チュアチュリー・パンランチ

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チュアチュリー・パンランチ
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 富田美憂
デザイン
初登場SRW スーパーロボット大戦Y
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
愛称 チュチュ
種族 地球人(アーシアン)
性別
所属

アスティカシア高等専門学園

  • パイロット科
学年 1年
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チュアチュリー・パンランチは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

アスティカシア専門高等学園地球寮に所属するMSパイロット。学籍番号は「MP039」。

巨大なピンク色のお団子髪(シニヨン)が特徴の女子生徒。一人称は「あーし」で、愛称は「チュチュ」。地球寮ではスレッタ・マーキュリーが来るまでは唯一のパイロットであった。

血の気が多く強気な性格で、口より先に手が出てしまうことも多い。アーシアンを差別するスペーシアンに対する不満から人一倍スペーシアンへの嫌悪感が強い一方、打ち解けた人間に対して面倒見がよく、嫌っている相手でも本当に危険な状況では手を差し伸べるなど本質的には正義感が強い。

スレッタやミオリネ・レンブランに対しても出逢った当初は喧嘩腰で接していたが、学園内でのスレッタの立場が自分たちと同じであると知った事で和解し、地球寮への入寮を認めた。

搭乗機は自身専用にカスタマイズされたデミトレーナー。地球寮の深刻な財政難でロクな近接武器を装備できないことや破損を最小限に抑え修理を免れる為、気性に反した一撃離脱の射撃戦(狙撃)を不本意ながら強いられている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Y
初登場作品。担当声優の富田美憂氏も本作でSRW初参加となる。
CHAPTER 02でスレッタと共に自軍入りするが、サブキャラとしては珍しく比較的会話での出番が多く、DLCを含め強制出撃の機会も多い部類。
初参戦だからかスレッタと並んでミオリネとの掛け合い等本作でのみ聞ける台詞もかなり力が入っており、ステータスも当初から突撃を覚えているため、狙撃型の乗機と相性が良い。
ただ乗機の性能は全体で見てもかなり低い部類の上に強化・乗り換え先も無いため、主力として使いたいならスキル育成や強化パーツでしっかり補強してやる必要がある。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

Y
突撃気合必中不屈加速熱血
その性格に恥じない「突撃」「加速」を取り揃えている。遠距離に陣取ってのアウトレンジ戦ではなく、敵の最大射程ギリギリを読んで走り回る運用を求められる。
また受けに関しては「不屈」しかなく、連続で狙われると防戦にSPを食われて攻勢に回り難くなる。できれば自前の精神コマンド以外でのフォローが欲しい。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

Y
底力L6、援護攻撃L2、サポートアタック気力+(ATK)
狙撃型の機体のパイロットだが、ヒット&アウェイは初期所持していないが、修得させれば「突撃」の分のSPを節約する機会が増える。
底力のレベルは高めだがこれでも敵の攻撃を捌き切るのは困難。しかし援護攻撃とサポートアタックも揃えているため、援護防御を持つ味方や戦艦と足並みを揃えて動くと上記の難を補いやすく、総火力にも貢献していける。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

気力120以上で敵対軍勢のフェイズ時、与ダメージ1.3倍、クリティカル率+20%
Yで採用。
気力制限こそ付いているものの、『T』までのカミーユのエースボーナスから与ダメージ倍率を更に高くした互換とかなり強力な効果。「令和のカミーユ」ネタ(余談参照)を意識したものだろうか。
反撃でのみ機能するが、本作の敵AIは可能な限り射程1に接近しようとするため闇雲に突っ込ませても低威力の武器でしか反撃できず、また上記の通り耐久力に難を抱えているため使いこなすにはかなりの工夫が必要。
逆に、準備をしっかり整えていればこのエースボーナスのお陰でチュチュでも単機無双が可能な程化ける。
アシストクルーのチェーンがRANK4になると「集中」が追加されるため、うまく組み合わせたい。また、DLC①を適用すれば追加アシストクルーのドロシーが最初から「鉄壁」を使え、更にRANK4で「集中」が追加されるので、チュチュにとって最適なアシストになる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

家族[編集 | ソースを編集]

アーシアンの採掘労働者達
親代わりとして学園の入学を支援してくれた彼らに感謝している。

アスティカシア学園[編集 | ソースを編集]

地球寮[編集 | ソースを編集]

スレッタ・マーキュリー
水星出身の地球寮のエース。入寮後は年下でありながら自分を「チュチュ先輩」と呼ぶよう要求する。
ミオリネ・レンブラン
株式会社ガンダム設立の際に一悶着あるも、医療事業に関わるという件に賛同する。
ニカ・ナナウラ
彼女を「ニカ姉」として慕っている。
マルタン・アップモント
地球寮の寮長。
ヌーノ・カルガンオジェロ・ギャベルティル・ネイスリリッケ・カドカ・リパティアリヤ・マフヴァーシュ
同じ地球寮のメンバー達。

グラスレー寮[編集 | ソースを編集]

シャディク・ゼネリ
決闘(集団戦)でスレッタと共に戦うことになる。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

シン・アスカ
『Y』ではスレッタ共々一緒に行動する機会が多い。
ヒイロ・ユイ
『Y』ではエーアデントの第一課でのチュチュの助手的ポジション。曰く「全然文句言わねーから、重宝してる」。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

オオタキファクトリー
『Y』ではエーアデントでのチュチュの仕事先で、元々地球で似た様な仕事をしていたチュチュにとってはかなり働きやすい環境の様子。

リアル系[編集 | ソースを編集]

紅月カレン
苛烈な性格や、『苦しい立場を強いられている故郷のために奮闘する』という境遇が似ており、彼女のことを「姉御」と呼んで慕っている。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

ノーヴィー・ディッケンス
『Y』のDLCミッション「エーアデント・スポーツの祭典」では野球大会でチームの代打に志願したチュチュを「何故かバットが似合いそう」と評している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「誰の想いも背負ってない奴が、邪魔してんじゃねぇぇぇぇぇっ!!」
第4話。『水星に学校を作りたい』という夢のために頑張るスレッタに対して、実習の妨害を繰り返し、彼女を泣かせて嘲笑っていた女子2人組の一方に対し、渾身の右ストレートを打ち込んだ直後の台詞。ちなみに、もう一方もチュチュが鉄拳制裁を下している。
「あんのクソスペわがまま女~!」
第8話。地球寮がまるっと株式会社ガンダム設立に巻き込まれてしまった後、巻き込んだ元凶のミオリネ・レンブランを指しての陰口。「クソスペ」が指すのは「スペック」ではなく「スペーシアン」だと推測される。ミオリネが父デリング・レンブランに対しての罵倒で使った「ダブスタクソ親父」とどこか似ているワードであり、実際ミオリネもデリングと似ている所が発露された結果がこの陰口なのはなんともはや。
「『地球寮ナメんな』っつったろ、バーカ……!」
第9話。スレッタエアリアルを追い詰めた、シャディクの駆るミカエリスに対し、死角からの狙撃で側頭部を撃ち抜き、頭部アンテナを破壊したときの一言。チュチュのデミトレーナーを始め、地球寮のMSは全機が頭部以外を損傷しており、満足に戦えない状態ではあったものの、ルール上は『決闘への参加資格は消失していない』という状態で、相手チームから戦力外と軽んじられて、捨て置かれていた。そこで、デミトレーナーを他の地球寮メンバーのザウォートが支え、ティルの合図に合わせて地球寮の総力を掻き集めて渾身の一撃を放つことで、見事に勝利をもぎ取った。
この時のチュチュは瞳を潤ませ、口元に笑みを浮かべていた。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「世界と人類のため? だったらおめえが消えろ!」
シロッコとの特殊戦闘台詞。本作のシロッコはこう言いながらデビルガンダムを利用しようとする、シャアに代わってアクシズ落としを実行する等、かなり迷惑な事をしでかしまくっており、革命戦争で命を懸けて戦い散っていった指導者達を見下すその唯我独尊ぶりなので元々血の気が多いチュチュでもこう言いたくなるのは分からなくもない。
「デビルガンダムの復活なんてさせるかってーの!」
デビルガンダムとの特殊戦闘台詞。
「来やがれ、怪獣遣い!四人まとめてぶっ倒してやる!」
ガギュラとの特殊戦闘台詞。

シナリオデモ[編集 | ソースを編集]

「それが今さら、のこのこと…。何しに来やがった」
ニカ「チュチュ…!」
「だってニカ姉!シャアもミリアルドも、地球のあーしらにとっちゃ…!」
ノイン「それならば、これからのゼクスの事を見て欲しい」
「罪滅ぼしでもするってのか?」
『Y』の「赤い彗星の襲来」より。Yzネクストに合流したシャアや生きていたゼクスを見て憤るも、ノインに諭されて彼らの仲間入りを受け入れる。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

デミトレーナー チュチュ専用機
デミトレーナーを改造した自身の専用機。
デミバーディング
ブリオン寮から提供された次世代コンセプトモデル。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 気性の荒さと第4話での他の生徒と起こした乱闘騒ぎから、放送当時に「令和のカミーユ」と評す声が多く見られていた。
    • 尤も、八つ当たり的に問題行動を起こすカミーユと比べて、チュチュの場合は義侠心を前提にした行動であり本質的には異なる。
  • 自分の頭ほどもある巨大なシニヨンが目を引くが、パイロットスーツを着る際はどのようにしているのかと話題になったが、後にアンダーウェアで強引に抑え込んで物理的におかしいレベルで圧縮しているという設定と描写が明らかとなった。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

GUNDAM:チュアチュリー・パンランチ