
Z』での最終決戦の際、勝平達に対してコンピュータドール第8号と同じく戦いが報われる事は無いと言い放ち嘲笑うが、勝平はそれに強く否定した。
アサキム・ドーウィン
セツコに対して行った所業やデンゼルトビーを殺害した彼を激しく憎んでいる。それは『第2次Z破界篇』でも同様であり、中盤の暗黒大陸ルートでは怨敵であるアサキムに協力しなければならない状況に憤りを隠せないでいた。
ギルター・ベローネ
第3次Z天獄篇』では、彼が民衆を煽ることで戦闘不能に追い込まれそうになるが、駆けつけた香月達に救われる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「行くぜーい! コイツで死んじまえっ!」
第6話より。父・源五郎の乗った船を沈めたメカブーストに放った一言。過激なセリフにも思えるが、この1話前でメカブーストの戦いで民間人に死者を出し、支援をしようとしても避難民から泣き喚かれるという悲痛な現状を慮ればこうもなるだろう。
「俺だって一生懸命メカブーストと戦ってるんだ!ザンボットの運転は難しいんだよ!俺は毎日ろくに寝ないで覚えたりしてんのに、香月の奴は俺のそんな苦労ちっとも知らないで…!」
第6話より。半年ぶりに再会できた父を拘束し、人質同然の扱いをした香月がどうしても許せなかった。
「いししし…!」
「え~とぉ、その…えーっ…!」
「まいった、まいった…」
第18話より。アキを保護し彼女に着替えをさせるためにいったん出て行くも、覗こうとしたためにドアの向こうで待ち伏せしていたアキにヘルメットで叩かれた際のやり取り。この前後のことを思うと微笑ましいやり取りであった。
「アキ、お前は何のために生まれてきたんだ? ガイゾックに追っかけられ…殺されるために?」
第18話より。残忍卑劣なガイゾックの手によって人間爆弾にされた末に死んでいったアキ。かつての彼女との楽しい日々を思い出し、勝平は涙を流しながら呟く。
勝平「ザンボット3にしてもキング・ビアルにしても、地球の戦闘メカとは違うことくらい知ってるんでしょ?」
野崎「ああ、それぞれのメカを運転する人の精神と反応する仕掛けがあることは知っている。だから、戦闘の専門家に」
勝平「メカブーストの闘いを一番よく知っているのは俺達なんだ! 地球上の武器があっと言う間にやられても、俺達は戦い抜いた。これは、戦闘の専門家にとって、絶対的条件なんですよ!」
第20話より。軍人とのやり取り。このエピソードは最終話の後に制作された為か、富野節全開の台詞回しである。
「…じいちゃん父ちゃんばあちゃん…俺達、やったよね…ちゃんと戦ったんだよね…宇宙太恵子一兄ちゃん…」
「…俺達、くだらないことなんか…しなかったよなあ…なあ、アキ…」
第23話(最終話)より。コンピュータドール第8号の詰問を論破できなかった勝平は、ガイゾックとの戦いで死んでいった人々に問いかける。
「…こ、怖いよ…と、父ちゃん…」
…寒い…さ、寒いよ、父ちゃん…
2行目の台詞が、神勝平役を演じた声優・大山のぶ代氏によるアドリブ。震えながらに言うこの台詞が、この後に続くシーンをより引き立てる。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞 [編集 | ソースを編集]

「アキ! お前のカタキは取るからな!」
「お前らああああっ!!」
「ちきしょう…!ちきしょおおっ!!」
「必ず俺が倒すからな…!」
Z』第42話「終章開幕」にて、アキが人間爆弾イベントによって死亡した後の戦闘台詞。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

アキ「かっぺーっ!!」
勝平「へへっ、オレ様の活躍、見てくれたか?」
『第4次(S)』第9(Sでは10)話「ザンボット3登場」ににおける勝平の台詞。
勝平「な…何だと、このやろ!! 人が黙って聞いてりゃ調子にのりやがって!!」
宇宙太「よせ、勝平!!」
恵子「アキさん…だったわよね? おじいさん達はどうしたか知らない?」
アキ「さあ…あたしも、戦闘にまきこまれて、逃げるので精一杯だったの…」
勝平「なあ、アキ、アキならわかってくれるよな? オレ達が地球のために戦ってるんだって」
アキ「…ごめんなさい、勝平…あたし…」
勝平「そ…そんな、アキ、おまえまでオレ達が…」
『第4次(S)』第12(Sでは13)話「ガイゾックの恐怖」における勝平の台詞。香月に対して喧嘩を売られたが、それは勘違いだった。
「なんか知らないけどさ、男のくせにウジウジしてんじゃないよ、おっちゃん。オレ達がいいって言ってんじゃんか。素直になりなって」
『第4次(S)』第24(Sでは25)話「エゥーゴとの接触」にて一度ロンド・ベルを離れた事を気にして、ロンド・ベルとの合流を断ろうとしていたクワトロへの台詞。おっちゃん呼ばわりされたクワトロは「言いたい事をいうな」と苦笑するが、「それが若いっていうことなの」と追い打ちをかける勝平。原作及び『第3次』でカミーユに殴られた際、クワトロが内心思ったのと同じセリフである。勝平のこの発言でクワトロはロンド・ベルへの合流を決めるのだった。
勝平「星型の…あざ!? ま…まさか…!?」
香月「お、おい、勝平!?」
勝平「う、うそだろ!? アキが…そんな…」
アキ「フンフンフン…?」
勝平「!? ア…アキ─────ッ!!」
所員「な、何だ!? あ、君っ!! いかん! 危険だ!!」
勝平「離せっ!! 離してくれっ!! あの中に、アキが…アキが…アキ─────ッ!!」
甲児「ひ…ひでえ事しやがる…」
さやか「人間爆弾…そんな…」
万丈「勝平の部屋のブロックを取り外すぞ」
勝平「…香月、あれが、アキのいた部屋だ…アキは…アキは…あの部屋で……」
香月「…勝平…」
勝平「アキ…お前は何のために生まれて来たんだ…ガイゾックに、人間爆弾にされるためかよ…」
ベルトーチカ「オオサカシティに、ガイゾックが出現しました!」
勝平「…でやがったな、ガイゾック…キラー=ザ=ブッチャー…許さねえっ!!」
『第4次(S)』第34(Sでは35)話「人間爆弾の恐怖」開始前における勝平の台詞。人間爆弾にされたアキの事を知らされてショックを受ける。その後、ガイゾックへの復讐に誓う。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

「絶対にお前の事、守ってやるからな! だから、大船に乗った気でいろよ!」
Z』セツコ編第33話周辺警戒ルート「星が輝く時」における浜本との和解。それもつかの間浜本は爆死してしまう。
「浜本ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
同上。シナリオエンドデモにて浜本爆死した際の叫び。ちなみに原作では叫びはなく、ただ泣く事しかできなかった。
「セツコ姉ちゃん…。俺…姉ちゃんの気持ちがわかったぜ…」
「俺も強くなる…。強くなって、絶対にガイゾックの奴らをこの手で叩き潰してやる…!」
『Z』セツコ編第34話周辺警戒ルート「この星は誰のもの」より。人間爆弾イベントの後、かつて自分と同じく憎い相手によって親しい仲間を殺されながらも、それを乗り越えて強く成長したセツコのようになりたいと決意した。
「うるせえ! あんたの顔なんて見たくねえよ!」
『Z』セツコ編第34話周辺警戒ルート「この星は誰のもの」にてデュークに怒鳴った台詞。酷い言い方に聞こえるが、人間爆弾イベントの後であるせいかカッとなるのも無理もなかった。そのためにデュークは距離を離れ、アウトサイダー組との合流を決意する。
「なあ、オルソンのおっちゃん…。俺、よくわからないんだけどよ…」
『Z』第42話「終章開幕」より。特異点や時空修復などに関して、難しいのでオルソンに質問した際に。ちなみにオルソンはまだ20代半ば(おまけに勝平はを「兄ちゃん」と呼んでる事もあって)なので、当然勝平のこの言葉に傷ついた。『Z』の勝平はどうも口の悪さが目立つ。…もっとも、『MX』では小学生オッサン呼ばわりされた10代も居たし、『第3次Z天獄篇』では(上記の通り『第4次』の勝平の「おっちゃん」呼びは笑って済ませてたのに)20代オッサン呼ばわりされて傷ついた赤い彗星も居た。
「俺…万丈の兄ちゃんみたいにやれねぇよ…。俺は自分じゃ輝けねえ…」
「月は…やっぱり、太陽の光を受けて光るしか出来ねえんだよ…」
同上。結果的にアキを死なせてしまい激しく落ち込む彼に万丈が厳しい言葉を放った際の台詞。何でもできる万丈への憧れと対比して、自分はいつも厳しい現実に打ちのめされているという勝平の本音が垣間見える一幕。
「またな、アキ…。俺…必ずお前に平和をプレゼントするぜ」
同上。こちらはアキ生存ルートのもの。ポゥが持ってきた冷凍睡眠装置で眠りに就く前のアキに対して掛けた言葉。
「格好いいな、兄ちゃんは!俺が困っている時に颯爽と表れてズバッと言ってくれてよ!」
サンドマンが異星人だと知って暴言を言ってしまい自己反省している際、万丈に言われた際の台詞。万丈に対して尊敬の念を抱いているようだ。
「ど、どうしちまったんだよ、ジュリィの兄ちゃん!?」
『Z』第52話ミネルバ一時残留ルート「黒歴史の真実」より。風見博士の裏切り後唐突に「…殺す」と言い出したジュリィに狼狽して。
「お前ら!勝手な事ばかり、言ってんじゃねえ!」
生きたくても生きられなかった奴もいるんだぞ! それを…それを!」
「そんなのは八つ当たりだ!今は自由に生きられるはずなのに、こんなつまんない事しやがって!」
「生きてるんだったら、その命を大事にしやがれよっ!!」
『Z』第52話ミネルバ一時残留ルート「黒歴史の真実」より。フロスト兄弟との戦闘前会話。人間爆弾にされた人たちが目の前で爆死した姿をみた勝平だからこそいえる。この台詞はかなり重く、現実世界でも通用する台詞である。
「こわ…い…怖いよ…」
「け、けどよ……きっと浜本やアキ達はもっと怖い思いを…したんだ…だから…だからよ…!」
「ガイゾック! お前なんかに負けるもんか! 負けるもんかよぉぉぉっ!!」
「うわあああっ! 行くぞ、ザンボット・コンビネーション!!」
「俺は神勝平だ! あんな奴に負けてなるかよ!」
『Z』第55話「永遠に輝け、僕らの星よ」より。第8号に睡眠学習装置の効果を消されて恐怖心が蘇るも、それをも凌駕するガイゾックへの怒りと持ち前のド根性によって復活。ザンボット3へと再合体し、反撃を開始する。
実は「うわあああっ! 行くぞ、ザンボット・コンビネーション!!」の部分はDVEが収録されていたが、残念ながら陽の目を見る事はなく没データとなってしまった。
「俺は恐怖にも、お前の言葉にも負けねえ!」
「見ててくれ、アキ、浜本! 俺は絶対に負けないぞっ!」
同上。第8号との戦闘前会話より。ちなみにこの時の勝平は第42話と同様に気力200固定となっているが、台詞はこのステージ専用のものになっている。
「うるせえっ! 負けたんなら、とっとと消えろ!」
「お前の話なんか、これっぽっちも聞く気はねえよ!!」
「無意味でなんかあるものかよ! 俺達は……俺達は!!」
同上。第8号を撃破した後、なおも言いつのろうとするガイゾックの親玉を遮って吼える。
「最後まで気持ち悪い奴だったな…」
『Z』第59話セツコ編「黒の世界」orランド編「塗りつぶされる明日」より。シュランの最期の後に言ったセリフ。そりゃあんなにレーベンの名前を聞かされていればそう言いたくもなる。直後、万丈クワトロがかなり意味深な発言をしてくれる。
「そ、それは…その…」
ZSPD』グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」に於ける初戦闘時の戦闘前会話より。ジュンに戦闘スタイルを注意されたシーン。さすがの勝平も素直に従った。
「だけどよ! 俺は浜でアキ香月たちと釣りをしてたんだぜ!」
第2次Z破界篇』の初登場時、時空震動によって暗黒大陸へと飛ばされた際、巻き込まれる直前のことを語る。この台詞から、アキは生存していることが正史となっていることがわかる。
「くそっ…! くそぉぉぉっ! あのアサキムを助ける事になるとはよ」
「あいつはデンゼルのおっちゃんとトビーの兄ちゃんの仇なのに!」
『第2次Z破界篇』第27話地上ルート「呪われし放浪者」より。アサキムとの一時的な共闘を余儀なくされた際に発したセリフ。前作でアサキムがセツコの仲間を殺害した事、セツコ自身に対して行った数々の非道極まりない所業を顧みれば、彼がアサキムとの共闘を頑なに拒否するのは当然であるといえる。
「…それしかねえんだよ…。悲しい時は悲しむしかねえ…」
「でも、それで終わっちゃ駄目なんだ。きっと、シモンの兄ちゃんもそれにいつか気付く…」
『第2次Z破界篇』第33話「天を突く命」より。カミナを失ったシモンの心情を察しながらも、彼の復活を信じて発した台詞。カミナを失ったシモンの姿をかつて人間爆弾で死んだ親友の浜本を失った自分に重ねていたのかもしれない。上述の発言にクロウは、勝平もまた過酷な運命を背負ってきた事を悟る。
「俺の父ちゃんが言ってたぜ。どん底に落ちたら、あとは上るだけだって」
『第2次Z破界篇』第31話「対決!マーズとマーグ!」より。借金が倍増したクロウに掛けた慰めの言葉。
「くそっ…! ゲッターロボと戦うことなんて二度と無いと思ってたのによ!」
『第2次Z破界篇』にてゲッターロボGとの戦闘前台詞。前作での仲間割れを示した小ネタ。
ちなみに続編でもゲッターロボと戦うことになる。
「やったぜ! 俺の大好物だ!」
『第2次Z破界篇』のエンディングより。郁絵から差し出されたおやつのドラヤキを見た時の台詞。勝平の本来の声優である大山のぶ代氏の代表作が元ネタである。さらに言えば『トライダーG7』第8話にてワッ太が同様の反応をしていたため、結果的に声優ネタに昇華されたというところだろうか。
「この野郎! やっていいことと悪いことがあるだろうが!」
第2次Z再世篇』第32話「奪われた鉄人」で、ブランチが搭乗するブランチロボ5号に爆弾が搭載されているのを明かし、自爆特攻を強要するゲシュタルトの姿に人間爆弾作戦を実行したガイゾックの姿を重ね激昂する。
(父ちゃん…。俺達のやってきた事は、つまらない事じゃなかったよね…)
(だから俺…戦うよ。つらくても、怖くても…)
第3次Z天獄篇』中央大陸ルート第26話「輝け、ぼくらの星」の戦闘終了後。香月、アキ、ミチ…多くの人々の笑顔を守り抜き、かつてガイゾックに否定された地球の人々の心を証明してみせた。
「俺…宇宙の真理ってのはもっと楽しいもんだと思っていたが、この星を見ると、そうは思えねえな」
『第3次Z天獄篇』第60話「永遠へ」より、惑星エス・テランに生命が全く感じられない様子を目の当たりにして。
「さて、どう戦いぬくかな? へへ…聞いてくれたかい、爺ちゃん? 俺、立派になっただろ…?」
『第3次Z天獄篇』『V』の中断メッセージ。元々は彼の祖父である兵左衛門の決め台詞で、『第3次Z時獄篇』の発売年である2014年に他界した声優である永井一郎氏に向けてのメッセージとも取れる。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

「人の星ぶっ潰して叶う願いなんてよ、叶っちゃいけねえんだよ!」
『IMPACT』第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。「ディオレの間」での最終決戦に敗れ、ディラドの悲願が叶わなかった事を呪うケイムへの反論。
「俺たちが…誰かに感謝されたいから戦っているだと…!? 望んでいる戦い…誰かが喜んでくれる戦い? ふざけやがって…戦争なんて、ないのがいいに決まってるんだ。あんなのがいなけりゃ、もともと戦ってなんかいねえよ…!」
「誰が好きで戦争なんかするかよ! そんな損得で人殺しが出来る奴ら…許せねぇんだよぉっ!」
『IMPACT』第3部銀河決戦篇シーン3B自由選択ステージ終了後のインターミッションより。ブッチャーに自身の戦う意味を否定され、延々と引き摺っていた勝平がバンドック胴体部突入直前、抑え切れぬ激情をブチ撒ける。
「なんだよ! こんなんじゃあガイゾックと同じじゃねえかよっ!」
『IMPACT』隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。アクシズ落下による地球人類の粛清を宣言するシャアへ、ストレートに怒りをぶつける。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

「ガイゾックとか…そういう連中も…入れなくなる…」
A』第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」にてデビルガンダムによる地球再生と防衛を主張する東方不敗に対する台詞。
「…なんとなくわかるよ。だけどさ! それを認めたら…!」
A』第36話「運命に向かう者たち」or「メン・オブ・デスティニー」にて、ブッチャーが爆死した後の、ガイゾックの言う悪しき考えについてロンド・ベルが考えてしまいそうな流れになった際の台詞。その場はユリカが割って入ってカラ元気で場を静めてくれたものの、その後ユリカが言っていたように、そのままブッチャーの言い分を認めてしまえば、もう戦えなくなってしまうことを勝平は感じていたのだろう。
「まったく、無茶もいいとこだよ。ガイゾックが和平交渉なんかに応じるもんか!」
リリーナ「しかし、私は」
「甘いんだよ、外務次官さんはさ!」
R』第8話「バンドック現る!」のシナリオエンドデモにて、ガイゾックとの和平を望まんとするリリーナに対する恫喝の台詞。
自らが掲げる完全平和の「理想」故にガイゾックをどこかで信じたいというリリーナと、ガイゾックは和平など端から望めない存在であるという「現実」を知る勝平の、互いの意識の溝を垣間見させる一幕。
「フン、一人で生意気言うからだ。いい気味だぜ」
『R』第9話「炸裂!バイパーウィップ」にて初めてデータウェポンを手に入れて増長していた銀河アルテアに苦戦した直後の台詞。
「おい、このカブト虫みたいなの、地球に持ってけないかな?」
『R』第35話「嵐の海」にて、他のラウンドナイツのメンバーがガルファ本星の大自然に驚嘆するなかでの一言。この直後に恵子に「やめなさいよ」と制止されてしまう。昆虫に目が行くあたりが少年らしい。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

「一人で戦うなんて、そんなの悲しすぎるじゃねえかよ! 俺も…俺達、神ファミリーもみんなに嫌われて、俺達だけで戦ってたけど、アキトの兄ちゃんやみんなに助けてもらった! だから、俺は…! 今度は俺が兄ちゃんを助けるんだ!」
「怖くなんかあるかよ! あの時の俺の悲しい気持ちを誰かに味わわせるぐらいなら、どんな恐怖にだって痛みにだって耐えてやる!!」
V』日本ルート第16話「消えない傷跡」にて、「ガイゾックがいなくなった今、お前が戦う必要は無い」と勝平を遠ざけようとするアキトに対して。これにより睡眠学習が途切れたことによる恐怖を乗り越え、再び戦うことを決意する。

単独作品[編集 | ソースを編集]

「もちろん…俺だってザンボット3に乗って、たた…」
「た…たた…っ…たたか…」
『X-Ω』期間限定イベント「月と星が輝く夜」第2話「傷ついた戦士」。ガイゾックが去ってなお人類の敵が現れる中、勝平が戦わないことでいつ戦うんだと詰め寄る民衆に対して。母親以外の家族を喪い、睡眠学習の効果まで切れた勝平に、戦うという選択を宣言しきることができず、言葉に詰まってしまう。
女「私はあの戦いのせいで…神ファミリーのせいで家族を失ったのよ…!」
女「今さら戦わずに逃げようなんて、絶対に許さないわよ…!
勝平「…!」
勝平「ご、ごめん…」
勝平「ごめんよぉぉぉぉぉっ!」
上記の後。それを民衆は詰り、人類の敵が存在するというのに勝平ばかりを責め立てる理不尽な民衆の中、家族を喪った勝平に対して最も心無い言葉を浴びせられてしまった結果、勝平はそれに耐えることが出来ず、その場を逃げ出してしまう…。その後もこの女性の言葉は、勝平を苛む深い心の傷となってしまう。
勝平(だ、誰だ…?)
勝平(どうしよう…また…さっきみたいに何か言われたら…)
ゴーカイレッド「怪我はどんな具合だ、坊主」
勝平(…? 俺を…知らない…? 気付いていないのか…?
同イベント第3話「海賊との出会い」。逃げ出した末に崖から落ちてしまったところ、ゴーカイレッドことキャプテン・マーベラスと出会って。己が神勝平だと分かっている人間は身内以外全員勝平を責めてくるのが自然であると、勝平自身が思ってしまっている、あまりに追い詰められた精神状態にまで陥っていたが、幸運なことにマーベラスは事情すら知らない遠い世界の人物だった。
勝平「…どっちも、怖い。どっちも怖いけど…俺が、一番怖いのは…」
勝平「俺が…死んだ時のことなんだ」
ゴーカイレッド「………」
勝平「俺が死んだら、母ちゃんは…どうなるんだ?」
ゴーカイレッド「…!」
勝平「家族がみんな死んで、最後に残った俺まで死んじまったら…! 母ちゃんが今よりも、もっと追い詰められる…!」
勝平「今だって俺がいないとこだと、父ちゃんや一兄ちゃんの名前を呼んでひとりで泣いていることだってあるんだ!」
勝平「俺、母ちゃんをこれ以上悲しませたくねえ…! 母ちゃんをひとりぼっちにさせたくねえ! 母ちゃんを傍で支えてえんだよ!」
同イベント第7話「浮かび上がる月」。ビスマルクチームの面々に戦うことを促され、それに頷くことができなかった後の話。戦いで守れないのが怖いのか、死ぬのが怖いのか、とマーベラスに聞かれた際の答えであり、自分のことより母のことが気がかりになっている、家族を喪った後という局面だからこその勝平の苦悩。しかし…。
(俺は…)
(俺は…!)
「俺は戦うぞ! 宇宙太! 恵子!」
同イベント第8話「決行! 脱走作戦」。街の人々が攫われた中、マーベラスに助けられた自分達以外にも置き去りにされていた少女の姿を見て、勝平は遂に戦うことを決意する。既にビスマルクチームの作戦で脱出していた宇宙太や恵子の戦う中、合体の解除されてしまったザンボエースに乗り込んで現れた際の台詞。第2話では言えなかった「戦う」という台詞を、遂に口に出す事が出来た瞬間である。
「………」
「別にいいよ。気にしていねえからさ」
「いいんだって!」
「そんなことよりさ…生きていてくれたことの方がうれしいんだよ」
同イベント第10話「集う仲間たち」。戦いを終えた際、第2話で心無い言葉を浴びせてきた民衆が謝罪に現れた時の対応。この言葉で勝平は水に流し、その姿に民衆は自らの言葉を悔い、戦ってくれた勝平に感謝するのであった…。
ゴーカイレッド「よかったじゃねえか、『坊主』」
勝平「坊主じゃないっての。俺の名前は勝平…神勝平さ!」
同話。上記の後、駆け付けた花江も勝平の再起を喜んでくれた際に、マーベラスからの言葉に自分の名前を返す。初対面では自分の名前を伝えることすら恐れていた勝平だったが、遂に自信を持って名乗ることができるまでになり、マーベラスは満足そうに一言…「いい名前じゃねえか」

スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]

「何なのさ、このかっこう…幕張にでも行くのかよ!?」
第4次S)』第9(Sでは10)話「ザンボット3登場」より。家族総出でパイロットスーツに着替えさせられての第一声。『第4次』発売の時点で、既にコミケの開催地は幕張から晴海に移っているのだが(PS版『第4次S』発売年の1996年夏より有明となった)…。
「格闘!」
『第4次』でザンボエース搭乗時の格闘戦での戦闘台詞。武器名をそのまま叫ぶパターンの多いザンボエースやザンボット3だが、それがただの格闘にも適用された結果がこれかもしれない。
「ぬふふふ…どらどら、何か御用はありませんか…と」
『第4次(S)』第34(Sでは35)話「人間爆弾の恐怖」より。原作同様アキの着替えを覗こうとした際の台詞。テキストだけのために台詞で表現したと思われるが、「どらどら」という一節が何かを連想させてしまう。
「やったか!?」
グラップ・コンビネーションのシメとなる戦闘台詞。「やってない」のがお約束で相手の生存フラグになる事の多い台詞だが、SRWでは普通にトドメを刺す事も可能。
「ちょ、ちょっと、ばあちゃん! 何だよ、その宇宙の何でも屋みたいな服は!」
Z』セツコ編第5話「目覚めの日」より。戦闘服に着替えさせられる際に。戦闘服が安彦良和氏が挿絵を手掛けた小説『クラッシャージョウ』にデザインそのままで流用された事への小ネタ。
ちなみに勝平は『第2次Z』にて、別の宇宙の何でも屋と共演する。
「へえ…俺なんて立派過ぎて、逆に胡散臭く感じるけどよ」
Z』セツコ編第6話「超重神降臨」より。アースガルツがサンドマンの私設部隊であったことに対する率直な感想。率直に言いすぎである。ひかるからも注意されたが、サンドマンは「そう簡単に信用を得られるとは思っていない」とさほど気に留めていなかった。
「エイジの兄ちゃんを捜すために兄ちゃんの匂いのついてるものをブリギッタに出してもらったんだけどよ…洗ってない靴下を千代錦に嗅がせたら、泡吹いて倒れちまったんだ」
『Z』第33話「星が輝く時」にてエイジが脱走した際に。千代錦は不憫である。ちなみにエイジの名誉のために言っておくと、「靴下が臭い」のは『Z』オリジナル設定である。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ザンボエース
ザンボット3

脚注[編集 | ソースを編集]