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当初は[[ガンイージ]]、中盤では[[ガンブラスター]]、後半では[[Vガンダム]]及びそのバリエーション機を駆り、リガ・ミリティアの部隊の中でも[[ホワイトアーク]]隊と並んで多くの戦果を挙げた。 | 当初は[[ガンイージ]]、中盤では[[ガンブラスター]]、後半では[[Vガンダム]]及びそのバリエーション機を駆り、リガ・ミリティアの部隊の中でも[[ホワイトアーク]]隊と並んで多くの戦果を挙げた。 | ||
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**なお『セーラームーン』第一期終盤は女児向けアニメでありながら、主人公以外のセーラー戦士がシュラク隊のごとく30分足らずで全員戦死し、翌週の最終話で残った主人公と恋人が戦死する'''皆殺しの富野のような状態'''となった。 | **なお『セーラームーン』第一期終盤は女児向けアニメでありながら、主人公以外のセーラー戦士がシュラク隊のごとく30分足らずで全員戦死し、翌週の最終話で残った主人公と恋人が戦死する'''皆殺しの富野のような状態'''となった。 | ||
**『セーラームーン』の第一期最終回の脚本を執筆した初代シリーズ構成の富田祐弘氏は、『[[伝説巨神イデオン]]』『[[聖戦士ダンバイン]]』等の富野作品でメインライターを担当し、『Vガンダム』でも脚本を執筆している。『セーラームーン』第一期最終回を演出した2代目シリーズディレクターの幾原邦彦氏は富野ファンであり、『劇場版美少女戦士セーラームーンR』で『[[逆襲のシャア]]』をオマージュしている。 | **『セーラームーン』の第一期最終回の脚本を執筆した初代シリーズ構成の富田祐弘氏は、『[[伝説巨神イデオン]]』『[[聖戦士ダンバイン]]』等の富野作品でメインライターを担当し、『Vガンダム』でも脚本を執筆している。『セーラームーン』第一期最終回を演出した2代目シリーズディレクターの幾原邦彦氏は富野ファンであり、『劇場版美少女戦士セーラームーンR』で『[[逆襲のシャア]]』をオマージュしている。 | ||
+ | *『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』(未参戦)においても別のシュラク隊(女性)が登場している。また、リガ・ミリティアの参加メンバーのなかに「[[ハリソン・マディン|ロリコン疑惑のあるパイロット]]」おり、恩師が凄腕のパイロットかつ指導者としての手腕を発揮していることから、このパイロットが選抜し、鍛え上げたのかもしれない… | ||
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2020年2月14日 (金) 13:01時点における版
シュラク隊(Shrikes)とは、『機動戦士Vガンダム』に登場する部隊。
概要
リガ・ミリティア所属の戦闘部隊。「シュラク」とは英語で百舌(モズ)の意味であり、部隊のマークも逆三角に百舌のデザインとSHRIKEの英字をあしらったものとなっている。
敵対勢力であるザンスカール帝国を獲物に見立てての戦意溢れるネーミングであるが、その獰猛な部隊名に反し、女性パイロットばかりで構成されているのが特徴(ただし、いずれの女性たちも並の男以上に勇猛果敢である)。狙った訳ではなく「凄腕を集めていたら、たまたま女性ばっかりになった」という設定である。家族の身寄りのない者を前提条件としており、マヘリア・メリルがその趣旨を口にしている。
当初はガンイージ、中盤ではガンブラスター、後半ではVガンダム及びそのバリエーション機を駆り、リガ・ミリティアの部隊の中でもホワイトアーク隊と並んで多くの戦果を挙げた。
しかし次々とメンバーが戦死し、人員の不足により何度かメンバーが補充されたものの、その傾向には全く歯止めがかからなかった。むしろ加速したとすら言える。最終的には「隊長を含めて誰一人生き残らず、生存率ゼロ」という見るも無惨、語るも悲惨な結果を残しており、その惨状は「シュラク隊に配属されることが死亡フラグ」とまで揶揄されている。黒富野の代表的作品である『機動戦士Vガンダム』を象徴する部隊であるとも言えるだろう。フォローしておくと、戦い慣れしてない感情を抑えなれないパイロットが多く、それで戦死することが多い。
登場作品
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。ユカのみゲッターQ救出ルートで、他は全員無条件で加入。
- 初期機体はガンイージ及びガンブラスター。優秀なニュータイプが多数使用可能なため、それを押しのけてまで使用するほどの能力ではないが、全く使えないというほどでもない。ファンなら愛を持って育ててあげよう。
- 中盤で数人が強制出撃するシナリオもある。ただしそこで出てくる敵はレベルが極端に低い&ウッソも同時出撃のため、全く育てていなくても何とかなる……というか、育てていないプレイヤーでも大丈夫なように調整された結果だろう。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 全員スポット参戦という扱い。1人1人にレアリティの高い精神コマンドが割り振られており、強制出撃時にはそれを活かしてサポートする役割を担う。メンバーの顔グラフィックが全体的に似ていない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- オリファーとジュンコが登場。オリファーは中盤で死亡し強制離脱(育成はオデロに引き継がれる)、ジュンコは最後まで生き残る。また専用武装「シュラク・アタック」で召喚ユニットとしてガンイージなどが呼び出されるのだが、誰が搭乗しているかは不明。ストーリー上では他のメンバーは死亡していることが語られているため、幽霊を呼び出していると揶揄されることも。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- シュラク隊の全員が戦力に数えられ得る作品。宇宙編で主要戦力となるため、きちっと育てないと後で泣きを見る。
所属人物
第8話「激闘!波状攻撃」にて隊長のオリファーが、第10話「鮮烈!シュラク隊」にて初期メンバーであるジュンコ、ペギー、ヘレン、マヘリア、ケイト、コニーが登場。
その後、死亡離脱によるメンバーの減少を受けて、第16話「リーンホース浮上」にてユカが、第31話「モトラッド発進」にてフラニーが、第41話「父の作った戦場」にてミリエラが、それぞれ登場する。
退場のタイミングは下記の通り。
キャラクター | 死亡歴 | スパロボ関連の備考 |
---|---|---|
ヘレン・ジャクソン | 第11話にて、トムリアットとの戦闘中に死亡。 初登場した次の回で早々の退場となった。 |
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マヘリア・メリル | 第13話にて、ヘレン同様トムリアットにより死亡。 | |
ケイト・ブッシュ | 第14話にて、クワン・リーのメッメドーザにより死亡。 | 『新』において死亡イベント再現(回避可能)。 クワンは登場しないが、概ね原作通り。 |
ペギー・リー | 第26話にて、クロノクル・アシャーのコンティオにより死亡。 | |
ジュンコ・ジェンコ | 第27話にて、カイラスギリー上での爆弾解除中、時間切れで爆死。 | |
オリファー・イノエ | シュラク隊の隊長で、唯一の男性。 第31話にて、モトラッド艦隊に特攻し死亡。 |
『D』において死亡イベント再現(強制)。 なお、舞台が地上に変更されている他、 本来既に死亡しているジュンコも生存している。 |
ユカ・マイラス | 新規加入組。 第49話にて、カテジナのゴトラタンにより死亡。 |
『新』『α』にて精神コマンド「魂」を所持。 |
フランチェスカ・オハラ | 新規加入組。 第50話にて、カテジナのゴトラタンにより死亡。 |
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ミリエラ・カタン | 新規加入組。 フラニー死亡の直後、同様にカテジナにより撃墜され死亡。 |
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コニー・フランシス | 結成初期からのメンバーでありながら、最後の生き残りとなった人物。 フラニー、ミリエラらと同様に、カテジナにより撃墜され死亡。 |
いずれの作品でも精神コマンド「幸運」を所持。 長期間生き残ったことの反映か。 |
関連人物
- マーベット・フィンガーハット
- 隊長であるオリファーの婚約者(後に結婚)で、彼に同伴することも多い。しかし彼女はシュラク隊の隊員各々に与えられているパーソナルマークではなく、ホワイトアーク隊のパーソナルマークを使用しているため、シュラク隊の隊員ではないと思われる。
- ウッソ・エヴィン、オデロ・ヘンリーク、トマーシュ・マサリク
- マーベット同様、ホワイトアーク隊の隊員。但し彼ら3人とマーベットは、一時的に第二シュラク隊として活動したことがある。
- メルクリン(SRW未登場)
- 彼らと同じく第二シュラク隊としての任務に就いたが、画面上に顔を出す機会も与えられずに特攻の末死亡した名前のみのキャラクター。ある意味、全隊員の中で最も不遇。死亡回の34話でガンブラスターに搭乗。
- カテジナ・ルース
- 第49話から第50話にかけて、シュラク隊メンバーを立て続けに4人墜とし、シュラク隊を全滅に追いやった撃墜王。
関連用語
余談
- シュラク隊は「『美少女戦士セーラームーン』に登場するセーラー戦士のように、戦う美しいお姉さん達を出しましょう」というバンダイの無茶振りから富野監督の意向を無視して追加され、激怒した富野監督が物語に影響を与える前に即刻退場させたという説があるが、真相は不明。
- 『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』(未参戦)においても別のシュラク隊(女性)が登場している。また、リガ・ミリティアの参加メンバーのなかに「ロリコン疑惑のあるパイロット」おり、恩師が凄腕のパイロットかつ指導者としての手腕を発揮していることから、このパイロットが選抜し、鍛え上げたのかもしれない…
資料リンク
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