ニュートロンジャマー

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ニュートロンジャマー(Neutron Jammer)とは、『機動戦士ガンダムSEED』に登場する装置。略称は「NJ」。

概要[編集]

ザフトによって開発された、全ての核分裂を抑制する装置。モビルスーツを使った局地戦が主流になる設定のために作られた宇宙世紀におけるミノフスキー粒子の立ち位置を担うギミックであり、実体として存在する機械装置故に違反することが出来ない南極条約としての役割も持つ

ニュートロンジャマーはもともとモビルスーツ戦を優位に進めるためにワンセットで開発されていたものであり(そもそもこれくらいの装置がなければ、18m台の的は誘導核ミサイルで簡単に撃破できる)、『ガンダムSEED』におけるルウム戦役にあたる世界樹防衛線では既に使用されている。その後、第一次地球降下作戦がこの装置が未使用であったことから大敗に終わったため、第二次降下作戦の折に投下。地球の地下深くに打ち込まれた。これによって、地上では核兵器・原子力発電所は使用不可になった。また、副作用として通信電波が妨害され、戦況はザフト側に有利となった。

表向きは地球連合軍が起こした「血のバレンタイン」でユニウスセブンコーディネイターの住む農業コロニー)を核攻撃された報復であったが、プラント側は友好姿勢を示す国家にはエネルギー供給を行うプロパガンダを行い、地球圏の国家群を離反させる外交カードとして利用した。その後、地球国家群では大規模太陽光発電技術の普及(そもそもNジャマー投下時には存在したものの、どういうわけか普及しなかった)と、ニュートロンジャマーキャンセラーの入手によってエネルギー不足が解消されるまで地球圏のうち、主に連合加盟国では10億人規模の死者が発生した。

登場作品[編集]

スパロボでは何故か『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』以降が参戦している作品では存在に言及されていない事が多い。コン・バトラーVのように核動力で動くロボットの存在や他作品との設定の擦り合わせの都合もあるためか、存在そのものがオミットされているものと思われる。

αシリーズ[編集]

第3次スーパーロボット大戦α
他のガンダムシリーズが多く参戦している為、その存在意義が危うくなる事から前もって、寺田プロデューサーから「ニュートロンジャマーの扱いが変わる」という発表があった。
実際、フタを開けてみれば、「C.E.世界の兵器だけがニュートロンジャマーの煽りを喰らい、従来の版権作品は何の影響も受けない」という状態だった。
ただし、一応核分裂を利用する核ミサイル等はC.E.U.C.を問わずニュートロンジャマーキャンセラー無しでは使えないようである。

携帯機シリーズ[編集]

スーパーロボット大戦J
「序盤、主人公達プレイヤー部隊が火星に向かうべく地球を出発した直後に打ち込まれ、帰還した際にその事実を知る」という設定。
なお、その中には原子力エンジンで動くコン・バトラーVが混じっているのだが、何ら対策を取っていないにも関わらず、全く問題無く動いている。また、山のバーストンの武装「核ミサイル」も正常に作動する。当初のメインライター降板により混乱を極めた『J』のシナリオ制作状況を鑑みて、どちらも単純に設定をし忘れた可能性が高い。
スーパーロボット大戦W
第2部ではニュートロンジャマーの影響で世界中で電力不足が起きている描写があるが、そんな状況下において日本だけはゲッター線光子力エネルギー電力をまかなっている。

単独作品[編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
山のバーストンの武装「核ミサイル」が、ニュートロンジャマーの影響で使用不可となっている描写が存在する。

関連用語[編集]

ニュートロンジャマーキャンセラー
略称「NJC」。その名の通り、ニュートロンジャマーの効果を無効化する。
ニュートロンスタンピーダー
NJCの存在により、代わって『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で登場。ニュートロンジャマーとは逆に、核反応を暴走させて核爆発させる。スパロボでは現在『Z』のみの登場となっている。

余談[編集]

  • ニュートロンジャマーが抑制するのは「核分裂」であり、「核融合」への影響は無い
    • また、「C.E.世界では核融合炉の実用化に失敗しており、戦艦の推進装置として核融合パルスが使用されている」という設定である。
    • そのため、設定上では「核融合」を基本動力とする宇宙世紀未来世紀の機動兵器には効果が無い。
    • 第3次α』でニュートロンジャマーの扱いが非常に軽いのは、このためと思われる(核融合の小型化が実用化されているので、地球に打ち込まれたところでエネルギー問題に発展しない可能性が高い)。
  • ニュートロンジャマーは、高山瑞穂氏の漫画作品『機動戦士ガンダムALIVE』(SRW未参戦)にも登場している。こちらでは「敵が使用した核兵器を止めるために使用」されている。

脚注[編集]


資料リンク[編集]