「俗語・俗称」の版間の差分
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+ | :大張正己監督がデザインしたロボットのこと。人間の顔に酷似して表情も変わる頭部、ふくらはぎや二の腕部分が筋肉のように見えるボディ、ポーズを決めるなどの独特な絵柄が特徴。有名どころでは[[ドラグナー]](通称「バリグナー」)や[[ゴッドグラヴィオン]]、[[ダンクーガ]]など。オリジナルでは[[コンパチブルカイザー]]や、最近では[[シュロウガ]]や[[アン・アーレス]]が一例。ちなみに、バリグナーのように別のデザイナーが描いたメカを監督が自分風にアレンジした結果この特徴が出た場合、「バリってる」と表現されることが多い。これは製作側も意識しているようで、第2次OGで[[コンパチブルカイザー]]と[[ゼブリーズ・フルシュワ]]を戦わせるとそれを思わせる特殊戦闘台詞が見られる。 | ||
;バロン化 | ;バロン化 | ||
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での一部のキャラクターの音声が低く再生される現象「声バグ」において、とくに症状が酷い[[リーア]]と[[ディアナ・ソレル]]の音声が[[バロン・マクシミリアン]]のように再生される現象のこと。 | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での一部のキャラクターの音声が低く再生される現象「声バグ」において、とくに症状が酷い[[リーア]]と[[ディアナ・ソレル]]の音声が[[バロン・マクシミリアン]]のように再生される現象のこと。 |
2015年4月5日 (日) 23:15時点における版
俗語・俗称(Slang and Common Name)
本項ではスパロボや各原作の公式においては用語として使われない、主にユーザー同士で用いられる非公式な用語・名称をリストアップします。
注:一部批判・揶揄を目的としたネガティブな用語も敢えてリストしていく方針です。ご了承ください。
いるだけ参戦や開幕、無双など、他に簡潔な言葉で示す事が出来ない言葉については積極的に記事内に盛り込む事も仕方ないと思われますが、ニルファやサルファ、顔グラ、○○持ち、○○要員など、他に簡潔に表現する言葉がある場合、そちらを使う方がより美しい文体になると思われます。手間のかかる部分はありますが、編集される場合には考慮頂けると幸いです。
リスト
※個別記事がある場合、説明は最小限にしてください。
英数字・記号
- KMN
- 『K』の担当シナリオライター、小峰徳司のスパロボファンの間での呼び名。姓のローマ字書き(KOMINE)より母音を抜いたもの。小峰氏の『K』におけるあまりに杜撰な仕事ぶりに「もう名前ですら呼びたくない」と言う理由から生み出された呼び名であり、蔑称と捉えて差し支えない。
- 11月11日・B型
- 『αシリーズ』等、スタート時に主人公の名前・誕生日・血液型を自由に設定出来るスパロボ作品で、上記の設定にすると最初から強力な精神コマンドを使えたり、レアな能力を持っていたりする特殊な設定。昨今の作品では「感応」を覚えるのが恒例。元ネタはスーパーロボット大戦のプロデューサー「寺田 貴信」氏の誕生日と血液型からで、ユーザー間では「特殊誕生日」と呼ばれる。
- ○○は●●のキャラ
- ○○にはオリジナルキャラの名前、●●には版権作品名がそれぞれ入る。あまりに版権作品と馴染みすぎて特定の参戦作品のキャラと勘違いされるオリジナルキャラを指した言葉。
- 例としては『第2次α』における「ククルは鋼鉄ジーグの敵キャラ」、『Z』における「ランドはザブングルorキンゲのキャラ」、『L』における「一鷹はラインバレルのキャラ」など。また、上述の「マークデスティニー」「ナタクのファクター」「聖戦士ショウ=コハ=ザマ」など、版権作品同士でもこの現象が発生するケースも。この手の亜種としては『第3次Z時獄篇』のサイガス・エイロニーがおり、当初は「逆襲のシャア」か「ボトムズ」のキャラクターだと勘違いされていた。
- 逆のパターンとして、『D』では『THE ビッグオー』のシュバルツ・バルトがある。当該作品ではあまりの馴染みっぷりから、原作未見のユーザーが彼をオリジナル組織の幹部連メリオルエッセのメンバーと勘違いする事例が続出した。
- ○○持ち
- 特定の精神コマンドや特殊技能、特殊能力などを持つパイロットや機体に対して、その精神コマンドなどの後に付ける接尾語。激励持ち、強運持ち、修理装置持ちというように使用する。
- ○○要員
- 目的に応じて出撃させるパイロット、ユニットの俗称。精神コマンド要員、援護要員、合体攻撃要員というように使用。
- ~様
- カリスマ性を発揮するキャラクターに対して、ファンの間では愛称として「~様」を付けて呼称することが多い(例えば、ハマーン・カーンを「ハマーン様」と呼ぶ等)。
- また、とんでもない悪党でありながら視聴者の心を捉えて離さないキャラクターにも「~様」付けで呼称することがある(例えば、ゴステロを「ゴステロ様」と呼ぶ等)。
あ行
- アインスケ
- OGシリーズにおける平行世界(シャドウミラーの世界)のキョウスケ・ナンブ(ベーオウルフ)の事。『OGs』のOG2シナリオ序盤に登場した際、台詞回しからアインストに憑依されていることが推察されたためこう呼ばれるようになった。
- アスカさん
- 『UX』におけるシン・アスカのこと。UXでは原作終了後の設定で登場し、一騎を初めとするファフナーのパイロット達の良き先輩として見守り導いていく役割を担っており、一騎達からは「アスカさん」と呼ばれている。このことから、UXのユーザーもシンをこの愛称で呼ぶこともある。
- 飛鳥真
- 上記と同じく『UX』におけるシン・アスカを指す。あまりにもファフナー組になじみすぎているその扱いから、「ファフナーの登場人物と勘違いする人もいるのでは?」といった所から始まったネタ表記。ファフナーは登場人物が漢字表記であることから、シン・アスカも同様に(無理矢理)漢字表記にしたもの。「飛鳥先輩」とも。ちなみに放映当時のアニメ雑誌で『大和から飛鳥へ――』という見出しで記事が掲載されていたことがあるため、あながちこの漢字表記は間違っていないといえる。
- 穴子
- テッカマンオメガの攻撃時に入るケンゴのカットインの揶揄。ケンゴ役の若本氏が、国民的アニメ「サザエさん」で演じているサラリーマンの名前が由来。実際にケンゴの顔を穴子さんに変えたコラージュも存在。
- アハマド神
- DS版魔装機神Iの第2章におけるアハマド・ハムディの事。条件を満たすと500万もの資金を持参するため。
- アホセル
- 『A』に登場する記憶喪失状態のアクセル・アルマーのこと。この状態のアクセルの言動にはコメディー要素が多く、敵として登場する際の言動とのギャップが大きいためこう呼ばれるようになった。苗字にもかけて「アホセル・アラマー」などと呼ばれることも。なお、類義語として、敵版(主に『A』『OG2』)のアクセルを差した「悪セル」、『A』で記憶を取り戻したアクセルを差した「覚セル」がある。
- アリオスの人
- 『第2次Z再世篇』でアリオスガンダムのアニメーションを手がけたスタッフのこと。アニメーションのクオリティがユーザーを唸らせるほどの秀逸な出来だったことから大いに賞賛された。
- イクサー4
- ジャック・スミスのこと。『L』で共演したイクサー1達と同様に生身で戦うことからユーザーに呼ばれることになった。ちなみに、「イクサー4」自体は冒険! イクサー3の続編である「戦少女イクセリオン(ドラマCD版or小説版)」にて、変身ヒロインとなった霞渚が襲名している。アトロスの立場は…。
- イクサー5
- クラン・クランのこと。『L』で共演したイクサー1達と同様に生身で戦うためか一部ユーザーに呼ばれることになった。……が、他のイクサー達とは違い、人型機動兵器サイズをしている為かイクサーに数えないユーザーもいるとのこと。
- イクサー6
- ジョーイのこと。『UX』においてヒーローマンと共に戦うジョーイがイクサーの様に見える所からユーザーに呼ばれることになった。ちなみに、今作ではジャック・スミスが原作漫画版として前作『L』同様生身で参戦を果たしている。
- イクサー7
- ノノのこと。『第3次Z天獄篇』PVにおいて生身で戦闘したことから例によってユーザーに呼ばれるようになった。ちなみに、偶然にもノノの本来の名称もバスターマシン7号である。
- いるだけ参戦
- 登場はしているが、ストーリーにあまり絡んでこない作品の事。その作品の話自体が終わっている場合が多い。原作終了後であっても、『UX』などのように見せ場が多くある場合は適用されない。
- ウキーラ
- ユウキ・ジェグナンとリルカーラ・ボーグナインペアの事。『OG2』では二人の参戦は発売前の情報公開初期は隠されていたのだが、出撃リストが映ったスクリーンショットで「ウキ」「ーラ」と文字の一部が映っていたことから、この二人の参戦が公開前にバレてしまったという逸話から。
- エクセレン・旦那・寝取られる
- E.D.N.の事。『第2次OG』にてアルトアイゼン・リーゼに新たにフリッケライ・ガイストとの合体攻撃が追加され、それの使い勝手がランページ・ゴーストより良かったため、エクセレンが合体攻撃役としては半ばお払い箱になってしまった事からの当て字。当たり前だが本当にアリエイルがエクセレンからキョウスケを寝取ったわけではない。
- ちなみに単純な威力なら、恋愛補正のかかるランページの方が上。
- 大親分
- リシュウ・トウゴウのこと。彼の弟子であるゼンガーが「親分」と呼ばれているのにかけた呼称だが、ユーザー間では作中の呼び名から単に「先生」と呼ばれることが多い。
- オリジナル笑顔
- 一部のキャラクターのカットインで、普段とはかけ離れた(やってはいけないともいう)凶悪な笑顔を見せたときにしばしば揶揄される。敵ならず視聴者が戦慄する程の笑顔で、特に主人公に多い傾向がある。語源はガン×ソード本編でオリジナル7であるヴァンがカギ爪と相対した際に見せた狂喜の表情を、「ハッピー☆マテリアル」という楽曲の1フレーズ「オリジナル笑顔で~」に掛けて表したものである。
か行
- ガイナ立ち
- GAINAXのアニメ作品において、主役ロボットが腕を組んだまま競り上がってくる場面のこと。下記の「サンライズパース」と異なりポーズそのものの呼称では必ずしもない。「トップをねらえ!」のガンバスターの発進シーンが元ネタとされるが、この呼称が確立したのは続編「2!」のバスターマシン7号から。同様のプロセスやポーズを「天元突破グレンラガン」で多用したのがきっかけで一気に知名度が上がった。ちなみに、同様のポーズでも場所が高所+光が刺している場合は「ロム立ち」と呼ばれる。
- ちなみにそもそもの由来であるガンバスターの発進シーンは、「ゲッターロボG」において、ゲッタードラゴンがウザーラの頭に乗って海の中から現れたシーンがモデル。
- 顔グラ
- 顔グラフィックの略語。キャラクターのフェイスアイコンを指す俗称。
- 加藤機関五番隊隊長
- 『L』における張五飛の事。「ナタクのファクター」も参照。アニメ版の加藤機関には原作でこの立ち位置にいたマット・レズナーがおらず、真田に対する宗美のような代役もいないため、Lで参加していた五飛がこう呼ばれている。
- ガッカリウルフ
- 戦闘時に武器の名前を叫ばないキョウスケ・ナンブの事。キョウスケはその性格から専用台詞はきちんと用意されているものの前述のような仕様となっているため、それに不満なユーザーによって用いられる。そういった意見が反映されたのか、『OG外伝』ではゲシュペンストキック使用時に、過剰なほど叫ぶ専用台詞が追加されることとなり、『OGIN』ではアルトに偽装したタイプSに搭乗してやはり叫び、ファンを大いに喜ばせた。
- ガッカリーニ
- 戦闘時に武器の名前を叫ばないラーダ・バイラバンの事。強力な武器を使用しても武器の名前を叫ばず「目覚めよ、クンダリー二!」などの複数の台詞しか発しないため、それに不満なユーザーによって用いられる。
- キョウセレン
- キョウスケ・ナンブとエクセレン・ブロウニングペアの事。
- 綺麗な~○○
- ○○にはキャラクターの名前が入る。いわゆるスパロボ補正の一種であり、スパロボに参戦するに当たって原作から性格が良い方向に変えられた、若しくは好印象を抱かせるイベントを与えられたキャラクターは度々綺麗な~○○と揶揄される。
- 例に、原作にて荒んでいた性格が丸くなる、敵に反感を持つまたは味方に感化されて改心する、味方のキャラクターを庇うなど多々ある。
- 逆にスパロボ補正によって、悪役面を強くするために原作以上に極悪に描写されたり、味方を裏切るキャラクターもいるが、そちらは汚い~○○と揶揄される。
- また、スパロボの事情やユーザーへの配慮でオリジナル設定が与えられたキャラクターもいる。こういった補正は、数多の作品同士による枠を超えたクロスオーバーが中心となるスパロボの魅力の一つである。
- このページに記載されている俗語・俗称も例外では無く、そういったクロスオーバーから派生したものが多数を占める。
- その他の例は隠し要素や裏切りイベントなどの項にて詳しく記載されているため割愛する。しかし、こういった非公式の設定が公式の様に誤認されるケースもあり、原作未見者にとっては一つの問題点でもある。
- 楠鰤
- クスハ・ミズハとブルックリン・ラックフィールドペアの事。「燻り」とも。
- 久保
- クォヴレー・ゴードンの事。「クォヴレー」が入力しにくく「クヴォレー」と誤認されることが多かったため、その略称として定着した。
- 逆転現象
- 改造段階の関係で主役機や新型機よりも、脇役機・旧型機・量産機の方が、最終的な機体性能や武器攻撃力が高くなる現象。『OG2』の龍虎王のように、最強武器より他の武器の攻撃力が高くなる場合にも用いられる(その場合「下克上」と呼ばれることが多い)。
- 虚無る
- 打ち切りのうち、いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ」の揶揄。石川作品の中には、本来別個の作品だったものに設定を加えて一つの物語に仕立てた「虚無戦記」というコミックが存在するのだが、これに組み込まれた作品の中に度々「実は虚無戦記の一部だった」というオチでストーリーが完結してしまうものが出たために使われるようになった。
- 広義には単なる打ち切りに対して使われるのだが、「進化」「神」「宇宙」といったキーワードを挙げ、一気に物語を広げた上で広げたまま終わった作品に使われる。
- スパロボユーザーだとゲッターのイメージが強いが、これはチェンゲ版のラストで竜馬たちの飛び込んだ時の狭間で、ゲッター艦隊による戦いが行われていた→「アーク」ではゲッターによる生存競争がおきている→チェンゲラストの艦隊はその一部ではないか→エンペラーは「真説・魔獣戦線」や「虚無戦記」と関連があるのではないか、という推察から始まった誤用であることに注意。
- 霧
- ミスト・レックスの呼称だが、こちらは「名前で呼ぶのも嫌だ」という完全拒否の意図を込めたもの。単に略称として使われることもあるが、蔑称である。
- 苦労さん
- 『第2次Z』の主人公・クロウ・ブルーストのファンの間での呼び名。由来はもちろん、ストーリー全編における貧乏くじの引かされっぷりから。後述の「ミストさん」とは異なり、こちらの敬称はきちんと愛着と敬意が込められたものである。
- 継戦力
- 戦闘を継続させる能力の事。詳しくは『武器』の項を参照されたし。
- 経験値泥棒
- 飛影、ブラックサレナ、オーガンなどの強力すぎる助っ人NPCに対して使われる言葉。資金泥棒、撃墜数泥棒、パーツ泥棒とも。彼らは自軍に変わって敵ユニットを無双してくれる頼もしい存在だが、それゆえに自軍ユニットが敵を撃墜する機会が減るためにこう呼ばれる。
- 場合によってはMAP兵器で自軍を巻き添えにして攻撃してくることもある為、NPCのステータスが高いと泣きを見る事さえある。
- 激励シフト
- 精神コマンド激励の効果が使用者の上下左右である場合に、その効果範囲を重ねる事により主要ユニットの気力を大幅に上げるための布陣。マップ開始直後に激励シフトを敷くことで、最初から必殺武装や分身などを発動可能。バサラの突撃ラブハート(MAP)を聴かせるために一箇所に集めるのも似たようなもの。
- ゲッター機動
- 「変態機動」とも。真・ゲッター1が戦闘中に見せる、ジグザグの軌跡を残して一瞬で移動する機動力の揶揄。スパロボの戦闘デモでこれが顕著で、スピード自慢のユニットの近接武器に多い。ランスロット・アルビオンやトールギスIIIが一例。
- 原作再現
- 原作での重要なシーンをゲーム上のイベントとして再現すること。ファンの間では、しばしクロスオーバーへの対義語として用いられる。
- 御三家
- スパロボシリーズでは『ガンダムシリーズ』、『マジンガーシリーズ』、『ゲッターロボシリーズ』の事を指す。殆どのスパロボでは揃って参戦するが、『J』以降の携帯機作品ではゲッターロボシリーズが出ないことがある。
- ごひ
- 張五飛の事。名前の五飛(ウーフェイ)を日本語読みしたもの。ガンダムWを見たことがないユーザーから「五飛ってなんて読むの?」「ごひだよ」などといったやり取りが見られたことが始まりだが、五飛はスパロボシリーズではなぜかネタキャラにされることが多いため、「もはや彼はウーフェイではなく、ごひという別キャラに昇華した」という意味合いでこのように呼ぶようになっている。
- ごひ子
- リオ・メイロンの事。OGシリーズに登場する際に、同じ中華系キャラ・「正義」という言葉を使うといった共通点から張五飛の女版として呼ばれる。
- ごふる
- 『UX』にて登場人物が「ごふっ」というセリフを発すること。UXではライターの岸本みゆきの癖なのか「ごふっ」というセリフが頻繁に登場し、ユーザーに強い印象を残したことからいつしか呼ばれるようになった。特に、主人公とライバルはことあるごとにごふっている。ちなみに氏が参加していた前作の『L』でも一部キャラがごふっている。
さ行
- 最低野郎
- ボトムズシリーズファンの自称(または愛称)。ボトムズ(機動兵器アーマード・トルーパーやそのパイロットの通称もとい蔑称)の意訳に由来するが、ファンの間ではむしろ「褒め言葉」の意味で使用されている。このように書いて「ボトムズ」と呼ぶのがボトムズファンの様式。
- また、ボトムズシリーズにおいてカルト的な人気を誇る小悪党カン・ユーの異名・愛称(?)としても、使用されることがある。
- 早乙女スペシャル
- 『第2次Z破界篇』における早乙女アルトのエースボーナス。アルトと同じ姓の博士が開発したロボットのフル改造ボーナスと同じ(移動後変形可能)だった事と、アルトと同じ声の上級大尉の空中変形マニューバーから。
- 早乙女マッハスペシャル
- 『第2次Z再世篇』における早乙女アルトのエースボーナス。上記のボーナスに加え、分身可能となったため、アルトと同じ姓の博士が開発したロボットの分身可能な形態の分身能力が名前に加わった。
- サルファ
- 『第3次スーパーロボット大戦α ~終焉の銀河へ~』の俗称のひとつ。公式では一切呼ばれていない。本サイトでは『第3次α』と略すのが一般的。「ニルファ」も参照。
- サンライズパース
- サンライズのアニメ作品、とくに勇者シリーズにおいて、主役機が剣による必殺技を繰り出す時にとる構えのこと。半身になって左足を引き、剣先を敵に向けた構えのことを言う。似たような構えをする機体やキャラクターが出てきた時にも俗称として使われる。本家の勇者シリーズの場合、武器を取り出す→専用曲が流れ出す→派手な演出・シャウトとともに武器を構える、という流れまで含めてこう呼ばれる。
- 類似品として、同じくサンライズの「機動戦士ガンダムSEED」由来の、空や宇宙空間を飛んだ状態で銃や盾を構えながら見得を切る「種ポーズ」がある(オープニングで使われる)。
- シオニスト
- シオニー・レジスにサディックな行為を行うユーザーを指す。主にシオニーにダメージを与えるごとに追い詰められる際の声に快感を覚えたり、シオニーの小物的な行動を好むユーザーが多い。ただし、用語そのものはキリスト教を語源とするため、無闇にネット上で書いたりするのは控えたほうがいい。
- 始祖アイバ
- 『W』における相羽孝三のイバリューダーからの呼称。作中で使われた独自用語なのだが、ユーザー間ではWの壮大かつ密接なクロスオーバーを賛する代名詞として扱われている。
- 死に○○
- 様々な要素の歯車が噛み合わず、実質的に存在意義を失う能力。「死に能力」「死に精神」などというように使われる。スパロボ専門用語ではなく、他のゲームでも見られる。例は「精神コマンドの突撃があるのに、機体の武器が全てP属性なので死に精神になった」など。
- 島田兵
- 島田敏氏が演じる一般兵の事。一般兵の戦闘ボイスは、過去のリアルロボット作品で脇役で出演する機会の多かった声優を起用する方針をとっている。
- 島田氏もその一貫で音声を収録しているのだが、そのいかにも三下臭い声色は、数ある一般兵の声優の中でも群を抜いて秀逸である。この呼称があまりに浸透したため、第2次OGで氏が演じたコンターギオは「名有りの島田兵」という呼び名がついているほど。
- 類義語として鶏内一也氏が演じるアラド兵、檜山修之氏が演じる檜山兵、稲田徹氏が演じる稲田兵などが一部で使われている。
- 邪神デメクサ
- DS版魔装機神Iにおけるデメクサ・シーエの事。DS版魔装機神I第1章では、彼の愛機ファルクを改造すると、敵として登場するグランゾンやナグツァートに引き継がれる上に、ある武器をランクアップさせるとグランゾンの対応する武器にランクアップがない事からフリーズが発生する可能性まで出てくるため。しかし、第1章でファルクをわざわざ改造して暴れているのはデメクサではなくて某不幸を呼ぶ女のような……。
- ジャスコ
- スーパーマーケットの店内で流れそうなアレンジがなされているBGMのこと。安っぽいという意味合いで使われる事が多く、基本的に蔑称なので使い時に注意する必要がある。どういうものがジャスコと呼ぶかは人によって基準が様々だが、原曲の歌声の部分を楽器で再現する際に、管楽器(サックス、トランペットなど)か弦楽器(ヴァイオリンなど)の旋律がやけに強いときにそう呼ばれることが多いようだ。数多いスーパーマーケットの中でなぜジャスコが選ばれたのかは不明。
- なお、ジャスコは2011年3月1日にサティとの統合でイオンへ転換したため、国内では消滅している。
- 召喚攻撃
- 使用時に仲間の機体や武器・装備、固有の地形が登場する演出がとられている武器の事。仲間の登場をRPG作品の召喚魔法に例えたもので、単独のユニットとして登場しない機体が登場する。
- 小隊要員
- 本サイトで時々見られる表現。意味合いとしては「小隊長として活躍できる能力ではないものの、精神コマンドや特殊能力等が便利なので、小隊員としては優秀」といったところで、より正確な表現を使うなら『小隊"員"要員』あたりか。「○○要員」も参照。
- 処刑用BGM
- 特に攻撃力の高い武器を使う際に流れたりする、所謂「トドメ用」のBGMを大袈裟に呼称したもの。原作で「このBGMが流れたら勝利確定」とされる武器に採用されることが多い。良例を挙げれば機動武闘伝Gガンダムの「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」、「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く~」。極端な例の場合「飛影見参!」、「覚醒、ゼオライマー」が挙げられる。トラウマ級の戦闘力のため、印象に残っているユーザーは数知れず。
- バンプレストオリジナルで処刑用BGMを初採用したのは、エール・シュヴァリアーとブランシュネージュの必殺技。前者は作中内でも屈指の動きで乱舞を叩き込むため、話題になった。
- 助手
- ジョシュア・ラドクリフの事(ジョッシュ→ジョシュ→助手)。
- 鈴木君
- エイサップ・鈴木の事。サコミズ王がエイサップのことを何度も「鈴木君!」と呼ぶため、それが視聴者の印象に残ってしまった。
- スパ厨
- 「スパロボ厨房」の略称で、熱狂的なスパロボファンを表す言葉。その行動は初めこそは参戦妄想や様々なロボットアニメのスパロボ風ステータスを作るなどファン活動の延長的なものが多かったが、近年は自分の気に入らない既参戦作品・新規参戦作品を排斥しようとする「イラネ厨」やオリジナル至上主義の「オリ厨(もしくはOG厨)」、果てはミスト・レックスの台詞群を真似て場をかき回すことだけを目的とした「ミスト厨」などが現れ、著しくモラルに欠けたスパロボファンを指す蔑称となっているのが実状である。
- スパロボ効果
- スパロボに参戦する事でその作品の知名度が上がり、玩具や映像ソフトなど様々なグッズがリリースされたりする事。『大空魔竜ガイキング ⇒ ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』や『鋼鉄ジーグ ⇒ 鋼鉄神ジーグ』など、数十年ぶりに新作が作られたケースも。また、「スパロボ特需」と呼ぶこともある。やや順番が逆になっているメディアフランチャイズ展開と差し支えない。
- あまりスパロボ外のコミュニティでこれを連呼すると上記のスパ厨と見なされることがあるため注意。
- スパロボ補正
- 原作以上に良い印象を受けるキャラクター・作品の事。原作にて死亡したりするなど悲惨な結末を迎えたキャラクターが、死亡イベントを回避して生存する場合もある(稀に扱いが悪くなることも)。スパロボにおいてこの補正がもたらす恩恵は大きく、特にシナリオや隠し要素には多くの影響を与えている。
- 声優ネタ
- 同じ声優が演じるキャラが「声が似てる」と言われたり、違うキャラの物真似をしたりする事。参戦作品以外の有名作品のキャラのネタを使用する事もある。シリーズ初のネタはまだ声が入っていなかった第4次。元々はスパロボの十八番だったが、近年ではパロディ中心のアニメなどでも多く使用される。
- 戦闘のプロ
- グレートマジンガーの主人公、剣鉄也の通称。由来は鉄也がスパロボにおいて頻繁に「俺は戦闘のプロだぜ!」と言ったことから。多くのユーザーからは親しみと敬意を込めて単に「プロ」と呼ばれている。また、他意は無いのだろうが「俺はちょっと手荒いぜ!」等に代表される過激な台詞回しからよくネタにされている。
- 鉄也がスパロボに参戦した場合、戦闘のプロを自称するだけに未熟なパイロットに特訓を課す指導者の役回りを務める事が多い。
- なお、マジンカイザーにて登場する剣鉄也は「偉大な勇者」だとよく言われるが、これは正確にはグレートマジンガーの通称であり、鉄也自身は変わらず「戦闘のプロ」である。
た行
- 叩き
- 一義としては、作品内で不満な点や嫌いなキャラクターを論って糾弾する行為。「○○叩き」と使われる。全否定や物笑いにするなど、とにかく荒らしたい意図が透けて見えることも少なくない。作品を問わず発生する現象なのだが、スパロボはクロスオーバー作品である都合上これが発生しやすく、動画サイトなどで見たのみで実際にプレイしていない「エアプ(エアプレイ、実機でプレイしていないことを示す)」によるものが近年増加している。スパロボの場合、新作が発表されると必ず参戦作品や演出、キャラクターについて滅多矢鱈に叩くユーザーが現れるのが恒例である。
- チート
- いわゆる不正行為。スパロボなどでは、改造ツールを使って資金やPPを無制限にしたり、精神コマンドなどの操作を抜きでも味方の攻撃が当たり放題になったり、逆に敵の攻撃が常に外れるといったような細工を施すことを指す。
- チート級
- 上記の「チート」から転じて、改造ツールを用いたかのごとき反則的な性能や設定を持った存在のことを指す。こちらを単に「チート」と呼ぶことも。グレートゼオライマーなど、隠しユニットがその対象となることが多い。
- 乳揺れ
- 一部女性キャラのカットイン時に、胸の揺れがアニメーションで表現される演出。特にバンプレストオリジナルのキャラに多い。
- 寺生まれのDさん
- UXにおける道明寺誠の通称。数多くの伝承に詳しいなど博識な彼が持ち前の知識から物語の謎を尽く解いていったことに加え、彼の実家が寺だったことから、一部のユーザーにこの様に揶揄された。なお、元ネタは「寺生まれのTさん」という2ch発祥のコピペである。
- デッドエンド一族
- バンプレストオリジナルのキャラクターのうち、必殺武器の決め台詞に「デッド・エンド・~」という言い回しを使用するキャラクター達の総称。この呼称の大本は、『OG1』にて敵対したイングラム・プリスケンがR-GUNの「メタルジェノサイダー」使用時に言う台詞(本人の項の名台詞冒頭を参照)。これがあまりにも有名になったのと(実際にはαの時点でこのフレーズはあった)、この台詞を受け継ぐキャラクターがことごとくイングラムの関係者であったことからつけられた。
- 2014年現在ではイングラムの他にヴィレッタ、キャリコ、スペクトラ、クォヴレー、アーマラが該当。『RoA』のユーゼスも一応この括りに入る。このうち、PCとして操作できるキャラクターは必ず一度記憶喪失になるというジンクスがある。
- テッカマセランス
- テッカマンランスことモロトフの俗称。ブラスター化したブレード相手に瞬殺されたシーンのあまりに見事なやられ役っぷりからついた名前だが、これに拍車をかけたのが『W』。特に第2部序盤ではミヒロにこてんぱんにされて逃げ帰る、精神コマンド全開のガウルンに突っ込んでいって返り討ちに遭う、とロクな目にあっておらず、ユーザー間でこの呼び名が広まるきっかけになった。
- 天の~
- 『冥王計画ゼオライマー』の登場メカ「天のゼオライマー」から。『MX』で初登場した際のゼオライマーのマップ兵器「メイオウ攻撃」が広範囲かつ高威力であったことから、その後のスパロボで登場するマップ兵器がメイオウ攻撃と同種の凶悪な性能である場合、ファンが天のゼオライマーにあやかって「(天または漢字1文字)の(機体名)」と呼ぶことがあり、もしくはマップ兵器ではなくデモにおける武器の演出が(両拳を近づけるなど)メイオウ攻撃と似ている場合にも同じく呼ばれることもあり、その動作を「⊃天⊂」のように表現されることがある(ただし、これの大元となったカットインはスパロボオリジナル)。
- バンプレストオリジナルでの例を挙げるとラッシュバードのディメンションストームが揶揄されることが多い。
な行
- 中村スペシャル
- 『UX』においてグラハム・エーカーと早乙女アルトを演じる声優・中村悠一氏繋がりでペアユニットにする通称。また、この二人の組み合わせ(ブレイヴとデュランダルに限る)は技の射程や精神などの相性も非常に良い。更に、エースボーナスの兼ね合いでとんでもない移動力を叩き出すことが出来る。
- ナタクのファクター
- 『L』における張五飛の事。彼の性格からあまりに『鉄のラインバレル』とのクロスオーバーが噛み合っていた事から。「ナタクのファクターはなんでファイナルフェイズに参加しないの?」などといった使われ方をする。
- 生身ユニット
- 「機体=本人」のユニットのうち、ロボットに乗らず身一つで戦うキャラクターの俗称。テッカマンなど「戦闘形態に変身する」場合は使われない。定義は主に「基本的に人間の姿」「システム的にはSSサイズ」の二つを満たした場合に使われる。元祖は新の東方不敗だが、Lにおけるイクサーズの登場で一気にこの呼び名が広まった。
- 二軍
- 野球用語に由来する、出撃機会が与えられないパイロットや機体のこと。加入後しばらくは使えても、中盤以降能力的に息切れして「~落ち」となる場合も。
- ニルファ
- 『第2次スーパーロボット大戦α』の略称のひとつ。主にweb上で使用される俗称であり、公式では一切使われていない。本サイトでは『第2次α』と略すのが一般的。「サルファ」も参照。
- 捏造
- オリジナル設定として、キャラクターやユニットの性能、グラフィック、サウンドなどに原作アニメに存在しない要素が追加されることを表した言葉。基本的には賞賛に使われる。また、未完作品に独自の決着を付けさせるなど、シナリオ面においても使われることがある。
- 時に「原作にある要素であったにも関わらず、それを知らずにスパロボの捏造だと勘違いする人」もいるが、その時はやんわりと指摘してあげよう。
- ちなみにこれによって生まれることが多いのが、いわゆる乱舞技である。
は行
- ハイコートボルテッカ枠
- テッカマンブレードの追加武器「ハイコートボルテッカ」が由来。『J』におけるこの武器は中盤で追加されるのだが、それから3ステージ後にブラスター化が追加されて更に強力な攻撃ができるようになる上、気力130以上でブラスター化が発動すると使用できなくなるため、気力120制限の当武器は結果的に活用し難くなる。こういった経緯から、「追加されて程なくもっと強力な武器が使えるようになり、結果として存在価値が半減する」不遇な武器に対して使われるようになった。
- ハイパー化
- 元ネタである聖戦士ダンバイン以外でも、スパロボで(敵味方問わず)ユニットが原型を留めたまま巨大化するとしばしば揶揄される。詳細はページを参照。
- バランスブレイカー
- 使用することで、ゲームバランスを著しく損なう可能性がある要素のこと。ユーザー間で使われる造語。スパロボ以外でも多く使われている。「チート級」も参照。
- バリメカ
- 大張正己監督がデザインしたロボットのこと。人間の顔に酷似して表情も変わる頭部、ふくらはぎや二の腕部分が筋肉のように見えるボディ、ポーズを決めるなどの独特な絵柄が特徴。有名どころではドラグナー(通称「バリグナー」)やゴッドグラヴィオン、ダンクーガなど。オリジナルではコンパチブルカイザーや、最近ではシュロウガやアン・アーレスが一例。ちなみに、バリグナーのように別のデザイナーが描いたメカを監督が自分風にアレンジした結果この特徴が出た場合、「バリってる」と表現されることが多い。これは製作側も意識しているようで、第2次OGでコンパチブルカイザーとゼブリーズ・フルシュワを戦わせるとそれを思わせる特殊戦闘台詞が見られる。
- バロン化
- 『Z』での一部のキャラクターの音声が低く再生される現象「声バグ」において、とくに症状が酷いリーアとディアナ・ソレルの音声がバロン・マクシミリアンのように再生される現象のこと。
- 火消しのスラスターモジュール
- 『L』におけるトールギスIII、およびゼクス・マーキスの事。Lの発売前情報でアイテムが削除されたこととトールギスIIIのボーナスが宇宙適応Aであった事が明かされた際、EWにおいてゼクスが名乗った「火消しの風=プリベンター・ウインド」からとられた。
- 必殺仕事人ロボ
- オルフェスおよびオデュッセアのこと。攻撃手段および必殺技BGMが時代劇「必殺シリーズ」を彷彿とさせるものが多いための愛称である。
- ピンクエィナ
- 再登場時のエィナのこと。月に眠っていたソルΣグラヴィオンと共に帰還したオリジナルの服装のカラーリングが由来。
- 公式ではなくファンの間で用いられた俗称であり、設定資料集で判明した正式名称は「エィナツヴァイ」。彼女はエィナの記憶も受け継いでいる事から、メンバーからも引き続き「エィナ」と呼ばれている。
- よくてバストアップまでしか見えないスパロボではわからないのだが、放映時にはその衣装から「ハイレグエィナ」という呼ばれ方をしたことも。
- フォリア状態
- スパロボにおいて度肝を抜くサプライズに遭遇して思わず驚愕してしまう状態のことを意味する俗称。主に、もう驚かないと言った直後にもっと凄いものに遭遇して驚いてしまう、というパターンに使われる。
- 元はOG外伝第19話「放たれた凶獣」においてフォリアが見せた一連のシーンから。
- 鰤
- ブルックリン・ラックフィールドの事。愛称の「ブリット」からもじったもの。
- 鰤介
- イングラム・プリスケンの事。前述のブリットの愛称が一般化してからは、これを使う者は少なくなった。
- 没システム
- 発売前情報では実装される予定だったシステムが、製品版で未実装になること。納期の関係で説明書には未実装システムが記載されたままになってしまっているというケースも。代表的な物としては『F&F完結編』のイデバリア、『COMPACT3』のドラグエナジストシステム、『J』の精神コマンド・強化パーツなど。αシリーズ以降はこの事例は確認されていない。
- 没データ
- ゲーム内に存在する、本編では使用されなかったデータ。通常ではまず見る事は出来ない。上記の没システムがそのまま残ってる、なんてことも。Zシリーズには顔グラの没データが非常に多く、中には伏線と取れるものや、シナリオの展開上まず使い道のないものまである。
ま行
- ミストさん
- ミスト・レックスの事。「呼び捨てで呼ぶほど愛着を持てない」という理由から生み出された言葉であり、実質蔑称である。
- 無消費
- ENも弾薬も消費しない武器の事。おもに格闘武器が多い。古い作品ではどの機体も一つは無消費武器を持っているものだったが、最近は無消費武器持ちはレアになりつつある。これは、「ただの剣やパンチには特にエネルギーを消費する理由がない」という考えが当初主流だったためだが、シリーズが進むにつれバランス調整の面に加え、「ただの剣やパンチでも、機体を動かすだけのエネルギーはいるはず」という考えから、かつての無消費武器の大半は、近年の作品では殆どが少量のENを消費するように設定されている。
- また無消費武器でかつある程度の射程を持つ武器は継戦能力が高くなるため、個別武器改造の作品の場合は積極的に改造を進められることも。
- 無双
- 圧倒的な性能や能力を持つ存在が単独で、大勢の敵を事も無げに次々となぎ倒す様を指す。ゲームのみならず漫画・小説においても使われる。
- 元ネタは他社作品の無双シリーズとされるが、スパロボ参戦作品でもガンダムシリーズを題材にした『ガンダム無双』が発売、シリーズ化されている。
- メアリー・スー
- 元はアメリカで生まれた二次創作用語で、『スタートレック』の二次創作小説「A Trekkie's Tale」に登場するオリジナルヒロイン。若年ながらも非常に優秀かつ高い能力を持った人物で、転じて二次創作やクロスオーバー作品において原作キャラ以上に優遇措置を受けるオリジナルキャラの事を指す。
- メイオウ枠
- 上記の「天の~」とほぼ同じ意味。「今作のメイオウ枠」と使われる。
- 命中0%スルー
- 『J』『XO』で採用されている敵ユニットの思考アルゴリズムの俗称。命中率が0%になるプレイヤーユニットを攻撃の対象にしない、というもの。プレイヤーだって同じ考え方をするのだからコンピュータだって同じことしていいはずだということではあるのだが、囮として前線に出すためにユニットの回避性能を強化していくことが無意味になるという不満も多かったのか、それ以後の作品には採用されていない。作品によっては代わりに連続ターゲット補正が採用されていることもある。
や行
- 矢島作戦
- 『L』におけるアパレシオンとEVA初号機のPUに付けられた俗称。アパレシオンのパイロット(ファクター)である矢島英明と、初号機の代名詞ともいえる名場面「ヤシマ作戦」に引っ掛けた名称。
- だが、ギャグ的な呼称に反してお互いの機体特性やボーナスの相性の良さにより、作中トップクラスの射撃能力を誇る凶悪チームである。ただし、初号機は宇宙Bであり後半は宇宙戦になる上に綾波じゃない方のレイが合流するため、このコンビを貫くのは割ときつい、と勘違いされることもあるがアパレシオンは宇宙Aであり、初号機の武器適応も宇宙Aのため、狙撃に特化すれば充分運用できる。綾波じゃないレイと組ませた方が機体が宇宙Bの初号機が助かるのは事実だが。
- なお、『UX』ではアパレシオンとマークジーベンのPUがほぼ同じ特性を発揮するため、これにかけて「真矢島作戦」とつけられている。…が、こちらはマークジーベンが劇場版仕様になると中距離型になる(挙句の果てに必殺技は近距離型)ので余程コンビに拘りがない限りは解消させてあげた方が良い。
- 山田
- 獣神サンダーライガーの俗称。番組タイアップでデビューした同名プロレスラーの本名とされる名前に由来。
- ダイゴウジ・ガイの世を忍ぶ仮の名前と同じ苗字だが、そちらは専らカタカナ表記の「ヤマダ」である。
- 全くの余談だが、そのガイの仮の名前に引っ掛け、ジェニオン・ガイが一部で「ジェニオン・山田」呼ばわりされていることがある。
ら行
- ランカスレイヤー
- 『UX』第23話における飛影とブレラのこと。このシナリオの勝利条件はランカを捕らえているハウンドバジュラのHPを20%以下にする事なのだが、このシナリオでの飛影の出現位置はハウンドバジュラにかなり近い位置になっており、下準備が不完全な状態で飛影が出現した場合、そのままハウンドバジュラをランカ諸共撃墜することが多いことと、Twitter上で連載されている忍者小説「ニンジャスレイヤー」にひっかけて命名された。ブレラは忍者ネタとは無関係でハウンドバジュラからも位置がやや遠目だが、それでも他のバジュラをわざと囮にさせたりしないとすぐにハウンドバジュラに近付く上にボス仕様の圧倒的HP故にハウンドバジュラが優先的にブレラを狙い、反撃→次ターンのブレラの攻撃で確実にランカを落としにかかるので一緒に含まれる。むしろ飛影とは違い、必ず現れるのでランカスレイヤー1号扱いされる事も。
- 乱舞技
- 元は格闘ゲーム「龍虎の拳」の隠し必殺技「龍虎乱舞」に由来。機体の武装バリエーションの一つで、複数種の武器を用いたコンビネーション攻撃を一つの武装として扱ったもの。
- 代表的なものとしてはデスティニーガンダムの「フルウェポン・コンビネーション」やスコープドッグ系の「アサルト・コンバット」など。
- また使用武器の数に関係なく、連続して攻撃を叩きこむようなアニメーション演出に対しても用いられる。特にOGシリーズに顕著。
- 近年増加傾向にある技で、特に原作の武装のみだと火力不足な場合に捏造に近い形で採用されることが多い。
- また設定上の武装が多い機体の場合、武装バリエーションが多すぎて死に武装が生まれることが多いため、複数の武器を一つのアニメーション内に纏めることでデータとしての武装数を削減する場合にも用いられる(ザンボット3のグラップ・コンビネーションなど)。
- リアクト・マシン
- Zシリーズのオリジナルメカのうち、シュロウガ以外のスフィア搭載機のこと。スフィア・リアクターが乗ることが由来。公式には「スフィア搭載機」で一貫しているが、ユーザー間ではこの呼称で周知されている。
- リアルバニシング
- 2006年秋頃から、『ディバインウォーズ』を始めとするゲーム以外の各種メディアにおいてヒュッケバインが一切登場しない事。ヒュッケバインを「リアルバニシングトルーパー」と呼ぶこともある。詳細はヒュッケバイン問題の項目を参照。
- リュウセイ病
- 武装に独特なネーミングセンスで名前をつけ、戦闘中にそれを叫ぶというリュウセイの悪癖の事。ラトやマイ、更にはラトを介してシャイン王女へと広まっており、「リュウセイ病が伝染した」といった使われ方をする。
- ロン毛
- 主にアカツキ・ナガレやクルツ・ウェーバー等のスケコマシや、単に髪の長い男性キャラを指す。詳細はロンゲーズの項目を参照。
わ行
- 若本ボイス
- 若本規夫氏が声を当てたキャラクターの独特な台詞回しのこと。変なところでためたり舌を巻いたり、やたら語尾を延ばす奇妙な叫びを上げたりという特徴がある。
- 氏が担当した「テイルズオブデスティニー2」のキャラクター、バルバトス・ゲーティアの個性的過ぎる演技が有名になったもので、その「ぶるあああああっ!!」というシャウトがもっとも有名。
- 氏の演じるキャラは、ゲームに限らずSound Horizonなどの音楽作品においてもこの点や前述のシャウトを強調されることが多く、スパロボでも同様。中でも『W』のテッカマンオメガや『L』のムーンWILLは特に極端な事例である。詳細は各キャラの名台詞の項を参照のこと。
公式に逆輸入された俗語・俗称
- カッパバイン
- 機体色が緑色であるヒュッケバイン009の事。『OGIN』公式サイトの「ネタバレ!?インスペクター」にて、エクスバインの解説を行った寺田Pがこの俗称に言及している。
- クロスオーバー
- ある作品の登場人物がその作品の設定を保ったまま別の作品に登場する事で、転じて複数の作品を一つの世界観に混在させる事を指す。スパロボシリーズの基本コンセプトにして醍醐味の一つ。近年のシリーズ作品では設定・シナリオ面まで掘り下げられた巧みなクロスオーバーも行われている。
- 俗称の一つではあるが、現在ではほぼ公式の言葉となっている。
- ゴスロリオン
- ページを参照。
- 最弱主人公
- アイビス・ダグラスの事。電撃プレイステーションの『第2次α』の攻略記事で、ライターに散々扱き下ろされたのが由来。『第3次α』の中断メッセージではスレイ・プレスティが言っている。
- 邪神
- 一部でKOS-MOSを指す言葉。『ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸』の限定版に付属した彼女のフィギュアを指す俗称だったが、現在ではモノリスソフト作品の自虐ネタとなり、同社が開発した無限のフロンティアシリーズでもネタにされている。
- スパロボ
- いわずと知れたスーパーロボット大戦シリーズの略称。単にこれだけで使う場合はシリーズそのものの総称であり、特定作品の場合はそのタイトルの「スーパーロボット大戦」の部分をこう略して使用される。
- 王道シリーズの場合は使われないことが多い(第2次スーパーロボット大戦α→第2次α、第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇→第3次Z天獄篇、と略されるため)。
- 聖戦士ショウ=コハ=ザマ
- 『UX』で復帰した後の羽佐間翔子の尊称。UXにてフェストゥム諸共自爆したはずの彼女がバイストン・ウェルに転移して「凄腕の女聖戦士」として名を馳せていたのと、彼女の名前を欧米読みした際の表記(ショウコ・ハザマ)が『聖戦士ダンバイン』の主人公ショウ・ザマと似ていたことから命名された(または単に「コハ」とも)。戦士として成長した彼女の言動、気概は誰も想像できなかっただろう。
- ちなみに、後述のマークデスティニーと同じくスパロボ公式ラジオにおいてパーソナリティである杉田智和氏がその俗称に触れていた。
- 中の人
- 登場人物に声をあてる声優を示すスラング。登場作品か否かに関わらず、同じ声優が声をあてる別の作品のキャラからネタを引いてくる事が往々にしてあり、それは中の人繋がりと呼ばれる。
- 着ぐるみや全身スーツを着ていて、外見から正体が分からない人物のこと。『W』では兜甲児がボン太くんの着ぐるみを着ている人物の正体に感づいた時に、流竜馬が「やめろ、甲児君! 中の人などいない!」と発言する場面がある。また、時獄篇ではフル・フロンタルがやはりボン太くんに対して「中の人」発現をしているが、こちらは大真面目。
- マークデスティニー
- 『UX』でのデスティニーガンダムの事。本編中でデスティニーガンダムが竜宮島で改修を受けたことで、「すでにガンダムじゃなくてファフナーになってるのでは?」といったファン間のネタから。「アスカさん」「飛鳥真」も参照。
- ちなみにスパロボ公式ラジオにおいて杉田氏がこれに言及していた。
- 眼鏡を割る
- 『L』でミハエル・ブラン(ミシェル)を生存させる隠しフラグを意図的に無視すること。原作の悲劇を回避できるスパロボらしい隠し要素のはずなのだが、彼が死なないとクラン・クランがミシェルのVF-25Gを受け継げないため、多くのクラン好きに見殺しにされるはめとなった。なお、この隠しフラグは無意識にプレイしていても簡単に達成できるため、「ミシェルを意図的に殺す方が隠し要素扱い」と言われることさえある。
- ちなみに「眼鏡を割る」の語源は原作で彼の死をイメージさせる描写として、割れた眼鏡が中空に浮かび上がるシーンがあることから。そして、Lの制作チームによる次作『UX』において、ミシェル本人の口から「どうして俺の眼鏡を割ろうとするんだ」というメタ発言が飛び出した。
- ワカメ
- 元々は強烈なソバージュヘアのシャドウミラー総指揮官、ヴィンデル・マウザーの特徴的な髪から彼に対するユーザー間でのネタ的な愛称であった。しかし無限のフロンティアEXCEEDにおいて、彼ほどではないものの同じくソバージュヘアであるアクセル・アルマーに対し、アシェンとハーケンがワカメ呼ばわり。ネタ的呼称がまさかの逆輸入を果たした。他にはこの人がユーザー間でそう呼ばれる事もある。また、ジン・スペンサーは紫ワカメと呼ばれている。
- ちなみにヴィンデルの髪にソバージュがかかったのは実は『OG2』からなので、語源は実質この作品。